JP3159664U - インナーニットキャップ - Google Patents

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猛志 上坪
猛志 上坪
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株式会社ノグチニット
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Abstract

【課題】消臭・抗菌・防カビ性を発揮できるものでありながら、優れたフイット性と、経時による苦痛を感じない良好な着座性と、高い吸汗性および優れた通気性を確保することができるインナーニットキャップを提供する。【解決手段】インナーニットキャップ1は、頭部の下層域に弾性密接する下段の環状裾リブ編み層2と、頭部の中層域に弾性密接する中段の環状ガータ編み層3と、頭部の上層域を含む頭頂部に弾性密接する上段の帽体形メッシュ編み層4とを備え、下段の環状裾リブ編み層2と、中段の環状ガータ編み層3と、上段の帽体形メッシュ編み層4とが無縫製構造の横編みニットにより連続して編み上げられる。【選択図】図1

Description

本考案はインナーニットキャップに係り、より詳しくは、主として、競技スキー・スノーボードなどのヘルメット着用競技において、ヘルメットの下に着用するインナーニットキャップに関するものである。
従来、工事現場用のヘルメットやバイク用のヘルメットの下に着用するインナーキャップとして特許文献1に記載のものが提案されている。このインナーキャップを図5、図6および図7に示す。これらの図において、インナーキャップ50は、微粉末の炭51を頭部側にスプレーコーティングした略二等辺三角形を呈する複数枚(たとえば6枚)の小片の不織布52を縫合53することによって、半球状に形成した構造のものである。
前記構成のインナーキャップ50によれば、微粉末の炭51が着用者の頭部に接することで、頭部の汗を吸収するとともに、頭部の臭いも消すことができる消臭効果を奏する他、炭に由来する抗菌・防カビ効果や血行促進効果を奏するとされる。また、インナーキャップ50の縁部54に形成した折り返し部55により縁部54の剛性が高くなってインナーキャップ50の形状がしっかりと保持され、かつ折り返し部55の一部に平ゴムからなる伸縮部56が形成されることで、フリーサイズとなって着用者の頭部の大きさの違いに関係なく使用することができるとされている。
実用新案登録第3148332号公報
ところで、競技スキー・スノーボードなどのヘルメット着用競技におけるインナーキャップ50には、競技中の激しい動きによる着用ヘルメットのずれを防止すると共に、好適な伸縮性により着用頭部の全域に均等に密接した違和感のない快適な着用感を確保するフィット性、頭部との相対変位や頭部からの脱落を防止する着座性、頭部の汗を吸収する吸汗性、吸収した汗を積極的に発散させて頭部の蒸れやべた付きを防ぐ通気性、悪臭の発生と菌やカビの増殖を抑える消臭・抗菌・防カビ性などの性質を高めることが要求される。
前記特許文献1に記載のインナーキャップ50は、複数の小片の不織布52にスプレーコーティングされている微粉末の炭51が着用者の頭部に接するので、高い消臭・抗菌・防カビ性を発揮して悪臭の発生と菌やカビの増殖を抑えることが期待できる。しかし、複数の小片の不織布52を縫合53して半球状に形成した構造は伸縮性に劣るので、着用頭部の全域に均等に密接し難いばかりか、縫合53のラインが頭部に接触することで違和感をおぼえるのでフィット性に劣る。また、折り返し部55の一部に平ゴムからなる伸縮部56を形成し、この伸縮部56により頭部を局部的に、かつ比較的強めに締付けることで、頭部との相対変位や頭部からの脱落を防止する着座性を確保しているので、経時により苦痛を感じるおそれを有している。さらに、複数の小片の不織布52を縫合53して半球状に形成した構造では、頭部の汗をある程度吸収する吸汗性は期待できるものの、通気性が悪いので吸収した汗を積極的に発散させることが期待できない。そのため、比較的短時間で吸汗飽和の状態になって汗が顔に流れ落ちることになり、流れ落ちた汗をタオルなどでふき取る無駄な動作が必要になるとともに、頭部に蒸れやべた付きが生じて頭皮や毛根に悪影響を及ぼすことになるなどの問題点を有している。
本考案は、このような問題を解決するものであって、その目的とするところは、消臭・抗菌・防カビ性を発揮できるものでありながら、競技スキー・スノーボードなどの競技中の激しい動きによる着用ヘルメットのずれを防止すると共に、快適な着用感を確保する優れたフィット性と、経時による苦痛を感じない良好な着座性と、高い吸汗性および優れた通気性を確保することができるインナーニットキャップを提供することにある。
前記目的を達成するために、本考案に係るインナーニットキャップは、着用者の額を主とする前頭部と該額を主とする前頭部の左右両側に連続して後方に延在する左右の側頭部の下層域およびこれら左右の側頭部の下層域の後方に連続する後頭部の下層域に弾性密接する下段の環状裾リブ編み層と、
該下段の環状裾リブ編み層の上側に連設されて、着用者の前記額を除いた前頭部と該額を除いた前頭部の左右両側に連続して後方に延在する左右の側頭部の中層域およびこれら左右の側頭部の中層域の後方に連続する後頭部の中層域に弾性密接する中段の環状ガータ編み層と、
該中段の環状ガータ編み層の上側に連設されて、前記前頭部を除き、かつ左右の側頭部の上層域および後頭部の上層域を含む頭頂部に弾性密接する上段の帽体形メッシュ編み層とを備え、
前記下段の環状裾リブム編み層と、中段の環状ガータ編み層と、上段の帽体形メッシュ編み層との三つの編み層が無縫製構造の横編みニットにより連続して編み上げられてなることを特徴としている。
このように、下段の環状裾リブ編み層と、中段の環状ガータ編み層と、上段の帽体形メッシュ編み層とが無縫製構造の横編みニットにより連続して編み上げられた構造であると、全体として良好な伸縮特性が確保されるので、その着用時に、一旦、伸長させて頭部に被せる操作が容易であるとともに、被せた後に伸長力を解除すると、良好な収縮性によって容易に着用頭部の全域に均等に弾性密接する優れたフィット性を確保できる。しかも、縫合ラインが存在しないことにより着用時に違和感をおぼえない快適な着用感を実現できる。
また、下段の環状裾リブ編み層の収縮による締付け力は、着用者の額を主とする前頭部と、前記左右の側頭部の下層域および後頭部の下層域を含む広い範囲に分散されて、該広い範囲に下段の環状裾リブ編み層を弾性密接させることになるので、経時による苦痛を感じさせないソフトな締付け力によって、頭部との相対変位や頭部からの脱落を防止する良好な着座性が確保されるとともにフリーサイズとなって着用者の頭部の大きさの違いに関係なく使用することができる。
さらに、下段の環状裾リブ編み層および中段の環状ガータ編み層は、高い吸汗性を有しているので、頭部の汗を効率よく吸収することができるとともに、優れた通気性を有していることで、吸収した汗を積極的に発散させることができる。そのため、下段の環状裾リブ編み層および中段の環状ガータ編み層での吸汗飽和の状態が回避されるので、汗が顔に流れ落ちることはなく、当然、流れ落ちた汗をタオルなどでふき取る無駄な動作が不要になる。
特に、着用者の頭頂部に弾性密接する上段の帽体形メッシュ編み層は、前記下段の環状裾リブ編み層および中段の環状ガータ編み層と同等の高い吸汗性を有している上に、下段の環状裾リブ編み層および中段の環状ガータ編み層よりも一層優れた通気性を有しているので、吸収した汗をより一層積極的に発散させることができる。そのため、上段の帽体形メッシュ編み層での吸汗飽和の状態が確実に回避されるので、頭部に蒸れやべた付きなどが生じなくなって、頭皮や毛根に及ぶ悪影響を避けることができる。
また、本考案に係るインナーニットキャップは、前記下段の環状裾リブ編み層と、中段の環状ガータ編み層および上段の帽体形メッシュ編み層それぞれの編み地は、二重ウス仕様により異なる機能を有する編み糸によりそれぞれ表目と裏目とを編成して構成したものである。これによると、インナーニットキャップの表目と裏目とで、要求される特性が互いに異なっていても、二重ウス仕様により異なる機能を有する編み糸によりそれぞれ表目と裏目とを編成することから、その要求を満足させ得る機能を有する表目と裏目とを形成することができる。
さらに、本考案に係るインナーニットキャップは、前記表目を形成する編み糸は、吸水性と速乾性を有する繊維が混紡されたポリエステル綿混糸からなり、前記裏目を形成する編み糸は、銀イオンを定着状態で保持したアクリル綿混糸と、温度と湿度を調整する吸湿発熱繊維糸と、屈撓弾性に富む補強糸から構成される
これによれば、表目の編み糸の吸水性と速乾性により、裏目の編み糸を介して高い吸水性(吸汗性)により頭部の汗を効率よく吸収することができ、速乾性を有していることで、吸収した汗を積極的に発散乾燥させることができる。また、銀イオンを定着状態で保持したアクリル綿混糸と温度と湿度を調整する吸湿発熱繊維糸と、屈撓弾性に富む補強糸から構成される裏目の編み糸は、悪臭の発生と菌やカビの増殖を抑える消臭・抗菌・防カビ性を発揮する。さらに、屈撓弾性に富む補強糸が混糸されていることにより、インナーニットキャップの保形性を確保して形崩れを防止できる。
本考案に係るインナーニットキャップによれば、消臭・抗菌・防カビ性を発揮できるものでありながら、優れたフイット性と、経時による苦痛を感じない良好な着座性と、高い吸汗性および優れた通気性を確保することができる。
本考案に係るインナーニットキャップの一実施形態を示す斜視図である。 図1の底面図である。 図1の平面図である。 本考案に係るインナーニットキャップの着用状態を示す概略側面図である。 従来例の斜視図である。 図5の底面図である。 図5の平面図である。
図1は本考案に係るインナーニットキャップの一実施形態を示す斜視図、図2は図1の底面図、図3は図1の平面図、図4は本考案に係るインナーニットキャップの着用状態を示す概略側面図である。
図1〜図3において、インナーニットキャップ1は、下段の環状裾リブ編み層2と、下段の環状裾リブ編み層2の上側に連設された中段の環状ガータ編み層3と、中段の環状ガータ編み層3の上側に連設された上段の帽体形メッシュ編み層4とを備えている。
前記下段の環状裾リブ編み層2は、着用者5の頭部6における額7を主とする前頭部8と該額7を主とする前頭部8の左右両側(図4では前頭部8の左側のみが示されている)に連続して後方に延在する左右の側頭部(図4では左の側頭部のみが示されている)9の下層域およびこれら左右の側頭部9の下層域の後方に連続する後頭部10の下層域に自己の伸縮特性で弾性密接する。上下(縦)方向に表目13によりリブ15を編成し、表目13と裏目14とを1:1に交互に編んでいる。
前記中段の環状ガータ編み層3は、着用者5の頭部6における額7を除いた前頭部8と該額7を除いた前頭部8の左右両側(図4では前頭部8の左側のみが示されている)に連続して後方に延在する左右の側頭部(図4では左の側頭部のみが示されている)9の中層域およびこれら左右の側頭部9の中層域の後方に連続する後頭部10の中層域に自己の伸縮特性で弾性密接する。この環状ガータ編み層3は、横一列ずつ、表目13と裏目14とを1:1に交互に編んでおり、上下に伸縮性を有し、よりフィット感を上げることができる。
前記上段の帽体形メッシュ編み層4は、着用者5の頭部6における前頭部8を除き、かつ左右の側頭部(図4では左の側頭部のみが示されている)9の上層域および後頭部10の上層域を含む頭頂部11に自己の伸縮特性で弾性密接する。この帽体形メッシュ編み層4は、図2,3に示す如く、表面に表目13を、裏面に裏目14を編成している。また、このメッシュ編み組織は、通気性に富んでおり、ずれを防止する働きも有する。
そして、前記下段の環状裾リブ編み層2と、中段の環状ガータ編み層3と、上段の帽体形メッシュ編み層4との三つの編み層2,3,4が無縫製構造の横編みニットにより連続して編み上げられている。なお、前記無縫製構造の横編みニットの連続した編み上げは、ホールガーメント(株式会社島精機製作所の登録商標)を適用することによって実現できる。
前記構成のように、下段の環状裾リブ編み層2と、中段の環状ガータ編み層3と、上段の帽体形メッシュ編み層4との三つの編み層2,3,4が無縫製構造の横編みニットにより連続して編み上げられているので、全体として良好な伸縮特性が確保される。したがって、その着用時に、インナーニットキャップ1を一旦、伸長させて頭部6に被せる操作が容易である。また、頭部6に被せた後に伸長力を解除すると、良好な収縮性によって容易に着用頭部6の全域に均等に弾性密接する優れたフイット性を確保できる。しかも、従来例で説明した縫合ラインが存在しないことにより着用時に違和感をおぼえない快適な着用感を実現できる。
また、下段の環状裾リブ編み層2の収縮による締付け力は、着用者5の頭部6における額7を主とする前頭部8と、左右の側頭部9の下層域および後頭部10の下層域を含む広い範囲に分散されて、該広い範囲に下段の環状裾リブ編み層2を弾性密接させることになるので、経時による苦痛を感じさせないソフトな締付け力によって、頭部6との相対変位や頭部6からの脱落を防止する良好な着座性が確保されるとともに、フリーサイズとなって着用者5の頭部6の大きさの違いに関係なく使用することができる。
さらに、下段の環状裾リブ編み層2および中段の環状ガータ編み層3は、高い吸汗性を有しているので、頭部6の汗を効率よく吸収することができるとともに、優れた通気性を有していることで、吸収した汗を積極的に発散させることができる。そのため、下段の環状裾リブ編み層2および中段の環状ガータ編み層3での吸汗飽和の状態が回避されるので、汗が着用者5の顔12に流れ落ちることはなく、当然、流れ落ちた汗をタオルなどでふき取る無駄な動作が不要になる。
特に、着用者5の頭頂部11に弾性密接する上段の帽体形メッシュ編み層4は、下段の環状裾リブ編み層2および中段の環状ガータ編み層3と同等の高い吸汗性を有している上に、下段の環状裾リブ編み層2および中段の環状ガータ編み層3よりも一層優れた通気性を有しているので、吸収した汗をより一層積極的に発散させることができる。そのため、上段の帽体形メッシュ編み層4での吸汗飽和の状態が確実に回避されるので、頭部6に蒸れやべた付きなどが生じなくなって、頭皮や毛根に及ぶ悪影響を避けることができる。
また、本考案に係るインナーニットキャップ1は、下段の環状裾リブ編み層2と、中段の環状ガータ編み層3および上段の帽体形メッシュ編み層4それぞれの編み地は、二重ウス仕様により異なる機能を有する編み糸によりそれぞれ表目13と裏目14とを編成して構成される。これによると、インナーニットキャップ1の表目13と裏目14とで、要求される特性が互いに異なっていても、その要求を満足させ得る機能を有する編み糸により表目と裏目とを形成することができる。
さらに、本考案に係るインナーニットキャップ1の表目13を形成する編み糸は、吸水性と速乾性を有する繊維が混紡されたポリエステル綿混糸からなり、前記裏目14を形成する編み糸は、銀イオンを定着状態で保持したアクリル綿混糸と、温度と湿度を調整する吸湿発熱繊維糸と、屈撓弾性に富むポリアミド繊維90%・ポリウレタン繊維10%からなる補強糸から構成されるものである。
これによれば、表目13の編み糸の吸水性と速乾性により、裏目14の編み糸を介して高い吸水性(吸汗性)により頭部6の汗を効率よく吸収することができ、速乾性を有していることで、吸収した汗を積極的に発散乾燥させることができる。また、銀イオンを定着状態で保持したアクリル綿混糸と温度と湿度を調整する吸湿発熱繊維糸との裏目14の編み糸は、悪臭の発生と菌やカビの増殖を抑える消臭・抗菌・防カビ性を発揮する。さらに、屈撓弾性に富む補強糸による裏目14の編み糸により、インナーニットキャップ1の保形性を確保して形崩れを防止できる。
前記実施形態では、表目13を形成する編み糸および裏目14を形成する編み糸として、吸水性と速乾性や消臭・抗菌・防カビ性などに優れた特性を有するものを適用しているが、本考案に係るインナーニットキャップ1は、その他に、色々な機能に富む繊維とを編み込むことにより、種々の効果を奏することもできる。
競技スキー・スノーボードなどのヘルメット着用競技において、ヘルメットの下に着用して、競技スキー・スノーボードなどのヘルメット着用競技におけるインナーニットキャップ1には、競技中の激しい動きによる着用ヘルメットのずれを防止すると共に、好適な伸縮性により着用頭部の全域に均等に密接した違和感のない快適な着用感を確保するフィット性、頭部との相対変位や頭部からの脱落を防止する着座性、頭部の汗を吸収する吸汗性、吸収した汗を積極的に発散させて頭部の蒸れやべた付きを防ぐ通気性、悪臭の発生と菌やカビの増殖を抑える消臭・抗菌・防カビ性などの性質を発揮する。
1 インナーニットキャップ
2 下段の環状裾リブ編み層
3 中段の環状ガータ編み層
4 上段の帽体形メッシュ編み層
5 着用者
6 頭部
7 額
8 前頭部
9 側頭部
10 後頭部
11 頭頂部
13 表目
14 裏目

Claims (3)

  1. 着用者の額を主とする前頭部と該額を主とする前頭部の左右両側に連続して後方に延在する左右の側頭部の下層域およびこれら左右の側頭部の下層域の後方に連続する後頭部の下層域に弾性密接する下段の環状裾リブ編み層と、
    該下段の環状裾リブ編み層の上側に連設されて、着用者の前記額を除いた前頭部と該額を除いた前頭部の左右両側に連続して後方に延在する左右の側頭部の中層域およびこれら左右の側頭部の中層域の後方に連続する後頭部の中層域に弾性密接する中段の環状ガータ編み層と、
    該中段の環状ガータ編み層の上側に連設されて、前記前頭部を除き、かつ左右の側頭部の上層域および後頭部の上層域を含む頭頂部に弾性密接する上段の帽体形メッシュ編み層とを備え、
    前記下段の環状裾リブ編み層と、中段の環状ガータ編み層と、上段の帽体形メッシュ編み層との三つの編み層が無縫製構造の横編みニットにより連続して編み上げられてなることを特徴とするインナーニットキャップ。
  2. 請求項1に記載のインナーニットキャップにおいて
    前記下段の環状裾リブ編み層と、中段の環状ガータ編み層および上段の帽体形メッシュ編み層それぞれの編み地は、二重ウス仕様により異なる機能を有する編み糸によりそれぞれ表目と裏目とを編成して構成したインナーニットキャップ。
  3. 請求項2に記載のインナーニットキャップにおいて
    前記表目を形成する編み糸は、吸水性と速乾性を有する繊維が混紡されたポリエステル綿混糸からなり、前記裏目を形成する編み糸は、銀イオンを定着状態で保持したアクリル綿混糸と、温度と湿度を調整する吸湿発熱繊維糸と、屈撓弾性に富む補強糸から構成されるインナーニットキャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013216993A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Starlite Hanbai Kk 消臭機能付きヘルメット
JP2014009425A (ja) * 2012-07-02 2014-01-20 Norio Seki かつら用吸湿・発熱性シート
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KR101895060B1 (ko) 2017-05-15 2018-10-19 (주)샘컬렉션 다운백이 형성된 니트 의류

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