JP3177624B2 - 車両用安全装置の制御システム - Google Patents
車両用安全装置の制御システムInfo
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
トベルト拘束装置等の車両用安全装置の制御システムに
関する。
め、エアバッグ装置、シートベルト拘束装置等の各種安
全装置が開発されてきている。この種の安全装置を制御
するシステムではいずれも、車両の衝突時に確実に作動
すること、また通常走行時、誤って作動しないようにす
ること、が要請されている。従来のエアバッグ装置の制
御システムでは、車載バッテリーとグランドとの間に、
スキブ作動回路が設けられている。スキブ作動回路に
は、トランジスタ(メインスイッチング手段)、エアバ
ッグのスキブ(起動素子)、安全スイッチが直列に組み
込まれている。スキブは電流が供給された際、点火して
エアバッグを展開させるものである。
出する加速度センサと、この加速度センサからのデータ
に基づいて衝突判定を行うマイクロコンピュータを備え
ている。マイクロコンピュータは衝突判定した時に作動
指令信号を出力して上記トランジスタをオンにしスキブ
の通電を実行する。また、安全スイッチは、通常走行時
には、スキブに電流が流れないようにオフ状態になって
おり、マイクロコンピュータで衝突と判定する衝撃レベ
ルよりも低いレベルの衝撃に感応してオン状態になるよ
うに設計されている。これにより、通常走行時に、マイ
クロコンピュータの暴走で作動指令が出力され、トラン
ジスタがオンすることがあっても、安全スイッチがオフ
状態のままなので、エアバッグの誤展開を防止できる。
り充電される大容量のコンデンサも接続されている。ス
キブ作動回路とバッテリーとの間のハーネスが切断され
ても、このコンデンサを電源としてスキブ作動回路が働
くため、エアバッグは確実に展開する。
バッグアップ電源としても用いられており、バッテリの
ハーネスが切断された時でも、マイクロコンピュータの
作動が確保される。
タのオン時間すなわちスキブへの通電時間を点火に必要
とされる時間に制限することが望ましい。その理由を説
明する。車両衝突時にバッテリーのハーネスが切断した
場合、スキブへの通電時間が長いと、コンデンサの電荷
がスキブ通電のために消費され、マイクロコンピュータ
へのバックアップ電源としての役割を果せなくなってし
まう。そうなると、マイクロコンピュータはそれ以上作
動せず、例えば、エアバッグの制御履歴を不揮発性メモ
リへ書き込むことができなくなる。上記理由のため、ス
キブへの通電時間を必要最小限に制限することが望まれ
ているのである。
トランジスタがオンしている設定時間において、安全ス
イッチは当然オンしていることが期待されている。なぜ
なら、安全スイッチはマイクロコンピュータの衝突判定
レベルよりも低いレベルの衝撃でオンするからである。
このようにトランジスタと安全スイッチの両方がオンの
時のみ、エアバッグが展開される。ところが、衝突の態
様によっては、安全スイッチがチャタリングにより繰り
返しオン、オフすることがある。スキブには安全スイッ
チがオフであれば、たとえトランジスタがオンであって
も通電されない。したがって、トランジスタのオン時間
を安全スイッチのオフを考慮せずに短く設定すると、最
悪のの場合、スキブに十分な通電がなされず、エアバッ
グの展開が起こらないという可能性がある。このため、
実際には、安全スイッチのチャタリングを見込んでトラ
ンジスタのオン時間を長くすることによりエアバックの
展開を確保しているが、オン時間が長い分だけコンデン
サの電荷を多く消耗することになる。そこで、エアバッ
ク展開後のマイクロコンピュータの作動を確保するた
め、コンデンサの容量を大きくしなければならなず、大
型化を免れなかった。 本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、安全装置を
確実に作動させることと、コンデンサを小型化すること
との両立を図ることにある。
の制御システムは上記課題を克服するため、図1に示す
構成を備えている。すなわち制御システムは、車両に作
用する加速度を検出する加速度センサ1と、加速度セン
サ1からの加速度データに基づき衝突の有無を判定する
衝突判定手段2と、衝突判定手段2の衝突判定に応答し
て作動指令信号の出力を開始する作動指令信号出力手段
3と、作動指令信号に応答してオンするメインスイッチ
ング手段4と、車両衝撃によりオンする安全スイッチ5
とを、互いに直列に、かつ起動素子6に対して直列に接
続することにより構成された作動回路7と、作動回路7
に電源として接続されたコンデンサ8と、安全スイッチ
5の動作状態を検出する安全スイッチ状態検出手段9
と、作動指令信号出力手段3からの作動指令信号出力の
情報と安全スイッチ状態検出手段9からの安全スイッチ
の動作状態の情報とに基づいて、起動素子6への実際の
通電を認定する通電認定手段10と、通電認定手段10
により認定された起動素子6への実際の通電時間を合計
する通電時間計測手段11とを備えている。作動指令信
号出力手段3は、通電時間計測手段11で求められた合
計時間が設定時間に達するまで、作動指令信号の出力を
継続し、合計時間が設定時間に達したとき、作動指令信
号の出力を終了する。
メインスイッチング手段4がオンした状態において、安
全スイッチ5にチャタリング等が起きた場合、安全スイ
ッチ5がオンの時だけ起動素子6への実際の通電がなさ
れ、安全スイッチ5がオフの時は起動素子6への通電は
行われない。そこで、通電認定手段10は起動素子6へ
の実際の通電を認定する。こうして認定された起動素子
6への実際の通電時間を、通電時間計測手段11により
計測して合計する。作動終了指令手段12は、この合計
時間が設定時間に達するまで作動指令信号の出力を継続
し、合計時間が設定時間に達したとき、作動指令信号の
出力を終了し、メインスイッチング手段4をオフさせ
る。これにより、起動素子6には、車両用安全装置を作
動させるのに十分な設定時間だけ電流が供給される。一
方、コンデンサ8には、車両用安全装置作動後にも、例
えば、車両用安全装置の制御履歴を不揮発メモリーに書
き込むための十分な電荷が残される。この結果、安全装
置を確実に作動させることと、コンデンサ8を小型化す
ることとの両立を図ることができる。 また、作動指令信
号出力の情報と安全スイッチの動作状態の情報とに基づ
くことにより、起動素子6への実際の通電の認定を正確
に行うことができる。
置に適用した実施例を図面を参照しながら説明する。図
2は制御システムの回路構成を示している。この制御シ
ステムは、コンデンサ20とグランドの間に設けられた
スキブ作動回路30とを備えている。スキブ作動回路3
0には、コンデンサ20側から順にトランジスタ31
(メインスイッチング手段)、エアバッグのスキブ32
(車両用安全装置の起動素子)、安全スイッチ33が直
列に組み込まれている。コンデンサ20は昇圧回路を介
してバッテリ(図示しない)に接続されている。上記安
全スイッチ33は、例えば細長いリードスイッチからな
り、このリードスイッチに沿って移動可能なマグネット
とこのマグネットを押すスプリングが付設されている。
後述するようにマイクロコンピュータ40が車両衝突と
判定するときの衝撃レベルより低いレベルの衝撃で、マ
グネットがスプリングに抗して移動し、安全スイッチ3
3がオン状態になる。また、安全スイッチ33は、車両
上において加速度センサ41とほぼ同位置に配置されて
いる。
ータ40を有している。このマイクロコンピュータ40
には、車両の加速度を検出する加速度センサ41からの
信号が、A/D変換器(図示しない)を介して入力され
る。マイクロコンピュータ40は加速度センサ41から
のデータに基づいて衝突の有無を判定し、衝突と判定し
たときは、上記トランジスタ31に作動指令信号を出力
して、トランジスタ31をオンさせる。また、マイクロ
コンピュータ40は安全スイッチ33のスキブ側端子電
圧を入力することにより、安全スイッチ33の動作状態
を知ることができる。
ロコンピュータ40によるトランジスタ31制御の概略
を説明しよう。マイクロコンピュータ40は安全スイッ
チ33の動作状態を監視しながら、スキブ32に設定時
間通電がなされるように、トランジスタ31を制御す
る。安全スイッチ33は、車両衝突時に図3に示すよう
に比較的長い時間継続してオンするのが普通である。こ
の場合には、マイクロコンピュータ40は、安全スイッ
チ33のオン状態を確認しながら、図3に示すようにト
ランジスタ31を設定時間(δT)だけ継続してオンさ
せる。これにより、スキブ32は設定時間(δT)通電
される。設定時間(δT)は3msで、スキブ32の点
火を保証するに足る時間であり、必要以上に長くもな
い。
よっては、図4に示すようにチャタリングし小刻みにオ
ン、オフを繰り返す。この場合には、マイクロコンピュ
ータ40は、トランジスタ31がオンでしかも、安全ス
イッチ33がオン状態になっている時間(δT1とδT
2で示されている)をスキブ32の通電時間と認識し、
この合計が上記設定時間(δT)になるまで、トランジ
スタ31のオン状態を維持し、この合計時間が設定時間
に達した時に、トランジスタ31をオフにする。マイク
ロコンピュータ40は安全スイッチ33がオフしている
時間(Toffで示される)時間を、実際にスキブ32
へ通電されていない時間として認識する。このようにし
て、安全スイッチ33がチャタリングしていても確実に
スキブ32に設定時間通電することができ、エアバッグ
を確実に展開できる。なお、従来のシステムでは安全ス
イッチ33の状態と関係なくトランジスタ31を設定時
間オンしていたので、Toffの時間は実際にはスキブ
32に通電されていないのに、通電されているとみなし
ていた。
切れ、しかも安全スイッチ33がチャタリングをしてい
るもとでの、コンデンサ20の電圧変化を図4を参照し
ながら説明する。車載バッテリーのハーネスが切断され
ると、それ以降、電源としてコンデンサ20しか利用で
きない状態になる。まず、コンデンサ20の電圧はバッ
テリー断以後、トランジスタ31がオンになるまでは、
マイクロコンピュータ40による電力消費だけなので緩
やかに減少する。トランジスタ31および安全スイッチ
33がともにオンしている時間(δT1)ではスキブ3
2での電力消費が加わるので、コンデンサ20の電圧は
急激に減少する。安全スイッチ33がオフの時間(To
ff)ではスキブ32での電力消費がないので、コンデ
ンサ20の電圧変化は再び緩やかになる。そして、再び
トランジスタ31と安全スイッチ33がオンになる時間
(δT2)では、コンデンサ20の電圧は再び急激に減
少する。そして、トランジスタ31のオフ後はコンデン
サ20の電圧はゆるやかに減少する。このように、大き
な電力消耗を伴うスキブ32の通電時間がエアバッグ展
開に必要とされる設定時間に制限されるので、コンデン
サ20の電圧はマイクロコンピュータ40を作動させる
のに十分なレベルを維持しており、例えばマイクロコン
ピュータ40による不揮発性メモリへの制御履歴書き込
みを確保できる。
実行されるスキブ通電のためのタイマー割り込みプログ
ラムを図5のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ステップ101では、フラグTEが1にセットさ
れているか否かを判断する。このフラグTEは上記スキ
ブ32への通電動作終了の事実を示すものである。最初
のプログラムサイクルではまだフラグTEはセットされ
ていないので、ステップ101の判断結果はNOとな
り、ステップ102に進む。ステップ102では、フラ
グTGがセットされているか否かを判断する。このフラ
グTGは衝突と判定された事実を示すもので、上記同
様、最初のプログラムサイクルにおいては、フラグTG
はまだセットされていないので、ステップ102の判断
結果はNOとなり、ステップ103に進む。ステップ1
03では、加速度センサ41からの加速度信号を入力す
る。次に、ステップ104で加速度を積分する。次に、
ステップ105では、加速度積分値と予め設定されたス
レッショルド値を比較し、衝突の有無を判断する。加速
度積分値がスレッショルド値を越えていないと判断した
時、すなわち衝突していないと判断した時はメインプロ
グラムに戻る。通常走行時には上記ステップ101〜1
05を繰り返し周期的に実行する。
ッショルド値を越えるので、ステップ105で肯定判断
されステップ106に進む。ステップ106で上記フラ
グTGをセットした後ステップ107に進む。次のプロ
グラムサイクルではステップ102で肯定判断されてス
テップ107に進むので、ステップ103〜105を繰
り返す必要はない。ステップ107ではトランジスタ3
1をオンにする。次に、ステップ108では、安全スイ
ッチ33がオンか否かを判断してオン状態であれば、次
のステップ109に進み、タイマーカウンタ(TC)を
カウントアップする。つまりトランジスタ31および安
全スイッチ33がオンの場合だけ、スキブ32への通電
がなされていると認定してその時間を計測することにな
る。ステップ108でオフ状態と判断すれば、これは安
全スイッチ33のチャタリング等によるいわゆる歯抜け
とみて、ステップ109の時間計測をパスしてメインプ
ログラムに戻る。次に、ステップ109に続くステップ
110ではカウンタ(TC)の値が、設定値N(前述し
た設定時間δTに相当する)に達したか否かを判断す
る。ステップ110で否定判断した場合には、メインプ
ログラムに戻る。このようにして、スキブ32への通電
時間が設定時間に達するまで、ステップ101、10
2、107〜110を繰り返し実行する。
ると、ステップ110で肯定判断しステップ111に進
む。ステップ111では、トランジスタ31をオフにす
る。これにより、エアバッグ装置のスキブ32への通電
を終了させる。次に、ステップ112ではフラグTEを
セットする。次のステップ113では、エアバッグ制御
履歴の記憶を行う。すなわち、フラグTE,TGの状態
を不揮発メモリー例えば、EEPROM等に書き込む。
例えば、フラグTE,フラグTGがともに1であれば、
衝突判定もスキブ32への通電も行われた事実が確かに
あったことがわかる。これにより、衝突時のエアバッグ
の不展開の原因の明確化に役立つ。ステップ113実行
後、メインプログラムに戻る。
では、フラグTEがセットされているので、肯定判断
し、他の全てのステップをパスしてメインプログラムに
戻る。これにより、以後いかなる事態が起きてもスキブ
32への通電は阻止される。例えば、二重衝突が起こっ
た時、1度目の衝突でのみスキブ32への通電を実行す
るので、二度目の衝突ではスキブ32への通電は実行さ
れない。これにより、コンデンサ20は再度のスキブ3
2への通電により消耗せず、他の利用のためのバックア
ップ電源として確保される。
ャートに従って説明する。この実施例では、図5のステ
ップ101〜107およびステップ111〜113は同
じであり、図5のステップ108〜110の代わりに図
6のステップ201〜205が実行される。つまりステ
ップ107でトランジスタ31がオンされると次のステ
ップ201に進む。ここでタイマカウンタ(TA)をカ
ウントアップする。これにより、トランジスタ31がオ
ンされている時間が計測される。次のステップ202で
安全スイッチ33のスイッチ状態を判断する。ここで、
スイッチ状態がオフであればステップ203に進み、他
のタイマカウンタ(TB)をカウントアップする。これ
により安全スイッチ33がオフの時間が計測される。安
全スイッチ33がオンならば、ステップ204に進み、
カウンタ(TA)からカウンタ(TB)の値を引き減算
値Xを得る。この減算値Xはトランジスタ31のオンと
安全スイッチ33のオンによって得られるスキブ32へ
の実際の通電時間を表している。次のステップ205で
減算値Xの値が設定値Nに達したか否かを判断し、肯定
判断のときにはステップ111で、トランジスタ31を
オフにしスキブ32への通電を終了させる。上記説明か
ら明らかなように、減算値Xの演算は、実際のスキブ3
2への通電時間の認定と、その認定時間の計測を意味し
ている。
トに従って説明する。この実施例では、図5の全てのス
テップ101〜113が実行されるが、ステップ108
で否定判断された場合、ステップ301〜302が挿入
される。つまりステップ108で安全スイッチ33のス
イッチ状態を判断し、オンと判断すれば、ステップ10
9以降にすすむ。ステップ108で安全スイッチ33が
オフと判断すれば、ステップ301に進む。ステップ3
01では設定値Nからカウンタ(TC)の値を引くこと
により、設定値Nを更新する。この設定値Nは必要十分
なスキブへの通電時間から既に通電された時間、つまり
カウンタ(TC)の値を引いた値で、残りどれだけの通
電時間が必要かを示している。次のステップ302でカ
ウンタ(TC)の値を0に戻し、次のメインプログラム
に戻る。これは、次のプログラムサイクルで安全スイッ
チ33がオンになった時点(ステップ108で肯定判断
がなされた時)から、ステップ109で再び1からタイ
マカウンタ(TC)をカウントアップすることを意味し
ており、このカウンタ(TC)の値と上記更新された設
定値Nの値を比べる(ステップ110)ことにより、ス
キブ32への通電を設定時間にすることができる。
更新(ステップ301)とタイマカウンタ(TC)リセ
ット(ステップ302)とタイマカウンタ(TC)のカ
ウントアップ(ステップ109)で、スキブ32への通
電時間の認定と認定時間の計測が実質的に行われる。
装置の制御システムに適用した場合を説明したが、本発
明はそれ以外のシートベルト拘束装置等の車両用安全装
置の制御システムにも勿論適用できる。また、コンデン
サ20に残された電荷をマイクロコンピュータ40以外
の構成部のバックアップ電源として利用してもよい。ま
た、車両用安全装置の作動をより確実なものとするため
に、システム上問題とならない程度まで上記設定値Nを
3msより大としても構わない。また、トランジスタ3
1がオンの最中に、安全スイッチ33がオフ故障して2
度とオンしなかった場合、トランジスタ31と安全スイ
ッチ33の両者のオンしている時間が設定時間に達して
いなくても、一定時間経過後はトランジスタ31をオフ
にし、その時のシステムの作動履歴を不揮発メモリに書
き込んでもよい。
発明では、安全装置を確実に作動させることと、コンデ
ンサを小型化することとの両立を図ることができる。ま
た、起動素子への実際の通電の認定を正確に行うことが
できる。
ブロック図である。
である。
の、トランジスタと安全スイッチの動作状態を示すタイ
ムチャートである。
リーが断となった場合の、トランジスタと安全スイッチ
の動作状態とコンデンサの電圧変化を示すタイムチャー
トである。
行されるプログラムのフローチャートである。
の他の態様を示すフローチャートである。
の他の態様を示すフローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】(イ)車両に作用する加速度を検出する加
速度センサと、 (ロ)上記加速度センサからの加速度データに基づき衝
突の有無を判定する衝突判定手段と、 (ハ)上記衝突判定手段の衝突判定に応答して作動指令
信号の出力を開始する作動指令信号出力手段と、 (ニ)作動指令信号に応答してオンするメインスイッチ
ング手段と、車両衝撃によりオンする安全スイッチと
を、互いに直列に、かつ起動素子に対して直列に接続す
ることにより構成された作動回路と、 (ホ)上記作動回路に電源として接続されたコンデンサ
と、(ヘ)上記安全スイッチの動作状態を検出する安全スイ
ッチ状態検出手段と、 (ト)上記作動指令信号出力手段からの作動指令信号出
力の情報と上記安全スイッチ状態検出手段からの上記安
全スイッチの動作状態の情報とに基づいて、 上記起動素
子への実際の通電を認定する通電認定手段と、 (チ)上記通電認定手段により認定された上記起動素子
への実際の通電時間を合計する通電時間計測手段とを備
え、 上記作動指令信号出力手段が、上記通電時間計測手段で
求められた合計時間が設定時間に達するまで、上記作動
指令信号の出力を継続し、上記合計時間が上記設定時間
に達したとき、上記作動指令信号の出力を終了すること
を特徴とする車両用安全装置の制御システム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28058092A JP3177624B2 (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 車両用安全装置の制御システム |
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