JP3213576U - リボン飾り - Google Patents

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Abstract

【課題】全体の美観を損なうことなく、簡単に効率良く製作することができるリボン飾りを提供する。【解決手段】リボン飾り1は、リボン体10を、結着箇所で材料の幅方向に重ね合わせた状態のまま、固定部材で束ねて固定したリボン飾りにおいて、固定部材は、線材と、線材より柔軟な可撓被覆材とからなる短冊状の結着部材であること、リボン体10のうち、重ね合わせて束ねた状態の結着箇所に、結着部材を、当該リボン飾り1の外側の位置から掛け渡した結着部材の端部同士が、当該リボン飾り1の内側で結束され、当該リボン飾り1は、結着部材で結束した結着箇所に被覆部材20を接着材で固着することにより、外部と遮断した状態で結着部材を包囲し、被覆部材20が、当該リボン飾り1の一部をなしている。【選択図】図1

Description

この考案は、例えば、主として、ファッション性を求めた被服(帽子類やパンツ類を含む)や鞄、インテリア用品への装飾、祝意を込めた贈り物への加飾のほか、ヘアピンやヘアバンドに代表される女性向けの装飾用アクセサリー等、装飾対象物に使用するリボン飾りに関する。
リボン飾りは、多くの人に良く知られ、様々な態様のリボン飾りを目にする機会が、日常生活を通じて多々ある。リボン飾りは、例えば、発表会や集まり、コンサート、披露宴、外出先での食事会等の参加や接客に伴い、装飾アクセサリーを身にまとっておしゃれをする女性に付されるほか、商品の包装等に付される。リボン飾りを包装に付して用いる場合には、包装用リボンは、商品の入った包装紙等に、手際よく店員によって付され、包装用リボンで包装紙等を装飾した商品が店舗で販売される。このような包装用リボンの一例は、特許文献1に開示されている。
特許文献1は、品物を容器や包装紙で包装した上で、これら容器等に掛ける包装用リボンである。特許文献1では、細長い片からなるリボンを複数並設し、これらのリボン同士の中央部を連接すると共に、これら複数のリボンに蝶リボン部を付加するのにあたり、帯状のリボンをループ状に閉じた蝶リボン部の中心が、金属線入り帯状フィルム製の留め具を用いて留められている。特許文献1によれば、客が購入したクリスマスプレゼント等の商品に対し、店員が、商品の包装にリボン掛けのサービス(いわゆる「ラッピングサービス」)を店頭で行う場合、店員は、留め具を使用して、縦横に掛けられたリボンに蝶リボン部を取付ける。取付けられた留め具は、装飾する包装用リボンの一部となり、外部から視認できている。
一般的なラッピングサービスでは主に、来店した客の待ち時間をより短くして、高い精度のリボン飾りを速やかに形作ることが求められている。特許文献1の包装用リボンは、いわゆるラッピングサービスを前提にしているため、留め具がそのまま外部に露出していても、包装用リボンの体裁に大きな影響はなく、客への支障もない。
特許第3952235号公報
しかしながら、前述したように、例えば、発表会や集まり、コンサート、披露宴、外出先での食事会等の参加や接客に伴い、装飾用アクセサリーを身にまとっておしゃれをする女性に付すリボン飾りの場合のほか、インテリア用品として、ティッシュケースやメイクブラシ立て等の日用雑貨品にリボン飾りを付す場合等には、リボン飾りは、装飾する人や物品に対し、その美しさや華麗さを演出させる役割を担うため、リボン飾りに、意匠上、美観が必要とされる。仮に、このような美観演出用のリボン飾りに、特許文献1のような金属線入り帯状フィルム製の留め具が、装飾するリボン飾りの一部となって、外部から視認できる位置に取り付いていると、意匠上、美観演出用のリボン飾り全体の美観が損なわれてしまい、付加価値が低下してしまう問題がある。
他方で近年、美観演出用のリボン飾りを付ける人の中には、大量生産された市販のリボン飾りを避け、オーダーメード等で製作したオリジナルのリボン飾りを身にまとう人が、年々増加する傾向にある。このような美観演出用のリボン飾りを製作するとき、帯状の材料をループ状に閉じたリボン体同士を、束ねた状態で結着する作業工程や、リボン体を、ヘアピンやゴムバンド等の装飾留め具に結着する作業工程等で、リボン体の結着に糸を用いると、リボン体を確実に結着できるが、リボン体を束ねた状態に維持したまま、結着箇所に糸を巻いて留める作業は、作業者にとって困難である。
本考案は、上記問題点を解決するためになされたものであり、全体の美観を損なうことなく、簡単に効率良く製作することができるリボン飾りを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係るリボン飾りは、以下の構成を有する。
(1)帯状の材料を長手方向で折り返すことにより、ループ状に閉じた1または複数のリボン体を、結着箇所で、前記材料の厚み方向、かつ前記長手方向に直交する幅方向に重ね合わせた状態のまま、固定部材により束ねて固定されたリボン飾りにおいて、前記固定部材は、芯となる線材と、前記線材より柔軟な可撓性を有する樹脂製、またはゴム製の可撓被覆材とからなり、変形自在に形成された短冊状の結着部材であること、前記リボン体のうち、重ね合わせて束ねた状態の前記結着箇所に、前記結着部材を、当該リボン飾りの外側となる位置から掛け渡して巻いた前記結着部材の端部同士が、当該リボン飾りの内側で結束されていること、当該リボン飾りは、前記結着部材を被覆可能に形成された被覆部材を、前記結着部材で結束した前記結着箇所に接着剤で固着することにより、外部と遮断した状態で、前記結着部材を包囲してなり、前記被覆部材が、当該リボン飾りの一部をなしていること、を特徴とする。
(2)(1)に記載するリボン飾りにおいて、前記結着部材は、ビニル(vinyl)基を有する樹脂フィルム製の前記可撓被覆材で、金属製の前記線材を被覆してなること、を特徴とする。
(3)(1)または(2)に記載するリボン飾りにおいて、装飾対象物に取付けて留めるための装着留め部材を備えていること、を特徴とする。
上記構成を有する本考案のリボン飾りの作用・効果について説明する。
(1)帯状の材料を長手方向で折り返すことにより、ループ状に閉じた1または複数のリボン体を、結着箇所で、材料の厚み方向、かつ長手方向に直交する幅方向に重ね合わせた状態のまま、固定部材により束ねて固定されたリボン飾りにおいて、固定部材は、芯となる線材と、線材より柔軟な可撓性を有する樹脂製、またはゴム製の可撓被覆材とからなり、変形自在に形成された短冊状の結着部材であること、リボン体のうち、重ね合わせて束ねた状態の結着箇所に、結着部材を、当該リボン飾りの外側となる位置から掛け渡して巻いた結着部材の端部同士が、当該リボン飾りの内側で結束されていること、当該リボン飾りは、結着部材を被覆可能に形成された被覆部材を、結着部材で結束した結着箇所に接着剤で固着することにより、外部と遮断した状態で、結着部材を包囲してなり、被覆部材が、当該リボン飾りの一部をなしていること、を特徴とする。この特徴により、リボン体同士を束ねた状態で結着する場合や、結着箇所で重ね合わせて束ねた状態のリボン体に、それに付随する他の部材や、ヘアゴム、留め金具、ヘアピン等の装着留め部材を、一つにまとめて束ねた状態で結着する場合に、その結着作業が、結着箇所に糸を巻いて留める従来技術に比べ、効率良く簡単にでき、作業時間も短縮化できる。また、被覆部材が、外部と遮断した状態で、結着部材で結束した結着箇所全体を包囲しているため、結着部材は、外部から視認できず、美観演出用として、意匠上、本考案のリボン飾り全体の美観が損なわれることもなく、本考案のリボン飾りの付加価値は維持できている。
従って、本考案に係るリボン飾りによれば、全体の美観を損なうことなく、簡単に効率良く製作することができる、という優れた効果を奏する。
(2)に記載するリボン飾りにおいて、結着部材は、ビニル(vinyl)基を有する樹脂フィルム製の可撓被覆材で、金属製の線材を被覆してなること、を特徴とする。この特徴により、作業者は、本考案のリボン飾りの製作過程で、リボン体の結着箇所に対し、重ね合わせて束ねる作業を片手で行いながら、反対の手で、重ね合わせて束ねた状態の結着箇所に結着部材を掛け渡して巻き、結着部材の端部同士を結束する作業を同時に、効率良くかつ確実に行うことができる。
(3)に記載するリボン飾りにおいて、装飾対象物に取付けて留めるための装着留め部材を備えていること、を特徴とする。この特徴により、例えば、発表会や集まり、コンサート、披露宴、外出先での食事会等の参加や接客に伴い、装飾アクセサリーを身にまとっておしゃれをする機会をはじめ、種々の正装の場では、装飾対象物として、被服(帽子類やパンツ類を含む)や髪に、本考案のリボン飾りを飾った人や、本考案のリボン飾りを装飾した鞄等を手にする人は、美しく映え、気品に満ちた様相を呈するようになる。また、本考案のリボン飾りは、例えば、ティッシュケースやメイクブラシ立て等の日用雑貨品への加飾により、インテリア用品としての装飾、祝意を込めた贈り物への加飾のほか、ヘアピンやヘアバンドに代表される女性向けの装飾用アクセサリー等を対象とした美観演出用のリボン飾りとなる。そのため、本考案のリボン飾りは、装飾する人や物品に対し、その美しさや華麗さを、上品に演出して醸し出すことができる。
実施形態の第1実施例に係るリボン飾りを示す斜視図である。 実施形態に係るリボン飾りに用いる材料を示す斜視図である。 実施形態に係るリボン飾りに用いる結着部材を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 第1実施例に係るリボン飾りを製作する第1工程図である。 図4中、A−A矢視断面で示した説明図であり、(a)は結着箇所を結着部材で留める前の状態を示す第2工程図、(b)は結着箇所を結着部材で留めた後の状態を示す第3工程図である。 図5に続き、第4工程図である。 第2実施例に係るリボン飾りを示す斜視図である。 第3実施例に係るリボン飾りを示す平面図である。 第4実施例に係るリボン飾りを示す平面図である。 第5実施例に係るリボン飾りを示す斜視図である。 実施形態に係るリボン飾りに付したバッチ内の標章を例示した図である。
以下、本考案に係るリボン飾りについて、実施形態(第1実施例〜第5実施例)を図面に基づいて詳細に説明する。本考案に係るリボン飾りは、主として、ファッション性を求めた被服(帽子類やパンツ類を含む)、鞄、インテリア用品への装飾、祝意を込めた贈り物への加飾のほか、ヘアピンやヘアバンドに代表される女性向けの装飾用アクセサリー等、装飾対象物に使用される。インテリア用品には、例えば、ウエットティッシュケース、小物収納ボックス、リボンバッグ、ペン立て・メイクブラシ立て・ハサミ立て等のスタンドのほか、バレッタ・ピン・カチューシャ等も目に入る位置に配置して保持できるヘアアクセサリーホルダー等が挙げられる。
本考案に係るリボン飾りについて、本実施形態では、第1実施例〜第5実施例を挙げて説明するが、説明の便宜上、第1実施例に係るリボン飾りを代表して詳述し、第2実施例〜第5実施例に係るリボン飾りについては、第1実施例と異なる点だけを挙げて、簡単に説明する。
(第1実施例)
図1は、実施形態の第1実施例に係るリボン飾りを示す斜視図である。図2は、実施形態に係るリボン飾りに用いる材料を示す斜視図である。図3は、実施形態に係るリボン飾りに用いる結着部材を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。なお、図2において、左下−右上方向を材料2の長手方向L、上下方向を材料2の厚み方向T、左上−右下方向を、材料2の幅方向Wとする。また、図2以外の各図面で、材料2の長手方向、材料2の厚み方向、及び材料2の幅方向の記載は、図2に定義した方向に準じる。
第1実施例〜第5実施例とも、本実施形態に係るリボン飾り1(1A,1B,1C,1D,1E)は、帯状の材料2を長手方向Lで折り返すことにより、ループ状に閉じた1または複数のリボン体10を、結着箇所11で、材料2の厚み方向T、かつ長手方向Lに直交する幅方向Wに重ね合わせた状態のまま、結着部材50(図4参照)により束ねて固定されている。材料2は、例えば、本繻子、タフタ、ベルベット、グログラン等の素材からなり、図2に示すように、長手方向Lに平たく延びた帯状の織物である。この材料2は、形成するリボン体10の大きさに応じた長さになっている。
結着部材50は、芯となる線材51と、本実施形態では、線材51より柔軟な可撓性を有する樹脂製の可撓被覆材52とからなり、変形自在に形成された短冊状の部材である。具体的には、図3に示すように、結着部材50は、鉄芯等の金属製の線材51を、ビニル(vinyl)基を有する樹脂フィルム製の可撓被覆材52で被覆した部材であり、例えば、登録商標「ビニタイ」の商品に相当する市販品の結束部材である。結着部材50の長さは、約5cm前後である。
図1に示すように、第1実施例に係るリボン飾り1Aは、1つのリボン体10を、結着箇所11で、材料2の厚み方向T、かつ長手方向Lに直交する幅方向Wに重ね合わせた状態のまま、結着部材50(図4参照)により束ねて固定されている。リボン飾り1Aは、結着部材50を被覆可能に形成された被覆部材20と、例えば、帽子類やパンツ類を含む被服、鞄、インテリア用品、髪等の装飾対象物に取付けて留めるための装着留め部材30の一種として、ヘアゴム31(ゴム輪)を備えている。被覆部材20は、リボン体10の結着箇所11に巻かれるバンドであり、当該リボン飾り1Aを構成する一部となっている。
次に、リボン飾り1Aの製作方法について、図4〜図6を用いて説明する。図4は、第1実施例に係るリボン飾りを製作する第1工程図である。図5は、図4中、A−A矢視断面で示した説明図であり、(a)は結着箇所を結着部材で留める前の状態を示す第2工程図、(b)は結着箇所を結着部材で結束部を留めた後の状態を示す第3工程図である。図6は、図5に続き、第4工程図である。
はじめに、リボン体10の周長に対応した長さの材料2に対し、長手方向両端を繋ぎ、ループ状に閉じたリボン体10を1組準備しておく。また、結着部材50を1本準備する。このとき、市販されている結着部材50の長さが長く、結束後に端部53A側と端部53B側で余剰部が大きく生じる場合には、結束前に結着部材50をハサミで切断して、必要に応じた長さに調整しておく。
次に、第1工程では、図4に示すように、リボン体10のうちの中央部だけを、材料2の幅方向に2本の指で把持して、山折りと谷折りを互い違いに3箇所で折り返して重ね合わされた状態の結着箇所11を形成する。次に、第2工程では、図5(a)に示すように、リボン体10のうち、重ね合わせて束ねた状態の結着箇所11に、結着部材50が、当該リボン飾り1Aの外側OUTとなる位置から掛け渡される。このとき、リボン体10の結着箇所11において、当該リボン飾り1Aの内側INで開放する間隙部12が、2つ形成されるため、何れか片方の間隙部12にヘアゴム31の一部を挟み込んでおく。
次に、第3工程では、図5(b)に示すように、結着箇所11の間隙部12にヘアゴム31を挟み込んだ状態で、巻いた結着部材50の端部53A、53B同士を、当該リボン飾り1A(1)の内側INで結束する。結着部材50の結束では、ヘアゴム31を、リボン体10の結着箇所11でしっかりと保持できると共に、リボン体10に、柔らかな曲線で膨らませて意匠上の美観を演出できる程度に、結着箇所11の周りを結着部材50で締め付ける。結束後、端部53A側と端部53B側の余剰部を、より小さくして横に寝かせておく。
なお、本第1実施例では、ヘアゴム31の一部を、結着箇所11の間隙部12に挟み込んで、巻いた結着部材50の端部53A、53B同士を、当該リボン飾り1Aの内側INで結束したが、結着箇所11におけるヘアゴム31の留め方は、第1実施例に限定されるものではない。例えば、結着箇所11の間隙部12に、ヘアゴム31の一部を挟み込まず、巻いた結着部材50の端部53A、53B同士を、当該リボン飾り1Aの内側INで結束した後、端部53A側と端部53B側の余剰部でヘアゴム31の一部を留めて結着することにより、ヘアゴム31が保持されても良い。
次に、第4工程では、図6に示すように、重ね合わせて束ねた状態の結着箇所11を、結着部材50で固定した結束部13に、接着剤を塗布することにより、接着部14を形成する。次いで、被覆部材20を、接着部14に沿って巻き付けて固着することにより、被覆部材20が、外部と遮断した状態で、結着部材50を完全に包囲して装着される。かくして、図1に示すように、リボン飾り1Aが完成する。
(第2実施例)
次に、実施形態の第2実施例に係るリボン飾り1(1B)に、図7を用いて説明する。図7は、第2実施例に係るリボン飾りを示す斜視図である。図7に示すように、リボン飾り1Bは、1つのリボン体10と、平坦状のリボン体ベース15と、装着留め部材30とを有している。装着留め部材30は、本第2実施例では、ピンや、バレッタ等に用いられている金属製の留め金具32である。リボン体10は、リボン体ベース15上に配置され、留め金具32は、リボン体ベース15の下に配置されている。リボン体ベース15には、図11に示すような標章61を表示したバッチ60が付されている。なお、標章61の表示内容は、あくまでも一例に過ぎず、バッチ60の標章は、図11に限るものではなく、種々変更可能である。
リボン飾り1Bでは、第1実施例と同様、リボン体10のうちの中央部だけを、材料2の幅方向に2本の指で把持して、山折りと谷折りを互い違いに3箇所で折り返して重ね合わされた状態の結着箇所11を形成する。次いで、リボン体10のうち、重ね合わせて束ねた状態の結着箇所11と、リボン体ベース15と、留め金具32の固定部とに、結着部材50を、当該リボン飾り1Aの外側OUTとなる位置から掛け渡し、この結着部材50の端部53A、53B同士が、当該リボン飾り1Bの内側(図7中、紙面裏側)で結束されている。結束部13には、被覆部材20が巻かれている。
(第3実施例)
次に、実施形態の第3実施例に係るリボン飾り1(1C)に、図8を用いて説明する。図8は、第3実施例に係るリボン飾りを示す平面図である。図8に示すように、リボン飾り1Cは、第1実施例のヘアゴム31を有していないリボン飾りであり、バッチ60をリボン体10に付している。
(第4実施例)
次に、実施形態の第4実施例に係るリボン飾り1(1D)に、図9を用いて説明する。図9は、第4実施例に係るリボン飾りを示す平面図である。図9に示すように、リボン飾り1Dは、リボン体10を2つ有し、リボン飾り1Cと同様、バッチ60を一方のリボン体10に付している。
(第5実施例)
次に、実施形態の第5実施例に係るリボン飾り1(1E)に、図10を用いて説明する。図10は、第5実施例に係るリボン飾りを示す斜視図である。図10に示すように、リボン飾り1Eは、リボン体10を4つ有し、リボン飾り1Cと同様、バッチ60を一のリボン体10に付している。
以上、本実施形態に係るリボン飾り1の作用・効果について説明する。本実施形態に係るリボン飾り1では、帯状の材料2を長手方向Lで折り返すことにより、ループ状に閉じた1または複数のリボン体10を、結着箇所11で、材料2の厚み方向T、かつ長手方向Lに直交する幅方向Wに重ね合わせた状態のまま、固定部材により束ねて固定されたリボン飾りにおいて、固定部材は、芯となる線材51と、線材51より柔軟な可撓性を有する樹脂製の可撓被覆材52とからなり、変形自在に形成された短冊状の結着部材50であること、リボン体10のうち、重ね合わせて束ねた状態の結着箇所11に、結着部材50を、当該リボン飾り1の外側OUTとなる位置から掛け渡して巻いた結着部材50の端部53A,53B同士が、当該リボン飾り1の内側INで結束されていること、当該リボン飾り1は、結着部材50を被覆可能に形成された被覆部材20を、結着部材50で結束した結着箇所11に、接着材を塗布した接着部14で固着することにより、外部と遮断した状態で、結着部材50を包囲してなり、被覆部材20が、当該リボン飾り1の一部をなしていること、を特徴とする。この特徴により、リボン体10同士を束ねた状態で結着する場合や、結着箇所11で重ね合わせて束ねた状態のリボン体10に、それに付随するリボン体ベース15等の別部材や、ヘアゴム31、留め金具32、ヘアピン等の装着留め部材30を、一つにまとめて束ねた状態で結着する場合に、その結着作業が、結着箇所に糸を巻いて留める従来技術に比べ、効率良く簡単にでき、作業時間も短縮化できる。また、被覆部材20が、外部と遮断した状態で、結着部材50を含む結束部13全体を包囲しているため、結着部材50は、外部から視認できず、美観演出用として、意匠上、リボン飾り1全体の美観が損なわれることもなく、リボン飾り1の付加価値は維持できている。
従って、本実施形態のリボン飾り1によれば、全体の美観を損なうことなく、簡単に効率良く製作することができる、という優れた効果を奏する。
また、本実施形態に係るリボン飾り1によれば、結着部材50は、ビニル(vinyl)基を有する樹脂フィルム製の可撓被覆材52で、金属製の線材51を被覆してなること、を特徴とする。この特徴により、作業者は、リボン飾り1の製作過程で、リボン体10の結着箇所11に対し、重ね合わせて束ねる作業を片手で行いながら、反対の手で、重ね合わせて束ねた状態の結着箇所11に結着部材50を掛け渡して巻き、端部53A、53B同士を結束する作業を、同時に効率良くかつ確実に行うことができる。また、結着部材50は、市場に幅広く流通する市販品を使用することができるため、入手し易く安価である。
また、本実施形態に係るリボン飾り1によれば、装飾対象物に取付けて留めるための装着留め部材30を備えていること、を特徴とする。この特徴により、例えば、発表会や集まり、コンサート、披露宴、外出先での食事会等の参加や接客に伴い、装飾アクセサリーを身にまとっておしゃれをする機会をはじめ、種々の正装の場では、装飾対象物として、被服(帽子類やパンツ類を含む)や髪にリボン飾り1を飾った人や、リボン飾り1を装飾した鞄等を手にする人は、美しく映え、気品に満ちた様相を呈するようになる。また、リボン飾り1は、例えば、ティッシュケースやメイクブラシ立て等の日用雑貨品への加飾により、インテリア用品としての装飾、祝意を込めた贈り物への加飾のほか、ヘアピンやヘアバンドに代表される女性向けの装飾用アクセサリー等を対象とした美観演出用のリボン飾りとなる。そのため、リボン飾り1は、装飾する人や物品に対し、その美しさや華麗さを、上品に演出して醸し出すことができる。
以上において、本考案を実施形態の第1実施例〜第5実施例に即して説明したが、本考案は上記実施形態の第1実施例〜第5実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できる。
(1)例えば、実施形態では、結着部材50を、鉄芯等の金属製の線材51を、ビニル(vinyl)基を有する樹脂フィルム製の可撓被覆材52で被覆した部材で、例えば、登録商標「ビニタイ」の商品に相当する市販品の結束部材とした。しかしながら、結着部材は、芯となる線材と、線材より柔軟な可撓性を有する樹脂製、またはゴム製の可撓被覆材とからなり、変形自在に形成された短冊状であれば、結束部材の構成や材質は、何でも良い。
(2)また、実施形態では、リボン飾り1のデザインを、図1、図7、及び図8〜図10に例示したが、本考案に係るリボン飾りのデザインは、第1実施例〜第5実施例に限定されるものではなく、以下の条件を満たすものであれば、何でも良い。その条件は、「固定部材は、芯となる線材と、前記線材より柔軟な可撓性を有する樹脂製、またはゴム製の可撓被覆材とからなり、変形自在に形成された短冊状の結着部材であること、前記リボン体のうち、重ね合わせて束ねた状態の前記結着箇所に、前記結着部材を、当該リボン飾りの外側となる位置から掛け渡して巻いた前記結着部材の端部同士が、当該リボン飾りの内側で結束されていること、当該リボン飾りは、前記結着部材を被覆可能に形成された被覆部材を、前記結着部材で結束した前記結着箇所に接着剤で固着することにより、外部と遮断した状態で、前記結着部材を包囲してなり、前記被覆部材が、当該リボン飾りの一部をなしていること」である。
(3)また、実施形態の第1実施例〜第5実施例では、結着箇所11において、リボン体10のうちの中央部だけを、材料2の幅方向に2本の指で把持して、山折りと谷折りを互い違いに3箇所で折り返して重ね合わされたリボン飾り1(1A,1B,1C,1D,1E)を、例示して挙げた。しかしながら、結着箇所における材料の折り方は、実施形態に限定したものではなく、種々変更可能である。例えば、材料の幅方向の両端を谷折りとして、山折りと谷折りを交互に複数採り入れた折り方や、幅方向の片側を谷折りに、その反対側を山折りとする折り方等、結着箇所が、材料をその幅方向に折ることにより、折り返して重ね合わせることで束ねた状態になっていれば良い。
1,1A,1B,1C,1D,1E リボン飾り
2 材料
10 リボン体
11 結着箇所
20 被覆部材
30 装着留め部材
50 結着部材
51 線材
52 可撓被覆材
53A,53B 端部
L 長手方向
T 厚み方向
W 幅方向
IN 内側
OUT 外側

Claims (3)

  1. 帯状の材料を長手方向で折り返すことにより、ループ状に閉じた1または複数のリボン体を、結着箇所で、前記材料の厚み方向、かつ前記長手方向に直交する幅方向に重ね合わせた状態のまま、固定部材により束ねて固定されたリボン飾りにおいて、
    前記固定部材は、芯となる線材と、前記線材より柔軟な可撓性を有する樹脂製、またはゴム製の可撓被覆材とからなり、変形自在に形成された短冊状の結着部材であること、
    前記リボン体のうち、重ね合わせて束ねた状態の前記結着箇所に、前記結着部材を、当該リボン飾りの外側となる位置から掛け渡して巻いた前記結着部材の端部同士が、当該リボン飾りの内側で結束されていること、
    当該リボン飾りは、前記結着部材を被覆可能に形成された被覆部材を、前記結着部材で結束した前記結着箇所に接着剤で固着することにより、外部と遮断した状態で、前記結着部材を包囲してなり、前記被覆部材が、当該リボン飾りの一部をなしていること、
    を特徴とするリボン飾り。
  2. 請求項1に記載するリボン飾りにおいて、
    前記結着部材は、ビニル(vinyl)基を有する樹脂フィルム製の前記可撓被覆材で、金属製の前記線材を被覆してなること、
    を特徴とするリボン飾り。
  3. 請求項1または請求項2に記載するリボン飾りにおいて、
    装飾対象物に取付けて留めるための装着留め部材を備えていること、
    を特徴とするリボン飾り。
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