JP3174707U - 巻尺用ベルトクリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】ベルトクリップ本来の機能に加え、安全に外部のフック部材にも係着できるようにして、ベルトに設けられているカラビナ(茄子環やDフックなど)にも巻尺をコンパクトに掛けることができる巻尺用ベルトクリップを提供する。
【解決手段】ベルトクリップを、ケース1に固定するベース体2と、該ベース体2にケース1面と略平行に一方向乃至両方向に回転移動可能に支持する可動クリップ体3から構成し、可動クリップ体3を回転移動させる方向により、作業者が装着するベルトに係着可能なクリップ形態と、外部のフック部材に係着可能な係着具形態に変化できるようにする。
【選択図】図1

Description

本考案は、巻尺のケースを作業者のベルトに係着する際に用いられる巻尺用ベルトクリップに関し、より詳しくは、外部のフックにも対応可能なベルトクリップに関する。
従来、巻尺用ベルトクリップは、図6に示すように、ヘアピン状に形成したプレート体8の同プレート間に作業者が装着するベルト9を挿嵌できるようになっていて、例えば、測定作業中に巻尺を一時保持する時や移動のため携帯する際には、該プレート体8をベルト9に係着することによって同巻尺を作業者が装着するベルト9に保持させることができる(例えば、特許文献1参照)。
そして、最近では巻尺以外にもベルトに係着できるように構成された工具が格段に増えていることから、ベルトもこれに対応すべく多くの工具を携帯できるようベルトにカラビナ(茄子環やDフックなど)などの吊り下げ具を多数並設するタイプに変わってきており、このため、巻尺をベルトクリップによってベルトの係脱し易い位置に係着することができなくなった。
したがって、巻尺をベルトに保持させる場合は、止むを得ず巻尺に有する手首に掛けて用いる手下げ用ストラップ(例えば、特許文献2参照)を同ベルトのカラビナ(茄子環やDフックなど)に掛けて保持する場合があった。
上記のように、手下げ用ストラップをカラビナ(茄子環やDフックなど)に掛けて巻尺を保持した場合は、巻尺が作業者の太もも付近まで垂れ下がってしまうため、歩行の際や腰を落とした低い姿勢で行う作業の際に同巻尺が非常に邪魔になっていて、これにより、作業に集中できない恐れや、2次災害が生じる恐れがあるといった問題が生じていた。
登録実用新案第3138286号公報(第1〜5頁、図1〜3) 特開2001−174201号公報(第1〜4頁、図5)
本考案の目的とするところは、ベルトクリップ本来の機能に加え、安全に外部のフック部材にも係着できるようにして、ベルトに設けられているカラビナ(茄子環やDフックなど)にも巻尺をコンパクトに掛けることができる巻尺用ベルトクリップを提供できるようにすることにある。
上述した課題を解決するために、本考案に係る巻尺用ベルトクリップは、巻尺のケースに取り付けられ、該ケースを作業者のベルトに係着する際に用いられる巻尺用ベルトクリップにおいて、該ベルトクリップが、ケースに固定するベース体と、該ベース体に支持され少なくともケースとの間に前記ベルトが入る空間を形成するクリップ形態、また、外部のフック部材に係着する係着具形態に変化できる可動クリップ体とからなり、該可動クリップ体は、少なくとも初期位置のクリップ形態にしているときにはベルトクリップに有するクリップ形態維持手段により同クリップ形態に維持され、且つ、クリップ形態維持手段による維持を解除することによって係着具形態に変化させることができるように構成したことを特徴とするものである。
具体的には、可動クリップ体を、ベース体が取り付けられるケース面と略平行に一方向乃至両方向に回転移動可能に該ベース体に支持して、該可動クリップ体の先端をケースの下方に向けたときにクリップ形態になるようにすると共に、同先端をケースの上方に向けたときに係着具形態になるようにする。
ケースの上下方向とは、ケース内に収容する測定テープの引き出し方向と略直交する方向であって、また、該測定テープが出入りする出入り口が設けられるのがケースの下方部である。
可動クリップ体の係着具形態とは、先端をケースの上方に向けた可動クリップ体の一部がケースよりも突出して同突出する部位が外部のフック部材に係着可能になった状態である。
そして、可動クリップ体は、少なくとも初期位置のクリップ形態にしているときにはベルトクリップに有するクリップ形態維持手段により同クリップ形態に維持している。
また、該クリップ形態維持手段は、本ベルトクリップを設ける巻尺ケースの形態によりベルトクリップ形状などが変化するため、可動クリップ体のクリップ形態を維持するための維持手段(機構など)は、公知の技術を選定して用いればよいが、その一例を以下に説明する。
例えば、ベース体に設けた凸部に、全体または所定の部位を弾性素材で形成してなる可動クリップ体に設けた凹部を嵌め、該可動クリップ体を係着具形態にするとき、該可動クリップ体の凹部をベース体の凸部から強制的に脱出させ、またクリップ形態に戻した際に可動クリップ体の凹部がベース体の凸部に嵌ることができるような構造にする。すなわち、可動クリップ体の維持を所定の力で強制解除できるようにする。
勿論、ベルトクリップ(ベース体/可動クリップ体)に自動や手動による機械的なロック機構を設けて、可動クリップ体をクリップ形態に維持できるようにしてもよい。
また、可動クリップ体に凸部を、ベース体に凹部を形成して、可動クリップ体の凸部を板ばねなどの外部の段発部材によって弾設し、可動クリップ体を係着具形態にするために回転移動した際、該可動クリップ体の凸部をベース体の凹部から強制的に脱出させ、またクリップ形態に戻した際に可動クリップ体の凸部がベース体の凹部に嵌ることができるようにしてもよい。
また、可動クリップ体を係着具形態にしたとき、該可動クリップ体を係着具形態に維持できるようにしてもよく、該維持方法においても、可動クリップ体を同クリップ形態に維持する上述の方法を用いてもよい。
そして、可動クリップ体は金属や樹脂などの線状材やプレート材(薄板)から形成し、且つ、可動クリップ体をクリップ形態にしているときは、少なくとも同可動クリップ体とケース面との間に、巻尺の携帯者たる作業者のベルトを入れることのできる空間が形成されるようにする。
また、作業者のベルトを、可動クリップ体の先端側より同可動クリップ体とケース面との間に入れ易くするために、素材の性質による弾性によって可動クリップ体の先端とケース面との間が外力によって離間できて、また弾性復元力によって初期位置に復帰できるようにするのがよい。
ベース体は、例えば、金属や樹脂などから形成し、同ベース体をケースに固定する際は、例えば、左右の半ケースを固定して巻尺ケースを形成する際に用いる固定用ねじを用いてケース上に固定すればよい。
本考案の巻尺用ベルトクリップによれば、同ベルトクリップの可動クリップ体を、巻尺の携帯者たる作業者のベルトに係着するためのクリップ形態と、ベルトに備えるカラビナ(茄子環やDフックなど)などの吊り下げ具に掛着するための係着具形態に、必要に応じて簡単に変化させることができる。
これにより、巻尺をカラビナ(茄子環やDフックなど)などの吊り下げ具を備えるベルトに係着する場合は、クリップ形態にしている可動クリップ体を係着具形態に変化させることによって同可動クリップ体がベルトのカラビナ(茄子環やDフックなど)などの吊り下げ具に掛けるのに適した形状になり、そして、この係着具形態に変化した可動クリップ体をベルトのカラビナ(茄子環やDフックなど)などの吊り下げ具に掛けることで巻尺をしっかりと作業者のベルトに保持させることができる。
また、カラビナ(茄子環やDフックなど)に保持した巻尺は必要以上に垂れ下がらないのでコンパクトに吊り下げておくことができ、これにより、歩行の際や腰を落とした低い姿勢で行う作業の際にも同巻尺が大きく揺動したり床面上を引きずることもまずなく、作業に集中することができる。
本考案に係る巻尺用ベルトクリップを示す斜視図。 ベルトクリップの可動クリップ体を変化させた状態を示す斜視図。 ベルトクリップの断面図。 ベルトクリップの使用状態を示す図。 ベルトクリップの使用状態を示す図。 従来のベルトクリップを設けている巻尺を示す斜視図。
以下、本考案に係る巻尺用ベルトクリップを、添付図面に示す具体例に基づいて説明する。
本考案の巻尺用ベルトクリップは、図1に示すように、巻尺のケース1に固定されるベース体2と、ベース体2の軸2a(図3を参照)に支持され、同ベース体2が取り付けられるケース1面に略平行に一方向乃至両方向に回転移動する可動クリップ体3から構成している。なお、図3中の符合3eは、可動クリップ体3における基部3cの抜け止めである。
ベース体2は、例えば、金属加工品や樹脂成型品などから形成していて、ケース1上に同ケース1の組み立ての際に用いる固定用ねじたる雄ねじ4によって固定している。
可動クリップ体3は、例えば、弾性を有する金属や樹脂などの線状材から形成していて、且つ、可動クリップ体3を同図1のようにクリップ形態にしているときは、可動クリップ体3(アーム部3a)とケース1面との間に、巻尺の携帯者たる作業者のベルト6(図4を参照)を入れることのできる空間たるベルト挿通部5(図4を参照)を形成できるようにしている。
さらに、可動クリップ体3は、同図1のようにクリップ形態にしているときは公知の技術によって同クリップ形態を維持するようにしていて、該維持手段の具体例としては、図3に示すように、ベース体2の凸部2bに弾性を有する素材で形成した可動クリップ体3の基部3cにおける凹部3dが嵌まることで、該可動クリップ体3をクリップ形態に維持できるようにしている。
以下、上述のように構成した本考案に係る巻尺のベルトクリップの作用について説明する。
可動クリップ体3がクリップ形態になっている状態、すなわち、図1に示したベース体2の軸2a(図3を参照)に支持された該可動クリップ体3のアーム部3aの先端3bがケース1の下方に向いている状態から、図2に示した外部のフック部材に係着できる係着具形態に変化させる場合を説明する。
先ず、可動クリップ体3のアーム部3aを、図1中の矢印A方向に所定の力で回転移動させる。
そうすると、ベース体2の凸部2bに嵌る可動クリップ体3の凹部3dが(図3を参照)、この凸部2bから脱出する。なお、可動クリップ体3の基部3cは、凹部3dが凸部2bから脱出すると共に素材の性質(弾性)によって変形する。
次いで、可動クリップ体3のアーム部3aを、さらに図1中の矢印A方向に回転させて先端3bをケースの上方に向ける。
そうすると、図2に示した外部のフック部材7(図5を参照)に係着できる係着具形態に変化する。
また、本実施例では、可動クリップ体3を係着具形態にしたとき、該可動クリップ体3を係着具形態に維持できるよう可動クリップ体3の凹部3dとベース体2の凸部2bの位置を考慮して配設しているので、可動クリップ体3が係着具形態に変化すると該可動クリップ体3の凹部3dがベース体2の凸部2bに嵌り、可動クリップ体3が係着具形態に維持される。なお、可動クリップ体3の変形状態にある基部3cは、凹部3dが凸部2bに嵌ると共に素材の性質(弾性復元力)によって変形が初期位置に復帰する。
そして、係着具形態の可動クリップ体3をクリップ形態に戻す際は、図1中の矢印A方向と反対方向に回転させたり、または、図2中の矢印B方向に回転させることによってクリップ形態(図1の状態)に戻る。
図5は、係着具形態に変化させた可動クリップ体3により、巻尺を作業者のベルトに有するカラビナ(茄子環やDフックなど)などの吊り下げ具たるフック7に掛着した状態を示している。
1 ケース
2 ベース体
2a 軸
2b 凸部
3 可動クリップ体
3a アーム部
3b 先端
3c 基部
3d 凹部
3e 抜け止め
4 雄ねじ
5 ベルト挿通部
6 ベルト
7 フック部材
8 プレート体
9 ベルト

Claims (3)

  1. 巻尺のケースに取り付けられ、該ケースを作業者のベルトに係着する際に用いられる巻尺用ベルトクリップにおいて、該ベルトクリップが、ケースに固定するベース体と、該ベース体に支持され少なくともケースとの間に前記ベルトが入る空間を形成するクリップ形態、また、外部のフック部材に係着する係着具形態に変化できる可動クリップ体とからなり、該可動クリップ体は、少なくとも初期位置のクリップ形態にしているときにはベルトクリップに有するクリップ形態維持手段により同クリップ形態に維持され、且つ、クリップ形態維持手段による維持を解除することによって係着具形態に変化させることができるように構成したことを特徴とする巻尺用ベルトクリップ。
  2. 前記可動クリップ体は、ベース体が取り付けられるケース面と略平行に一方向乃至両方向に回転移動可能に、該ベース体に支持されていて、該可動クリップ体の先端をケースの下方に向けたときにクリップ形態になり、また、同先端をケースの上方に向けたときに係着具形態になるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の巻尺用ベルトクリップ。
  3. 前記ベース体と可動クリップ体のうち少なくとも可動クリップ体は弾性を有していて、この弾性により可動クリップ体の先端とケース面との間が外力によって離間可能であり、且つ、弾性復元力によって初期位置に復帰できるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の巻尺用ベルトクリップ。
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