JP3178070U - 二つ折り名刺入れ - Google Patents

二つ折り名刺入れ Download PDF

Info

Publication number
JP3178070U
JP3178070U JP2012003647U JP2012003647U JP3178070U JP 3178070 U JP3178070 U JP 3178070U JP 2012003647 U JP2012003647 U JP 2012003647U JP 2012003647 U JP2012003647 U JP 2012003647U JP 3178070 U JP3178070 U JP 3178070U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
business card
holding
pair
folded
memo
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2012003647U
Other languages
English (en)
Inventor
章生 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Raymay Fujii Corp
Original Assignee
Raymay Fujii Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Raymay Fujii Corp filed Critical Raymay Fujii Corp
Priority to JP2012003647U priority Critical patent/JP3178070U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3178070U publication Critical patent/JP3178070U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Sheet Holders (AREA)

Abstract

【課題】 急な打ち合わせ等でメモを記載する必要性が生じた場合に、容易にメモし得る名刺入れを提供する。
【解決手段】 平面視で矩形状に形成されていると共に内部に名刺を収容可能な名刺収容部10と、名刺収容部10の一端10aから延出していると共に名刺収容部10に折り重ね可能なカバー部20とを有する二つ折り名刺入れ1であって、名刺収容部10にカバー部20を折り重ねた状態において名刺収容部10に対向するカバー部20の内表面20bに、紙体Nを保持可能な紙体保持部21A,21Bが設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本考案は、二つ折り名刺入れの改良に関する。
一般に、会社内等での打ち合わせ、急な電話又は急に外部の者と接触する場合等の際に、その内容を忘れないようにメモを記載する必要性が生じる場合がある。このような場合、従来は、手帳等を事前に用意して、打ち合わせ等の場所に持参してメモを記載する必要があり、急な打ち合わせの場合には、手帳等を用意することは困難であった。
下記特許文献1においては、急な打ち合わせの場合にもメモを記載できるように、身分証明書ケースの内表面に、メモパットを保持し得るメモホルダー部が形成されたメモパット付きIDカードケースが開示されている。
しかしながら、上記メモパッド付きIDカードケースは、自己が所属する会社内やこの会社近傍で身に付けるものであることから、メモをすることができる場所が限られる、という不具合がある。
ところで、通常、移動中や商談中に携帯する名刺入れに関しては、現在のところメモ用紙付きのものが存在していない。その結果、名刺入れを携帯していたとしてもメモを記載する必要がある場合に迅速に対応できなかった。
実登3136355号公報
本考案はこのような従来からの不具合を解決するためのものであって、その課題は、急な打ち合わせ等でメモを記載する必要性が生じた場合に、容易にメモし得る名刺入れを提供することにある。
上記課題達成のため、請求項1記載の考案にあっては、平面視で矩形状に形成されていると共に内部に名刺を収容可能な名刺収容部と、上記名刺収容部の一端から延出していると共に上記名刺収容部に折り重ね可能なカバー部とを有する二つ折り名刺入れであって、上記名刺収容部に上記カバー部を折り重ねた状態において上記名刺収容部に対向する上記カバー部の内表面に、紙体を保持可能な紙体保持部が設けられていることを特徴とする。
請求項1記載に係る二つ折り名刺入れにあっては、紙体を保持可能な紙体保持部がカバー部の内表面に設けられている。これにより、カバー部の内表面に紙体を保持させることができるので、この紙体にメモを記載することができる。
請求項2記載の考案にあっては、上記紙体保持部は、上記名刺を保持可能であることを特徴とする。
請求項2記載に係る二つ折り名刺入れにあっては、紙体保持部が名刺を保持可能である。これにより、例えば名刺収容部に収容していた名刺や貰った名刺を紙体保持部に保持させてメモを記載することが可能となる。
請求項3記載の考案にあっては、上記紙体保持部は、互いに間隙を介して並設された一対の保持帯を有し、上記一対の保持帯は、それぞれの長さ方向における両端部が上記カバー部に縫着され、上記紙体の両端を挿し込んで上記紙体を保持することを特徴とする。
請求項3記載に係る二つ折り名刺入れにあっては、互いに間隙を介して並設された一対の保持帯に、紙体の両端を挿し込んで紙体を保持する。これにより、紙体が両端で保持されるので、紙体の位置及び姿勢が安定する。
請求項4記載の考案にあっては、上記一対の保持帯は、それぞれ上記カバー部の一対の短辺縁に沿って設けられていることを特徴とする。
請求項4記載に係る二つ折り名刺入れにあっては、カバー部の一対の短辺縁に沿って一対の保持帯が設けられているので、紙体の中央部にメモの記載スペースが大きく確保される。
請求項5記載の考案にあっては、上記一対の保持帯は、互いに上記間隙を介して対向するそれぞれの内側端が上記紙体の挿込部とされる一方、互いに背向するそれぞれの外側端が上記カバー部に縫着されていることを特徴とする。
請求項5記載に係る二つ折り名刺入れにあっては、保持帯の内側端が紙体の挿込部とされる一方、外側端がカバー部に縫着されているので、それぞれの保持帯において不意な外力による紙体の脱落方向が内側端側のみに制限される。
請求項1記載に係る二つ折り名刺入れにあっては、カバー部の内表面に紙体を保持させることができるので、この紙体にメモを記載することができる。
その結果、急な打ち合わせ等でメモを記載する必要性が生じた場合に、容易にメモし得る二つ折り名刺入れを提供することができる。
請求項2記載に係る二つ折り名刺入れにあっては、例えば名刺収容部に収容していた名刺や貰った名刺を紙体保持部に保持させてメモを記載することが可能となるので、入手が容易な名刺をメモ用紙に用いることができ、専用メモ用紙がない場合であっても、名刺にメモをとることができる。その結果、汎用性が高く、使い勝手が良い二つ折り名刺入れを提供することができる。
また、名刺サイズに裁断した専用のメモ用紙を収納しておき、当該メモ用紙にメモをとることもできる。
請求項3記載に係る二つ折り名刺入れにあっては、紙体が両端で保持されるので紙体の位置及び姿勢が安定するので、紙体がずれずに安定してメモを記載することができる。
その結果、メモを安定的に記載することができる二つ折り名刺入れを提供することができる。
請求項4記載に係る二つ折り名刺入れにあっては、紙体の中央部にメモの記載スペースが大きく確保される。その結果、メモを多く記載することができる二つ折り名刺入れを提供することができる。
請求項5記載に係る二つ折り名刺入れにあっては、それぞれの保持帯において不意な外力が加わった場合であっても、紙体の脱落方向が内側端側のみに制限されるので、紙体の脱落をより確実に防ぐことが可能となる。その結果、メモ内容の紛失が起こる割合を低減させることができ、情報セキュリティ性の高い二つ折り名刺入れを提供することができる。
本考案に係る二つ折り名刺入れの一実施の形態を示す外観斜視図であって、名刺収容部に対してカバー部を折り重ねた状態を図示している。 本考案に係る二つ折り名刺入れの一実施の形態を示す外観斜視図であって、名刺収容部に対してカバー部を展開した状態を図示している。 本考案に係る二つ折り名刺入れの一実施の形態を示す平面図であって、名刺収容部に対してカバー部を展開した状態を図示している。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づき、本考案に係る二つ折り名刺入れを詳述する。
図1及び図2は、本考案に係る二つ折り名刺入れ1の一実施の形態を示す外観斜視図であって、それぞれ異なる状態を図示している。図3は、二つ折り名刺入れ1の平面図であって、図2と同様の状態を図示している。
図3に示すように、二つ折り名刺入れ1は、平面視で矩形状に形成されていると共に内部に名刺Nを収容可能な名刺収容部10と、名刺収容部10の一端10aから延出していると共に名刺収容部10に折り重ね可能なカバー部20とにより構成されている。
以下、名刺収容部10に対してカバー部20を折り重ねた状態を単に「折り重ね状態」と、名刺収容部10に対してカバー部20を展開した状態を単に「展開状態」という。なお、図1は折り重ね状態を、図2及び図3は展開状態をそれぞれ図示したものである。
名刺収容部10は、図1及び図2に示すように、折り重ね状態及び展開状態に関係なく常に外方に露出する外板部11と、折り重ね状態でカバー部20に対向する内板部12と、図2に示すように、外板部11と内板部12とに連結された一対のマチ部13A,13Bと、名刺収容部10の厚さ方向において外板部11と内板部12との間に配置された仕切板部14とにより構成されている。
図2に示すように、外板部11及び内板部12は、一枚の皮革が折返部15を介して折り返されて形成されている。これら外板部11及び内板部12は、図3に示すように、夫々、平面視で横長長方形状に形成されている。
一対のマチ部13A,13Bは、合成繊維の布状部材で形成されており、それぞれ仕切板部14を介して、外板部11及び内板部12に連結されている。具体的には、外板部11の短辺部11Aと内板部12の短辺部12Aとにマチ部13Aが連結されており、外板部11の短辺部11Bと内板部12の短辺部12Bとにマチ部13Bが連結されている。マチ部13A,13Bの幅寸法は、それぞれ折返部15側から離間するに従って漸次大きくなっている。
仕切板部14は、合成樹脂の薄板部材で、上記外板部11及び内板部12と同一の大きさの長方形状に形成されている。図2に示すように、仕切板部14は、短辺部14A,14Bがマチ部13A,13Bの幅方向中央の部位にそれぞれ縫着されている。
このような構成の名刺収容部10は、図1及び図2に示すように、折返部15近傍を回動中心にした円弧の軌跡で、内板部12が外板部11に対して近接・離間可能となっている。そして、図2に示すように、外板部11と内板部12と一対のマチ部13A,13Bとが区画する名刺Nの収容空間を仕切板部14が二つに仕切っている。
カバー部20は、図3に示すように、平面視で上記外板部11及び内板部12と同一の大きさの長方形状に形成されている。このカバー部20は、図2に示すように、上述した外板部11及び内板部12と共に一枚の皮革で構成されており、外板部11に連続している。そして、図1及び図2に示すように、カバー部20は、名刺収容部10(より詳細には外板部11)の一端10aから延出する折曲部20aを折り曲げることによって名刺収容部10に折り重ね可能となっている。
図2及び図3に示すように、カバー部20には、折り重ね状態において名刺収容部10の内板部12に対向するカバー部20の内表面20bに、名刺N(紙体)を保持可能な一対の保持帯(紙体保持部)21A,21Bが形成されている。
図3に示すように、一対の保持帯21A,21Bは、それぞれ帯状に形成された皮革で形成されており、互いに間隙G(名刺Nの長さ寸法よりも短い寸法)を介して並設されている。これら一対の保持帯21A,21Bは、カバー部20の一対の短辺縁20A,20Bに、幅方向に沿って配設されている。また、図3に示すように、一対の保持帯21A,21Bは、それぞれの長さ方向の両端縁(両端部)21c,21dのうち一方の端縁21cを、カバー部20の長辺縁20Cの一部に沿ように配設されている。なお、図2及び図3において、符号30で示すのは、皮革の縁を薄く削いで折り返した縁返(へりかえし)部である。
このような一対の保持帯21A,21Bは、互いに背向する(短辺縁20A,20Bに近接する)それぞれの外側端21eと、それぞれの両端縁21c,21dとが、カバー部20に縫着されている。そして、互いに間隙Gを介して対向するそれぞれの内側端21fが名刺Nの挿込部とされている。なお、外側端21eと端縁21cは、縁返部30によって被覆されている。
このような構成により、一対の保持帯21A,21Bは、名刺Nの両端Na,Nbを挿し込んで名刺Nを保持することが可能である。一対の保持帯21A,21Bは、カバー部20の一対の短辺縁20A,20Bに沿って縫着されていることから、名刺Nの中央部Ncにメモの記載スペースが大きく確保される。
続いて、二つ折り名刺入れ1に対する名刺又は名刺サイズのメモ用紙Nの取り付け方法の一例について説明する。
まず、貰った名刺や自分の名刺又は名刺サイズのメモ用紙N(以下、「名刺等N」と称する)の長さ方向の両端Na,Nbのうちの一方を、一対の保持帯21A,21Bのうち一方の内側端21fに挿し込む(図3参照。この説明においては、名刺等Nの一端Naを最初に保持帯21Aに挿し込むこととする。)。
次に、名刺等Nの他端Nb側を指でカバー部20の内表面20bに押し付けて、この状態で名刺等Nの他端Nb側を一端Na側に向けて擦動させる。そうすると名刺等Nの一端Naの変位が保持帯21Aによって規制されることによって、名刺等Nが長さ方向に撓む。次いで、名刺等Nを撓ませた状態で、名刺等Nの他端Nbを、カバー部20の裏表面20bに擦動させながら保持帯21Bの内側端21fに挿し込む。
以上の動作で名刺等Nの取り付けが完了する。なお、名刺等Nは表裏に関係なく一対の保持帯21A,21Bに取り付けることが可能である。
このような簡単な動作で名刺等Nを取り付けることができるので、一対の保持帯21A,21Bに事前に名刺等Nを取り付けていなかった場合において急にメモが必要となったときでも、速やかに名刺等Nを一対の保持帯21A,21Bに取り付けてメモの記載を開始することができる。
なお、上記の名刺等Nの取り付け方法は、あくまでも一例であって上記のものに限定されない。例えば、名刺等Nの両端Na,Nbを摘まむようにして両側から名刺等Nを撓ませて、この名刺等Nの両端Na,Nbを一度に一対の保持帯21A,21Bに挿し込んでもよい。
続いて、二つ折り名刺入れ1の名刺等Nへのメモの記載のし易さについて説明する。
まず、二つ折り名刺入れ1の一対の保持帯21A,21Bに名刺等Nが保持されると、名刺N等が長さ方向の両端Na,Nbで保持されるので名刺等Nの位置及び姿勢が安定する。このため、名刺等Nがずれずに安定してメモを記載することができる。さらに、メモを記載する名刺等Nの裏側に位置するカバー部20が台紙として機能することから、より安定的にメモを記載することができる。
さらに、カバー部20を把持してメモを記載するようにすれば、対面者からメモを記載している名刺等Nやメモ内容が視認し難くなる。つまり、名刺等Nを目立たさずにメモの記載やメモの参照をすることができる。仮に、貰った名刺等Nにメモを記載する場合には、名刺等Nを貰った相手にメモを気付かれ難いので、相手の気分を害し難く、打ち合わせの円滑進行に寄与することとなる。
続いて、二つ折り名刺入れ1の名刺等Nの保持継続性について説明する。
メモの記載が終了して二つ折り名刺入れ1を持ち運ぶ際には、通常の使用態様において二つ折り名刺入れ1が折り重ね状態となる。この状態においては、名刺Nがカバー部20の内表面20bに保持されることから、名刺等Nが名刺収容部10とカバー部20とに保護される。
さらに、一対の保持帯21A,21Bは、それぞれの外側端21eと、それぞれの両端縁21c,21dとが、カバー部20に縫着されていることにより、名刺等Nの脱落方向が内側端21f側のみに制限される。
これらのために、二つ折り名刺入れ1が不意な外力を受けたときであっても、一対の保持帯21A,21Bに取り付けた名刺Nが容易に脱落せず、メモした名刺等Nを紛失し難い。
さらに、二つ折り名刺入れ1の持ち運び時に名刺等Nが外部に露出しないので、名刺等Nに記載したメモの内容が外部に流出し難くなる。
以上説明したように、本実施形態に係る二つ折り名刺入れ1にあっては、名刺等Nを保持可能な一対の保持帯21A,21Bがカバー部20の内表面20bに配設されている。これにより、カバー部20の内表面20bに名刺Nを保持させることができるので、この名刺等Nにメモを記載することができる。
その結果、二つ折り名刺入れ1にあっては、急な打ち合わせ等でメモを記載する必要性が生じた場合に容易にメモをし得る。
また、一対の保持帯21A,21Bが名刺等Nを保持可能であるので、例えば名刺収容部10に収容していた名刺Nや貰った名刺等Nを一対の保持帯21A,21Bに保持させてメモを記載することが可能となる。これにより、入手が容易な名刺等Nをメモ用紙に用いることができる。従って、専用メモ用紙の必要性を低下させることができる。
その結果、二つ折り名刺入れ1にあっては、高い汎用性を得ることができ、使い勝手を良くすることができる。
また、互いに間隙Gを介して並設された一対の保持帯21A,21Bに、名刺等Nの両端Na,Nbを挿し込んで名刺等Nを保持する。これにより、名刺等Nが両端Na,Nbで保持されるので、名刺等Nの位置及び姿勢が安定する。従って、名刺等Nがずれずに安定してメモを記載することができる。その結果、二つ折り名刺入れ1にあっては、メモを安定的に記載することができる。
また、カバー部20の一対の短辺縁20A,20Bに沿って一対の保持帯21A,21Bが配設されているので、名刺等Nの中央部Ncにメモの記載スペースが大きく確保される。その結果、二つ折り名刺入れ1にあってはメモを多く記載することができる。
また、保持帯21A,21Bの内側端21fが名刺等Nの挿込部とされる一方、外側端21eがカバー部20に縫着されているので、それぞれの保持帯21A,21Bにおいて不意な外力による名刺Nの脱落方向が内側端21f側のみに制限される。従って、名刺等Nの脱落をより確実に防ぐことが可能となる。
その結果、二つ折り名刺入れ1にあっては、メモ内容の紛失が起こる割合を低減させることができ、高い情報セキュリティ性を得ることができる。
さらに、名刺等Nを取り外す際には、上記に例示した取り付け方法と逆の手順によって容易に取り外すことができる。つまり、二つ折り名刺入れ1からメモした名刺等Nを別に保存したり、メモした名刺等Nを第三者に渡したりすることが容易である。また、名刺等Nを取り外した状態で二つ折り名刺入れ1を使用することが可能であるので、メモ不要時には名刺等Nを取り外すことで、使用環境に柔軟に対応することができる。
なお、二つ折り名刺入れ1のように、弾性を持った皮革部材で一対の保持帯21A,21Bを形成すれば、一対の保持帯21A,21Bに複数枚の名刺等Nを容易に保持させることもできる。このため、一対の保持帯21A,21Bに複数枚の名刺等Nを保持させて、一枚目の名刺等Nの記載スペースがなくなったら、一枚目を取り除いて二枚目以降にメモを継続して記載する使用方法も考えられる。
以上、本考案の一実施形態を説明したが、本考案は上述した実施形態に限らず、種々の設計変更が可能である。例えば、上述した実施形態においては、一対の保持帯21A,21Bに名刺等Nを保持させてメモを記載する構成としたが、名刺Nの代わりに専用のメモ用紙(紙体)を用いてもよい。また、名刺サイズに限られず、他のサイズのメモ用紙に合わせて一対の保持帯21A,21Bの各寸法を設計変更してもよい。
また、上述した実施形態においては、名刺収容部10の外板部11及び内板部12と、カバー部20とを皮革部材で、マチ部13A,13Bを合成繊維の布部材で、仕切板部13を合成樹脂の板状部材で、それぞれ形成したが、これらの材質には、天然皮革、合成皮革、合成樹脂、合成繊維、天然繊維、紙等を相互に適用可能である。なお、仕切板部14は、省略してもよい。
また、上述した実施形態においては、外板部11と内板部12と一対のマチ部13A,13Bとで名刺Nの収容空間を形成したが、他の構成で収容空間を形成してもよい。また、カバー部20の外表面と裏表面20bとの間に補助的な収容空間としてのポケットを形成してもよい。
また、上述した実施形態においては、一対の保持帯21A,21Bで名刺Nを保持する構成としたが、カバー部20を二層構造にして裏面20bから裏表層にスリットを形成し、このスリットに名刺Nを挿し込んで保持する構成にしてもよい。また、カバー部20の裏面20bの隅部に帯状体を設けて名刺Nの角部を保持する構成にしてもよい。
また、上述した実施形態においては、一対の保持帯21A,21Bをカバー部20に縫着したが、一対の保持帯21A,21Bをカバー部20に接着してもよいし、鋲等で止めてもよい。
また、上述した実施形態においては、一対の保持帯21A,21Bの外側端21eを縫着したが、これは名刺Nの脱落方向を限定して情報セキュリティ性を向上させるための措置であるから、必ずしも外側端21eをカバー部20に縫着する必要はない。
1…二つ折り名刺入れ
10…名刺収容部
10a…一端
20…カバー部
20a…折曲部
20b…内表面
20c…両端部
21d…両端部
21e…外側端
20A,20B…一対の短辺縁
20b…内表面
21A,21B…一対の保持帯(紙体保持部)
21c,21d…両端縁(両端部)
21e…外側端
21f…内側端
G…間隙
N…名刺又は名刺サイズのメモ用紙(紙体)
Na,Nb…両端
Nc…中央部

Claims (5)

  1. 平面視で矩形状に形成されていると共に内部に名刺を収容可能な名刺収容部と、上記名刺収容部の一端から延出していると共に上記名刺収容部に折り重ね可能なカバー部とを有する二つ折り名刺入れであって、
    上記名刺収容部に上記カバー部を折り重ねた状態において上記名刺収容部に対向する上記カバー部の内表面に、紙体を保持可能な紙体保持部が設けられていることを特徴とする二つ折り名刺入れ。
  2. 上記紙体保持部は、上記名刺を保持可能であることを特徴とする請求項1に記載の二つ折り名刺入れ。
  3. 上記紙体保持部は、互いに間隙を介して並設された一対の保持帯を有し、
    上記一対の保持帯は、それぞれの長さ方向における両端部が上記カバー部に縫着され、上記紙体の両端を挿し込んで上記紙体を保持することを特徴とする請求項1に記載の二つ折り名刺入れ。
  4. 上記一対の保持帯は、それぞれ上記カバー部の一対の短辺縁に沿って設けられていることを特徴とする請求項3に記載の二つ折り名刺入れ。
  5. 上記一対の保持帯は、互いに上記間隙を介して対向するそれぞれの内側端が上記紙体の挿込部とされる一方、互いに背向するそれぞれの外側端が上記カバー部に縫着されていることを特徴とする請求項3に記載の二つ折り名刺入れ。
JP2012003647U 2012-06-18 2012-06-18 二つ折り名刺入れ Expired - Lifetime JP3178070U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012003647U JP3178070U (ja) 2012-06-18 2012-06-18 二つ折り名刺入れ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012003647U JP3178070U (ja) 2012-06-18 2012-06-18 二つ折り名刺入れ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3178070U true JP3178070U (ja) 2012-08-30

Family

ID=48004843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012003647U Expired - Lifetime JP3178070U (ja) 2012-06-18 2012-06-18 二つ折り名刺入れ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3178070U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021075173A1 (ja) * 2019-10-15 2021-04-22 株式会社Tz 平行四辺形状薄型カードケース

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021075173A1 (ja) * 2019-10-15 2021-04-22 株式会社Tz 平行四辺形状薄型カードケース
JP2021062039A (ja) * 2019-10-15 2021-04-22 株式会社Tz 平行四辺形状薄型カードケース
JP7333896B2 (ja) 2019-10-15 2023-08-28 株式会社Toyger 平行四辺形状薄型カードケース

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3178070U (ja) 二つ折り名刺入れ
JP6528156B2 (ja) 筆記具収納溝のある本
KR102177667B1 (ko) 스마트폰이 장착되는 수첩
JP3155585U (ja) 附箋ホルダ及び附箋ホルダセット
JP3199667U (ja) レポートパッド
KR101417756B1 (ko) 분리된 용지의 면적을 확장시킬 수 있는 노트
JP5557673B2 (ja) カード、紙片用収納フォルダ
JP3148171U (ja) 多目的カード入れ
JP3114626U (ja) カード入れ及びこれを備えたバッグ
JP3204479U (ja) メモ帳
JP3138130U (ja) カードホルダー
KR200466101Y1 (ko) 다기능 메모장
KR101664019B1 (ko) 필기구 수납홈이 마련되는 책
JP3154240U (ja) メモパット付きidカードケース
JP3195261U (ja) 名刺・カード差し
JP3216130U (ja) 筆記帳
JP6933044B2 (ja) ファイル
JP3124197U (ja) メッセージカード
KR200449889Y1 (ko) 수납기능을 가지는 펜홀더
JP3211925U (ja) ノートカバー
JP3139727U (ja) 健康保険証用携帯ケース
JP2007136771A (ja) ファイル及び冊子
KR101420824B1 (ko) 필기구 수납홈이 마련되는 책
JP2016221200A (ja) カードケース
JP3194182U (ja) メモ用紙束

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3178070

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150808

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term