JP3242497U - 装飾品 - Google Patents
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Abstract
【課題】引き出されたリボン帯の端部を引っ張ることにより、ループ部の輪の大きさを被装飾物品のサイズに合わせて容易に調節できるとともに、接着したりすることなく、簡単に緩むのを防ぐことが可能な、作業性に優れた装飾品を提供する。【解決手段】被装飾物品を装飾するためのラッピングリボン1であって、装飾用のボウ10と、ボウ10の裏面側の結び部12の部分に取り付けられ、一対の通し孔22a、22bを有する調節用部材20と、調節用部材20に一端が固着され、他端33が一対の通し孔22a、22bを介して引き出されたループ部32を有するリボン帯30と、を備え、調節用部材20によって、リボン帯30のループ部32の輪の大きさを調整可能とした。【選択図】図2
Description
本考案は、装飾品に関する。
従来、贈答品や化粧箱などの被装飾物品に取り付けられ、その被装飾物品を装飾する装飾品の一つとして、ループの一端部を引き、該ループの輪を狭めることによって被装飾物品に取り付けることができる、例えばラッピングリボンなるものが知られている。
このラッピングリボンの場合、リボン結び(ボウ)の結び目に通されたループの輪の大きさを変えることによって、被装飾物品のサイズに合致するように、ループの輪を被装飾物品にフィットさせるものであり、片手での取り付けが可能とされていた。
しかしながら、従来は、ボウの結び目に通したループの輪を、被装飾物品にフィットさせたままの状態にするのが難しく、簡単に緩んでしまうのを防ぐためには、ループの一端部を両面テープなどにより被装飾物品に接着する必要があった。これにより、ループの一端が揺れ動くのを防ぐことができ、見栄えをも良くすることができるものの、作業性が悪いという課題があった。
本考案の目的は、引き出されたリボン帯の端部を引っ張ることにより、ループ部の輪の大きさを被装飾物品のサイズに合わせて容易に調節できるとともに、接着したりすることなく、簡単に緩むのを防ぐことが可能な、作業性に優れた装飾品を提供することにある。
本考案に係る装飾品は、装飾用のボウと、前記ボウの裏面側の結び目の部分に取り付けられ、一対の通し孔を有する調節用部材と、前記調節用部材に一端が固着され、他端が前記一対の通し孔を介して引き出されたループ部を有するリボン帯と、を備え、前記調節用部材によって、前記リボン帯の前記ループ部の輪の大きさを調整可能としている。
前記リボン帯の他端は、前記一対の通し孔の一方から前記ボウが取り付けられる側と反対側に引き出されるとともに、前記一対の通し孔の他方から前記ボウが取り付けられる側に引き出された後、前記調節用部材と前記ボウとの間を経て、前記一対の通し孔の一方から前記ボウが取り付けられる側と反対側の、前記調節用部材と前記リボン帯との間より引き出されている。
前記調節用部材は、両面テープによって前記ボウに固着されている。
前記リボン帯の一端は、前記調節用部材の前記ボウが取り付けられる側の前記一対の通し孔間に、両面テープによって固着されている。
本考案に係る装飾品は、一対の通し孔を有する調節用部材と、前記調節用部材に一端が固着され、他端が前記一対の通し孔を介して引き出されたループ部を有するリボン帯と、を備える。
本考案によれば、引き出されたリボン帯の端部を引っ張ることにより、ループ部の輪の大きさを被装飾物品のサイズに合わせて容易に調節できるとともに、接着したりすることなく、簡単に緩むのを防ぐことが可能な、作業性に優れた装飾品を提供できる。
以下に、本考案の実施の形態に係る装飾品について、図面を参照して説明する。
実施形態
図1,2は、本考案に係るラッピングリボン(装飾品)1の概略構成を示すもので、図1は、ラッピングリボン1を装飾面である正面側から見た斜視図であり、図2は、ラッピングリボン1を装飾面に対向する背面側から見た斜視図である。また、図3は、ラッピングリボン1のボウ10の部分を横断面にして示す拡大図である。図4は、ラッピングリボン1を分解して示す斜視図であって、図(a)は、ラッピングリボン1の正面側に対応するボウ10の表面側を、図(b)は、調節用部材20の表面(接着面)側を、図(c)は、リボン帯30の表面側を、それぞれ示している。さらに、図5は、ボウ10の構成例を示す斜視図であり、図6(a),(b)は、それぞれ、調節用部材20に対するリボン帯30の通し例を示す斜視図である。
図1,2は、本考案に係るラッピングリボン(装飾品)1の概略構成を示すもので、図1は、ラッピングリボン1を装飾面である正面側から見た斜視図であり、図2は、ラッピングリボン1を装飾面に対向する背面側から見た斜視図である。また、図3は、ラッピングリボン1のボウ10の部分を横断面にして示す拡大図である。図4は、ラッピングリボン1を分解して示す斜視図であって、図(a)は、ラッピングリボン1の正面側に対応するボウ10の表面側を、図(b)は、調節用部材20の表面(接着面)側を、図(c)は、リボン帯30の表面側を、それぞれ示している。さらに、図5は、ボウ10の構成例を示す斜視図であり、図6(a),(b)は、それぞれ、調節用部材20に対するリボン帯30の通し例を示す斜視図である。
ラッピングリボン1とは、贈答品や化粧箱(包装容器)などの被装飾物品の外装の部分に簡単に取り付けられて、その被装飾物品を装飾するためのものである。
即ち、本実施形態に係るラッピングリボン1は、例えば図1-6に示すように、装飾用のリボン結びであるボウ10と、そのボウ10の結び目となる結び部12の裏面(接着面)側に取り付けられた調節用部材20と、リボン帯30と、によって構成されている。
ボウ10は、例えば図4(a)および図5に示すように、予めリング状に形成されたボウ体11と、その接合部分を覆うとともに、ボウ体11の長さ方向のほぼ中心部分を貼り合わせるようにして巻き付けられた結び部12と、から構成されている。ボウ体11は、例えば、幅がH1とされた所定長のリボン片を両面接着テープなどによってリング状に接合してなる構成とされている。結び部12は、例えば、幅がW1とされた所定長のリボン片を図示X方向(ボウ体11の幅方向)に帯状に折り曲げ、この状態で両面接着テープなどによって接合してなる構成とされている。
ボウ10は、例えば、同一のリボンからボウ体11および結び部12を構成するリボン片を取り分けることによって容易に形成できる(H1=W1)。
調節用部材20は、留め具であり、結び部12の大きさとほぼ同一のサイズ(H1×W1)とされた、所定の厚さを有するプラスチックス板21などによって構成されている。調節用部材20は、例えば図4(b)および図6(a),(b)に示すように、リボン帯30を通すための一対の通し孔22(22a,22b)を有している。
一対の通し孔22a,22bは、ともに、ボウ10の垂直方向(ボウ体11の幅方向H1)に沿って、ほぼ平行なスリット状に設けられている。また、一対の通し孔22a,22bは、その垂直方向の幅(スリット長)が、リボン帯30の幅とほぼ同じ幅H2とされている(H1>H2)。
調節用部材20の、ボウ10が取り付けられる表面側(接着面側)の一対の通し孔22a,22bの相互間24には、例えば図3に示すように、両面接着テープ42などによって、リボン帯30の裏面側の一端31が固着されるようになっている。
調節用部材20は、リボン帯30の他端33側が一方の通し孔22aから裏面側に引き出された状態で、その表面側の一対の通し孔22a,22bの両外側部23が、ボウ10の裏面側の結び部12の部分に両面接着テープ41などによって固着される。
リボン帯30は、例えば図4(c)および図6(a),(b)に示すように、所定長を有し、その一端31が調節用部材20に固着された状態で、一方の通し孔22aから調節用部材20の裏面側に引き出されている。そして、その他端33側が、ループ部32としての、所定の大きさの輪を有するように、ボウ10が取り付けられる表面側とは反対の裏面側から他方の通し孔22bを通り、表面側へと引き出されている。さらに、リボン帯30の他端33は、一対の通し孔22a,22bの相互間24とボウ10の裏面側との間を経て、一方の通し孔22aから再び調節用部材20の裏面側の、リボン帯30のループ部32との間へと引き出されている。
即ち、このリボン帯30は、その他端33側を延長方向(Y)に引っ張ることにより、ループ部32の輪の大きさを容易に、かつ、自由に変えることが可能とされている。ループ部32の輪の大きさが変えられたリボン帯30は、調節用部材20によって、簡単に緩められたりすることなく、長い時間にわたって、その輪の大きさが保持される。
ここで、上記したラッピングリボン1の作り方について簡単に説明すると、例えば図5および図6(a),(b)に示すように、ボウ10が事前に形成される。一方、これとは別に、事前に用意された調節用部材20の、表面側の一対の通し孔22a,22bの相互間24に、リボン帯30の一方の端である一端31の裏面側が、両面接着テープ42などにより固定される。
次いで、リボン帯30のもう一方の端である他端33が、一方の通し孔22aから調節用部材20の裏面側に引き出され、さらに、ループ部32が形成された後、他方の通し孔22bを通って調節用部材20の裏面側から表面側へと引き出される。そして、リボン帯30の一端31の、調節用部材20との固定部分を経て、一方の通し孔22aから再び調節用部材20の裏面側へと引き出される。
この後、調節用部材20の表面側に、前以て形成されていたボウ10の裏面側が、両面接着テープ41などにより貼り付けられる。こうして、本実施形態に係るラッピングリボン1は、誰にでも容易に形成できる。
次に、本実施形態に係るラッピングリボン1による装飾の方法について説明する。
図7は、ラッピングリボン1の取り付け例を示すものである。
即ち、このラッピングリボン1は、例えば図7に示すように、装飾する際に、対象となる被装飾物品Bがループ部32の輪に通された状態において、店員などにより、リボン帯30の他端33が図示Y方向に引っ張られる。これにより、ループ部32の輪の大きさが、被装飾物品Bの横方向の外周のサイズに応じて絞られ、ボウ10が被装飾物品Bの正面となるようにして、被装飾物品Bの外装にフィットしたまま固定される。
なお、引っ張られることにより余剰な長さとなったリボン帯30の他端33は、例えば、必要に応じて適当な長さに切り揃えられる。
上記したように、本実施形態に係るラッピングリボン1によれば、引き出されたリボン帯30の他端33を引っ張ることにより、ループ部32の輪の大きさを被装飾物品Bのサイズに合わせて容易に調節できる。しかも、リボン帯30を調節用部材20の一対の通し孔22a,22bに通したことにより、長い間、該リボン帯30を被装飾物品Bにフィットさせたままの状態にできる。したがって、リボン帯30の他端33を両面接着テープなどにより被装飾物品Bに貼り付けなくても、簡単に緩むのを防ぐことが可能であり、作業性に優れる。
また、リボンの両端にゴム紐を取り付け、該ゴム紐の伸縮により被装飾物品にフィットされる方式のラッピングリボンに比べ、低コストであり、片手での取り付け作業が可能となるなど、取り付けに係る手間を軽減できる。
なお、装飾の対象となる被装飾物品Bとしては、化粧箱などの箱物に限らず、例えば、びん類や円筒形状のものであっても適用可能である。
また、ラッピングリボンとしては、ボウ10の付いたラッピングリボン1に限らず、例えば、調節用部材20とリボン帯30とからなる(ボウ10の付いていない)ラッピングリボンも利用可能である。即ち、ボウ10の付いたラッピングリボン1を取り付ける前に、それと交差するように、被装飾物品Bの縦方向にボウのないラッピングリボンを取り付けるようにすることで、より豪華な装飾とすることも容易に可能である。
また、上記した実施形態においては、調節用部材20の一対の通し孔22を、ボウ10の垂直方向に設けるようにした場合について説明したが、これに限らず、例えばボウ10の水平方向に設けることも可能である。即ち、調節用部材20の一対の通し孔22を、ボウ10の水平方向に設けるにより、被装飾物品Bの縦方向へのラッピングリボンの取り付けが可能となる。
または、調節用部材20の一対の通し孔22は、ボウ10に対して、例えば45度程度の角度をもって設けることも可能であり、その場合、被装飾物品Bの対角線方向へのラッピングリボンの取り付けが可能とされる。
また、いずれの実施形態の場合においても、一対の通し孔22はスリット状に限らず、例えば□状、〇状、または、△状とすることも可能である。
さらには、調節用部材20の一対の通し孔22に対するリボン帯30の通し方も上記した実施形態に限定されないことは勿論である。
1 ラッピングリボン(装飾品)
10 ボウ
11 ボウ体
12 結び部
20 調節用部材
22(22a,22b) 通し孔
30 リボン帯
31 一端
32 ループ部
33 他端
41,42 両面接着テープ(両面テープ)
B 被装飾物品
10 ボウ
11 ボウ体
12 結び部
20 調節用部材
22(22a,22b) 通し孔
30 リボン帯
31 一端
32 ループ部
33 他端
41,42 両面接着テープ(両面テープ)
B 被装飾物品
Claims (5)
- 装飾用のボウと、
前記ボウの裏面側の結び目の部分に取り付けられ、一対の通し孔を有する調節用部材と、
前記調節用部材に一端が固着され、他端が前記一対の通し孔を介して引き出されたループ部を有するリボン帯と、
を備え、
前記調節用部材によって、前記リボン帯の前記ループ部の輪の大きさを調整可能とした、装飾品。 - 前記リボン帯の他端は、前記一対の通し孔の一方から前記ボウが取り付けられる側と反対側に引き出されるとともに、前記一対の通し孔の他方から前記ボウが取り付けられる側に引き出された後、前記調節用部材と前記ボウとの間を経て、前記一対の通し孔の一方から前記ボウが取り付けられる側と反対側の、前記調節用部材と前記リボン帯との間より引き出される、請求項1に記載の装飾品。
- 前記調節用部材は、両面テープによって前記ボウに固着される、請求項1に記載の装飾品。
- 前記リボン帯の一端は、前記調節用部材の前記ボウが取り付けられる側の前記一対の通し孔間に、両面テープによって固着される、請求項1に記載の装飾品。
- 一対の通し孔を有する調節用部材と、
前記調節用部材に一端が固着され、他端が前記一対の通し孔を介して引き出されたループ部を有するリボン帯と、
を備えた、装飾品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023001329U JP3242497U (ja) | 2023-04-20 | 2023-04-20 | 装飾品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2023001329U JP3242497U (ja) | 2023-04-20 | 2023-04-20 | 装飾品 |
Publications (1)
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JP3242497U true JP3242497U (ja) | 2023-06-21 |
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Family Applications (1)
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JP2023001329U Active JP3242497U (ja) | 2023-04-20 | 2023-04-20 | 装飾品 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3242497U (ja) |
-
2023
- 2023-04-20 JP JP2023001329U patent/JP3242497U/ja active Active
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3242497 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |