JP3216146U - 靴下 - Google Patents

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Abstract

【課題】温暖効果を高めると共に、革靴等の履着に際しても違和感、不具合を与えない靴下を提供する。【解決手段】本考案によれば、爪先部2から踵部6までを構成する足部4と、踵部6上方から履口部9までを構成し足部4から連続する脚部8とを有し、足部4の踵部6は、ゴアライン7を介して足先側6aと足首側6bに区分され、足部4と脚部8とは、踵部6の足首側6bの上辺と当該上辺に連続するゴアライン7の延長線とにより区分けされ、足部4及び脚部8は、非弾性糸と弾性糸とで編成されており、脚部8のみで表糸である非弾性糸がパイル編成されている靴下1が提供される。【選択図】図1

Description

本考案は、温暖効果を高めた靴下に関する。
従来、靴下では、温暖効果を高めるために、非弾性糸からなる表糸の毛足を内側(裏側)で長くなるように編成した所謂パイル編成が採用されている。そして、このように、保温性を高めるためにパイル編成を用いた技術には、次のようなものがある。
例えば、特許文献1では、口ゴム部で連続する略筒形状の編地から形成された略同一形状の内筒体および外筒体を口ゴム部で折り返して両筒体の爪先部を縫着した二重靴下であって、内筒体における外筒体に対向する面にパイルを設け、外筒体における内筒体に対向する面にパイルを設け、内筒体に設けられたパイルを編成する繊維の熱伝導率が外筒体に設けられたパイルを編成する繊維の熱伝導率よりも低い二重靴下が提案されている。
さらに、例えば、特許文献2では、全体が総パイル組織で編成された靴下において、爪先部と、踵部と、母趾球部から第5趾球部までの足底前部とは、部分的に厚地のパイル組織とされている靴下が開示されている。
特開2014−163017号公報 特開2009−221614号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に開示されたものは、保温性を高めるために一部にパイル編成を用いているものの、革靴等の履着に際しての違和感や不具合を解消する点については開示されておらず、また用途が限定的であった。
本考案は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、温暖効果を高めると共に、革靴等の履着に際しても違和感、不具合を与えない靴下を提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案の第1の態様に係る靴下は、爪先部から踵部までを構成する足部と、前記踵部上方から履口部までを構成し、前記足部から連続する脚部と、を有し、前記足部及び前記脚部は、非弾性糸と弾性糸とで編成されており、前記脚部のみで表糸である前記非弾性糸がパイル編成されている。
本考案の第2の態様に係る靴下は、爪先部から踵部までを構成する足部と、前記踵部上方から履口部までを構成し、前記足部から連続する脚部と、を有し、前記足部の踵部は、ゴアラインを介して足先側と足首側に区分され、前記足部と前記脚部とは、前記踵部の前記足首側の上辺と前記上辺に連続する前記ゴアラインの延長線とにより区分けされ、前記足部及び脚部は、非弾性糸と弾性糸とで編成されており、前記脚部のみで表糸である前記非弾性糸がパイル編成されている。
そして、第1及び第2の態様において、前記非弾性糸は、綿糸、ポリエステル糸、ナイロン糸、ウール糸、綿−ポリエステル混紡糸、綿−アクリル混紡糸、ウール−ポリエステル混紡糸、ウール−アクリル混紡糸のいずれかであり、前記弾性糸は、FTYである。
本考案によれば、温暖効果を高めると共に、革靴等の履着に際しても違和感、不具合を与えない靴下を提供することができる。
本考案の一実施形態に係る靴下の構成図である。
以下、図面を参照しつつ本考案の一実施形態について説明する。
図1には、本考案の一実施形態に係る靴下の構成を示し説明する。
同図に示されるように、本実施形態に係る靴下1は、足部4、脚部8、及び履口部9で構成されている。そして、足部4は、足甲部3、爪先部2、足底部5、及び踵部6で構成されており、踵部6は、ゴアライン7を境界として、足先側6aと足首側6bとなるよう編成されている。足先側6aの編地と足首側6bの編地は目減らしと次に目増やしを行うことにより編成するようにしてよい。
足部4について、足甲部3は、着用者の足の甲が当接する部分である。爪先部2は、着用者の爪先が当接する部分である。足底部5は、着用者の足底が当接する部分である。そして、踵部6は、着用者の踵が当接する部分である。脚部8については、着用者の脚部分に当接する部分である。そして、履口部9は、着用者が、足先から靴下1内部に足を挿入するための開口部である。
編成について説明すると、足部4及び脚部8は、表糸である非弾性糸と裏糸である弾性糸によって編成されている。但し、脚部8は、表糸である非弾性糸の毛足が内側(裏側)で長くなるように編成する所謂パイル編成がなされている。
そして、表糸の非弾性糸としては、綿糸、ポリエステル糸、ナイロン糸、ウール糸、綿−ポリエステル混紡糸、綿−アクリル混紡糸、ウール−ポリエステル混紡糸、ウール−アクリル混紡糸等が用いられている。脚部8の表糸である非弾性糸をパイル編成している点は、本実施形態に特徴の一つである。
裏糸の弾性糸としては、ポリウレタン繊維をナイロン繊維で被覆した糸であるFTYが用いられている。
足部4と脚部8との切り替わりは、踵部6の足首側6bの上辺と、当該上辺に連続するゴアライン7の延長線による境界として切り換わり位置としている。つまり、この実施形態に係る靴下1では、踵部6の足首側6bの上辺と、当該上辺に連続するゴアライン7の延長線により定まる境界よりも下方(足先側)を足部4とし、当該境界よりも上方(履口側)を脚部8としている。
脚部8は、前述したように、表糸である非弾性糸を毛足が内側(裏側)でループ状に長く出るようにパイル編成しているので、温暖効果がより一層高められている。
この脚部8に当接する部分は、くるぶしより若干上方部に相当するが、足首周辺に点在する冷えに効果があるといわれている各種径穴及びその周辺を、パイル編成の生地により温めることは、それら径穴への刺激、更には血行促進、血流改善に寄与する。
また、パイル編成されているのが、脚部8だけであり、足部4は裏糸と表糸による通常編成であることから、生地の厚みが厚くなることもなく、例えば、革靴等の履着に際しても、着用者に不具合や違和感を与えることがない。
このような靴下1の実際の編成に際しては、踵部6の足首側6bの上辺と当該上辺に連続するゴアライン7の延長線による境界よりも上方、つまり脚部8は、パイル編成の関係で多少の度目調整をしているが、編目数については足部4と同じであってよい。
以上説明したように、本考案の実施形態によれば、爪先部2から踵部6までを構成する足部4と、踵部6上方から履口部9までを構成し足部4から連続する脚部8とを有し、足部4及び脚部8は、非弾性糸と弾性糸とで編成されており、脚部8のみで表糸である非弾性糸がパイル編成されている靴下が提供される。従って、この構成によれば、温暖効果を高める、血行促進、血流改善を図ることができると共に、革靴等の履着に際して着用者に違和感や不具合感が生じることがない。
さらに、本考案の実施形態によれば、爪先部2から踵部6までを構成する足部4と、踵部6上方から履口部9までを構成し足部4から連続する脚部8とを有し、足部4の踵部6は、ゴアライン7を介して足先側6aと足首側6bに区分され、足部4と脚部8とは、踵部6の足首側6bの上辺と当該上辺に連続するゴアライン7の延長線とにより区分され、足部4及び脚部8は、非弾性糸と弾性糸とで編成されており、脚部8のみで表糸である非弾性糸がパイル編成されている靴下1が提供される。従って、この構成によれば、温暖効果を高め、血行促進、血流改善を図ることができると共に、革靴等の履着に際して着用者に違和感や不具合感が生じることがない。
ここで、非弾性糸は、綿糸、ポリエステル糸、ナイロン糸、ウール糸、綿−ポリエステル混紡糸、綿−アクリル混紡糸、ウール−ポリエステル混紡糸、ウール−アクリル混紡糸のいずれかであり、弾性糸は、FTYであってよい。従って、足部4及び脚部8は、FTYを用いた編成により良好なフィット感を実現することができる。
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案はこれに限定されることなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、踵部の足首側の上辺と当該上辺に連続するゴアラインの延長線による境界より上方の非弾性糸をパイル編成する例を示したが、これに限定されず、当該境界よりも少し上方位置より脚部を非弾性糸でパイル編成するようにしてもよい。
1…靴下
2…爪先部
3…足甲部
4…足部
5…足底部
6…踵部
6a…足先側
6b…足首側
7…ゴアライン
8…脚部
9…履口部

Claims (3)

  1. 爪先部から踵部までを構成する足部と、
    前記踵部上方から履口部までを構成し、前記足部から連続する脚部と、を有し、
    前記足部及び前記脚部は、非弾性糸と弾性糸とで編成されており、
    前記脚部のみで表糸である前記非弾性糸がパイル編成されている
    靴下。
  2. 爪先部から踵部までを構成する足部と、
    前記踵部上方から履口部までを構成し、前記足部から連続する脚部と、を有し、
    前記足部の踵部は、ゴアラインを介して足先側と足首側に区分され、
    前記足部と前記脚部とは、前記踵部の前記足首側の上辺と前記上辺に連続する前記ゴアラインの延長線とにより区分され、
    前記足部及び脚部は、非弾性糸と弾性糸とで編成されており、
    前記脚部のみで表糸である前記非弾性糸がパイル編成されている
    靴下。
  3. 前記非弾性糸は、綿糸、ポリエステル糸、ナイロン糸、ウール糸、綿−ポリエステル混紡糸、綿−アクリル混紡糸、ウール−ポリエステル混紡糸、ウール−アクリル混紡糸のいずれかであり、前記弾性糸は、FTYである
    請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の靴下。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114766746A (zh) * 2022-04-28 2022-07-22 泉州精镁科技有限公司 一种冬季男女跑步运动袜

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