JP3216144U - 靴下 - Google Patents

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敬祐 玉井
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Abstract

【課題】その一部にFTYを裏糸として用いつつ、ずり落ちを防止した靴下を提供する。【解決手段】本考案によれば、足部4と足部4から連続する脚部8とを有し、足部4はゴアライン7を介して足先側6aと足首側6bに区分される踵部6を更に有し、足部4と脚部8とは、踵部6の足首側6bの上辺と該上辺に連続するゴアライン7の延長線とにより区分けされ、足部4は、非弾性糸と弾性糸とで編成され、脚部8は、非弾性糸のみで編成され、脚部8は、足首付近から履口に向けて幅が広くなるテーパー形状に編成されている靴下1が提供される。【選択図】図1

Description

本考案は、ずり落ちを防止した靴下に関する。
従来、靴下は、踵部よりも上の部分が同じ幅で構成されていたことから、足の動き等に伴い当該上の部分が下方にずり落ちることが問題となっていた。そして、このような問題を解決するために、種々の技術が提案されている。
例えば、特許文献1では、足首部に設けられた凹部によって、足の動き等を吸収し、身部のずり落ちを防止する靴下が開示されている。同靴下では、度目変化と給糸量変化とを独立に制御して、主として身部を編成するので、身部は良好にふくらはぎ等にフィットし該フィット性の向上により身部のずり落ちを防止している。
さらに、特許文献2では、穿き口部から踵部までを構成しているボディ部と、踵部から爪先部までを構成しているフィット部とからなる靴下において、踵部を除いてボディ部途中からフィット部途中までの中間領域を構成している生地の編み組織の度目を他の部分よりも密に編成してあり、中間領域に度目は、ボディ部途中の始端からフィット部途中の終端まで途中の踵部付近であってゴアラインの延長線に当たる足首相当部の周辺が最も密であることを特徴とする靴下が開示されている。
実開平7−24909号公報 特許第5183260号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたものは、足首部に特殊な凹部を設ける必要があり、構成上、複雑で、編成工程が複雑になるおそれがあった。更に、特許文献2に開示されたものは、度目がゴアラインの延長線に当たる足首相当部の周辺で最も密になるように編成する必要があり、編成工程が複雑になるおそれがあった。
そして、今日では、靴下のフィット性を高めるために、非弾性糸からなる表糸と、ポリウレタン繊維にナイロン繊維を被覆したFTY(Filament Twisted Yarn)からなる裏糸を用いて編成することが一般になされているが、そのようなFTYを用いた靴下において、ずり落ちを防止するための工夫がなされたものは存在しなかった。
本考案は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、その一部にFTYを裏糸として用いつつも、ずり落ち防止を実現することにある。
上記課題を解決するため、本考案の第1の態様に係る靴下は、爪先部から踵部までを構成する足部と、前記踵部上方から履口部までを構成し、前記足部から連続する脚部と、を有し、前記足部は、非弾性糸と弾性糸とで編成されており、前記脚部は、非弾性糸のみで編成されている。
本考案の第2の態様に係る靴下は、爪先部から踵部までを構成する足部と、前記踵部上方から履口部までを構成し、前記足部から連続する脚部と、を有し、前記足部は、非弾性糸と弾性糸とで編成されており、前記脚部は、非弾性糸のみで編成されており、前記脚部は、足首付近から履口に向けて幅が広くなるテーパー形状に編成されている。
本考案の第3の態様に係る靴下は、爪先部から踵部までを構成する足部と、前記踵部上方から履口部までを構成し、前記足部から連続する脚部と、を有し、前記足部の前記踵部は、ゴアラインを介して足先側と足首側に区分され、前記足部と前記脚部とは、前記踵部の前記足首側の上辺と前記上辺に連続する前記ゴアラインの延長線とにより区分され、前記足部は、非弾性糸と弾性糸とで編成されており、前記脚部は、非弾性糸のみで編成されており、前記脚部は、足首付近から履口に向けて幅が広くなるテーパー形状に編成されている。
そして、第1乃至第3の態様において、前記非弾性糸は、綿糸、ポリエステル糸、ナイロン糸、ウール糸、綿−ポリエステル混紡糸、綿−アクリル混紡糸、ウール−ポリエステル混紡糸、ウール−アクリル混紡糸のいずれかであり、前記弾性糸は、FTYである。
本考案によれば、その一部にFTYを裏糸として用いつつ、ずり落ちを防止することが可能な靴下を提供することができる。
本考案の一実施形態に係る靴下の構成図である。
以下、図面を参照しつつ本考案の一実施形態について説明する。
図1には、本考案の一実施形態に係る靴下の構成を示し説明する。
同図に示されるように、本実施形態に係る靴下1は、足部4、脚部8、及び履口部9で構成されている。そして、足部4は、足甲部3、爪先部2、足底部5、及び踵部6で構成されており、踵部6は、ゴアライン7を境界として、足先側6aと足首側6bとなるよう編成されている。足先側6aの編地と足首側6bの編地は目減らしと次に目増やしを行うことにより編成するようにしてよい。
足部4について、足甲部3は、着用者の足の甲が当接する部分である。爪先部2は、着用者の爪先が当接する部分である。足底部5は、着用者の足底が当接する部分である。そして、踵部6は、着用者の踵が当接する部分である。脚部8については、着用者の脚部分に当接する部分である。そして、履口部9は、着用者が、足先から靴下1内部に足を挿入するための開口部である。
足部4は、表糸である非弾性糸と裏糸である弾性糸によって編成されており、脚部8及び履口部9は、表糸である非弾性糸により編成されている。そして、表糸の非弾性糸としては、綿糸、ポリエステル糸、ナイロン糸、ウール糸、綿−ポリエステル混紡糸、綿−アクリル混紡糸、ウール−ポリエステル混紡糸、ウール−アクリル混紡糸等が用いられている。裏糸の弾性糸としては、ポリウレタン繊維をナイロン繊維で被覆した糸であるFTYが用いられている。このように、脚部8及び履口部9を、表糸である非弾性糸だけで編成している点は、本実施形態に特徴の一つである。
足部4と脚部8との切り替わりは、踵部6の足首側6bの上辺と、当該上辺に連続するゴアライン7の延長線による境界として切り換わり位置としている。つまり、この実施形態に係る靴下1では、踵部6の足首側6bの上辺と、当該上辺に連続するゴアライン7の延長線により定まる境界よりも下方(足先側)を足部4とし、当該境界よりも上方(履口側)を脚部8としている。
さらに、脚部8は、上記境界より上方(履口側)に行くにしたがって、幅が広くなるような所謂テーパー形状に編成されている。換言すれば、履口部9は、脚部8の足首付近の幅よりも広い所謂テーパー形状に編成されている。
脚部8は、前述したように、表糸である非弾性糸のみで編成されており、更に形状がテーパー形状となっているので、着用者の脚を弾性力により締め付けることもなく、その反力の作用により下方にずり落ちることもない。
このように、脚部8を表糸である非弾性糸だけで編成し、且つ上方にいくに従い幅が広がるようなテーパー形状に編成している点は、本実施形態の特徴の一つである。
このような靴下1の実際の編成に際しては、踵部6の足首側6bの上辺と当該上辺に連続するゴアライン7の延長線による境界よりも上方、つまり脚部8は、裏糸であるFTYを編成に用いていない分だけ、多少の度目調整を実施しているものの、編目数については足部4と同じであってよい。
以上説明したように、本考案の実施形態によれば、足部4と足部4から連続する脚部8とを有し、足部4は、非弾性糸と弾性糸とで編成されており、脚部8は、非弾性糸のみで編成されている靴下1が提供される。従って、この構成によれば、ずり落ちを効果的に防止することが可能となる。また、足部4においては、良好なフィット感を併せて実現することが可能となる。
さらに、本実施形態によれば、爪先部2から踵部6までを構成する足部4と、踵部6上方から履口部9までを構成し足部4から連続する脚部8とを有し、足部4は非弾性糸と弾性糸とで編成されており、脚部8は非弾性糸のみで編成されており、脚部8は足首付近から履口に向けて幅が広くなるテーパー形状に編成されている靴下1が提供される。
従って、この構成によれば、脚部において、弾性力により締め付けの反力の作用で脚部が下方にずり落ちるのを効果的に防止することが可能となる。さらに、足部4においては良好なフィット感を併せて実現することが可能となる。
そして、本実施形態によれば、爪先部2から踵部6までを構成する足部4と、踵部6上方から履口部9までを構成し足部4から連続する脚部8とを有し、足部4の踵部6はゴアライン7を介して足先側6aと足首側6bに区分され、足部4と脚部8とは、踵部6の足首側6bの上辺と該上辺に連続するゴアライン7の延長線とにより区分され、足部4は非弾性糸と弾性糸とで編成され、脚部8は非弾性糸のみで編成され、脚部8は足首付近から履口に向けて幅が広くなるテーパー形状に編成されている靴下1が提供される。
従って、この構成によれば、足部4と脚部8とが、踵部6の足首側6bの上辺とそれに連続するゴアラインの延長線とにより明確に区分され、その区分の下で、脚部8側は非弾性糸で編成し且つテーパー形状に編成するので、ずり落ちを効果的に防止することが可能である。また、足部4においては、良好なフィット感を併せて実現できる。
ここで、非弾性糸は、綿糸、ポリエステル糸、ナイロン糸、ウール糸、綿−ポリエステル混紡糸、綿−アクリル混紡糸、ウール−ポリエステル混紡糸、ウール−アクリル混紡糸のいずれかであり、弾性糸は、FTYであってよい。従って、足部4においては、FTYを用いた編成により良好なフィット感を実現することができる。
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案はこれに限定されることなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、踵部の足首側の上辺と、当該上辺に連続するゴアラインの延長線による境界より上方を非弾性糸で編成する例を示したが、これに限定されず、当該境界よりも少し上方位置より脚部を非弾性糸のみで編成するようにしてもよい。
1…靴下
2…爪先部
3…足甲部
4…足部
5…足底部
6…踵部
6a…足先側
6b…足首側
7…ゴアライン
8…脚部
9…履口部

Claims (4)

  1. 爪先部から踵部までを構成する足部と、
    前記踵部上方から履口部までを構成し、前記足部から連続する脚部と、を有し、
    前記足部は、非弾性糸と弾性糸とで編成されており、
    前記脚部は、非弾性糸のみで編成されている
    靴下。
  2. 爪先部から踵部までを構成する足部と、
    前記踵部上方から履口部までを構成し、前記足部から連続する脚部と、を有し、
    前記足部は、非弾性糸と弾性糸とで編成されており、
    前記脚部は、非弾性糸のみで編成されており、
    前記脚部は、足首付近から履口に向けて幅が広くなるテーパー形状に編成されている
    靴下。
  3. 爪先部から踵部までを構成する足部と、
    前記踵部上方から履口部までを構成し、前記足部から連続する脚部と、を有し、
    前記足部の前記踵部は、ゴアラインを介して足先側と足首側に区分され、
    前記足部と前記脚部とは、前記踵部の前記足首側の上辺と前記上辺に連続する前記ゴアラインの延長線とにより区分され、
    前記足部は、非弾性糸と弾性糸とで編成されており、
    前記脚部は、非弾性糸のみで編成されており、
    前記脚部は、足首付近から履口に向けて幅が広くなるテーパー形状に編成されている
    靴下。
  4. 前記非弾性糸は、綿糸、ポリエステル糸、ナイロン糸、ウール糸、綿−ポリエステル混紡糸、綿−アクリル混紡糸、ウール−ポリエステル混紡糸、ウール−アクリル混紡糸のいずれかであり、前記弾性糸は、FTYである
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の靴下。
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