JP3177157U - 高層ブリッジにおける簡単なタワー器械装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高層ブリッジ構造を建築する際に用いられるタワー器械装置を提供する。
【解決手段】3本のスチープパイプからなるメインタワーとしての多数のバーフレームと、メインタワーに設けられる多数のフロントステイ及びバックステイと、ポンツーン上に積み込まれる多数の円弧要素を有する。メインタワーが既存の支柱を使用することにより一体化され、円弧要素設置中に一時的な支持ユニットとして作用する。
【選択図】図2

Description

本考案は、簡単なタワー器械によって高層ブリッジ構造を建設する架設方法に関し、特に、支持構造としてタワー構造の形態を成す簡単なタワー器械(ケーブル支持型)に関し、ケーブルは、高層ブリッジ構造を吊るすように機能し、また、ベアリングは、ハンマーおよびウインチをこれ以上必要としないようにブリッジの上部を建設するべくツインラムジャックユニットまたはマルチストランドM−PVを使用して牽引作業中にケーブルを上記タワーに付加的に結合する機能を果たす。更に、本考案は、建設中に自由に通行できるポンツーン、船舶、筏などの河川交通への妨害を最小限に抑えるとともに、事故レベルを最小にする、幅広い河での建設プロセス中の支援装置としての簡単なタワー器械に関する。簡単なタワー器械を使用するこの架設方法は、既存のブリッジ支柱を利用するとともに、設計された建設仕様をもってタワー寸法およびケーブを調整でき、その結果、コストおよび継続期間を節約する。
特に幅広い範囲にわたるブリッジ建設において技術が進展するにつれて、専門家は、ブリッジ建設の質を向上させて建設自体の進行速度を高めるために競争する。
幅広い範囲にわたってブリッジ構造を建設するための多くの方法および装置が利用でき、これらは、何らかの破壊をもたらす幾つかの障害物または脆弱性を有する。
通常、特に幅広い範囲にわたる以前のブリッジ構造建設は、足場およびクレーン、ポンツーン、タグボート、および、計測器を全てのステップで使用する従来の方法を用い、ブリッジ構造支柱に対してケーブル張力を与える。この方法は、ブリッジを建設するために多くの労働力と長い継続期間とを必要とする。また、上記架設プロセスは、水の流れおよび河床状況に影響される。ポンツーンが石によって阻止されるため、行なうことが困難である。他の障害は、長い継続期間、高コスト、および、ポンツーン、船舶、筏などの輸送車両混雑に影響されることである。
他の障害は、水の状態に起因して杭が一時的な杭として木製材料を妨げることである。それにより、スチール杭の使用をもたらし、そのコストが高くなる。実際に、一時的な仕事において高いコストである。他の多数の支柱は、河川交通を妨げ、それにより、交通の安全および性能を乱す。
また、杭足場を1つずつクレーンで吊り上げるプロセスの開始中、円弧(arc)構造および平坦なフレームを建設するためのポンツーン、タグボート、および、計測器は、ハンマーおよびウインチを必要とするとともに、更なる時間および資金を必要とし、複雑な装置も必要とする。
他の障害は、プレミア支柱を架設するための正確な工具に起因する技術的ファクタに関連付けられる。1つの手違いが存在しようとなかろうと、建造物の強度は低下される。すなわち、高層ブリッジ構造の強度は、配設されるプレミア支柱によって非常に影響される。
これらの問題を解決するために、支持構造としてのタワー構造と、高層ブリッジ構造を吊るためのケーブルと、タワーに結合してツインラムジャックおよびマルチストランドM−PVによって張力を与える更なる支援装置としてのベアリングとから成る簡単なタワー器械(ケーブル支持型)を使用する架設方法が提案される。この簡単なタワー構造は、河川交通を妨げないように幅広い河での高層ブリッジ部の建設をサポートするように機能する。本架設方法は、既存の支柱を使用できるとともに、調製可能なタワーおよびケーブル寸法を使用でき、それにより、コストおよび継続期間を減らすことができる。
前述したように、本考案は、支持構造としてのタワー構造の形態を成す高層ブリッジ構造を建造するために簡単なタワー器械(ケーブル支持型)を使用する架設方法に関し、ケーブルは、高層ブリッジ構造を吊るすように機能し、また、ベアリングは、ブリッジの上部を建設するがハンマーおよびウインチをこれ以上必要としないようにツインラムジャックユニットまたはマルチストランドM−PVを使用して牽引作業中にケーブルを上記タワーに付加的に結合する機能を果たす。更に、本考案は、建設中に自由に通行できるポンツーン、船舶、筏などの河川交通への妨害を最小限に抑えるとともに、事故レベルを最小にする、幅広い河での建設プロセス中の支援装置としての簡単なタワー器械に関する。この架設方法は、既存のブリッジ支柱を利用する簡単なタワー器械を使用し、一方、設計された建設仕様をもってタワー寸法およびケーブを調整でき、その結果、コストおよび継続期間を節約する。
簡単なタワー器械を使用する本架設方法は、以下から成る。
8個のボルトφ1 1/2”−400および下側ジョイントプレート24mmボールドφ50cmを設計タワーフックとしてのブリッジ構造支柱のヘッドに設置する。
プレミアスチール杭φ30cm、6.5mmボールドを結合するための24mmボールド、42cm高さの下側プレートから8個のボルトおよび下側ジョイントプレートを介して5個のロッキングプレートをブリッジ構造支柱の全てのヘッドに設置する。
プレミアタワー3φ30cm、6.5mmボールドを一体化させるためにジョイントプレート16mmボールドおよび4個のボルトφ3/4”を介してウインドファスナφ15cmを設置してロックする。
ケーブルをタワーに結合して張力を加えるためにプレミアタワーの外側に支持部品として軸ベアリング6cmを位置決めする。
ベアリングを介してプレミアタワー上にプレミア支持体を配置するためにフロントステイをタワーに対して70°の角度をもって位置決めする。
リアタワー支柱上のタワーをボルトを介してブリッジ支柱上に安定させるためにバックステイをタワーに対して50°の角度をもって位置決めする。
クレーンを使用して円弧構造をポンツーン上に位置決めし、全ての円弧要素が、セグメント1からセグメント13へセグメント化されてポンツーン上に積み込まれ、円弧構造の設置中にポンツーンが安定したままとなるように手段により配置される。
円弧構造設置にしたがってブレーシングを円弧構造と共に設置する。
高層ブリッジのプレミア支持体設置を安定させるために、ツインラムジャックユニットまたはマルチストランドM−PVを使用してケーブル張力を与える。
プレミアタワー杭を一体化させるために、必要に応じて現場で一体化されるセグメントを使用して、設置後に高層ブリッジ部のプレミア支持体から容易にプラグを抜き、一方で、現存する支柱を使用することにより更なる装置として、タワーフック、タワー、ベアリング、ケーブル設置および張力付加を行ない、継続期間およびコストを全体として減少させることを特徴とする。
高層ブリッジ構造建設中の簡単なタワー器械装置は、以下から成る。
セグメント構造の3つのスチールパイプφ30cm、6.5mmボールドを使用することによるプレミア支柱としての多数のバーフレーム。
設計フックタワーとしてのブリッジ構造支柱のヘッド上の多数のボルトφ1 1/2”−400および下側ジョイントプレート24mmボールドφ50cm。
ブリッジ構造支柱の全てのヘッド上の8個のボルトおよび下側ジョイントプレートを貫通するプレミアスチール杭φ30cm、6.5mmボールドのジョイントとしての24mmボールド、42cm高さの下側プレートからの多数のロッキングプレート。
3φ30cm、6.5mmボールドのプレミアタワーを一体化させるためのジョイントプレート16mmボールドおよび4個のボルトφ3/4”を貫通する多数のウインドファスナφ15cm。
ケーブルをタワーに結合して張力を加えるためのプレミアタワーの外側の支持部品としての多数の軸ベアリング6cm。
ベアリングを介してプレミアタワー上にプレミア支持体を配置するためのタワーに対して70°の角度を伴う多数のフロントステイ。
リアタワー支柱上のタワーをボルトを介してブリッジ支柱上に安定させるためのタワーに対して50°の角度を伴う多数のバックステイ。
クレーンを使用してポンツーン上に配置される多数の円弧構造であって、全ての円弧要素が、セグメント1からセグメント13へセグメント化されてポンツーン上に積み込まれ、円弧構造の設置中にポンツーンが安定したままとなるように配置される、円弧構造。
以降の円弧構造設置にしたがって円弧構造と共に設置される多数のブレーシング。
高層ブリッジのプレミア支持体設置を安定させるための多数のツインラムジャックユニットまたはマルチストランドM−PV。
全ての要素は、簡単なタワー器械として既存の支柱を使用することにより一体化して、高層ブリッジ部のプレミア支柱の設置中に一時的な支持ユニットとして作用することを特徴とする。
本考案の主な目的は、主に幅広い範囲では既存の支柱を使用してコストを低減するためにブリッジの上部の建設時に簡単なタワー装置を使用する架設方法を提供することである。
本考案の更なる目的は、建設中に河川交通に対する妨害および事故の危険を最小限に抑えるためにブリッジの上部の建設時に簡単なタワー装置を使用する架設方法を提供することである。
本考案の更なる目的は、コストおよび継続期間を減少させるために容易に解体するブリッジの上部の建設時に簡単なタワー装置を使用する架設方法を提供することである。
本考案の更なる目的は、必要に応じて現場で一体化することによりブリッジの上部の建設時に簡単なタワー装置を使用する架設方法を提供することである。
本考案の更なる目的は、河床の地形を乱すことなく環境汚染を減らす、幅広い範囲で石敷の河床に見えるブリッジの上部の建設時に簡単なタワー装置を使用する架設方法を提供することである。
本考案の理解を容易にするため、以下の話が記載されて添付図面を参照する。
従来技術に係る高層ブリッジ構造を建造するための従来の足場の前面を示している正面図である。 従来技術に係る高層ブリッジ構造を建造するための従来の足場の上面を示している上面図である。 「A」部の図であり、従来技術に係る河床下の杭付きスチールパイプと上部パイプとの間のシューまたは基盤の接合を示している。 「A」部の図であり、従来技術に係る河床下の杭付きスチールパイプと上部パイプとの間のプラグが抜かれたシューまたは基盤の接合を示している。 本考案に係る簡単なタワー器械の前面を示している正面図である。 本考案にしたがってタワーメイン支柱上にプレミア支柱を設置する最中の簡単なタワー器械の架設方法を示している斜視図である。 本考案にしたがってタワーメイン支柱上にベアリングを介してプレミア支柱を設置する最中の簡単なタワー器械の架設方法を示している正面図である。 本考案に係るブリッジ支柱と一体の簡単なタワー器械の側面を示している正面図である。 本考案に係るブリッジ支柱に対するタワー設置の詳細を示している正面図である。 本考案に係るブリッジ支柱に対するタワー設置の上部を示している上面図である。 本考案に係るブリッジ支柱に対するウインドファスナの接合を示している。斜視図である。 本考案に係るメインブリッジ支柱に対するウインドファスナの詳細な接合を示している側面図である。 本考案に係るメインタワー支柱に対する詳細なベアリング設置を示している上面図である。 本考案に係るブリッジタワー支柱のバック支柱に対するアンカー設置を示している側面図である。 本考案に係るブリッジタワー支柱のリア支柱に対する詳細なアンカー設置を示している側面図である。 本考案に係る簡単なタワー器械のベアリングの形状を示している斜視図である。 本考案に係る高層ブリッジ構造の平坦フレーム架設を示している斜視図である。 本考案に係る円弧要素始点構造の架設方法を示している上面図である。 本考案に係る円弧要素始点構造の架設を示している斜視図である。 本考案に係る円弧要素終点構造の架設方法を示している上面図である。 本考案に係る円弧要素終点構造の架設を示している斜視図である。
更に詳しく説明して、添付図面を参照する。
図1A〜図1Dを参照すると、図1Aは、正面図であり、従来技術に係る高層ブリッジ構造を建造するための従来の足場の前面を示している。一方、図1Bは、上面図であり、従来技術に係る高層ブリッジ構造を建造するための従来の足場の上面を示している。図1Cは、正面図であり、従来技術に係る河床下の杭付きスチールパイプと上部パイプとの間のシューまたは基盤の接合を示している。図1Dは、正面図であり、従来技術に係る河床下の杭付きスチールパイプと上部パイプとの間のプラグが抜かれたシューまたは基盤の接合を示している。
従来の足場設置方法により150メートル以上の長さを伴う円弧を描く高層ブリッジの中央領域構造(1)に先立つため、通常、一時的なスチール足場支柱(4)設置のためにクレーン(13)およびポンツーン(14)を利用する。この場合、足場は、河床中に打ち込まれる40cmおよび60cm直径のスチールパイプ(4)を使用し、そのため、足場支柱(4)による河空間の減少に起因して河川交通を妨げる。スチールパイプ(4)設置中、交通妨害を減らすため、河の流れと同じ方向をもったポンツーン(14)上にクレーン(13)が配置される。この場合、河床に打ち込まれるスチールパイプ(3)は、杭端(3)から特定の間隔を隔てたその上側のパイプ(4)と内側接合部(3a)を形成し、杭端(3)は、シューまたは基盤(図1Cに示される)として機能して、架設工事が終了した後に容易にプラグが抜かれるようになっているが、杭付き足場支柱は、プラグが抜かれず、そのため、河川交通を妨げる(図1Dに示される)。一方、車両床として機能する平坦フレーム中央領域(2)の設置は、杭(3、4)および梁(1、5)が完全に設置された後に続行する。平坦フレーム(2)架設中、設置は、支柱(6a、6b)から離れて配置される平坦フレーム材料(2)に起因して一方向で進み、それにより、計量としてリンクセットが必要である。平坦フレーム材料(2)を支持するため、ポンツーン(14)上に配置されるクレーン(13)を使用する(この図には示されていない)。これらの設置は段階的に進み、そのため、多くの労力および継続期間を要する。
図2〜図4を更に参照すると、図2は、正面図であり、本考案に係る簡単なタワー器械の前面を示している。図3は、斜視図であり、本考案にしたがってタワーメイン支柱上にプレミア支柱を設置する最中の簡単なタワー器械の架設方法を示している。図4は、正面図であり、本考案にしたがってタワーメイン支柱上にベアリングを介してプレミア支柱を設置する最中の簡単なタワー器械の架設方法を示している。簡単なタワー器械設置中、
1.支柱(6a)の安定性、
2.アンカーとしての支柱(6b)の安定性、
3.タワー構造設計、
4.タワーおよびアンカーのケーブル(8a、8b)設計、
5.架設で設置される高層ブリッジ構造(2)の安定性の何らかの計算を必要とする。
高層ブリッジ構造設置中の簡単なタワー器械による架設方法は以下から成る。
8個のボルト/アンカー(7b)φ1 1/2”−400および下側ジョイントプレート24mmボールドφ50cmをフック設計タワー(7)としてのブリッジ構造支柱のヘッドに設置する。
プレミアスチール杭(7)φ30cm、6.5mmボールドのジョイントとしての24mmボールド、42cm高さの下側プレートから8個のボルト/アンカー(7b)および下側ジョイントプレート(7a)を介して5個のロッキングプレートをフック設計タワー(7)としてのブリッジ構造支柱の全てのヘッド(6a)に設置する。
8個のボルト/アンカー(7b)を用いてロッキングプレートタワーパイプジョイント(7c)およびベースプレート(7a)により3個のメインタワー支柱(7)φ30cm、6.5mmボールドをブリッジ構造支柱の全てのヘッド(6a)に設置してロックする。
プレミアタワー3φ30cm、6.5mmボールドを一体化させるためにジョイントプレート16mmボールドおよび4個のボルトφ3/4”を介してウインドファスナ(10)φ15cmを設置してロックする。
ケーブルをタワーに結合して応力を加えるためにプレミアタワーの外側に支持部品として軸ベアリング(12)6cmを位置決めする。
ベアリング(12)を介してプレミアタワー(7)上にメイン中央円弧要素支持体(1)を配置するためにフロントステイ(8a)をタワー(7)に対して70°の角度をもって位置決めする。
リアタワー支柱(6a)上のタワーをボルト/アンカー(11)を介してブリッジ支柱(6b)上に安定させるためにバックステイ(8b)をタワー(7)に対して50°の角度をもって位置決めする。
クレーン(13)を使用して円弧構造(1)をポンツーン(14)上に位置決めし、全ての円弧要素(1)要素が、セグメント1からセグメント13へセグメント化されてポンツーン(14)上に積み込まれ、円弧要素(1)構造の設置中にポンツーン(14)が安定したままとなるように方法により配置される。
以降の円弧要素(1)構造設置にしたがってブレーシング(5)を円弧要素(1)構造と共に設置する。
高層ブリッジのプレミア支持体(1)設置を安定させるために、ツインラムジャックユニットまたはマルチストランドM−PVを使用してケーブル張力を与える。
プレミアタワー(7)杭を一体化させるために、必要に応じて現場で一体化されるセグメントを使用して、設置後に高層ブリッジ部のプレミア支持体安定化を容易に崩し、一方で、現存する支柱(6a、6b)を使用することにより更なる装置として、フックタワー(7)、ベアリング(12)、ケーブル(8a、8b)設置および応力付加を行ない、継続期間およびコストを全体として減少させることを特徴とする。
高層ブリッジ構造における簡単なタワー器械装置は以下から成る。
セグメント構造の3つのスチールパイプφ30cm、6.5mmボールドを使用することによるプレミア支柱(7)としての多数のバーフレーム。
フック設計タワー(7)としてのブリッジ構造支柱のヘッド上の多数のボルト/アンカー(7b)φ1 1/2”−400および下側ジョイントプレート(7a)24mmボールドφ50cm。
ブリッジの中央領域(1)上部に応力安定性を与えるためのケーブルフック(8a、8b)としてのプレミアスチール杭φ30cm、6.5mmボールドのジョイントとしての24mmボールド、42cm高さの下側プレートからの多数のロッキングプレート(7c)。
プレミアタワー(7)3φ30cm、6.5mmボールドを一体化させるためのジョイントプレート(10b)16mmボールドおよび4個のボルト(10a)φ3/4”を貫通する多数のウインドファスナ(10)φ15cm。
ケーブル(8a、8b)をタワー(7)に結合して応力を加えるためのプレミアタワー(7)の外側の支持部品としての多数の軸ベアリング(12)6cm。
ベアリングを介してプレミアタワー(7)上にプレミア支持体を配置するためのタワー(7)に対して70°の角度を伴う多数のフロントステイ(8a)。
リアタワー支柱(7)上のタワー(7)をボルト(11)を介してブリッジ支柱(6b)上に安定させるためのタワー(7)に対して50°の角度を伴う多数のバックステイ(8b)。
設置中に安定して釣り合うように方法により配置されるポンツーン(14)上に積み込まれるセグメント1からセグメント13へセグメント化される多数の円弧要素(1)構造。
以降の円弧要素(1)構造設置にしたがって円弧要素(1)構造と同時に設置される多数のブレーシング(5)。
ケーブル(8a、8b)に応力を加えて高層ブリッジのプレミア支持体(1)設置を安定させるための多数のツインラムジャックユニットまたはマルチストランドM−PV。
全ての要素は、簡単なタワー器械として既存の支柱(6a、6b)を使用することにより一体化して、高層ブリッジ部のプレミア円弧要素(1)の設置中に一時的な支持ユニットとして作用することを特徴とする。
一方、タワー(7)およびケーブル(8a、8b)を使用する、150メートル以上の直径を有する円弧要素の形態を成す中央領域(1)のそのような架設方法は、構造強度、特にタワーフック(8a、8b)安定性、および、建設中に何らかの負荷を支えるためのタワー(7)支柱強度に関する正確な計算を必要とする。高層ブリッジ構造(2)に対する、主に幅広いバーに対する、簡単なタワー器械(7、8a、8b)の建設プロセスは、既存の支柱(6a、6b)を利用することにより架設コストをより効率的に達成する。円弧要素中央領域(1)架設のための一時的なタワー(7)構造の位置は、上記支柱(6a、6b)のスチール杭(9a、9b)強度を推定することにより計算される支柱(6a、6b)能力である。上記支柱(6a、6b)のスチール杭強度(9a、9b)の値は、現場ごとに異なり、設計される平坦フレーム(3)および現場の土壌強度に依存する。
図5〜図7を更に参照すると、図5は、正面図であり、本考案に係るブリッジ支柱と一体の簡単なタワー器械の側面を示している。図6は、正面図であり、本考案に係るブリッジ支柱に対するタワー設置の詳細を示している。また、図7は、上面図であり、本考案に係るブリッジ支柱に対するタワー設置の上部を示している。一時的なタワーとしての簡単なタワー(7)構造設計は、3つのスチールパイプφ30cm、スチールプレート6.5mmボールド、パイプブレーシング(10)φ15cm、降伏応力点250MPaの特性を使用することによるプレミアタワーとしてのバー構造であり、セグメント化され、全てのセグメントは9番の6m高さである。プレミアタワー支柱(7a)φ30cmは、支柱ヘッド(6a)に取り付けられるボルト/アンカー(7b)を配置することによって既にタワーフック(7a)を設置した支柱(6a)上に位置し、支柱ヘッド(6a)の特性は、ボルト/アンカー(7b)8φ1 1/2”−400直径、下側ジョイントプレート(7a)24mm、および、タワーパイプ(7)とベースプレート(7a)との接合部としての5、24mmボールド、42cm高さのロッキングプレート(7c)である。
図8および図9を参照すると、図8は、斜視図であり、本考案に係るブリッジ支柱に対するウインドファスナの接合を示しており、また、図9は、側面図であり、本考案に係るメインブリッジ支柱に対するウインドファスナの詳細な接合を示している。図示のように、タワー支柱補強材として機能するウインドファスナ(10)は、円形スチールパイプφ15cmを使用し、ボルト(10a)4φ3/4”とスチールプレート16mmボールドから既に形成されたジャンクションジョイント(10b)とにより結合される。
図10〜図13を更に参照すると、図10は、上面図であり、本考案に係るメインタワー支柱に対する詳細なベアリング設置を示している。更に、図11は、側面図であり、本考案に係るブリッジタワー支柱のリア支柱に対するアンカー設置を示している。一方、図12は、側面図であり、本考案に係るブリッジタワー支柱のリア支柱に対する詳細なアンカー設置を示している。更に、図13は、斜視図であり、本考案に係る簡単なタワー器械のベアリングの形状を示している。ベアリング(12)は、ケーブル(8a、8b)をプレミアタワー(7)支柱に結合して、ツインラムジャックユニットまたはマルチストランドM−PV(図示せず)によって架設中に張力を与えるために使用される。メインパイプ(7)の外側に課される軸6cmの20〜50トンの力を使用して設計ベアリング(12)を位置させるため、各ベアリング(12)が取り付けられて、ケーブル(8a、8b)の張力の大きさが計算される。ケーブル(8a、8b)は、タワーに対して70°のケーブルおよびタワーに対して50°のバックステイ(8b)を横たえる単一のストランド3φ0.6”270ksiを使用する。ケーブル(8a、8b)を吊るすのは、架設中に円弧構造(1)の偏向を減らすように機能し、一方、バックステイ(8b)は、架設に起因する横力に抗してタワーを安定させるように機能する。ケーブル(8a、8b)には、プレテンション力650kNを伴うマルチストランドM−PV(図示せず)を使用して張力が与えられる。バックステイ(8b)は、タワー支柱(6a)の後部に配置される支柱上に配されて、アンカー(11)と接続され、そのため、アーチ構造(1)の重量は、タワー支柱(6a)の背後の支柱(6b)によって支えられる。ケーブル(8b)のボルト/アンカー(11)は、支柱(6b)の部位(11b)にロッキングボルト(11a)を備えたスチールパイプ3φ6”により支柱(6b)を支えるように機能し、その結果、ツインラムジャックユニットまたはマルチストランンドM−PV(図示せず)によって張力を与える。
図14〜図18を更に参照すると、図14は、斜視図であり、本考案に係る高層ブリッジ構造の平坦フレーム架設を示し、図15は、上面図であり、本考案に係る円弧要素始点構造の架設方法を示している。一方、図16は、斜視図であり、本考案に係る円弧要素始点構造の架設を示している。これに対し、図17は、上面図であり、本考案に係る円弧要素終点構造の架設方法を示している。更に、図18は、斜視図であり、本考案に係る円弧要素終点構造の架設を示している。円弧要素(1)建設プロセスは、左右13個のセグメントに分けられ、ポンツーン(14)準備作業、クレーン(13)、タグボート、ジャックユニット、計測器など、材料準備、労働力、タワー建設(7)、タワー(7)のベアリング(12)設置によって開始される。支柱(6a)のタワー(7)設置は、両方の支柱(6a)と共に9個のセグメントへのセグメント化で進行する。タワー(7)構造の各セグメントは準備段階で建てられ、各タワー(7)は、始点支柱(6a)(図15に示される)でポンツーン(14)上に配されるクレーン(13)によって配置され、タワー(7)セグメントから始めて、その後、支柱レイアップ(7a)に対してボルト留めされる。タワーセグメント(7)が現場に配置された後、引き続いて、セグメント化されたタワー(7)2のボルト結合がなされ、その後、これは、タワーセグメント(7)9全体も左右の支柱(6a)へ進行するまで継続する。その後、ブレーシング(10)が、ポンツーン(14)上に配されるクレーン(13)によって配置されるとともに、タワーセグメント(7)ごとに設計位置に配置される。
図14に示されるように、アーチ(1)構造の架設は始点で始まり、それにより、アーチ(1)構造がクレーン(13)の助けによりポンツーン(14)上に積載され、全てのアーチ(1)要素材料がセグメント1からセグメント13までセグメント化されてポンツーン(14)上に積載されてきちんと配置され、それにより、アーチ(1)構造の設置が安定して実施される。図15に示されるように、円弧要素(1)建設プロセスはそれを容易にするために始点からであり、ポンツーン(14)は、土手の左側に積層される円弧要素(1)構造を積み込んで(a)に配され、全ての要素がポンツーン(14)上に積載され、その後、終了すると、ポンツーン(14)は、円弧要素(1)構造セグメント1〜セグメント13のための終点の左側に円弧要素(1)構造を設置するために(b)へ移動し、ひいては、ポンツーン(14)が(c)へ移動する。一方、ポンツーン番号(c)は円弧構造セグメント1〜セグメント13のための終点の右側で円弧構造設置を行なう。図16に示されるように、円弧要素(1)構造は始点の方向から建築された。
図17に示されるように、円弧要素(1)構造架設は、終点から進行し、始点での円弧要素(1)構造設置と同じ方法を使用する。ポンツーン(14)位置番号(c)はポンツーン(14)番号(d)の右側へ移動する。安定後、円弧要素(1)構造セグメント1〜セグメント13のための左側始点で円弧要素(1)構造設置が進行し、同時に、ブレーシング(5)ファスナセグメントに進み、したがって、ポンツーン番号(e)へ移動する。ポンツーン(14)番号(e)では、円弧要素(a)構造セグメント1〜セグメント13のための終点の右側で円弧要素(1)構造設置が進む。同時に、ブレーシング(5)結合セグメントとは、右側での円弧要素(1)構造設置のことである。従来の円弧要素(1)構造設置はセグメントごとであり、リアケーブルアンカー(11)が所望の位置に、例えば支柱(6b)上に設置される。リアケーブル(8b)設置は、円弧要素(1)構造の架設中に簡単な構造安定化をもたらす。図18にも示されるように、円弧要素(1)構造架設のプロセスは終点側で達成される。全ての円弧構造が設置された後、左側および右側に同時に支持ケーブル(8a、8b)がプラグ接続される。その後、タワーからのプラグ抜きが、ポンツーン(14)上に配されるクレーン(13)によってセグメントごとに先行されてもよい。
図面を参照する全ての説明および記述は、例示目的であり、本考案を限定しようとするものではない。この考案の他の実施は、本考案の思想内にある限り可能であり、以下で請求される特許保護に含まれる。
1…中央領域構造、2…平坦フレーム中央領域、3…スチールパイプ、3a…内側接合部、4…スチール足場支柱、5…ブレーシング、6a、6b…支柱、7…フック設計タワー
7a…下側ジョイントプレート、7b…ボルト/アンカー、7c…ロッキングプレートタワーパイプジョイント、8a、8b…ケーブル、9a、9b…スチール杭、10…ウインドファスナ、10a、11…ボルト、10b…ジョイントプレート、11a…ロッキングボルト、11b…部位、12…ベアリング、13…クレーン、14…ポンツーン

Claims (8)

  1. 高層ブリッジ構造設置中の簡単なタワー器械による架設方法であって、
    8個のボルト/アンカー(7b)φ1 1/2”−400および下側ジョイントプレート24mmボールドφ50cmをフック設計タワーとしてのブリッジ構造支柱のヘッドに設置し、
    プレミアスチール杭(7)φ30cm、6.5mmボールドのジョイントとしての24mmボールド、42cm高さの下側プレートから前記8個のボルト/アンカー(7b)および下側ジョイントプレート(7a)を介して5個のロッキングプレートを前記ブリッジ構造支柱の全てのヘッド(6a)に設置し、
    前記8個のボルト/アンカー(7b)を用いてロッキングプレートタワーパイプジョイント(7c)およびベースプレート(7a)により3個のメインタワー支柱(7)φ30cm、6.5mmボールドをブ前記リッジ構造支柱の前記全てのヘッド(6a)に設置してロックし、
    プレミアタワー3φ30cm、6.5mmボールドを一体化させるためにジョイントプレート16mmボールドおよび4個のボルトφ3/4”を介してウインドファスナ(10)φ15cmを設置してロックし、
    ケーブルをタワーに結合して応力を加えるためにプレミアタワーの外側に支持部品として軸ベアリング(12)6cmを位置決めし、
    ベアリング(12)を介してプレミアタワー(7)上にメイン中央円弧要素支持体(1)を配置するためにフロントステイ(8a)をタワー(7)に対して70°の角度をもって位置決めし、
    リアタワー支柱(6a)上のタワーをボルト/アンカー(11)を介してブリッジ支柱(6b)上に安定させるためにバックステイ(8b)を前記タワー(7)に対して50°の角度をもって位置決めし、
    クレーン(13)を使用して円弧構造(1)をポンツーン(14)上に位置決めし、全ての円弧要素(1)要素が、セグメント1からセグメント13へセグメント化されて前記ポンツーン(14)上に積み込まれ、前記円弧要素(1)構造の設置中に前記ポンツーン(14)が安定したままとなるような方法により配置され、
    以降の円弧要素(1)構造設置にしたがってブレーシング(5)を前記円弧要素(1)構造と共に設置し、
    高層ブリッジのプレミア支持体(1)設置を安定させるために、ツインラムジャックユニットまたはマルチストランドM−PVを使用してケーブル張力を与える、ことから成り、
    前記プレミアタワー(7)杭を一体化させるために、必要に応じて現場で一体化されるセグメントを使用して、設置後に高層ブリッジ部のプレミア支持体の安定化を容易に崩し、一方で、現存する支柱(6a、6b)を使用することにより更なる装置として、フックタワー(7)、ベアリング(12)、ケーブル(8a、8b)設置および応力付加を行ない、継続期間およびコストを全体として減少させることを特徴とする架設方法。
  2. 両方の前記支柱(6a)に対して同時にプレミアタワー(1)支柱を設置し、それぞれが6m高さを有する9個のセグメントにセグメント化される、請求項1に記載の高層ブリッジ構造設置中の簡単なタワー器械による架設方法。
  3. 前記円弧要素(1)要素がブリッジの始点および終点から設置される、請求項1に記載の高層ブリッジ構造設置中の簡単なタワー器械による架設方法。
  4. 全ての円弧要素(10)建設が終了した後に、前記ポンツーン(14)上に配置される前記クレーン(13)によりタワー(7)プラグ抜きセグメント化がなされる、請求項1に記載の高層ブリッジ構造設置中の簡単なタワー器械による架設方法。
  5. 高層ブリッジ構造における簡単なタワー器械装置であって、
    セグメント構造の3つのスチールパイプφ30cm、6.5mmボールドを使用することによるプレミア支柱(7)としての多数のバーフレームと、
    フック設計タワー(7)としてのブリッジ構造支柱のヘッド上の多数のボルト/アンカー(7b)φ1 1/2”−400および下側ジョイントプレート(7a)24mmボールドφ50cmと、
    ブリッジの中央領域(1)上部に張力安定性を与えるためのケーブルフック(8a、8b)としてのプレミアスチール杭(7)φ30cm、6.5mmボールドのジョイントとしての24mmボールド、42cm高さの下側プレートからの多数のロッキングプレート(7c)と、
    プレミアタワー(7)3φ30cm、6.5mmボールドを一体化させるためのジョイントプレート(10b)16mmボールドおよび4個のボルト(10a)φ3/4”を貫通する多数のウインドファスナ(10)φ15cmと、
    ケーブル(8a、8b)をタワー(7)に結合して張力を加えるための前記プレミアタワー(7)の外側の支持部品としての多数の軸ベアリング(12)6cmと、
    ベアリングを介して前記プレミアタワー(7)上にプレミア支持体を配置するための前記タワー(7)に対して70°の角度を伴う多数のフロントステイ(8a)と、
    リアタワー支柱(7)上の前記タワー(7)をボルト(11)を介してブリッジ支柱(6b)上に安定させるための前記タワー(7)に対して50°の角度を伴う多数のバックステイ(8b)と、
    設置中に安定して釣り合うような方法により配置されるポンツーン上に積み込まれるセグメント1からセグメント13へセグメント化される多数の円弧要素(1)構造と、
    以降の円弧要素(1)構造設置にしたがって円弧要素(1)構造と同時に設置される多数のブレーシング(5)と、
    前記ケーブル(8a、8b)に張力を加えて高層ブリッジの前記プレミア支持体(1)設置を安定させるための多数のツインラムジャックユニットまたはマルチストランドM−PVと、から成り、
    全ての要素が、簡単なタワー器械として既存の支柱(6a、6b)を使用することにより一体化して、高層ブリッジ部のプレミア円弧要素(1)の設置中に一時的な支持ユニットとして作用するよう構成されていることを特徴とする、タワー器械装置。
  6. メインタワー支柱(7)が、必要に応じて現場で一体化することにより6m高さの9個のセグメントから形成され、メイン円弧要素支柱(1)を安定させた後に容易にプラグが抜かれる、請求項5に記載のブリッジ構造における簡単なタワー器械装置。
  7. 円弧要素(1)要素がセグメント1からセグメント13までセグメント化され、それぞれのセグメントが、ストランド、応力が付与されたケーブル、および、様々な設計荷重を有する、請求項5に記載のブリッジ構造における簡単なタワー器械装置。
  8. ベアリング(12)が、前記ケーブル(8a、8b)を前記メインタワー支柱(7)に結合して、ツインラムジャックまたはマルチストランドP−PVによって架設中に張力を与えるために使用される、請求項5に記載のブリッジ構造における簡単なタワー器械装置。
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