JP3122714U - 指先開放型手袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】指先開放型手袋において、手袋としての装着感を害したり見栄えを悪くしたりすることなく、手袋を脱ぎやすくできるようにする。
【解決手段】掌面1B側に対し、互いに平行する4指の指通し部分3〜6に交差する方向で紐状片15の両端部を離反させて固定することにより輪部を形成させた指掛け用輪部7が設けられている。
【選択図】図1

Description

本考案は、指先開放型手袋に関するものである。
例えばオートバイや自転車を運転するとき等によく使用される、指先が開放されたタイプの手袋では、手に嵌めた状態から脱ぐとき、手袋に指先がないが故に掌面の手首寄りとなる袂を摘んで指先方向へ引き出すようにしがちである。そのため、脱いだ後の手袋は裏返った状態になってしまうことが多い。
そこで、4指分の指通し部分について、隣接するものの各先端(指先の開放端)を互いの股間を跨ぐような状態で繋ぎ紐で連結し、この繋ぎ紐へ指を掛けられるようにした手袋が提案されている(特許文献1等参照)。
実開平6−30116号公報
上記従来の手袋では、相隣関係にある指通し部分と指通し部分との間を繋ぐ状態で繋ぎ紐が存在するので、この手袋を手に嵌めたとき、どうしても指側面に違和感やゴワツキ感が生じ、嵌め心地を不快にさせる傾向にあった。また、繋ぎ紐が指の第2関節横へ突出するような状態になるので、見栄えも悪いという問題もあった。
のみならず、肝心の操作性についても、指と指との股間部分を広げるようにしつつ、この股間部分(それも奥方寄り)へ他方の手の指先を差し入れるようにしなければ繋ぎ紐へ指を掛けることができないため、使い勝手が悪いという問題があった。本来、手袋を脱ぐ行為は、オートバイや自転車の運転後、肉体的に疲労し握力が弱っている状況下で行うことを加味すれば、その操作性の悪さは何人にも容易に推測できるところである。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであって、手袋としての装着感を害したり見栄えを悪くしたりすることなく、手袋を脱ぎやすくできるようにした指先開放型手袋を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本考案は次の手段を講じた。
即ち、本考案に係る指先開放型手袋は、掌面側に対し、互いに平行する4指の指通し部分に交差する方向で紐状片の両端部を離反させて固定することにより輪部を形成させた指掛け用輪部が設けられている。
このように掌面側に対して指掛け用輪部が設けられているので、この指掛け用輪部へ他方の手の指を引っ掛けることで指先開放型手袋を脱ぐ行為や操作が容易となっている。勿論、このようにして脱いだ指先開放型手袋は決して裏返ることはなく、次回使用時の装着が容易且つ迅速に行えるものとなる。
またこの指先開放型手袋を手に嵌めた状態でも、指掛け用輪部が指側面に違和感やゴワツキ感を生じさせることはなく、嵌め心地が不快になることもない。更に、この指掛け用輪部が原因で見栄えが悪くなることもない。
なお、指掛け用輪部は甲面側に設けてもよく、また掌面側及び甲面側の両方に設けてもよい。
指掛け用輪部は、少なくとも1本の指通し部に対して先端開放部近傍に位置付けるのが好適である。このような位置付けとすると、指掛け用輪部に対して他方の手の指先を引っ掛けるのが簡単にできる。
指掛け用輪部は、中指用の指通し部と薬指用の指通し部とに対して設けるのが好適である。このように、2箇所に指掛け用輪部を設けると、他方の手の指を引っ掛けて手袋を引き抜く行為が簡単となり、またこのとき手袋を脱がすための力が手袋に対して有効且つ確実に伝わるため、手袋を脱ぐのが容易となり、また手袋が傷まないという利点がある。
本考案に係る指先開放型手袋では、手袋としての装着感を害したり見栄えを悪くしたりすることなく、手袋を脱ぎやすくなっている。
以下、本考案の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1及び図2は、本考案に係る指先開放型手袋1の第1実施形態を示している。この指先開放型手袋1は、5本の指通し部分2〜6全てにおいてそれらの指先が開放されたタイプであって、手に嵌めた状態から脱ぐのに便利なように指掛け用輪部7が設けられている。
図例の指先開放型手袋1において、手の背側を覆う甲面1Aは通気性や伸縮性の豊富な生地で形成され、また手の内側(手のひら)を覆う掌面1Bは伸びが少なく且つ引張や摩擦に強い生地で形成されている。
なお、この掌面1Bも通気性を持たせるため、通気孔10が適宜分散状に形成されている。またこの掌面1Bには、親指用の指通し部分2の根本対応部位など、オートバイや自転車のハンドルグリップと強く圧接する領域に対して弾性パッド入り補強面材11が貼り付けられ、また人差し指用の指通し部分3、中指用の指通し部分4、薬指用の指通し部分5、小指用の指通し部分6の各根本対応部位など、ブレーキレバーやクラッチレバー類と頻繁に摩擦する領域に対して、扁平な補強面材12,13が貼り付けられている。
指掛け用輪部7は、本第1実施形態では掌面1B側であって、中指用の指通し部4と薬指用の指通し部5との2箇所に対して設けられており、また各指通し部4,5においてそれらの先端開放部近傍に位置付けられている。各指掛け用輪部7は、互いに平行する4指の指通し部分3〜6に交差する方向(略直交状)で、紐状片15の両端部を離反させて固定することによって輪部を形成させたものである。
なお、甲面1Aと掌面1Bとを縫い合わせる場合、互いに平行する4指の指通し部分3〜6における各股間部分では、ゴム生地等の別生地によって形成された股間パーツを介在させるようにするのが一般的であるが、各紐状片15の端部は、この股間パーツと掌面1Bとの継ぎ目間に挟み込むようにして縫着するのが好適となる。
このようにすることで、人差し指用の指通し部分3と中指用の指通し部分4との股間部分や、中指用の指通し部分4と薬指用の指通し部分5との股間部分、更に薬指用の指通し部分5と小指用の指通し部分6との股間部分で、それぞれ指掛け用輪部7(紐状片15の端部)が介在する影響が少なく又は皆無に抑えられることになる。
このことは、この指先開放型手袋1を手に嵌めた状態にあって、指掛け用輪部7が指側面に違和感やゴワツキ感を生じさせることはなく、嵌め心地が不快になることがないという効果を高め、また甲面1A側からは指掛け用輪部7が見えないことから見栄え的な低下も防止できることになり、好適である。
本考案に係る指先開放型手袋1では、上記のように指掛け用輪部7を有しているので、手に嵌めた状態から、各指掛け用輪部7に他方の手の指先を引っ掛け、そのまま中指用の指通し部4や薬指用の指通し部5の長手方向に沿って指先開放型手袋1を引き抜けばよい。このようにして脱いだ指先開放型手袋1は決して裏返ることはなく、次回使用時の装着が容易且つ迅速に行えるものとなる。
図3は、本考案に係る指先開放型手袋1の第2実施形態を示しており、この第2実施形態の指先開放型手袋1では、指掛け用輪部7が甲面1A側に設けられている。指掛け用輪部7の設けられた位置は第1実施形態と同じであって、中指用の指通し部4と薬指用の指通し部5との2箇所に対し、それらの先端開放部近傍である。
指掛け用輪部7の作用効果についても第1実施形態の場合と略同様である。
図4は、本考案に係る指先開放型手袋1の第3実施形態を示しており、この第3実施形態の指先開放型手袋1では、指掛け用輪部7が掌面1B側と甲面1A側との両方に設けられている。指掛け用輪部7の設けられた位置は第1、第2の各実施形態の場合と略同様であって、中指用の指通し部4と薬指用の指通し部5との2箇所に対し、それらの先端開放部近傍である。
指掛け用輪部7の作用効果についても第1、第2の各実施形態の場合と略同様である。
ところで、本考案は、上記各実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
本考案に係る指先開放型手袋の第1実施形態を示した斜視図である。 図1のA−A線矢視図である。 本考案に係る指先開放型手袋の第2実施形態について図2と比較し易い視角で示した正面図である。 本考案に係る指先開放型手袋の第3実施形態について図2と比較し易い視角で示した正面図である。
符号の説明
1 指先開放型手袋
1A 甲面
1B 掌面
2 親指用の指通し部
3 人差し指用の指通し部
4 中指用の指通し部
5 薬指用の指通し部
6 小指用の指通し部
7 指掛け用輪部
15 紐状片

Claims (5)

  1. 指通し部(2〜6)の指先部分が開放された手袋において、掌面(1B)側に対し、互いに平行する4指の指通し部分(3〜6)に交差する方向で紐状片(15)の両端部を離反させて固定することにより輪部を形成させた指掛け用輪部(7)が設けられていることを特徴とする指先開放型手袋。
  2. 指通し部(2〜6)の指先部分が開放された手袋において、甲面(1A)側に対し、互いに平行する4指の指通し部分(3〜6)に交差する方向で紐状片(15)の両端部を離反させて固定することにより輪部を形成させた指掛け用輪部(7)が設けられていることを特徴とする指先開放型手袋。
  3. 指通し部(2〜6)の指先部分が開放された手袋において、掌面(1B)側及び甲面(1A)側に対し、互いに平行する4指の指通し部分(3〜6)に交差する方向で紐状片(15)の両端部を離反させて固定することにより輪部を形成させた指掛け用輪部(7)が設けられていることを特徴とする指先開放型手袋。
  4. 前記指掛け用輪部(7)は、少なくとも1本の指通し部に対して先端開放部近傍に位置付けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の指先開放型手袋。
  5. 前記指掛け用輪部(7)は、中指用の指通し部(4)と薬指用の指通し部(5)とに対して設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の指先開放型手袋。
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WO2010029614A1 (ja) * 2008-09-09 2010-03-18 株式会社エヌディーシー 手袋及びその付属品

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