JP3175823U - 顔の弛み、ほうれい線矯正用具 - Google Patents

顔の弛み、ほうれい線矯正用具 Download PDF

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Abstract

【課題】加齢により顔、特に頬及びその近傍部位に生ずる弛みを簡単な取付作業で矯正できる、顔の弛み、ほうれい線矯正用具を提供する。
【解決手段】顔の弛み、ほうれい線矯正用具は、両端部に柔軟性、伸縮性に富む素材の掛け部2を作成した柔軟性、伸縮性の素材から成る横長の固定部材1と、この固定部材1の中央から両端側に寄ったそれぞれの位置に突出して設けた柔軟性、弾力性の素材から成る引き上げ部材3とから成り、使用時に固定部材1の中央部を顎5に当て、掛け部2を耳6に懸け渡すことで、引き上げ部材3により頬7及びその近傍を上方に引き上げる。
【選択図】図1

Description

本考案は加齢により生ずる顔の、特に頬近辺の弛みを矯正し、同時にほうれい線の矯正も行うための用具に関するものである。
顔の皮膚や筋肉は加齢とともにその働きが衰えるため、顔に弛みが表れることが避けられない。顔全体に弛みが生じてくることになるが、特に頬に弛みが生じたり、口との間のほうれい線の溝が深くなるといった事態が生ずる。そのため特に美容に関心の高い女性にとって、これらのことは重大な関心事となっていた。
そこでこれまで、栄養クリームを塗布して指先でマッサージを施したり、ヒアルロン酸やコラーゲンを注入するなどの治療を施すことが行われている。
また各種の器具を開発して、顔に生じた弛みを矯正するための試みがなされている。たとえば、顔面の皮膚の弛みの原因となる口横のほうれい線を上方に引き上げ、顔の皮膚を引き締めることで、弛みを矯正する「顔のマスク」としての発明として、「上部に主ベルト、側部に副ベルトを設けた、顔面の下部全体を覆う本体から成るマスクで、この本体を顔面に当てるとき、主ベルトを頭頂部の後方で縛結し、副ベルトを頭部の背面に回して縛結する(耳、口、顎の各部位には逃げ用として、それぞれ耳穴、口穴、顎穴を設けている)マスク」が考えられている。(特許文献1参照)
特開2010−12188号公報
上記従来の美容品の使用では、顔の弛みの矯正には十分な効果は期待できず、治療についても経済的な負担が課題として挙げられていた。
また弛みの矯正のための用具としての前記マスクについては、以下の課題が解決されなければならない。
すなわち、このマスクは、本体が顎、口を含む顔の下部のほとんどを覆う広い面積の本体と、この本体を上方、側方に引っ張る主、副の二つのベルトを使用するもので、部品点数が多く、しかも目的を達するために顔の下部を覆う構成であることから、口や顎、耳などの逃げ穴を特に作成しなければならず、多くの作成工数を必要とするものである。
また上記マスクにおいては、本体を単に上方及び側方に引っ張ることのみを考慮したものであるため、頬の弛みの矯正やその近傍の部位に生ずるほうれい線の溝が深くなるという問題に対する矯正などについての方策が特別に講じられていない、ことなどが解決されるべき課題として挙げられる。
本考案は上記の課題を解決したもので、使用時に頬及びその近傍を引き上げる目的を有する引き上げ部材と、この引き上げ部材を一部に設け使用時に両端に設けた掛け部とともに顔への固定を行う固定部材という数少ない構成要素を基本に据えた顔の弛みの矯正と、ほうれい線を目立たなくさせる矯正を図った考案を提供するものである。
具体的には第1に、両端部に柔軟性、伸縮性に富む素材の掛け部を作成した、柔軟性、伸縮性の素材から成る横長の固定部材と、この固定部材の中央から両端側に寄ったそれぞれの位置に突出して設けた柔軟性、弾力性のある素材から成る引き上げ部材とから成り、使用時に固定部材の中央部を顎に当て、掛け部を耳に懸け渡すことで、引き上げ部材により頬及びその近傍を上方に引き上げることを可能にした顔の弛み、ほうれい線矯正用具を提供するものである。
この矯正用具は、顎と両耳に懸け渡す掛け部と固定部材、頬に圧接させて頬とその近傍部位を引き上げ部材により引き上げるという簡単な構成と、容易な取付作業(固定作業)によって、確実に顔とほうれい線の矯正を成し遂げられる優れた考案である。またこの矯正用具は、構成が固定部材、掛け部、引き上げ部材という簡単なものであるうえに、顔への取付も頬を中心にした極めて限られた部位に限定され、しかも取付け(固定)も固定部材の中央部を顎に当て端部の掛け部を耳に掛けるという簡単な作業で行える極めて便利なものである。また固定部材、引き上げ部材、掛け部など使用時に、顔に直接接する素材は柔軟性を有するもので作成しているため、使用者への肉体的負担も極めて軽いものである。
次の第2から第4の考案は上記第1の考案の一部を下位概念化し、実施形態として表現したものであるが、この第1の基本考案が有する効果は第2以下の考案も当然有するものである。
また第2に、固定部材を柔軟性、伸縮性のある横長の表面材と裏面材とを固着した二層面材で作成した本体とするとともに、掛け部として前記本体の両端にU字状の開放端側を固着した柔軟性、伸縮性素材の取付体を設け、引き上げ部材を、柔軟性、弾力性を有する芯材を前記二層面材で覆うことで固着して突出部としたことを特徴とする顔の弛み、ほうれい線矯正用具を提供するものである。
この矯正用具は、固定部材を二層面材で作成することにより、強度が増すとともに、引き上げ部材となる突出部を形成するのに芯材内包方式を採用することを可能とし、製作を容易にすることができる。
また第3に、固定部材を柔軟性、伸縮性のある横長の一層の素材とした基材部とするとともに、掛け部として前記基材部の両端にU字状の開放端部を固着した柔軟性、伸縮性の取付材を設け、引き上げ部材を柔軟性、弾力性の素材を露出させた平頭饅頭形の突出部材としたことを特徴とする顔の弛み、ほうれい線矯正用具を提供するものである。
この矯正用具は、固定部材を一層の素材の基材部とすることにより、引き上げ部材として素材を露出させた突出部材を使用でき、固着もより簡単に行うことができる。また突出部材に使用する素材の選択の仕方によって引き上げ効果もより向上させることができる。
さらに第4に、両端部の掛け部として設けたU字状部を含めて、固定部材を柔軟性、伸縮性のある素材の紐状もしくは帯状の輪材から成る横向きの閉鎖輪として作成し、引き上げ部材を柔軟性、弾力性のある素材の突出体として横向き平行にした閉鎖輪の相対向する相互の輪材に懸け渡して設けたことを特徴とする顔の弛み、ほうれい線矯正用具を提供するものである。
この矯正用具は、固定部材を紐状もしくは帯状の輪材から成る閉鎖輪としたことによって、構成が極めて簡易なものであるうえ、纏めるのが容易で小さく纏めることが可能となるため、使用しない時などの保管にも有用なものである。しかも全体の嵩も小さく軽量であるため、携帯するときに便利なものであり、価格も極めて低廉なものとすることができる。また引き上げ部材の突出体の固着も、2本の平行させた対向する輪材に懸け渡して行うものであるため、簡単な作業で行うことができる。さらに、使用時には固定部材を上方向に引き上げる力が付与されるため、耳に荷重が架かることが想定されるが、これも掛け部である輪材の閉鎖輪となる紐もしくは帯を幅広のものとすれば容易に解決できるものである。
以上のように本考案は、掛け部を有する固定部材とこの固定部材の一部に設けた突出形状の引き上げ部材とから成る極めて簡単な構成であることから、作成が容易であり、価格も低廉にすることができる。また使用時における顔への取付け(固定)も、顎に固定部材の中央部を懸け、耳に掛け部を引っかけるという簡単な作業で行うことができる。
また本考案はその使用時には、固定部材に突出して設けた引き上げ部材が頬の下部に圧接し、耳方向に上向きの引き上げ力を受け続けるものであるため、顔に取付中(固定中)の間、頬及びその近傍部位が上方向に引き上げられた状態が継続することになり、頬及びその近傍の皮膚、筋肉が刺激を受け弛みが矯正されたり、ほうれい線の溝が浅くなって、溝を目立たなくする矯正を行うことができる。
さらに従属請求項に記載した考案によれば、固定部材を二層の本体とすることで、固定部材の強度を向上させたり、引き上げ部材の突出体の作成を容易にすることができる。また
固定部材を一層の基材部として、引き上げ部材を素材露出の突出部材とすることで、引き上げ効果をより向上させることができる。さらに固定部材として紐状もしくは帯状の輪材から成る閉鎖輪を使用することで、保管や使用上に便利な、またより廉価なものを作成することができる。
本考案顔の弛み、ほうれい線矯正用具(第1、第2の実施形態)を使用した状態を示す図面で、(A)は側面図、(B)は正面図 第1の実施形態を示し、(A)は正面側の斜視図、(B)は(A)のA―A線断面図 第2の実施形態を示し、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は(B)のA―A線断面図 第3の実施形態を示し、(A)は正面側からの斜視図、(B)は背面側からの斜視図
本考案顔の弛み、ほうれい線矯正用具は、使用時に頬及びその近傍を引き上げる目的を有する引き上げ部材と、この引き上げ部材を一部に設け使用時に両端に設けた掛け部とともに顔への固定を行う固定部材という数少ない構成要素を基本とした考案で、これの使用により顔、特に頬とその近傍部位の弛みを矯正し、同時にほうれい線の溝を浅くして目立たなくさせる矯正を行うものである。以下にその使用状態と各実施形態を図1から図4により説明する。
図1は本考案顔の弛み、ほうれい線矯正用具の第1及び第2の実施形態(図2、図3で説明する)を、人の顔4に取り付け、使用したときの状態を示すものである。すなわち、第1、第2の実施形態を、顔4に取り付けて使用する時には、固定部材1の中央を顎5に、固定部材1の両端に設けた掛け部2を耳6に懸け渡すことで、顔4への固定を行い、同時に固定部材1に設けた引き上げ部材3により頬7及びその近傍に圧接してこの部位を引き上げることを可能にし、頬7及びその近傍部位の矯正と、ほうれい線8を目立たなくするという矯正効果を奏するものである。また第3の実施形態(図4により説明する)においては、図1の固定部材1の形状が面体から線体(紐もしくは帯)に変更になるだけでその使用においては実質的に機能、効果ともに変わるところはない。以下にその第1、第2、第3の実施形態を図2から図4により説明する。
図2は第1の実施形態の矯正用具を示したもので、使用時にその両端部に固着した掛け部2としての取付体10とともに、顔4への固定を行う固定部材1として横長の本体9を使用し、使用時に頬7及びその近傍を引き上げる目的を有する引き上げ部材3として、前記本体9の中央より両端側に向け離れたそれぞれの位置に突出部11を設けたものである。
本体9は、ともに柔軟性、伸縮性に富む表面材12と裏面材13とを周縁部で固着した二層面材から成るもので、その中央より両端側に向け離れたそれぞれの位置に、前記表面材12と裏面材13との間に柔軟性、弾力性素材から成る突出芯部14を挟んで柔軟性、弾力性のある突出部11を形成する。また本体9の両端部には、柔軟性、伸縮性を持ったU字形状の取付体10の開放端を固着する。これら表面材12、裏面材13、突出部11、突出芯部14の位置関係は図2の(B)で示している。
前記突出部11を設ける位置は、第1の実施形態の矯正用具を顔4の顎5と耳6に取り付けたとき頬7及びその近傍を引き上げた状態となるよう、顎5の当接する位置(本体9の中央位置に該当する)からわずか上方に離れた位置(頬7の下部に該当する位置)にする。またこの突出部11を設ける作業は、前もって突出芯部14を表面材12と裏面材13との間に固定しておいて(あるいは作業方法によっては前もって固定することもなく)、この表面材12、裏面材13の固着作業を行う時に同時に行う。すなわち突出芯部14は表面材12と裏面材13という二層の面材で表、裏両面を覆われるものである。
また顔4に接触するのは柔軟性素材の本体9の裏面材13であり、耳6に係合するのは同じく柔軟性素材から成る取付体10であるため、この第1の実施形態の矯正用具取付時に際して使用者に肉体的な負担を強いることはない。
この第1の実施形態の矯正用具を使用するときには、顔4の顎5に本体9の裏面材13の中央部を当て、取付体10をもって顔4の耳6の方向に本体9を引き上げる。そのとき本体9は顔4に密着して緊張状態となるが、突出部11が頬7の下部位置にあたっているため、突出部11が上方への引き上げ力を受けて頬7とその近傍を引き上げることになって、頬7とその近傍部位を上方に引き上げる働きをする。この引き上げ力により頬7近傍の皮膚、筋肉に、より強力な圧力と刺激を与えることが可能になる。
そのため、頬7及びその近傍の部位が第1の実施形態の矯正用具を顔4に取り付けている間(顔4に固定している間)、上方向に引き上げられた状態を保つため、頬7及びその近傍部位の弛みをなくすように働くことになる。また頬7及びその近傍部位が上方に引き上げられることで、ほうれい線8の溝も浅くなる方向に引き上げられる力を受け続けるため、ほうれい線8の溝も浅く目立たなくなる。
またこの第1の実施形態は、固定部材1を表面材12、裏面材13という二層面材で作成することにより、強度が増すとともに、引き上げ部材3となる突出部12を形成するのに突出芯部14という芯材を内包するという方式を採用したことにより、製作を容易にすることができる。
図3は第2の実施形態の矯正用具を示すもので、固定部材1として、柔軟性、伸縮性の素材から成る横長一層の基材部15を使用するとともに、この基材部15の両端に固着する掛け部2として、U字形状の開放端部を固着する柔軟性、伸縮性の素材から成る取付材16を使用し、引き上げ部材3として、前記基材部15の中央より両端側に離れたそれぞれの位置に固着した、柔軟性、弾力性素材の突出部材17を設けたものである。なお前記突出部材17は柔軟性、弾力性素材を露出させた状態で、形状は平頭饅頭形のものを使用する。
突出部材17の固着位置は、第1の実施形態の矯正用具における突出部11を設けた位置と同じである。すなわち第2の実施形態の矯正用具を顔4の顎5と耳6に取り付けたとき、頬7の下方位置から上方に頬7およびその近傍部位を引き上げた状態となるよう、顎5の当接する位置(基材部15の中央位置に該当する)からわずか上方へ離れた位置(頬7の下部に該当する位置)に、その基材部15裏面側に固着するようにする。
また顔4に接触するのは柔軟性素材の突出部材17と基材部15であり、耳6に係合するのは同じく柔軟性素材から成る取付材16であるため、この第2の実施形態の矯正用具取付時に際して使用者に肉体的な負担を強いることはない。
この第2の実施形態の矯正用具を使用するときには、顔4の顎5に基材部15の裏面の中央部を当て、取付材16をもって顔4の耳6方向に基材部15を引き上げる。そのとき突出部材17が頬7の下部位置に当接するため、上方への引き上げ力を受けて頬7とその近傍を引き上げることになり、頬7を中心とした近傍部分を含めて上方に引き上げる働きをする。この引き上げ力により頬7近傍の皮膚、筋肉に、より強力な刺激、圧力を与えることが可能となる。
それにより、頬7及びその近傍が第2の実施形態の矯正用具を顔4に取り付けている間(固定している間)、上方向に引き上げられた状態を保つため、頬7の弛みをなくす働きを奏するものである。また頬7の部位が上方に引き上げられることで、ほうれい線8の溝も浅くなる力を受け続けるため、ほうれい線8の溝も浅く目立たなくなる効果を奏する。
なおこの第2の実施形態の矯正用具では、固定部材1を一層の素材の基材部15とすることにより、引き上げ部材3として素材を露出させた突出部材17を使用するため、固着もより簡単に行うことができる。また突出部材17に使用する素材の選択の仕方によって引き上げ効果もより向上させることができる。
図4は第3の実施形態を示すもので、使用時に顔への固定をも兼ねる目的を有する固定部材1として、柔軟性、伸縮性のある素材の、紐状もしくは帯状の輪材を横長にし、両端に掛け部2としてのU字状部20を形成する閉鎖輪18を使用し、かつ使用時に頬7およびその近傍を引き上げる目的を有する引き上げ部材3として、前記閉鎖輪18の中央より両端側に向け離れたそれぞれの位置に固着した、柔軟性、弾力性のある素材の突出体19を使用するもので、使用時に閉鎖輪18の中央を顎5に、両端のU字状部20を耳6に懸け渡し同時に頬7およびその近傍を突出体19により引き上げることを可能にしたものである。
閉鎖輪18は紐状もしくは帯状の輪材を横長にしたもので、この第3の実施形態を顔4に固定して使用するとき、その中央となる箇所からU字状部20となる端側に離れた位置(取付け時に頬7の下部に該当する位置)の相対向する平行した相互の輪材にかけ渡して突出体19を固着する。また突出体19の閉鎖輪18を固着する面には2本の平行溝を付けてその溝に閉鎖輪18を差し込んで固着する方法を採用しても良い。
また顔4に接触するのは柔軟性、弾力性素材の突出体19と閉鎖輪18であり、耳6に係合するのは閉鎖輪18のU字状部20であるため、この第3の実施形態の矯正用具を取り付けた時に使用者に肉体的な負担を強いることはない。このとき、閉鎖輪18を作成する輪材を幅広の素材とすることにより、耳6に懸け渡したときの負担をより小さくすることができる。
この第3の実施形態の矯正用具を使用するときには、顔4の顎5に閉鎖輪18の中央部を当て、閉鎖輪18のU字状部20をもって顔4の耳6方向に閉鎖輪18を引き上げる。そのとき突出体19が頬7の下部に当接するため、上方への引き上げ力を受けて頬7とその近傍を引き上げることになり、頬7を中心としてその近傍の部位を上方に引き上げる働きをする。この引き上げ力により頬7およびその近傍部位の皮膚、筋肉に強力な刺激と圧力を与えることが可能となる。
それにより、頬7及びその近傍部位が第3の実施形態の矯正用具を顔4に取り付けている間(固定している間)、上方向に引き上げられた状態を保つため、頬7の弛みをなくす働きを奏する。また頬7及びその近傍部位が上方に引き上げられることで、ほうれい線8の溝も浅くなるような力を受け続けるため、ほうれい線8の溝も浅く目立たなくなる。
なお第3の実施形態の矯正用具においては、固定部材1を紐状もしくは帯状の輪材から成る閉鎖輪18としたことによって、構成がきわめて簡単なものであるうえ、纏めるのが容易で小さく纏めることが可能となるため、使用しない時などの保管にも有用なものである。しかも全体の嵩も小さく軽量であるため、携帯するときに便利なものであり、価格も極めて低廉なものにすることができる。また引き上げ部材3の突出体19の固着も、2本の平行させた対向する輪材に懸け渡して行うものであるため、簡単な作業で行うことができる。
以上の説明のなかで固着と言ってきたが、たとえば第1の実施形態においては、本体9と取付体10、本体9の表面材12と裏面材13、第2の実施形態においては基材部15と取付材16、および基材部15と突出部材17、また第3の実施形態においては、閉鎖輪18と突出体19の、各相互の固着は、逢着、接着、圧着いずれでも良い。
上記各実施形態の顔の弛み、ほうれい線矯正用具は男女を問わずに、また顎5から耳6に懸けて取り付ける簡単な作業で行うことができるため年齢にかかわらず、使用可能である。また使用はたとえば夜就寝前などの時間を利用して行うことで、弛みの矯正、ほうれい線の溝の深化を矯正することが可能である。
1 固定部材
2 掛け部
3 引き上げ部材
4 顔
5 顎
6 耳
7 頬
8 ほうれい線
9 本体
10 取付体
11 突出部
12 表面材
13 裏面材
14 突出芯部
15 基材部
16 取付材
17 突出部材
18 閉鎖輪
19 突出体
20 U字状部

Claims (4)

  1. 両端部に柔軟性、伸縮性に富む素材の掛け部を作成した、柔軟性、伸縮性の素材から成る横長の固定部材と、この固定部材の中央から両端側に寄ったそれぞれの位置に突出して設けた柔軟性、弾力性のある素材から成る引き上げ部材とから成り、使用時に固定部材の中央部を顎に当て、掛け部を耳に懸け渡すことで、引き上げ部材により頬及びその近傍を上方に引き上げることを可能にした顔の弛み、ほうれい線矯正用具
  2. 固定部材を柔軟性、伸縮性のある横長の表面材と裏面材とを固着した二層面材で作成した本体とするとともに、掛け部として前記本体の両端にU字状の開放端側を固着した柔軟性、伸縮性素材の取付体を設け、引き上げ部材を、柔軟性、弾力性を有する芯材を前記二層面材で覆うことで固着して突出体としたことを特徴とする請求項1の顔の弛み、ほうれい線矯正用具
  3. 固定部材を柔軟性、伸縮性のある横長の一層の素材とした基材部とするとともに、掛け部として前記基材部の両端にU字状の開放端部を固着した柔軟性、伸縮性の取付材を設け、引き上げ部材を柔軟性、弾力性のある素材を露出させた平頭饅頭形の突出部材としたことを特徴とする請求項1の顔の弛み、ほうれい線矯正用具
  4. 両端部の掛け部として設けたU字状部を含めて、固定部材を柔軟性、伸縮性のある素材の紐状もしくは帯状の輪材から成る横向きの閉鎖輪として作成し、引き上げ部材を柔軟性、弾力性のある素材の突出体として横向き平行にした閉鎖輪の相対向する相互の輪材に懸け渡して設けたことを特徴とする請求項1の顔の弛み、ほうれい線矯正用具
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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