JP3175961U - 涼感スカーフ - Google Patents

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剣太郎 堀江
太介 関野
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内海産業株式会社
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Abstract

【課題】首、頭部等に装着するだけで暑さを軽減させることができ、着用感が良く、洗濯も容易であり、ファッション性の高い涼感スカーフを提供すること。
【解決手段】装着用のスカーフ2と、スカーフ2の表面に着脱可能な涼感パック3とを備え、涼感パック3は、長さが首周りの寸法以下であって、透水性を有する布で形成された袋5に吸水性樹脂を封入して成り、涼感パック3の少なくとも両端部にボタン10を設けると共に、スカーフ2のボタン10と対応した位置にボタンホール4を設け、ボタン10とボタンホール4とでスカーフ2の表面に涼感パック3を着脱可能としてある。
【選択図】図1

Description

本考案は、首等へ装着することにより装着した部分を冷やし、暑さを軽減できる涼感スカーフに関する。
近年、温暖化の進行に伴って夏季の温度上昇がはなはだしいにも関わらず、電力不足や健康を慮って冷房を十分に効かせることができないことが多い。
そこで、身体の一部に装着することにより、電力を消費せず、また、全身を冷やさずに暑さを軽減させる器具が提案されている。
例えば、特許文献1には、バンドの袋部に吸水性樹脂を封入した吸水性樹脂入りバンドが記載されている。
このバンドは、水に浸して吸水性樹脂に水を吸わせてから、頭、首等に巻き付けるもので吸水性樹脂が封入されている接触部位が水の気化熱吸収作用で冷やされて涼感を得られる。
しかし、暑さの中、長時間バンドを装着していると、汗が吸収されたり、埃が付着したりして不潔になったり、細菌が繁殖して臭気を発する恐れがある。
特許第4204904号公報
本考案が解決しようとする課題は、首、頭部等に装着するだけで暑さを軽減させることができ、必要ならば洗濯も容易で清潔であり、首など目立つ箇所に装着することからファッション性の高い涼感スカーフを提供することにある。
本考案の涼感スカーフは、装着用のスカーフと、該スカーフの表面に着脱可能なパック(涼感パック)とを備える。前記涼感パックは、長さが首周りの寸法以下であって、透水性を有する布で形成された袋に吸水性樹脂を封入してある。涼感パックに一方の取付け部材が設けられ、スカーフに他方の取付け部材が設けられる。一方の取付け部材と他方の取付け部材とは着脱が可能な構造である。一方の取付け部材は前記涼感パックの少なくとも両端部に設けられ、他方の取り付け部材はこれらに対応した位置として前記スカーフに設けられる。すなわち、前記一方の取付部材と他方の取付部材とで、前記スカーフの表面に涼感パックが着脱可能とされている。
前記一方の取付部材はボタンとし、前記他方の取付部材は、前記スカーフの長手方向に長いボタンホールとするとよい。なお、ボタンホールはシャツなどに形成されている通常のボタンホールよりも長さ(スカーフの長手方向)を大きくする。
また、前記袋は安価な不織布を素材とすることがある。
請求項1に係る考案によれば、吸水した涼感パックが取り付けられたスカーフを首、頭等に巻き付けて装着すると、吸水性樹脂に含まれる水分が気化熱を奪いながら徐々に蒸発することにより、涼感パックが当たった部位が冷やされ涼感を得ることができる。
また、涼感パックをスカーフから外して水に浸すことができる。このため、身体に巻き付けるスカーフを濡らす必要が無く、着用時の不快感を感じなくて済む。
涼感パックをスカーフから外して、紫外線やオゾンで消毒することも可能であるとともにスカーフの生地を損傷してしまうことがない。さらに、スカーフのみを洗濯することも可能である。
涼感パックをスカーフと別体にしていることから、涼感パックを使い捨ての仕様とすることもできる。
涼感パックは、スカーフと着脱自在に取り付けられるので、涼感パックとスカーフの模様や色を適宜組み合わせて多様なデザインを楽しむことができる。
また、涼感パックの長さが首周りの寸法以下なので、首に巻き付けても膨潤して分厚くなった涼感パックの端部が重ならず、着用感も見栄えも良い。
請求項2に係る考案によれば、吸水性樹脂の含水量が変化して涼感パックの長さが変わっても、ボタンがボタンホール内を摺動することにより涼感パックの長さの変化を吸収するので、装着している間にスカーフが弛んだり、逆に、首が締め付けられるような不快感がない。
本考案の実施例を示す涼感スカーフの分解斜視図である。 本考案の実施例を示す涼感スカーフの取付状態における斜視図である。 本考案の実施例に係る涼感パックの断面図である。 本考案の実施例を示す涼感スカーフの使用状態における側面図である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、本考案の涼感スカーフ1は、装着用のスカーフ2と、スカーフ2の表面に着脱可能とした涼感パック3とを備える。
スカーフ2は、この実施例において、通気性及び吸湿性に富んだ木綿等の布帛を二重に重ねて、幅4〜5cm、長さ80〜100cm程度の細長い帯状に形成してある。
また、スカーフ2の両側寄りには、スカーフ2の長手方向に長いボタンホール4がそれぞれ設けられる。
涼感パック3は、図3に示すように、袋5に吸水性樹脂6を封入して成る。
袋5は、透水性を有する木綿等の布帛を半幅に折り曲げて表布5aと裏布5bを形成すると共に、表布5a及び裏布5bの周縁を縫着して幅4〜5cm、長さ35〜40cm程度の帯状にしてある。
袋5の長さは、人の首周りの寸法以下とされ、装着する人の体格に合わせて複数種類(例えば、男性用、女性用、子供用等)用意しておくのが望ましい。
袋5は、この実施例において、図1及び図3に示すように、縫い目によって両端部とその間の樹脂収納部8とに区画される。樹脂収納部8の両端部を除いた部分には、表布5aと裏布5bを縫い合わせる縫着部9が中心線に沿って形成される。
また、袋5の両端部であって、前記スカーフ2のボタンホール4と対応する位置に、それぞれボタン10(一方の取付部材)が取り付けられている。
涼感パック3におけるボタン10は一方の取付け部材であり、スカーフにおけるボタンホールは他の取付け部材であり、一方の取付け部材と他方の取付け部材とは対向した箇所に位置し着脱が可能である。
そして、この場合に、ボタンホールの長さ(スカーフの長手方向に長いスリット)は、ボタンの直径よりも大きなことは勿論、吸水によって膨張した涼感パック3の寸法変化やこのような状態の涼感パック3がスカーフ2に取付けた状態で屈曲されたりするときの、涼感パック3とスカーフ2との相対的な変位を吸収できる長さとされている。
吸水性樹脂6は、多量の水を吸収してゲル化し、吸収した水分を長時間に亘って保持する機能を有する高分子材料であって、ポリアクリル酸塩系樹脂、ポリスルホン酸塩系樹脂、無水マレイン酸塩系樹脂、ポリアスパラギン酸塩系樹脂、ポリグルタミン酸塩系樹脂等、一般に高吸水性樹脂(SAP)として市販されているものを利用する。
本実施例では、これら高分子材料の粒子に表面架橋を施してゲルブロッキングを起こしにくくした粒状の吸水性樹脂6が用いられる。
粒状の吸水性樹脂6は、樹脂収納部8内を自由に移動するため一部に偏在しやすいが、水を吸って膨らんでから指で均すことにより、縫着部9の両側を通して移動させ、樹脂収納部8に均一に分布させることができる。
また、樹脂収納部8の中心軸に沿って縫着部9が形成されているので、吸水性樹脂6が水を吸って膨張しても袋5が丸棒状に膨らむことはなく、涼感パック3の両端部7を除いた部分は一定の厚みを有するマット状となる。
涼感スカーフ1を使用する際は、涼感パック3をスカーフ2から取り外して水に浸し、吸水性樹脂6に水を吸わせる。
吸水性樹脂6が水を吸って膨張したら、図2に示すように、ボタン10をボタンホール4に係合して涼感パック3をスカーフ2の表面に取り付ける。この時、ボタン10は、ボタンホール4の長手方向ほぼ中間に位置している。
次いで、図4に示すように、マット状の涼感パック3を内側にして人体の冷やしたい部位(首の背面、額、後頭部等)に当て、スカーフ2を首、頭等に巻き付けて、その両端部を結ぶ。涼感パック3の長さは首周りの寸法以下なので、首にスカーフ2を巻き付けた時に膨らんで分厚くなった樹脂収納部8の端部どうしが重なることはなく、着用感も見栄えも良い。
吸水性樹脂6に含まれた水は気化熱を奪いながら徐々に蒸発し、涼感パック3が当たっている部位を冷やす。
また、吸水性樹脂6が次第に乾燥するのに伴って涼感パック3は少しずつ体積が減少し、長さも変化するが、ボタン10がボタンホール4に沿って移動し涼感パック3の長さの変化を吸収する。
袋5を安価な不織布によって形成したときは、涼感パックを使い捨てタイプとし、涼感パック3が汗や埃で汚れた時、涼感パック3のみを使い捨てればよく、清潔である。
また、スカーフ2及び涼感パック3の表面の色や模様は、同じであっても異なっていても良く、スカーフ2と涼感パック3の色・柄を任意に選択し、好みに応じて組み合わせることもできる。
涼感パック3の中央部がスカーフ2からずれるのを防ぐために、涼感パック3の中央部にもボタン10を設け、このボタン10と対応するスカーフ2の中央部にボタンホール4を設けてもよい。
なお、涼感パック3の両端部に設けるボタンホールは一方だけが通常よりも長さの大きなホールとしても良い。
また、スカーフ2の表面に涼感パック3を着脱可能に取り付ける取付部材は、面ファスナー、スナップボタン、紐あるいはスカーフ2の長手方向に設けた長いスリットとこれに差し込まれて摺動自在なフックとの組み合わせ等とすることもできる。いずれにしても、涼感パック3の長さの変化を吸収するものであることが望ましい。
1 涼感スカーフ
2 スカーフ
3 涼感パック
4 ボタンホール
5 袋
6 吸水性樹脂
8 樹脂収納部
9 縫着部
10 ボタン

Claims (2)

  1. 装着用のスカーフと、該スカーフの表面に着脱可能な涼感パックとを備え、前記涼感パックは、長さが首周りの寸法以下であって、透水性を有する布で形成された袋に吸水性樹脂を封入して成り、前記涼感パックの少なくとも両端部に一方の取付部材を設けると共に、前記スカーフの前記一方の取付部材と対応した位置に他方の取付部材を設け、前記一方の取付部材と他方の取付部材とで、前記スカーフの表面に涼感パックを着脱可能としてあることを特徴とする涼感スカーフ。
  2. 前記一方の取付部材はボタンであり、前記他方の取付部材は、前記スカーフの長手方向に長いボタンホールであることを特徴とする請求項1に記載の涼感スカーフ。
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