JP3178525B2 - 抵抗素子を有する半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

抵抗素子を有する半導体装置及びその製造方法

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JP3178525B2 JP02941299A JP2941299A JP3178525B2 JP 3178525 B2 JP3178525 B2 JP 3178525B2 JP 02941299 A JP02941299 A JP 02941299A JP 2941299 A JP2941299 A JP 2941299A JP 3178525 B2 JP3178525 B2 JP 3178525B2
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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は抵抗素子が形成され
た半導体装置及びその製造方法に関し、特に複数の異な
るシート抵抗(ρs)を持つ抵抗素子又は導電型が異な
る抵抗素子を少ない工程で同一基板上に形成した抵抗素
子を有する半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置上に形成する抵抗素
子として、ポリシリコン膜を使用し、このポリシリコン
膜に不純物をイオン注入して所望のシート抵抗を実現す
る技術が用いられている。
【0003】図28及び図29は従来のこの種の半導体
装置の製造方法を工程順に示す断面図である。先ず、図
28(a)に示すように、シリコン基板3上に絶縁膜と
してシリコン酸化膜2を形成し、シリコン酸化膜2上に
ポリシリコン膜1を成長した後、全面にボロンのイオン
注入(第4ドーズ量)4を実施する。
【0004】その後、図28(b)に示すように、フォ
トリソグラフィー技術を使用してフォトレジスト膜5h
をパターン形成し、フォトレジスト膜5hをマスクとし
て選択的にボロンのイオン注入(第6ドーズ量)36を
実施し、ポリシリコン膜1中にボロン注入領域38を形
成する。このボロン注入領域38には第4ドーズ量+第
6ドーズ量のボロンが注入されている。
【0005】更に、図28(c)に示すように、フォト
リソグラフィー技術を使用してフォトレジスト膜5iを
パターン形成し、フォトレジスト膜5iをマスクとして
選択的にボロンのイオン注入(第7ドーズ量)37を実
施し、ポリシリコン膜1の表面にボロン注入領域39及
びボロン注入領域40を形成する。ボロン注入領域39
には第4ドーズ量+第7ドーズ量でボロンが注入されて
おり、ボロン注入領域40には第4ドーズ量+第6ドー
ズ量+第7ドーズ量7でボロンが注入されている。
【0006】その後、図29(a)に示すように、更に
フォトリソグラフィー技術を使用してフォトレジストを
パターニングし、フォトレジスト膜5jをマスクとして
選択的にポリシリコン膜1をエッチングすることにより
ポリシリコン膜6eを形成する。
【0007】更に、図29(b)に示すように、フォト
レジスト膜5jを除去した後、熱処理を行い、各ポリシ
リコン膜6e中のボロンを拡散し、活性化することによ
り、各ポリシリコン膜6eのパターン中のボロン濃度に
対応して4種類のシート抵抗(ρs)をもった抵抗素子
(ρs5)13、抵抗素子(ρs6)14、抵抗素子
(ρs7)15及び抵抗素子(ρs8)17が形成され
る。
【0008】ここで、抵抗素子のパターニングを先に行
った後、フォトリソグラフィー技術を使用してフォトレ
ジスト膜を2回パターニングし、選択的にポリシリコン
膜中にボロンをイオン注入することによっても同様に、
各ポリシリコン膜6e中のボロン濃度に対応したシート
抵抗(ρs)をもった抵抗素子(ρs5)13、抵抗素
子(ρs6)14、抵抗素子(ρs7)15及び抵抗素
子(ρs8)17を形成することが可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の技術においては、4種類のシート抵抗(ρs)を
有する抵抗素子を半導体集積回路上に形成するために
は、抵抗素子のパターニング以外に2回のフォトリソグ
ラフィー工程を追加する必要があり、工程数が大幅に増
加すると共に、余分な材料を使用するため、コスト及び
TAT(Turn and Around Time;処理時間)の双方が増
加するという問題点があった。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、複数の異なるシート抵抗をもつ抵抗素子又
は異なる導電型の抵抗素子を少ない工程数で形成するこ
とができる抵抗素子を有する半導体装置及びその製造方
法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る抵抗素子を
有する半導体装置は、半導体基板上に絶縁膜を介して幅
が異なる複数個の抵抗素子が一方向に配置されて形成さ
れた抵抗素子パターンを有し、前記抵抗素子のシート抵
抗(ρs)が前記抵抗素子の幅と相関を持ち、前記抵抗
素子の前記幅により異なることを特徴とする。
【0012】
【0013】本発明に係る他の抵抗素子を有する半導体
装置は、半導体基板上に絶縁膜を介して複数個の抵抗素
子が一方向に配置されて形成された第1の抵抗素子パタ
ーンと、前記一方向に対し垂直をなす方向に複数個の抵
抗素子が配置されて形成された第2の抵抗素子パターン
とを有し、前記第1の抵抗素子パターンの各抵抗素子の
導電型と前記第2の抵抗素子パターンの各抵抗素子の導
電型とが相違することを特徴とする。
【0014】本発明に係る他の抵抗素子を有する半導体
装置は、半導体基板上に絶縁膜を介して複数個の抵抗素
子が一方向に配置されて形成された抵抗素子パターンを
有し、両側の最近接ピッチ上に前記抵抗素子が配置され
る第1の抵抗素子のシート抵抗(ρs)と、両側の最近
接ピッチ上のうち片側のみに前記抵抗素子が配置される
第2の抵抗素子のシート抵抗(ρs)と、両側の最近接
ピッチ上には前記抵抗素子が配置されない第3の抵抗素
子のシート抵抗(ρs)とが相違することを特徴とす
る。
【0015】本発明に係る他の抵抗素子を有する半導体
装置は、半導体基板上に絶縁膜を介して複数個の抵抗素
子が一方向に配置されて形成された抵抗素子パターンを
有し、両側の最近接ピッチ上に前記抵抗素子が配置され
る前記第1の抵抗素子のシート抵抗(ρs)と、両側の
最近接ピッチ上のうち前記半導体基板上の特定の一方向
の片側の最近接ピッチ上のみに前記抵抗素子が配置され
る第4の抵抗素子のシート抵抗(ρs)と、両側の最近
接ピッチ上のうち前記半導体基板上の特定の一方向の片
側に対し他方の片側の最近接ピッチ上のみに前記抵抗素
子が配置される第5の抵抗素子のシート抵抗(ρs)
と、両側の最近接ピッチ上には前記抵抗素子が配置され
ない前記第3の抵抗素子のシート抵抗(ρs)とが相違
することを特徴とする。
【0016】また、本発明に係る抵抗素子を有する半導
体装置の製造方法は、絶縁膜上にポリシリコン膜を成長
する工程と、フォトレジスト膜をパターン形成しこのフ
ォトレジスト膜をマスクとしてフォトリソグラフィー及
びエッチングにより前記ポリシリコン膜をパターニング
して一方向に配列された複数個の抵抗素子からなる抵抗
素子パターンを形成する工程と、前記フォトレジスト膜
を前記抵抗素子上に残したまま不純物を前記抵抗素子の
側面に垂直の面内でかつ前記半導体基板に対し斜め上方
の角度から前記抵抗素子の側面にイオン注入する工程と
を有することを特徴とする。
【0017】本発明においては、抵抗素子をパターニン
グした後、抵抗素子のパターニングに使用したフォトレ
ジスト膜を抵抗素子上に残したまま、基板に対して傾斜
した方向からイオンを注入して抵抗素子の側面に不純物
を導入することにある。このように、抵抗素子のパター
ニングに使用したフォトレジスト膜を抵抗素子上に残し
たままイオン注入することにより、フォトレジスト膜の
シャドウイング効果を利用して抵抗素子に選択的に不純
物を導入することができる。これにより、抵抗素子の配
列パターンにおいて、抵抗素子のイオンドーズ量を種々
異ならせることができ、フォトリソグラフィ工程を増加
させることなく、種々のシート抵抗の抵抗素子を半導体
集積回路上に形成することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について添
付の図面を参照して具体的に説明する。図1(a)乃至
(c)及び図2(a)乃至(b)は本発明の第1実施例
に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図であ
る。
【0019】先ず、図1(a)に示すように、従来技術
と同様に、P型のシリコン基板3上に絶縁膜としてシリ
コン酸化膜2を例えば0.1μmの厚さに形成し、更
に、このシリコン酸化膜2上にポリシリコン膜1を例え
ば0.8μmの厚さに成長させる。このポリシリコン膜
1を成長した後、全面にボロンイオンを注入しても良
い。
【0020】その後、図1(b)に示すように、ポリシ
リコン膜1上にフォトレジストを例えば1μmの厚さで
形成した後、このフォトレジストをフォトリソグラフィ
ー技術によりパターニングし、得られたフォトレジスト
膜5aをマスクとして選択的にポリシリコン膜1をエッ
チングして、幅が異なるポリシリコン膜6aのパターン
を形成する。ポリシリコン膜6aの幅は、例えば、幅広
の方が2μm、幅狭の方が1μmである。
【0021】このポリシリコン膜6aのパターニング
後、図1(c)に示すように、ポリシリコン膜6aのパ
ターニングに使用したフォトレジスト膜5aをポリシリ
コン膜6a上に残したまま、ボロンイオンを図示の左上
側から右下側に向けて、例えばシリコン基板3の表面に
対して45°の傾斜角度で且つ平面視でポリシリコン膜
6aの対向方向に平行の方向に注入する。このイオン注
入の条件は、例えば注入エネルギ:30keV、ドーズ
量1×1015/cm2である。この斜めイオン注入7に
より、ポリシリコン膜6aの一方の側面(図示の左側の
側面)に第1ドーズ量でボロンがイオン注入された注入
領域8が形成される。
【0022】続いて、図2(a)に示すように、フォト
レジスト5aをポリシリコン膜6a上に残したまま、
ボロンイオンを図示の右上側から左下側に向けて、例え
ばシリコン基板3の表面に対して45°の傾斜角度で且
つ平面視でポリシリコン膜6aの対向方向に平行の方向
に注入する。このイオン注入の条件は、例えば注入エネ
ルギ:30keV、ドーズ量1×1015/cm2であ
る。このイオン注入9により、ポリシリコン膜6aの他
方の側面(図示の右側の側面)に第1ドーズ量でボロン
がイオン注入された注入領域18が形成される。
【0023】この場合に、図2(a)に示すように、パ
ターニングされた複数のポリシリコン膜6aの幅が相互
に異なっても、ポリシリコン膜6aの左側面及び右側面
において夫々長手方向の単位長さあたりに注入されるボ
ロンの量は、ポリシリコン膜6aの側面の面積が複数の
パターニングされたポリシリコン膜6aについて相互に
等しいため、同一である。
【0024】次に、図2(b)に示すように、フォトレ
ジスト膜5aを除去した後、例えば950℃に60分間
加熱する熱処理を行うことにより、ボロン注入領域8,
18からボロンをポリシリコン膜6a内に拡散させ、こ
のボロンを活性化する。そうすると、幅が広いポリシリ
コン膜(幅が2μm)は幅が狭いポリシリコン膜(幅が
1μm)よりも体積が大きいので、幅が広いポリシリコ
ン膜の方が幅が狭いポリシリコン膜よりもボロン濃度が
低くなり、各ポリシリコン膜6a中には、夫々ボロン濃
度に対応して2種類のシート抵抗(ρs)をもった抵抗
素子(ρs1)11、抵抗素子(ρs2)12が形成さ
れる。
【0025】このようにして、本実施例においては、マ
スクを使用したフォトレジスト工程を追加することなく
シート抵抗が異なる抵抗素子を同一基板上に形成でき
る。また、本実施例においては、不純物としてボロンイ
オンを使用したが、このボロンに限らず、リン、ヒ素、
アンチモン等の不純物を使用しても同様の効果が得られ
る。なお、シリコン基板3の導電型、シリコン酸化膜2
の厚さ、ポリシリコン膜1の厚さ、フォトレジストの厚
さ、イオン注入のエネルギ、ドーズ量、熱処理条件、抵
抗素子の幅は、一例であり、本発明はそれに限定される
ものではない。
【0026】図3乃至図7は本発明の参考例を説明する
ための平面図及び工程断面図である。図3、図5及び図
7はシリコン基板に対し垂直方向に見た抵抗素子部の平
面図であり、図4(a)乃至(c)は図3のC−D線に
よる断面図、図6(a)乃至(c)は図5のE−F線に
よる断面図である。
【0027】シリコン基板3上にシリコン酸化膜2が形
成されており、このシリコン酸化膜2上にポリシリコン
膜のパターンが配列されている。このポリシリコン膜の
配列はポリシリコン膜が相互に平行に一定間隔をおいて
配置されたものである。そして、一部のポリシリコン膜
の配列パターン19と、他のポリシリコン膜の配列パタ
ーン20とは、相互に直交するものである。
【0028】次に、この半導体装置の製造方法について
説明する。参考例においては、第1の実施例と同様に、
シリコン基板3上に絶縁膜としてシリコン酸化膜2を形
成し、更にポリシリコン膜を成長した後、フォトリソグ
ラフィー技術を用い、ポリシリコン膜をパターニング
し、ポリシリコン膜の第1配列パターン19とポリシリ
コン膜の第2配列パターン20を同時に形成する。
【0029】更に、図3及び図4(a)に示すように、
第1の実施例と同様に、ポリシリコン膜のパターニング
後、それに使用したフォトレジスト膜5bのマスクをポ
リシリコン膜6a上に残したまま、平面視でポリシリコ
ン配列パターン19におけるポリシリコン膜の対向方向
に平行に(図中左側から)、かつシリコン基板3に対し
左斜め上方45度の位置からポリシリコン配列パターン
19の一方の側面に第1ドーズ量でボロンのイオン注入
7を実施する。
【0030】これにより、図4(a)に示すように、ポ
リシリコン配列19のポリシリコン膜6aの一方の側面
にボロン注入領域8が形成される。更に、図4(b)に
示すように、フォトレジスト膜5bをポリシリコン上に
残したまま、平面視でポリシリコン膜の配列パターン1
9の長手方向に対し90°をなす方向で(図中右側か
ら)、かつシリコン基板3に対し右斜め上方45度の角
度からポリシリコン配列パターン19の他方の側面にボ
ロンのイオン注入(ドーズ量1)9を実施する。
【0031】これにより、図4(b)に示すように、ポ
リシリコン配列19の他方の側面にボロン注入領域18
が形成される。ここでポリシリコン配列パターン20の
各抵抗素子の端(短辺)の側面にはいずれのイオン注入
でもボロンが注入されるが、図3に示すように、配列パ
ターン20の各抵抗素子の両側(長辺)の側面にはイオ
ン注入されない。
【0032】更に、図5及び図6(a)に示すように、
フォトレジスト膜5bをポリシリコン膜6a上に残した
まま、平面視でポリシリコン配列パターン20の長手方
向に対し90°の方向で、即ち、パターン20の各ポリ
シリコン膜6aの対向方向に平行の方向で、かつシリコ
ン基板3に対し左斜め上方45度の角度からポリシリコ
ン配列パターン20の一方の側面にボロンのイオン注入
(第2ドーズ量)21を実施する。
【0033】これにより、図6(a)に示すように、ポ
リシリコン配列パターン20のポリシリコン膜の一方の
側面にボロン注入領域10が形成される。
【0034】更に、図5及び図6(b)に示すように、
フォトレジスト膜5bをポリシリコン膜6a上に残した
まま、平面視で配列パターン20の各ポリシリコン膜の
長手方向に対し90°をなす方向で、かつシリコン基板
3に対し左斜め上方45度の角度からポリシリコン膜配
列パターン20の他方の側面に第2ドーズ量でボロンの
イオン注入22を実施する。
【0035】これにより、図6(b)に示すように、ポ
リシリコン配列パターン20の他方の側面にボロン注入
領域16が形成される。
【0036】ここで、図5に示すように、ポリシリコン
配列パターン19の各抵抗素子の端(短辺)の側面には
いずれのイオン注入でもボロンが注入されるが、抵抗素
子の両側(長辺)の側面にはイオン注入されない。
【0037】そして、図4(c)、図6(c)及び図7
に示すように、フォトレジスト膜5bを除去した後、熱
処理を行うことにより、ボロンをポリシリコン膜内に拡
散させ、活性化することにより、ポリシリコン配列パタ
ーン19及びポリシリコン配列パターン20に夫々ボロ
ン濃度に対応して2種類のシート抵抗(ρs)をもった
抵抗素子(ρs1)11、抵抗素子(ρs3)13が形
成される。ここでポリシリコン配列パターン19と同じ
方向の抵抗素子はすべて同じシート抵抗(ρs1)をも
ち、ポリシリコン配列20と同じ方向の抵抗素子はすべ
て同じシート抵抗(ρs3)をもつ。
【0038】以上の如くして、本参考例においては、図
7に示すように、マスクの追加なく2種類のシート抵抗
(ρs1、ρs2)をもつ抵抗素子の配列パターンを形
成できる。
【0039】また、前述の参考例に使用した不純物はボ
ロン以外にリン、ヒ素、アンチモン等でも同様の効果が
得られる。
【0040】図8乃至図12は本発明の第実施例を説
明するための概略図及び工程断面図である。図8、図1
0及び図12は、シリコン基板に対し垂直方向の上方か
ら見た抵抗素子部の平面配置図であり、図9(a)及び
(b)は図8のG−H線による断面図、図11(a)乃
至(c)は図10のI−J線による断面図である。
【0041】シリコン基板3上にシリコン酸化膜2が形
成されており、このシリコン酸化膜2上に平行且つ一定
の幅及び間隔で一方向に並ぶように、ポリシリコン膜6
aが配列されてポリシリコン配列パターン19aが形成
されており、更に、このポリシリコン配列パターン19
aに対し90°をなす方向にポリシリコン膜6aが一定
の幅及び間隔で平行に配列されてポリシリコン配列パタ
ーン20aが形成されている。
【0042】また、各ポリシリコン配列パターンのポリ
シリコン膜の長手方向の端部(短辺側)の近傍には、ポ
リシリコンダミーパターン29が形成されている。この
ポリシリコンダミーパターン29は各ポリシリコン配列
と同時にパターニングされ、各ポリシリコン配列パター
ンの端部(短辺)との間隔は各抵抗素子の間隔よりも狭
くなっている。
【0043】本実施例においては、参考例と同様にシリ
コン基板3上に絶縁膜としてシリコン酸化膜2を形成
し、更にポリシリコン膜を成長した後、フォトリソグラ
フィー技術を用い、ポリシリコン膜をパターニングし、
ポリシリコン配列パターン19a及びポリシリコン配列
パターン20aを同時に形成する。更に、本実施例にお
いては、ポリシリコン配列パターン19a及びポリシリ
コン配列パターン20aと同時に、ダミーパターン29
を形成する。
【0044】そして、参考例と同様に、ポリシリコン膜
のパターニング後、フォトレジスト5cをポリシリコ
ン膜上に残したまま、図8に示すように、ポリシリコン
配列パターン19aの方向に対し90°の方向で、かつ
シリコン基板3に対し斜め上方45度の角度からポリシ
リコン配列パターン19aの一方の側面にボロンのイオ
ン注入(第1ドーズ量)7を実施する。
【0045】更に、図8に示すように、ポリシリコン配
列パターン19aの方向に対し90°の方向で(図中右
側から)、かつシリコン基板3に対し右斜め上方45度
の角度からポリシリコン配列19aの他方の側面にボロ
ンのイオン注入(第1ドーズ量)9を実施する。
【0046】これにより、図9(a)に示すように、ポ
リシリコン配列パターン19aの幅方向の両側(長辺)
の側面にはボロン注入領域8及びボロン注入領域18が
形成される。但し、ポリシリコン配列パターン20aの
各抵抗素子の両側(長辺)の側面にはボロンイオンは注
入されず、またポリシリコン配列パターン20aの各抵
抗素子の端(短辺側)にはポリシリコンダミーパターン
29が形成されているために、ポリシリコンダミーパタ
ーン29及びその上のフォトレジスト5cのシャドウ
イング効果により、各抵抗素子の端(短辺)にはいずれ
のイオン注入工程でもボロンが注入されない。
【0047】次いで、フォトレジスト5cをポリシリ
コン膜6a上に残したまま、図10及び図11(a)に
示すように、平面視でポリシリコン配列パターン20a
の長手方向に対し90°の方向で(図10中上側か
ら)、かつシリコン基板3に対し左斜め上方45度の角
度からポリシリコン配列パターン20aの一方の側面に
ヒ素のイオン注入(第3ドーズ量)27を実施する。こ
れにより、図11(a)に示すように、ポリシリコン配
列パターン20aの一方の側面にヒ素注入領域44が形
成される。
【0048】更に、フォトレジスト膜5cをポリシリコ
ン膜6a上に残したまま、図10及び図11(b)に示
すように、平面視でポリシリコン配列パターン20aの
長手方向に対し90°の方向で(図10中下側から)、
かつシリコン基板3に対し右斜め上方45度の角度か
ら、ポリシリコン配列パターン20aの他方の側面にヒ
素のイオン注入(第3ドーズ量)28を実施する。これ
により、ポリシリコン配列パターン20aの他方の側面
にヒ素注入領域45が形成される。
【0049】これに対し、図10に示すように、ポリシ
リコン配列パターン19aの各抵抗素子の両側(長辺)
の側面にはヒ素が注入されず、またポリシリコン配列パ
ターン19aの各抵抗素子の端(短辺)の側面にも、ポ
リシリコンダミーパターン29が形成されているため、
同様の理由でいずれのイオン注入でもヒ素が注入されな
い。
【0050】その後、図9(b)及び図11(c)並び
に図12に示すように、フォトレジスト膜5cを除去し
た後、熱処理を行うことにより、ボロン及びヒ素を拡散
させ、活性化することにより、ポリシリコン配列パター
ン19a及びポリシリコン配列パターン20aの各ボロ
ン濃度及びヒ素濃度に対応して異なる導電型及びシート
抵抗(ρs)を有するP型ポリシリコン抵抗素子(ρs
1)30、N型ポリシリコン抵抗素子(ρs4)49が
形成される。この場合に、ポリシリコン配列パターン1
9aと同じ方向の抵抗素子は、全て導電型はP型でかつ
同じシート抵抗(ρs1)をもち、ポリシリコン配列パ
ターン20aと同じ方向の抵抗素子は全て導電型はN型
でかつ同じシート抵抗(ρs4)を有する。
【0051】以上のようにして、本実施例においては、
マスクを使用したフォトレジスト工程を追加することな
く、導電型が異なる2種類の抵抗素子を形成できる。な
お、ダミーパターン29はそのまま残しておいてもよい
が、除去しても良い。また、図8及び図10に示す抵抗
素子19a、20aの実際の抵抗値は、各抵抗素子に対
してどの位置にコンタクトを配置するかによって異な
る。更に、各抵抗素子19aと抵抗素子20aとの長さ
は相違していてもよく、一方向に配列された抵抗素子1
9aの群において長さが相違してもよく、抵抗素子20
aにおいても同様である。
【0052】また、上記実施例に使用した不純物は、ボ
ロン及びヒ素であるが、これらの不純物以外に、リン、
アンチモン等の種々の不純物を使用しても同様の効果が
得られる。
【0053】図13及び図14は本発明の第実施例を
工程順に示す断面図である。本発明の第1の実施例と同
様に、先ず、図13(a)に示すように、P型のシリコ
ン基板3上に絶縁膜としてシリコン酸化膜2を例えば
0.1μmの厚さに形成し、更にポリシリコン膜1を例
えば0.8μmの厚さに成長した後、基板に垂直に全面
にボロンのイオン注入(第4ドーズ量)4を実施する。
このイオン注入条件は、例えばエネルギ:30keV、
ドーズ量:1×1015/cmである。
【0054】次に、図13(b)に示すように、フォト
リソグラフィー技術を用い、フォトレジスト膜5dを形
成し、これをマスクとしてポリシリコン膜1をパターニ
ングし、ポリシリコン膜6bをパターン形成する。
【0055】更に、図13(c)に示すように、本発明
の第1の実施例と同様に、パターニング後、例えば厚さ
が1μmのフォトレジスト膜5dをポリシリコン膜6b
上に残したまま、平面視でポリシリコン膜6bの長手方
向に対し90°の方向で(図13中で左側から)、かつ
シリコン基板3に対し左斜め上方45度の角度からボロ
ンのイオン注入(第1ドーズ量)7を実施する。このイ
オン注入条件は、例えばエネルギ:30keV、ドーズ
量:3×1015/cm2である。
【0056】但し、各ポリシリコン膜6bにおいて、図
中左側の隣接ピッチ上にポリシリコン膜6bがない場合
は、ポリシリコン膜6bの左側面にボロンがイオン注入
されてボロン注入領域8が形成されるが、図中左側の隣
接ピッチ上にポリシリコン膜6bがある場合は、隣接ポ
リシリコン膜6b上のフォトレジスト5dが影にな
り、ポリシリコン膜6bの左側面にボロンはイオン注入
されない。この場合に、ポリシリコン膜6bの幅は例え
ば1μm、ポリシリコン膜6bの配列ピッチは例えば
1.8μmであり、右端のポリシリコン膜6bと右端か
ら2番目のポリシリコン膜6bの間隔は例えば2.4μ
mである。
【0057】更に、本発明の第1の実施例と同様に、図
14(a)に示すように、フォトレジスト5dをポリ
シリコン膜6b上に残したまま、平面視でポリシリコン
膜6bの長手方向に対し90°の方向で(図14中右側
から)、かつシリコン基板3に対し右斜め上方45度の
角度からボロンのイオン注入(第1ドーズ量)9を実施
する。
【0058】但し、この場合も同様に、各ポリシリコン
膜6bにおいて、図中右側の隣接ピッチ上にポリシリコ
ン膜6bがない場合は、ポリシリコン膜6bの右側面に
ボロンがイオン注入され、ボロン注入領域18が形成さ
れるが、図中右側の隣接ピッチ上にポリシリコン膜6b
がある場合は、隣接ポリシリコン膜6上のフォトレジス
5dが影になり、ポリシリコン膜6bの右側面にボ
ロンはイオン注入されない。
【0059】このようにして、図14(a)、(b)に
示すように、ポリシリコン膜6bの両側の近接ピッチ上
にポリシリコン膜が無い場合は(図14の最右端のポリ
シリコン膜6b)は、そのポリシリコン膜6bの両側の
側面にボロンが注入され、両側の近接ピッチのうち左側
のみにポリシリコン膜6bがあり、右側にはポリシリコ
ン膜6bが無い場合(図14の右側から2番目のポリシ
リコン膜6b)は、右側の側面にのみボロンが注入さ
れ、両側の近接ピッチ上にポリシリコン膜6bがある場
合(図14の左側から2番目のポリシリコン膜6b)
は、両側の側面にボロンが注入されず、両側の近接ピッ
チのうち右側のみにポリシリコン膜6bがあり、左側に
はポリシリコン膜6bが無い場合(図14で左端のポリ
シリコン膜6b)は、左側の側面にのみボロンが注入さ
れることになる。
【0060】従って、図14(b)に示すように、フォ
トレジスト5dを除去した後、例えば950℃に60
分間加熱する熱処理を行うことにより、ボロンを拡散さ
せ、活性化すると、ポリシリコン膜6bの各ボロン濃度
に対応して異なるシート抵抗(ρs)を有する抵抗素子
(ρs1)11、抵抗素子(ρs6)14及び抵抗素子
(ρs5)13が形成される。この場合に、左右から同
じドーズ量でボロンをイオン注入している左端の抵抗素
子と右から2番目の抵抗素子は同じシート抵抗(ρs
6)を有する。
【0061】以上のようにして、フォトレジスト工程の
追加なく数十Ω/□乃至数kΩ/□の3種類のシート抵
抗を有する抵抗素子を同一基板上に形成できる。また、
上記実施例に使用した不純物はボロンであるが、このボ
ロン以外に、リン、ヒ素及びアンチモン等の種々の不純
物を使用しても同様の効果が得られる。更に、この場合
も、第1の実施例と同様に、シリコン基板3の導電型、
シリコン酸化膜2の厚さ、ポリシリコン膜1の厚さ、イ
オン注入のエネルギ、ドーズ量、フォトレジスト膜5d
の厚さ、ポリシリコン膜6bの幅及びピッチ、熱処理の
温度及び時間は一例であり、これらの条件に限定される
ものではない。更にまた、抵抗素子11、抵抗素子1
4、抵抗素子13及び抵抗素子14のうち、いずれかを
ダミーの抵抗素子とし、隣接する抵抗素子へのイオン注
入(斜めイオン注入)を阻止するためだけにこのダミー
抵抗素子を設けることとしてもよい。
【0062】次に、ポリシリコン膜の配列の方向に対し
90°の方向で、かつシリコン基板に対し斜め上方から
イオン注入する場合の角度の影響について説明する。図
15(a)乃至(c)は、斜め上方の角度から不純物を
イオン注入する場合の角度について説明するための断面
図である。
【0063】図15(a)に示すように、本発明の第1
の実施例と同様に、シリコン基板上に絶縁膜としてシリ
コン酸化膜2を形成し、更に全面にポリシリコン膜を成
長した後、フォトリソグラフィー技術を用い、ポリシリ
コン膜をパターニングし、所定の幅のポリシリコン膜6
のパターンを形成する。このポリシリコン膜6が一定の
幅で平行に並び、一定のピッチ上に配置された場合にお
いて、ポリシリコン膜6の膜厚をt、フォトレジスト膜
厚をh、ポリシリコン膜6の最小間隔をd1、ポリシリ
コン膜6の間隔が広い場合の間隔をd2とし、ボロンを
ポリシリコン膜6の配列方向に対し図15の右側から見
て90°の方向で、かつシリコン基板に対し右斜め上方
からθ1度の角度で、ボロンの斜めイオン注入41を実
施する場合、最小間隔d1で隣接するポリシリコン膜6
にはイオン注入されず、間隔d2で隣り合うポリシリコ
ン膜6にはイオン注入されるためには、下記数式1にて
示す範囲のθ1で注入することが必要である。
【0064】
【数1】 h/d1 > tanθ1 > (h+t)/d2
【0065】また、図15(b)に示すように、ポリシ
リコン膜6の最小間隔d1が小さくなった場合及びフォ
トレジスト膜5の厚さhが厚くなった場合でも、また図
15(c)に示すように、ポリシリコン膜6の膜厚が薄
くなった場合等でも同様の関係が必要であり、夫々注入
角度θ2、θ3の範囲は異なる。この場合に、通常tは1
μm以下、d1も1μm以下であるが、それ以上でもよ
い。
【0066】このような条件で、ポリシリコン膜の配列
パターン等を決めることにより、マスクを使用すること
なく、所望のポリシリコン膜にのみイオン注入すること
ができる。上記各実施例では、いずれも基板に対し45
°の角度でイオン注入するとしているが、以上のように
抵抗素子の間隔、膜厚及びフォトレジストの膜厚等の条
件により適切な注入角度は一定ではない。
【0067】図16及び図17は、本発明の第実施例
に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図であ
る。上記第実施例と同様に、図16(a)に示すよう
に、シリコン基板3上に絶縁膜としてシリコン酸化膜2
を形成し、更にシリコン酸化膜2上にポリシリコン膜1
を成長した後、全面にボロンのイオン注入(第4ドーズ
量)4を実施し、その後、フォトレジスト膜5eにより
ポリシリコン膜1をパターニングしてポリシリコン膜6
cを抵抗素子の所定のパターンに形成する。
【0068】次いで、図16(c)に示すように、フォ
トレジスト5eをポリシリコン膜6c上に残したま
ま、平面視でポリシリコン膜6cの長手方向に対し90
°の方向で(図16中左側から)、かつシリコン基板3
に対し左斜め上方45°の角度からボロンのイオン注入
(第1ドーズ量)7を実施し、一部のポリシリコン膜6
cの側面にボロン注入領域8を形成する。
【0069】更に、本発明の第1の実施例と同様に、図
17(a)に示すように、フォトレジスト5eをポリ
シリコン膜6c上に残したままポリシリコン膜6cの長
手方向に対し90°の方向で(図17中右側から)、か
つシリコン基板3に対し右斜め上方45°の角度から、
異なるドーズ量でボロンのイオン注入(第4ドーズ量)
24を実施する。
【0070】この場合も、各ポリシリコン膜6cにおい
て、図中右側の隣接ピッチ上にポリシリコン膜6cがな
い場合は、ポリシリコン膜6cの右側面にボロンがイオ
ン注入され、ボロン注入領域10が形成されるが、図中
右側の隣接ピッチ上にポリシリコン膜6cがある場合
は、隣接ポリシリコン膜6c上のフォトレジスト膜5e
が影になり、ポリシリコン膜6cの右側面にボロンはイ
オン注入されない。
【0071】従って、ポリシリコン膜6cにおいて、両
側の近接ピッチ上にポリシリコン膜が無い場合(図17
(a)の右端のポリシリコン膜6c)は両側の側面に第
1ドーズ量と第4ドーズ量の合計のボロンが注入され、
両側の近接ピッチのうち左側のみにポリシリコン膜6c
があり、右側にはポリシリコン膜6cが無い場合(図1
7(a)の右側から2番目のポリシリコン膜6c)は右
側の側面にのみ第4ドーズ量のボロンが注入され、両側
の近接ピッチ上にポリシリコン膜6cがある場合(図1
7(a)の左側から2番目のポリシリコン膜6c)は両
側の側面にボロンが注入されず、両側の近接ピッチのう
ち右側のみにポリシリコン膜6cがあり、左側にはポリ
シリコン膜6cが無い場合(図17(a)の左端のポリ
シリコン膜6c)は、左側の側面にのみ第1ドーズ量の
ボロンが注入されることになる。
【0072】次いで、フォトレジスト膜5eを除去した
後、熱処理を行うことによりボロンを拡散させ、活性化
する。そうすると、図17(b)に示すように、ポリシ
リコン膜の各ボロン濃度に対応して異なるシート抵抗
(ρs)をもった抵抗素子(ρs8)17、抵抗素子
(ρs7)15、抵抗素子(ρs5)13及び抵抗素子
(ρs6)14が形成される。この場合に、このポリシ
リコン膜6cに対し、左右から異なるドーズ量でボロン
をイオン注入しているため、第実施例と異なり、図1
7(b)において、左端の抵抗素子と右から2番目の抵
抗素子とでは異なるシート抵抗となる。
【0073】以上のようにして、マスクの追加なく4種
類のシート抵抗をもつ抵抗素子を同一基板上に形成でき
る。また、上記実施例においては、不純物として、ボロ
ン以外にリン、ヒ素及びアンチモン等の種々の不純物を
使用しても、同様の効果が得られる。
【0074】図18及び図19は、本発明の第実施例
に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図であ
る。第実施例と同様に、図18(a)に示すように、
シリコン基板3上に絶縁膜としてシリコン酸化膜2を形
成し、更にシリコン酸化膜2上にポリシリコン膜1を成
長した後、全面にボロンのイオン注入(第4ドーズ量)
4を実施する。
【0075】その後、図18(b)に示すように、フォ
トレジスト膜5fをマスクとしてポリシリコン膜1をパ
ターニングし、ポリシリコン膜6dを形成する。この場
合に、第実施例と異なる点は、一部のポリシリコン膜
6dの幅が異なることである。
【0076】その後、図18(c)に示すように、第
実施例と同様に、フォトレジスト膜5fをポリシリコン
膜6d上に残したまま、平面視でポリシリコン膜6dの
長手方向に対し90°の方向で(図18中左側から)、
かつシリコン基板3に対し斜め上方45°の角度からボ
ロンのイオン注入(第1ドーズ量)7を実施し、ボロン
注入領域8を形成する。
【0077】更に、本発明の第実施例と同様に、図1
9(a)に示すように、フォトレジスト膜5fをポリシ
リコン膜6d上に残したまま、平面視でポリシリコン膜
6dの長手方向に対し90°の方向で(図19中右側か
ら)、かつシリコン基板3に対し右斜め上方45°の角
度から、同じドーズ量でボロンのイオン注入(第1ドー
ズ量)9を実施する。
【0078】本実施例においても同様に、各ポリシリコ
ン膜6dにおいて、図中右側の隣接ピッチ上にポリシリ
コン膜6dがない場合(図19(a)の右側の2つのポ
リシリコン膜6d)は、ポリシリコン膜6dの右側面に
ボロンがイオン注入され、ボロン注入領域18が形成さ
れるが、図中右側の隣接ピッチ上にポリシリコン6dが
ある場合は、隣接ポリシリコン6d上のフォトレジスト
膜5fが影になり、ポリシリコン膜6dの右側面にボロ
ンはイオン注入されない(図19(a)の左側の2つの
ポリシリコン膜6d)。
【0079】よって、ポリシリコン膜6dにおいて、両
側の近接ピッチ上にポリシリコン膜6dが無い場合(図
19(a)中の右端のポリシリコン膜6d)は両側の側
面に第1ドーズ量でボロンが注入され、両側の近接ピッ
チのうち左側のみにポリシリコン膜6dがあり、右側に
はポリシリコン膜6dが無い場合(図19(a)の右側
から2番目のポリシリコン膜6d)は右側の側面にのみ
第1ドーズ量でボロンが注入され、両側の近接ピッチ上
にポリシリコン膜6dがある場合(図19(a)の左側
から2番目のポリシリコン膜6d)は両側の側面にボロ
ンが注入されず、両側の近接ピッチのうち右側のみにポ
リシリコン膜6dがあり、左側にはポリシリコン膜6d
が無い場合(図19(a)の左端のポリシリコン膜6
d)は、左側の側面にのみ第1ドーズ量でボロンが注入
されることになる。
【0080】フォトレジスト膜5fを除去した後、熱処
理を行うことにより、図19(b)に示すように、ボロ
ンを拡散させ、活性化することにより、ポリシリコン膜
の各ボロン濃度に対応して異なるシート抵抗(ρs)を
もつ抵抗素子(ρs1)11、抵抗素子(ρs2)1
2、抵抗素子(ρs5)13及び抵抗素子(ρs6)1
4が形成される。この場合に、図19(b)の右から2
番目の抵抗素子は、左端の抵抗素子と同じドーズ量のボ
ロンがイオン注入されているが、幅が左端の抵抗素子よ
り大きいため、熱処理により拡散させた後のボロン濃度
が異なり、左端の抵抗素子と右から2番目の抵抗素子と
では異なるシート抵抗となる。
【0081】以上のようにマスクの追加なく複数のシー
ト抵抗をもつ抵抗素子を同一基板上に形成できる。ま
た、上記実施例に使用する不純物としては、ボロン以外
にリン、ヒ素及びアンチモン等でも同様の効果が得られ
る。
【0082】図20乃至図24は、本発明の第実施例
方法を説明するための平面配置図及び工程断面図であ
る。図20、22及び24は、シリコン基板に対し垂直
方向の上方から見た抵抗素子部の平面図であり、図21
(a)乃至(c)は図20のK−L線による断面図、図
23(a)乃至(c)は図22のM−N線による断面図
である。シリコン基板3上にシリコン酸化膜2を形成
し、シリコン酸化膜2上に一定の幅で、一方向に、かつ
平行にポリシリコン膜が並ぶポリシリコン配列パターン
19bが形成されている。更に、ポリシリコン配列パタ
ーン19bに対し、90°の方向で、一定の幅でポリシ
リコン膜が平行に並ぶポリシリコン配列パターン20b
が形成されている。
【0083】本実施例においても、参考例と同様に、シ
リコン基板3上に絶縁膜としてシリコン酸化膜2を形成
し、更にポリシリコン膜を成長した後、フォトリソグラ
フィー技術を用い、ポリシリコン膜をパターニングし
て、ポリシリコン配列パターン19b及びポリシリコン
配列パターン20bを同時に形成する。
【0084】更に、参考例と同様に、図21(a)に示
すように、フォトレジスト膜5gをポリシリコン膜上に
残したまま、平面視でポリシリコン配列パターン19b
のポリシリコン膜の長手方向に対し90°の方向で(図
21中左側から)、かつシリコン基板3に対し左斜め上
方45°の角度からポリシリコン配列パターン19bの
一方の側面にボロンのイオン注入(第1ドーズ量)7を
実施し、更に図21(b)に示すように、ポリシリコン
配列パターン19bのポリシリコン膜の長手方向に対し
90°の方向で(図21中右側から)、かつシリコン基
板3に対し右斜め上方45°の角度からポリシリコン配
列パターン19bの他方の側面にボロンのイオン注入
(第5ドーズ量)24を実施する。ここでは、ポリシリ
コン配列パターン20bには各抵抗素子の端(短辺)以
外にはボロンはイオン注入されない。
【0085】続いて、本発明の参考例と同様に、図22
の上側からボロンの斜め注入(第2ドーズ量)21を実
施し、その後、図22の下側からボロンの斜め注入(第
6ドーズ量)25を実施する。ここでも同様に、ポリシ
リコン配列パターン19bには各抵抗素子の端(短辺)
以外にはボロンはイオン注入されない。
【0086】更に、フォトレジスト5gを除去した
後、熱処理を行い、ボロンを拡散させ、活性化すること
により、図21(c)及び図23(c)と、図24に示
すように、本発明の第実施例と同様に、ポリシリコン
配列パターン19bでは、ポリシリコン膜の各ボロン濃
度に対応して異なるシート抵抗(ρs)をもった抵抗素
子(ρs8)17、抵抗素子(ρs7)15、抵抗素子
(ρs5)13及び抵抗素子(ρs6)14が、ポリシ
リコン配列パターン20bでは、ポリシリコン膜の各ボ
ロン濃度に対応して異なるシート抵抗(ρs)をもった
抵抗素子(ρs11)48、抵抗素子(ρs10)4
7、抵抗素子(ρs5)13及び抵抗素子(ρs9)4
6が形成される。
【0087】以上のようにして、マスクの追加なく7種
類のシート抵抗を有する抵抗素子を同一基板上に形成で
きる。また、上記実施例に使用した不純物は、ボロン以
外に、ヒ素、リン及びアンチモン等の種々の不純物を使
用しても同様の効果が得られる。
【0088】図25乃至図27は、本発明の第の実施
例を説明するためのものであって、シリコン基板に対し
垂直方向の上方から見た抵抗素子部の平面図である。
述の各実施例と同様に、シリコン基板上に絶縁膜として
シリコン酸化膜を形成し、更にポリシリコン膜を成長し
た後、フォトリソグラフィー技術を用い、ポリシリコン
膜をパターニングし、ポリシリコン配列パターン19c
及びポリシリコン配列パターン20cを同時に形成す
る。
【0089】この場合に、本発明の第の実施例と同様
に、例えば、ポリシリコン配列パターン20cの抵抗素
子の端(短辺側)にポリシリコンダミーパターン29a
を形成することも可能である。
【0090】また、本発明の第実施例と同様に、図2
5に示すように、ポリシリコン配列パターン19Cに
は、ボロンを斜めイオン注入し、図26に示すように、
ポリシリコン配列パターン20cには本発明の第の実
施例と同様に、ヒ素を斜めイオン注入する。
【0091】その後、図27に示すように、本発明の第
実施例と同様に、フォトレジスト膜を除去し、熱処理
を行うことにより、ボロン及びヒ素を拡散し、活性化す
る。これにより、ポリシリコン配列パターン19cは各
ボロン濃度に対応してP型ポリシリコン抵抗素子(ρs
6)30、P型ポリシリコン抵抗素子(ρs7)31及
びP型ポリシリコン抵抗素子(ρs8)32が形成さ
れ、ポリシリコン配列パターン20cは各ヒ素濃度に対
応してN型ポリシリコン抵抗素子(ρs12)33、N
型ポリシリコン抵抗素子(ρs13)34及びN型ポリ
シリコン抵抗素子(ρs14)35が形成される。この
場合に、ポリシリコン配列パターン19cと同じ方向の
抵抗素子は全て導電型はP型で、3種類のシート抵抗を
もち、ポリシリコン配列パターン20cと同じ方向の抵
抗素子は全て導電型はN型で、3種類のシート抵抗を有
する。
【0092】以上のようにして、本実施例によれば、マ
スクを追加することなく2種類の導電型で夫々3種類ず
つのシート抵抗をもつ抵抗素子を同一基板上に形成でき
る。また、上記実施例に使用した不純物は、ボロン及び
ヒ素であるが、このボロン及びヒ素以外に、リン及びア
ンチモン等の種々の不純物を使用しても同様の効果が得
られる。
【0093】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、抵
抗素子のシート抵抗を決める不純物の導入を専用のマス
クパターンを追加すること無く、抵抗素子のパターニン
グを行ったフォトレジストを利用し、パターニング直
後に斜め上方から抵抗素子の側面に不純物をイオン注入
することにより、抵抗素子の配列パターンの違いによる
フォトレジストのシャドウイング効果を利用し、イオ
ン注入する角度及び方向を最適化することにより、各抵
抗素子に導入する不純物量をコントロールすることがで
きるため、少ない工程数で複数のシート抵抗をもつ抵抗
素子を同一基板上に形成することができる。このよう
に、本発明によれば、複数のシート抵抗を持つ抵抗素子
を形成するためにフォトリソグラフィー工程を追加する
必要が無く、工程の短縮化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)乃至(c)は本発明の第1実施例に係る
半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。
【図2】(a)及び(b)は第1実施例方法において図
1の次の工程を工程順に示す断面図である。
【図3】本発明の参考例に係る半導体装置の抵抗素子の
配置を示す平面図である。
【図4】(a)乃至(c)は図3のC−D線による断面
図である。
【図5】同じく本発明の参考例に係る半導体装置の抵抗
素子の配置を示す平面図である。
【図6】(a)乃至(c)は図5のE−F線による断面
図である。
【図7】同じく参考例に係る半導体装置の抵抗素子の配
置を示す平面図である。
【図8】本発明の第実施例に係る半導体装置の抵抗素
子の配置を示す平面図である。
【図9】(a)及び(b)は図8のG−H線による断面
図である。
【図10】同じく本発明の第実施例に係る半導体装置
の抵抗素子の配置を示す平面図である。
【図11】(a)乃至(c)は図10のI−J線による
断面図である。
【図12】同じく第実施例に係る半導体装置の抵抗素
子の配置を示す平面図である。
【図13】(a)乃至(c)は本発明の第実施例に係
る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。
【図14】(a)及び(b)は第実施例において、図
13の次の工程を工程順に示す断面図である。
【図15】本発明におけるイオンの注入角度を説明する
断面図である。
【図16】本発明の第実施例に係る半導体装置の製造
方法を工程順に示す断面図である。
【図17】(a)及び(b)は第実施例の次の工程を
工程順に示す断面図である。
【図18】本発明の第実施例に係る半導体装置の製造
方法を工程順に示す断面図である。
【図19】(a)及び(b)は第実施例の次の工程を
工程順に示す断面図である。
【図20】本発明の第実施例に係る半導体装置の抵抗
素子の配置を示す平面図である。
【図21】(a)乃至(c)は図20のK−L線による
断面図である。
【図22】同じく本発明の第実施例に係る半導体装置
の抵抗素子の配置を示す平面図である。
【図23】(a)乃至(c)は図22のM−N線による
断面図である。
【図24】同じく第実施例に係る半導体装置の抵抗素
子の配置を示す平面図である。
【図25】本発明の第実施例に係る半導体装置の抵抗
素子の配置を示す平面図である。
【図26】同じく第実施例の平面図である。
【図27】同じく第実施例の平面図である。
【図28】(a)乃至(c)は従来の抵抗素子を有する
半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。
【図29】(a)及び(b)は同じく図28の次の工程
を工程順に示す断面図である。
【符号の説明】
1;ポリシリコン膜 2;シリコン酸化膜 3;シリコン基板 4;イオン注入(第4ドーズ量) 5、5a、5b、5c、5d、5e、5f、5g、5
h、5i、5j;フォトレジスト膜 6、6a、6b、6c、6d、6e;ポリシリコン膜 7;斜めイオン注入(第1ドーズ量) 8;注入領域 9;斜めイオン注入(第1ドーズ量) 10;注入領域 11;抵抗素子(ρs1) 12;抵抗素子(ρs2) 13;抵抗素子(ρs5) 14;抵抗素子(ρs6) 15;抵抗素子(ρs7) 16;注入領域 17;抵抗素子(ρs8) 18;注入領域 19、19a、19b、19c;ポリシリコン配列パタ
ーン 20、20a、20b、20c;ポリシリコン配列パタ
ーン 21;斜めイオン注入(第2ドーズ量) 22;斜めイオン注入(第2ドーズ量) 23;注入領域 24;斜めイオン注入(第5ドーズ量) 25;斜めイオン注入(第6ドーズ量) 26;斜めイオン注入(第7ドーズ量) 27;斜めイオン注入(第3ドーズ量) 28;斜めイオン注入(第3ドーズ量) 29、29a;ポリシリコンダミーパターン 30;P型ポリシリコン抵抗素子(ρs6) 31;P型ポリシリコン抵抗素子(ρs7) 32;P型ポリシリコン抵抗素子(ρs8) 33;N型ポリシリコン抵抗素子(ρs4) 34;N型ポリシリコン抵抗素子(ρs5) 35;N型ポリシリコン抵抗素子(ρs6) 36;イオン注入(第6ドーズ量) 37;イオン注入(第7ドーズ量) 38;注入領域 39;注入領域 40;注入領域 41;斜めイオン注入(角度:θ1) 42;斜めイオン注入(角度:θ2) 43;斜めイオン注入(角度:θ3) 44;注入領域 45;注入領域 46;抵抗素子(ρs9) 47;抵抗素子(ρs10) 48;抵抗素子(ρs11) 49;N型ポリシリコン抵抗素子(ρs4)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に絶縁膜を介して幅が異な
    る複数個の抵抗素子が一方向に配置されて形成された抵
    抗素子パターンを有し、前記抵抗素子のシート抵抗(ρ
    s)が前記抵抗素子の幅と相関を持ち、前記抵抗素子の
    前記幅により異なることを特徴とする抵抗素子を有する
    半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に絶縁膜を介して複数個の
    抵抗素子が一方向に配置されて形成された第1の抵抗素
    子パターンと、前記一方向に対し垂直をなす方向に複数
    個の抵抗素子が配置されて形成された第2の抵抗素子パ
    ターンとを有し、前記第1の抵抗素子パターンの各抵抗
    素子の導電型と前記第2の抵抗素子パターンの各抵抗素
    子の導電型とが相違することを特徴とする抵抗素子を有
    する半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に絶縁膜を介して複数個の
    抵抗素子が一方向に配置されて形成された抵抗素子パタ
    ーンを有し、両側の最近接ピッチ上に前記抵抗素子が配
    置される第1の抵抗素子のシート抵抗(ρs)と、両側
    の最近接ピッチ上のうち片側のみに前記抵抗素子が配置
    される第2の抵抗素子のシート抵抗(ρs)と、両側の
    最近接ピッチ上には前記抵抗素子が配置されない第3の
    抵抗素子のシート抵抗(ρs)とが相違することを特徴
    とする抵抗素子を有する半導体装置。
  4. 【請求項4】 半導体基板上に絶縁膜を介して複数個の
    抵抗素子が一方向に配置されて形成された抵抗素子パタ
    ーンを有し、両側の最近接ピッチ上に前記抵抗素子が配
    置される前記第1の抵抗素子のシート抵抗(ρs)と、
    両側の最近接ピッチ上のうち前記半導体基板上の特定の
    一方向の片側の最近接ピッチ上のみに前記抵抗素子が配
    置される第4の抵抗素子のシート抵抗(ρs)と、両側
    の最近接ピッチ上のうち前記半導体基板上の特定の一方
    向の片側に対し他方の片側の最近接ピッチ上のみに前記
    抵抗素子が配置される第5の抵抗素子のシート抵抗(ρ
    s)と、両側の最近接ピッチ上には前記抵抗素子が配置
    されない前記第3の抵抗素子のシート抵抗(ρs)とが
    相違することを特徴とする抵抗素子を有する半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に絶縁膜を介して複数個の
    抵抗素子が一方向に配置されて形成された抵抗素子パタ
    ーンを有し、両側に前記抵抗素子が一定の最小間隔で配
    置された第6の抵抗素子のシート抵抗(ρs)と、前記
    半導体基板上の特定の一方向の片側に前記抵抗素子が前
    記最小間隔で配置され、かつ前記半導体基板上の特定の
    一方向の片側に対し他方の片側の隣接の前記抵抗素子が
    前記最小間隔以上で配置され、かつ前記第6の抵抗素子
    と同一の幅である第7の抵抗素子のシート抵抗(ρs)
    と、前記半導体基板上の特定の一方向の片側の隣接の前
    記抵抗素子が前記最小間隔以上で配置され、かつ前記半
    導体基板上の特定の一方向の片側に対し他方の片側に前
    記抵抗素子が前記最小間隔で配置され、かつ前記第6の
    抵抗素子と同一の幅である第8の抵抗素子のシート抵抗
    (ρs)と、両側の隣接の前記抵抗素子が前記最小間隔
    以上で配置され、かつ前記第6の抵抗素子と同一の幅で
    ある第9の抵抗素子のシート抵抗(ρs)と、両側に前
    記抵抗素子が一定の前記最小間隔で配置され、かつ前記
    第6の抵抗素子と異なる幅を持つ第10の抵抗素子のシ
    ート抵抗(ρs)と、前記半導体基板上の特定の一方向
    の片側に前記抵抗素子が前記最小間隔で配置され、かつ
    前記半導体基板上の特定の一方向の片側に対し他方の片
    側の隣接の前記抵抗素子が前記最小間隔以上で配置さ
    れ、かつ前記第7の抵抗素子と異なる幅を持つ第11の
    抵抗素子のシート抵抗(ρs)と、前記半導体基板上の
    特定の一方向の片側の隣接の前記抵抗素子が前記最小間
    隔以上で配置され、かつ前記半導体基板上の特定の一方
    向の片側に対し他方の片側に前記抵抗素子が前記最小間
    隔で配置され、かつ前記第8の抵抗素子と異なる幅を持
    つ第12の抵抗素子のシート抵抗(ρs)と、両側の隣
    接の前記抵抗素子が前記最小間隔以上で配置され、かつ
    前記第9の抵抗素子と異なる幅を持つ第13の抵抗素子
    のシート抵抗(ρs)とが相違することを特徴とする抵
    抗素子を有する半導体装置。
  6. 【請求項6】 半導体基板上に絶縁膜を介して複数個の
    抵抗素子が一方向に配置されて形成された第1の抵抗素
    子パターンと、前記一方向に対し垂直をなす方向に複数
    個の抵抗素子が配置されて形成された第2の抵抗素子パ
    ターンとを有し、両側の最近接ピッチ上に前記抵抗素子
    Aが配置される第1の抵抗素子Aのシート抵抗(ρs)
    と、両側の最近接ピッチ上のうち片側のみに前記抵抗素
    子Aが配置され、他方の最近接ピッチ上には前記抵抗素
    子Aが配置されない第2の抵抗素子Aのシート抵抗(ρ
    s)と、両側の最近接ピッチ上には前記抵抗素子Aが配
    置されない第3の抵抗素子Aのシート抵抗(ρs)と、
    両側の最近接ピッチ上のうち片側のみに前記抵抗素子B
    が配置され、他方の最近接ピッチ上には前記抵抗素子B
    が配置されない第1の抵抗素子Dのシート抵抗(ρs)
    と、両側の最近接ピッチ上には前記抵抗素子Bが配置さ
    れない第2の抵抗素子Bのシート抵抗(ρs)とが相違
    することを特徴とする抵抗素子を有する半導体装置。
  7. 【請求項7】 半導体基板上に絶縁膜を介して複数個の
    抵抗素子が一方向に配置されて形成された第1の抵抗素
    子パターンと、前記一方向に対し垂直をなす方向に複数
    個の抵抗素子が配置されて形成された第2の抵抗素子パ
    ターンとを有し、両側の最近接ピッチ上に前記抵抗素子
    Aが配置される前記第1の抵抗素子Aのシート抵抗(ρ
    s)と、両側の最近接ピッチ上のうち前記半導体基板上
    の特定の一方向の片側の最近接ピッチ上のみに前記抵抗
    素子Aが配置され、前記半導体基板上の特定の一方向の
    片側に対し他方の片側には前記抵抗素子Aが配置されな
    い第4の抵抗素子Aのシート抵抗(ρs)と、両側の最
    近接ピッチ上のうち前記半導体基板上の特定の一方向の
    片側に対し他方の片側の最近接ピッチ上のみに前記抵抗
    素子Aが配置される第5の抵抗素子Aのシート抵抗(ρ
    s)と、両側の最近接ピッチ上には前記抵抗素子Aが配
    置されない前記第3の抵抗素子Aのシート抵抗(ρs)
    と、両側の最近接ピッチ上のうち前記半導体基板上の特
    定の一方向の片側の最近接ピッチ上のみに前記抵抗素子
    Bが配置される第3の抵抗素子Bのシート抵抗(ρs)
    と、両側の最近接ピッチ上のうち前記半導体基板上の特
    定の一方向の片側に対し他方の片側の最近接ピッチ上の
    みに前記抵抗素子Bが配置される第4の抵抗素子Bのシ
    ート抵抗(ρs)と、両側の最近接ピッチ上には前記抵
    抗素子Bが配置されない前記第2の抵抗素子Bのシート
    抵抗(ρs)とが異なることを特徴とする抵抗素子を有
    する半導体装置。
  8. 【請求項8】 半導体基板上に絶縁膜を介して複数個の
    抵抗素子が一方向に配置されて形成された第1の抵抗素
    子パターンと、前記一方向に対し垂直をなす方向に複数
    個の抵抗素子が配置されて形成された第2の抵抗素子パ
    ターンとを有し、両側に前記抵抗素子Eが一定の最小間
    隔で配置された第1の抵抗素子Eのシート抵抗(ρs)
    と、前記半導体基板上の特定の一方向の片側に前記抵抗
    素子Eが前記最小間隔で配置され、かつ前記半導体基板
    上の特定の一方向に対し他方の片側の隣接の前記抵抗素
    子Eが前記最小間隔以上で配置され、かつ前記第1の抵
    抗素子Eと同一の幅である第2の抵抗素子Eのシート抵
    抗(ρs)と、前記半導体基板上の特定の一方向の片側
    の隣接の前記抵抗素子Eが前記最小間隔以上で配置さ
    れ、かつ前記半導体基板上の特定の一方向に対し他方の
    片側の前記抵抗素子Eが前記最小間隔で配置され、かつ
    前記第1の抵抗素子Eと同一の幅である第3の抵抗素子
    Eのシート抵抗(ρs)と、両側の隣接の前記抵抗素子
    Eが前記最小間隔以上で配置され、かつ前記第1の抵抗
    素子Eと同一の幅である第4の抵抗素子Eのシート抵抗
    (ρs)と、両側に前記抵抗素子Eが一定の前記最小間
    隔で配置され、かつ前記第1の抵抗素子Eと異なる幅を
    持つ第5の抵抗素子Eのシート抵抗(ρs)と、前記半
    導体基板上の特定の一方向の片側の前記抵抗素子Eが前
    記最小間隔で配置され、かつ前記半導体基板上の特定の
    一方向の片側に対し他方の片側の隣接の前記抵抗素子E
    が前記最小間隔以上で配置され、かつ前記第2の抵抗素
    子Eと異なる幅を持つ第6の抵抗素子Eのシート抵抗
    (ρs)と、前記半導体基板上の特定の一方向の片側の
    隣接の前記抵抗素子Eが前記最小間隔以上で配置され、
    かつ前記半導体基板上の特定の一方向の片側に対し他方
    の片側の前記抵抗素子Eが前記最小間隔で配置され、か
    つ前記第3の抵抗素子Eと異なる幅を持つ第7の抵抗素
    子Eのシート抵抗(ρs)と両側の前記抵抗素子Eが
    前記最小間隔以上で配置され、かつ前記第4の抵抗素子
    Eと異なる幅を持つ第8の抵抗素子Eのシート抵抗(ρ
    s)と、前記半導体基板上の特定の一方向の片側に前記
    抵抗素子Fが前記最小間隔で配置され、かつ前記半導体
    基板上の特定の一方向の片側に対し他方の片側の隣接の
    前記抵抗素子Fが前記最小間隔以上で配置される第1の
    抵抗素子Fのシート抵抗(ρs)と、前記半導体基板上
    の特定の一方向の片側の隣接の前記抵抗素子Fが前記最
    小間隔で配置され、かつ前記半導体基板上の特定の一方
    向の片側に対し他方の片側の前記抵抗素子Fが前記最小
    間隔以上で配置され、かつ前記第1の抵抗素子Fと同一
    の幅である第2の抵抗素子Fのシート抵抗(ρs)と、
    前記半導体基板上の特定の一方向片側の隣接の前記抵抗
    素子Fが前記最小間隔以上で配置され、かつ前記半導体
    基板上の特定の一方向の片側に対し他方の片側の前記抵
    抗素子Fが前記最小間隔で配置され、かつ前記第1の抵
    抗素子Fと同一の幅である第3の抵抗素子Fのシート抵
    抗(ρs)と、両側の隣接の前記抵抗素子Fが前記最小
    間隔以上で配置され、かつ前記第1の抵抗素子Fと同一
    の幅である第4の抵抗素子Fのシート抵抗(ρs)と、
    前記半導体基板上の特定の一方向の片側の前記抵抗素子
    Fが前記最小間隔で配置され、かつ前記半導体基板上の
    特定の一方向の片側に対し他方の片側の隣接の前記抵抗
    素子Fが前記最小間隔以上で配置され、かつ前記第1の
    抵抗素子Fと異なる幅を持つ第5の抵抗素子Fのシート
    抵抗(ρs)と、前記半導体基板上の特定の一方向の片
    側の隣接の前記抵抗素子Fが前記最小間隔以上で配置さ
    れ、かつ前記半導体基板上の特定の一方向の片側に対し
    他方の片側の前記抵抗素子Fが前記最小間隔で配置さ
    れ、かつ前記第2の抵抗素子Fと異なる幅を持つ第6の
    抵抗素子Dのシート抵抗(ρs)と、両側の前記抵抗素
    子Fが前記最小間隔以上で配置され、かつ前記第3の抵
    抗素子Fと異なる幅を持つ第7の抵抗素子Fのシート抵
    抗(ρs)とがそれぞれ異なることを特徴とする抵抗素
    子を有する半導体装置。
  9. 【請求項9】 半導体基板上に絶縁膜を介して複数個の
    第1導電型の抵抗素子が一方向に配置されて形成された
    第1の抵抗素子パターンと、前記一方向に対し垂直をな
    す方向に複数個の抵抗素子が配置されて形成された第2
    導電型の第2の抵抗素子パターンとを有し、両側の最近
    接ピッチ上のうち片側のみに前記抵抗素子Gが配置さ
    れ、他方の最近接ピッチ上には前記抵抗素子Gが配置さ
    れない第1の抵抗素子Gのシート抵抗(ρs)と、両側
    の最近接ピッチ上には前記抵抗素子Gが配置されない第
    2の抵抗素子Gのシート抵抗(ρs)とが相違し、両側
    の最近接ピッチ上のうち片側のみに前記抵抗素子Hが配
    置され、他方の最近接ピッチ上には前記抵抗素子Hが配
    置されない第1の抵抗素子Hのシート抵抗(ρs)と、
    両側の最近接ピッチ上には前記抵抗素子Hが配置されな
    い第2の抵抗素子Hのシート抵抗(ρs)とが相違する
    ことを特徴とする抵抗素子を有する半導体装置。
  10. 【請求項10】 半導体基板上に絶縁膜を介して複数個
    の第1導電型の抵抗素子が一方向に配置されて形成され
    た第1の抵抗素子パターンと、前記一方向に対し垂直を
    なす方向に複数個の抵抗素子が配置されて形成された第
    2導電型の第2の抵抗素子パターンとを有し、両側の最
    近接ピッチ上のうち前記半導体基板上の特定の一方向の
    片側の最近接ピッチ上のみに前記抵抗素子Gが配置さ
    れ、前記半導体基板上の特定の一方向の片側に対し他方
    の片側には前記抵抗素子Gが配置されない第3の抵抗素
    子Gのシート抵抗(ρs)と、両側の最近接ピッチ上の
    うち前記半導体基板上の特定の一方向片側の最近接ピッ
    チ上には前記抵抗素子Gが配置されず、前記半導体基板
    上の特定の一方向の片側に対し他方の片側の最近接ピッ
    チ上のみに前記抵抗素子Gが配置される第4の抵抗素子
    Gのシート抵抗(ρs)と、両側の最近接ピッチ上には
    前記抵抗素子Gが配置されない前記第2の抵抗素子Gの
    シート抵抗(ρs)とが相違し、両側の最近接ピッチ上
    のうち前記半導体基板上の特定の一方向の片側の最近接
    ピッチ上のみに前記抵抗素子Hが配置され、前記半導体
    基板上の特定の一方向の片側に対し他方の片側には前記
    抵抗素子Hが配置されない第3の抵抗素子Hのシート抵
    抗(ρs)と、両側の最近接ピッチ上のうち前記半導体
    基板上の特定の一方向片側の最近接ピッチ上には前記抵
    抗素子Hが配置されず、前記半導体基板上の特定の一方
    向に対し他方の片側の最近接ピッチ上のみに前記抵抗素
    子Hが配置される第4の抵抗素子Hのシート抵抗(ρ
    s)と、両側の最近接ピッチ上には前記抵抗素子Hが配
    置されない前記第2の抵抗素子Hのシート抵抗(ρs)
    とが相違することを特徴とする抵抗素子を有する半導体
    装置。
  11. 【請求項11】 前記抵抗素子は、ポリシリコン膜のパ
    ターンに前記半導体基板に対して傾斜する方向にイオン
    注入することにより形成されたものであることを特徴と
    する請求項1乃至10のいずれか1項に記載の抵抗素子
    を有する半導体装置。
  12. 【請求項12】 絶縁膜上にポリシリコン膜を成長する
    工程と、フォトレジスト膜をパターン形成しこのフォト
    レジスト膜をマスクとしてフォトリソグラフィー及びエ
    ッチングにより前記ポリシリコン膜をパターニングして
    一方向に配列された複数個の抵抗素子からなる抵抗素子
    パターンを形成する工程と、前記フォトレジスト膜を前
    記抵抗素子上に残したまま不純物を前記抵抗素子の側面
    に垂直の面内でかつ前記半導体基板に対し斜め上方の角
    度から前記抵抗素子の側面にイオン注入する工程とを有
    することを特徴とする抵抗素子を有する半導体装置の製
    造方法。
  13. 【請求項13】 前記抵抗素子パターンは、隣接する抵
    抗素子上の前記フォトレジスト膜により遮蔽されて前記
    イオン注入工程において側面にイオン注入されない狭間
    隔と、隣接する抵抗素子上の前記フォトレジスト膜の影
    にならずに前記イオン注入工程において側面にイオン注
    入される広間隔とが選択されたものであることを特徴と
    する請求項12に記載の抵抗素子を有する半導体装置の
    製造方法。
  14. 【請求項14】 前記抵抗素子パターンは、一部の抵抗
    素子の幅が他の抵抗素子の幅と異なることを特徴とする
    請求項12に記載の抵抗素子を有する半導体装置の製造
    方法。
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