JP2015145817A - 光学検査装置、及び製函装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストを低減することが容易な光学検査装置及び製函装置を提供する。
【解決手段】光学検査装置2は、ブランクシートAを搬送方向Bに搬送する第1搬送機構3と、第1搬送機構3の搬送方向下流側に離間して配置され、ブランクシートAを第1搬送機構3から受け取って搬送する第2搬送機構4と、照明部5,6と、光が照射されたブランクシートAを撮像位置P3で撮像する撮像部7とを備え、放出位置P1と受入位置P2との間の離間距離がブランクシートAの搬送方向に沿う長さLの1/3に満たず、照明部5,6は、光を出力する光源51,61と、光源51,61から出力された光が、第1搬送機構3と第2搬送機構4とが互いに対向する領域で第1搬送機構3と第2搬送機構4とに挟まれた空間である離間空間Sを介してブランクシートAに照射されるように光を導びく導光部材52、ハーフミラー63とを含んだ。
【選択図】図3

Description

本発明は、被検査物を光学的に検査するために、被検査物に光を照射し、その反射光を検出する光学検査装置、及び製函装置に関する。
従来、箱を略平板に展開した形状の、厚紙、段ボール、樹脂等のシート状の部材、いわゆるブランクシートを搬送しつつ加工して製函する製函装置が知られている。また、このようなブランクシートを加工するにあたって、ブランクシートに施された印刷の不良やブランクシートのキズ、汚れなどを光学的に検査する光学検査装置(検査ユニット)を備えた製函装置も知られている(例えば、特許文献1参照)。
この光学検査装置は、被検査物であるブランクシートの表面に光を照射する照明手段と、ブランクシートからの反射光を撮像する撮像手段とを備えている。搬送ベルト等の搬送機構上にブランクシートがあるときは、ブランクシートの下面に照明光を照射したり撮像したりすることができないから、ブランクシートの下面を検査することができない。そこで、この光学検査装置は、搬送方向上流側の搬送装置と下流側の搬送装置との間に間隔を開けて、この間隔部分の下方に照明手段と撮像手段とを配置し、下方からブランクシートの下面に照明光を照射し、撮像することで検査するようになっている。
反射光には、正反射光(明反射光)と乱反射光(暗反射光)とがある。正反射光とは、光が反射する地点における法線に対する入射光のなす角度である入射角と、この法線に対する反射光のなす角度である反射角とが等しい反射光である。正反射光は、被検査物の被検査面に入射した光が反射する場合に、この反射する地点の表面の凹凸が反射する光の波長に比べて十分小さい場合に生じる。乱反射光とは、反射する地点の表面の凹凸に応じて様々な方向に反射する反射光である。乱反射光は、反射する地点の表面の凹凸が反射する光の波長と同じかそれ以上の場合に生じる。
被検査物表面の印刷画像等の色を検査するためには、乱反射光が適している。一方、被検査物の表面に、金箔やアルミ箔等の光沢のある物質が貼付されていたり光沢処理が施されたりする場合など、被検査物の表面が光沢を有する場合、光沢の検査を行うためには正反射光が適している。
正反射光は、被検査面に対する入射光の入射角と等しい反射角で反射する反射光である。そのため、撮像手段で正反射光を受光するためには、被反射面で反射する正反射光の光軸と、撮像手段の受光軸とを正確に一致させるように、照明手段、被検査面、及び撮像手段を精度よく配置する必要がある。
しかしながら、上述の光学検査装置では、ブランクシートを搬送しながら検査するため、照明光の照射時にブランクシートがバタつく(振動する)ことが避けられない。ブランクシートがばたつくと、照明光の反射角が変化するために撮像手段で正反射光を受光することができない。そこで、従来、被検査面に対して照明光を広い範囲に面状に照射し、正反射光を広い範囲で受光可能とすることで、ブランクシートがバタついても正反射光を撮像手段で受光可能としている。
特開2008−127029号公報
ところで、上述のように、被検査面に対して照明光を広い範囲に面状に照射するためには、上流側の搬送装置と下流側の搬送装置との間の間隔を広く開ける必要が生じる。しかしながら、上流側の搬送装置と下流側の搬送装置との間の間隔を広くすると、装置が大型化するという不都合があった。
特に、既存の製函装置を用いて光学検査を行う場合、製函装置内の搬送経路は光学検査を行うことが考慮されておらず、搬送装置相互間の間隔は、被検査物を安定的に搬送する観点、及び装置の小型化の観点から極力狭くされている。そのため、被検査物の光学検査を行うためには、製函装置を改造して製函装置内の上流側の搬送装置と下流側の搬送装置との間の間隔を広くしたり、あるいは製函装置とは別に光学検査装置を設けたりする必要がある。
しかしながら、搬送装置相互間の間隔を広くすると、ブランクシートがその間隔から下に落下してしまう。上述の光学検査装置では、落下を防止するために、間隔部の上方に吸着ベルトを設け、ブランクシートを吸着ベルトで上方に吸着しつつ搬送することで、ブランクシートの落下を防止している。しかしながら、吸着ベルトを用いると、光学検査装置のコストが増大する。
本発明の目的は、コストを低減することが容易な光学検査装置及び製函装置を提供することである。
本発明に係る光学検査装置は、検査対象の被検査物を撮像することにより光学的に検査する光学検査装置であって、前記被検査物を所定の搬送方向に搬送する第1搬送機構と、前記第1搬送機構よりも前記搬送方向下流側に離間して配置され、前記搬送された前記被検査物を前記第1搬送機構から受け取って前記搬送方向に搬送する第2搬送機構と、前記被検査物に光を照射するための照明部と、前記光が照射された前記被検査物を、前記離間している間隔内の撮像位置で撮像する撮像部とを備え、前記第1搬送機構が前記搬送方向の最も下流側で前記被検査物に接触する放出位置と、前記第2搬送機構が前記搬送方向の最も上流側で前記被検査物に接触する受入位置との間の離間距離が前記被検査物の前記搬送方向に沿う長さの1/3に満たず、前記照明部は、光を出力する光源と、前記光源から出力された光が、前記第1搬送機構と前記第2搬送機構とが互いに対向する領域で前記第1搬送機構と前記第2搬送機構とに挟まれた空間である離間空間を介して前記被検査物に照射されるように前記光を導びく導光部材とを含む。
この構成によれば、第1搬送機構が被検査物を下流側に送り出す放出位置と、第2搬送機構が上流の第1搬送機構から被検査物を受け取る受入位置との間の離間距離が、被検査物の搬送方向に沿う長さの1/3に満たない。そのため、被検査物が第1搬送機構から第2搬送機構へ受け渡される際に、被検査物が宙に浮いた場合であっても、必ずその宙に浮いている長さの2倍以上の部分が第1搬送機構で保持されている。その結果、被検査物が第1搬送機構から第2搬送機構へ受け渡される際の被検査物のバタつきが低減されるので、照明光を広い範囲に面状に照射しなくても、撮像部が正反射光を撮像することが可能となる。また、第1搬送機構と第2搬送機構の間隔が狭く、光源を配置する空間がない場合であっても、光源を被検査物から離れた広い空き空間に配設し、導光部材により光源の光を被検査物に照射されるように導びくことができる。これにより、第1搬送機構と第2搬送機構との間を広く空ける必要がないので、装置の小型化が容易となり、かつ吸着ベルトを備える必要もなくなる。その結果、光学検査装置のコストを低減することが容易となる。
また、前記離間空間における前記第1搬送機構と前記第2搬送機構との最短距離は、20mm以下であることが好ましい。
光学検査を考慮していない既存の装置、例えば被検査物に対して加工を施す製造装置などに用いられている複数の搬送装置相互間では、安定して搬送を行う観点から、通常、搬送装置相互間の隙間が極力狭くされている。また、搬送装置相互間の干渉を避けるため、搬送装置相互間の隙間が20mm程度確保されている。これに対し、第1搬送機構と第2搬送機構との最短距離を20mm以下とした光学検査装置は、このような光学検査を考慮していない既存の装置の搬送装置を利用して、離間距離を、被検査物の搬送方向に沿う長さの1/3、かつ離間空間における第1搬送機構と第2搬送機構との最短距離を20mm以下にして光学検査装置を構成することが容易となる。この場合、光学検査を考慮していない既存の装置に対して、搬送装置間の隙間を拡げる改造を行うことなく光学検査装置を取り付けることができるので、装置の改造コストが低減できる。
また、前記光源は、前記離間空間の外に配設されていることが好ましい。
この構成によれば、第1搬送機構と第2搬送機構とが互いに対向する狭い空間である離間空間の外に光源が配設されるので、光源を広い空き空間に配設することが容易である。その結果、光学検査装置を構成することが容易となる。
また、前記照明部は、前記導光部材によって導かれた光を拡散させ、拡散光として前記離間空間側から前記被検査物に照射する拡散部材をさらに含むことが好ましい。
この構成によれば、導光部材によって導かれた光が拡散部材により拡散され、その拡散光が被検査物に照射される。その結果、照明光が照射される範囲を面状に拡げることができる。照明光の照射範囲が面状に拡がると、被検査物がバタついても撮像部が正反射光を撮像することが容易となる。その結果、正反射光の撮像結果に基づき被検査物の検査を行う確実性が向上する。
また、本発明に係る検査対象の被検査物を撮像することにより光学的に検査する光学検査装置であって、前記被検査物を所定の搬送方向に搬送する第1搬送機構と、前記第1搬送機構の搬送方向下流側の端部から離間して配設され、前記搬送された前記被検査物を前記第1搬送機構から受け取って前記搬送方向に搬送する第2搬送機構と、前記被検査物に光を照射するための照明部と、前記光が照射された前記被検査物を、前記離間している間隔内の撮像位置で撮像する撮像部とを備え、前記照明部は、光を出力する光源と、前記光源から出力された光が、前記第1搬送機構と前記第2搬送機構とが互いに対向する領域で前記第1搬送機構と前記第2搬送機構とに挟まれた空間である離間空間を介して前記被検査物に照射されるように前記光を導びく導光部材と、前記導光部材によって導かれた光を拡散させ、拡散光として前記離間空間側から前記被検査物に照射する拡散部材とを含む。
この構成によれば、第1搬送機構と第2搬送機構の間隔が狭い場合であっても、光源を被検査物から離れた広い空き空間に配設し、導光部材により光源の光を被検査物に照射されるように導びくことができる。また、導光部材によって導かれた光は、拡散部材によって拡散され、拡散光として広い範囲に面状に被検査物に照射されるので、被検査物のバタつきが生じた場合であっても撮像部が正反射光を撮像することが可能となる。これにより、第1搬送機構と第2搬送機構との間を広く空ける必要がなくなるので、装置の小型化が容易となり、かつ吸着ベルトを備える必要もなくなる。その結果、光学検査装置のコストを低減することが容易となる。
また、前記導光部材はレンズを含むことが好ましい。
この構成によれば、光源から出力された光が、離間空間を介して被検査物に照射されるように、レンズによって導びかれる。
また、前記導光部材は、透光性を有する透光材料を用いて構成され、前記光源近傍から前記撮像位置へ向かって延び、前記光源から前記導光部材に入射した光を前記透光材料と外気との界面で反射させつつ前記撮像位置に向けて導びくことが好ましい。
この構成によれば、光が光源から導光部材の内部を通って撮像位置に向けて導かれる。従って、撮像位置の近傍には光源を配設可能な空き空間がない場合であっても、導光部材の大きさ、長さ、形状等を適宜設定することにより、撮像位置から離れた光源を配置しやすい場所に光源を配設することが可能となる。
また、前記導光部材は、透光性を有する透光材料を用いて構成され、前記光源近傍から前記撮像位置へ向かって延び、前記光源から前記導光部材に入射した光を前記透光材料と外気との界面で反射させつつ前記撮像位置に向けて導びく部材であり、前記拡散部材は、前記導光部材の前記撮像位置側の端面に形成されていることが好ましい。
この構成によれば、光が光源から導光部材の内部を通って撮像位置に向けて導かれる。さらに、導光部材の撮像位置側の端面に拡散部材が形成されているので、撮像位置の近傍に拡散部材を配置することが容易である。
また、前記導光部材は、前記搬送方向と交差する方向に延びる板状の形状を有することが好ましい。
この構成によれば、第1及び第2搬送機構によって搬送される被検査物に対して、搬送方向と交差する幅方向に横切るようにライン状に光が照射され、その反射光が撮像されるので、被検査物の検査対象面全体を走査するように撮像することができる。
また、前記導光部材は、前記被検査物から前記撮像部へ向かう光、及び前記光源から出力された光のうち一方を透過させ、他方を反射させるハーフミラーを含むことが好ましい。
この構成によれば、光源から出力された光を、ハーフミラーを透過させて被検査物に照射させ、その反射光をハーフミラーで反射させて撮像部へ向かわせたり、あるいは光源から出力された光をハーフミラーで反射させて被検査物に照射させ、その反射光を、ハーフミラーを透過させて撮像部へ向かわせたりすることができる。この場合、ハーフミラーから被検査物に至る経路を、被検査物に照射される光と、被検査物からの反射光とで共用することができるので、光源と撮像部とを狭い空間に配置することが容易となる。
また、前記被検査物に照射された前記光が正反射したときの反射光の光軸と、前記撮像部の光軸とが一致することが好ましい。
この構成によれば、被検査物での正反射光を、撮像部で撮像することができるので、被検査物の光沢の検査を好適に実施することが可能となる。
また、前記照明部を複数備えることが好ましい。
この構成によれば、複数の照明部によって被検査物を照明することができるので、角度の異なる照明光を被検査部に照射することが可能となる。それらの照明光の反射光により被検査物を撮像することにより、検査精度を向上させることが容易となる。
また、前記複数の照明部のうち少なくとも一つは、前記導光部材によって導かれた光を拡散させ、拡散光として前記離間空間側から前記被検査物に照射する拡散部材をさらに含むことが好ましい。
この構成によれば、拡散光が被検査物に照射され、照明光が照射される範囲を面状に拡げることができるので、被検査物がバタついても撮像部が正反射光を撮像することが容易となる。
また、前記少なくとも一つの照明部の前記導光部材はレンズを含むことが好ましい。
この構成によれば、光源から出力された光がレンズによって収束されて導びかれる。そして、収束された光が拡散部材によって拡散され、拡散光として被検査物に照射される。その結果、レンズによって光が狭い範囲に一旦収束された場合であっても、光を拡散させて照明光が照射される範囲を面状に拡げることができる。
また、前記複数の照明部のうち少なくとも一つの前記導光部材は、透光性を有する透光材料を用いて構成され、前記光源近傍から前記撮像位置へ向かって延び、前記光源から前記導光部材に入射した光を前記透光材料と外気との界面で反射させつつ前記撮像位置に向けて導びくことが好ましい。
この構成によれば、照明部のうち少なくとも一つについて、透光材料を用いて構成された導光部材の大きさ、長さ、形状等を適宜設定することにより、撮像位置から離れた光源を配置しやすい場所に光源を配設することが容易となる。また、他の構成の照明部と組み合わせることにより、光源の配置上の制約や、照射光の性質等を考慮して、検査に適した照明を行うことが容易となる。
また、前記複数の照明部のうち少なくとも一つは、前記導光部材によって導かれた光を拡散させ、拡散光として前記離間空間側から前記被検査物に照射する拡散部材をさらに含み、前記拡散部材を含む前記導光部材は、透光性を有する透光材料を用いて構成され、前記光源近傍から前記撮像位置へ向かって延び、前記光源から前記導光部材に入射した光を前記透光材料と外気との界面で反射させつつ前記撮像位置に向けて導びき、前記拡散部材は、前記導光部材の前記離間空間の端面に形成されていることが好ましい。
この構成によれば、撮像位置から離れた光源を配置しやすい場所に光源を配設することが容易であるとともに、撮像位置の近傍に拡散部材を配置することが容易である。
また、前記透光材料を用いて構成された前記導光部材は、前記搬送方向と交差する方向に延びる板状の形状を有することが好ましい。
この構成によれば、第1及び第2搬送機構によって搬送される被検査物に対して、搬送方向と交差する幅方向に横切るようにライン状に光が照射され、その反射光が撮像されるので、被検査物の検査対象面全体を走査するように撮像することができる。
また、前記複数の照明部のうち少なくとも一つの前記導光部材は、前記被検査物から前記撮像部へ向かう光、及び前記光源から出力された光のうち一方を透過させ、他方を反射させるハーフミラーを含むことが好ましい。
この構成によれば、ハーフミラーから被検査物に至る経路を、被検査物に照射される光と、被検査物からの反射光とで共用することができるので、光源と撮像部とを狭い空間に配置することが容易となる。
また、前記複数の照明部のうち少なくとも一つによって前記被検査物に照射された前記光が正反射したときの反射光の光軸と、前記撮像部の光軸とが一致することが好ましい。
この構成によれば、被検査物での正反射光を、撮像部で撮像することができるので、被検査物の光沢の検査を好適に実施することが可能となる。また、他の構成の照明部と組み合わせることにより、光沢の検査以外の検査に適した照明と組み合わせることも容易である。
また、前記複数の照明部のうち、前記少なくとも一つの照明部とは別の少なくとも一つの照明部によって前記被検査物に照射された前記光が正反射したときの反射光の光軸と、前記撮像部の光軸とが一致しないことが好ましい。
この構成によれば、前記少なくとも一つの照明部により正反射光が得られ、前記別の少なくとも一つの照明部によって乱反射光が得られる。その結果、撮像部は、正反射光に基づく光沢の検査に適した画像成分と、乱反射光に基づく色彩の検査に適した画像成分とを取得できる。
また、少なくとも前記離間空間の前記搬送方向上流側と下流側とにおいて、前記第1及び前記第2搬送機構と対向配置され、前記第1及び前記第2搬送機構との間に前記被検査物を挟み込むように前記第1搬送機構から前記第2搬送機構への前記被検査物の搬送を案内するガイド部材をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、第1搬送機構から間隔を超えて第2搬送機構へ被検査物が搬送される際に、ガイド部材によって被検査物の搬送が案内されるので、被検査物のバタつきが低減される。その結果、被検査物に対して照明光を広い範囲に面状に照射する必要性が減少するので、第1搬送機構と第2搬送機構の間隔を短縮して装置を小型化することが容易となる。
また、本発明に係る製函装置は、上述の光学検査装置と、前記被検査物に製函加工を施す製函部とを含む。
この構成によれば、製函装置に光学検査装置を組み込んで、製函工程内で被検査物の光学検査を行うことが可能となる。
このような構成の光学検査装置及び製函装置は、コストを低減することが容易である。
本発明の第1実施形態に係る光学検査装置を備えた製函装置の構成の一例を示す概略説明図である。 図1に示す製函装置の、主に検査処理に係る電気的構成の一例を示すブロック図である。 図1に示す光学検査装置の構成の一例を示す説明図である。 図3に示す光学検査装置の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る光学検査装置の構成の一例を示す概略説明図である。 本発明の第3実施形態に係る光学検査装置の構成の一例を示す概略説明図である。 光学検査装置の構成の別の例を示す概略説明図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る光学検査装置を備えた製函装置の構成の一例を示す概略説明図である。図1に示す製函装置1は、既存の製函装置に光学検査装置2が付加されて構成されている。製函装置1は、ブランクシートA(被検査物)に製函加工を施す製函装置である。製函装置1は、光学検査装置2、給紙部11、スライダ12、製函部13,14、区分手段15、及び集積部16を備えている。光学検査装置2は、第1搬送機構3、第2搬送機構4、照明部5,6、撮像部7、及びガイド部材8を含む。
第1搬送機構3は、搬送ローラ31,32,33,34と、搬送ベルト35とを備えている。搬送ローラ31,32,33,34は、台形の頂点に対応する位置に配置されている。搬送ベルト35は、無端ベルトであり、搬送ローラ31,32,33,34に掛け回されている。これにより、搬送ベルト35は、略台形状の軌道に沿って駆動回転される。搬送ベルト35の軌道は、搬送ローラ31,32間が上底、搬送ローラ33,34間が下底となり、下底よりも上底の方が長い略台形形状となっている。そして、上底部分の搬送ベルト35上面にブランクシートAが載置され、搬送ベルト35の駆動回転に応じてブランクシートAが、搬送ローラ31から搬送ローラ32へ向かう搬送方向に沿って搬送される。
第2搬送機構4は、第1搬送機構3よりも搬送方向下流側に離間して対向配置され、第1搬送機構3により搬送されたブランクシートAを第1搬送機構3から受け取って搬送方向に搬送する。
第2搬送機構4は、搬送ローラ41,42,43,44と、搬送ベルト45とを備えている。搬送ローラ41,42,43,44は、台形の頂点に対応する位置に配置されている。搬送ベルト45は、無端ベルトであり、搬送ローラ41,42,43,44に掛け回されている。これにより、搬送ベルト45は、略台形状の軌道に沿って駆動回転される。搬送ベルト45の軌道は、搬送ローラ41,42間が上底、搬送ローラ43,44間が下底となり、下底よりも上底の方が長い略台形形状となっている。そして、ブランクシートAが、第1搬送機構3から上底部分の搬送ベルト45で受け取られ、搬送ベルト45の駆動回転に応じてブランクシートAが搬送ローラ41から搬送ローラ42へ向かう搬送方向に沿って搬送される。
第1搬送機構3の搬送方向上流端付近には、給紙部11が配設されている。給紙部11には、複数のブランクシートAが積層載置されている。
スライダ12は、給紙部11の搬送方向下流側に、ブランクシートAを堰き止めるように配設されている。スライダ12は、上下方向にスライド駆動され、搬送ベルト35の上面とスライダ12との間にブランクシートAを1枚分通過可能な隙間を空けることにより、第1搬送機構3によってブランクシートAを1枚ずつ搬送させる。
製函部13は、第1搬送機構3の上方、スライダ12の搬送方向下流側に配設されている。製函部13は、第1搬送機構3によって搬送されたブランクシートAに対して、製函加工工程の一部、例えば折りぐせ付けや糊付け等の製函加工処理を施す。製函部13で製函加工処理が施されたブランクシートAは、第1搬送機構3から第2搬送機構4へ受け渡される。
光学検査装置2は、第1搬送機構3と第2搬送機構4との間に配設されている。光学検査装置2は、ブランクシートA(被検査物)が第1搬送機構3から第2搬送機構4へ受け渡される際に、後述する撮像部7によって、第1搬送機構3と第2搬送機構4との隙間からブランクシートAの表面を撮像することにより、ブランクシートAを光学的に検査する。
ブランクシートAは、箱を構成するための、例えば段ボール紙、厚紙、板紙等の板状の部材である。ブランクシートAの下面は、例えばアルミ箔等の光沢のある物質が貼付されるなどのため、光沢を有している。
なお、被検査物は、ブランクシートAに限らない。例えば、被検査物は、金属板、木材板、あるいは樹脂板であってもよい。あるいは、被検査物は、板状の部材に限られず、立体的な構造を有するものであってもよい。光学検査装置2の詳細については後述する。
区分手段15は、第2搬送機構4の搬送経路上に設けられている。区分手段15は、後述する検査部100からの制御信号に応じて、第2搬送機構4により搬送されてきたブランクシートAを良品と不良品とに区分する。そして、区分手段15は、不良品に区分されたブランクシートAを例えば図略の不良品集積トレイへ排出する。
製函部14は、第2搬送機構4の上方、区分手段15の搬送方向下流側に配設されている。製函部14は、区分手段15により良品に区分され、第2搬送機構4により搬送されてきたブランクシートAに対して、製函加工工程の一部、例えば接着、折込等の製函加工処理を施す。製函部14で製函加工処理が施されたブランクシートA(カートン)は、第2搬送機構4によって搬送され、集積部16に集積される。
図2は、図1に示す製函装置1の、主に検査処理に係る電気的構成の一例を示すブロック図である。製函装置1は、ブランクシートAの検査処理を行う検査部100を備えている。検査部100は、例えば所定の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)と、所定の制御プログラムが記憶された不揮発性のROM(Read Only Memory)と、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)と、異常(欠陥)の有無を判定するための基準となるマスタ画像が予め記憶されたマスタ画像記憶部101と、その周辺回路等とを備えて構成されている。検査部100は、例えばROMに記憶された制御プログラムを実行することにより、比較部102、及び欠陥検出部103として機能する。
比較部102は、撮像部7により撮像されたブランクシートAの画像と、マスタ画像記憶部101に記憶されているマスタ画像とを比較する。
欠陥検出部103は、比較部102の比較結果に基づき、例えば濃度レベルの差が予め設定された許容値以上のときには、その濃度レベルの差が許容値以上の領域を欠陥箇所として検出する。そして、欠陥検出部103は、欠陥箇所を有する不良品のブランクシートAを示す制御信号を区分手段15へ出力し、区分手段15によって、不良品に区分されたブランクシートAを例えば図略の不良品集積トレイへ排出させる。
これにより、不良品のブランクシートAが取り除かれ、良品のブランクシートAのみが集積部16に集積される。
図3は、図1に示す光学検査装置2の構成の一例を示す説明図である。図4は、図3に示す光学検査装置2の斜視図である。図4においては、第1搬送機構3、第2搬送機構4よりも上方の構成についてはその記載を省略している。
照明部5は、光源51、導光部材52、及び拡散部材53を備える。照明部6は、光源61、レンズ62、及びハーフミラー63を備える。
第1搬送機構3と第2搬送機構4とは、第1搬送機構3の搬送ローラ32(搬送ベルト35の搬送ローラ32への係合部分)と第2搬送機構4の搬送ローラ41(搬送ベルト45の搬送ローラ41への係合部分)とが対向するように配置されている。そして、搬送ローラ32と搬送ローラ41とが互いに対向している領域であり、かつ搬送ローラ32と搬送ローラ41とに挟まれた空間である離間空間Sが形成されている。搬送ベルト35と搬送ベルト45との間の距離は、離間空間S内で最も短くなり、離間空間Sから遠ざかるにつれて搬送ベルト35と搬送ベルト45との間の距離が長くなる。
なお、搬送ベルト35の搬送ローラ32から搬送ローラ33に至る領域と、搬送ベルト45の搬送ローラ44から搬送ローラ41へ至る領域とは、搬送ローラ32,34から遠ざかるほど互いに離れていくように配置され、搬送ベルト35,45の表面同士が向かい合っていない。従って、第1搬送機構3と第2搬送機構4とが互いに対向し、かつその間に挟まれる領域は、図3に示すように、搬送ローラ32と搬送ローラ41とが互いに対向する離間空間Sとなる。
また、図4に示すように、第1搬送機構3は、搬送ベルト35が2本、間隔を空けて平行に配設されて構成されている。各搬送ベルト35は、それぞれ搬送ローラ31,32,33,34により、回転駆動される。同様に、第2搬送機構4は、搬送ベルト45が2本、間隔を空けて平行に配設されて構成されている。各搬送ベルト45は、それぞれ搬送ローラ41,42,43,44により、回転駆動される。
なお、第1搬送機構3及び第2搬送機構4は、搬送ローラに搬送ベルトが掛け回された構成に限らない。例えば、第1搬送機構3及び第2搬送機構4は、搬送ベルトを備えず、複数の搬送ローラが搬送経路に沿って、互いに微少間隔を空けて配列される構成であってもよい。
また、第1搬送機構3の搬送ベルト35が搬送方向の最も下流側でブランクシートAと接触する放出位置P1と、第2搬送機構4が搬送方向の最も上流側でブランクシートAと接触する受入位置P2との間の離間距離Dが、ブランクシートAの搬送方向の長さLの1/3未満にされている。
ところで、ブランクシートAは、通常、その面積が大きく、従って長さLが長いほど、厚い材質の板材を用いて構成される。従って、例えばブランクシートAがメートル坪量250g/m2〜600g/m2の板紙であった場合、離間距離Dを60mm以下とすれば、離間距離DをブランクシートAの搬送方向の長さLの1/3未満にしたのと略同様の効果が得られる。また、例えばブランクシートAが段ボール紙であった場合、離間距離Dを約150mm以下とすれば、離間距離DをブランクシートAの搬送方向の長さLの1/3未満にしたのと略同様の効果が得られる。
また、離間空間S内における、第1搬送機構3と第2搬送機構4との最短距離、すなわち位置P4から位置P5までの距離は、20mm以下、例えば20mmとされている。
従来から用いられている既存の製函装置では、搬送機構と搬送機構との隙間は、光学的な検査を考慮した間隔になっていない。このような既存の製函装置では、安定して搬送を行う観点から、通常、搬送装置相互間の隙間が極力狭くされている。その一方、搬送装置相互間の干渉を避けるためには、ある程度の隙間を確保する必要がある。そのため、既存の製函装置では、通常、搬送装置相互間の隙間が20〜30mm程度確保されている。
一方、光学検査装置2によれば、第1搬送機構3と第2搬送機構4との隙間(位置P4から位置P5までの距離)は20mm以下とされるので、既存の製函装置に対して、搬送装置の間隔を広げるような大掛かりな改造を施すことなく、また大型化させることなく、既存の搬送装置をそのまま第1搬送機構3及び第2搬送機構4として用いつつ、光学検査装置2を構成することが容易である。
第1搬送機構3から搬送されてきたブランクシートAは、その先端部が放出位置P1から突出して搬送ベルト35から離間した後、受入位置P2で搬送ベルト45に接触して第2搬送機構4に受け入れられるまでの間、先端部が宙に浮いて最も不安定となりバタつきやすくなる。しかしながら、光学検査装置2によれば、離間距離Dが、ブランクシートAの搬送方向の長さLの1/3未満にされているので、ブランクシートAが第1搬送機構3から第2搬送機構4へ受け渡される際に、宙に浮いている部分の長さが最大になったときでも、その宙に浮いている長さの2倍以上の部分が第1搬送機構3により保持されることになる。
従って、ブランクシートAの先端が宙に浮いているとき、ブランクシートAの重心は搬送ベルト35上に留まっており、かつ宙に浮いている部分の2倍以上の部分が第1搬送機構3に保持されているため、ブランクシートAのバタつきが低減される。
放出位置P1の近傍には、2枚の板状の部材でブランクシートAを上下に挟み込むようにしてその搬送を案内するガイド部材8が取り付けられている。また、受入位置P2の近傍にも、ガイド部材8が取り付けられている。これにより、ブランクシートAが第1搬送機構3から第2搬送機構4へ受け渡される際に、ブランクシートAがガイド部材8によって保持、案内されつつ搬送されるので、ブランクシートAのバタつきが低減される。
照明部5は、第1搬送機構3及び第2搬送機構4によるブランクシートAの搬送経路の下方に二つ、その搬送経路の上方に二つ配設されている。下方の二つの照明部5は、一方が第1搬送機構3の近傍に配設され、他方が第2搬送機構4の近傍に配設されている。
光源51,61は、例えばLED(Light Emitting Diode)を用いて構成されている。光源51,61は、搬送方向Bと交差(直交)する方向に伸びる帯状の発光面を備えた棒状の形状を有している。そして、例えばLEDチップが複数、列を成して配置されることにより、発光面から線状に光を出力する。なお、光源51,61は、LEDに限らない。光源51,61としては、有機EL(Electro Luminescence)素子や冷陰極線管等、種々の発光素子を用いることができる。
搬送経路の下方の二つの光源51は、離間空間Sの外、離間空間Sの下方に、各発光面を、例えば放出位置P1と受入位置P2との中間位置に予め設定された撮像位置P3に向けて配設されている。なお、撮像位置P3は、第1搬送機構3と第2搬送機構4の間隔内に設定されていればよく、必ずしも放出位置P1と受入位置P2との中間位置に限らない。
導光部材52は、例えば樹脂やガラス等の透光性を有する板状の透光材料を用いて構成されている。導光部材52の受光側の端面は、光源51の発光面と接するように配置されている。導光部材52は、光源51の発光面から撮像位置P3の方向に向かって延設されている。導光部材52の発光側の端面は、離間空間S内の撮像位置P3近傍に配設されている。また、導光部材52の発光側の端面には、光を拡散させる拡散部材53が形成されている。
拡散部材53は、例えば導光部材52の端面を粗面にしたり、導光部材52の端面に微細なプリズムを多数、配列したりすることによって、導光部材52の端面に形成されている。これにより、導光部材52は、光源51から導光部材52に入射した光を透光材料と外気との界面で反射させつつ離間空間Sに導びき、拡散部材53で光を拡散させて、ブランクシートAの下面に照射する。
もし仮に、光源51から出射された光が搬送ベルト35,45や搬送ローラ32,41等に当たって、その反射光がブランクシートAに照射されると、ブランクシートA表面の照度にむらができたり、第1搬送機構3や第2搬送機構4の動作に伴いブランクシートA表面の照度が変動したりする。そのため、光源51から出射された光がブランクシートA以外の箇所に当たらないように、光源51は、ブランクシートAの近傍に配設される方が、不要な光の反射を防止できる点で望ましい。しかしながら、光学検査装置2は、第1搬送機構3と第2搬送機構4との間の間隔が狭く、ブランクシートAの近傍の離間空間Sに光源51を設けることは困難である。
そこで、光学検査装置2では、第1搬送機構3と第2搬送機構4との間を搬送されるブランクシートAから遠く離れた位置、すなわち離間空間S外の空き空間が広い位置に光源51が配設されている。そして、ブランクシートAから遠く離れた位置に配設された光源51の出射光が、導光部材52によりブランクシートAの近傍に導かれる。これにより、離間空間S外の空き空間が広い位置に光源51を配置しつつ、光源51の出射光がブランクシートA以外の箇所に当たることが防止される。
その結果、既存の製函装置に対して、第1搬送機構3と第2搬送機構4の間隔を広げる改造を施すことなく、ブランクシートAに光を照射する光源51を配設することが可能となる。その結果、既存の製函装置を用いる場合、改造費用が低減されるので、コストを低減することが容易な光学検査装置及び製函装置を提供することができる。また、新規に製函装置を製作する場合であっても、第1搬送機構3と第2搬送機構4の間隔は狭くてもよいので、製函装置1が小型化される結果、製函装置1のコストを低減できる。
また、導光部材52によりブランクシートAの近傍に導かれた光は、導光部材52の端面に形成された拡散部材53によって拡散されるので、ブランクシートAのある程度広がりを有するライン状に伸びる領域に拡散光を照射させることができる。
なお、必ずしも拡散部材53を備えていなくてもよい。導光部材52の内部で反射を繰り返しながら導光部材52の先端まで導かれた光には、導光部材52の内部での反射角度に応じて種々の角度成分が含まれているから、拡散部材53がなくてもある程度の広がりを持った拡散光として導光部材52の先端からブランクシートAのライン状に伸びる領域に光が照射される。
このように、ある程度の広がりを持った拡散光は、ブランクシートA表面の光学検査に適している。
また、照明部5は、乱反射光を生じさせる照明部であり、乱反射光を得るためには光の強度が高い方が好ましい。照明部5に拡散部材53を備えない構成とすることで、照明部5によりブランクシートAに照射される光の強度が増大するので、このような構成は乱反射光を生じさせる照明部の構成として好ましい。
照明部6は、例えば、第1搬送機構3及び第2搬送機構4によるブランクシートAの搬送経路の下方に1つ、その搬送経路の上方に1つ配設されている。下方の照明部6のハーフミラー63と撮像部7とは、撮像位置P3の直下に配設され、上方の照明部6のハーフミラー63と撮像部7とは、撮像位置P3の直上に配設されている。
撮像部7は、ブランクシートAの撮像位置P3の画像を、ハーフミラー63を介して撮像する。光源61及びレンズ62は、ブランクシートAと撮像部7との間の光路を遮らないように、ハーフミラー63の搬送方向下流側に配設されている。そして、光源61から出力された光は、拡がらないようにレンズ62で収束されてハーフミラー63に照射され、ハーフミラー63で撮像位置P3に向けて反射される。レンズ62としては、例えば円柱状、半円柱状等、種々の形状の透明部材を用いることができる。
ハーフミラー63は、光がブランクシートAの表面に対して垂直に照射されるように、その反射角度が設定されている。ブランクシートA表面で反射した正反射光は、ブランクシートAの表面に対して垂直に反射し、ハーフミラー63を透過して撮像部7で受光される。これにより、ブランクシートAの表面(下面)の、正反射光により得られた像が、撮像部7で撮像される。この場合、光がブランクシートAで正反射したときの反射光の光軸と、撮像部7の光軸とが一致するようにされている。
照明部6によれば、光源61及び撮像部7を、ブランクシートAから遠く離れた離間空間S外の、広い空き空間に配設することができる。その結果、既存の製函装置に対して、第1搬送機構3と第2搬送機構4の間隔を広げる改造を施すことなく、ブランクシートAに光を照射する光源61と撮像部7とを配設することが可能となる。また、光源61から出力された光は、レンズ62で収束され、光が拡がらないようにブランクシートAへ導かれるので、光が第1搬送機構3、第2搬送機構4、照明部5等で反射して不要な反射光を生じることが防止される。
なお、照明部6は、光源61及びレンズ62と、撮像部7との配置が入れ替えられていてもよい。そして、光源61から出力され、レンズ62で収束された光が、ハーフミラー63を透過してブランクシートAに照射され、ブランクシートAで反射した正反射光が、ハーフミラー63で反射されて撮像部7で撮像される構成であってもよい。
また、照明部5からブランクシートAへ照射された光が正反射したときの反射光の光軸と、撮像部7の光軸とは一致しない。そのため、撮像部7は、照明部5から出力された光の乱反射光を撮像することができる。これにより、撮像部7は、照明部6により得られた正反射光と照明部5により得られた乱反射光とを撮像することができるので、光沢紙の検査に適した正反射光の画像と、色の検査に適した乱反射光の画像とを撮像することができる。
搬送経路上方の照明部5,6及び撮像部7は、搬送経路下方の照明部5,6及び撮像部7と上下対称に略同様に構成されているのでその説明を省略する。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る光学検査装置を備えた製函装置について説明する。第2実施形態に係る製函装置は、図1に示す製函装置1とは、第1搬送機構3a、第2搬送機構4a、及び光学検査装置2aの構成が異なる。図5は、本発明の第2実施形態に係る光学検査装置2aの構成の一例を示す概略説明図である。
第1搬送機構3aは、第1搬送機構3の構成に加えて、搬送ローラ31,32,33,34と、搬送ベルト35とを搬送経路の上方にも備えている。これにより、第1搬送機構3aは、搬送経路の上方と下方の一組の搬送ベルト35によって、ブランクシートAをニップして搬送する。
第2搬送機構4aは、第2搬送機構4の構成に加えて、搬送ローラ41,42,43,44と、搬送ベルト45とを搬送経路の上方にも備えている。これにより、第2搬送機構4aは、搬送経路の上方と下方の一組の搬送ベルト45によって、ブランクシートAをニップして搬送する。
光学検査装置2aは、搬送経路の下方の構成が光学検査装置2とは異なる。光学検査装置2aは、搬送経路の下方には照明部6を備えない。また、光学検査装置2において第2搬送機構4の近傍に配設されていた照明部5が、撮像位置P3の直下付近に配設されている。
撮像部7は、第1搬送機構3aと第2搬送機構4aとの間を搬送されるブランクシートAから遠く離れた位置、すなわち離間空間S外の空き空間が広い位置において、第2搬送機構4aの近傍に配設されている。
そして、第1搬送機構3a近傍側の照明部5による正反射光の光軸と、撮像部7の光軸とが一致するように第1搬送機構3a近傍側の照明部5と撮像部7とが配設されている。すなわち、第1搬送機構3a近傍側の照明部5による正反射光が、撮像部7で受光されて撮像されるように第1搬送機構3a近傍側の照明部5と撮像部7とが配設されている。
これにより、第1搬送機構3a近傍側の照明部5によって拡散され、ブランクシートAの広い範囲に面状に照射された光の正反射光が、撮像部7によって受光、撮像される。従って、ブランクシートAがバタついても正反射光を撮像部7で撮像することが可能となる。これにより、背景技術に記載の光学検査装置のように吸着ベルトを用いる必要がなく、かつ第1搬送機構3aと第2搬送機構4aの間隔を広げる必要もないので、光学検査装置2aは、コストを低減することが容易である。
また、撮像位置P3の直下付近に配設された照明部5による正反射光の光軸と、撮像部7の光軸とは一致しない。従って、撮像位置P3の真下付近に配設された照明部5の照射光が、ブランクシートAで乱反射して得られた乱反射光が撮像部7で撮像される。その結果、撮像部7は、正反射光と乱反射光とに基づきブランクシートAを撮像することができるので、光沢紙の検査に適した正反射光の画像成分と、色の検査に適した乱反射光の画像成分とを撮像することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る光学検査装置を備えた製函装置について説明する。第3実施形態に係る製函装置は、第2実施形態に係る製函装置とは、光学検査装置2bの構成が異なる。図6は、本発明の第3実施形態に係る光学検査装置2bの構成の一例を示す概略説明図である。
図6に示す光学検査装置2bは、図5に示す光学検査装置2aとは、搬送経路下方の第1搬送機構3a近傍側の照明部5を備えず、代わりに照明部9を備える点で異なる。照明部9は、光源91、レンズ92(導光部材)、及び拡散部材93を含む。
光源91は、光源51と同様に構成されている。レンズ92は、光源91から出力された光を、拡がらないように収束し、拡散部材93に導く。拡散部材93は、光を拡散させる板状のいわゆる拡散板である。拡散部材93は、例えば透明の樹脂やガラス板の表面が、粗面にされたり、微少なプリズム状の凹凸が多数形成されたりするなどして形成されている。
照明部9によれば、照明部5と同様、光源91から出力された光を拡がらないように収束しつつ拡散部材93で拡散させてブランクシートAに照射することが可能となる。その結果、ブランクシートAがバタついても正反射光を撮像部7で撮像することが可能となる。これにより、背景技術に記載の光学検査装置のように吸着ベルトを用いる必要がなく、かつ第1搬送機構3aと第2搬送機構4aの間隔を広げる必要もないので、光学検査装置2bは、コストを低減することが容易である。
なお、撮像位置P3直下の照明部5の代わりに照明部9を用いてもよい。この場合、撮像位置P3直下に配設される照明部9は、乱反射光を生じさせるために光の強度が高い方が好ましいので、拡散部材93を備えない構成としてもよい。
また、図7に示す光学検査装置2cのように、光源91とレンズ92の間に、導光部材52を配置する構成としてもよい。
また、光学検査装置2a,2b,2cは、搬送経路の上方においても、搬送経路の下方と同様に構成されていてもよい。また、光学検査装置2,2a,2b,2cは、必ずしも搬送経路の上下に照明部と撮像部とを備える構成に限らず、上下いずれか一方にのみ、照明部と撮像部とを備える構成であってもよい。
また、光学検査装置2は、搬送経路の上下のうち少なくとも一方において、照明部5を備えていなくてもよく、あるいは照明部5が一つであってもよく、三つ以上であってもよい。光学検査装置2aは、搬送経路の上下のうち少なくとも一方において、照明部5が一つであってもよく、三つ以上であってもよい。光学検査装置2bは、搬送経路の上下のうち少なくとも一方において、照明部5を備えていなくてもよく、照明部9が二つ以上あってもよい。以上例示したように、照明部の構成及び数は、適宜変更してもよい。
また、光学検査装置2,2a,2b,2cは、必ずしも製函装置に組み込まれる例に限らない。例えば、光学検査装置2,2a,2b,2cは、ブランクシートAを製造するブランクス製造装置に組み込まれていてもよく、ブランクシートAの検査のみを行うブランクス検査装置として構成されていてもよく、ブランクスA以外のものを製造又は検査する装置に組み込まれていてもよい。
1 製函装置
2,2a,2b,2c 光学検査装置
3,3a 第1搬送機構
4,4a 第2搬送機構
5,6 照明部
7 撮像部
8 ガイド部材
9 照明部
11 給紙部
12 スライダ
13,14 製函部
15 区分手段
16 集積部
31,32,33,34,41,42,43,44 搬送ローラ
35,45 搬送ベルト
51,61,91 光源
52 導光部材
53,93 拡散部材
62,92 レンズ(導光部材)
63 ハーフミラー(導光部材)
100 検査部
101 マスタ画像記憶部
102 比較部
103 欠陥検出部
A ブランクシート(被検査物)
B 搬送方向
P1 放出位置
P2 受入位置
P3 撮像位置
S 離間空間

Claims (22)

  1. 検査対象の被検査物を撮像することにより光学的に検査する光学検査装置であって、
    前記被検査物を所定の搬送方向に搬送する第1搬送機構と、
    前記第1搬送機構よりも前記搬送方向下流側に離間して配置され、前記搬送された前記被検査物を前記第1搬送機構から受け取って前記搬送方向に搬送する第2搬送機構と、
    前記被検査物に光を照射するための照明部と、
    前記光が照射された前記被検査物を、前記離間している間隔内の撮像位置で撮像する撮像部とを備え、
    前記第1搬送機構が前記搬送方向の最も下流側で前記被検査物に接触する放出位置と、前記第2搬送機構が前記搬送方向の最も上流側で前記被検査物に接触する受入位置との間の離間距離が前記被検査物の前記搬送方向に沿う長さの1/3に満たず、
    前記照明部は、
    光を出力する光源と、
    前記光源から出力された光が、前記第1搬送機構と前記第2搬送機構とが互いに対向する領域で前記第1搬送機構と前記第2搬送機構とに挟まれた空間である離間空間を介して前記被検査物に照射されるように前記光を導びく導光部材とを含む光学検査装置。
  2. 前記離間空間における前記第1搬送機構と前記第2搬送機構との最短距離は、20mm以下である請求項1記載の光学検査装置。
  3. 前記光源は、前記離間空間の外に配設されている請求項1又は2記載の光学検査装置。
  4. 前記照明部は、前記導光部材によって導かれた光を拡散させ、拡散光として前記離間空間側から前記被検査物に照射する拡散部材をさらに含む請求項1〜3のいずれか1項に記載の光学検査装置。
  5. 検査対象の被検査物を撮像することにより光学的に検査する光学検査装置であって、
    前記被検査物を所定の搬送方向に搬送する第1搬送機構と、
    前記第1搬送機構の搬送方向下流側の端部から離間して配設され、前記搬送された前記被検査物を前記第1搬送機構から受け取って前記搬送方向に搬送する第2搬送機構と、
    前記被検査物に光を照射するための照明部と、
    前記光が照射された前記被検査物を、前記離間している間隔内の撮像位置で撮像する撮像部とを備え、
    前記照明部は、
    光を出力する光源と、
    前記光源から出力された光が、前記第1搬送機構と前記第2搬送機構とが互いに対向する領域で前記第1搬送機構と前記第2搬送機構とに挟まれた空間である離間空間を介して前記被検査物に照射されるように前記光を導びく導光部材と、
    前記導光部材によって導かれた光を拡散させ、拡散光として前記離間空間側から前記被検査物に照射する拡散部材とを含む光学検査装置。
  6. 前記導光部材はレンズを含む請求項1〜5のいずれか1項に記載の光学検査装置。
  7. 前記導光部材は、透光性を有する透光材料を用いて構成され、前記光源近傍から前記撮像位置へ向かって延び、前記光源から前記導光部材に入射した光を前記透光材料と外気との界面で反射させつつ前記撮像位置に向けて導びく請求項1〜5のいずれか1項に記載の光学検査装置。
  8. 前記導光部材は、透光性を有する透光材料を用いて構成され、前記光源近傍から前記撮像位置へ向かって延び、前記光源から前記導光部材に入射した光を前記透光材料と外気との界面で反射させつつ前記撮像位置に向けて導びく部材であり、
    前記拡散部材は、前記導光部材の前記撮像位置側の端面に形成されている請求項4又は5に記載の光学検査装置。
  9. 前記導光部材は、前記搬送方向と交差する方向に延びる板状の形状を有する請求項7又は8に記載の光学検査装置。
  10. 前記導光部材は、前記被検査物から前記撮像部へ向かう光、及び前記光源から出力された光のうち一方を透過させ、他方を反射させるハーフミラーを含む請求項1〜6のいずれか1項に記載の光学検査装置。
  11. 前記被検査物に照射された前記光が正反射したときの反射光の光軸と、前記撮像部の光軸とが一致する請求項1〜10のいずれか1項に記載の光学検査装置。
  12. 前記照明部を複数備える請求項1〜3のいずれか1項に記載の光学検査装置。
  13. 前記複数の照明部のうち少なくとも一つは、前記導光部材によって導かれた光を拡散させ、拡散光として前記離間空間側から前記被検査物に照射する拡散部材をさらに含む請求項12記載の光学検査装置。
  14. 前記少なくとも一つの照明部の前記導光部材はレンズを含む請求項13に記載の光学検査装置。
  15. 前記複数の照明部のうち少なくとも一つの前記導光部材は、透光性を有する透光材料を用いて構成され、前記光源近傍から前記撮像位置へ向かって延び、前記光源から前記導光部材に入射した光を前記透光材料と外気との界面で反射させつつ前記撮像位置に向けて導びく請求項12〜14のいずれか1項に記載の光学検査装置。
  16. 前記複数の照明部のうち少なくとも一つは、前記導光部材によって導かれた光を拡散させ、拡散光として前記離間空間側から前記被検査物に照射する拡散部材をさらに含み、
    前記拡散部材を含む前記導光部材は、透光性を有する透光材料を用いて構成され、前記光源近傍から前記撮像位置へ向かって延び、前記光源から前記導光部材に入射した光を前記透光材料と外気との界面で反射させつつ前記撮像位置に向けて導びき、
    前記拡散部材は、前記導光部材の前記離間空間の端面に形成されている請求項12に記載の光学検査装置。
  17. 前記透光材料を用いて構成された前記導光部材は、前記搬送方向と交差する方向に延びる板状の形状を有する請求項15又は16に記載の光学検査装置。
  18. 前記複数の照明部のうち少なくとも一つの前記導光部材は、前記被検査物から前記撮像部へ向かう光、及び前記光源から出力された光のうち一方を透過させ、他方を反射させるハーフミラーを含む請求項12〜17のいずれか1項に記載の光学検査装置。
  19. 前記複数の照明部のうち少なくとも一つによって前記被検査物に照射された前記光が正反射したときの反射光の光軸と、前記撮像部の光軸とが一致する請求項12〜18のいずれか1項に記載の光学検査装置。
  20. 前記複数の照明部のうち、前記少なくとも一つの照明部とは別の少なくとも一つの照明部によって前記被検査物に照射された前記光が正反射したときの反射光の光軸と、前記撮像部の光軸とが一致しない請求項19記載の光学検査装置。
  21. 少なくとも前記離間空間の前記搬送方向上流側と下流側とにおいて、前記第1及び前記第2搬送機構と対向配置され、前記第1及び前記第2搬送機構との間に前記被検査物を挟み込むように前記第1搬送機構から前記第2搬送機構への前記被検査物の搬送を案内するガイド部材をさらに備える請求項1〜20のいずれか1項に記載の光学検査装置。
  22. 請求項1〜21のいずれか1項に記載の光学検査装置と、
    前記被検査物に製函加工を施す製函部とを含む製函装置。
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