JP3176803U - 検査用照明装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本考案に係る検査用照明装置1は、光源5と、前記光源5から出射された光を拡散させて検査対象50に照射する光拡散手段(光拡散板3)と、前記光の進行方向において前記光源5及び前記検査対象50と対向する位置に前記光拡散手段を位置させる光拡散手段の位置決め手段(光透過部材4)と、を備え、前記検査対象50に対して光を出射する光拡散手段の光出射面35が前記光の進行方向と交差する湾曲面又は傾斜面に形成されたことを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本考案は、光が広がり易く、検査対象に対する照射範囲を広くできて、検査対象を撮像した場合の撮像画像における検査判断用の情報量を多くでき、適切な検査を行うことが可能な検査用照明装置を提供する。
前記光源と、当該光源を内部に収容して光源からの光を外部に透過させる光透過部を有したケーシングと、を有した照明装置を備え、前記位置決め手段が光を透過させる光透過部材により形成され、当該光透過部材が前記ケーシングの光透過部における光出射面に載置される底面と当該底面と対向する頂面とを備え、当該頂面に前記光拡散手段が設けられたので、頂面に光拡散手段を備えた光透過部材を照明装置のケーシングの光透過部における光出射面に載置するだけで、簡単に検査用照明装置を構成できる。
図1に示すように、検査用照明装置1は、照明装置2と、光拡散手段としての光拡散板3と、位置決め手段としての光透過部材4とを備える。
照明装置2は、検査対象50(図2参照)に光を照射する光源5と、光源5を内部に収容して光源5からの光を外部に透過させる光透過部6を有したケーシング7とを備える。
例えば、照明装置2は、ライン光照射装置と呼ばれる照明装置であり、配線基板8に複数の光源5としてのLEDを1列に搭載して形成された発光ユニットがケーシング7内に収容された構成である。
例えば、ケーシング7は、直方体形状に形成され、底面11が設置面10(図2参照)と平行となるように、底面11、あるいは、底面11に設けられた図外の設置台を介して設置面10に設置される。ケーシング7は、底面11と対向する頂面12に開口13を備え、この開口13が光を透過させるガラスや合成樹脂等の光透過性材料により形成された塞板14により塞がれる。例えば、平板により形成された塞板14の外側平面により形成された光出射面15が頂面12より底面11側に設置されることにより、塞板14の光出射面15が頂面12より底面11側に窪んだ凹部16の底面を形成する。即ち、開口13を塞ぐ塞板14が光源5からの光を外部に透過させる光透過部6を構成する。図2に示すように、ケーシング7内には光源5からの光を光透過部6の方向に導くリフレクタ部材17が設けられる。
例えば光透過部材4は、光透過部6の長方形の光出射面15に対応する長方形に形成されて光出射面15に載置可能な底面21と、底面21の互いに対向する各短辺縁より立ち上がって当該底面21と直交する方向に延長し互いに平行に対向する両方の短辺側側面23;23と、底面21の互いに対向する各長辺縁より立ち上がって当該底面21と交差する方向に延長し互いに対向する両方の長辺側側面24;24と、各短辺側側面23;23及び各長辺側側面24;24の立ち上がり端縁より延長して底面21と平行に設けられた頂面22とにより形成された外面を備えた板状部材であって、底面21及び頂面22の長辺に沿って延長する長尺な板材により形成され、長辺に沿った方向と直交する断面形状が台形状に形成された構成である。光透過部材4の各長辺側側面24;24は、底面21から頂面22に向けて互いに徐々に近づく傾斜面に形成される。つまり、光透過部材4は、互いに対向する各長辺側側面24;24間の間隔が底面21から頂面22に向けて徐々に小さくなる先細形状に形成された板材により構成される。
図2に示すように、検査システムは、検査用照明装置1と、検査対象搬送路と、検査対象撮影装置51と、画像処理装置52とを備える。
検査対象搬送路は、例えば検査対象50を搬送するための上流側ベルトコンベヤ装置60及び下流側ベルトコンベヤ装置61により構成され、上流側ベルトコンベヤ装置60の終端位置と下流側ベルトコンベヤ装置61の始端位置とが、拡散板3における光出射面35の長辺側側面34;34間の幅間隔より大きい間隔Hを隔てて位置される。尚、下流側ベルトコンベヤ装置61の搬送ベルト面は、上流側ベルトコンベヤ装置60の搬送ベルト面よりも下方に位置されるので、上流側ベルトコンベヤ装置60の搬送ベルト面に載って搬送される検査対象50が下流側ベルトコンベヤ装置61の搬送ベルト面にスムーズに乗り移る。
検査対象撮影装置51は、ラインセンサーカメラ、あるいは、エリアセンサーである。
検査対象50は、例えば、食品を収容した袋体(例えば、菓子を封入した袋)であり、検査システムにより当該袋体のシール部の欠陥などを検査する。
そして、光拡散板3の光出射面35を介して拡散された光が上流側ベルトコンベヤ装置60及び下流側ベルトコンベヤ装置61を跨ぐように搬送される検査対象50の下方から照射された状態の検査対象50を上方から検査対象撮影装置51で撮像し、画像情報処理装置52において明るさの違う部位を検出する等して検査対象50の欠陥等を検出する。
図3に示すように、光透過部材4の頂面22に設けられた光拡散板3の光出射面35が一方の長辺側側面34側から他方の長辺側側面34側に向けて傾斜する傾斜面に形成された構成としてもよい。
即ち、検査対象50に対して光を出射する光拡散板3の光出射面35が光透過部6を透過した光の進行方向と交差する傾斜面に形成された構成の検査用照明装置1としてもよい。
上記各実施形態では、光出射面35が湾曲面又は傾斜面に形成された光拡散板3を用いたが、図4;図5に示すように、互いに平行に形成された光入射面36と光出射面35とが湾曲面又は傾斜面に形成された板厚の均等な光拡散板3を用いてもよい。
例えば、上記各実施形態のように光入射面と光出射面とが平行ではなく板厚が均等でない光拡散板3の場合、光拡散板3を形成する材料によっては拡散状態や透過率が変わってしまうものがあり、この場合、検査対象撮影装置51でスキャンする位置により像が変わることになる。従って、あえて像の違いを得たい場合には、上記各実施形態のように板厚が均等でない光拡散板3を用い、検査対象撮影装置51でスキャンする位置により像を変えたくない場合には、図4;図5に示すような互いに平行に形成された光入射面36と光出射面35とが湾曲面又は傾斜面に形成された板厚の均等な光拡散板3を用いればよい。
また、実施形態1;2では、光拡散手段の位置決め手段を光透過部材により構成した例を示したが、光拡散手段の位置決め手段は、光透過部6を透過した光の進行方向において当該光透過部6と対向する位置に光拡散手段を位置させる支持体であればよく、例えば、照明装置2と光拡散手段とに連結された支柱のような支持体であってもよい。
本考案の検査用照明装置1は、フィルム・紙・金属板等の連続物のような検査対象の検査に用いてもよい。
4 光透過部材(位置決め手段)、5 光源、6 光透過部、7 ケーシング、
15 光透過部の光出射面、21 光透過部材の底面、22 光透過部材の頂面、
35 光拡散板の光出射面、50 検査対象。
Claims (2)
- 光源と、
前記光源から出射された光を拡散させて検査対象に照射する光拡散手段と、
前記光の進行方向において前記光源及び前記検査対象と対向する位置に前記光拡散手段を位置させる光拡散手段の位置決め手段と、を備え、
前記検査対象に対して光を出射する前記光拡散手段の光出射面が前記光の進行方向と交差する湾曲面又は傾斜面に形成されたことを特徴とする検査用照明装置。 - 前記光源と、当該光源を内部に収容して光源からの光を外部に透過させる光透過部を有したケーシングと、を有した照明装置を備え、
前記位置決め手段が光を透過させる光透過部材により形成され、当該光透過部材が前記ケーシングの光透過部における光出射面に載置される底面と当該底面と対向する頂面とを備え、当該頂面に前記光拡散手段が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の検査用照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012002392U JP3176803U (ja) | 2012-04-23 | 2012-04-23 | 検査用照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012002392U JP3176803U (ja) | 2012-04-23 | 2012-04-23 | 検査用照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3176803U true JP3176803U (ja) | 2012-07-05 |
Family
ID=48003710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012002392U Expired - Lifetime JP3176803U (ja) | 2012-04-23 | 2012-04-23 | 検査用照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3176803U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014112035A (ja) * | 2012-10-29 | 2014-06-19 | Plex International Design Co Ltd | 布類検査装置 |
JP2017062188A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 富士重工業株式会社 | 検査対象品の品質検査方法および品質検査装置 |
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-
2012
- 2012-04-23 JP JP2012002392U patent/JP3176803U/ja not_active Expired - Lifetime
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JP7307618B2 (ja) | 2019-07-18 | 2023-07-12 | シーシーエス株式会社 | 検査システム及び光照射装置 |
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