JP3171687B2 - 包装体の製造方法 - Google Patents

包装体の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁性体粉末を含有する
組成物(以下、磁性粉含有組成物という)を袋に収納し
てなる包装体の製造方法に関するものであり、更に詳し
くは磁力及び吸引力を利用した包装体、例えば空気の存
在下で発熱する発熱体、袋状脱酸素剤の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】磁性粉含有組成物の代表的なものとして
は、金属粉、水、保水剤及び酸化促進剤からなる組成物
が挙げられ、この組成物は磁性粉と酸素との反応を利用
して発熱剤、また脱酸素剤として用いられている。近
年、通気性袋に発熱剤を収納してなる発熱体が使い捨て
かいろとして広く普及している。磁力を利用した、発熱
体の製造法としては、特開平4ー2342号に記載され
た方法が公知である。すなわち、この公知方法は2枚の
マグネットシートを用いて行う磁力転写法に基づくもの
で、発熱剤を一方のマグネットシートに付着させ、その
付着物を包材が設けられた他のマグネットシートを用い
て包材の表面に磁力転写し保持し、もう1枚の包材を被
せてシールする発熱体の製造方法である。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、この
公知方法には、高速生産時においてもう1枚の包材を被
せてシールする際に包材の固定が不安定となって包材の
蛇行が生じたり、形成されたシール部に皺が発生しやす
いため、高速操業の安定性に難点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記課題
を解決すべく鋭意検討した結果、磁性粉含有組成物を2
枚の包材で被覆しこの両包材をシールして包装体を製造
するにあたり、シールする際に磁力及び吸引力を利用す
ることにより包装体を高速で安定的に製造し得ることを
見出し、本発明に到達した。
【0005】すなわち本発明は、磁性粉含有組成物を2
枚の包材A及びBからなる通気性袋に収納してなる包装
体の製造方法において、磁性粉含有組成物を載置した包
を吸引し且つ包材Aの表面に磁性粉含有組成物を磁
石で保持しながら、磁性粉含有組成物にもう一方の包材
を被せ両包材をシールすることを特徴とする包装体の
製造方法、及び磁性粉含有組成物を2枚の包材A及びB
からなる袋に収納してなる包装体の製造方法において、
包材Bで被覆された磁性粉含有組成物を表面に載置した
包材Aを吸引し且つ包材Aの表面に磁性粉含有組成物を
磁石で保持しながら、包材Aと包材Bとをシールするこ
とを特徴とする包装体の製造方法を提供するものであ
る。
【0006】磁性粉含有組成物が載置された包材を吸
引し且つ該包材の表面に該磁性粉含有組成物を磁石で保
持するのに用いられる装置(以下、磁性粉含有組成物保
持装置という)としては、包装体の高速生産を可能にす
るためには、吸引口を有する磁石が全周面上に所定間隔
で配列され、且つ吸引口と連通し得る吸引室(すなわち
減圧室)が内設された回転構造体が好ましい。更に好ま
しい磁性粉含有組成物保持装置としては、全周面上に所
定間隔で凹部を設け、凹部の底部もしくは下面に磁石を
設けあるいは凹部の底部自体を磁石とし、および凹部な
いし磁石に設けた吸引口と連通し得る吸引室を内設した
回転構造体が挙げられる。後者の回転構造体を用いる
と、凹部で包材に凹陥部が形成されるので、前者の回転
構造体に比べて、包装体製造の包材シール工程における
シール部への磁性粉含有組成物の噛み込みが減少し、ま
たシール部のシール状態が良好なものとなる。なお、前
記凹陥部の凹陥の度合を吸引力により調整することがで
きる。
【0007】このような磁性粉含有組成物保持装置は、
少なくとも下記の磁性粉含有組成物供給装置との接触部
において磁性粉含有組成物保持装置の有する磁力が下記
の磁性粉含有組成物供給装置の有する磁力より大きくな
るようにし得る機構、又磁性粉含有組成物保持装置にお
いて製造された包装体をこの装置から容易に離脱させる
ために、包装体製造後の磁力及び/又は吸引力を低下、
消滅させる機構あるいは包装体に圧を与えうる機構を有
するのが好ましい。磁力の増加、低下又は消滅は、磁石
として磁力を変化させ得る電磁石を用いれば容易に達成
される。吸引力の低下又は消滅あるいは包装体への加圧
は吸引室と共に非吸引室(常圧室又は加圧室)を内設す
ることにより達成される。
【0008】包材に磁性粉含有組成物を載置する方法
としては、磁性粉含有組成物供給装置から包材の表面
に供給して載置する方法がある。磁性粉含有組成物供給
装置としては、ホッパー、磁石を設けた回転構造体、全
周面上に所定間隔で凹部を設け、凹部の底部もしくは下
面に磁石を設けたあるいは凹部の底部自体を磁石とした
回転構造体等が挙げられる。
【0009】又包材に磁性粉含有組成物を載置する、
別の方法としては、全周面上に所定間隔で凹部を設け、
凹部の底部もしくは下面に磁石を設けたあるいは凹部の
底部自体を磁石とした回転構造体からなる磁性粉含有組
成物供給装置に付着した磁性粉含有組成物の表面を、包
で被覆し、次いで包材が磁性粉含有組成物の下面
になるように包材を移送して載置する方法が挙げられ
る。
【0010】これらの回転構造体からなる磁性粉含有組
成物供給装置は、所定量の磁性粉含有組成物を確実に包
に供給するために、少なくとも磁性粉含有組成物保
持装置と接する部分において、磁性粉含有組成物供給装
置の磁力を低下又は消滅させる、あるいは遮蔽する機構
を有するのが好ましい。
【0011】磁力の低下又は消滅は、磁石として磁力を
変化させ得る電磁石を用いれば容易に達成される。ま
た、磁力の遮蔽は、磁力遮蔽板の端部が磁性粉含有組成
物供給装置及び磁性粉含有組成物保持装置のそれぞれの
回転構造体が接する部分に配置されるように、磁力遮蔽
板を両装置の間に挿設すること、かつ磁力遮蔽板及び磁
性粉含有組成物供給装置のそれぞれの表面に接触しなが
ら、磁性粉含有組成物供給装置と同方向に回転するエン
ドレスシートを設けることにより、達成される。すなわ
ち、磁性粉含有組成物を、磁性粉含有組成物供給装置の
磁石にエンドレスシートを介して付着させ、エンドレス
シートで磁性粉含有組成物供給装置の表面に沿って搬送
して、磁力遮蔽板の端部に導く。このようにして磁力遮
蔽板の端部に導かれた磁性粉含有組成物は、これを付着
していた磁性粉含有組成物供給装置の磁石の磁力が磁力
遮蔽板で遮蔽され磁性粉含有組成物保持装置の磁石の磁
力が磁性粉含有組成物に作用するので、磁性粉含有組成
物保持装置に保持される。
【0012】前述した磁性粉含有組成物供給装置及び磁
性粉含有組成物保持装置の回転構造体は、ベルト状回転
構造体であっても差し支えないが、磁石又は吸引室を設
けやすくするために通常ドラム状回転構造体が好んで用
いられる。磁性粉含有組成物供給装置及び磁性粉含有組
成物保持装置に使用する磁石は電磁石以外に永久磁石も
使用できる。又これらの回転構造体に設けられる凹部、
磁石および吸引室はそれらの形状又は構造について特に
限定されない。必要ならば押えローラー、スクレーパー
及び/又は凹部ないしは包材のシール面を清掃するため
の清掃ローラーを磁性粉含有組成物供給装置ないしは磁
性粉含有組成物保持装置に付設してもよい。
【0013】次に本発明の磁性粉含有組成物としては、
(イ)鉄粉等の磁性磁性粉末、(ロ)水、(ハ)ハロゲ
ン化磁性塩又は硫酸塩等の酸化助剤及び(ニ)木粉、ヒ
ル石、活性炭、吸水性ポリマ−等の保水剤を主成分とす
る組成物、更にこれら(イ)〜(ニ)の成分に水素発生
抑制剤としての無機塩類、配合助剤としてのバインダ−
又は含浸助剤としての界面活性剤等を加えた組成物が挙
げられる。好ましくは、少なくとも鉄粉、水、ハロゲン
化磁性塩及び活性炭からなる組成物が発熱剤、又は脱酸
素剤として用いられる。
【0014】磁性粉含有組成物が発熱剤又は脱酸素剤で
ある場合、これを被覆シールして包装体とする2枚の包
材は、非通気性包材及び通気性包材から選ばれるが、少
なくとも1枚は通気性包材からなる。
【0015】通気性包材は、(a)不織布類、(b)多
孔質シ−ト類(商品名NFシ−ト(徳山曹達製)、商品
名セルポア(積水化学製)、商品名ブレスロン(日東電
工製)等)又は多孔質シ−ト類と不織布との積層シ−
ト、ポリエチレン繊維を積層して加熱加圧してつくられ
る通気性シ−ト(商品名タイベック(デュポン社製))
(c)不織布にプラスチックフィルムをラミネ−トした
積層シ−トに刃型等により機械的に穿孔したもの、又は
(d)不織布又は多孔質シ−トに、あらかじめ通気孔を
設けたプラスチックフィルムをラミネ−トしたもの等が
適用される。
【0016】非通気性包材は、内面がポリエチレンフィ
ルム等で構成された従来使用の複合包材であってもよい
が、包装体が発熱体のとき、該包材の外面に発熱体装着
保持用の粘着剤層及び離型包材を設けたものが好んで使
用される。又シール強度がそれほど要求されない用途の
ものにあっては、該包材の内面に接着剤層を設けたもの
でもよい。
【0017】両包材をシールする方法としては、ヒート
シールする方法、接着剤による方法及びこの両者を組み
合わせた方法が挙げられる。
【0018】
【実施例】次に、本発明方法の好ましい実施例を、磁性
粉含有組成物として発熱剤を用いた場合について、図面
により説明する。図1は、本発明の製造法において磁性
粉含有組成物供給装置として窒素シール可能なホッパー
2を使用し、磁性粉含有組成物保持装置としてドラム状
回転構造体A3を使用した場合の発熱体の製造法を示す
略断面図である。
【0019】ドラム状回転構造体A3は、全周面上に所
定間隔で発熱体の形状に適応する凹部5を複数個有し、
凹部5を形成する突起部の表面で包材A10と包材B1
1とのヒートシールを可能とし、凹部5の底部に磁石6
(永久磁石)と吸引口13を設け、固定された吸引室1
2及び非吸引室14を内設したもので、凹部5が吸引室
12及び非吸引室14に外接して回転する回転構造体で
ある。従ってドラム状回転構造体A3が回転すると吸引
口13は回転位置により吸引室12及び非吸引室14の
いずれかと連通するようになっている。
【0020】まず、時計方向に回転するドラム状回転構
造体A3の凹部5に包材A10を供給し、吸引12の吸
引作用により包材A10に凹陥部20を形成させる。次
いでホッパー2から所定量の発熱剤1を包材Aの凹陥部
20に供給して載置し、磁石6により発熱剤1を所望の
形状に保持し、押えローラー9にて発熱剤1の表面を整
え、包材B11を被せてシールダイロール15によりシ
ールして、発熱体シート18が製造される。そしてこの
発熱体シートは非吸引室14に到達してドラム状回転構
造体A3から離脱した後、カットローラー16によりカ
ットされて、切り離された発熱体19を得る。切り離さ
れた発熱体19は、穴あき移送ベルト17(吸引装置が
内蔵されたもの、以下同様)を用いて移送される。な
お、カットローラーは、製造された発熱体シートを即座
にカットし切り離された発熱体を得るために、カットロ
ーラーを磁性粉含有組成物保持装置に隣接させることも
できる。
【0021】図2は、本発明の製造法において磁性粉含
有組成物供給装置として窒素シール可能なホッパー及び
ドラム状回転構造体B4を使用し、磁性粉含有組成物保
持装置としてドラム状回転構造体A3を使用した場合の
発熱体の製造法を示す略断面図である。
【0022】ドラム状回転構造体A3は、図1に於ける
内部装置の吸引室12及び非吸引室14の範囲を変更し
た以外は図1に示すドラム状回転構造体A3と同様であ
る。ドラム状回転構造体B4は、全周面上に所定間隔で
発熱体の形状に適応する凹部5を複数個有し、凹部5の
底部に磁石6(電磁石)を設け、さらに固定された着磁
室7及び減磁室8を内設した回転構造体である。反時計
方向に回転するドラム状回転構造体B4の凹部5に、ホ
ッパー2から所定量の発熱剤1を供給し、磁石6により
保持した発熱剤1の表面を押えローラー9で整える。
【0023】一方、ドラム状回転構造体A3は、吸引室
12の吸引作用により凹部5に供給された包材A10に
凹陥部20を形成しながら時計方向に回転する。ドラム
状回転構造体A3がドラム状回転構造体B4と接する部
分において、ドラム状回転構造体B4の凹部5が保持す
る発熱剤1を減磁室8に到達させ減磁し、ドラム状回転
構造体A3の磁石6により前記包材A10の凹陥部20
に載置し所望の形状に保持し、包材B11を被せてシー
ルダイロール15によりシールして、発熱体シート18
が製造される。そしてこの発熱体シートは非吸引室14
に到達してドラム状回転構造体A3から離脱した後、カ
ットローラー16によりカットされて、切り離された発
熱体19を得る。切り離された発熱体19は、穴あき移
送ベルト17を用いて移送される。
【0024】図3は、図2において包材Aの供給位置を
変更した以外は図2と同様の装置を用いて行う発熱体の
製造法を示す略断面図である。
【0025】反時計方向に回転するドラム状回転構造体
B4の凹部5に、ホッパー2から所定量の発熱剤1を供
給し、磁石6により保持した発熱剤1の表面を押えロー
ラー9で整え、包材A10を供給して被せる。ドラム状
回転構造体B4が時計方向に回転するドラム状回転構造
体A3と接する部分において、ドラム状回転構造体B4
の凹部5が保持する発熱剤1を減磁室8に到達させ減磁
し、ドラム状回転構造体A3の吸引作用及び磁石6によ
り、発熱剤1及び包材A10をドラム状回転構造体A3
の相対応する凹部5に移して包材A10に発熱剤1を載
置し所望の形状に保持し、包材B11を被せてシールダ
イロール15によりシールして、発熱体シート18が製
造される。そしてこの発熱体シートは非吸引室14に到
達してドラム状回転構造体A3から離脱した後、カット
ローラー16によりカットされて、切り離された発熱体
19を得る。切り離された発熱体19は、穴あき移送ベ
ルト17を用いて移送される。
【0026】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば磁性粉含有
組成物を載置した包材を吸引し且つ包材Aの表面に磁
性粉含有組成物を磁石で保持しながら磁性粉含有組成物
にもう一方の包材を被せ両包材をシールしているの
で、高速生産での条件下でもシール工程における包材の
蛇行やシール部の皺の発生が防止でき、操業が安定して
不良品率が激減し、省人化も可能となり、従来の方法に
比べて包装体の生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造法の実施例を示す略断面図であ
る。
【図2】本発明の製造法の別の実施例を示す略断面図で
ある。
【図3】本発明の製造法の他の実施例を示す略断面図で
ある。
【符号の説明】
1 発熱剤 2 ホッパー 3 ドラム状回転構造体A 4 ドラム状回転構造体B 5 凹部 6 磁石 7 減磁室 8 着磁室 9 押えローラー 10 包材A 11 包材B 12 吸引室 13 吸引口 14 非吸引室 15 シールダイロール 16 カットローラー 17 穴あき移送ベルト 18 発熱体シート 19 発熱体 20 凹陥部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C09K 15/02 C09K 5/00 K (56)参考文献 特開 平4−2342(JP,A) 特開 昭54−81991(JP,A) 特開 昭63−33214(JP,A) 実開 昭57−149201(JP,U) 実開 平4−25505(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 9/02 - 9/04 B65B 15/04 B65B 25/00 B65B 37/00 - 37/20 A61F 7/08 334 B01D 53/14 C01B 13/00 C09K 5/16 C09K 15/02

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体粉末を含有する組成物(以下、磁
    性粉含有組成物という)を2枚の包材A及びBからなる
    袋に収納してなる包装体の製造方法において、磁性粉含
    有組成物を載置した包材を吸引し且つ包材Aの表面に
    磁性粉含有組成物を磁石で保持しながら、磁性粉含有組
    成物にもう一方の包材を被せ両包材をシールすること
    を特徴とする包装体の製造方法。
  2. 【請求項2】 包材に磁性粉含有組成物を載置する方
    法が、包材を吸引してこれに凹陥部を形成せしめ、こ
    の凹陥部に磁性粉含有組成物を供給してなる請求項1記
    載の包装体の製造方法。
  3. 【請求項3】 包材に磁性粉含有組成物を載置する方
    法が、包材で磁性粉含有組成物の表面を被覆し、次い
    で包材が磁性粉含有組成物の下面になるように包材
    を移送してなる請求項1記載の包装体の製造方法。
  4. 【請求項4】 磁性粉含有組成物を包材に載置するに
    あたり用いる磁性粉含有組成物供給装置が、周面に包装
    体の形状に適応する凹部を1ケ以上有し、該凹部に磁石
    を設けた回転構造体である請求項1〜3のいずれか
    載の包装体の製造方法。
  5. 【請求項5】 磁石が電磁石である請求項1〜4のいず
    れか記載の包装体の製造方法。
  6. 【請求項6】 磁性粉含有組成物が載置された包材
    吸引し且つ包材Aの表面に該磁性粉含有組成物を磁石で
    保持するのに用いられる装置(以下、磁性粉含有組成物
    保持装置という)が、全周面上に所定間隔で凹部を設
    け、凹部の底部もしくは下面に磁石を設けあるいは凹部
    の底部自体を磁石とし、および凹部ないし磁石に設けた
    吸引口と連通し得る吸引室を内設した回転構造体である
    請求項2〜5のいずれか記載の包装体の製造方法。
  7. 【請求項7】 磁性粉含有組成物供給装置が、少なくと
    も磁性粉含有組成物保持装置との接する部分において、
    該磁力を低下又は消滅させる機構を有する請求項1〜6
    のいずれか記載の包装体の製造方法。
  8. 【請求項8】 磁性粉含有組成物保持装置が、製造され
    た包装体シートを離脱させる部分において、該磁力及び
    /又は吸引力を低下又は消滅させる機構を有する請求項
    1〜7のいずれか記載の包装体の製造方法。
  9. 【請求項9】 磁性粉含有組成物保持装置の磁力及び/
    又は吸引力が、少なくとも磁性粉含有組成物供給装置と
    の接する部分において、磁性粉含有組成物供給装置の磁
    力より大きくなるようにしたことを特徴とする請求項1
    〜7のいずれか記載の包装体の製造方法。
  10. 【請求項10】 磁性粉含有組成物が鉄粉を含有し空気
    の存在下で発熱する発熱剤である請求項1〜9のいずれ
    記載の包装体の製造方法。
  11. 【請求項11】 磁性粉含有組成物が鉄粉を含有する脱
    酸素剤である請求項1〜9のいずれか記載の包装体の
    製造方法。
  12. 【請求項12】 磁性粉含有組成物を2枚の包材A及び
    Bからなる袋に収納してなる包装体の製造方法におい
    て、包材Bで被覆された磁性粉含有組成物を表面に載置
    した包材Aを吸引し且つ包材Aの表面に磁性粉含有組成
    物を磁石で保持しながら、包材Aと包材Bとをシールす
    ることを特徴とする包装体の製造方法。
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