JP3173860U - ボックスパレット - Google Patents

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昌司 細見
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株式会社テイモー
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Abstract

【課題】転倒防止機構を備えることで、側板が不用意に内外いずれの方向にも倒れる心配を無くしたボックスパレットを提供する。
【解決手段】ボックスパレットは、基台11と、基台の側縁部に起伏自在に連結されている側板15等と、側板をその起立姿勢から内方への転倒を防止する転倒防止機構31とを備えている。上記の転倒防止機構は、基台の縁部に固定されかつ同縁部から上向きに突出させられている心柱41と、側板にその高さ方向に移動自在に連結されている係合リング42とを備えており、係合リングは、側板の起立時に、心柱にはめ被せられうるようになされていると、心柱に対する係合リングの係合・離脱を、係合リングを側板に高さ方向に移動させることにより、内方転倒防止操作を簡単に行うことができる。
【選択図】図2

Description

この考案は、折り畳み式ボックスパレットに関する。
この種のボックスパレットとしては、基台と、基台の側縁部に起伏自在に連結されている側板と、側板を起立姿勢に保持する姿勢保持機構とを備えているものが知られている。
この種のパレットでは、収納時に、基台上に折り畳まれていた前側板、後側板および左右の側板を、使用時に、拡げて組立るようにしている。組立に際しては、まず、左右の側板を広げて、姿勢保持機構によって、垂直姿勢から外方に10度程度傾斜させた状態に保持する。つぎに、前側板および後側板を広げて、これを起立姿勢の側板に連結する。広げられた側板は、垂直姿勢から外方に傾斜させられているため、一応、安定姿勢には保持される。しかしながら、何らかの衝撃等が側板に作用すると、側板は内方に転倒する可能性があり、危険である。
この考案の目的は、側板が不用意に内方向に倒れる心配が無く、安全なボックスパレットを提供することにある。
この考案によるボックスパレットは、基台と、基台の側縁部に起伏自在に連結されている側板と、側板をその起立姿勢から内方への転倒を防止する転倒防止機構とを備えているものである。
この考案によるボックスパレットでは、転倒防止機構が備わっているため、各側板をその起立姿勢から内方および外方のいずれの方向への転倒を防止することができる。
さらに、転倒防止機構は、基台の縁部に固定されかつ同縁部から上向きに突出させられている心柱と、側板にその高さ方向に移動自在に連結されている係合リングとを備えており、係合リングは、側板の起立時に、心柱にはめ被せられうるようになされていると、心柱に対する係合リングの係合・離脱を、係合リングを側板に高さ方向に移動させることにより、内方転倒防止操作を簡単に行うことができる。
また、側板は、金網製のものであって、並列状に配列された複数の縦網線材を備えており、少なくとも1つの縦網線材は、係合リングの移動を自在とするように係合リングに通されていると、縦網線材にそって係合リングを移動させることできるため、係合リングの移動を安全かつ確実に行うことができる。
また、側板は、隣り合う上下の横網線材を備えており、両横網線材は、係合リングを側板高さ方向から挟んでその両側に位置させられていると、係合リングに対して両横網線材がストッパの機能を果たすため、係合リングをコンパクトに収納することができる。
また、両横網線材にこれの内側に接触させられた補強網線材が渡されており、補強網線材は、係合リングを挟んでこれに通された縦網線材と平行にのびていると、係合リングを移動させる際に、補強縦網線材がガイドの機能を果たすため、係合リングを安定姿勢で移動させることができる。
また、さらに、側板を起立姿勢に保持する姿勢保持機構を備えており、基台は、金網製のものであって、側縁部において起立させられている複数の並列状起立縦網線材と、起立縦網線材の上端に渡されかつ側板の下位の横網線材に隣接させられている支持用横網線材とを備えおり、姿勢保持機構は、隣接させられた両横網線材に渡されている横断面U字状ヒンジ板を備えており、ヒンジ板は、U字状のなす円弧状部で側板の下位の横網線材にその回転を自由とするように当接させられかつ開口縁部で支持用横網線材を両側から挟んで固定されていると、側板を起伏させるための構造を、コンパクトに構成することができる。
また、基台の起立縦網線材上端面に、起立時の側板の縦網線材下端面が当接させられ、この状態で、同側板は、垂直姿勢から外方に傾斜させられるようになされていると、同上端面および下端面がストッパの機能を果たすため、同側板を、垂直姿勢から外方に傾斜させた姿勢に保持することができ、この状態で、心柱に対する係合リングの係合・離脱を、安全姿勢で行うことがてきる。
この考案によれば、側板が不用意に内方向に倒れる心配が無く、安全なボックスパレットが提供される。
この考案によるボックスパレットの斜視図である。 同ボックスパレットの要部拡大斜視図である。 同ボックスパレットの動作説明図である。
以下の説明において、前後とは、図1の矢印Aで示す側を前、これと反対側を後といい、左右とは、前方から見て、左右の側を左右というものとする。
図1を参照すると、ボックスパレットは、方形状基台11と、基台11上面四辺にそれぞれ立てられている前側板12、後側板13、左側板14および右側板15とよりなる。
これらの側板12〜15は、隣り合うもの同士直交させられ、かつ、いずれも、金網主体構造のものであって、基台11上に重なるように折り畳み可能となっている。
前側板12、後側板13、左側板14および右側板15の隣り合う者同士は、第1〜第4連結機構21〜24によって分離可能に連結されている。
基台11の右縁部および右側板15の下縁部が交差させられたカ所には、1つの右側転倒防止機構31および4つの右側姿勢保持機構32が、前から後にかけて、順次、配列されている。図示しないが、基台11の左縁部および左側板14の下縁部が交差させられたカ所にも、1つの左側転倒防止機構および4つの左側姿勢保持機構が、右側転倒防止機構31および右側姿勢保持機構32と同じように配列されている。右側および左側転倒防止機構31は、同一構造のものである。右側および左側姿勢保持機構32は、同一構造のものである。
図2に、右側転倒防止機構31および最前端の右側姿勢保持機構32が詳しく示されている。
転倒防止機構31は、基台11から上向きに突出させられている垂直板状心柱41と、心柱41に離脱自在にはめ被せられている係合させられている係合リング42とを備えている。姿勢保持機構32は、横断面U字状ヒンジ板43を備えている。
基台11は、多数の網線材を略水平格子状に配列したものであって、前から後にかけて順次並べられた第1〜第3左右方向網線材51〜53を有している。各左右方向網線材51〜53の右端部には上向き折曲状第1〜第3起立網線材51A〜53Aがそれぞれ設けられている。各起立網線材51A〜53Aの上端部左側には前後方向にのびた支持用横網線材54が当接させられている。
右側板15は、多数の網線材を略垂直格子状に配列したものであって、下から上にかけて順次並べられた第1〜第3横網線材61〜63と、前から後にかけて順次並べられた第1〜第3縦網線材71〜73とを備えている。第1横網線材61は、支持用横網線材54に上側から当接させられている。第1〜第3横網線材61〜63を挟んで第1〜第3縦網線材71〜73の反対側には、第1〜第3縦網線材71〜73と平行にのびている第1〜第3補強用縦網線材81〜83が第1〜第3横網線材61〜63に渡されている。
第1および第2左右方向網線材51、52の起立網線材51A、52Aにこれらに渡って垂直板状取付板91が固定されており、これの右側面に心柱41が上方突出状に固定されている。
係合リング42は、第2および第3横網線材62、63間において第1および第2縦網線材71、72にこれらに渡ってはめ被せられている。
ヒンジ板43は、上下に隣接させられた第1横網線材61および支持用横網線材54にまたがらされて、ヒンジ板43のなすU字状の円弧状部で第1横網線材61の回転を自由とするように第1横網線材61に当接させられるるとともに、ヒンジ板43のなすU字状の開口縁部で支持用横網線材54を左右両側から挟んで固定されている。
図3に示すように、右側板15は、第1横網線材61を中心として左右方向に揺動して、起伏させられる。右側板15が垂直状態から右方に10度程度傾いた時点で、第1〜第3縦網線材71〜73の下端面は、第1〜第3左右方向網線材51〜53の起立網線材51A〜53Aの上端面に当接させられ、これ以上、右側板15は、傾斜することはできず、これにより、右側板15が起立姿勢に保持される。
右側板15を折り畳み状態から広げる際に、右側板15が垂直姿勢近くになり、心柱41に係合リング42が衝突しそうになった時点で、係合リング42を持ち上げて、双方の干渉を避ける。その後、右側板15がほぼ垂直状態となった時点で、持ち上げていた係合リング42を降ろすと、心柱41に係合リング42がはめ被せられる。そうすると、右側板15は、垂直姿勢を越えて、左方に転倒することはない。これの逆の手順で、心柱41から係合リング42が外される。
この考案による折り畳み式ボックスパレットは、物流製品を搬送するために用いられることを達成するのに適している。
11 基台
14、15 側板
31 転倒防止機構
32 姿勢保持機構

Claims (7)

  1. 基台と、基台の側縁部に起伏自在に連結されている側板と、側板をその起立姿勢から内方への転倒を防止する転倒防止機構とを備えているボックスパレット。
  2. 転倒防止機構は、基台の縁部に固定されかつ同縁部から上向きに突出させられている心柱と、側板にその高さ方向に移動自在に連結されている係合リングとを備えており、係合リングは、側板の起立時に、心柱にはめ被せられうるようになされている請求項1に記載のボックスパレット。
  3. 側板は、金網製のものであって、並列状に配列された複数の縦網線材を備えており、少なくとも1つの縦網線材は、係合リングの移動を自在とするように係合リングに通されている請求項2に記載のボックスパレット。
  4. 側板は、隣り合う上下の横網線材を備えており、両横網線材は、係合リングを側板高さ方向から挟んでその両側に位置させられている請求項3に記載のボックスパレット。
  5. 両横網線材にこれの内側に接触させられた補強網線材が渡されており、補強網線材は、係合リングを挟んでこれに通された縦網線材と平行にのびている請求項4に記載のボックスパレット。
  6. さらに、側板を起立姿勢に保持する姿勢保持機構を備えており、基台は、金網製のものであって、側縁部において起立させられている複数の並列状起立縦網線材と、起立縦網線材の上端に渡されかつ側板の下位の横網線材に隣接させられている支持用横網線材とを備えおり、姿勢保持機構は、隣接させられた両横網線材に渡されている横断面U字状ヒンジ板を備えており、ヒンジ板は、U字状のなす円弧状部で側板の下位の横網線材にその回転を自由とするように当接させられまたがらされかつ開口縁部で支持用横網線材を両側から挟んで固定されている請求項3〜5のいずれか1つに記載のボックスパレット。
  7. 基台の起立縦網線材上端面に、起立時の側板の縦網線材下端面が当接させられ、この状態で、同側板は、垂直姿勢から外方に傾斜させられようになされている請求項6のボックスパレット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018079969A (ja) * 2016-11-17 2018-05-24 北海道セイカン工業株式会社 折畳み型物流用コンテナ

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