JP2013044574A - 巻尺用ベルトクリップ - Google Patents

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Terutake Hara
照剛 原
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Abstract

【課題】巻尺のベルトクリップに、ベルトクリップ本来の機能に加え、安全に外部のフック部材にも係着できるようにして、ベルトに設けられているカラビナ(茄子環やDフックなど)にも巻尺をコンパクトに掛けることができる巻尺用ベルトクリップを提供する。
【解決手段】ベルトクリップのベース部2に、該ベース部2に接続され少なくともケース1との間に作業者が装着するベルトが入る空間を形成するベルト用クリップ体3と、ベース部2に支持される回転軸4aを中心にベルト用クリップ体3の垂直方向に回動できるフック用クリップ体4の両クリップ体を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、巻尺のケースを作業者のベルトに係着する際に用いられる巻尺用ベルトクリップに関し、より詳しくは、外部のフックにも対応可能なベルトクリップに関する。
従来、巻尺用ベルトクリップは、図6に示すように、ヘアピン状に形成したプレート体9の同プレート間に作業者が装着するベルト10を挿嵌できるようになっていて、例えば、測定作業中に巻尺を一時保持する時や移動のため携帯する際には、該プレート体9をベルト10に係着することによって同巻尺を作業者が装着するベルト10に保持させることができる(例えば、特許文献1参照)。
そして、最近では巻尺以外にもベルトに係着できるように構成された工具が格段に増えていることから、ベルトもこれに対応すべく多くの工具を携帯できるようベルトにカラビナ(茄子環やDフックなど)などの吊り下げ具を多数並設するタイプに変わってきており、このため、巻尺をベルトクリップによってベルトの係脱し易い位置に係着することができなくなった。
したがって、巻尺をベルトに保持させる場合は、止むを得ず巻尺に有する手首に掛けて用いる手下げ用ストラップ(例えば、特許文献2参照)を同ベルトのカラビナ(茄子環やDフックなど)に掛けて保持する場合があった。
上記のように、手下げ用ストラップをカラビナ(茄子環やDフックなど)に掛けて巻尺を保持した場合は、巻尺が作業者の太もも付近まで垂れ下がってしまうため、歩行の際や腰を落とした低い姿勢で行う作業の際に同巻尺が非常に邪魔になっていて、これにより、作業に集中できない恐れや、2次災害が生じる恐れがあるといった問題が生じていた。
登録実用新案第3138286号公報(第1〜5頁、図1〜3) 特開2001−174201号公報(第1〜4頁、図5)
本発明の目的とするところは、ベルトクリップ本来の機能に加え、安全に外部のフック部材にも係着できるようにして、ベルトに設けられているカラビナ(茄子環やDフックなど)にも巻尺をコンパクトに掛けることができる巻尺用ベルトクリップを提供できるようにすることにある。
上述した課題を解決するために、本発明に係る巻尺用ベルトクリップは、巻尺のケースに取り付けられ、該ケースを作業者のベルトに係着する際に用いられる巻尺用ベルトクリップにおいて、ケースに固定されるベルトクリップのベース部と、該ベース部に接続され少なくともケースとの間に前記ベルトが入る空間を形成するベルト用クリップ体と、ベース部に支持され外部のフック部材に係着するフック用クリップ体を備えてなるものである。
前記ベース部は、金属加工品や樹脂成型品などから形成し、また同ベース部をケースに固定する際は、例えば、左右の半ケースを固定して巻尺ケースを形成する際に用いる固定用ねじを用いてケース上に固定すればよい。
そして、ベース部に接続されるベルト用クリップ体は、弾性を有する金属や樹脂などのプレートから形成し、例えば、同接続した状態の断面形状を略U字状にし、且つ、少なくとも同ベルト用クリップ体とケース面との間に、巻尺の携帯者たる作業者のベルトを入れることのできる空間が形成されるようにする。
また、ベース部とベルト用クリップ体の接続においては、それぞれ同じ素材を用い、ベース部を形成する際に同時にベルト用クリップ体を形成できるようにした一体成型によって形成するのがよい。勿論、ベルト用クリップ体を形成する際に同時にベース部を形成するようにしてもよい。
さらに、ベルト用クリップ体は、作業者のベルトを同ベルト用クリップ体の先端側よりベルト用クリップ体とケース面との間に入れることができるよう素材の性質による弾性によってベルト用クリップ体の先端とケース面との間が外力によって離間できて、また弾性復元力によって初期位置に復帰できるようにするのがよい。
一方、フック用クリップ体は、金属や樹脂などの線状体から形成してもよく、そして未使用の時は、ベルト用クリップ体の略上方に畳むことができるようにして、使用する際は、畳まれた未使用時の位置から引き起こして用いるように構成することで、未使用の時にフック用クリップ体が邪魔にならない。
具体的には、フック用クリップ体に形成する回転軸をベース部に支持させて、該フック用クリップ体が回転軸を中心にしてベルト用クリップ体の垂直方向に回動できるように構成する。
そして、フック用クリップ体が、未使用時において畳まれた位置から不用意に動かないよう同動きを制限し、また、使用時の位置においても同位置から不用意に動かないよう同動きを制限するのが望ましい。
上記する動きの制限とは、前記位置にあるフック用クリップ体が、例えば、巻尺を使用している中で作業者の手や外部部材に小なる接触が生じた際にも容易に動かないよう同位置に保持することであり、同保持を、フック用クリップ体の素材の性質や形体によるものや、フック用クリップ体やベース部に形成する同フック用クリップ体動きを制限可能な形状などにより行ってもよい。
またフック用クリップ体の形状は、平面視において線状体を略U字状に形成すると共に、両遊端部の直交方向にベース体に支持される回転軸を設けたものにするのがよい。
本発明の巻尺用ベルトクリップによれば、帯体よりなるベルトに係着するためのベルト用クリップ体と、ベルトに備えるカラビナ(茄子環やDフックなど)などの吊り下げ具に掛着するためのフック用クリップ体の両クリップ体を備えているので、巻尺の本体たるケースを、帯体よりなるベルトやカラビナ(茄子環やDフックなど)などの吊り下げ具を備えるベルトの両方に保持させることができる。
そして、それぞれのクリップ体は、帯体よりなるベルト用とカラビナ(茄子環やDフックなど)などの吊り下げ具を備えるベルト用の専用品であるため、巻尺の本体たるケースを、それぞれのベルトにしっかりと且つ安全に保持させることができる。
また、フック用クリップ体によってベルトのカラビナ(茄子環やDフックなど)に保持した巻尺は必要以上に垂れ下がらないのでコンパクトに吊り下げておくことができ、これにより、歩行の際や腰を落とした低い姿勢で行う作業の際にも同巻尺が大きく揺動したり床面上を引きずることもまずなく、作業に集中することができる。
さらに、ベルト用クリップ体とフック用クリップ体を、巻尺の本体たるケースに取り付けられる本ベルトクリップのベース部に一体的に形成しているので汎用性にも優れ、したがって、既存の巻尺にも容易に適用することができる。
本発明に係る巻尺用ベルトクリップを示す斜視図。 フック用クリップ体を引き起こした状態を示す斜視図。 ベルトクリップの一部拡大斜視図。 ベルト用クリップ体の使用状態を示す斜視図。 フック用クリップ体の使用状態を示す図。 従来のベルトクリップを設けている巻尺を示す斜視図。
以下、本発明に係る巻尺用ベルトクリップを、添付図面に示す具体例に基づいて説明する。
本発明の巻尺用ベルトクリップは、図1に示すように、巻尺のケース1に取り付けられるベルトクリップのベース部2に、帯体よりなるベルトに係着するためのベルト用クリップ体3と、茄子環やDフックなどの吊り下げ具を備えるベルトの該茄子環やDフックに掛着するためのフック用クリップ体4の両クリップ体を設けている。
またベース部2は、例えば金属加工品や樹脂成型品などからなっていて、ケース1上に同ケース1の組み立ての際に用いる固定用ねじたる雄ねじ5によって固定している。
前記ベルト用クリップ体3は、例えば、弾性を有する金属や樹脂などのプレートからなっていて、且つ、同ベルト用クリップ体3とケース1面との間に、巻尺の携帯者たる作業者のベルト7(図4を参照)を入れることのできる空間たるベルト挿通部6(図1、2を参照)を形成できるようにしている。
さらに、ベルト用クリップ体3は、作業者のベルト7(図4を参照)を同ベルト用クリップ体3の先端3a側よりベルト挿通部6に入れることができるよう素材の性質による弾性によってベルト用クリップ体3の先端3aとケース1面との間が外力によって離間できて、また弾性復元力によって初期位置に復帰できるようにしている。
前記フック用クリップ体4は、例えば、金属や樹脂などの線状体からなっていて、且つ、同フック用クリップ体4の回転軸4aがベース部2に形成している軸受2aに支持されていて、この回転軸4aを中心にフック用クリップ体4の本体たるアーム部4bをベルト用クリップ体3の垂直方向に回動できるようにしている。
またアーム部4bは、素材の性質や形体による弾性によって離間方向への力が生じるように形成しており、したがって、図1のベルト用クリップ体3の上方に畳まれた状態になっている時にはベース部2の軸受2aに形成している凹所2b(図3を参照)内に嵌り、また、図2の使用可能状態になっている時にはベース部2の軸受2aに形成している凹所2c(図3を参照)内に嵌るようになっている。
以下、上述のように構成した本発明に係る巻尺のベルトクリップの作用について説明する。
巻尺の本体たるケース1を、作業者が装着している帯体よりなるベルト7に係着する場合は、ベルト用クリップ体3の先端3a側からベルト7をベルト挿通部6(図1、2を参照)に入れ込むことで、従来のベルトクリップと同じ操作によってケース1をベルト7に保持させることができる(図4を参照)。
また、フック用クリップ体4がベルト用クリップ体3の上に畳まれた初期位置の状態で、巻尺の本体たるケース1を、茄子環やDフックなどの吊り下げ具を備えるベルトの該茄子環やDフックに掛着する場合は、ベース部2の軸受2の凹所2b(図3を参照)内に嵌っているフック用クリップ体4のアーム部4bを、この凹所2b内への弾性復元力に抗して図1中の矢印A方向に引き起こしてほぼ180度回動させる。
そうすると、図2のように、フック用クリップ体4を外部のフック部材に係着可能な形態にでき、且つ、アーム部4bが同アーム部4bの弾性復元力によってベース部2の軸受2aに形成している凹所2c(図3を参照)内に嵌ってこの動きが制限され、図5に示すように、フック用クリップ体4を作業者のベルト7に有するカラビナ(茄子環やDフックなど)などのフック部材8に係着すれば、巻尺を安全にかつ邪魔なく携帯することができる。
また、フック用クリップ体4は、実施例に示している平面視において略U字状のものの他にも、平面視において略V字状のものや、図6に示した従来のベルトクリップにおけるプレート体9と同じように、薄いプレート状にする場合がある。
1 ケース
2 ベース部
2a 軸受
2b 凹所
2c 凹所
3 ベルト用クリップ体
3a 先端
4 フック用クリップ体
4a 回転軸
4b アーム部
5 雄ねじ
6 ベルト挿通部
7 ベルト
8 フック部材
9 プレート体
10 ベルト

Claims (5)

  1. 巻尺のケースに取り付けられ、該ケースを作業者のベルトに係着する際に用いられる巻尺用ベルトクリップにおいて、ケースに固定されるベルトクリップのベース部と、該ベース部に接続され少なくともケースとの間に前記ベルトが入る空間を形成するベルト用クリップ体と、ベース部に支持され外部のフック部材に係着するフック用クリップ体を備えてなる巻尺用ベルトクリップ。
  2. 前記フック用クリップ体が、ベース部に支持される回転軸を中心にベルト用クリップ体の垂直方向に回動できて、使用する際は、ベルト用クリップ体の略上方に畳まれた未使用時の位置から引き起こして用いるように構成してなる請求項1に記載の巻尺用ベルトクリップ。
  3. 前記フック用クリップ体が、未使用時において畳まれた位置から不用意に動かないよう同動きを制限してなる請求項2に記載の巻尺用ベルトクリップ。
  4. 前記フック用クリップ体が、使用時の位置から不用意に動かないよう同動きを制限してなる請求項2に記載の巻尺用ベルトクリップ。
  5. 前記フック用クリップ体が、平面視において略U字状に形成した線状体からなり、且つ、該線状体の両遊端部の直交方向にベース体に支持される回転軸を設けてなる請求項2に記載の巻尺のベルトクリップ。
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