JP3171524B2 - 自動応答通信装置 - Google Patents

自動応答通信装置

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JP3171524B2
JP3171524B2 JP07490994A JP7490994A JP3171524B2 JP 3171524 B2 JP3171524 B2 JP 3171524B2 JP 07490994 A JP07490994 A JP 07490994A JP 7490994 A JP7490994 A JP 7490994A JP 3171524 B2 JP3171524 B2 JP 3171524B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部に電話機を接続可
能なファクシミリ装置に係り、特に外来する呼出信号に
応じて、電話機とファクシミリ装置との切替えを行う自
動受信機能の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】図5には、従来のファクシミリ装置が接
続される通信回線網の概略的な構成を示す。この構成に
おいては、送信側ファクシミリ装置1とネットワーク交
換機2と受信側ファクシミリ装置3とが通信回線(電話
回線)により接続される。この受信側ファクシミリ装置
3には音声応答機能を有する電話機、例えば留守番電話
機9が接続されている。
【0003】前記受信側ファクシミリ装置3において
は、前記ネットワーク交換機2からの電話回線が電話回
線接続端子4を介して切替信号検出回路5に接続され、
該切替信号検出回路5は、2端子切替の切替スイッチ7
の切替端子側に接続される。この切替スイッチ7の一方
の端子はファクシミリ制御処理部6が接続され、他方の
端子は外部電話接続端子8を介して、外部の前記留守番
電話機9に接続される。
【0004】次に、このような受信側ファクシミリ装置
において、送信側ファクシミリ装置からの呼出し信号を
受けてから、ファクシミリの受信状態へ移行するまでの
流れを説明する。ここで、通常は切替スイッチ7が外部
電話接続端子8側に切替えられ、前記留守番電話機9と
接続されている状態であるものとする。
【0005】まず、送信側ファクシミリ装置1から発呼
信号(呼出し信号)が送出され、電話回線10及びネッ
トワーク交換機2を経て、受信側ファクシミリ装置3の
電話回線接続端子4に到来する。前記呼出し信号は、こ
の電話回線接続端子4から切替スイッチ7を通じて外部
電話機接続端子8に接続される留守番電話機9に着信さ
れる。
【0006】この着信により送信側ファクシミリ装置1
と留守番電話機9との間で回線ループが形成される。そ
の形成直後に、送信側ファクシミリ装置1より、切替信
号検出回路5を作動させるための周波数成分(以下、周
波数f1とする)の連続周波数信号が特定周期毎に送出
される。すなわち、切替信号検出回路5を作動させて、
切替スイッチ7の切替えを行なわせ、留守番電話機9か
ら受信側ファクシミリ装置3に電話回線を接続させる。
【0007】ここで、図6を参照して、切替信号検出回
路5で受信した前記不連続周波数信号の特定周期の検出
について述べる。前記切替信号検出回路5では、送信側
ファクシミリ装置1から受信した周波数信号に周波数f
1の不連続周波数信号が含まれているか否か判断し、含
まれていた場合は、その周波数周期を検出する。ここで
は、周期t1毎に周波数f1の不連続周波数信号が検出
された場合には、受信信号がファクシミリ自動受信の切
り替え信号と判断し、切替スイッチ7を動作させて、回
線をファクシミリ制御処理部6に切り替える制御を行っ
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の構成に
おいて、受信側ファクシミリ装置に接続される外部電話
機が、音声応答機能を有する電話機、例えば留守番電話
機であった場合に、最初に電話回線に接続されている留
守番電話機9は、送信側ファクシミリ装置1からの着信
信号を検出すると、該留守番電話機9に予め記録される
音声応答メッセージを送信側ファクシミリ装置1に送出
する。この音声応答メッセージにファクシミリ装置を自
動受信させるための周波数f1の不連続周波数信号と同
一の周波数成分が含まれていた場合には、図6に示すよ
うに、送信側ファクシミリ装置1が発した正規な周波数
f1の不連続周波数信号と、留守番電話機9が発した周
波数f1の不連続周波数信号が合成されて切替信号検出
回路5に入力される。この合成信号は、自動受信に必要
な周波数周期t1毎でなくなり、前記切替信号検出回路
5では、切替え信号としては検出しない。
【0009】つまり、音声応答メッセージの周波数成分
にファクシミリ装置の自動受信切り替えに利用する信号
と同一の周波数成分を含んでいた場合、その信号が送信
側ファクシミリ装置から送出された正規の自動受信信号
と混在することになり、信号検出回路5が同期信号とし
て検知できなくなり、受信側ファクシミリ装置3が自動
受信状態に切替わらない。
【0010】さらに、送信側ファクシミリ装置1が発す
る切替えを行わせるための信号の送出時間より、録音さ
れた音声応答メッセージの送出時間の方が長いと、送信
側ファクシミリ装置1は、予め定められた規定時間に従
って、切断信号を送出しまうことが十分考えられ、結果
的に受信側ファクシミリ装置3の切替スイッチ7が動作
せず、ファクシミリ情報を受信できないという問題があ
った。この様な場合、一般的には送信側ファクシミリ装
置1は、受信側ファクシミリ装置3が通話中であると判
断して、待機し、その旨を表示している。
【0011】そこで本発明は、外部電話機が発する信号
からファクシミリ装置の自動受信切り替えを妨害する周
波数を除去し、正規の切替信号に応動する自動応答通信
装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、通信回線を介して到来する外部の通信装置
からの呼出信号に自動応答して、応答信号を送出する自
動応答端末と、前記通信回線を通じて、情報の送受信を
行う通信手段と、前記呼出信号に含まれる所定周波数と
所定周期からなる信号を検出すると、切替え指示を出力
する切替信号検出手段と、前記切替信号検出手段の指示
に基づいて通信回線を前記自動応答端末または前記通信
手段のいずれか一方に切替接続する第1の切替手段と、
前記自動応答端末が送出する前記応答信号に含まれる前
記所定周波数の信号を除去する信号除去手段と、前記第
1の切替手段と前記信号除去手段との間に設けられ、前
記自動応答端末に電話回線を直結する回路を形成する経
路若しくは、前記自動応答端末と電話回線との間に前記
信号除去手段を介在させる経路のいずれか一方を切替え
て選択する第2の切替手段と、外部から前記所定周波数
を含む信号が到来してからの経過時間が予め定めた設定
時間を経過した時に、前記第2の切替手段を作動させ、
前記自動応答端末と電話回線との間に前記信号除去手段
を介在させる経路を選択して、切替え動作を行わせる切
替制御手段とを備える自動応答通信装置を提供する。
【0013】さらに、通信回線を介して到来する外部の
通信装置からの呼出信号に自動応答して、応答信号を送
出する自動応答端末と、前記通信回線を通じて、情報の
送受信を行う通信手段と、前記呼出信号に含まれる所定
周波数と所定周期からなる信号を検出すると、切替え指
示を出力する切替信号検出手段と、前記切替信号検出手
段の指示に基づいて通信回線を前記自動応答端末または
前記通信手段のいずれか一方に切替接続する第1の切替
手段と、前記自動応答端末が送出する前記応答信号に含
まれる前記所定周波数の信号を除去する信号除去手段
と、前記第1の切替手段と前記信号除去手段との間に設
けられ、前記自動応答端末に電話回線を直結する回路を
形成する経路若しくは、前記自動応答端末と電話回線と
の間に前記信号除去手段を介在させる経路のいずれか一
方を切替えて選択する第2の切替手段と、外部から断続
的に複数回到来する所定周波数を含む信号群に対して、
最初に到来した信号では前記切替信号検出手段が切替え
を指示する信号を出力せず、次回に前記所定周波数を含
む信号が到来した時に、前記第2の切替手段を作動させ
て、前記自動応答端末と電話回線との間に前記信号除去
手段を介在させる経路を選択する切替制御手段とを備え
自動応答通信装置を提供する。
【0014】
【作用】以上のような構成の自動応答通信装置は、到来
するファクシミリ側を選択するファクシミリ自動受信切
り替え信号を含む信号を着信した際に、着信してから所
定時間を経過した後、ファクシミリ自動受信切り替え信
号と同じ周波数成分の信号の除去を開始して、送信側フ
ァクシミリ装置からの自動受信切替信号を検知し、受信
側ファクシミリ装置への切替え動作する。 また、断続的
に複数回到来するファクシミリ側を選択するファクシミ
リ自動受信切り替え信号を含む信号を着信した際に、最
初の着信信号に対しては、ファクシミリ側への切り換え
動作を行わず、次の着信信号にファクシミリ自動受信切
り替え信号が含まれていた際に、受信側ファクシミリ装
置への切替え動作する。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明による第1実施例としての
自動応答通信装置を搭載するファクシミリ装置の構成例
を示す。
【0016】この第1実施例は、送信側ファクシミリ装
置11とネットワーク交換機12と受信側ファクシミリ
装置13とが通信回線(電話回線)により接続される。
この受信側ファクシミリ装置13には音声応答機能を有
する電話機、例えば留守番電話機19が接続される。
【0017】前記受信側ファクシミリ装置13において
は、前記ネットワーク交換機12からの電話回線20が
電話回線接続端子14を介して切替信号検出回路15に
接続され、該切替信号検出回路15は2端子切替の切替
スイッチ17の切替端子側に接続される。この切替スイ
ッチ17の一方の端子はファクシミリ制御処理部16に
接続され、他方の端子は検出信号除去フィルタ21に接
続される。そして前記検出信号除去フィルタ21は、外
部電話接続端子18を介して、前記留守番電話機19に
接続される。この検出信号除去フィルタ21には、例え
ば、バンド・エリミネーション・フィルタ(BEF)を
使用し、このBEFは、通過する信号の中から不要な周
波数成分を除去でき、本実施例では周波数成分(以下、
周波数f1とする)を除去する。
【0018】このような構成において、受信側ファクシ
ミリ装置が送信側ファクシミリ装置からの着信を受けて
からファクシミリの受信状態へ移行するまでの流れを説
明する。ここで、通常、切替スイッチ17は検出信号除
去フィルタ21側に閉じており、電話回線20には留守
番電話機19が接続されている。
【0019】まず、送信側ファクシミリ装置11から発
呼信号(呼出し信号)が送出され、電話回線20及びネ
ットワーク交換機12を経て、受信側ファクシミリ装置
13の電話回線接続端子14に到来する。この電話回線
接続端子14から切替信号検出回路15、切替スイッチ
17、検出信号除去フィルタ21を通じて外部電話機接
続端子18に接続される留守番電話機19に着信する。
【0020】この着信信号により、送信側ファクシミリ
装置11と留守番電話機19との間で回線ループが形成
され、その形成直後に、送信側ファクシミリ装置11よ
り、切替信号検出回路15を作動させるための周波数f
1の不連続周波数信号が特定周期毎に送出される。
【0021】一方、留守番電話機19は、送信側ファク
シミリ装置11からの着信信号を検出すると、予め記録
された音声応答メッセージを送信側ファクシミリ装置1
1にを送出する。
【0022】この際、前記音声応答メッセージに周波数
f1の信号が含まれれていた場合は、検出信号除去フィ
ルタ21により、前記音声応答メッセージから周波数f
1を除去し、それ以外の音声応答メッセージを切替信号
検出回路15を経由して、送信側ファクシミリ装置に送
出する。
【0023】この周波数f1を除去によって、図2に示
すように、切替信号検出回路15では送信側ファクシミ
リ装置11が発した自動受信切替えに必要な周波数f1
の信号のみを検出することになり、ファクシミリ情報の
自動受信切り替えが可能となる。
【0024】但し、この第1実施例においては、記録さ
れる音声応答メッセージの周波数成分すなわち、実際の
音声を登録する人の声に、周波数f1を多く含んでいた
場合は、特定の周波数成分が検出信号除去フィルタ21
で除去されてしまうため、音声応答メッセージの音質を
変化させてしまう。
【0025】また、ネットワーク交換機を経て送信側の
電話機から到来する可聴音、例えば呼出し信号の音質が
変化することから、留守番電話機が対応できなくなる障
害が生じる可能性もある。
【0026】そこで図3には、前述した不具合を解決す
る第2実施例としての自動応答通信装置を搭載するファ
クシミリ装置の構成例を示す。この第2実施例は、受信
側ファクシミリ装置31の構成が第1実施例と異なる。
ここで、第2実施例を構成する構成部材で図2に示す構
成部材と同じ部材には同じ参照符号を付して、その説明
を省略する。
【0027】この受信側ファクシミリ装置31におい
て、切替信号検出回路15の制御で作動する切替スイッ
チ17の他端は、2端子切替えスイッチからなる第2切
替スイッチ32の切替え端子に接続される。この第2切
替スイッチ32の一端は、外部電話機接続端子18を介
して、直接的に留守番電話機19に接続され、その他端
は、検出信号フィルタ21を通じてから、前記外部電話
機接続端子18を介して、前記留守番電話機19に接続
される。
【0028】すなわち、この第2切替スイッチ32の切
替えによって、前記検出信号フィルタ21を介在させる
経路の回線ループと該検出信号フィルタ21を通らない
経路の回線ループのいずれかが形成されることになる。
【0029】前記第2切替スイッチ32の切替えは、切
替信号検出回路15若しくはファクシミリ制御処理部1
6に駆動される切替制御部33により切替えが自動的に
行われる。この切替制御部33による第2切替スイッチ
32の切替えは、時間監視によるものと状態監視による
ものとがある。
【0030】この様に構成された受信側ファクシミリ装
置31における送信側ファクシミリ装置11からの着信
を受けてからファクシミリの受信状態へ移行するまでの
流れを説明する。ここで、通常、切替スイッチ17は、
第2切替スイッチ32側に閉じ、第2切替スイッチ32
は、外部電話機接続端子18を介して、直接的に検出信
号留守番電話機19に接続され、検出信号除去フィルタ
21をパスしている。
【0031】まず、第2切替スイッチ32の切替えが、
時間監視により行われる場合について説明する。前記送
信側ファクシミリ装置11から発呼信号(呼出し信号)
が送出され、電話回線20及びネットワーク交換機12
を経て、受信側ファクシミリ装置31の電話回線接続端
子14に到来する。この電話回線接続端子14から切替
信号検出回路15、切替スイッチ17、第2切替スイッ
チ32を通じて外部電話機接続端子18に接続される留
守番電話機19に着信する。
【0032】この着信信号により、送信側ファクシミリ
装置11と留守番電話機19との間で回線ループが形成
される。その形成直後に、送信側ファクシミリ装置11
より、切替信号検出回路15を作動させるための周波数
f1の不連続周波数信号が特定周期毎に送出され、該切
替信号検出回路15に入力される。
【0033】この時、前記切替信号検出回路15から切
替制御部33に周波数f1の不連続周波数信号が入力し
ていることを検出した信号を送り、切替制御部33が最
初の周波数f1の不連続周波数信号が入力してからの経
過時間をカウントする。そして、前記切替制御部33に
監視時間を例えば、10秒と設定しておき、カウント時
間が10秒(監視時間)を越えた時に、第2切替スイッ
チ32を検出信号除去フィルタ21側に切替え、次の着
信時から検出信号除去フィルタ21を作動するように変
更する。すなわち、留守番電話機19からの音声応答メ
ッセージが検出信号除去フィルタ21を通り、周波数成
分(周波数f1)が除去され、前記切替信号検出回路1
5に入力される。
【0034】従って、検出信号除去フィルタ21が作動
してからは、前記切替信号検出回路15には、送信側フ
ァクシミリ装置11からの周波数f1の不連続周波数信
号のみが入力されることになる。そして切替えを指示す
る信号と判断された際には、切替スイッチ17が切替え
られ、電話回線からの情報がファクシミリ制御処理部1
6に入力される。
【0035】次に、第2切替スイッチ32の切替えが、
状態監視により行われる場合について説明する。この受
信側ファクシミリ装置31の受信待機状態は、前述した
時間監視の状態と同様であり、留守番電話機19に呼出
し信号が最初に着信するようになっている。
【0036】そして、外部から到来した着信信号(1回
目)から周波数f1を検出するが、特定周期毎に検出さ
れないために切替えを指示する信号とは判断されず、呼
出し信号が切断された場合には、ファクシミリ制御処理
部16に切替えられず留守番電話機19が接続されたま
まの状態で待機する。次に次回(2回目)の呼出し信号
が到来し、この呼出し信号から周波数f1を検出した場
合には、それらの周期に関わりなく、強制的に第2切替
スイッチ32が前記検出信号除去フィルタ21側に切替
えられ、次の着信時からは、検出信号除去フィルタ21
が機能するように設定される。
【0037】そして前記ファクシミリ制御処理部16
は、電話回線から到来する情報の受信が終了すると、前
記切替信号検出回路15が切替スイッチ17を作動させ
て、ファクシミリ制御処理部16側から留守番電話機1
9側に切替えると共に、該ファクシミリ制御処理部16
からの信号により切替制御部33が駆動し、第2切替ス
イッチ32を作動させて、検出信号除去フィルタ21を
除く経路側に切替え、最初の受信側ファクシミリ装置3
1の受信待機状態にする。
【0038】また、前述した例では、第2切替スイッチ
を自動で切り替える手法を説明したが、手動により適
宜、切替えてもよい。手動により第2切替スイッチを切
り替え場合には、切替制御部33は必要としない。
【0039】尚、本発明の実施態様によれば、以下のご
とき構成が得られる。 (1)通信回線の呼出信号に自動応答して、応答信号を
送出する自動応答端末を備え、前記通信回線から所定周
波数と所定周期で構成された切替信号検出手段と、前記
通信回線を介して、送受信を行う通信手段と、前記切替
信号検出手段の指示に基づいて通信回線を前記自動応答
端末または前記通信手段のいずれか一方に切替接続する
第1の切替手段とからなる自動応答通信装置において、
前記所定周波数の信号のみ除去する信号除去手段を前記
切替手段と前記自動応答端末との間に設けて、前記応答
信号に含まれる前記所定周波数の信号を除去する自動応
答通信装置を提供する。
【0040】(2)前記信号除去手段は、直結回路と前
記所定周波数の信号のみ除去する信号除去回路を並列に
接続した並列回路と該並列回路を前記切替手段の端末側
で切替接続する第2の切替手段を直列接続して、前記切
替手段と前記自動応答端末との間に設けられ、前記第2
の切替手段を制御して直結回路から前記信号除去回路に
切替える切替制御手段を備える自動応答通信装置を提供
する。 また本発明は、前述した実施例に限定されるものではな
く、他にも発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形や
応用が可能であることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、従
来留守番電話機から発せられ、切り替え信号検出回路に
入力される音声応答メッセージから切り替え信号に含ま
れる周波数成分を除去できるので、留守番電話機が自動
応答した場合でも受信側ファクシミリ装置がファクシミ
リ情報を受信可能な自動応答通信装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施例としての自動応答通信
装置を搭載するファクシミリ装置の構成例を示す図であ
る。
【図2】図1に示す切替信号検出回路に入力する信号を
示す図である。
【図3】本発明による第2実施例としての自動応答通信
装置を搭載するファクシミリ装置の構成例を示す図であ
る。
【図4】図3に示す切替信号検出回路に入力する信号を
示す図である。
【図5】従来のファクシミリ装置が接続される通信回線
網の概略的な構成を示す図である。
【図6】図5に示す切替信号検出回路に入力する信号を
示す図である。
【符号の説明】
1,11…送信側ファクシミリ装置、2,12…ネット
ワーク交換機、3,13,31…受信側ファクシミリ装
置、4,14…電話回線接続端子、5,15…切替信号
検出回路、6,16…ファクシミリ制御処理部、7,1
7…切替スイッチ、8,18…外部電話接続端子、9,
19…留守番電話機、10,20…電話回線(通信回
線)、21…検出信号除去フィルタ、32…第2切替ス
イッチ、33…切替制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04N 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して到来する外部の通信装
    置からの呼出信号に自動応答して、応答信号を送出する
    自動応答端末と、 前記通信回線を通じて、情報の送受信を行う通信手段
    と、 前記呼出信号に含まれる所定周波数と所定周期からなる
    信号を検出すると、切替え指示を出力する切替信号検出
    手段と、 前記切替信号検出手段の指示に基づいて通信回線を前記
    自動応答端末または前記通信手段のいずれか一方に切替
    接続する第1の切替手段と、前記自動応答端末が送出する前記応答信号に含まれる前
    記所定周波数の信号を除去する信号除去手段と、 前記第1の切替手段と前記信号除去手段との間に設けら
    れ、前記自動応答端末に電話回線を直結する回路を形成
    する経路若しくは、前記自動応答端末と電話回線との間
    に前記信号除去手段を介在させる経路のいずれか一方を
    切替えて選択する第2の切替手段と、 外部から前記所定周波数を含む信号が到来してからの経
    過時間が予め定めた設定時間を経過した時に、前記第2
    の切替手段を作動させ、前記自動応答端末と電話回線と
    の間に前記信号除去手段を介在させる経路を選択して、
    切替え動作を行わせる切替制御手段と、 を具備することを特徴とする自動応答通信装置。
  2. 【請求項2】 通信回線を介して到来する外部の通信装
    置からの呼出信号に自動応答して、応答信号を送出する
    自動応答端末と、 前記通信回線を通じて、情報の送受信を行う通信手段
    と、 前記呼出信号に含まれる所定周波数と所定周期からなる
    信号を検出すると、切替え指示を出力する切替信号検出
    手段と、 前記切替信号検出手段の指示に基づいて通信回線を前記
    自動応答端末または前記通信手段のいずれか一方に切替
    接続する第1の切替手段と、前記自動応答端末が送出する前記応答信号に含まれる前
    記所定周波数の信号を除去する信号除去手段と、 前記第1の切替手段と前記信号除去手段との間に設けら
    れ、前記自動応答端末 に電話回線を直結する回路を形成
    する経路若しくは、前記自動応答端末と電話回線との間
    に前記信号除去手段を介在させる経路のいずれか一方を
    切替えて選択する第2の切替手段と、 外部から断続的に複数回到来する所定周波数を含む信号
    群に対して、最初に到来した信号では前記切替信号検出
    手段が切替えを指示する信号を出力せず、次回に前記所
    定周波数を含む信号が到来した時に、前記第2の切替手
    段を作動させて、前記自動応答端末と電話回線との間に
    前記信号除去手段を介在させる経路を選択する切替制御
    手段と、 を具備することをことを特徴とする自動応答通信装置。
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