JP3174562U - 戸車用レール - Google Patents

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Abstract

【課題】 レール本体と戸車が取り付けられた引戸との間に生じる隙間から隙間風が吹いたり、害虫が侵入したり、ほこりが侵入したりするのを防止できるようにした戸車用レールを提供する。
【解決手段】 引戸9に取り付けられた戸車10が転動する戸車溝7が長手方向に形成されたレール本体2を備えた戸車用レールであって、レール本体2に多数の毛材19がレール本体2と前記引戸9との間の隙間21を塞ぐように上方突設されている。また、前記多数の毛材19は戸車溝7に沿ってレール本体2の長手方向の略全長に亘って配置されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、戸車用レールに関するものである。
従来の戸車用レールには、引戸に取り付けられた戸車が転動する戸車溝が長手方向に形成されたレール本体を備えたものがある(特許文献1)。
実開平4−90667号
従来の場合、レール本体と戸車が取り付けられた引戸との間に隙間が生じるため、この隙間から隙間風が吹いたり、害虫が侵入したり、ほこりが侵入したりするという不具合があった。
本考案は上記問題点に鑑み、レール本体と戸車が取り付けられた引戸との間に生じる隙間から隙間風が吹いたり、害虫が侵入したり、ほこりが侵入したりするのを防止できるようにした戸車用レールを提供することを目的としている。
本考案における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
この技術的課題を解決する本考案の技術的手段は、引戸9に取り付けられた戸車10が転動する戸車溝7が長手方向に形成されたレール本体2を備えた戸車用レールであって、
レール本体2に多数の毛材19がレール本体2と前記引戸9との間の隙間21を塞ぐように上方突設されている点にある。
また、本考案の他の技術的手段は、前記多数の毛材19は戸車溝7に沿ってレール本体2の長手方向の略全長に亘って配置されている点にある。
また、本考案の他の技術的手段は、レール本体2に、レール本体2の幅方向と一致する方向に所定幅を有する基板挿入溝13が長手方向に貫通状に形成されると共に、基板挿入溝13の幅方向両端部を残してその幅方向中央側からレール本体2の上面側に開口した毛材突出溝14が長手方向に貫通状に形成され、幅方向中央部に多数の毛材19が上方突出するように取り付けられた毛材取付基板17が基板挿入溝13に挿入されて、多数の毛材19が毛材突出溝14からレール本体2の上方に突出されている点にある。
また、本考案の他の技術的手段は、前記毛材取付基板17はレール本体2の長手方向に沿って長く形成され、かつレール本体2の幅方向に一致する方向に所定幅を有する断面長方形の板状に形成され、毛材取付基板17の上面の幅方向中央側から多数の毛材19が上方突設されている点にある。
本考案によれば、レール本体と戸車が取り付けられた引戸との間に生じる隙間を多数の毛材で塞ぐことができ、レール本体と引戸との間に生じる隙間から隙間風が吹いたり、害虫が侵入したり、ほこりが侵入したりするのを防止できる。しかも、多数の毛材はその1本1本が柔軟性を有しているため、多数の毛材の上端部が引戸の下端面に接触していても、引戸の長手方向への移動を妨げるおそれもなくなり、引戸をスムーズにレール本体の長手方向に移動させることができる。
本考案の第1実施形態を示す戸車用レール及び引戸の側面断面図である。 第2実施形態を示す戸車用レール及び引戸の側面断面図である。 第3実施形態を示す戸車用レール及び引戸の側面断面図である。 第4実施形態を示す戸車用レール及び引戸の側面断面図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本考案の第1実施形態を示している。図1において、戸車用レール1は、断面が長方形状の細長い板状に形成されたレール本体2を備える。レール本体2は合成樹脂又はアルミニウム合金等により一体に成形され、例えば敷居4の取付溝5に嵌合固着される。
レール本体2はその上面側にV字状の戸車溝7が長手方向に全長に亘って形成されている。戸車溝7に引戸9に取り付けられた戸車10の下部が係合されて、戸車溝7を戸車10が転動するようになっている。
戸車10は引戸9の下部に左右方向に間隔をおいて複数設けられており、各戸車10は引戸9の下端から下方突出状に設けられ、引戸9の厚み方向(レール本体2の幅方向)に一致する軸心廻りに回転自在に支持されている。
而して、1つのレール本体2上に、1つの戸車溝7と複数の戸車10とを介して1つの引戸9がレール本体2の長手方向に移動自在に支持されている。
レール本体2に、レール本体2の幅方向と一致する方向に所定幅を有する基板挿入溝13が長手方向に貫通状に形成されている。基板挿入溝13は断面が長方形状であってレール本体2の長手方向に細長く形成されている。また、レール本体2に、基板挿入溝13の幅方向両端部を残してその幅方向中央側からレール本体2の上面側に開口した毛材突出溝14が長手方向に貫通状に形成されている。毛材突出溝14は基板挿入溝13の上側に連続状に形成されている。
前記戸車溝7はレール本体2の幅方向の一端側に偏倚して配置され、前記基板挿入溝13と毛材突出溝14とはレール本体2の幅方向の他端側に偏倚して配置されている。
レール本体2の基板挿入溝13に毛材取付基板17が長手方向に挿入保持されている。毛材取付基板17は基板挿入溝13に対応した断面が長方形状の細長い板状であって、レール本体2の長手方向に沿って長く形成され、かつレール本体2の幅方向に一致する方向に所定幅を有する長方形の板状に形成されている。毛材取付基板17には、その幅方向両端部を残して幅方向中央側の上面から多数の毛材19が上方突出するように取り付けられている。
多数の毛材19はモヘヤ等の毛材により構成され、毛材突出溝14からレール本体2の上方に突出され、多数の毛材19の上端部が引戸9の下端面に接触されている。これにより、レール本体2に多数の毛材19がレール本体2と前記引戸9との間の隙間21を塞ぐように上方突設され、多数の毛材19は戸車溝7に沿ってレール本体2の長手方向の略全長に亘って配置されている。
上記第1実施形態によれば、レール本体2と戸車10が取り付けられた引戸9との間に生じる隙間21を多数の毛材19で塞ぐことができ、レール本体2と戸車10が取り付けられた引戸9との間に生じる隙間21から隙間風が吹いたり、害虫が侵入したり、ほこりが侵入したりするのを防止できる。しかも、多数の毛材19はその1本1本が柔軟性を有しているため、多数の毛材19の上端部が引戸9の下端面に接触していても、引戸9の長手方向への移動を妨げるおそれもなくなり、引戸9をスムーズに長手方向に移動させることができる。
図2は第2実施形態を示し、戸車溝7は幅広の断面円弧状の上溝部25と幅狭の断面長方形状の下溝部26とを一体に有する断面カップ形状に形成されている。各戸車10には幅方向中央部にフランジ27が全周に亘って突設されている。戸車10は戸車溝7の上溝部25に係合され、フランジ27の下部が戸車溝7の下溝部26に挿入保持されている。
この場合、フランジ27の下部側面が下溝部26の内側壁に規制されるため、戸車10の上溝部25への係合が緩くても、戸車10の戸車溝7に対する幅方向への移動が規制され、戸車10が戸車溝7をスムーズに転動する。而して、1つのレール本体2上に、1つの戸車溝7と複数の戸車10とを介して1つの引戸9がレール本体2の長手方向に移動自在に支持されている。
その他の点は前記第1実施形態の場合と同様の構成であり、前記第1実施形態の場合と同様に、レール本体2に、レール本体2の幅方向と一致する方向に所定幅を有する基板挿入溝13が長手方向に貫通状に形成されると共に、基板挿入溝13の幅方向両端部を残してその幅方向中央側からレール本体2の上面側に開口した毛材突出溝14が長手方向に貫通状に形成され、幅方向中央部に多数の毛材19が上方突出するように取り付けられた毛材取付基板17が基板挿入溝13に挿入されて、多数の毛材19が毛材突出溝14からレール本体2の上方に突出されている。
上記第2実施形態によれば、第1実施形態の場合と同様に、レール本体2と戸車10が取り付けられた引戸9との間に生じる隙間21を多数の毛材19で塞ぐことができ、レール本体2と戸車10が取り付けられた引戸9との間に生じる隙間21から隙間風が吹いたり、害虫が侵入したり、ほこりが侵入したりするのを防止できる。しかも、多数の毛材19はその1本1本が柔軟性を有しているため、多数の毛材19の上端部が引戸9の下端面に接触していても、引戸9の長手方向への移動を妨げるおそれもなくなり、引戸9をスムーズにレール本体2の長手方向に移動させることができる。
図3は第3実施形態を示し、レール本体2の幅方向に、前記第1実施形態と同様のV字状の戸車溝7と基板挿入溝13及び毛材突出溝14とが2組ずつ形成されており、1つのレール本体2上に、2つの戸車溝7とこれらに係合された複数の戸車10とを介して2つの引戸9がそれぞれレール本体2の長手方向に移動自在に支持されている。その他の点は前記第1実施形態の場合と同様の構成であり、第1実施形態の場合と同様の作用効果を奏する。
図4は第4実施形態を示し、レール本体2の幅方向に、前記第2実施形態と同様の断面カップ形状の戸車溝7と基板挿入溝13及び毛材突出溝14とが2組ずつ形成されており、1つのレール本体2上に、2つの戸車溝7とこれらに係合された複数の戸車10とを介して2つの引戸9がそれぞれレール本体2の長手方向に移動自在に支持されている。その他の点は前記第2実施形態の場合と同様の構成であり、第2実施形態の場合と同様の作用効果を奏する。
なお、前記実施形態では、多数の毛材19が取り付けられた毛材取付基板17を、レール本体2の基板挿入溝13に挿入保持して、多数の毛材19をレール本体2の上方に突出させているが、これに代え、レール本体2に多数の毛材19を直接上方突設し、この多数の毛材19でレール本体2と引戸9との間の隙間21を塞ぐようにしてもよい。
1 戸車用レール
2 レール本体
7 戸車溝
9 引戸
10 戸車
13 基板挿入溝
14 毛材突出溝
17 毛材取付基板
19 毛材
21 隙間

Claims (4)

  1. 引戸(9)に取り付けられた戸車(10)が転動する戸車溝(7)が長手方向に形成されたレール本体(2)を備えた戸車用レールであって、
    レール本体(2)に多数の毛材(19)がレール本体(2)と前記引戸(9)との間の隙間(21)を塞ぐように上方突設されていることを特徴とする戸車用レール。
  2. 前記多数の毛材(19)は戸車溝(7)に沿ってレール本体(2)の長手方向の略全長に亘って配置されていることを特徴とする請求項1に記載の戸車用レール。
  3. レール本体(2)に、レール本体(2)の幅方向と一致する方向に所定幅を有する基板挿入溝(13)が長手方向に貫通状に形成されると共に、基板挿入溝(13)の幅方向両端部を残してその幅方向中央側からレール本体(2)の上面側に開口した毛材突出溝(14)が長手方向に貫通状に形成され、幅方向中央部に多数の毛材(19)が上方突出するように取り付けられた毛材取付基板(17)が基板挿入溝(13)に挿入されて、多数の毛材(19)が毛材突出溝(14)からレール本体(2)の上方に突出されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の戸車用レール。
  4. 前記毛材取付基板(17)はレール本体(2)の長手方向に沿って長く形成され、かつレール本体(2)の幅方向に一致する方向に所定幅を有する断面長方形の板状に形成され、毛材取付基板(17)の上面の幅方向中央側から多数の毛材(19)が上方突設されていることを特徴とする請求項3に記載の戸車用レール。
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