JP2002179131A - 荷物梱包用取っ手付き弛張自在バックル - Google Patents

荷物梱包用取っ手付き弛張自在バックル

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JP2002179131A
JP2002179131A JP2000404244A JP2000404244A JP2002179131A JP 2002179131 A JP2002179131 A JP 2002179131A JP 2000404244 A JP2000404244 A JP 2000404244A JP 2000404244 A JP2000404244 A JP 2000404244A JP 2002179131 A JP2002179131 A JP 2002179131A
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buckle
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Akitaka Toda
昭敬 戸田
Hiroko Toda
裕子 戸田
Jun Toda
順 戸田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】手荷物等に帯状に形成されたベルトを用いて十
文字紐がけ結束し梱包作業の終了と同時に荷物に運搬用
の取っ手の取り付けを可能とする。 【解決手段】バックルを用い十文字に紐がけしたベルト
を緊縛し接合するには、荷物に巻き付けたベルトの一端
40xa,40yaを帯留用ベルト挿入口11x,11
yと帯留棒8xと8yとで圧搾固定し、更にベルト他端
40xb,40ybを弛張棒20x,20yへ巻き付け
締め上げて弛張用ベルト挿入口17x,17yと弛張棒
とで圧搾固定することで荷物に巻き付けたベルトを確実
に接合すると同時に荷物に取っ手1,3の取付けも完了
させる。更に荷物の開梱に当たっては、弛解鉤21x,
21yを利用することで荷物の緊縛に用いたベルトを切
断することなく弛めて解き放つことができるので、バッ
クルおよびベルト等の再利用が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯状に形成された
プラスチック製等のベルトを用いて荷物に紐がけ梱包
し、前記ベルトを締め上げて緊縛すると同時に、前記紐
がけ梱包した荷物に対して取っ手の取り付け作業を完了
させる荷物梱包用取っ手付き弛張自在バックルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ナイロン製等の紐、または、帯状
に形成されたプラスチック製等のベルトを用い、荷物に
十文字に紐がけ梱包して取っ手を装着するには、前記荷
物に幾重にも前記ナイロン製等の紐を巻き付けて紐の強
度を高めて紐締め結束するか、または前記プラスチック
製等のベルトの両端を結びあげ接合し、前記作業の完了
後に、紐またはベルトがけした荷物の中心を探し出して
から取っ手を装着する必要がある。紐がけした荷物に装
着される取っ手として、図5に示した取っ手が非常に一
般的に知られている。前記図5の取っ手は、手で持ち上
げる把持部の両端に紐を引っかけるためのフックが用意
されており、前記取っ手の装着にあたっては、荷物を紐
がけ梱包する目的以外に、取っ手の装着のため、かつ重
心に取っ手を合わせるために、前記ナイロン製等の紐ま
たは前記プラスチック製等のベルトを弛め直して紐がけ
の位置を重心に合わせ、再度紐がけをやり直したり等々
の作業が往々にして発生する。
【0003】前記作業において、帯状に形成されたプラ
スチック製等のベルトの接合方法として特開平5−30
5961が知られている。荷物にプラスチック製等のベ
ルトを用いて十文字に紐がけし梱包する作業において
は、十文字の一の字の方向および縦の方向に対し、それ
ぞれの方向にベルトをかけて荷物緊帯用ストッパーをそ
れぞれ使用し、ベルトの両端を締め上げて接合する必要
があり、これらの作業の終了後においてようやく荷物を
持ち上げるための取っ手を装着することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、荷物に
十文字に紐がけして取っ手を取り付けるには、それぞれ
の方向に紐がけしたベルトの交差点を荷物の重心に合わ
せる必要があるが、前述の作業手順に見る通り、取っ手
の取り付けは最後の手順であるがために、十文字の一の
字の方向および縦の方向にかけられたベルトとを交差点
を重心に合わせることが難しく、かつ前記ベルトの交差
点を重心に合わせるために、一度締め上げたベルトを無
理矢理に弛め、前記ベルトの交差点を荷物の重心部へそ
れぞれ移動させ、再度、締め上げる等の無駄な作業が非
常に多く発生する恐れがある。さらに、図5に示した取
っ手を取り付けのためには、把持部の両端に用意された
フックを紐に引っかけるため、かつ取っ手の取り付け位
置を動かないよう固定するために、新たな紐がけを必要
とすることが多く、無駄な作業が発生する恐れがある。
さらに、図5に示した取っ手は、そのフックの構造から
ナイロン製等の紐の利用には適しているが、前記プラス
チック製等のベルトに対しては全く適していないため、
その取り付けは非常に困難を極める。
【0005】次に、前記荷物緊帯用ストッパーは、荷物
に巻き付けて締め上げたプラスチック製等のベルトを弛
めるための配慮が全くなされていないため、荷物の開梱
に当たってはベルトを切断し廃棄することが広く一般的
に行われている。このため、枯渇性資源から作り出され
た帯状に形成されたプラスチック製等のベルトの再利用
には、何らの配慮がなされていない。さらに前記荷物緊
帯用ストッパーは、荷物に紐がけしたベルトを締め上げ
て接合することを目的としているため、荷物を持ち上げ
るための取っ手の取り付けには、前記ストッパーとは全
く別にあらたに取っ手を必要とする。従って荷物に対す
る紐がけ梱包とは別の作業として、取っての取り付け作
業が必要となる。
【0006】そこで本発明は、荷物の重心に合わせて取
っ手の取り付け位置を決め、当該取っ手から帯状に形成
されたプラスチック製等のベルトを用いて十文字に紐が
けすることにより、当該ベルトの形成する交差点は自然
に重心を通ることとなり、さらに取っ手を取り付けるが
ための補助的な紐がけを全く必要とせず、さらに前記ベ
ルトを締め上げて接合すると同時に、取っ手の取り付け
までを含め、全ての作業が完了することにより作業効率
も向上する。さらに取っ手にメッセージ領域を準備する
ことにより、情報発信媒体としての機能も付加される。
さらに前記締め上げて接合したベルトに対し弛める手段
を提供することにより、資源の再利用に配慮した、荷物
梱包用取っ手付き弛張自在バックルを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のために請
求項1の発明は、四辺形の枠体(5)を有し、前記枠体
を形成する第一の辺(1)および当該第一の辺に対向す
る第三の辺(3)に対し、第一の辺(1)および第三の
辺(3)に隣接する第二の辺(2a,2b)および第四
の辺(4a,4b)のほぼ中央部付近に設けられた撓曲
部 (6a,6b,7a,7b)をそれぞれ折り曲げ
て、前記第一の辺(1)および第三の辺(3)を引き起
こし、前記引き起こされた第一の辺(1)と第三の辺
(3)とから荷物を持ち上げる際に利用する取っ手を形
成して構成される。
【0008】この請求項1の発明では、荷物を持ち上げ
る際に利用する取っ手を前記荷物の重心に合わせて取っ
手を仮置きする事により、プラスチック製等のベルト等
を用いて前記荷物を十文字に紐がけし梱包する際に、前
記ベルトの交差点を容易に重心に合わせることが可能と
なる。
【0009】前記目的達成のために請求項2の発明は、
四辺形の枠体(5)を有し、前記枠体を形成する第四の
辺(4a,4b)の中央部から外側に向けて撓曲片
(9xa,9xb)を介して帯留棒(8x)を配置して
凸部を形成し、次に第四の辺(4a,4b)の中央部付
近から第二の辺(2a,2b)に向けて、前記第四の辺
から帯留用ベルト挿入口(11x)、当該挿入口に撓曲
片(12a,12b)を介して帯留鉤(14a,14
b)を上下に対向する形で第四の辺(4a,4b)の中
央部付近に取り付け、さらに弛張用ベルト挿入口(17
x)を配置する。次に、前記第二の辺(2a,2b)の
中央部から外側に向けて撓曲片(19xa,19xb)
を介して弛張棒(20x)、さらに当該弛張棒から弛解
鉤(21x)を配置して凸部を形成する。これらの配置
により、第四の辺(4a,4b)と第二の辺(2a,2
b)とに直交する形で、帯留棒(8x)、撓曲片(9x
a,9xb)、滑り止め溝(10xf)、帯留用ベルト
挿入口(11x)、帯留鉤(14a,14b)、弛張用
ベルト挿入口(17x)、滑り止め溝(18xf)、撓
曲片(19xa,19xb)、弛張棒(20x)、およ
び、弛解鉤(21x)を取っ手(1,3)と平行に形成
して構成される。
【0010】この請求項2の発明では、プラスチック製
等のベルト等を用いて荷物を十文字に紐がけ梱包する場
合の十文字の一の字方向への紐がけが、帯留棒、撓曲
片、滑り止め溝、帯留用ベルト挿入口、帯留鉤、弛張用
ベルト挿入口、滑り止め溝、撓曲片、弛張棒、および、
弛解鉤から実現され、前記荷物への紐がけが十文字の一
の字方向のみの場合には、前記荷物への紐がけと同時に
取っ手の装着をも完了させることが可能となる。
【0011】前記目的達成のために請求項3の発明は、
四辺形の枠体(5)を有し、前記枠体を形成する第四の
辺(4a,4b)の中央部から第二の辺(2a,2b)
に向けて直線上に配置された帯留用ベルト挿入口(11
x)と弛張用ベルト挿入口(17x)とに直交する形
で、第一の辺(1)から第三の辺(3)に向けて、帯留
棒(8y)、当該帯留棒から撓曲片(9ya,9yb)
を介して帯留用ベルト挿入口(11y)、当該挿入口に
撓曲片(13a,13b)を介して帯留鉤(15a,1
5b)を左右へ対峙する形で取り付け、さらに弛張用ベ
ルト挿入口(17y)を配置し、さらに撓曲片(19y
a,19yb)を介して弛張棒(20y)、さらに当該
弛張棒から弛解鉤(21y)を取り付ける。これらの配
置により、取っ手と直交する形で第一の辺(1)と第三
の辺(3)との間に、帯留棒(8y)、滑り止め溝(1
0yf)、帯留用ベルト挿入口(11y)、帯留鉤(1
5a,15b)、弛張用ベルト挿入口(17y)、滑り
止め溝(18yf)、弛張棒(20y)、弛解鉤(21
y)を形成して構成される。
【0012】請求項3の発明では、プラスチック製等の
ベルト等を用いて荷物を十文字に紐がけ梱包する場合、
十文字の一の字方向への紐がけに引き続く十文字の縦の
方向への紐がけが、帯留棒、撓曲片、滑り止め溝、帯留
用ベルト挿入口、帯留鉤、弛張用ベルト挿入口、滑り止
め溝、撓曲片、弛張棒、および、弛解鉤から実現され、
前記荷物への十文字の紐がけと同時に取っ手の装着をも
完了させることが可能となる。
【0013】さらに、請求項4の発明は、四辺形の枠体
(5)を有し、前記枠体を形成する第一の辺(1)およ
び当該第一の辺に対向する第三の辺(3)が形成する領
域、および、前記枠体を形成する第四の辺(4a,4
b)の中央部から第二の辺(2a,2b)に向けて取っ
手の方向に配置された帯留用ベルト挿入口(11x)と
弛張用ベルト挿入口(17x)との間に広告用メッセー
ジ領域(16)を形成して構成される。
【0014】請求項4の発明では、荷物を持ち上げる際
に利用する単なる取っ手に対し、広告用のメッセージ領
域を準備することにより情報発信媒体としての機能をも
実現することが可能となる。さらに、広告用メッセージ
領域に当該荷物に関する情報を記憶する装置等を取り付
けることも可能であり、広告用メッセージ領域は当該荷
物を管理するための広範な情報を記憶するメッセージお
よび情報記録領域としての機能を提供することが可能と
なる。
【0015】次に、請求項5の発明は、弛解鉤(21
x,21y)を形成して構成することにより、荷物の開
梱に当たって、紐がけに用いたベルト等を切断すること
なく前記ベルトを弛める方法と手段を提供することによ
り、ベルトの再利用が可能となり、かつ、枯渇性資源の
無駄な消費を抑制することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図3は本発明による荷物梱包用取っ手付き弛張自在
バックルの平面(表)図、図1は図3に示す荷物梱包用
取っ手付き弛張自在バックルのの平面(裏)図、、図2
は図3に示す荷物梱包用取っ手付き弛張自在バックルの
実施例を示す概観斜視図、図4は本発明の荷物梱包用取
っ手付き弛張自在バックルに帯状に形成されたプラスチ
ック製等のベルト等を通した使用状態を示す実施図、図
4Aは十文字の紐がけ作業における一の字の方向への紐
がけを説明するため実施図、図4Bは十文字の紐がけ作
業における縦の方向への紐がけを説明するため実施図、
図4Cは十文字の紐がけ作業における紐がけを確実とす
る引き締めを説明するため実施図、図4Dは弛解鉤を利
用した荷物の開梱を説明するための実施図である。
【0017】本発明における荷物梱包用取っ手付き弛張
自在バックルは、図1および図3に示す通り、全体が合
成樹脂等から一体に成形されたものである。しかし、そ
の材料は必ずしも合成樹脂等である必然性はなく、梱包
する荷物の種類や重量を考慮して金属、木材、および、
セラミック等のあらゆる材料を利用することも可能であ
る。
【0018】荷物梱包用取っ手付き弛張自在バックル
は、図1に示す通りやや縦長の四辺形の枠体(5)を有
し、前記枠体を形成する第一の辺(1)に隣接する第二
の辺(2a,2b)および第四の辺(4a,4b)のほ
ぼ中央部付近に設けられた撓曲部(6a,7a)を約9
0度折り曲げることにより片側の取っ手を形成し、同様
に、前記枠体を形成する第三の辺(3)に隣接する第二
の辺(2a,2b)および第四の辺(4a,4b)のほ
ぼ中央部付近に設けられた撓曲部(6b,7b)を約9
0度折り曲げることにより残る片側の取っ手を形成し、
前記第一の辺(1)に設けられた凸部(22a,22
b)を前記第三の辺(3)に設けられた凹部(23a,
23b)へ押し込み系合することにより取っ手が形成さ
れる。なお、撓曲部は折り曲げの作業を容易に行うため
やや肉薄に形成されている。
【0019】荷物梱包用取っ手付き弛張自在バックル
は、図1に示すやや縦長の四辺形の枠体(5)を形成す
る第四の辺(4a,4b)の中央部から外側に向けて撓
曲片 (9xa,9xb)を介して帯留棒(8x)を配
置して凸部を形成する。前記帯留棒の長さは、ベルトの
容易な挿入を考慮してベルトの幅よりやや長めに形成さ
れ、かつベルトの滑り止めを考慮した滑り止め溝(8x
f)が形成されている。同様に、前記第二の辺(2a,
2b)の中央部から外側に向けて撓曲片(19xa,1
9xb)を介し弛張棒(20x)、さらに当該弛張棒か
ら弛解鉤(21x)を配置して凸部を形成する。前記弛
張棒の長さは、ベルトの挿入を考慮してベルトの幅より
十分に長く形成され、かつベルトの滑り止めを考慮した
滑り止め溝(20xf)が形成されている。なお、撓曲
片は折り曲げの作業を容易に行うためやや肉薄に形成さ
れている。
【0020】荷物梱包用取っ手付き弛張自在バックル
は、図1に示す通りやや縦長の四辺形の枠体(5)を形
成する第四の辺(4a,4b)の中央部付近から第二の
辺(2a,2b)に向けて、前記第四の辺から帯留用ベ
ルト挿入口(11x)、当該挿入口に撓曲片(12a,
12b)を介して帯留鉤(14a,14b)を上下に対
向する形で第四の辺(4a,4b)の中央部付近に取り
付け、さらに弛張用ベルト挿入口(17x)を配置す
る。前記帯留用ベルト挿入口(11x)および弛張用ベ
ルト挿入口(17x)の幅は、ベルトの幅よりごくわず
かではあるが広く形成されている。さらに、前記帯留用
ベルト挿入口(11x)の近くにはベルトの滑り止めを
考慮し設けられた滑り止め溝(10xf)が配置され、
同様に弛張用ベルト挿入口(17x)の近くにもベルト
の滑り止めを考慮して設けられた滑り止め溝(18x
f)が配置されている。さらに、前記第四の辺の中央部
から第二の辺に向けて直線上に配置された帯留用ベルト
挿入口と弛張用ベルト挿入口とに直交する形で、第一の
辺(1)から第三の辺(3)へ向けて帯留棒 (8
y)、当該帯留棒から撓曲片(9ya,9yb)を介し
て帯留用ベルト挿入口(11y)、当該挿入口に撓曲片
(13a,13b)を介し帯留鉤(15a,15b)を
左右へ対峙する形で取り付け、弛張用ベルト挿入口(1
7y)を配置し、さらに撓曲片(19ya,19yb)
を介して弛張棒(20y)、さらに当該弛張棒から弛解
鉤(21y)を取り付ける。これらの配置から、帯留用
ベルト挿入口(11x,11y)と弛張用ベルト挿入口
(17x,17y)とに挟まれた部分に広告用メッセー
ジ領域(16)を形成する。前記帯留用ベルト挿入口
(11y)および弛張用ベルト挿入口(17y)の幅
は、ベルトの幅よりごくわずかではあるが広く形成され
ており、前記帯留用ベルト挿入口(11y)の近くには
ベルトの滑り止めを考慮して設けられた滑り止め溝(1
0yf)が配置され、同様に弛張用ベルト挿入口(17
y)の近くにもベルトの滑り止めを考慮して設けられた
滑り止め溝(18yf)が配置されている。なお、前記
帯留棒(8y)の長さは、ベルトの容易な挿入を考慮し
てベルトの幅よりやや長めに形成され、かつベルトの滑
り止めを考慮した滑り止め溝(8yf)が形成され、同
様に、前記弛張棒(20y)の長さは、ベルトの挿入を
考慮しベルトの幅より十分に長く形成され、かつ、ベル
トの滑り止めを考慮した滑り止め溝(20xf)が形成
されている。
【0021】図2は、前記荷物梱包用取っ手付き弛張自
在バックルの裏面を示し、取っ手を形成する第一の辺
(1)および第三の辺(3)には、それぞれ広告用メッ
セージ領域(1rおよび3r)が形成されている。次
に、図1に示した全ての滑り止め溝(8xf,10x
f,18xf,20xf,8yf,10yf,18y
f,20yf)に対応した滑り止め溝(8xr,10x
r,18xr,20xr,8yr,10yr,18y
r,20yr)が図2に示す通り必要に応じて裏面に形
成されている。
【0022】本発明における荷物梱包用取っ手付き弛張
自在バックルは上記に示した様に構成されており、帯状
に形成されたプラスチック製等のベルトを利用し、前記
荷物梱包用取っ手付き弛張自在バックルを用いて荷物を
十文字に紐がけ梱包するには、まず従来の手順とは逆に
荷物の重心を探し出し、該重心に荷物梱包用取っ手付き
弛張自在バックルを仮置きし、十文字の一の字の方向へ
紐がけするに十分な長さのベルトを準備し作業を開始す
る。先ず、図4Aに示す撓曲片(9xa,9xb)を1
80度折り曲げ帯留棒(8x)を帯留用ベルト挿入口
(11x)の中央部へ合わせ、ついで、ベルトの一端
(40xa)を帯留用ベルト挿入口(11x)の下側か
ら挿し通し、180度折り曲げて引き寄せた帯留棒(8
x)に巻き付け、再度、帯留用ベルト挿入口(11x)
を挿し通し、該挿入口(11x)の下側からベルトの一
端(40xa)を引き出し、荷物の取っ手を形成する第
一の辺(1)および第三の辺(3)を引き起こすことに
より、帯留棒(8x)の両端(8xa,8xb)をそれ
ぞれ対応する帯留鉤(14a,14b)へ押し込め係合
することにより、ベルトの一端(40xa)は帯留棒
(8x)で圧搾され固定される。次いで、ベルトの他端
(40xb)を荷物(図示せず)に巻き付けながら引き
締めてその状態を維持しつつ、弛解鉤(21x)を弛張
用ベルト挿入口 (17x)の方向に引き寄せ、撓曲片
(19xaおよび19xb) を180度折り曲げて、
弛張棒(20x)を前記挿入口(17x)の中央部で合
わせ、前記ベルトの他端(40xb)を弛張用ベルト挿
入口 (17x)の下側から挿し通して弛張棒(20
x)へ巻き付け、弛張用ベルト挿入口 (17x)から
挿し戻し、該挿入口(17x)の下側からベルトの他端
(40xb)を引き出すことにより、十文字の一の字の
方向への紐がけの作業を終了し、前記ベルトは接合され
る。次に、十文字の縦の方向への紐がけは、縦の方向へ
の紐がけに十分な長さのベルトを準備した上で十文字の
一の字の方向への紐がけと同様の手順で作業を進めるこ
とが出来る。図4Bに示す撓曲片(9ya,9yb)を
180度折り曲げ帯留棒(8y)を帯留用ベルト挿入口
(11y)の中央部へ合わせ、次いでベルトの一端(4
0ya)を帯留用ベルト挿入口(11y)の下側から挿
し通し、180度折り曲げて引き寄せた帯留棒(8y)
に巻き付け、帯留用ベルト挿入口(11y)から挿し戻
し、該挿入口(11y)の下側からベルトの一端(40
ya)を引き出し、撓曲片(13a,13b)を90度
の折り曲げ帯留鉤(15a,15b)を引き起こし、帯
留棒の両端(8ya,8yb)をそれぞれ対応する帯留
鉤(15a,15b)へ押し込め係合することにより、
ベルトは帯留棒(8y)で圧搾され固定される。次い
で、ベルトの他端(40yb)を荷物に巻き付けながら
引き締めてその状態を維持しつつ、弛解鉤(21y)を
弛張用ベルト挿入口 (17y)の方向に引き寄せ、撓
曲片(19yaおよび19yb) を180度折り曲
げ、弛張棒(20y)を該挿入口(17y)の中央部で
合わせ、前記ベルトの他端(40yb)を弛張用ベルト
挿入口 (17y)の下側から挿し通し、弛張棒(20
y)へ巻き付け、弛張用ベルト挿入口 (17y)から
挿し戻し該挿入口(17y)の下側からベルトの他端
(40yb)を引き出すことにより、十文字の縦の方向
への紐がけの作業を終了して前記ベルトは接合される。
なお前述した通り、荷物への紐がけが終了した時点で同
時に取っ手が取り付けられていることは言うまでもな
い。
【0023】上記の通り、荷物梱包用取っ手付き弛張自
在バックルを用い、帯状に形成されたプラスチック製等
のベルトを用いて荷物への十文字の紐がけ梱包と、当該
荷物の重心への取っ手の取り付けは終了する。さらに、
荷物への前記ベルトの緊縛をより確実にするために、図
4Cに示す十文字の一の字の方向の弛張棒(20x)に
巻き付けられたベルトの他端(40xb)と十文字の縦
の方向の弛張棒(20y)に巻き付けられたベルトの他
端(40yb)をそれぞれの方向(40TX,40T
Y)へ強く引っ張り引き締めることで、その反作用が生
じてそれぞれのベルトの両端(40xa,40xbと4
0ya,40yb)は帯留棒(8x,8y)と弛張棒
(20x,20y)へさらに強固に絡みつき確実に固定
される。なお、これらの引き締め作業において図4Cに
示すベルトの一端(40xa,40ya)は、帯留棒
(8x,8y)と帯留鉤(14a,14bおよび15
a,15b)により確実に固定され圧搾されているの
で、引き締め引っ張りに当たっては、ベルトの他端(4
0xb,40yb)へのみ引張力を加えれば良く作業効
果および効率をさらに向上させることができる。さら
に、前記バックルには図1および図2に示す通り、ベル
トの巻き付く箇所の全てに滑り止め溝(8xf,8x
r,10xf,10xr,18xf,18xr,20x
f,20xrおよび8yf,8yr,10yf,10y
r,18yf,18yr,20yf,20yr)が配置
されており、ベルトへの接触面積は増加して摩擦力も増
大するため、ベルトの滑り抜けを防止し、荷物への緊縛
をより一層確実にすることができる。
【0024】荷物梱包用取っ手付き弛張自在バックルを
用い、帯状に形成されたプラスチック製等のベルトで十
文字に紐がけ梱包された荷物の開梱に当たっては、前記
ベルトを荷物より取り去る必要がある。当該バックルを
利用した荷物の開梱は、図4Dに示すそれぞれの弛解鉤
(21x,21y)を持ち上げ、荷物によるベルトにか
かっている応力と逆向きに前記弛解鉤を引っ張る(41
TX,41TY)ことにより、前記ベルトはそれぞれが
巻き付けられている弛張棒(20x,20y)から解き
放されそれぞれの弛張用ベルト挿入口(17x,17
y)から滑り抜ける。すなわち、弛解鉤(21x,21
y)を引き上げることにより、該弛解鉤に対応した弛張
棒(20x,20y)と弛張用ベルト挿入口(17x,
17y)との間に隙間が生じ、圧搾する力が無くなって
ベルトは滑り抜け解き放される。その結果、開梱に当た
っては、ベルトを切断して廃棄する等の資源の無駄な消
費を抑え、さらにベルトの再利用が可能となる。
【0025】
【発明の効果】上記において説明したことからすでに明
らかなように、本発明によれば、四辺形の枠体5を有
し、第一の辺1に隣接する第二の辺2aに設けられた撓
曲部7a、および、第四の辺4aに設けられた撓曲部6
aをそれぞれ90度折り曲げて第一の辺1引き起こし、
さらに前記第一の辺1に隣接する第二の辺2bに設けら
れた撓曲部7bおよび第四の辺4bに設けられた撓曲部
6bをそれぞれ90度折り曲げて第三の辺3を引き起こ
し、前記第一の辺1と第三の辺3とから荷物を持ち上げ
る際に利用する取っ手を形成する。これらの構成によ
り、前記バックルを荷物の重心に合わせ仮置きすること
によって、荷物の重心に合わせた取っ手の取り付けがで
き、十文字の紐がけのベルトの交差点を容易に重心に合
わせることができる、荷物梱包用取っ手付き弛張自在バ
ックル5Aを提供することが可能となる。
【0026】また、四辺形の枠体5を有し、前記枠体を
形成する第四の辺4a,4bの中央部から外側に向けて
撓曲片9xa,9xbを介し帯留棒8xを配置して凸部
を形成し、次に第四の辺4a,4bの中央部付近から第
二の辺2a,2bに向けて、前記第四の辺から帯留用ベ
ルト挿入口11x、当該挿入口に撓曲片12a,12b
を介し棒留鉤14a,14bを上下に対向する形で第四
の辺4a,4bの中央部付近に取り付け、さらに弛張用
ベルト挿入口17xを配置する。次に、前記第二の辺2
a,2bの中央部から外側に向けて撓曲片19xa,1
9xbを介して弛張棒20x、さらに当該弛張棒から弛
解鉤21xを配置して凸部を形成する。これらの構成に
より、プラスチック製等のベルト等を用いて荷物を十文
字の一の字の方向に紐がけし梱包するには、前記ベルト
を帯留用ベルト挿入口11xの下側から挿し通して帯留
棒8xに巻き付け、再度帯留用ベルト挿入口11xから
引き出し、前記帯留棒の両端8xa,8xbを帯留鉤1
4a,14bへ押し込め係合することにより、前記ベル
トの一端は確実に固定される。次に、ベルトを荷物に巻
き付けて引き締めながら弛張用ベルト挿入口17xの下
側から挿し通して弛張棒20xに巻き付け、弛張用ベル
ト挿入口から挿し戻すことにより、荷物への十文字の一
の字の方向に紐がけしたベルトの緊縛と接合作業を行う
ことのできる、荷物梱包用取っ手付き弛張自在バックル
5Aを提供することが可能となる。
【0027】また、四辺形の枠体5を有し、前記枠体を
形成する第四の辺4a,4bの中央部から第二の辺2
a,2bに向けて直線上に配置された帯留用ベルト挿入
口11xと弛張用ベルト挿入口17xとに直交する形
で、第一の辺1から第三の辺3に向けて帯留棒8y、当
該帯留棒から撓曲片9ya,9ybを介して帯留用ベル
ト挿入口11y、当該挿入口に撓曲片13a,13bを
介し、棒留鉤15a,15bを左右へ対峙する形で取り
付け、さらに弛張用ベルト挿入口17yを配置し、さら
に、撓曲片19ya,19ybを介して弛張棒20y、
さらに当該弛張棒から弛解鉤21yを取り付け配置す
る。これらの構成により、プラスチック製等のベルト等
を用いて荷物を十文字の縦の方向に紐がけ梱包するに
は、前記ベルトを帯留用ベルト挿入口11yの下側から
挿し通して帯留棒8yに巻き付け、再度帯留用ベルト挿
入口11yから引き出し、前記帯留棒の両端8ya,8
ybを帯留鉤14a,14bへ押し込め係合することに
より、前記ベルトの一端は確実に固定される。次に、ベ
ルトを荷物に巻き付けて引き締めながら弛張用ベルト挿
入口17yの下側から挿し通して弛張棒20yに巻き付
け、弛張用ベルト挿入口から挿し戻すことにより、荷物
への十文字の縦の方向に紐がけしたベルトの緊縛と接合
作業を行うことのできる、荷物梱包用取っ手付き弛張自
在バックル5Aを提供することが可能となる。
【0028】また、四辺形の枠体5を有し、前記枠体を
形成する第一の辺1rおよび当該第一の辺に対向する第
三の辺3rが形成する領域、および、前記枠体を形成す
る第四の辺4a,4bの中央部から第二の辺2a,2b
に向けて取っ手と平行に配置された帯留用ベルト挿入口
11xと弛張用ベルト挿入口17xとの間に広告用メッ
セージ領域16を形成する。これらの構成により、荷物
を持ち上げる際に利用する単なる取っ手1,3に対し、
広告用メッセージ領域1r,3rおよび16を形成する
ことにより、情報発信媒体として、または当該荷物に関
する情報等、さらにより広範な種々の情報等を記録す
る、または記録した装置等を取り付けることができる、
荷物梱包用取っ手付き弛張自在バックル5Aを提供する
ことが可能となる。
【0029】次に、四辺形の枠体5を有し、荷物へ十文
字に紐がけし梱包し緊縛したプラスチック製等のベルト
等の緊縛を解き放つため、前記枠体の内部に、十文字の
一の字の方向および縦の方向に弛解鉤21x,21yを
配置し形成する。これらの構成により、前記弛解鉤を引
っ張り持ち上げることにより、前記ベルトを切断するこ
となく荷物から解き放つことができるため、ベルトが再
利用されることになり、廃棄による枯渇性資源の無駄な
消費を抑え、かつ地球環境に配慮した、荷物梱包用取っ
手付き弛張自在バックル5Aを提供することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における荷物梱包用取っ手付き弛
張自在バックルの一実施例を示す平面(表)図である。
【図2】 図1に示す荷物梱包用取っ手付き弛張自
在バックルの裏面を示す平面(裏)図である。
【図3】 図1に示す荷物梱包用取っ手付き弛張自
在バックルの概観を示す概観斜視図である。
【図4】 本発明における荷物梱包用取っ手付き弛
張自在バックルの使用状態を示す使用斜視図である。
【図4A】 荷物への十文字の紐がけ作業におけるの
一の字の方向への紐がけを説明するための実施図であ
る。
【図4B】 荷物への十文字の紐がけ作業における縦
の方向への紐がけを説明するための実施図である。
【図4C】 荷物への十文字の紐がけ作業において緊
縛を確実とする引き締めを説明するための実施図であ
る。
【図4D】 弛解鉤を利用した荷物の開梱を説明する
ための実施図である。
【図5】 従来技術により製造され広く一般に知ら
れている取っ手の模式図である。
【符号の説明】
1 ・・・・・・・ 四辺形の枠体を構成する第一
の辺で取っ手の一部 1r,3r ・・・・・ 広告用メッセージ領域(取っ
手部) 2a,2b ・・・・・ 四辺形の枠体を構成する第二
の 3 ・・・・・・・・・ 四辺形の枠体を構成する第三
の辺で取っ手の一部 4a,4b ・・・・ 四辺形の枠体を構成する第四
の辺 5 ・・・・・・・・ 枠体 6a,6b ・・・・・ 撓曲部 7a,7b ・・・・・ 撓曲部 8x,8y ・・・・・ 帯留棒 8xa,8xb ・・・ 帯留棒先端部 8ya,8yb ・・・ 帯留棒先端部 8xf,8xr ・・・ 滑り止め溝 8yf,8yr ・・・ 滑り止め溝 9xa,9xb ・・・ 撓曲片(帯留棒用) 9ya,9yb ・・・ 撓曲片(帯留棒用) 10xf,10yf ・ 滑り止め溝(帯留用ベルト挿
入口表用) 10xr,10yr ・ 滑り止め溝(帯留用ベルト挿
入口裏用) 11x,11y ・・・ 帯留用ベルト挿入口 12a,12b ・・・ 撓曲片(帯留鉤用) 13a,13b ・・・ 撓曲片(帯留鉤用) 14a,14b ・・・ 帯留鉤 15a,15b ・・・ 帯留鉤 16 ・・・・・・・・ 広告用メッセージ領域 17x,17y ・・・ 弛張用ベルト挿入口 18xf,18yf ・ 滑り止め溝(弛張用ベルト挿
入口表用) 18xr,18yr ・ 滑り止め溝(弛張用ベルト挿
入口裏用) 19xa,19xb ・ 撓曲片(弛張用ベルト挿入口
用) 19ya,19yb ・ 撓曲片(弛張用ベルト挿入口
用) 20x,20y ・・・ 弛張棒 20xf,20xr ・ 滑り止め溝(弛張棒表) 20yf,20yr ・ 滑り止め溝(弛張棒裏) 21x,21y ・・・ 弛解鉤 22a,22b ・・・ 取っ手係合用凸部 23a,23b ・・・ 取っ手係合用凹部 40xa,40xb ・ ベルトの先端部 40ya,40yb ・ ベルトの先端部 40TX,40TY ・ ベルトを引き締める際の引張
力の方向 41TX,41TY ・ ベルト弛める際の弛解鉤の引
張力の方向
フロントページの続き (72)発明者 戸田 裕子 埼玉県桶川市泉2丁目19番50号 桶川ビレ ッジマンション 4号棟319号 (72)発明者 戸田 順 埼玉県桶川市泉2丁目19番50号 桶川ビレ ッジマンション 4号棟319号 Fターム(参考) 3E085 BA15 BB18 BC07 BD03 BD04 BD08 BF01 BF03 BF09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四辺形の枠体を有し、前記枠体を形成す
    る第一の辺および当該第一の辺に対向する第三の辺に対
    し、第一の辺および第三の辺に隣接する第二の辺および
    第四の辺のほぼ中央部付近に設けられた撓曲部をそれぞ
    れ折り曲げて、前記第一の辺および第三の辺を引き起こ
    し、前記引き起こされた第一の辺と第三の辺とから荷物
    を持ち上げる際に利用する取っ手を形成することを特徴
    とする荷物梱包用取っ手付き弛張自在バックル。
  2. 【請求項2】 四辺形の枠体を有し、前記枠体を形成す
    る第四の辺の中央部から外側に向けて撓曲片を介し、帯
    留棒を配置して凸部を形成し、次に、第四の辺の中央部
    から第二の辺に向けて、前記第四の辺から帯留用ベルト
    挿入口、当該挿入口に撓曲片を介し、帯留鉤を上下に対
    向する形で取り付け、さらに弛張用ベルト挿入口を配置
    する。次に、前記第二の辺の中央部から外側に向けて撓
    曲片を介して弛張棒、さらに当該弛張棒から弛解鉤を配
    置して凸部を形成する。これらの配置により、第四の辺
    と第二の辺とに直交する形で、帯留棒、帯留用ベルト挿
    入口、帯留鉤、弛張用ベルト挿入口、弛張棒および弛解
    鉤を取っ手と平行に配置したことを特徴とする荷物梱包
    用取っ手付き弛張自在バックル。
  3. 【請求項3】 四辺形の枠体を有し、前記枠体を形成す
    る第四の辺の中央部から第二の辺に向けて直線上に配置
    された帯留用ベルト挿入口と弛張用ベルト挿入口とに直
    交する形で、第一の辺から第三の辺に向けて、帯留棒、
    当該帯留棒から撓曲片を介して帯留用ベルト挿入口、当
    該挿入口に撓曲片を介して帯留鉤を左右へ対峙する形で
    取り付け、さらに弛張用ベルト挿入口を配置し、さらに
    撓曲片を介して弛張棒、さらに当該弛張棒から弛解鉤を
    取り付ける。これらの配置により、取っ手と直交する形
    で第一の辺と第三の辺との間に、帯留棒、帯留用ベルト
    挿入口、帯留鉤、弛張用ベルト挿入口、弛張棒、弛解鉤
    を配置したことを特徴とする荷物梱包用取っ手付き弛張
    自在バックル。
  4. 【請求項4】 四辺形の枠体を有し、前記枠体を形成す
    る第一の辺および当該第一の辺に対向する第三の辺が形
    成する領域、および、前記枠体を形成する第四の辺の中
    央部から第二の辺に向けて取っ手と平行に配置された帯
    留用ベルト挿入口と弛張用ベルト挿入口との間に形成さ
    れる領域を広告用メッセージ領域としたことを特徴とす
    る荷物梱包用取っ手付き弛張自在バックル。
  5. 【請求項5】 前記請求項2および3に記載した弛解鉤
    を形成することにより、紐がけに用いたベルト等を切断
    することなく弛める機能を提供し、再利用を可能とした
    ことを特徴とする荷物梱包用取っ手付き弛張自在バック
    ル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200456563Y1 (ko) 2009-06-15 2011-11-07 김종원 운구용 손잡이 고정구
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CN109353638A (zh) * 2018-11-30 2019-02-19 刀国华 一种用于快递纸箱的拎手装置
KR102035486B1 (ko) * 2018-07-04 2019-10-23 김 미 연 박스 부착식 다용도 핸들

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