JP3170872U - 鳥獣忌避装置 - Google Patents
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Abstract
Description
発光装置2は、発光部21内の発光素子21aの点滅によって鳥獣を警戒乃至驚かせて、鳥獣が田畑に近づかないようにするためのものである。図1および図2に示すように、本実施形態において、発光装置2は、5本の発光部21とこれら各発光部21間に設けられた風雪通過空隙22とを有している。また、各発光部21は、横一列に並べられた6個の発光素子21aと、熱可塑性樹脂製の半円筒形のレンズ21bとを有している。さらに、5本の発光部21の発光色は、上から、赤色、青色、白色、青色、赤色の順に配置されている。各発光部21はそれぞれ別個に点滅制御するようになっている。
音声発生部3は、威嚇音を発生させるためのものである。図1に示すように、本実施形態において、音声発生部3として、スピーカーが使用されている。また、音声発生部3によって発生させる威嚇音は、後述するように、制御装置4内の音声制御手段412によって威嚇音が制御され、鳥獣が嫌がり、かつ、慣れないものとすることができる。このため、光の点滅とともに音による威嚇を行うことによって、より高い忌避効果を奏することができる。
制御装置4は、主として、発光素子21aの点滅や音声発生部3によって発生させる威嚇音をランダムに切り替え制御して、鳥獣の慣れを防止し、鳥獣の田畑への侵入を防ぐ効果を持続させるものである。図3に示すように、本実施形態において、制御装置4は、制御部41と、センサー部42と、電源部43を有している。
1.本考案にかかる鳥獣忌避装置1は、発光素子21aの数は2以上であり、各発光素子21aの光束が80ルーメン以上であるため、鳥獣の慣れを防止するとともに、夜間だけでなく、日中や薄暮に行動する鳥獣の田畑への侵入を防ぐことができる。
2.各発光素子21aを5〜20Hzの周波数で点滅させる点滅制御部411cと、その点滅周波数の設定を変更する周波数変更部411bとを備えているため、鳥獣が嫌がる点滅周波数の範囲内において、鳥獣の種類または個体に応じた効果的な点滅周波数を採用することができる。
3.発光部21の発光色は、赤色系、青色系、黄色系、および白色系の内2色以上であるため、鳥獣の慣れを防止するとともに、鳥獣に対しより効果的に忌避作用を与えることができ、また、鳥獣の種類または個体に応じた効果的な発光色を採用することができる。
4.各発光素子21aの点滅のタイミングとして、複数の点滅パターンデータを記憶する点滅パターン記憶部411aと、点滅パターンをランダムに切り替え制御する点滅制御部411cとを備えているため、鳥獣の慣れを防止するとともに、鳥獣の種類または個体に応じた効果的な点滅パターンを採用することができる。
5.発光部21は、横一列に並べられた複数の発光素子21aを有しており、発光部21の数が3以上であるため、より複雑な光の点滅が可能となり、鳥獣に対しより効果的に忌避作用を与えるとともに、鳥獣の慣れを防止することができる。
6.発光部21が、発光素子21aと、発光素子21aを覆う熱可塑性樹脂製の半円筒形または半球形のレンズ21bとを有するため、レンズ21b自体に発光色を着色することができ、また、レンズ21bは、発光素子21aのカバーとしての役割を果たし、他にカバーがなくても、そのまま屋外に設置することができる。
7.発光部21を複数設ける場合、各発光部21間に所定の間隔を備えた風雪通過用空隙22を設けるため、風雪通過空隙22を、風雪が通過することによって、発光部21上に雪が積もるのを防ぐことができる。
8.威嚇音を発生させるための音声発生部3と、威嚇音の切り替えを行う音声制御手段412とを有しており、音声制御手段412は、威嚇音の複数の音声データを記憶する音声記憶部412aと、威嚇音をランダムに切り替え制御する音声制御部412bとを備えているため、光の点滅とともに音による威嚇を行うことによって、より高い忌避効果を奏することができる。
2 発光装置
21 発光部
21a 発光素子
21b レンズ
22 風雪通過空隙
3 音声発生部
4 制御装置
41 制御部
411 点滅制御手段
411a 点滅パターン記憶部
411b 周波数変更部
411c 点滅制御部
412 音声制御手段
412a 音声記憶部
412b 音声制御部
42 センサー部
43 電源部
Claims (8)
- 発光素子を有する発光部と、前記発光素子を所定の周波数で点滅させる点滅制御手段とを備えた鳥獣忌避装置であって、
前記発光素子の数は2以上であり、前記各発光素子の光束が80ルーメン以上である鳥獣忌避装置。 - 前記点滅制御手段は、前記各発光素子を5〜20Hzの周波数で点滅させる点滅制御部と、その点滅周波数の設定を変更する周波数変更部とを備えている請求項1に記載の鳥獣忌避装置。
- 前記発光部の発光色は、赤色系、青色系、黄色系、および白色系の内2色以上である請求項1または請求項2に記載の鳥獣忌避装置。
- 前記点滅制御手段は、前記各発光素子の点滅のタイミングとして複数の点滅パターンデータを記憶する点滅パターン記憶部と、前記点滅パターンをランダムに切り替え制御する点滅制御部とを備えている請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の鳥獣忌避装置。
- 前記発光部は、横一列または縦一列に並べられた複数の前記発光素子を有しており、前記発光部の数が3以上である請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の鳥獣忌避装置。
- 前記発光部が、前記発光素子と、前記発光素子を覆う熱可塑性樹脂製の半円筒形または半球形のレンズとを有する請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の鳥獣忌避装置。
- 前記発光部を複数設ける場合、前記各発光部間に所定の間隔を備えた風雪通過用空隙を設ける請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の鳥獣忌避装置。
- 威嚇音を発生させるための音声発生部と、前記威嚇音の切り替えを行う音声制御手段とを有しており、前記音声制御手段は、前記威嚇音の複数の音声データを記憶する音声記憶部と、前記威嚇音をランダムに切り替え制御する音声制御部とを備えている請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の鳥獣忌避装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011004259U JP3170872U (ja) | 2011-07-22 | 2011-07-22 | 鳥獣忌避装置 |
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JP2011004259U JP3170872U (ja) | 2011-07-22 | 2011-07-22 | 鳥獣忌避装置 |
Publications (1)
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JP3170872U true JP3170872U (ja) | 2011-10-06 |
Family
ID=54881279
Family Applications (1)
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JP2011004259U Expired - Lifetime JP3170872U (ja) | 2011-07-22 | 2011-07-22 | 鳥獣忌避装置 |
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JP (1) | JP3170872U (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013123394A (ja) * | 2011-12-14 | 2013-06-24 | Yoichi Okubo | 有害動物撃退装置 |
JP2014121308A (ja) * | 2012-12-20 | 2014-07-03 | Kumanoseiko Corp | 獣害対策装置および獣害対策方法 |
JP2015092181A (ja) * | 2015-01-06 | 2015-05-14 | 株式会社東京精密 | 三次元座標測定機 |
JP2015096047A (ja) * | 2013-11-15 | 2015-05-21 | 遠藤 康之 | 発光式の野生動物防除器具 |
JP3197542U (ja) * | 2015-03-04 | 2015-05-21 | 正 安倍 | 害獣撃退装置 |
JP7246799B1 (ja) | 2021-10-26 | 2023-03-28 | 日本アール・ビー開発株式会社 | 動物忌避システム |
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2011
- 2011-07-22 JP JP2011004259U patent/JP3170872U/ja not_active Expired - Lifetime
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