JP2023076089A - 装飾用の蝶結び - Google Patents

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Taizo Aoyama
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【課題】いわゆる十字掛けと称される態様での物品への取り付けが可能である装飾用の蝶結びを提供すること。【解決手段】蝶結び10は、リボン30の一端部26からなる第1の垂れ16と、第1の垂れから環状に伸びる第1の環状の帯14と、第1の環状の帯から伸びる第2の環状の帯15と、第2の環状の帯から伸び第1及び第2の両環状の帯を緊縛する第1の結び目20と、第1の結び目からループ状に伸びる第1のループ24と、第1のループから第1の環状の帯が規定する環状空間S1の外側から内側へ伸び、さらに環状空間の内側から第2の環状の帯が規定する環状空間S2の内側へと伸びる第2の結び目であって第1の結び目の周囲を取り巻く第2の結び目22と、第2の結び目からループ状に伸び第2の結び目に通された第2のループ24と、第2のループから伸びる、 リボン30の他端部28からなる第2の垂れ18とを備える。【選択図】図4

Description

本発明は、商品やその包装からなる物品の装飾に用いられる蝶結びに関する。
従来、一片のリボンで形成された装飾用の蝶結びが提案されている。この蝶結びは、リボンの一端部からなる第1の垂れと、第1の垂れから環状に伸びる環状の帯と、環状の帯からループ状に伸びる第1のループと、第1のループから環状の帯が規定する環状空間の外側から内側へ伸び、さらに外側へ伸び出る結び目と、結び目からループ状に伸び結び目に通された第2のループと、第2のループから伸びる第2の垂れとを備える。
この蝶結びによれば、一方の手の指で結び目を摘まみ他方の手の指で第1の垂れを引くと、第1の垂れに連なる環状の帯が結び目を通過し、環状の帯の大きさ又は直径が次第に小さくなる。このことから、販売員が店頭において商品やその包装からなる物品に蝶結びを付するに当たり、物品にその周りを取り巻くように環状の帯を掛け、結び目を摘まみ第1の垂れを引いて環状の帯で物品を締め付けることで、いわゆる一文字掛けと称される態様での物品への蝶結びの取り付けを行うことができる。
ところで、前記一文字掛けの他に、いわゆる十字掛けと称される態様での物品への取り付けが可能である蝶結びがあれば、店頭における蝶結びの取り付け態様の選択幅を広げることが可能であり、便宜であると考えられる。
実用新案登録第3232988号公報
本発明は、前記従来の実情に鑑み、いわゆる十字掛けと称される態様での物品への取り付けが可能である装飾用の蝶結びを提供する。
本発明は、一端部及び他端部を有する一片のリボンで形成された装飾用の蝶結びに係る。前記蝶結びは、前記リボンの一端部からなる第1の垂れと、前記第1の垂れから環状に伸びる第1の環状の帯と、前記第1の環状の帯から伸びる第2の環状の帯と、前記第2の環状の帯からループ状に伸びる第1のループと、前記第1のループから前記第1の環状の帯が規定する環状空間の外側から内側へ伸び、さらに前記環状空間の内側から前記第2の環状の帯が規定する環状空間の内側へと伸びる結び目と、前記結び目からループ状に伸び前記結び目に通された第2のループと、前記第2のループから伸びる第2の垂れとを備える。
この蝶結びによれば、一方の手の指で第2の結び目を摘まみ他方の手の指で第1の垂れを引くと、前記結び目を通る第1及び第2の両環状の帯がこれらの一部において前記結び目を移動し、前記第1及び第2の両環状の帯の大きさ又は直径がそれぞれ次第に小さくなる。このことから、販売員が店頭において商品やその包装からなる物品に蝶結びを付するに当たり、物品にその周りを取り巻くように前記第1及び第2の両環状の帯を十字に掛け、前記結び目を摘まんで前記第1の垂れを引いて前記第1及び第2の両環状の帯で物品を締め付けることで、いわゆる十字掛けと称される態様で物品への蝶結びの取り付けを容易に行うことができる。
本発明は、また、前記第2の環状の帯から伸び第1及び第2の両環状の帯を緊縛する結び目(第1の結び目)を備える蝶結びを提供する。すなわち、前記リボンの一端部からなる第1の垂れと、前記第1の垂れから環状に伸びる第1の環状の帯と、前記第1の環状の帯から伸びる第2の環状の帯と、前記第1の結び目と、前記第1の結び目からループ状に伸びる第1のループと、前記第1のループから前記第1の環状の帯が規定する環状空間の外側から内側へ伸び、さらに前記環状空間の内側から前記第2の環状の帯が規定する環状空間の内側へと伸びる第2の結び目であって前記第1の結び目の周囲を取り巻く第2の結び目と、前記第2の結び目からループ状に伸び前記第2の結び目に通された第2のループと、前記第2のループから伸びる第2の垂れとを備える蝶結びを提供する。
この蝶結びによれば、一方の手の指で第2の結び目を摘まみ他方の手の指で第1の垂れを引くと、第1の結び目及び第2の結び目を通る第1及び第2の両環状の帯がこれらの一部において両結び目を移動し、前記第1及び第2の両環状の帯の大きさ又は直径がそれぞれ次第に小さくなる。このことから、販売員が店頭において商品やその包装からなる物品に蝶結びを付するに当たり、物品にその周りを取り巻くように前記第1及び第2の両環状の帯を十字に掛け、前記第2の結び目を摘まんで前記第1の垂れを引いて前記第1及び第2の両環状の帯で物品を締め付けることで、いわゆる十字掛けと称される態様で物品への蝶結びの取り付けを容易に行うことができる。
また、この蝶結びにあっては、前記第1及び第2の両環状の帯を緊縛する第1の結び目が前記第2の結び目によりその周囲が取り巻かれていることから、前記物品への蝶結びの取り付けの際、前記第2の結び目を摘まむとき、前記第2の結び目の上から前記第1の結び目を摘まむことができ、前記第1の結び目を摘まむことで前記第2の結び目を前記第1の結び目上に保持することができる。このことから、第1及び第2の両結び目を通る前記第1及び第2の両環状の帯による前記第2の結び目の引きずりと、これによる前記第2の結び目の解け及びこれに伴う前記蝶結びの形態崩壊とが防止される。また、前記第1及び第2の両環状の帯は前記第1の結び目により緊縛された状態にあることから、前記物品への取り付け後、前記環状の帯が緩みにくく、前記物品に対する蝶結びの取付状態が強固に維持される。
前記蝶結びのいずれについても、前記第2のループ及び第2の垂れが、前記リボンの両面がそれぞれ反転するように捻りを加えられた前記リボンの一部及び該一部に連なる他端部からなるものとすることができる。これによれば、物品に取り付けられる前記蝶結びを前記リボンの一面のみが表側に現われるものとすることができる。なお、前記第1の結び目を備える蝶結びにあっては、前記第1の結び目が前記第2の結び目に取り巻かれていることから、前記第1の結び目を覆う前記第2の結び目が表側に現われる。
物品とその装飾のためにこれに十字掛けに取り付けられた、第1の結び目を備える蝶結びとを概略的に示す斜視図である。 図1に示す蝶結びの第1の結び目の形成直前におけるリボンの斜視図である。 図1に示す蝶結びの第1の結び目の形成直後におけるリボンの斜視図である。 図1に示す蝶結びの第1の結び目の形成後、蝶結びの形成途上にあるリボンの斜視図である。 図1に示す蝶結びの形成過程の最後におけるリボンの斜視図である。 第1の結び目を有しない蝶結びの形成過程にあるリボンの斜視図である。
図1を参照すると、蝶結びが全体に符号10で示されている。蝶結び10は、その装飾対象である任意の商品又はその包装からなる物品Aに十字に掛けられ、取り付けられている。図示の物品Aは商品が納められた包装箱からなる。
蝶結び10は、主たる装飾機能を発揮する本体12と、本体12を物品Aに取り付ける機能を担う第1の環状の帯14及び第2の環状の帯15とからなる。蝶結び10の本体12は、第1及び第2の2つの垂れ16、18と、第1の結び目20(図3、図4参照)及び第1の結び目20の周囲を取り巻く第2の結び目22と、第1及び第2の2つのループ24、25とからなる。第1及び第2の2つの垂れ16、18は、図上、左右に位置する第1及び第2の2つのループ24、25下に位置し、また、両ループ24、25間に位置する第2の結び目22から垂れ下がる外観を呈する。
蝶結び10は、一端部26及び他端部28を有する一片のリボン30(図2~図5参照)で形成されている。リボン30は、合成繊維製、化学繊維製、天然繊維製等の織物又は不織布、あるいは合成樹脂製のテープからなる。リボン30は互いに相対する一面(〇印で示す表面)及び他面(△印で示す裏面)を有する。例えば、リボン30は、模様が施された一面と、無模様の他面とを有する。
次に、リボン30を用いて行う蝶結び10の形成過程を順を追って示す図2~図5を参照して、蝶結び10の詳細について説明する。
図2及び図3に示すように、蝶結び10の本体12を構成する第1の垂れ16はリボン30の一端部26からなる。第1の環状の帯14は、リボン30の一端部26に連なるリボン30の一部32からなり、第1の垂れ16から環状に伸びている。第2の環状の帯15は、リボン30の一部32に連なる他の一部34からなり、第1の環状の帯14から環状に伸びている。第1の環状の帯14(リボン30の一部32)と第2の環状の帯15(リボン30の一部34)とは、図2で見て、全体に数字の8の字の形を呈し、互いに重ね合わされ交差する交差箇所27を有する。図示の例においては、物品Aの大きさを見込んで第1の環状の帯14の大きさ(直径)が第2の環状の帯15の大きさ(直径)より大きいものとされている。但し、第1の環状の帯14及び第2の環状の帯15のそれぞれの大きさ(直径)は任意に設定することができる。第1の結び目20は、リボン30の一部34に連なる他の一部36からなり、第1及び第2の両環状の帯14、15をこれらの交差箇所27において固結びに結んでなる。前記固結びは、リボン30の一端部26に対して他端部28を比較的強く引くことにより形成することができる。
また、図4に示すように、第1のループ24は、リボン30の一部36に連なるリボン30の他の一部38を折り返してなり、第1の結び目20からループ状に伸びている。第2の結び目22は、リボン30の一部38に連なる他の一部40からなり、第1のループ24から第1の環状の帯14が規定する環状空間Sの外側から内側へ伸び、さらに環状空間Sの内側から第2の環状の帯15が規定する環状空間Sの内側へと伸び、第1の結び目20の周囲を取り巻いている。第2のループ25は、リボン30の一部40に連なる他の一部42を折り返してなり、第2の結び目22からループ状に伸び、第2の結び目22に通されている(図4に一点鎖線で示す矢印B及び図5参照)。また、第2の垂れ18は、リボン30の一部42に連なる他端部28からなり、第2のループ25から伸び、第2の結び目22の外部に露出している(図5参照)。第1のループ24に対して第2のループ25を引いて第2の結び目22の輪を窄めると、第2の結び目22によって第1及び第2の両環状の帯14、15、及び第1の結び目20が締め付けられ、蝶結び10とされる。
ところで、蝶結び10の第1の垂れ16、第1の環状の帯14、第2の環状の帯15、第1のループ24及び第2の結び目22には、これらの表側すなわち人の目に触れるところに、リボン30の一面(〇印)が現われる。第1の結び目20は、第2の結び目22に覆われ、表側には表れない。他方、第2の結び目22から伸びる第2のループ25及び該第2のループから伸びる第2の垂れ18には、蝶結び10の前記形成過程において、リボン30の他面(△印)が表側に現われる。
そこで、図4に示すように、第2の結び目22の形成後、リボン30の一部40において、リボン30の両面(〇印及び△印)がそれぞれ反転するように捻り44を加える。これにより、形成される第2のループ25及び第2の垂れ18の表側に現れる面をそれぞれリボン30の一面(〇印)とすることができる。但し、例えばリボン30の表面に模様が施されておらず表裏両面が無模様で同一色であるときは、リボン30の一部40に捻り44を加えることなく、第2のループ25及び第2の垂れ18とすることができる。
ところで、第1の結び目20を有しない他の例の蝶結び(図示せず)もまた物品Aへの十字掛けの取り付けが可能である。前記他の例の蝶結びは、第1の結び目20を有する蝶結び10の第1及び第2の2つの環状の帯14、15に相当する第1及び第2の2つの環状の帯と、第1及び第2の2つの垂れ16、18に相当する第1及び第2の2つの垂れと、第2の結び目22に相当する1つの結び目と、第1及び第2の2つのループ24、25に相当する第1及び第2の2つのループとを備え、蝶結び10と同様の外観を呈する。
以下、図4に相当する図6を参照して、前記他の例の蝶結びについて説明する。説明に当たり、理解の便宜のために、前記第1及び第2の2つの環状の帯(14、15)と、前記第1及び第2の2つの垂れ(16、18)と、前記1つの結び目(22)と、前記第1及び第2の2つのループ(24、25)とに、それぞれ、括弧()内に示すように、蝶結び10におけると同じ参照符号を付す。
図6に示すように、第1の垂れ16は一片のリボン30の一端部26からなる。第1の環状の帯14は、リボン30の一端部26に連なるリボン30の一部32からなり、第1の垂れ16から環状に伸びている。第2の環状の帯15は、リボン30の一部32に連なる他の一部34からなり、第1の環状の帯14から伸びている。第1の環状の帯14(リボン30の一部32)と第2の環状の帯15(リボン30の一部34)とは、図6で見て、全体に数字の8の字の形を呈し、互いに重ね合わされ交差する交差箇所27を有する。
また、第1のループ24は、リボン30の一部34に連なるリボン30の他の一部46を折り返してなり、第2の環状の帯15からループ状に伸びている。結び目22は、リボン30の一部46に連なる他の一部48からなり、第1のループ24から第1の環状の帯14が規定する環状空間Sの外側から内側へ伸び、さらに環状空間Sの内側から第2の環状の帯15が規定する環状空間Sの内側へと伸び、交差箇所27の周囲を取り巻いている。第2のループ25は、リボン30の一部48に連なる他の一部50を折り返してなり、結び目22からループ状に伸び、第2の結び目22に通されている(図6に一点鎖線で示す矢印B参照)。また、第2の垂れ18は、リボン30の一部50に連なる他端部28からなり、第2のループ25から伸び、結び目22の外部に露出している。第1のループ24に対して第2のループ25を引いて結び目22の輪を窄めると、結び目22によって第1及び第2の両環状の帯14、15が締め付けられ、前記他の例の蝶結びとされる。
前記他の例の蝶結びにおいても、その形成過程において、結び目22から伸びる第2のループ25及び該第2のループから伸びる第2の垂れ18にリボン30の他面(△印)が表側に現われる。そこで、結び目22の形成後、リボン30の一部48において、リボン30の両面(〇印及び△印)がそれぞれ反転するように捻り44を加える。これにより、形成される第2のループ25及び第2の垂れ18の表側に現れる面をそれぞれリボン30の一面(〇印)とすることができる。但し、例えばリボン30の表面に模様が施されておらず表裏両面が無模様で同一色であるときは、リボン30の一部40に捻り44を加えることなく、第2のループ25及び第2の垂れ18とすることができる。
第1の結び目20を有する蝶結び10においては、一方の手の指で第2の結び目22を摘まみ他方の手の指で第1の垂れ16を引くと、第1の結び目20及び第2の結び目22を通る第1及び第2の両環状の帯14、15がこれらの一部において両結び目20、22を移動し、両環状の帯14、15の空間S、Sの大きさ又は直径が次第に小さくなる。このことから、販売員が店頭において物品Aに蝶結び10を付するに当たり、物品Aにその周りを取り巻くように両環状の帯14、15を十字に掛け、第2の結び目22を摘まんで第1の垂れ16を引いて両環状の帯14、15で物品Aを締め付けることで、物品Aへの蝶結び10の取り付けを容易に行うことができる。また、前記他の例の蝶結びにおいては、一方の手の指で結び目22を摘まみ他方の手の指で第1の垂れ16を引くと、結び目22を通る第1及び第2の両環状の帯14、15がこれらの一部において両結び目20、22を移動し、両環状の帯14、15の空間S、Sの大きさ又は直径が次第に小さくなる。このことから、販売員が店頭において物品Aに前記他の例の蝶結びを付するに当たり、物品Aにその周りを取り巻くように両環状の帯14、15を十字に掛け、結び目22を摘まんで第1の垂れ16を引いて両環状の帯14、15で物品Aを締め付けることで、物品Aへの蝶結び10の取り付けを容易に行うことができる。
また、第1の結び目20を有する蝶結び10にあっては、その第2の結び目22が環状の帯14を緊縛する第1の結び目20の周囲を取り巻いていることから、物品Aへの蝶結び10の取り付けの際、第2の結び目22を摘まむとき、第2の結び目22の上から第1の結び目20を摘まむことができる。第1の結び目20を摘まむことで第2の結び目22を第1の結び目20上に保持することができる。これにより、第1の垂れ16を引くとき、第1及び第2の両結び目20、22を通る両環状の帯14、15の一方又は双方による第2の結び目22の引きずりと、これによる第2の結び目22の解け及びこれに伴う蝶結び10の形態崩壊とを防止することができる。また、両環状の帯14、15は第1の結び目20により緊縛された状態にあることから、物品Aへの蝶結び10の取り付け後、両環状の帯14、15が緩みにくく、物品Aに対する蝶結び10の取付状態が強固に維持される。
10 装飾用の蝶結び
12 本体
14 第1の環状の帯
15 第2の環状の帯
16 第1の垂れ
18 第2の垂れ
20 第1の結び目
22 第2の結び目
24 第1のループ
25 第2のループ
26 リボンの一端部
28 リボンの他端部
30 リボン
44 捻り
第1の環状の帯が規定する環状空間
第2の環状の帯が規定する環状空間

Claims (4)

  1. 一端部及び他端部を有する一片のリボンで形成された装飾用の蝶結びであって、
    前記リボンの一端部からなる第1の垂れと、
    前記第1の垂れから環状に伸びる第1の環状の帯と、
    前記第1の環状の帯から伸びる第2の環状の帯と、
    前記第2の環状の帯からループ状に伸びる第1のループと、
    前記第1のループから前記第1の環状の帯が規定する環状空間の外側から内側へ伸び、さらに前記環状空間の内側から前記第2の環状の帯が規定する環状空間の内側へと伸びる結び目と、
    前記結び目からループ状に伸び前記結び目に通された第2のループと、
    前記第2のループから伸びる第2の垂れとを備える、装飾用の蝶結び。
  2. 前記第2のループ及び前記第2の垂れは、それぞれ、前記リボンの両面がそれぞれ反転するように捻りを加えられた前記リボンの一部及び該一部に連なる他端部からなる、請求項1に記載の装飾用の蝶結び。
  3. 一端部及び他端部を有する一片のリボンで形成された装飾用の蝶結びであって、
    前記リボンの一端部からなる第1の垂れと、
    前記第1の垂れから環状に伸びる第1の環状の帯と、
    前記第1の環状の帯から伸びる第2の環状の帯と、
    前記第2の環状の帯から伸び第1及び第2の両環状の帯を緊縛する第1の結び目と、
    前記第1の結び目からループ状に伸びる第1のループと、
    前記第1のループから前記第1の環状の帯が規定する環状空間の外側から内側へ伸び、さらに前記環状空間の内側から前記第2の環状の帯が規定する環状空間の内側へと伸びる第2の結び目であって前記第1の結び目の周囲を取り巻く第2の結び目と、
    前記第2の結び目からループ状に伸び前記第2の結び目に通された第2のループと、
    前記第2のループから伸びる第2の垂れとを備える、装飾用の蝶結び。
  4. 前記第2のループ及び前記第2の垂れは、それぞれ、前記リボンの両面がそれぞれ反転するように捻りを加えられた前記リボンの一部及び該一部に連なる他端部からなる、請求項3に記載の装飾用の蝶結び。
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