JP6407627B2 - 高伸縮性を有するフィット性に優れたゴルフ用手袋 - Google Patents

高伸縮性を有するフィット性に優れたゴルフ用手袋 Download PDF

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Description

本発明は、ゴルフ用の手袋、詳しくは、高伸縮性を有し、使用する際、着用汎用性のあるゴルフ用の手袋に関する。
ゴルフをプレーする際は、クラブを握ってスイングするが、手は手袋を介してクラブ(クラブのグリップ部)と握られるので、両者間に介在する手袋のグリップ性能が極めて重要である。
その一つとして、クラブを握った場合、手袋が滑らないことが重要なポイントとなる。
そのため、手袋の素材に改良が加えられており、新しい、ゴルフ用の手袋が数多く市場に出回っている。
また、ゴルフ用の手袋は複数の布切れを縫合により縫い合わされて製造されるので、縫い合わせのパターンによりにグリップ性が大きく影響する。
このような素材と縫い合わせパターンによりグリップ性を向上させたものとして、例えば、引用文献1〜引用文献4のようなものが市場に提供されている。
これらは、グリップ性は良くなるものの、顧客のサイズに合わせるため、寸法別、例えば、その大きさは小、中、大、或いは22cm、23cm、26cm等のように分けて販売されるものである。
したがって、顧客ニーズに合わせるには、販売店としては各サイズの大きさに合わせた製品を数多く用意をしておくことが必要であり、在庫が増え、保管費用も嵩むこととなる。
また、使用者は、多くのサイズから自分に合ったものを選択することが必要であり、逆に言うと、それが極めて面倒である。
一方、顧客はたとえ最適なものを選んだと思っても、実際に着用してみると、指の部分が短かったり、或いは、手の平の部分が狭かったり、親指と人差し指の間隔が短かったりすることが多く、必ずしも最適なものを選ぶことは簡単ではない。
ところで、ゴルフスイングにおいて、ゴルフクラブを握った際、そのグリップ部と手とが一体化することが必要であるといわれている。
これが、十分でないと、インパク時にグリップに緩みが生じ、飛距離が出なく、また正確な打球の方向性が期待できない。
具体的にいうと、ゴルフクラブを握った場合(ここでは左手で握る場合を想定する)、その多くは、インターロック方式を取るので、左手の人差し指部と右手の小指とを絡ませて握ることとなる。
そのため、左手の人差し指部と右手の小指(詳しくは小指の先)とのフィット性が極めて重要となるが、このような点に配慮を加えた手袋はいまだ提供されてない。
確かに、特許文献5には、人差し指防滑薄片の第2関節位置に切欠部を形成して伸縮生地を露出させたゴルフ用手袋が記載されている。
しかし、この切欠部の伸縮生地はあくまでも、クラブを握った際に生じる皺の発生を抑止するためのものである。
この伸縮生地の部分は縫着した防滑薄片に囲まれて孤立しているので、先述したようにゴルフクラブを握った際、左手の人差し指部と右手の小指とのフィット性という観点からは、十分な効果が発揮できない。
このようなことからゴルフ用手袋Gとして、伸縮性に富み且つ人差し指部と右手の小指とのフィット性の優れたものが要望されていた。
特許第4027493号 特許第3677420号 特許第4282210号 特開2001−619号 国際公開番号WO99/55433
本発明は以上のような諸事情を背景になされたものである。
すなわち本発明の目的は、人差し指部と右手の小指とのフィット性の優れたゴルフ用手袋を提供することであり、更なる目的は伸縮性に優れたゴルフ用手袋を提供することである。
上記課題を解決するため、人差し指の第1関節部の中指側の合成皮革部の一部に、手の平部の高伸縮布部と連絡される半円形状の高伸縮布部を設けることにより、少なくとも人差し指部と右手の小指とのフィット性がよりよく発揮できることを見出し、この知見をもとに本発明のゴルフ用手袋Gの完成に至った。
即ち、本発明は、(1)、滑り止め機能を有する合成皮革部Bと伸縮機能を有する高伸縮布部Aとよりなるゴルフ用手袋Gであって、手掌部1と手甲部2と親指部3、人差し指部4と、中指部5と、薬指部6と、小指部7と、手側面部とよりなり、当該人差し指部4の手掌側において、その付け根から指先端部の一部を残して手前までを合成皮革部Bとし、それ以外の人差し指部4は高伸縮布部Aとし、且つ人差し指部4の第2関節部の中指側の合成皮革部B一部に前記高伸縮布部Aと連絡される半円形状の高伸縮布部Aを設けたゴルフ用手袋Gに存する。
即ち、本発明は、(2)、人差し指部4と、中指部5と、薬指部6と、小指部7の手甲側を高伸縮布部Aとし、且つ中指部5と、薬指部6と、小指部7の各手掌側の第2関節当接位置を高伸縮布部Aとし、前者と後者の両高伸縮布部Aが連絡されている上記(1)記載のゴルフ用手袋Gに存する。
即ち、本発明は、(3)、親指部3の付け根周囲部に高伸縮布部A(A5)を細幅で弧状に設け且つ親指部の人差し指側を高伸縮布部Aとした上記(1)記載のゴルフ用手袋Gに存する。
即ち、本発明は、(4)、手掌側の人差し指部4と、中指部5と、薬指部6と、小指部7の各指寄り位置に手掌を横断する高伸縮布部Aを細幅に設けた上記(1)記載のゴルフ用手袋Gに存する。
即ち、本発明は、(5)、手側面部に高伸縮布部A(A6)を細幅に設けた上記(1)記載のゴルフ用手袋Gに存する。
即ち、本発明は、(6)、各高伸縮布部Aが連絡されている上記(1)記載のゴルフ用手袋Gに存する。
即ち、本発明は、(7)、手甲部を合成皮革部Bとし、その一部に面ファスナを有する合わせ部を設け、この周囲に高伸縮布部Aを細幅に設け、当該高伸縮布部Aが、他の高伸縮布部Aとは孤立したものとなっている上記(1)記載のゴルフ用手袋Gに存する。
なお、本発明の目的に沿ったものであれば上記(1)から(7)を適宜組みあわせた構成も採用可能である。
1) 滑り止め機能を有する合成皮革部Bと伸縮機能を有する高伸縮布部Aとよりなるゴルフ用手袋Gであって、手掌部1と手甲部2と親指部3と、人差し指部4と、中指部5と、薬指部6と、小指部7とよりなり、当該人差し指部4の手掌側において、その付け根から指先端部の一部を残して手前までを合成皮革部Bとし、それ以外の人差し指部4は高伸縮布部A1とし、且つ人差し指部4の第2関節部の中指側の合成皮革部B一部に前記高伸縮布部Aと連絡される半円形状の高伸縮布部A2を設けたので、左手の人差し指部4と右手の小指とのフィット性が極めて優れたものとなる。
そのため、クラブを握った際、手とグリップが一体化され、ショットする場合のインパクト時もグリップの緩みがない。
2) 本発明のゴルフ用手袋Gは、人差し指部4と、中指部5と、薬指部6と、小指部7の手甲側を高伸縮布部A3とし、且つ中指部5と、薬指部6と、各手掌側の第2関節当接位置を高伸縮布部A4とし、両高伸縮布部A(A3、A4)が連絡されていることで、左手の人差し指部4と右手の小指とのフィット性が極めて優れたものとなる上に、各指が大きく内側に曲がり、グリップがし易い。
また両高伸縮布部A(A3、A4)が連絡されていることで、各指部の第2関節から先の部分が容易に伸びることができる。
そのため、自分の各指(計4本)の長さの比率が同じ状態のまま、全体的にそのまま指方向に逃せるので、指部分の装着性が極めて優れたものとなる。
3) 親指部3の付け根周囲部に高伸縮布部A(A5)を細幅で弧状に設け且つ人差し指側を高伸縮布部Aとしたことにより、親指部3が長さ方向に伸縮自在となる。
特に、プレーする者によって、親指を伸ばすロングサム方式のグリップを使う人が多く、この場合、親指部3全体が十分伸びるためそのように握り易い。
4) 手掌側の人差し指部4と、中指部5と、薬指部6と、小指部7の各指寄り位置に手掌を横断する高伸縮布部A6を細幅に設けたことにより、掌の縦方向の長さが伸縮自在となる。
そのため、自分の各指(計4本)の長さの比率が同じ状態のまま、全体的にそのまま指方向に伸ばせるので、指部分の装着性が極めて優れている。
5) 手側面部に高伸縮布部A(A7)を細幅に設けたことにより、手幅が伸びて広がり手口部も広がる。そのため装着する際に、極めてスムースに装着できる。
6) 各高伸縮布部A(A1〜A7)が連絡されていることにより、あらゆる方向の伸縮が可能である。
従って、人により、手の形やバランスが異なっていても十分対応することができる。
7) 手甲側を合成皮革部Bとし、その一部に面ファスナFを有する合わせ部21を設け、この周囲に高伸縮布部Aを細幅に設け、当該高伸縮布部Aが、他の高伸縮布部Aとは孤立したものとなっているので、手の大きさ、特に手の厚み方向に伸縮自在であり、手掌にもフィット性が良い。
上記各要件をすべて備えることによって、あらゆる方向の伸縮性が発揮でき、従来のように数多くの手袋から選択するような造作が不必要となる。
例えば、人差し指部4と、中指部5と、薬指部6と、小指部7が大きく内側に曲がり、また各指部の第2関節から先の部分が容易に伸び、親指部3全体が十分伸び、自分の各指(計4本)の長さの比率が同じ状態のまま、全体的にそのまま指方向に伸ばせ、更に手の大きさや手の厚み方向に伸縮できる。
このような伸縮性(指の太さ、指の長さ、掌(甲)の大きさ、掌(甲)の厚さ)が発揮でき、その結果、汎用性があるものとなる。
従来のように、種々のサイズのゴルフ用手袋Gを用意しておくことも必要がなく、一方では、また顧客(使用者)は、多くのサイズから自分に合ったものを選択する煩わしさがなくなる。
図1は、本発明の実施の形態を示すゴルフ用の手袋の手掌側の図である。 図2は、本発明の実施の形態を示すゴルフ用の手袋の手甲側の図である。 図3は、本発明の実施の形態を示すゴルフ用の手袋の手甲側の面ファスナを有する合わせ部を開いた図である。 図4は、本発明のゴルフ用手袋Gを使ってクラブのグリップを握った状態を示す図である。 図5は、手掌側において、人差し指部と、中指部と、薬指部と、小指部とが全体となって長さ方向に伸びる状態を示す図である。 図6は、手掌側において、人差し指部と、中指部と、薬指部と、小指部とが個々に伸びる状態を示す図である。 図7は、手掌側において、親指全体が付け根部から個々に伸びる状態を示す図である。 図8は、手甲側において、合わせ部の周囲が伸びる状態を示す図である。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
滑り止め機能を有する合成皮革部Bと伸縮機能を有する高伸縮布部Aとよりなるゴルフ用手袋Gであって、手掌部1と手甲部2と親指部3と、人差し指部4と、中指部5と、薬指部6と、小指部7とよりなり、当該人差し指部4の手甲側において、その付け根から指先端部の一部を残して手前までを合成皮革部Bとし、それ以外の人差し指部4は高伸縮布部Aとし、且つ人差し指部4の第2関節部の中指側の合成皮革部B一部に前記高伸縮布部Aと連絡される半円形状の高伸縮布部A(A1)を設けたことを特徴とするゴルフ用手袋G。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態を示すゴルフ用の手袋の手掌側の図である。
図2は、本発明の実施の形態を示すゴルフ用の手袋の手甲側の図である。
図3は、本発明の実施の形態を示すゴルフ用の手袋の手甲側の面ファスナを有する合わせ部を開いた図である。
この本実施の形態におけるゴルフ用として使用するゴルフ用手袋Gは、材質的に言うと、合成皮革部Bと高伸縮布部Aとよりなる。
合成皮革部Bは、合成皮革よりなる部分であり、主として滑り止め機能を有し、一方、高伸縮布部Aは、高伸縮編よりなる部分で高い伸縮機能を発揮する。
ゴルフ用手袋Gは手掌部1と手甲部2と親指部3と、人差し指部4と、中指部5と、薬指と、小指部7とよりなる。
ゴルフ用手袋Gは、特に人差し指部4に優れた特徴があるので、これについてまず述べる。
本発明のゴルフ用手袋Gは人差し指部4の手掌側において、その付け根から指先端部の一部を残して手前までが合成皮革部Bとなっている。またそれ以外の人差し指部4は高伸縮布部A(A1)となっている。
更に、人差し指部4の第2関節部の中指側の合成皮革部B一部に半円形状の高伸縮布部A(A2)を設け、それ以外の人差し指部4の高伸縮布部A(A1)と連絡している。
図4は、本発明のゴルフ用手袋Gを使ってクラブのグリップ部(例えばドライバーDのグリップ部)を握った状態を示す図である。なお、実線は右手に装着されているゴルフ用手袋G、また一点鎖線は左手Hを示す。
図に示すように、手Hで握る場合を想定していうと、クラブのグリップ部に手の掌の部分を当て、下から左手の4本の指で握る。
この時、親指は、ゴルフクラブのグリップ部に沿って真上から当接される。
右手は、その親指の付け根の部分(母指球)が左手の親指の上に置かれ、親指の先はグリップ部に当接する。
そして、右手小指7Aは、左手人差し指部4の第2関節位置に当接する。
本発明の人差し指部4の第2関節の位置には、このように半円形状の高伸縮布部A(A2)が設けられているので、右手小指7Aを、この左手の人差し指部4の第2関節位置に当接すると、右手小指7Aの先がそこに、嵌まり込む状態となる。
そして右手小指7Aの第2関節の部分は、人差し指部4の高伸縮布部A1の領域に当接する。
このようなグリップ状態となるので、左手の人差し指部4と右手小指7Aとのフィット性が極めて良くなるのである。
右手小指7Aの先が半円形状の高伸縮布部A(A2)に嵌まり込むことで、左手の人差し指部4と右手小指7Aとが一体化し滑りが全くなくなる。
また本発明のゴルフ用手袋Gは人差し指部4と、中指部5と、薬指部6と、小指部7の各手甲側が高伸縮布部A(A3)となっている。
ゴルフではクラブを握った際に、ゴルフ用手袋Gの手甲側が伸びないと、突っ張りが生じ的確なグリップができない。
このように、手甲側の4つの各指部が高伸縮布部A(A3)となっているので、グリップした場合にも曲がりに応じて伸びることができる。
また、中指部5と、薬指部6と、小指部7の各手掌側の第2関節位置を高伸縮布部A(A4)としており、両高伸縮布部A(A3、A4)が連絡されている。
このように両高伸縮布部A(A3、A4)が連絡されていることで、これら各指部の第2関節から先の部分が長さ方向に容易に伸びることができる。
また、親指部3の付け根周囲部に高伸縮布部A(A5)を細幅で弧状に設け且つ人差し指側を高伸縮布部Aとしている。
そのため、親指部3は全体が長さ方向に伸びることができる。
特に、プレーする者によって、親指を伸ばしてグリップする、いわゆるロングサム方式のグリップを使う人が多く、この場合、親指部3が十分伸びるため的確なグリップが容易にできる。
手掌側の人差し指部4と、中指部5と、薬指部6と、小指部7の各指寄り位置に手掌を横断する高伸縮布部A(A6)を細幅に設けたことにより、掌の長さが縦方向に伸びる。
人差し指部4と、中指部5と、薬指部6と、小指部7を一体にして伸ばすことができる。
勿論、前述したように、各手掌側の第2関節位置が高伸縮布部A(A4)となっているので、更に各指部を個別に伸ばすことも可能である。
指の長さのバランスが異なっても、或いは手掌の長さが異なっても十分対応することができるメリットがある。
手側面部に高伸縮布部A(A7)を細幅に設けたことにより、手幅が伸びて広がり手口部も広がる。そのため装着する際に、極めてスムースに装着できる。
本発明のゴルフ用手袋Gは高伸縮布部A(A1〜A7)が連絡されていることにより、あらゆる方向の伸縮が可能である。
従って、人により、手の形やバランスが異なっていても十分対応することができる。
手甲側を合成皮革部Bとし、その一部に面ファスナFを有する合わせ部21を設け、この周囲に高伸縮布部A(A8)を細幅に設けている。
そして、この細幅の高伸縮布部A(A8)は、手口部に開放されている。
なお、この高伸縮布部A(A8)の細幅の部分の内側は、合成皮革部Bとなっている。
このように、この細幅の高伸縮布部A(A8)は、他の高伸縮布部A(A1〜A7)とは孤立したものとなっているので、幅方向に伸縮するだけでなく、合わせ部21を摘まんで、手口側に引くと、大きく伸びることができ、伸びる方向の自由度も高いものとなっている。
特に手の甲が高い人には、伸びの自由度が高いので甲回りがフィットし快い装着感が得られるのである。
面ファスナFを有する合わせ部21を開き、手袋の手口部を大きくしてから手を装着するが、合わせ部21による幅の調整も可能ではある。
しかし、一旦、手をゴルフ用手袋Gに装着した後は、この細幅の高伸縮布部A(A8)が手の大きさに馴染むように有効に作用する。
本発明のゴルフ用手袋Gは、以上説明したような構成であるが、これらの構成をすべて備える構成、すなわち、人差し指部4の手掌側において、その付け根から指先端部の一部を残して手前までを合成皮革部Bとし、それ以外の人差し指部4は高伸縮布部A(A1)とし、且つ人差し指部4の第2関節部の中指側の合成皮革部B一部に前記高伸縮布部Aと連絡される半円形状の高伸縮布部A(A2)を設け、且つ、人差し指部4と、中指部5と、薬指部6と、小指部7の手甲側を高伸縮布部A(A3)とし、且つ中指部5と、薬指部6と、小指部7の各手掌側の第2関節当接位置を高伸縮布部A(A4)とし、両高伸縮布部A(A3、A4)が連絡されているようにし、且つ、親指部3の付け根周囲部と人差し指側を高伸縮布部A(A5)とし、且つ、手掌側の人差し指部4と、中指部5と、薬指部6と、小指部7の各指寄り位置に手掌を横断する高伸縮布部A(A6)を細幅に設け、且つ、手側面部に高伸縮布部A(A7)を細幅に設けた、且つ各高伸縮布部A(A1〜A7)を連絡し、且つ、手甲側を合成皮革部Bとし、その一部に面ファスナを有する合わせ部を設け、この周囲に細幅に高伸縮布部A(A8)を設け、この高伸縮布部Aは、当該高伸縮布部Aが、他の高伸縮布部Aとは孤立したもの、とすることにより、指の太さの方向に伸縮自在であり、指の長さ方向に伸縮自在であり、手の幅方向に伸縮自在となり、手の長さ方向に伸縮自在となり、手の甲の厚さ方向に伸縮自在となり、各伸縮性(指の太さ、指の長さ、掌(甲)の大きさ、掌(甲)の厚さ)が個々に或いは同時に発揮でき、フィット性の優れたものとなる。
この場合、あらゆるサイズの手に合わせることができるので汎用性が高く、顧客ニーズに合わせるため、販売店としても各サイズの大きさに合わせた製品を数多く用意をしておく必要はなく、在庫が少なくてすみ、また保管費用も嵩まない。
また、使用者にとっても、多くのサイズから自分に合ったものを選択するという煩わしさから解放されるのである。
図5〜図8は、本発明のゴルフ用手袋Gの伸縮作用を説明する図である。
図5は、手掌側において、人差し指部4と、中指部5と、薬指部6と、小指部7とが全体となって、一点鎖線に示すように、長さ方向に伸びる状態を示す。
図6は、手掌側において、一点鎖線に示すように、人差し指部4と、中指部5と、薬指部6と、小指部7とが個々に伸びる状態を示す。
図7は、手掌側において、一点鎖線に示すように、親指全体が付け根部から個々に伸びる状態を示す。
図8は手甲側において、一点鎖線に示すように、合わせ部の周囲が伸びる状態を示す。
図の矢印で示すように、本発明のゴルフ用手袋Gは各部分に高伸縮布部Aを設けているので、その配置に応じて伸縮性が発揮できる。
ところで、本発明のゴルフ用手袋Gにおいて、合成皮革部Bは、天然皮革を含む意味で使用しているが、これらはグリップした場合に、滑らない材料であることが好ましく、また耐摩耗性に優れていることが好ましい。
この合成皮革部Bは、高伸縮布部Aより腰〈剛性〉があるので、手袋を保形する役割をも有する。
また高伸縮布部Aとしては、高伸縮糸を使って編成した編地、或いは、高伸縮糸を使って織成した織地が採用される。
採用される高伸縮糸としては、例えば、PTT複合繊維やポリウレタン繊維が好ましく使用される。
以上、本発明をその実施の形態を例に説明したが、本発明は要旨の変更のない限り、実施の形態のみに限定されるものではなく多様な変形例が可能である。
例えば、人差し指部4に設けた半円形状の高伸縮布部Aは、半円形状に限らず、半多角形状でも矩形でも採用可能である。
また例えば、高伸縮布部Aを更に部分的に設けていることにより手袋自体が全体的に伸縮性を有するようにすることも当然可能である。
本発明のゴルフ用手袋は、滑り止め機能を有する合成皮革部と伸縮機能を有する高伸縮布部とよりなるゴルフ用手袋であって、手掌部と手甲部と親指部と、人差し指部と、中指部と、薬指部と、小指部とよりなり、当該人差し指部の手掌側において、その付け根から指先端部の一部を残して手前までを合成皮革部とし、それ以外の人差し指部は高伸縮布部とし、且つ人差し指部の第2関節部の中指側の合成皮革部一部に前記高伸縮布部と連絡される半円形状の高伸縮布部を設けたので、左手の人差し指部と右手の小指とのフィット性が極めて優れたものとなる。
そのため、クラブを握った際、手とグリップが一体化され、ショットする場合のインパクト時もグリップの緩みがない。
そして本ゴルフ用手袋は、汎用性があることを利用する限り、他のスポーツ用の手袋に適用することが可能である。
1…手掌部
2…手甲部
3…親指部
4…人差し指部
5…中指部
6…薬指部
7…小指部
7A…小指
G…ゴルフ用手袋
A(A1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8)……高伸縮布部(高伸縮性布部)
B…合成皮革部
H…手
D…ドライバー
F…面ファスナ

Claims (7)

  1. 滑り止め機能を有する合成皮革部と伸縮機能を有する高伸縮布部とよりなるゴルフ用手袋であって、手掌部と手甲部と親指部と、人差し指部と、中指部と、薬指部と、小指部と、手側面部とよりなり、当該人差し指部の手掌側において、その付け根から指先端部の一部を残して手前までを合成皮革部とし、それ以外の人差し指部は高伸縮布部とし、且つ人差し指部の第2関節部の中指側の合成皮革部の一部に前記高伸縮布部と連絡される半円形状の高伸縮布部Aを設けたことを特徴とするゴルフ用手袋。
  2. 人差し指部と、中指部と、薬指部と、小指部の手甲側を高伸縮布部とし、且つ中指部と、薬指部と、小指部の各手掌側の第2関節当接位置を高伸縮布部とし、前者と後者の両高伸縮布部が連絡されていることを特徴とする請求項1記載のゴルフ用手袋。
  3. 親指部の付け根周囲部に高伸縮布部を細幅で弧状に設け且つ親指部の人差し指側を高伸縮布部としたことを特徴とする請求項1記載のゴルフ用手袋。
  4. 手掌側の人差し指部と、中指部と、薬指部と、小指部の各指寄り位置に手掌を横断する高伸縮布部を細幅に設けたことを特徴とする請求項1記載のゴルフ用手袋。
  5. 手側面部に高伸縮布部を細幅に設けたことを特徴とする請求項1記載のゴルフ用手袋。
  6. 各高伸縮布部が連絡されていることを特徴とする請求項1記載のゴルフ用手袋。
  7. 手甲部を合成皮革部とし、その一部に面ファスナを有する合わせ部を設け、この周囲に高伸縮布部を細幅に設け、当該高伸縮布部が、他の高伸縮布部とは孤立したものとなっていることを特徴とする請求項1記載のゴルフ用手袋。
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