JP3192415U - 装飾用の蝶結び - Google Patents

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Abstract

【課題】装飾対象である物品へのより強固な取り付けを可能にする蝶結びを提供する。【解決手段】蝶結び10は、リボン片の一端部からなる第1の垂れ12と、第1の垂れから螺旋状に伸びる内環16及び外環18からなる二重環14と、二重環の外環に連なる第1のループ20と、第1のループに連なり、二重環が規定する空間Sの外側からその内側を経て二重環の一部を取り巻く結び目22と、結び目に連なり結び目を経て伸びる第2のループ24と、第2のループに連なり結び目を経て伸びる、リボン片の他端部からなる第2の垂れ26とを備える。第1の垂れ又は外環の一部を引いて、これらに連なる内環の一部を結び目に対して移動させると、内環の直径が漸減し、結び目に固く巻き付く。次に、外環を物品に回し掛け、外環に連なる第1のループの一部を引くと、外環の一部が結び目内を移動し、外環の直径が漸減し、物品を締め付ける。【選択図】図2

Description

本考案は、物品の装飾に用いられる蝶結びに関する。
従来、贈答品やその包装からなる物品の装飾のために用いられる蝶結びが提案されている(特許文献1参照)。この蝶結びは、一端部及び他端部を有するリボン片で形成され、前記リボン片の一端部からなる第1の垂れと、該第1の垂れから螺旋状に伸びる環と、該環に連なる第1のループと、該第1のループに連なり、前記環が規定する空間の外側からその内側を経て前記環の一部を取り巻く結び目と、該結び目に連なり、該結び目内を経て伸びる第2のループと、該第2のループに連なる、前記リボン片の他端部からなる第2の垂れとを有する。
前記従来の蝶結びにあっては、前記第1及び第2の両ループと前記第1及び第2の両垂れとが主たる装飾機能を担い、残りの前記環が物品に対する前記蝶結びの取り付け機能を担う。前記蝶結びによれば、前記第1の垂れを引いてこれを前記結び目に対して相対移動させると、前記第1の垂れに連なる前記環の一部が前記結び目内を移動し、これに伴い前記環の直径又は該環の大きさが漸減する。このことから、装飾対象である物品に前記蝶結びの環を回して掛け、前記第1の垂れを引くと、前記物品が前記環により締め付けられ、これにより、前記蝶結びが前記物品に取り付けられる。
ところで、前記蝶結びの環は、前記第1の垂れと前記第1のループとの双方に連なっている。このことから、前記環による前記物品の締め付けの程度をより大きいものにして前記環が解けにくいものとすべく前記第1の垂れをさらに引くと、前記環が前記物品の表面上を滑るように移動し、前記第1のループの一部が前記第1の垂れの側に向けて前記結び目内を移動し、これに伴って前記第1のループの大きさが漸減する。このため、前記環による前記物品に対する締め付け力の増大を図り、これにより前記環が解けにくくすることは困難であった。
実用新案登録第3189973号公報
したがって、本考案の目的は、装飾対象である物品へのより強固な取り付けを可能にする蝶結びの提供にある。
本考案に係る蝶結びは、一端部及び他端部を有するリボン片の前記一端部からなる第1の垂れと、該第1の垂れから螺旋状に伸びる内環及び外環からなる二重環と、該二重環の外環に連なる第1のループと、該第1のループに連なり、前記二重環が規定する空間の外側からその内側を経て前記二重環の一部を取り巻く結び目と、該結び目に連なり該結び目を経て伸びる第2のループと、該第2のループに連なり前記結び目を経て伸びる、前記リボン片の他端部からなる第2の垂れとを備える。
本考案に係る蝶結びにあっては、前記蝶結びの第1及び第2の両ループと第1及び第2の両垂れとが主たる装飾機能を担い、前記二重環のうちの外環が物品に対する前記蝶結びの取り付け機能を担う。
物品への前記蝶結びの取り付けに際しては、まず、前記第1の垂れ又は前記外環の一部を引いて、これらにそれぞれ連なる前記内環の一部を前記結び目に対して相対的に移動させる。その結果、前記内環の直径又はその大きさが漸減し、前記内環は、最終的に、前記結び目に固く巻き付く。前記結び目に巻き付いた前記内環は、前記第1の垂れ及び前記外環の一方から他方への力の伝達を遮断する作用をなす。
次に、前記蝶結びを前記物品に取り付けるために前記外環を物品に回し掛け、該外環に連なる前記第1のループの一部を引く。その結果、前記外環の一部が前記結び目内を移動し、前記外環の直径又はその大きさが漸減し、前記外環が前記物品をその周囲から締め付ける。これにより、前記物品に前記蝶結びが取り付けられる。
本考案にあっては、前記第1のループの一部をさらに引いて前記外環に引張力を与えると、前記結び目に前記内環が巻き付いているために前記第1の垂れに伝達されない前記引張力により前記物品がさらに締め付けられる。その結果、前記物品に取り付けられた前記蝶結びの前記物品の表面上における位置ずれや、前記物品からの分離が容易に生じないようにされる。
本考案に係る装飾用の蝶結びの斜視図である。 他の方向から見た蝶結びの斜視図である。 内環を減径し始めた状態における蝶結びの斜視図である。 内環の減径をさらに進めた状態における蝶結びの斜視図である。 第1の垂れ及び内環を形成した状態にあるリボン片の斜視図である。 さらに外環を形成した状態にあるリボン片の斜視図である。 さらに第1のループを形成した状態にあるリボン片の斜視図である。 さらに結び目の形成途上にある状態にあるリボン片の斜視図である。 さらに第2のループおよび第2の垂れを形成した状態にあるリボン片の斜視図である。 物品に蝶結びが取り付けられた状態を示す概略的な斜視図である。
図1〜図4を参照すると、本考案に係る蝶結びが全体に符号10で示されている。蝶結び10は、贈答品又はその包装である箱、瓶、袋等からなる物品Bを装飾するために用いられる(図10参照)。
蝶結び10は、一端部52(図5)及び他端部54(図9)を有するリボン片50(図5)により形成されている。リボン片50は、合成繊維製、化学繊維製、天然繊維製等の織物又は不織布、合成樹脂製のテープ等からなり、物品Bの大きさ、装飾効果等を考慮して、任意の幅寸法及び任意の長さ寸法を有するものを選択、使用することができる。
蝶結び10は、第1の垂れ12と、該第1の垂れから螺旋状に伸びる内環16及び外環18からなる二重環14と、該二重環の外環18に連なる第1のループ20と、該第1のループに連なり、二重環14が規定する空間S(図2参照)の外側S1からその内側S2を経て二重環14の一部を取り巻く結び目22と、該結び目に連なり、結び目22内を経て伸びる第2のループ24と、該第2のループに連なる第2の垂れ26とを備える。ここにおいて、第1の垂れ12及び第2の垂れ26はそれぞれリボン片50の一端部52及び54からなり、また、二重環14、第1のループ20、結び目22及び第2のループ24は、リボン片50の両端部52,54間の部分(中間部分)からなる。
蝶結び10においては、これを構成する第1及び第2の両ループ20,24と第1及び第2の両垂れ12、26とが主たる装飾機能を担い、また、二重環14のうちの外環18が前記物品に対する蝶結び10の取り付け機能を担う。
前記物品への蝶結び10の取り付けは、次のようにして行うことができる。
まず、結び目22に対して第1の垂れ12を引く。これにより、第1の垂れ12に連なる内環16の一部が結び目22内を移動する。この移動に伴い、内環16の内径D1(図2)が次第に減少(漸減)し(図3)、内環16は最終的に結び目22に巻き付く(図4)。この内環16の巻き付きにより、第1の垂れ12及び外環18が、それぞれ、これらの一端において実質的に結び目22に固定される。
次に、外環18を物品Bに回し掛ける。例えば、図10に示すように、物品Bが箱であるときは該箱にその周りを取り巻くように外環18を回し掛け、前記物品が瓶(図示せず)であるときはその首、胴等の周りに外環18を回し掛け、あるいは、前記物品が袋(図示せず)からなるときは該袋の口の近傍の窄めた箇所の周りに外環18をかける。次いで、結び目22に対して外環18に連なる第1のループ20の一部を引く。これにより、外環18の一部が結び目22内を移動する。この移動に伴い、外環18の直径D2(図4)が次第に減少し、また物品Bの外形に従って変形し、物品Bをその周りから締め付ける。その結果、蝶結び10が物品Bに取り付けられる。
外環18及び第1の垂れ12は、前記したように、これらの両端の一方において結び目22に固定されていることから、結び目に対して第1のループ20の一部をさらに引くとき、その引く力(引張力)は第1の垂れ12に伝達されず、物品Bに対する外環18の締め付けの程度を増大させることに費やされる。その結果、外環18がより緊張し、物品Bに対して緩みにくい状態におかれる。これにより、物品Bの表面上における蝶結び10の位置ずれや、物品Bからの蝶結び10の分離が容易に生じないようにされる。
なお、物品Bへの蝶結び10の取り付けのために第1のループ20の一部を引くと、第1のループ20が規定する空間の大きさ(ループの大きさ)が増大し、第1のループ20の大きさと第2のループ24の大きさとの間に不均衡が生じることがある。この不均衡の発生は、蝶結び10を形成するとき、第1のループ20の大きさの前記増大の程度を見込んで、予め第2のループ24を比較的大きいものとしておくことにより、回避することができる。
蝶結び10は、リボン片50を用いて、次のようにして形成することができる(図5〜図9参照)。なお、以下の説明において「一部」とは、リボン片50の一部を意味する。
まず、図5に示すように、リボン片50の一端部52に連なる他の一部56を螺旋状に巻き、さらに、図6に示すように、螺旋状に巻かれた一部56に連なる他の一部58を螺旋状の一部56の周りに螺旋状に巻く。螺旋状の一部58の大きさは、物品Bの周囲を取り囲み得るものに設定される。螺旋状の一部56及び螺旋状の一部58は、それぞれ、蝶結び10における二重環14の内環16及び外環18に相当する。
次に、図7に示すように、螺旋状の一部56、58を重ね合わせた部分において、一部58に連なる他の一部60を折り返す。折り返された一部60は、蝶結び10における第1のループ20に相当する。
引き続き、図8に示すように、折り返された一部60に連なる他の一部62で、2つの螺旋状の一部56,58を前記重ね合わせた部分において取り巻く。2つの螺旋状の一部56,58を取り巻く一部62は、蝶結び10における結び目22に相当する。
次いで、図9に示すように、螺旋状の一部56,58を取り巻く一部62に、該一部に連なる他の一部64を通し、次いで折り返し、折り返された一部64に連なるリボン片50の他端部54を、螺旋状の一部56,58を取り巻く一部62に通して出す。折り返された一部64と他端部54は、それぞれ、蝶結び10における第2のループ24と第2の垂れ26に相当する。
最後に、第1及び第2のループ20、24にそれぞれ相当するリボン片50の2つの一部60,64を互いに反対方向に向けて引っ張ると、結び目22に相当する一部62が、これが取り囲むものを固く締め付ける。その結果、蝶結び10が形成される。
10 装飾用の蝶結び
12 第1の垂れ
14 二重環
16 内環
18 外環
20 第1のループ
22 結び目リボン片の一部及び他の一部
24、26 リボン片の一端部及び他端部
28 結び目

Claims (1)

  1. 一端部及び他端部を有するリボン片で形成された装飾用の蝶結びであって、
    前記リボン片の一端部からなる第1の垂れと、該第1の垂れから螺旋状に伸びる内環及び外環からなる二重環と、該二重環の外環に連なる第1のループと、該第1のループに連なり、前記二重環が規定する空間の外側からその内側を経て前記二重環の一部を取り巻く結び目と、該結び目に連なり、該結び目を経て伸びる第2のループと、該第2のループに連なり前記結び目を経て伸びる、前記リボン片の他端部からなる第2の垂れとを備える、蝶結び。
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