JP3177820B2 - 吸盤層を印刷した成型品の製造方法 - Google Patents

吸盤層を印刷した成型品の製造方法

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秀明 河合
秀治 河合
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有限会社樹脂印刷社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂、金属、
硝子等の成型加工された容器、キャビネット、表示板、
機器部品、生活用品等の裏面等に吸着性能を有する吸盤
層を印刷加工することにより、その製品に吸着または滑
り止めの効果を付加させることである。
【0002】
【従来の技術】従来の成型された容器、壜、キャビネッ
ト、機械部品、表示板をテーブル、または任意の被貼付
体に貼付して使用する場合にはその製品を貼付しようと
する箇所に強固な接着剤を塗布してから接着するか、あ
るいは予めその箇所に粘着性の接着剤が塗布された製品
を接着する方法、板状の磁石を接着する等により定着さ
せることが周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の製品は用済み後
に剥離した場合には取り外した後に被貼付体の貼付面に
接着剤等の糊付けの痕跡が残存したり、また剥離が困難
であるので被貼付体を損傷することがあった。また、磁
石板を用いる方法では被貼付物体が硝子、アルミニュウ
ム等の非鉄金属あるいは合成樹脂等の場合には吸着させ
ることが不可能でり、また使用する際に付近に精密な計
器またはセンサー等がある場合には磁気による誤作動等
の障害を発生させることがあるために使用することがで
きないことがある。従来の製品の使用目的とは異なった
用途として、容器、機械部品等の製品を接着剤を使用し
ないで合成樹脂、ガラス等の被貼付体に吸着または滑り
止めを行い、用済み後には容易に被貼付体より剥離する
ことができ、またその容器等の貼付材製品を繰り返して
再使用できる製品を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の方法では、合成
樹脂、金属等の成型された硬質の製品(2)の接着させ
る裏面または側面または表面等の貼付または吸着させる
面(3)全体または一部に柔軟質で可撓性の吸盤性能を
維持できる円輪形等の任意の紋様の単体または連鎖、網
状の吸盤層(4)をスクリーン印刷等の方法により印刷
して設けることにより接着剤等を使用しないでガラス板
または合成樹脂等の被貼付体に容器等の成型品を吸着保
持させることが可能となる。
【0005】
【発明の実施の形態】本出願は、先行出願の「吸盤付シ
ートの製造方法、特許願平成5年第067286号、特
許出願公告平成7年第004909号」の応用に関わる
発明である。先行出願の「吸盤付シートの製造方法」
は、「請求項1、塩化ビニール樹脂または合成紙等のシ
ートまたはフィルム等の貼付材の裏面にポリ塩化ビニー
ル樹脂を溶剤及び可塑剤により柔軟質化した吸盤素材と
なるインキ様物質を使用してスクリーン印刷方法により
網目状の吸盤型の連続した紋様を印刷して吸盤層を設置
した吸盤付シートの製造方法(請求項2は省略)」であ
るが、本発明は立体的な容器等の硬質の成型品(2)
に、吸盤層となるインキ様物質(8)を改良して、肉盛
りの吸盤層(4)を印刷することにより、テーブル等
(5)に設置しようとする箇所に吸着あるいは滑り止め
の効果を付加させることである。
【0006】その方法として、合成樹脂または金属、硝
子等の容器または成型品等(2)のの吸着させるようと
する面(3)に、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ビニー
ル樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂等の基材に反応硬
化剤、可塑剤、溶媒その他の添加物質を特別に配合して
可撓性および柔軟質度の調整を行い吸盤素材となるイン
キ様物質(8)に調合し、そのインキ様物質(8)を使
用して吸盤性能を維持できる形状の単体または複数の円
輪形等の連鎖状または網状等の任意の紋様の吸盤層
(4)をスクリーン印刷等の方法により印刷して紫外線
照射または二液反応硬化処理をさせて定着させると吸盤
層が印刷された成型品(1)が完成する。
【0007】
【実施例】実施例として、化粧品容器、機器部品、灰
皿、受皿、キャビネット等の成型品(2)の吸着させよ
うとする面(3)に、単体または複数の円輪形、網目形
等の連鎖または網目状の任意の紋様の吸盤層(4)とな
る紫外線硬化型インキ様物質(8)としては、新規に吸
盤層に適する前述の合成樹脂、反応硬化剤、添加剤、溶
媒等を使用した吸盤層加工専用の柔軟質、可撓性のある
「吸盤層印刷専用の紫外線反応硬化型あるいは二液反応
硬化型または即乾型のインキ」を使用して製造すること
がより適当であが、例えばアクリル樹脂、ウレタン樹脂
等を基材とした帝国インキ製造株式会社製造の紫外線硬
化型インキでUV−FIL等のタイプのインキまたはエ
ポキシ樹脂系の二液反応硬化型のPS,POSシリー
ズ、あるいは東洋インキ製造株式会社製のUVタイプイ
ンキFDSSシリーズまたは二液反応硬化タイプのSS
FXシリーズ等を、可塑剤、溶媒、その他の添加剤を適
宜混合配合して特別に改良されたものをスクリーン印刷
等の方法で使用することにより製造できる。
【0008】印刷される吸盤層(4)の条件としては、
単体の吸盤の内部の空洞室の容積が大きい程圧着したと
きの真空度または減圧されての吸着度が増強するので印
刷される吸盤素材の外堤の肉盛りは出来る限り厚いこと
が好条件となるのでスクリーン印刷用版(6)の感光膜
及び版厚全体ができる限り厚いことが求められる。通常
のスクリーン印刷方法に使用される版(6)は、膜厚は
30ミクロンメートル前後の厚さのものが使用されてい
るが、本方法では版厚を100〜300ミクロンメート
ル程度まで増厚することが望ましい。
【0009】前述の方法により印刷される吸盤層(4)
の形状、紋様等は使用する目的により大きさ形状、紋様
が異なるが基本形状の円輪形、楕円形等の連鎖状の他、
特殊紋様の一例としてはドーナッツ形、多角形、函形、
格子形、菱形、亀甲形、蜂の巣形、花柄紋様、レース紋
様、連鎖形、網目紋様、幾何学紋様等で内側に空洞室型
で肉厚な外堤を有する形状に印刷された任意の紋様の吸
盤層(4)が良好なる吸着効果が認められる。
【0010】吸盤層をスクリーン印刷方法により施す方
法の一例として、吸盤の外堤となる部分を特に厚く盛り
上げる方法としては、先行「特許第909300号、窯
業製品に任意の印刷を施す方法および装置」の方法を応
用した特殊なスクリーン印刷方法で、版の上のインキ物
質を上部よりの均一な圧力により絞りだす様な印刷工程
を行なうことより一層の肉盛り印刷を得ることが可能と
なる。
【0011】前述の方法により製造された吸盤層を印刷
された成型品は、使用する用途により必要とされる場合
には吸盤層面に紫外線吸収または防止剤等を配合して製
造された柔軟で可撓性のある紫外線遮蔽インキ等を使用
して吸盤層の全面を覆うように印刷またはコーティグす
ることにより曝露される紫外線等による吸盤層の劣化等
の経時変化を防止できる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、合成樹脂、金属、硝子等の成
型品(2)をガラスまたはテーブル等の被貼付体(5)
に貼付するために、従来周知の方法とする接着剤、粘着
剤、磁力等を使用したものとは異なる方法として、成型
品の裏面または表面の貼付する面に、改良された紫外線
反応硬化型インキまたは二液反応硬化型インキ等(8)
を使用した単体または複数の連鎖状あるいは網状の吸盤
型の任意の紋様を印刷して吸盤層(4)を設けて吸着ま
たは滑り止めの効果をさせ、使用後にはその成型品の剥
離を容易にし、また繰り返しての再使用を可能にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】成型品等に吸盤を印刷された製品の説明図。
【図2】吸盤層が印刷された成型品の側面断面図。
【図3】吸盤層が印刷された成型品の吸盤層面の平面
図。
【図4】成型品に吸盤層を印刷する工程の説明図。
【図5】特許第909300号に係わる印刷方法の説明
【図6】印刷される吸盤層の紋様例(その1)
【図7】印刷される吸盤層の紋様例(その2)
【図8】印刷される吸盤層の紋様例(その3)
【図9】印刷される吸盤層の紋様例(その4)
【符号の説明】
1 吸盤層が印刷された成型品 2 合成樹脂等の成型品 3 吸盤層を印刷される成型品の吸着させる面 4 厚肉盛り印刷された網目、連鎖状の任意の紋様の吸
盤層 5 テーブル等の被貼付体 6 スクリーン印刷版 7 スクリーン印刷用のスクーイジ 8 吸盤層となるインキ用物質 9 水嚢(液体等を充填した袋)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // B05D 7/24 301 B05D 7/24 301U B29K 27:06 33:00 63:00 75:00 83:00 B29L 9:00 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 1/00 - 3/06 B32B 3/00 - 3/30 B32B 7/00 - 7/14 B32B 27/00 - 27/42 B05D 1/00 - 7/26 B29C 67/00 F16B 47/00 B05D 7/24 301

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクリル樹脂あるいは塩化ビニール樹脂
    その他の合成樹脂または金属、硝子等の素材を成型して
    製造された容器、キャビネット、銘板、機器部品、生活
    用品等の製品(2)の裏面または表面あるいは側面等の
    吸着しようとする面(3)に、塩化ビニール樹脂、アク
    リル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂あるいはエポキ
    シ樹脂等を主剤または配合して柔軟質で可撓性のある吸
    盤となるように調合して製造された即乾型または紫外線
    反応硬化型あるいは二液反液応硬化型等のインキ様物質
    (8)を使用して、円輪形、多角形、蜂の巣形、網目
    形、花柄紋様形、格子紋様形、レース紋様形、幾何学紋
    様等の吸盤性能を維持できる内側に空洞室がある肉盛り
    の外堤を有した形状の単体または複数の連続した連鎖あ
    るいは網状等の任意の紋様の吸盤層(4)を、スクリー
    ン印刷等の方法により印刷して定着処理を行う方法によ
    る吸盤層を印刷した成型品の製造方法。
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