JP2007015760A - 結束具 - Google Patents
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Abstract
【課題】合成樹脂成型品でのストッパー付きでの何回も使える結束バンドでの結帯をワンタッチ式に操作出来、非結帯物を痛めなず、何回使っても巻ぐせの付きにくい結束バンドであること。
【解決の手段】弾力性で伸縮自在でなるウレタンゴム材等のクッションベルト体1の端子がホールド体2で、該ホールド体2が略U字形状2aで、此れらの並列する二枚の凸状片3でのスリット部の溝巾4を該クッションベルト体1の自然長での直径1aよりやや小さいサイズにし、非結束体A,Aaを結帯する際に、クッションベルト体1が引っ張りながらの巻き込みで、自然長での直径1aが縮小された小直径で、溝巾4に差し込まれ、引っ張りのか解放による直径1aの復元力と摩擦力とでスリット部の溝巾4に挟着保持と取り外し自在でなる構成にする。
【選択図】 図1
【解決の手段】弾力性で伸縮自在でなるウレタンゴム材等のクッションベルト体1の端子がホールド体2で、該ホールド体2が略U字形状2aで、此れらの並列する二枚の凸状片3でのスリット部の溝巾4を該クッションベルト体1の自然長での直径1aよりやや小さいサイズにし、非結束体A,Aaを結帯する際に、クッションベルト体1が引っ張りながらの巻き込みで、自然長での直径1aが縮小された小直径で、溝巾4に差し込まれ、引っ張りのか解放による直径1aの復元力と摩擦力とでスリット部の溝巾4に挟着保持と取り外し自在でなる構成にする。
【選択図】 図1
Description
此の発明は非結束体に巻き付けて結帯するに用いる結束具に関し、詳しくはワンタッチ式に束ね様とする物を束ねることが出来、更に束ねた後に解くのにワンタッチ式でほどく事の出来る結束バンドの改良に関する。
この種の従来の技術として、図13と図14で示すように、非結束体を結帯するのに、束ねた後に切断しないで解くことの出来る、いわゆる着脱自在の結束具を引例にするが、着脱の出来ない結帯したままで使う結束具との二種類が広く知られるが、後者の結束具はカットしない限り解けない構成である。(図示せず)
此のように、従来技術での非結束体A、Aaの結帯の着脱自在の結束具では、偏平帯の66ナイロン製のバンド帯101の片端根本に、支柱303を介してのストッパー301付のホールド部201が同一素材での一体構成である。
此れらのホールド部201に設けたストッパー301のストッパー端子302は常時定位置でバンド帯101が通過するホールド部201に開口するスリット状のレール穴202に近接して、バンド帯101の具備する逆転止め101bに接合しあっている。
即ち非結束体A,Aaを結帯するのに、巻き込まれたバンド帯101の端部101aがホールド部201のレール穴202に差し込まれ矢印P方向えの引っ張りにて巻装されるが、バンド帯101の片面に設けたラチェット形状の逆転止め101bがストッパー301のストッパー端子302とあいまって作用し、ホールドされたバンド帯101はストッパ端子302を解除しない限り解くことが出来ないが、支柱303に支えられたストッパーは矢印Pa方向に押し下げる事で、ストッパー端子302は矢印Paと逆方向に持ち上がりホールドされたバンド帯101が緩められ、レール穴202から抜き取る事が出来る構成である。
しかしながら上記する従来技術での結束具(結束バンド)は、電気機器等の配線群の結帯するのに、バンド帯の端部をホールド部の巾の狭いレール穴に差し込まない限り結帯出来ないため、暗がりや手元から離れた所での作業に難があると云う課題がある。
更に農作物やガーデニングでの植物を吊り棚や支え棒等に結帯するのに比較的固い素材からなる樹脂製のバンド帯の為、バンド帯の両サイドが植物の幹に食いつき支障を来したり、幹の成長時の太りを阻害する等の課題が残り、更には結帯を解除して再度結束具として利用するのに、バンド帯が66ナイロン製やポイエチレン合成樹脂での非伸縮性の為、カール状に癖がつき、再利用に不向き等の課題がある。
上記する以外での多くの非結束体の結帯においても、ハンド帯の結帯締め付け度合いは、ラチェット形状での逆転止め101bに因るため、物によっては強烈な締め付けを必要とする場合での結帯が出来ない等の課題がある。
此の発明はかかる課題を解決するために、請求項1での発明は図1、図2で述べる様に弾力性で伸縮自在でなるウレタンゴム材等のクッションベルト体の端子がホールド体で該ホールド体が略U字形状で、此れらの並列する二枚の凸状片でのスリット部の溝巾を該クッションベルト体の自然長での直径よりやや小さいサイズにし、非結束体を結帯する際に、クションベルト体が引っ張りながらの巻き込みで、自然長での直径が縮少された小直径で、溝巾に指し込まれ、引っ張りの解放による直径の復元力と摩擦力でスリット部の溝巾に挟着保持と取り外しを自在にした構成とする。
次に請求項2での発明を図3、図4で述べるように前記するクッションベルト体と其れに一体化するホールド体を分割する事で該ホールド体を非伸縮性の素材で熱可塑性樹脂材或いは金属材での略H字形状にし、クッションベルト体の端子を略H字形状の溝巾に固着し、他方の溝にクッションベルト体での非結束体の結帯時に挟着保持と取り外し自在にした構成にする、
次に請求項3での発明を図5で述べるに前記するホールド体を非伸縮性の素材で熱可塑性樹脂材での略S字形状にし、クッションベルト体の端子を略S字形状の溝巾に固着し、他方の溝にクッションベルト体を挟着保持と取り外し自在にしたことを特徴とする構成にする。
次に請求項4での発明を図6、図7で述べるに前記するホールド体を金属材加工での略S字形状にし、帯状のクッションベルト体にした構成の結束具とする。
次に請求項5での発明を図8、図9で述べるに前記ホールド体を熱可塑性樹脂材或いは金属材での略コの字形状にし、両サイドの対向並列する二辺にスリット穴を開口し、クッションベルト体を、其の外周面に数個のツバを設けたクッションベルト体にし其れらの双方の穴に抜け止め係合着脱自在で結帯可能にした構成での結束具にする。
次に請求項6での発明は前記するツバ付きでのクッションベルト体を請求項2でのストレートのクッションベルト体にし、その端子を片方のスリット穴に固着し、結帯時に他方のスリット穴にクッションベルト体を挟着保持と取り外し自在にした構成での結束具にする。
次に又請求項7での発明を図10、11、12、で述べるに前記する結束具の伸縮自在でなるクッションベルト体が非結束体を結帯する際に、ホールド体の形成する溝巾或いはスリット穴との係合する為の出合い開口部に、クッションベルト体の貫通自在でなるブリッジ部を一体化した構成にする。
[発明の効果]
[発明の効果]
本発明は上述の通り構成作用するので次の優れた効果を奏する。即ち非結束体の結帯がゴム質のクッションベルト体で締め付けるため締め付け保持力か強弱加減がコントロール出来、ホールド体の溝に差し込むだけのワンタッチ操作で結帯と取り外しの出来る結束具を提供出来る。
農作物やガーデニングでの植物の幹の結帯でも伸縮自在のゴム質のクッションベルト体のため、幹の成長太りを阻害したり、植物を傷損することのない結束具を提供出来る。
また請求項2〜請求項7ではホールド体とクッションベルト体とを分離し、ホールド体を強体にすることで、強力な巻き込み結帯可能な結束具を提供出来る。
次にまたクッションベルト体が伸縮自在での丸材のため非結束体に数回巻き付け結帯が出来る事で複装する非結束体の結帯の出来る結束具で且つ請求項7では更に使い易い結束具を提供出来る。
以下に図示の実施例に基づいて本発明を更に詳細に説明する。図1及び図2は本発明の第1実施例で、弾力性で伸縮自在でなる丸状のウレタンゴム材で所定の長さと太さで端子に同一材質で一体化でなるホールド体2を設けるが、クッションベルト体1に連係するこれらのホールド体2は並列する二枚の凸状片3でスリット部を構成する溝巾4を該クッションベルト体1の自然長での直径1aよりやや小さいサイズにし、非結束体A,Aaを結帯する際に、引き伸ばされて細く縮小して巻装するクッションベルト体1が、ホールド体2の溝巾4に容易に差し込まれ、引っ張りを解除することで縮小して差し込まれたクッションベルト体1の直径1aが拡張反発力が二枚の凸状片側に働き強固に保持され、ゴム質で成る此れらの密着部は摩擦抵抗が大きいことで摩擦力が加わり、結帯ホールドを確実にする。
次に図2及び図3は本発明の第2実施例で、図2は全体を示す斜視図で、図3は非結束体A,Aaを結帯を示す斜視図で、前記クッションベルト体1に同一材質で一体化でなるホールド体2との双方を分割し、該クッションベルト体1の端にツバ状の凸部でなる抜け止め1bを設ける。更に分割のホールド体2は非伸縮性の素材で熱可塑性樹脂材或いは金属材での略H字形状2bでなり、該両サイドの溝4の片方の溝4にクッションベルト体1の端に設けた抜け止め1aのツバ状の凸部を係合し固着して構成するが、溝への固着手段については抜け止め1aのツバ状の凸部付きでの固着を特定するものでなく、他の方法でもよく、ホールド体2が樹脂材では二重成形での固着でも良く、金属材でのホールド体2は溝4の開口部をつぶす等で固着する等でも良い。
また次に図5は本発明の第3実施例での全体を示す斜視図で、前記する第2実施例でのホールド体2を略S字形状2cにし、該両サイドの溝4の片方の溝4にクッションベルト体1のツバ状の凸部でなる抜け止め1aの構成する端を固着し、他方の溝4にクッションベルト体1での結帯の為の差し込み挟着保持が行わう事が容易に出来、時に応じての取り外しの必要時はクッションベルト体1の挟着保持の端子を持って溝から持ち上げて外す事で安直に外す事になる。
また次に図6と図7は本発明の第4実施例での全体を示す使用例をあげての斜視図で、前記する第3実施例でのホールド体2の材質を金属製で、且つクッションベルト体1を丸材から帯状に変更したクッションベルト体1′の構成である。
次に図8、図9は本発明の第5実施例での全体を示す使用例をあげての斜視図で、ホールド体1は熱可塑性樹脂材或いは金属製での略コの字形状2eにし、両サイドに凸起で対向並列の二辺にスリット穴5を開口し、クッションベルト体1を其の外周面に数個のツバ5aを設けたクッションベルト1″にし、其れらの双方のスリット穴5に抜け止め係合し、着脱を自在にした結束具にする。
また次に本発明の第6実施例については図示を省略するか、前記するツバ5aでなるクッションベルト体1″を請求項2でのストレートのクッションベルト体1にし、其の端子は片方のスリット穴5に固着し、結帯時に他方のスリット穴5にクッションベルト体1を引っ張り挟着保持と取り外し自在にしている。
次に図10、図11、図12の本発明の第7実施例での要部での斜視図を示すが、前記する結束具の伸縮自在でのクッションベルト1、1′、とが非結束体A,Aaを結帯する際にホールド体2に形成する溝巾4或いはスリット穴5との結合する為の出合い開口部に、直交するクッションベルト体1の貫通自在でなるブリッジ部6を一体化し、差し込み時のガイドを具備することで結滞と解除を容易なものにしたもので、即ちブリッジ部6の開口穴6aにさし込まれたクッションベルト体1の端子を無造作に引っ張り溝巾4或いはスリット穴5に挟み込む事が出来る。
此のように本発明は、結帯の様々な用途別に物品のサイズやクッションベルト体1,1′,1″伸縮性のアジャストや若干の設計変更で権利範囲内でのバラエティーに富んだ結束具が具現出来る。所謂クッションベルト体1を非結束体A,Aaに巻き込み引っ張ってホールド体2に挟むことでの新たな構成で優れた効果を狙うものである。
A,Aa 非結束体
1、1′、1″ クッションベルト体
1a 直径
1b 抜け止め
2 ホールド体
2a U字形状
2b H字形状
2c、2d S字形状
3 凸状片
4 溝巾
5 スリット穴
5a ツバ
6 ブリッジ部
101 バンド帯
101a 端部
101b 逆転止め
201 ホールド部
202 レール穴
301 ストッパー
302 ストッパー端子
303 支柱
1、1′、1″ クッションベルト体
1a 直径
1b 抜け止め
2 ホールド体
2a U字形状
2b H字形状
2c、2d S字形状
3 凸状片
4 溝巾
5 スリット穴
5a ツバ
6 ブリッジ部
101 バンド帯
101a 端部
101b 逆転止め
201 ホールド部
202 レール穴
301 ストッパー
302 ストッパー端子
303 支柱
Claims (7)
- 弾力性で伸縮自在でなるウレタンゴム材等のクッションベルト体(1)の端子がホールド体(2)で該ホールド体(2)が略U字形状(2a)で、此れらの並列する二枚の凸状片(3)でのスリット部の溝巾(4)を該クッションベルト体(1)の自然長での直径(1a)よりやや小さいサイズにし、非結束体(A)(Aa)を結帯する際に、クッションベルト体(1)が引っ張りながらの巻き込みで、自然長での直径(1a)が縮少された小直径で、溝巾(4)に指し込まれ、引っ張りの解放による直径(1a)の復元力と摩擦力とでスリット部の溝巾(4)に挟着保持と取り外し自在にしたことを特徴とする結束具。
- 前記するクッションベルト体(1)と其れに一体化するホールド体(2)を分割する事で該ホールド体(2)を非伸縮性の素材で熱可塑性樹脂材或いは金属材での略H字形状(2b)にし、クッションベルト体(1)の端子を略H字形状(2b)の溝巾(4)に固着し、他方の溝(4)にクッションベルト体(1)での非結束体(A)(Aa)の結帯時に挟着保持と取り外し自在にした事を特徴とする請求項1記載の結束具。
- 前記するホールド体(2)を非伸縮性の素材で熱可塑性樹脂材での略S字形状(2c)にし、クッションベルト体(1)の端子を略S字形状(2c)の溝巾(4)に固着し、他方の溝(4)にクッションベルト体(1)を挟着保持と取り外し自在にしたことを特徴とする請求項2記載の結束具。
- 前記するホールド体(2)を金属材加工での略S字形状(2d)にし、帯状のクッションベルト体(1′)にしたことを特徴とする請求項3記載の結束具。
- 前記ホールド体(2)を熱可塑性樹脂材或いは金属材での略コの字形状(2e)にし、両サイドの対向並列する二辺にスリット穴(5)を開口し、クッションベルト体(1)を其の外周面に数個のツバ(5a)を設けたクッションベルト体(1″)にし其れらの双方のスリットに抜け止め係合着脱自在にしたことを特徴とする結束具。
- 前記するツバ(5a)付きでのクッションベルト体(1″)を請求項2でのクッションベルト体(1)にし、その端子を片方のスリット穴(5)に固着し、結帯時に他方のスリット穴(5)にクッションベルト体(1)を挟着保持と取り外し自在にしたことを特徴とする請求項5記載の結束具。
- 前記する結束具の伸縮自在でなるクッションベルト体(1)、(1′)、が非結束体(A)(Aa)を結帯する際に、ホールド体(2)に形成する溝巾(4)或いはスリット穴(5)との係合する為の出合い開口部(4a)に、クッションベルト体(1)(1′)の貫通自在でなるブリッジ部(6)を一体化したことを特徴とする請求項1、2、3、4、又は6記載の結束具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005225947A JP2007015760A (ja) | 2005-07-06 | 2005-07-06 | 結束具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005225947A JP2007015760A (ja) | 2005-07-06 | 2005-07-06 | 結束具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007015760A true JP2007015760A (ja) | 2007-01-25 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005225947A Pending JP2007015760A (ja) | 2005-07-06 | 2005-07-06 | 結束具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010007740A1 (ja) * | 2008-07-17 | 2010-01-21 | オートリブ ディベロップメント エービー | エアバッグ装置 |
JP2010066078A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Systec:Kk | 感温変色体付設具 |
CN102599010A (zh) * | 2012-03-29 | 2012-07-25 | 常熟市佳盛农业科技发展有限公司 | 可重复使用的果树嫁接专用带 |
JP2016159966A (ja) * | 2015-03-04 | 2016-09-05 | 信子 木原 | オープンフリーバンド |
-
2005
- 2005-07-06 JP JP2005225947A patent/JP2007015760A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2010007740A1 (ja) * | 2008-07-17 | 2010-01-21 | オートリブ ディベロップメント エービー | エアバッグ装置 |
CN102089189A (zh) * | 2008-07-17 | 2011-06-08 | 奥托立夫开发公司 | 安全气囊装置 |
CN102089189B (zh) * | 2008-07-17 | 2013-03-13 | 奥托立夫开发公司 | 安全气囊装置 |
US8414020B2 (en) | 2008-07-17 | 2013-04-09 | Autoliv Development Ab | Airbag device |
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