JP3175951U - 結束具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単に結束することができ、解けにくく、かつ、解く必要が有るときは解きやすく、繰り返して使うことができる結束具を提供する。
【解決手段】紐の1端を折り返すか、又は紐の両端を結んで、ループを作り、該ループと係合する環状部材を設ける。
【選択図】図1

Description

本考案は、物品を結束するのに使う結束具に関するものである。
単純な紐を使って物品を結束するとき、固結びすることが多い。固結びは引っ張り負荷がかかっても頑丈で解けにくいが、いざ解くときには大変に困難である。そのため、結び目を解かずに、切って結束を解くことになるので、切断用の刃物を準備しなければならない、また切った後は再利用が難しくゴミになってしまうという欠点が有った。
また従来、例えば実用新案63−190071に示されているような、樹脂製の結束バンドが有った。これを図5に示す。物品を結束するとき、バンド部40を係合部41に挿通するだけで、バンド部40に形成した凸部42と係合部41の爪43が噛み合って、挿通した方向と反対の方向には動かないので、結束作業が簡単であるので、多用されている。
しかし、結束を解く時には、バンド部を切らないといけないので、通常の紐と同じ問題が有った。
それに対して、繰り返して使える結束具としては、従来、図6に示すような、スーツケース用あるいは書籍用に使われる、1端に2つの環状の金具を備えた結束バンドが有った。
これは、図6に示すように、バンド50の1端を2つの金具51および金具52を通して、逆向きに1つの金具52を通すことで結束していた。これは、繰り返して使えるという利点が有ったが、端を強く引くと緩むので、緩んではいけない個所の結束には使えないという問題が有った。

実用新案公開昭63−190071号公報
本考案が解決しようとする課題は、結束することが簡単であり、解けにくく、解く必要が有る時は解きやすく、繰り返して使うことのできる結束具を提供することである。
第1の請求項に示した考案は、
紐の少なくとも1端を折り返してループを作り、
該ループと係合する環状部材を設けたことを特徴とする結束具である。
第2の請求項に示した考案は、
紐の両端を結んで、ループを作り、
該ループと係合する環状部材を設けたことを特徴とする結束具である。
本考案は、紐の端に作ったループに、環状部材を係合しただけの簡素な構成であるが、以下に示す結び方を使えば、結束することが簡単であり、解けにくく、解く必要が有る時は解きやすく、繰り返して使うことのできる結束具を実現できる。
両端に環状部材を有する結束具の見取図 結束具の結び方の手順を示す図 一端に環状部材を有する結束具の見取図 全体がループ状である結束具の見取図 樹脂製結束バンドの見取図 書籍用結束バンドの見取図
結束具は適宜な長さの紐、ロープなどの両端を折り返して、ループを形成し、それぞれのループに環状部材を係合したものである。
図1に、本考案による結束具1の見取図を示す。紐の両端に、それぞれ環状部材12を通し、それぞれの両端を折り返して、折り返した端を封止部材13で紐の基の部分に留めることによって、ループ11が形成されている。
環状部材12を強く引っ張っても、ループ11が解けたり、環状部材12が抜け落ちたりすることはない。
紐またはロープなどの材料は、植物繊維あるいは合成樹脂あるいは金属など、物品を結束するのに通常用いられるものであれば何でも良い。また、図1では巾のある紐が示されているが、縛ることのできるものであれば、断面の形状が、どのようなものであってもかまわない。
環状部材の材料は金属が好適であるが、合成樹脂または紐やロープなどであっても使うことができる。
本考案による結束具を使って、物品を結束する手順を図2に示す。但し、全ての図において、結束対象の物品は、図の煩雑を避けるため省略してある。また図2では、紐は細い線で表しており、また紐同士の前後関係が見易いように、下側の紐は、上側の紐と交差する点で、白抜きにしてある。
まず、図2(a)に見られるように、2つの環状部材12をそれぞれ両手で持って、2つの端を交差させる。図2(a)では、右側から左上に伸びる側が、下側になっている。
次に、図2(b)に見られるように、左の手で持っている側を、右の手で持っている側の上側から下側に、1回転する。
次に、図2(c)に見られるように、両方の環状部材12を指から離してループ11の先端部から落し、代わりにループ11の先端部を持つ。そして、左右のループ11の先端部を持ち替えて、再び交差させる。
次に、図2(d)に見られるように、左の手で持っている側を、右の手で持っている側の上側から下側に、1回転する。この状態で、2つのループ部11の端を強く引いて結ぶ。
結果的に、いわゆる「固結び」の状態ができ上がる。1重目と2重目の間に環状部材が組込まれた点だけが、通常の「固結び」と異なっている。
結び方の手順は、基本的に通常の「固結び」と同じなので、新しい手順を覚える必要がない。また、固結びは、引っ張りに強く、自然に解けにくい。その特長は、本考案の結束具を使った結び方でも同じである。
この結び目を解きたい時は、結び目に組込まれている2つの環状部材12を、それぞれ手に持って、お互いを引き離す方向に引けば良い。通常の「固結び」では、解くのは非常に困難であるが、本考案の結束具を使った結び方では、まず2重目が内側から解けるので、容易に結び目を解くことができる。
できあがったときの結び目は、ループ部11の端が2重になっているので、一見すると蝶々結びのようにみえて、美しい。また紐と環状部材のコントラストも美しい。
これで、簡単に結束することができて、解けにくく、解く必要が有る時は解きやすく、繰り返して使うことのできる結束具を実現できた。
図3に、本考案による結束具の第2の実施例の見取図を示す。第1の実施例では、紐の両端部に別々にループを作ったが、本実施例では、全体が1つのループである。
図3に見えるように、結束具の全長がループ11を形成している。このループ11に、2つの環状部材12が係合されている。
この実施例の場合の、結束ならびに解く手順は実施例1の場合と全く同じである。また、この実施例の場合の、特長も実施例1の場合と全く同じである。
図4に、本考案による結束具の第3の実施例の見取図を示す。第1の実施例では、紐の両端部に別々にループを作ったが、本実施例では、紐の片端にだけループ11が有り、ループ11に係合している環状部材12も1つである。
この実施例の場合の、結束ならびに解く手順は実施例1の場合と、以下の点を除いて、基本的には同じである。すなわち、ループ11をなす一方の端と、ループの無い単純な端を使って、結束を行う。1重目が終わったときに手から離す環状部材13は、1つだけである。解くときには、1つの環状部材13だけを引っ張る。
ループ11が1つしか無いので、その分だけ、短い紐を使用できる。他の特長は実施例1の場合と全く同じである。
また、任意の長さで結束できるという利点もある。例えば、靴紐として使うことに好適である。

日常生活または工業生産の現場で、広く結束用の紐として使うことができる。
1 結束具
11 ループ
12 環状部
13 封止部材
2 結束具B
11 ループ
12 環状部
3 結束具C
11 ループ
12 環状部
40 バンド部
41 係合部
42 凸部
43 爪
50 バンド
51 金具
52 金具

Claims (2)

  1. 紐の少なくとも1端を折り返してループを作り、
    該ループと係合する環状部材を設けたことを特徴とする結束具。
  2. 紐の両端を結んで、ループを作り、
    該ループと係合する環状部材を設けたことを特徴とする結束具。

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