JP3176873B2 - 車両用イグニッションスイッチ装置 - Google Patents

車両用イグニッションスイッチ装置

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JP3176873B2 JP12995997A JP12995997A JP3176873B2 JP 3176873 B2 JP3176873 B2 JP 3176873B2 JP 12995997 A JP12995997 A JP 12995997A JP 12995997 A JP12995997 A JP 12995997A JP 3176873 B2 JP3176873 B2 JP 3176873B2
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勝儀 重山
和宏 宮田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両電源の断続、
スタータモータの始動等を行うための車両用イグニッシ
ョンスイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車には、シリンダ錠によ
って車両電源の断続、スタータモータの始動等を行うイ
グニッションキースイッチが設けられている。
【0003】一方、例えば実公平4−20692号公報
には、キーレスエントリーシステムの解錠信号が遠隔操
作により入力されると操作ノブが突出して、このノブを
回転させることで車両電源の断続、スタータモータの始
動等を行うことを可能とした車両用イグニッションスイ
ッチ装置が開示されている。
【0004】この装置によれば、シリンダキーを廃止し
得ることから、操作性を向上し得るという利点がある。
上記公報に記載された車両用イグニッションスイッチ装
置は、操作ノブ8の端面方向から見た輪郭形状が長円形
をなし、没入時にはこれと同じ形状をなす端板部2の凹
部5に受容して没入状態のままの回動操作を禁止してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、操作ノ
ブ8の突出時には回動可能とするべく操作ノブ8をノブ
シャフト7によってのみ支持していることから、不安定
になり、回動操作時にがたを生じたり、変形や破損の発
生が懸念される。しかも、操作ノブ8の突出時には凹部
5が露出することから、該凹部にごみ等が堆積し易く、
出没動作に支障を来す虞がある。
【0006】本発明は、上記したような従来技術の問題
点に鑑みなされたものであり、その主な目的は、簡単な
構造をもって、シリンダキーを廃止して操作性を向上さ
せた車両用イグニッションスイッチ装置の強度を向上し
て安定性を高め、しかも装置内部へのごみ等の侵入を防
止して作動信頼性も向上することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、車室側に出没自在に、かつ突出位置でのみ
回動変位可能に本体に支持された操作ノブと、前記操作
ノブと共に回動するロータと、前記ロータの回動位置に
応じた接点を有するイグニッションスイッチと、正規の
搭乗者が乗車したことを認識する手段とを有し、駐車時
に正規の搭乗者が乗車したことを認識したら、前記操作
ノブを突出させて回動操作を可能とする車両用イグニッ
ションスイッチ装置であって、前記操作ノブの突出時に
その中間部外周を回動支持するガイド部材を有し、前記
操作ノブと共に回動すると共に該操作ノブの端面から見
た外周面の輪郭形状を補完して円形の輪郭形状とするカ
バー部材が、前記ガイド部材と前記操作ノブとの間に介
在し、該カバー部材が前記ガイド部材に回動支持されて
いることを特徴とする車両用イグニッションスイッチ装
置を提供することによって達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面に示された具体
的な実施例に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明が適用された車両用イグニ
ッションスイッチ装置の概略構造を示している。このイ
グニッションスイッチ装置1は、自動車のステアリング
シャフト回りのステアリングコラムに取付けられるもの
であり、操作ノブ部2と、ステアリングロック装置部3
と、ロータリースイッチ部4とからなり、車両電源の断
続機能及びスタータモータの始動機能と、ステアリング
ロック機能とを備えている。
【0010】操作ノブ部2は、略筒状の前側ケーシング
5に、その軸線方向端面開口5aから出没可能なように
受容され、かつ操作者の指を納めるべく互いに対向する
凹部を有する鼓型の端面形状をなすつまみ部を有する操
作ノブ7と、該操作ノブ7と一体をなすノブジョイント
8とを有している。このノブジョイント8は、後側ケー
シング6に回転可能に受容されたインナージョイント9
の一端側に嵌合していると共に前側ケーシング5に回転
可能に支持されている。ノブジョイント8とインナージ
ョイント9との間には操作ノブ7とノブジョイント8と
を突出方向に付勢する圧縮コイルばね10が介在してい
る。ここで、例えばインナージョイント9の外周面を面
取り加工し、かつノブジョイント8の内周面をインナー
ジョイント9の外周面を補完する形状に加工することに
より、両ジョイント8、9が回転方向には一体をなして
動き、軸線方向には相対移動可能なようになっている。
【0011】図2に良く示すように、操作ノブ7基端の
フランジ7aに形成されたキー7bと、前側ケーシング
5の中間部から奥側に形成されたキー溝5bとにより、
操作ノブ7は軸線方向端面開口5aから完全に突出した
状態でのみ回転可能となる。ここで、前側ケーシング5
の軸線方向端面開口5aには、該前側ケーシング5に回
り止めされた後記する環状のカム部材51と、操作ノブ
7の端面形状に沿った孔52aが形成され、該操作ノブ
7と一体的に回動するカバー部材52とを介して端面に
内向きフランジを有する筒状のキャップ53が嵌装され
ている。従って、操作ノブ7は、突出状態でキャップ5
3とカム部材51とに回動可能に挟まれたカバー部材5
2により支持されつつ回動することとなり、ノブジョイ
ント8のみにより支持されている場合に比較してその強
度が向上して回転操作時にがたが生じたり、無理な操作
により破損するような心配がない。また、カバー部材5
2に操作ノブ7の端面形状に沿った孔52aが形成され
ていることにより、特に操作ノブ7の突出時に装置内部
にゴミなどの異物が侵入することを防止している。尚、
操作ノブ7の突出限度は、そのフランジ7aとカム部材
51のカム面とが当接することにより定められている。
【0012】回動時、前側ケーシング5に係止されたカ
ム部材51のカム面のカム山51aと操作ノブ7のフラ
ンジ7aに形成されたカム山7cとの係合により、操作
ノブ7をLOCK(0)位置からACC(I)位置へ回
転させる際にはそのまま両カム山のテーパ面同士が当接
しつつ乗り越えて回転するが、逆のACC(I)位置か
らLOCK(0)位置へ回転させる際には操作ノブ7を
或る程度押し込まなければ両カム山の絶壁面同士が当接
して回転できないようになっている。
【0013】ノブジョイント8には凹部8aが形成さ
れ、ソレノイド11の駆動軸11aが選択的に係合する
ようになっている。ここで、ソレノイド11の駆動軸1
1aは通常は図示されない内蔵ばねにより突出方向、即
ち凹部8aに係合する方向に付勢されている。そして、
ソレノイド11が励磁されたときのみソレノイド11内
に没入する方向に移動し、駆動軸11の凹部8aへの係
合が解除され、操作ノブ7及びノブジョイント8が圧縮
コイルばね10の付勢力により前側ケーシング5の軸線
方向端面開口5aから突出するようになる。ソレノイド
11は搭乗者認識装置12に接続され、正規の搭乗者が
乗車したことが認識されたら一時的にソレノイド11を
励磁するようになっている。
【0014】ここで、搭乗者認識装置12は、例えばキ
ーレスエントリーシステムによりドアが解錠され、開か
れて搭乗者がシートに着座したことを認識するものでも
良いし、車室内に設けられた暗証コード入力装置へのコ
ード入力を判別するものでも良い。更には搭乗者がシー
トに着座後、車室内に設けられたスイッチを操作するこ
とにより、搭乗者が携帯する装置との双方向通信を行
い、正規の搭乗者であることを認識するものでも良い。
【0015】ステアリングロック装置部3は、図3に併
せて示すように、インナージョイント9の他端側に設け
られた偏心カム部9aと、該偏心カム部9aに係合する
スライダ13と、該スライダ13と一体をなし、ステア
リングシャフトSに選択的に係合してステアリングロッ
ク状態とするためのロックピン14と、これらロックピ
ン14がステアリングシャフトSに係合する方向にスラ
イダ13を付勢する圧縮コイルばね15とを有してい
る。また、一端がノブジョイント8のスリット8b、他
端がスライダ13のスリット13aに係合し得るように
揺動するストッパプレート16が軸16aに軸支されて
いる。このストッパプレート16はその一端がノブジョ
イント8のスリット8bに係合する方向に圧縮コイルば
ね17をもって付勢されている。そして、操作ノブ7及
びノブジョイント8が前側ケーシング5の軸線方向端面
開口5aから突出すると、ストッパプレート16の一端
がノブジョイント8に当接しつつスリット8bから押し
出され、今度は他端がスライダ13のスリット13aに
係合するようになる。尚、ストッパプレート16の一端
にはリミットスイッチ18が設けられ、そのオン/オフ
により、操作ノブ7の突出・没入状態を検出するように
なっている。
【0016】ロータリースイッチ部4には、インナージ
ョイント9の他端が係合しており、操作ノブ7の回転に
伴い、各回転位置(LOCK(0)、ACC(I)、O
N(II)、START(III))に応じた接点に接
続され、図示されない車両電源の断続及びスタータモー
タの始動を行うようになっている。
【0017】ここで、ロック片19aを有するロック部
材19が、インナージョイント9と一体をなす当接部材
20の端面20aに上記ロック片19aが近接/離反す
るように後側ケーシング6に回動自在に支持されてい
る。また、このロック部材19は当接部材20の端面2
0aから離反する方向に捻りコイルばね21をもって付
勢されている。更に、ロック部材19はソレノイド22
に係合しており、このソレノイド22により選択的に当
接部材20の端面20aにロック片19aが当接する方
向に駆動されるようになっている。一方、当接部材20
の端面20aには図7に示すように切り欠き20bが形
成されている。これにより、ロック部材19のロック片
19aは、後記するようにシフト位置が「P(パーキン
グ)」にある場合には捻りコイルばね21の付勢力によ
り当接部材20の端面20aから離反しているが、シフ
ト位置が「P(パーキング)」にない状態で操作ノブ7
をACC(I)の位置(図6(a))からLOCK
(0)位置へ回転させようとすると、ソレノイド22が
励磁されて図7に示すように切り欠き20bに係合する
ようになっている。そして、シフト位置が「P(パーキ
ング)」になるソレノイドまで、操作ノブ7がACC
(I)の位置からLOCK(0)の位置へ向けて回転す
ることを禁止することとなる。
【0018】上記したように、前側ケーシング5に係止
されたカム部材51のカム面のカム山51aと操作ノブ
7のフランジ7aに形成されたカム山7cとの係合によ
り、ACC(I)位置からLOCK(0)位置へ回転さ
せる際には操作ノブ7を或る程度押し込まなければなら
ないことから、前側ケーシング5に設けられた図示され
ないノブ没入動作検出スイッチを設け、操作ノブ7が或
る程度押し込まれたらノブジョイント8の凸部8cがこ
のノブ没入動作検出スイッチをオンするようにし、AC
C(I)位置からLOCK(0)位置への回転動作の開
始を検出している。また、ソレノイド22は図示されな
い変速ギヤのシフト位置検出手段により、シフト位置が
「P(パーキング)」にないときに励磁可能となってい
る。これらにより、シフト位置が「P(パーキング)」
であるときにはACC(I)位置からLOCK(0)位
置への回転動作を可能とし、シフト位置が「P(パーキ
ング)」になく、かつノブ没入動作検出スイッチがオン
したときに一時的にソレノイド22を励磁してACC
(I)位置からLOCK(0)位置への回転動作を禁止
している(インターロック機構)。
【0019】以下に、本実施形態の作動要領について説
明する。まず、図1に示す状態で、搭乗者認識装置12
により、正規の搭乗者が乗車したことが認識されると、
ソレノイド11が一時的に励磁され、駆動軸11aが引
っ込んで凹部8aから係合解除される。すると、圧縮コ
イルばね10の付勢力により、操作ノブ7及びノブジョ
イント8が前側ケーシング5の軸線方向端面開口5aか
ら突出する(図4)。このとき、ストッパプレート16
の一端がノブジョイント8の外周面に当接しつつスリッ
ト8bから押し出され、他端がスライダ13のスリット
13aに係合可能となる。ただし、実際のストッパプレ
ート16他端のスリット13aへの係合は後記する操作
ノブ7のACC(I)位置への回転後となる。このと
き、同時にリミットスイッチ18がオンする。この状態
では、例えばキーレスエントリーシステムによるドアの
施錠/解錠が禁止される。
【0020】次に、操作ノブ7を図5に示すLOCK
(0)位置から図6(a)に示すACC(I)位置へ回
転させることにより、図6(b)に示すように、偏心カ
ム部9aが回転してスライダ13及びこれと一体をなす
ロックピン14を圧縮コイルばね15の付勢力に抗して
スライドさせてロックピン14のステアリングシャフト
Sへの係合状態を解除する。このとき、同時にストッパ
プレート16他端がスリット13aへ係合してロックピ
ン14の係合解除状態を維持する。
【0021】そして、操作ノブ7を更にON(II)位
置を経てSTART(III)位置まで回転させること
により、実際にエンジンが始動する。
【0022】その後、エンジンを停止するには、操作ノ
ブ7をON(II)位置からACC(I)位置へ回転さ
せる。更にLOCK(0)位置に回転させるには、上記
したように、ACC(I)位置にて操作ノブ7を或る程
度押し込まなければ回転できない。これにより不用意な
回転を防止している。また、図6(a)及び図7に示す
ように、シフト位置が「P(パーキング)」であるとき
には操作ノブ7がACC(I)の位置からLOCK
(0)の位置へ向けて回転可能となり、シフト位置が
「P(パーキング)」でなく、かつノブ没入動作検出ス
イッチがオンしたときにはソレノイド22が励磁されて
ロック片19aが当接部材20の端面20aに当接する
方向に駆動され、切り欠き20bと係合して操作ノブ7
がACC(I)の位置からLOCK(0)の位置へ向け
て回転することを禁止する。
【0023】このLOCK(0)位置に回転させた状態
では偏心カム部9aによるロックピン14のステアリン
グシャフトSへの係合解除方向への押圧はなくなるもの
の、ストッパプレート16の他端がスリット13aへ係
合していることから、ロックピン14のステアリングシ
ャフトSへの係合解除状態は維持される。
【0024】次に、降車するときに操作ノブ7を押し込
む。すると、ソレノイド11に内蔵されたばねの付勢力
により、駆動軸11aが凹部8aに係合し、次回、正規
の搭乗者を認識するまでその状態を維持する。この状態
では、上記したように操作ノブ7が没入した状態ではキ
ー7aと、前側ケーシング5のキー溝5bとの係合によ
り、操作ノブ7を回転させることはできない。また、操
作ノブ7が没入すると、ストッパプレート16の一端が
ノブジョイント8のスリット8bに係合するように揺動
してストッパプレート16の他端のスリット13aへの
係合が解除されて圧縮コイルばね15の付勢力によりロ
ックピン14がステアリングシャフトSに係合し、ステ
アリングロック状態となる。更に、リミットスイッチ1
8がオフすることから、警報を発することなくキーレス
エントリーシステムによるドアの施錠/解錠が可能とな
る。このとき、操作ノブ7の押し込むことなくドアを開
けると警告を発し、操作ノブ7の押し込み(没入:ステ
アリングロック操作)を促し、盗難防止効果を向上させ
ている。
【0025】図8は上記実施形態の変形例を示す図2と
同様の図であり、図2と同様な部分には同一の符号を付
し、その詳細な説明を省略する。本実施形態では、操作
ノブ30の端面形状が円形をなし、また、そのつまみ部
の外周面には多数のスリットまたは凹凸が形成され、把
持し易くなっている。操作ノブ30の端面形状が円形を
なしていることにより、ケーシング開口と操作ノブとの
間の隙間を塞ぐためのカバー部材を必要とせず、キャッ
プ63の内向きフランジ63aの内周面で操作ノブ30
の外周面を回動時に支持している。また、キャップ63
の内向きフランジ63aの内面に直接カム山63bが形
成され、このカム山63bが操作ノブ30のフランジ3
0aに形成されたカム山30cと係合して、上記したよ
うなACC(I)位置からLOCK(0)位置へは操作
ノブ30を或る程度押し込まなければ回転できないとい
う機能を実現している。本構成により上記実施形態に比
較して部品点数を削減できる。それ以外の構造は上記実
施形態と同様である。
【0026】
【発明の効果】このように本発明によれば、キーレスエ
ントリー等の正規の搭乗者が乗車したことを認識する手
段により正規の搭乗者が乗車したことを認識したら、イ
グニッションスイッチを操作するための操作ノブを突出
させて回動操作を可能とするイグニッションスイッチ装
置の操作ノブの突出時にその中間部外周を、固定ガイド
部材をもって回動支持することで、操作ノブ等の強度を
向上してその安定性を確保でき、構造が複雑化すること
もない。また、操作ノブと共に回動すると共にその端面
から見た外周面の輪郭形状を円形の輪郭形状に補完する
カバー部材を、ガイド部材と操作ノブとの間に介在させ
て、このカバー部材をガイド部材に回動支持すること
で、装置内部へのごみ等の侵入を防止して作動信頼性も
向上する。ここで、操作ノブの形状を変えてもカバー部
材のみ変更することで対応できることからその汎用性も
向上する。尚、操作ノブの端面から見た外周面の輪郭形
状を、操作者の指を納めるべく互いに対向する凹部を有
する鼓型とすることで回動操作がし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたイグニッションスイッチ装
置の側断面図。
【図2】同イグニッションスイッチ装置の要部分解斜視
図。
【図3】図1のII−II線について見た断面図。
【図4】本発明が適用されたイグニッションスイッチ装
置の作動要領を示す図1と同様な図。
【図5】図1または図4の操作ノブの端面図。
【図6】(a)は本発明が適用されたイグニッションス
イッチ装置の作動要領を示す図5と同様な図、(b)は
(a)に対応する図3と同様な図。
【図7】本発明が適用されたイグニッションスイッチ装
置の作動要領を示す図6(a)に対応する図4と同様な
図。
【図8】本発明が適用されたイグニッションスイッチ装
置の変形例を示す図2と同様な図。
【符号の説明】
1 イグニッションスイッチ装置 2 操作ノブ部 3 ステアリングロック装置部 4 ロータリースイッチ部 5 前側ケーシング 5a 開口 5b キー溝 51 カム部材 51a カム山 52 カバー部材 52a 孔 53 キャップ 6 後側ケーシング 7 操作ノブ 7a フランジ 7b キー 7c カム山 8 ノブジョイント 8a 凹部 8b スリット 8c 凸部 9 インナージョイント 9a 偏心カム部 10 圧縮コイルばね 11 ソレノイド 11a 駆動軸 12 搭乗者認識装置 13 スライダ 13a スリット 14 ロックピン 15 圧縮コイルばね 16 ストッパプレート 16a 軸 17 圧縮コイルばね 18 リミットスイッチ 19 ロック部材 19a ロック片 20 当接部材 20a 端面 20b 切り欠き 21 捻りコイルばね 22 ソレノイド 30 操作ノブ 30a フランジ 30b キー 30c カム山 63 キャップ 63a 内向きフランジ 63b カム山 S ステアリングシャフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−11587(JP,A) 特開 平3−224978(JP,A) 実公 平4−20692(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 25/04 B60R 25/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室側に出没自在に、かつ突出位置で
    のみ回動変位可能に本体に支持された操作ノブと、前記
    操作ノブと共に回動するロータと、前記ロータの回動位
    置に応じた接点を有するイグニッションスイッチと、正
    規の搭乗者が乗車したことを認識する手段とを有し、駐
    車時に正規の搭乗者が乗車したことを認識したら、前記
    操作ノブを突出させて回動操作を可能とする車両用イグ
    ニッションスイッチ装置であって、 前記操作ノブの突出時にその中間部外周を回動支持する
    ガイド部材を有し、 前記操作ノブと共に回動すると共に該操作ノブの端面か
    ら見た外周面の輪郭形状を補完して円形の輪郭形状とす
    るカバー部材が、前記ガイド部材と前記操作ノブとの間
    に介在し、該カバー部材が前記ガイド部材に回動支持さ
    れている ことを特徴とする車両用イグニッションスイッ
    チ装置。
  2. 【請求項2】 前記操作ノブの端面から見た外周面の
    輪郭形状が、操作者の指を納めるべく互いに対向する凹
    部を有する鼓型をなすことを特徴とする請求項1に記載
    の車両用イグニッションスイッチ装置。
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