JP3173930B2 - マトリックス型ディスプレイ駆動装置およびデジタイザ一体型表示装置 - Google Patents

マトリックス型ディスプレイ駆動装置およびデジタイザ一体型表示装置

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JP3173930B2
JP3173930B2 JP26228693A JP26228693A JP3173930B2 JP 3173930 B2 JP3173930 B2 JP 3173930B2 JP 26228693 A JP26228693 A JP 26228693A JP 26228693 A JP26228693 A JP 26228693A JP 3173930 B2 JP3173930 B2 JP 3173930B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マトリックス型ディ
スプレイ駆動装置およびこのマトリックス型ディスプレ
イ駆動装置を用いたデジタイザ一体型表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】表示電極を有する液晶表示装置等の表示
装置とデジタイザとを一体に形成したデジタイザ一体型
表示装置には、構造的に大別して下記の2通りがある。
【0003】(1) 表示装置とデジタイザセンスボード
とを積層して機構的に一体化してデジタイザ一体型表示
装置を構成する。その際に、上記テジタイザセンスボー
ドを表示装置の上側に配置する場合と、下側に配置する
場合とがある。何れの場合を取るかは、用いられるデジ
タイザセンスボードのデジタイズ方式および表示装置の
種類によって決定される。図4は、上記デジタイザセン
スボード1を表示装置3の上側に配置した場合の例を示
す。図4において、上記デジタイザセンスボード1上に
おける位置検出ペン2の先端座標を検出し、その検出結
果に基づいて上記検出座標に対応する表示装置3上の座
標位置に表示を行う。ところが、上記表示装置とデジタ
イザセンスボードとを積層して機構的に一体化したデジ
タイザ一体型表示装置では、形成された装置は厚くなる
という欠点がある。特に、表示装置として液晶表示装置
を用いた場合には、表示装置とデジタイザセンスボード
とを一体化して装置の薄型化を図るという特徴は全く発
揮されない。また、上記表示装置とデジタイザセンスボ
ードとを積層する際における位置誤差が、そのまま検出
座標に対する表示座標の誤差となって表れる。また、図
4に示すように、デジタイザセンスボード1を表示装置
3の上側に配置した場合には、デジタイザセンスボード
1を通して表示画面を見ることになる。したがって、デ
ジタイザセンスボード1の透過率による表示画面の輝度
の低下や、デジタイザセンスボード1の表面での外光の
反射等による表示品位の低下を生ずる。これに対して、
上記デジタイザセンスボードを表示装置の下側に配置し
た場合には、表示装置から位置検出信号へのノイズや表
示装置による位置検出信号の遮断等が生ずる。
【0004】そこで、上述した(1)での欠点を解消する
ために、(2)に示すようなデジタイザ一体型表示装置が
提案されている。
【0005】(2) 位置検出電極を表示装置の表示電極
で兼用することによって表示装置とデジタイザセンスボ
ードとを機能的に一体化して、デジタイザ一体型表示装
置を構成する。そして、図5に示すように、各フレーム
毎に時分割によって位置検出期間と表示期間とを設け
る。図6は、上記表示装置として液晶表示装置を用いた
デジタイザ一体型表示装置の概略ブロック図を示す。上
記位置検出期間には、切り替え回路9によって位置検出
制御回路11からの位置検出制御信号がゲートドライバ
7およびソースドライバ8に供給され、上記位置検出制
御信号に基づいて液晶パネル5の行電極および列電極が
走査される。そして、位置検出ペン6からの位置検出信
号と位置検出制御回路11からのタイミング信号に基づ
いて座標位置検出回路12によって位置検出ペン6の先
端座標が検出される。さらに、こうして検出された位置
座標を表す表示データが生成されて、表示制御回路10
に供給される。一方、上記表示期間には、切り替え回路
9によって表示制御回路10からの表示制御信号がゲー
トドライバ7およびソースドライバ8に供給され、上記
検出された位置座標を表す表示データに基づいて液晶パ
ネル5上の上記検出座標に点が表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(2)に示すデジタイザ一体型表示装置には、以下に述べ
るような問題がある。
【0007】すなわち、このデジタイザ一体型表示装置
においては、1フレーム期間を位置検出期間と表示期間
とに時分割して位置検出と画像表示とを実施するため、
位置座標検出は1フレームに1回実施され、その速度
(位置検出速度:回/秒)は表示タイミング(フレーム数/
秒)によって制約を受ける。すなわち、通常は、フレー
ム周波数が60Hz程度であるために、位置検出速度は
60回/秒に決まってしまう。したがって、位置検出速
度の向上を容易に図ることができないのである。
【0008】さらに、上記表示装置は高解像度化傾向に
あり、それに伴って今後位置検出電極数が多くなること
が予想される。したがって、位置検出を1フレームに1
回実施する場合であっても、高速で動作するマトリック
ス型ディスプレイ駆動装置が必要となる。
【0009】そこで、この発明の目的は、位置検出速度
の高いデジタイザ一体型表示装置およびデジタイザ一体
型表示装置における高位置検出速度化を実現できるマト
リックス型ディスプレイ駆動装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、マトリックス状に配列され
た画素を有するディスプレイの各表示電極に印加するデ
ィスプレイ駆動信号を上記表示電極に対応付けられた出
力端子から出力するドライバ回路を有して,上記ディス
プレイを駆動して画像を表示するマトリックス型ディス
プレイ駆動装置において、互いに対応付けられた上記
ライバ回路の出力端子と上記ディスプレイの表示電極と
の間に介設されて,当該出力端子から供給されるディス
プレイ駆動信号を当該表示電極に供給すると共に,当該
表示電極の電圧と当該出力端子の電圧とを分離するバッ
ファアンプと、上記バッファアンプに入力されるディス
プレイ駆動信号と当該バッファアンプに接続された表示
電極の電圧信号とが常時入力されて,当該電圧信号と当
該ディスプレイ駆動信号との差信号を生成して当該電圧
信号に含まれている信号を抽出する差動アンプを備えた
ことを特徴としている。
【0011】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明のマトリックス型ディスプレイ駆動装置におい
て、上記ディスプレイの各表示電極に対応付けられて設
けられた総ての差動アンプからの差信号を所定の順序で
順次選出して出力する差信号選出回路を備えたことを特
徴としている。
【0012】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
係る発明のマトリックス型ディスプレイ駆動装置におい
て、上記ディスプレイの各表示電極に対応付けられて設
けられた総ての差動アンプからの差信号を所定の順序で
取り込んで、最大値を示す差信号を出力する差動アンプ
に接続された上記表示電極を検知し、この表示電極の位
置を表す位置信号を出力する位置検出回路を備えたこと
を特徴としている。
【0013】また、請求項4に係る発明は、マトリック
ス状に配列された画素を有するディスプレイをディスプ
レイ駆動装置からのディスプレイ駆動信号によって駆動
して画像を表示するに際して、上記ディスプレイの各表
示電極と静電的に結合された電極を先端に有する位置検
出ペンの上記電極に位置検出信号を供給し、この位置検
出信号に起因して上記ディスプレイの各表示電極に誘起
された位置データ信号を検出して上記位置検出ペンの先
端座標を検知するデジタイザ一体型表示装置において、
上記ディスプレイ駆動装置は、上記ディスプレイの表示
電極に供給したディスプレイ駆動信号と当該ディスプレ
イ駆動信号に位置データ信号が重畳されて成る当該表示
電極の電圧信号とを互いに分離する信号分離手段と、上
信号分離手段によって分離された電圧信号とディスプ
レイ駆動信号との差信号を生成して上記位置データ信号
を出力する差信号生成手段を、個々の表示電極毎に備え
ていることを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1に係る発明では、ドライバ回路の各出
力端子から出力されたディスプレイ駆動信号が、上記出
力端子に接続されたバッファアンプを介してディスプレ
イの表示電極に印加されて上記ディスプレイが駆動され
る。その際に、上記バッファアンプによって、上記表示
電極の電圧が上記出力端子の電圧と分離される。ここ
で、上記バッファアンプに入力されるディスプレイ駆動
信号と当該バッファアンプに接続された表示電極の電圧
信号とが常時差動アンプに入力されており、当該電圧信
号と当該ディスプレイ駆動信号との差信号が生成され
る。
【0015】したがって、上記表示電極の電圧信号に位
置検出ペンの先端位置を表す位置データ信号が含まれて
いる場合には、上記差動アンプによって上記電圧信号か
ら分離された上記位置データ信号のみが出力される。
【0016】また、請求項2に係る発明では、上記各
動アンプから出力された差信号が差信号選出回路に入力
されると、この差信号選出回路によって総ての差動アン
からの差信号が所定の順序で順次選出されて出力され
る。したがって、上記差信号選出回路から時系列に出力
される差信号を監視することによって、上記位置データ
信号が最大値を示す表示電極が何れの表示電極であるか
を検知することができる。
【0017】また、請求項3に係る発明では、上記各
動アンプから出力された総ての差信号が所定の順序で位
置検出回路に取り込まれる。そして、この位置検出回路
によって、最大値を示す差信号を出力する差動アンプ
接続された上記表示電極が検知され、この表示電極の位
置を表す位置信号が出力される。したがって、上記位置
検出回路からの位置信号に基づいて、上記位置データ信
号が最大値を示す表示電極が何れの表示電極であるかを
検知することができる。
【0018】また、請求項4に係る発明では、ディスプ
レイ駆動装置からディスプレイの表示電極に供給される
ディスプレイ駆動信号によって、上記ディスプレイが駆
動されて画像が表示される。一方、位置検出ペンの電極
に供給された位置検出信号に起因して上記ディスプレイ
の各表示電極に位置データ信号が誘起される。この状態
において、上記ディスプレイにおける個々の表示電極毎
に上記ディスプレイ駆動装置内に設けられた信号分離
段によって、上記ディスプレイの表示電極に供給された
ディスプレイ駆動信号と当該ディスプレイ駆動信号に位
置データ信号が重畳されて成る当該表示電極の電圧信号
とが互いに分離される。そして更に、差信号生成手段に
よって、上記分離された電圧信号とディスプレイ駆動信
号との差信号が生成されて上記位置データ信号が出力さ
る。
【0019】このようにして上記ディスプレイ駆動信号
に位置データ信号が重畳されて成る電圧信号から分離さ
れた当該位置データ信号に基づいて、上記位置検出ペン
の先端座標が検知される。
【0020】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。
【0021】図1は本実施例のマトリックス型ディスプ
レイ駆動装置におけるブロック図である。このマトリッ
クス型ディスプレイ駆動装置は、図2に示すデジタイザ
一体型表示装置におけるアクティブマトリックス型液晶
パネル(以下、単に液晶パネルと言う)21を駆動するた
めのゲートドライバ22あるいはソースドライバ23
(両ドライバを総称して液晶ドライバと言う)を構成す
る。
【0022】ここで、上記マトリックス型ディスプレイ
駆動装置の説明に先立って、図2に従って、上記マトリ
ックス型ディスプレイ駆動装置をゲートドライバ22お
よびソースドライバ23として用いたデジタイザ一体型
表示装置について説明する。
【0023】図2では省略されているが、上記液晶パネ
ル21にはマトリックス状に画素が配列され、各画素に
は薄膜トランジスタ(以下、TFTと略称する)が設けら
れている。そして、上記TFTのゲートに電圧を印加す
る複数の行電極Gが行方向に並列される一方、上記TF
Tのソースに表示信号に応じた電圧を印加する列電極S
が列方向に並列されている(両電極を総称して液晶表示
電極と言う)。
【0024】上記ゲートドライバ22は、表示制御回路
24からの表示制御信号に基づいて走査信号を生成し、
この走査信号を液晶パネル21の各行電極Gに順次印加
して各行電極Gを走査する。一方、ソースドライバ23
は、表示制御回路24からの表示制御信号に基づいて表
示データに応じた表示信号を生成し、この表示信号を液
晶パネル21の全列電極Sに一斉に印加する。こうし
て、上記走査信号がゲートに印加されて“オン"となっ
ているTFTに接続された画素の液晶に表示データに応
じた電圧が印加されて画像表示が行われる。
【0025】位置検出信号発生回路25は、位置検出ペ
ン26の先端座標を検出するための位置検出信号を生成
して位置検出ペン26に供給する。位置検出ペン26
は、その先端に液晶パネル21の行電極Gおよび列電極
Sと静電的に結合された先端電極を有し、この先端電極
に位置検出信号発生回路25からの位置検出信号が供給
される。
【0026】上記ゲートドライバ22は、後に詳述する
ように、行電極Gからの電圧信号を取り込み、この取り
込まれた電圧信号と自らが当該行電極Gに印加した走査
信号との差信号を生成する。こうして、位置検出ペン2
6の先端電極に印加された位置検出信号に起因して誘起
されたY座標データ信号を当該電圧信号から分離し、こ
の分離されたY座標データ信号を座標位置検出回路27
に供給する。同様に、ソースドライバ23は、列電極S
からの電圧信号を取り込み、この取り込まれた電圧信号
と自らが当該列電極Sに印加した表示信号との差信号を
生成する。こうして、位置検出ペン26の先端電極に印
加された位置検出信号に起因して誘起されたX座標デー
タ信号を当該電圧信号から分離し、この分離されたX座
標データ信号を座標位置検出回路27に供給する。尚、
上記X座標データ信号とY座標データ信号とを総称して
位置データ信号と言う。
【0027】上記座標位置検出回路27は、ゲートドラ
イバ22からのY座標データ信号とソースドライバ27
からのX座標データ信号に基づいて、位置検出ペン26
先端の座標を検出してX座標信号およびY座標信号を出
力する。
【0028】上述の画像表示動作および位置検出動作を
制御する制御部(図示せず)は、座標位置検出回路27か
らのX,Y座標信号に基づく液晶パネル21上の座標に
点を表示させるための画像データを生成し、表示制御回
路24に供給する。そうすると、表示制御回路24は、
上記画像データに基づく表示制御信号をゲートドライバ
22およびソースドライバ23に供給する。以後、上述
したような画像表示が実施されて、液晶パネル21上に
おける位置検出ペン26の先端位置に点が表示されるの
である。
【0029】上述のように、本実施例におけるデジタイ
ザ一体型表示装置におけるゲートドライバ22は、行電
極Gからの電圧信号を取り込んで走査信号とY座標デー
タ信号とに分離する機能を有している。また、ソースド
ライバ23は、列電極Sからの電圧信号を取り込んで表
示信号とX座標データ信号とに分離する機能を有してい
る。
【0030】ここで、上記走査信号はゲートドライバ2
2自らが出力した信号であり、表示信号はソースドライ
バ23自らが出力した信号である。したがって、これら
の走査信号や表示信号が如何なるレベルを呈していても
X座標データ信号あるいはY座標データ信号と分離でき
るのである。換言すれば、走査信号や表示信号のレベル
に拘わらずX座標データ信号あるいはY座標データ信号
を得ることができるのである。したがって、上記ゲート
ドライバ22およびソースドライバ23は、表示期間と
同時に而も表示期間とは独立して、如何なる表示タイミ
ングであっでも(つまり、1フレーム中に何回でも)位置
検出ペン26の先端座標を検出可能なのである。
【0031】上述した従来例(1)における表示装置とデ
ジタイザセンスボードとを積層して機構的に一体化した
デジタイザ一体型表示装置の場合には、位置検出は画像
表示と独立して実施される。したがって、位置検出速度
は表示タイミングによって制約を受けることがなく、1
20回/秒〜200回/秒に設定することができる。した
がって、本実施例におけるデジタイザ一体型表示装置の
場合にも少なくとも同程度の位置検出速度が期待でき
る。
【0032】図3(a)は、本実施例のデジタイザ一体型
表示装置における表示期間と座標検出期間とのタイミン
グを示す。本実施例においては、図3(b)に示す従来の
デジタイザ一体型表示装置と同様に座標検出期間として
45H(1H=31.777417μsec)を必要とした場
合には、1フレームが525Hであるから525H/4
5H≒11.67となり、座標検出期間を従来のデジタ
イザ一体型表示装置の11倍にすることができるのであ
る。
【0033】以下、上記液晶ドライバ(ゲートドライバ
22あるいはソースドライバ23)を構成するマトリッ
クス型ディスプレイ駆動装置について、図1に従って詳
細に説明する。尚、本実施例においては、説明を簡単に
するために、本マトリックス型ディスプレイ駆動装置は
ゲートドライバ22を構成しているものとする。
【0034】上記ゲートドライバ22はゲートドライバ
回路31を内蔵している。このゲートドライバ回路31
は、図6に示す従来のデジタイザ一体型表示装置におけ
るゲートドライバ7や通常のアクティブマトリックス型
液晶表示装置におけるゲートドライバと機能的に全く同
じものであり、表示制御回路24(図2参照)からの表示
制御信号に基づいて生成した走査信号を個々の行電極G
に対応した出力端子から出力する。そして、この各出力
端子から出力された走査信号の夫々は、バッファアンプ
32および走査信号出力端子33を介して対応する行電
極Gに供給される。
【0035】ここで、図2において、上記位置検出ペン
26の先端電極には位置検出信号発生回路25から上記
位置検出信号が供給されているとする。そうすると、液
晶パネル21の各行電極Gには位置検出ペン26からの
距離に応じたレベルのY座標データ信号が誘起される。
すなわち、各行電極Gには、走査信号にY座標データ信
号が重畳された電圧信号が生じていることになる。
【0036】上記各バッファアンプ32に対応して設け
られた差動アンプ34の入力端子には、当該バッファア
ンプ32へ入力される走査信号と当該バッファアンプ3
2に接続された走査信号出力端子33からの“当該走査
信号にY座標データ信号が重畳された"電圧信号とが入
力される。そして、当該差動アンプからの出力信号は位
置データ処理回路35に入力される。位置データ処理回
路35は、総ての差動アンプ34,34,…の出力信号を
取り込んで各差動アンプ34からの出力信号を一端の差
動アンプ34側から順次選出し、この選出された出力信
号を座標位置検出回路27(図2参照)に送出する。
【0037】ここで、上記差動アンプ34には走査信号
とこの走査信号にY座標データ信号が重畳された電圧信
号とが常に入力されている。ところが、差動アンプ34
は、(走査信号+Y座標データ信号)と(走査信号)との差
信号を出力するので、走査信号のレベルに拘わらず対応
する行電極Gに誘起されたY座標データ信号を上記出力
信号として出力することになる。つまり、上記各差動ア
ンプ34,34,…は、その時点において各行電極Gに誘
起されている位置検出ペン26からの距離に応じたレベ
ルのY座標データ信号を出力するのである。
【0038】そこで、上記位置データ処理回路35は、
各差動アンプ34,34,…から送出されてくるY座標デ
ータ信号を表示系とは独立した位置検出用のクロック信
号に同期して順次選出し、この選出されたY座標データ
信号を座標位置検出回路27に送出する。そして、座標
位置検出回路27は、位置データ処理回路35から時系
列に送られてくるY座標データ信号を監視してY座標デ
ータ信号がピークを呈する行電極Gを検知して位置検出
ペン26先端のY座標を検出するのである。
【0039】図1は上記ゲートドライバ22を構成して
いるマトリックス型ディスプレイ駆動装置のブロック図
であるが、上記ソースドライバ23を構成するマトリッ
クス型ディスプレイ駆動装置も図1と同じ構成を有して
いる。但し、図中のゲートドライバ回路31はソースド
ライバ回路に(両ドライバ回路を総称してドライバ回路
と言う)、走査信号は表示信号に(両信号を総称してディ
スプレイ駆動信号と言う)、走査信号出力端子33を表
示信号出力端子に、Y座標データ信号をX座標データ信
号に置き換える必要がある。
【0040】尚、上記位置検出信号発生回路25から位
置検出ペン26の先端電極に供給される位置検出信号
は、その位置検出信号に起因して行電極Gや列電極Sに
Y座標データ信号やX座標データ信号が誘起された際に
表示に悪影響を及ぼさない程度のレベルである必要があ
る。
【0041】上述のように、本実施例におけるマトリッ
クス型ディスプレイ駆動装置は、ドライバ回路31から
出力されるディスプレイ駆動信号をバッファアンプ32
を介して上記液晶表示電極に印加する。その際に、差動
アンプ34によって、液晶表示電極から取り込まれた上
記“ディスプレイ駆動信号に位置データ信号が重畳され
た"電圧信号と当該ディスプレイ駆動信号との差信号を
求めて、位置検出ペン26の先端からの距離に応じたレ
ベルを有する位置データ信号を分離する。そして、位置
データ処理回路35によって、各液晶表示電極に対応し
て設けられた全ての差動アンプ34,34,…からの位置
データ信号を順次選出して座標位置検出回路27に送出
するようにしている。
【0042】その場合に、上記各差動アンプ34によっ
て得られる位置データ信号は、ドライバ回路31から出
力されるディスプレイ駆動信号とは全く関係のない信号
である。
【0043】すなわち、本実施例によれば、上記液晶パ
ネル21に画像を表示する表示期間と同時に、而も表示
期間とは独立して、位置データ信号を検出できる。した
がって、ドライバ回路31から1フレームに1回出力さ
れるディスプレイ駆動信号のタイミングに制約されるこ
となく1フレーム中に何回でも位置検出を実施でき、本
マトリックス型ディスプレイ駆動装置をデジタイザ一体
型表示装置用の液晶ドライバとして使用した場合には高
位置検出速度を実現できるのである。
【0044】図6に示す従来のデジタイザ一体型表示装
置のように表示期間と座標検出期間とを時分割によって
設定している場合には、液晶パネルの高解像度化に伴っ
て位置検出電極数(表示電極数)が増加し、座標検出期間
の時間的圧縮や座標検出速度の高速化が必要となる。と
ころが、ゲートドライバやソースドライバの動作速度の
点から、実際には実現が非常に困難である。しかしなが
ら、本実施例によれば、図3(a)に示すように座標検出
期間を表示期間とオーバーラップさせることができるの
で、高解像度の表示装置が容易に実現できるのである。
【0045】また、1フレーム中に1回の位置検出を実
施する場合であっても、位置検出期間を表示期間とオー
バーラップさせることができるので、液晶パネルの高解
像度化に伴う位置検出電極数の増加にも対処できる。
【0046】さらに、各差動アンプ34によって得られ
た位置データ信号は、位置データ処理回路35によって
時系列に座標位置検出回路27に出力するので、差動ア
ンプ34の数より少ない本数の信号ラインによって全て
の位置データ信号を座標位置検出回路27に送出でき
る。
【0047】この場合、各差動アンプ34によって得ら
れた位置データ信号を、夫々の異なる信号ラインによっ
て同時に座標位置検出回路27に出力しても差し支えな
い。その場合には、総ての差動アンプ34,34,…から
の位置データ信号を順次選出して位置データ信号がピー
クを呈する液晶表示電極を検知する機能を座標位置検出
回路27に持たせる必要がある。
【0048】上記実施例においては、液晶ドライバ22
に設けた位置データ処理回路35によって各差動アンプ
34から送出されてくる位置データ信号を順次選出して
座標位置検出回路27に送出し、座標位置検出回路27
によって位置検出ペン26の先端座標を検出するように
している。しかしながら、この発明はこれに限定される
ものではない。例えば、上記液晶ドライバ22側に位置
検出回路を設ける。そして、この位置検出回路によっ
て、各差動アンプ34からの位置データ信号を順次取り
込み、最大値を呈する位置データ信号の順番から最大値
の位置データ信号に係る液晶表示電極の位置を検知す
る。そして、その位置表す位置信号を座標位置検出回路
27に送出するようにしてもよい。
【0049】上記各実施例においては、アクティブマト
リックス型ディスプレイ駆動装置を例に説明している。
しかしながら、この発明は、デューティ型ディスプレイ
駆動装置にも適用可能である。尚、その際に使用される
表示装置は液晶表示装置に限定されるものではない。ま
た、上記各実施例においては、上記位置検出ペン26に
位置検出信号を供給する位置検出信号発生回路25を位
置検出ペン26とは独立して設けている。しかしなが
ら、この発明はこれに限定されるものではなく、位置検
出信号発生回路を位置検出ペン26の内部に組み込むこ
とによってワイヤレスペンを構成してもよい。また、上
記位置検出信号発生回路25から発生される位置検出信
号として、行電極Gおよび列電極Sの走査周波数の少な
くとも数倍以上の周波数を有する信号を用いれば、ディ
スプレイ駆動信号から精度よく位置データ信号を分離で
きる。
【0050】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1に係
る発明のマトリックス型ディスプレイ駆動装置は、ドラ
イバ回路の出力端子から出力されたディスプレイ駆動信
号をバッファアンプを介して当該出力端子に対応付けら
れたディスプレイの表示電極に供給すると供に、上記バ
ッファアンプによって上記表示電極の電圧が上記出力端
子の電圧と分離される。そして、上記バッファアンプに
入力されるディスプレイ駆動信号と当該バッファアンプ
に接続された表示電極の電圧信号とが常時入力されてい
る差動アンプによって、上記両信号の差信号を生成して
当該電圧信号に含まれている信号を抽出して出力するよ
うにしたので、上記表示電極の電圧信号に上記ディスプ
レイ駆動信号以外の信号が含まれている場合には、上記
差動アンプによって上記ディスプレイ駆動信号以外の信
号のみを分離することができる。したがって、上記ディ
スプレイの表示電極がデジタイザの位置検出電極を兼用
している場合には、上記表示電極に誘起された位置検出
ペンの先端位置を表す位置データ信号のみを上記差動ア
ンプによって確実に分離できる。
【0051】すなわち、この発明をデジタイザ一体型表
示装置に用いれば、位置検出を画像表示と同時に而も画
像表示と独立して実施でき、高位置検出速度を実現でき
るのである。
【0052】また、請求項2に係る発明のマトリックス
型ディスプレイ駆動装置は、差信号選出回路によって、
上記ディスプレイの各表示電極に対応付けられて設けら
れた総ての差動アンプからの差信号を所定の順序で順次
選出して出力するので、上記差信号選出回路からは、上
記各表示電極の電圧信号に含まれている上記ディスプレ
イ駆動信号以外の信号が時系列に出力される。したがっ
て、上記総ての差動アンプからの差信号を差動アンプ
数よりも少ない数の信号線によって外部に導き出せる。
【0053】また、請求項3に係る発明のマトリックス
型ディスプレイ駆動装置は、位置検出回路によって、上
記ディスプレイの各表示電極に対応付けられて設けられ
た総ての差動アンプからの差信号を所定の順序で取り込
んで、最大値を示す差信号を出力する差動アンプに接続
された上記表示電極の位置を表す位置信号を出力するの
で、上記表示電極がデジタイザの位置検出電極を兼用し
ている場合には、上記位置検出回路からの位置信号に基
づいて、画像表示と同時に而も画像表示と独立して位置
検出ペンの先端位置を検出できる。
【0054】また、請求項4に係る発明のデジタイザ一
体型表示装置は、ディスプレイを駆動するディスプレイ
駆動装置に、上記ディスプレイの表示電極に供給したデ
ィスプレイ駆動信号と当該表示電極の電圧信号とを互い
に分離する信号分離手段と、上記分離された電圧信号と
ディスプレイ駆動信号との差信号を生成して上記位置デ
ータ信号を出力する差信号生成手段を設けたので、上記
ディスプレイ駆動信号に位置データ信号が重畳されて成
る電圧信号から当該位置データ信号のみを正確に分離す
ることができる。
【0055】したがって、この発明によれば、位置検出
を画像表示と同時に而も画像表示と独立して実施でき、
表示タイミングに制約されることなく位置検出速度を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のマトリックス型ディスプレイ駆動装
置におけるブロック図である。
【図2】図1に示すマトリックス型ディスプレイ駆動装
置を用いたデジタイザ一体型表示装置のブロック図であ
る。
【図3】図2に示すデジタイザ一体型表示装置における
表示期間と座標検出期間とのタイミングの一例を示す図
である。
【図4】デジタイザセンスボードを表示装置の上側に積
層した従来のデジタイザ一体型表示装置の斜視図であ
る。
【図5】デジタイザセンスボードと表示装置とを機能的
に一体化させた従来のデジタイザ一体型表示装置におけ
る表示期間と位置検出期間とのタイミングを示す図であ
る。
【図6】図5に示すタイミングによって画像表示および
位置検出を行う従来のデジタイザ一体型表示装置のブロ
ック図である。
【符号の説明】
21…液晶パネル、 22…ゲートドラ
イバ、23…ソースドライバ、 24…表示
制御回路、25…位置検出信号発生回路、 26…
位置検出ペン、27…座標位置検出回路、 3
1…ゲートドライバ回路、32…バッファアンプ、
34…差動アンプ、35…位置データ処理回
路。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリックス状に配列された画素を有す
    るディスプレイの各表示電極に印加するディスプレイ駆
    動信号を上記表示電極に対応付けられた出力端子から出
    力するドライバ回路を有して、上記ディスプレイを駆動
    して画像を表示するマトリックス型ディスプレイ駆動装
    置において、 互いに対応付けられた上記 ドライバ回路の出力端子と上
    記ディスプレイの表示電極との間に介設されて、当該出
    力端子から供給されるディスプレイ駆動信号を当該表示
    電極に供給すると共に、当該表示電極の電圧と当該出力
    端子の電圧とを分離するバッファアンプと、 上記バッファアンプに入力されるディスプレイ駆動信号
    と当該バッファアンプに接続された表示電極の電圧信号
    が常時入力され、当該電圧信号と当該ディスプレイ駆
    動信号との差信号を生成して当該電圧信号に含まれてい
    る信号を抽出する差動アンプを備えたことを特徴とする
    マトリックス型ディスプレイ駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のマトリックス型ディス
    プレイ駆動装置において、 上記ディスプレイの各表示電極に対応付けられて設けら
    れた総ての差動アンプからの差信号を所定の順序で順次
    選出して出力する差信号選出回路を備えたことを特徴と
    するマトリックス型ディスプレイ駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のマトリックス型ディス
    プレイ駆動装置において、 上記ディスプレイの各表示電極に対応付けられて設けら
    れた総ての差動アンプからの差信号を所定の順序で取り
    込んで、最大値を示す差信号を出力する差動アンプに接
    続された上記表示電極を検知し、この表示電極の位置を
    表す位置信号を出力する位置検出回路を備えたことを特
    徴とするマトリックス型ディスプレイ駆動装置。
  4. 【請求項4】 マトリックス状に配列された画素を有す
    るディスプレイをディスプレイ駆動装置からのディスプ
    レイ駆動信号によって駆動して画像を表示するに際し
    て、上記ディスプレイの各表示電極と静電的に結合され
    た電極を先端に有する位置検出ペンの上記電極に位置検
    出信号を供給し、この位置検出信号に起因して上記ディ
    スプレイの各表示電極に誘起された位置データ信号を検
    出して上記位置検出ペンの先端座標を検知するデジタイ
    ザ一体型表示装置において、 上記ディスプレイ駆動装置は、 上記ディスプレイの表示電極に供給したディスプレイ駆
    動信号と当該ディスプレイ駆動信号に位置データ信号が
    重畳されて成る当該表示電極の電圧信号とを互いに分離
    する信号分離手段と、 上記信号分離手段によって分離された電圧信号とディス
    プレイ駆動信号との差信号を生成して上記位置データ信
    号を出力する差信号生成手段を、 個々の表示電極毎に備えていることを特徴とするデジタ
    イザ一体型表示装置。
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