JP3146039U - 縛り取っ手リング - Google Patents

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Abstract

【課題】梱包機械を購入するまでもなく、縛る作業を簡単に行うことができ、しかもワンタッチで梱包を解除することが可能であって、縛る作業を行った後は取っ手として利用することができる縛り取っ手リングを提供しようとするものである。
【解決手段】太い鋼線をほぼ長方形に巻いて手指を挿入可能な挿入口を形成した取っ手本体を備え、取っ手本体の長手方向の一方の端部には結束用ひもの一端を緊結し、取っ手本体の長手方向の他方の端部には結束用ひもの他端を緊結するようにした縛り取っ手リングであって、取っ手本体の長手方向の他方の端部に結束用ひもの他端を緊結するに際し、ひもの先端を取っ手本体の挿入口に通したときに取っ手本体に巻き付けた二つ折りのひもを指先で堅く掴むことができ、ひもにその先端を通せるループを容易に作れるようにしたことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

この考案は、種々の商品を収納したダンボール箱等の梱包に際して使用する取っ手に関し、梱包作業において結束用ひもを簡単かつ確実に結ぶことができる縛り取っ手リングに係るものである。
従来、この種のダンボール箱等の梱包作業においては、プラスチック製のバンドを目型の締め具や専用の梱包機械、あるいは大型の梱包機械を使って梱包しているものや、機械を使わない手作業での梱包作業が一般的に行われている。
しかし、単純なリング状の器具を使った手作業での梱包作業はあまり見られない。
ちなみに、実開昭53−57085号公報(特許文献1参照)には、取っ手となる円弧状本体の両側に一対の弧状端部を形成し、該一対の弧状端部の内側を互に相対させた荷造用具が提案されている。
実開昭53−57085号公報
前記従来の技術で述べたもののうち後者の機械を使わない手作業では、
1.しっかり梱包することが難しい。
2.しっかり梱包すれば持ちずらい。
3.梱包の解除がワンタッチではしずらい。
4.梱包を解除すれば、そのひもは現状より小さい荷物にしか使えない。
等という問題点を有している。
また、実開昭53−57085号公報(特許文献1参照)の荷造用具においては、図4に示すように、取っ手となる円弧状本体101の両側に一対の弧状端部102を形成し、該一対の弧状端部102の内側を互に相対させているので、結束用ひも103の他端を緊結するに際し、ひも103の先端を取っ手となる円弧状本体101の弧状端部102に通したときに取っ手となる円弧状本体101に巻き付けた二つ折りのひも103を指先で堅く掴むことが難しく、ひも103にその先端を通せるループを作りにくいために、梱包作業に手間がかかりすぎるという問題点があった
この考案は、従来技術の以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、梱包機械を購入するまでもなく、縛る作業を簡単に行うことができ、しかもワンタッチで梱包を解除することが可能であって、縛る作業を行った後は取っ手として利用することができる縛り取っ手リングを提供しようとするものである。
すなわち、この考案の縛り取っ手リングは、太い鋼線をほぼ長方形に巻いて手指を挿入可能な挿入口を形成した取っ手本体を備え、
取っ手本体の長手方向の一方の端部には結束用ひもの一端を緊結し、
取っ手本体の長手方向の他方の端部には結束用ひもの他端を緊結するようにした縛り取っ手リングであって、
取っ手本体の長手方向の他方の端部に結束用ひもの他端を緊結するに際し、ひもの先端を取っ手本体の挿入口に通したときに取っ手本体に巻き付けた二つ折りのひもを指先で堅く掴むことができ、ひもにその先端を通せるループを容易に作れるようにしたことを特徴とするものである。
この考案の縛り取っ手リングは、前記太い鋼線をほぼ長方形に巻いて手指を挿入可能な挿入口を形成した取っ手本体が、1方の長辺側を太い鋼線を二重となるよう形成したことをも特徴とするものである。
この考案の縛り取っ手リングは、前記太い鋼線をほぼ長方形に巻いて手指を挿入可能な挿入口を形成した取っ手本体が、長方形の挿入口の両側のRを、指の太さよりひと回り大きくしたことをも特徴とするものである。
この考案の縛り取っ手リングは、前記太い鋼線をほぼ長方形に巻いて手指を挿入可能な挿入口を形成した取っ手本体が、前記鋼線として#10番以上の太さとしたことをも特徴とするものである。
この考案は以上のように構成したので、梱包機械を購入するまでもなく、縛る作業を簡単に行うことができ、しかもワンタッチで梱包を解除することが可能な縛り取っ手リングを提供することが可能となった。
また、この考案の縛り取っ手リングにおいては、段ボール箱等を結束用ひもで縛る作業を行った後は、持ち運ぶための取っ手としても利用することができるので、非常に便利である。
以下、この考案の縛り取っ手リングの実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は段ボール箱をこの考案の縛り取っ手リングを用いて結束用ひもで結束している状態を示す斜視図、図2は縛り取っ手リングを用いた結束段階の初期を示す拡大正面図、図3は結束段階の終わりの段階を示す拡大正面図である。
図1ないし図3において、この考案の縛り取っ手リングを構成する取っ手本体11は#8番(4.0mmφ)または#10番(3.2mmφ)等の#10番以上の太さを有する鋼線12を用いて形成されている。
この取っ手本体11は、前記太い鋼線12をほぼ長方形に巻いて手指を挿入可能な挿入口13を形成してあり、かつ取っ手本体11は、外側の長辺側を太い鋼線12を二重に形成してある。この二重の部分は溶接等によって固着しておくことが望ましい。
このように、取っ手本体11のほぼ長方形の長辺側の片方の鋼線12を二重にすることによって、二重の部分が持ち易く、持つ手に力がはいりやすい。また、ほぼ長方形の長辺側の片方を二重にしたことによって、結束用ひも21で縛り終わったあと、二重の部分が持ち易いように少し上に傾いてくれる。
さらに、取っ手本体11のぼ長方形の長辺側の片方の鋼線12を溶接しているため、細い鋼線12を使用しているにもかかわらず、充分な引っ張り強度を得ることができる。もちろん、鋼線12の太さを#10番(3.2mmφ)以上の太さとすることによって、充分な引っ張り強度を得ることが望ましい。
またこの考案の縛り取っ手リングは、上述のように前記太い鋼線12をほぼ長方形に巻いて手指を挿入可能な挿入口13を形成した取っ手本体11が、長方形の挿入口13の両側のR部分のC,Dを、指の太さよりひと回り大きくしてある。
そしてまた、ほぼ長方形の挿入口13の両側に指の太さよりも大きいRを形成したことによって、結束用ひも21がこすれても切れにくい。
次に、ほぼ長方形の挿入口13の両側に指の太さよりも大きいRを形成したことによって、縛ったひも21の位置が R部分のC,Dの真ん中に定まる。即ち、梱包終了時点で、縛り取っ手リングが必ずどちらかに倒れてくれる。このため、積み重ねが可能になる。
同様に、ほぼ長方形の挿入口13の両側に指の太さよりも大きいRを形成したことによって、縛ったひも21の位置が取っ手本体11の両側のほぼ中ほど部分に定まる。すなわち、縛った部分の結び目の厚みが鋼線12の二重部分にいかないため厚みが少なく、ダンボール箱31を重ねて置くことができる。
そして、取っ手本体11の長手方向の一方の端部には結束用ひも21の一端を緊結するとともに、ひも21の他端を段ボール箱31の周囲に巻き付け、その後取っ手本体11の長手方向の他方の端部に結束用ひも21の他端を緊結するようにしたものである。
すなわち、取っ手本体11の長手方向の他方の端部に結束用ひも21の他端を緊結するに際し、ひも21の先端を取っ手本体11の挿入口13に通したときに取っ手本体11に巻き付けた二つ折りのひも21を親指と人差し指の指先で堅く掴むことができる。
したがって、ひも21にその先端を通せるループ22を容易に作ることができ、該ループ22にひも21の先端を輪にして通して強く引っ張れば、結束用ひも21を非常に固く縛ることができる。
より詳しく説明すると、取っ手本体11に巻き付けた二つ折りのひも21を親指と人差し指の指先で堅く掴んだ状態を保ちながら、人差し指と親指で結束用ひも21を持ち上げるようにすると、ひも21がピンと張っているにもかかわらず段ボール箱31から指の厚みの分だけすきまができる。
そのピンと張っているひも21の下のすきまにひも21の先端を輪にして差し込む。その輪を、ピンと張っているひも21が緩まないようにしながら、ひも21の先端を引っ張り固定する。これで梱包が完了するのである。
なお、梱包を解除する場合は、前記結束用ひも21の端を引っ張るだけで、簡単に結束を解除することができる。
前記取っ手本体11は、開口部のないほぼ長方形の挿入口13を形成してあるため、ひも21でも、ロープでも、またバンドでも、ほぼ長方形の挿入口13の中にはいりさえすれば使用することができ、またひも21とバンドを繋いだような異種の結束具を継ぎ足しても使用することができる。
前記取っ手本体11は、開口部のないほぼ長方形の挿入口13を形成してあるため、結束用ひも21を二重、三重に巻き付けることも可能になり、よりしっかりと梱包することができる。
仮に、前記取っ手本体11に開口部を形成した場合、両側のフック状部分にひも21を引っかけるのには便利だが、ひも21を二重、三重にすると、ひも21が縛り取っ手リングから外れてしまう可能性が大きい。
また、前記取っ手本体11に開口部を形成した場合、もっと太い鋼線を使用しないと引っ張ったときに、前記取っ手本体11のほぼ長方形の挿入口13が広がってしまい、結果として結束用ひも21が緩んでしまう。
仮に、前記取っ手本体11に開口部を形成した場合、開口部の端部でけがをする可能性がある。
この考案の縛り取っ手リングはダンボール箱の結束用としてのみならず、種々の箱詰め等により梱包された被梱包物の結束用として、またそのための取っ手として便利に利用することができる。
段ボール箱をこの考案の縛り取っ手リングを用いて結束用ひもで結束している状態を示す斜視図である。 縛り取っ手リングを用いた結束段階の初期を示す拡大正面図である。 結束段階の終わりの段階を示す拡大正面図である。 従来の荷造り用の取っ手を示す拡大正面図である。
符号の説明
11 取っ手本体
12 鋼線
13 挿入口
21 結束用ひも
22 ループ
31 段ボール箱

Claims (4)

  1. 太い鋼線をほぼ長方形に巻いて手指を挿入可能な挿入口を形成した取っ手本体を備え、
    取っ手本体の長手方向の一方の端部には結束用ひもの一端を緊結し、
    取っ手本体の長手方向の他方の端部には結束用ひもの他端を緊結するようにした縛り取っ手リングであって、
    取っ手本体の長手方向の他方の端部に結束用ひもの他端を緊結するに際し、ひもの先端を取っ手本体の挿入口に通したときに取っ手本体に巻き付けた二つ折りのひもを指先で堅く掴むことができ、ひもにその先端を通せるループを容易に作れるようにしたことを特徴とする縛り取っ手リング。
  2. 前記太い鋼線をほぼ長方形に巻いて手指を挿入可能な挿入口を形成した取っ手本体が、1方の長辺側を太い鋼線を二重となるよう形成したことを特徴とする請求項1記載の縛り取っ手リング。
  3. 前記太い鋼線をほぼ長方形に巻いて手指を挿入可能な挿入口を形成した取っ手本体が、長方形の挿入口の両側のRを、指の太さよりひと回り大きくしたことを特徴とする請求項1または2記載の縛り取っ手リング。
  4. 前記太い鋼線をほぼ長方形に巻いて手指を挿入可能な挿入口を形成した取っ手本体が、前記鋼線として#10番以上の太さとしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の縛り取っ手リング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016167417A1 (ko) * 2015-04-15 2016-10-20 최경구 휴대용 포장밴드결속구

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