JP7199840B2 - 点滅式防虫照明装置および防虫方法 - Google Patents

点滅式防虫照明装置および防虫方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7199840B2
JP7199840B2 JP2018110873A JP2018110873A JP7199840B2 JP 7199840 B2 JP7199840 B2 JP 7199840B2 JP 2018110873 A JP2018110873 A JP 2018110873A JP 2018110873 A JP2018110873 A JP 2018110873A JP 7199840 B2 JP7199840 B2 JP 7199840B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
insect
light sources
light source
flashing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018110873A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019213459A (ja
Inventor
純 橋本
豊 林
文裕 宮瀬
雄大 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Corp filed Critical Shimizu Corp
Priority to JP2018110873A priority Critical patent/JP7199840B2/ja
Publication of JP2019213459A publication Critical patent/JP2019213459A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7199840B2 publication Critical patent/JP7199840B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)

Description

本発明は、点滅照明によって虫を忌避する点滅式防虫照明装置および防虫方法に関するものである。
従来、夜蛾類等の害虫が圃場、牧場等に侵入することを点滅照明により阻止するようにした照明装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1の装置は、点滅照明を行う光源と、農作物などが存在する防虫領域の外側を向くように光源を支持する光源支持部とを備えており、防虫領域への夜蛾類等の害虫の侵入等を点滅照明により抑制するようにしたものである。この装置では、防虫効果を高めるため、夜蛾類が識別できる程度の周波数(0.2Hz以上20Hz以下)で点滅する点滅照明を用いることが推奨されている。
特開2016-154481号公報
しかしながら、0.2Hz以上20Hz以下という点滅照明の周波数は、人の目に入るとチカチカして不快感を感じる周波数であるため、圃場などのような一般の人が立ち入らない場所でしか使用されていなかった。このため、人の目に入っても不快感を与えることなく点滅照明による防虫効果を発揮でき、一般の人が立ち入る場所にも適用することのできる技術が求められていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、人に不快感を与えることのない点滅式防虫照明装置および防虫方法を提供することを目的とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る点滅式防虫照明装置は、虫に対する忌避効果のある点滅光を防虫対象領域に対して照射する防虫照明装置であって、防虫対象領域から見た正面視で所定の間隔をおいて近接して配置され、それぞれ防虫対象領域に向けて所定の周波数で点滅光を照射する複数の光源と、複数の光源を所定の組み合わせで順次点滅させることにより、複数の光源全体として人の目に連続的な光として認識させるように光源を制御する光源制御手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る他の点滅式防虫照明装置は、上述した発明において、複数の光源は、20Hz以の周波数で点滅光を照射するものであることを特徴とする。
また、本発明に係る他の点滅式防虫照明装置は、上述した発明において、複数の光源は正面視で格子点状に配置され、光源制御手段は、隣り合う光源を交互に点滅させることにより、隣り合う光源全体として人の目に連続的な光として認識させるように光源を制御することを特徴とする。
また、本発明に係る他の点滅式防虫照明装置は、上述した発明において、光源制御手段は、一の組み合わせの光源が消灯してから他の組み合わせの光源が次に点灯するまでの時間間隔がゼロまたは20Hz以上の時間間隔で順次点滅させることを特徴とする。
また、本発明に係る防虫方法は、虫に対する忌避効果のある点滅光を防虫対象領域に対して照射することにより防虫対象領域を防虫する方法であって、防虫対象領域から見た正面視で所定の間隔をおいて近接して配置され、それぞれ防虫対象領域に向けて所定の周波数で点滅光を照射する複数の光源を、所定の組み合わせで順次点滅させることにより、複数の光源全体として人の目に連続的な光として認識させるようにしたことを特徴とする。
本発明に係る点滅式防虫照明装置によれば、虫に対する忌避効果のある点滅光を防虫対象領域に対して照射する防虫照明装置であって、防虫対象領域から見た正面視で所定の間隔をおいて近接して配置され、それぞれ防虫対象領域に向けて所定の周波数で点滅光を照射する複数の光源と、複数の光源を所定の組み合わせで順次点滅させることにより、複数の光源全体として人の目に連続的な光として認識させるように光源を制御する光源制御手段とを備えるので、光源からの光が目に入っても人に不快感を与えることなく、防虫効果を発揮することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の点滅式防虫照明装置によれば、複数の光源は、20Hz以の周波数で点滅光を照射するものであるので、個々の光源からは人に不快感を感じさせるおそれがある20Hz未満の周波数の点滅光が照射されても、光源全体としては人の目に連続的な光として認識させることができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の点滅式防虫照明装置によれば、複数の光源は正面視で格子点状に配置され、光源制御手段は、隣り合う光源を交互に点滅させることにより、隣り合う光源全体として人の目に連続的な光として認識させるように光源を制御するので、格子点状に配置された光源からの照明を用いて、人に不快感を与えることなく、防虫効果を発揮することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の点滅式防虫照明装置によれば、光源制御手段は、一の組み合わせの光源が消灯してから他の組み合わせの光源が次に点灯するまでの時間間隔がゼロまたは20Hz以上の時間間隔で順次点滅させるので、消灯してから次に点灯するまでの時間間隔は人に不快感を感じさせないほど短い。このため、人に不快感を感じさせることなく、優れた防虫効果を発揮することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る防虫方法によれば、虫に対する忌避効果のある点滅光を防虫対象領域に対して照射することにより防虫対象領域を防虫する方法であって、防虫対象領域から見た正面視で所定の間隔をおいて近接して配置され、それぞれ防虫対象領域に向けて所定の周波数で点滅光を照射する複数の光源を、所定の組み合わせで順次点滅させることにより、複数の光源全体として人の目に連続的な光として認識させるようにしたので、光源からの光が目に入っても人に不快感を与えることなく、防虫効果を発揮することができるという効果を奏する。
図1は、本発明に係る点滅式防虫照明装置および防虫方法の実施の形態を示す図である。 図2は、本実施の形態の点滅パターンの説明図であり、(1)はパターン1、(2)はパターン2、(3)はパターン3である。
以下に、本発明に係る点滅式防虫照明装置および防虫方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(点滅式防虫照明装置)
まず、本発明に係る点滅式防虫照明装置の実施の形態について説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る点滅式防虫照明装置10は、虫に対する忌避効果のある点滅光Fを防虫対象領域Aに対して照射する装置である。この点滅式防虫照明装置10は、支柱12の上方から斜め上方に張り出したアーム14の先端に設けられた光源支持部16と、この光源支持部16に支持された複数の光源18と、支柱12の下部に設けられた光源制御部20(光源制御手段)とを備える。
光源支持部16は、上側部分が保護カバーで覆われた基板からなる。基板は光源支持部16の下面に設けられており、この基板には複数の光源18が配置されている。図2(1)に示すように、複数の光源18は正面視(下面視)で格子点状に近接配置されている。各光源18は、図1に示すように、それぞれ下方の防虫対象領域Aに向けて所定の周波数で点滅光Fを照射可能である。
各光源18は、LED素子(発光ダイオード素子)で構成されている。このため、省電力で長時間の点滅光の照射が可能である。また、交換の手間を極力省くことができるとともに、少ない電力消費量で効果的に虫を忌避することができる。さらに、複数のLED素子を基板に配置してLED基板として光源に用いることで、製造および組立を容易に行える。LED基板にLED素子をまとめて配設することで、配線および電源供給を容易にし、かつ、外観を好ましくすることができる。
光源制御部20は、各光源18の発光状態を変化させるためのものであり、各光源18に対して有線または無線方式の図示しない入出力線を介して接続されている。この光源制御部20は、各光源18の発光状態を設定するための操作部と、操作部に入力された信号を各光源18へ出力するための回路部とを備えている。
操作部には、各光源18の点滅周期(または周波数)、点灯時間、消灯時間を制御するための操作スイッチが設けられている。操作部で各光源18の点滅周期(または周波数)、点灯時間、消灯時間を設定すると、設定した値に対応する信号が生成され、この信号は回路部を経由して各光源18に出力され、各光源18の発光状態(点滅状態)を制御する。
上記構成の動作および作用を説明する。
防虫対象領域Aに存在する夜蛾類等の虫や侵入しようとする虫に対して忌避効果を発揮するように点滅光Fを複数の光源18から出射する。具体的には、所定の発光強度を有する光の点灯と消灯とを所定の点滅周期で繰り返すように各光源18から出射する。点滅光Fにより虫を混乱させて光源18への誘引を阻止することができる。ここで、光源制御部20は、所定の組み合わせで各光源18を順次点滅させることにより、複数の光源18全体として人の目に連続的な光として認識させるように光源18を制御する。このようにすれば、光源18からの光が目に入っても人に不快感を与えることなく、点滅光Fによる忌避効果を発揮することができる。
各光源18の点滅の周波数は、20Hz以であることが好ましい。この範囲よりも点滅の周波数が大きい場合、つまり点滅周期がい場合には虫に対して忌避効果が十分に発揮されないおそれがあるため好ましくない。
光源18の発光強度については、防虫対象の虫の種類や虫までの距離などに応じて、忌避効果を発揮できるような値に適宜設定することが可能である。また、光源18の発光波長については、走光性を示す防虫対象の虫の種類に応じて適宜設定することが可能である。
なお、20Hz未満の周波数の点滅光は、一般に人に不快感を感じさせるおそれがある光であるが、光源18全体としては人の目に連続的な光として認識されるので、人に不快感を感じさせる光ではない。したがって、光源18から出射した点滅光Fによって、人に不快感を感じさせることなく、防虫対象領域Aに居る夜蛾類等の虫や、侵入しようとする虫を混乱させて光源18への誘引を阻止することができる。
また、複数の光源18として、所定の周波数(例えば70Hz)で点滅する光源を交互に配置し、点滅の間隔が交互となるように光源を制御してもよい。このようにすれば、どちらかの光源が点灯していることになるので人間の目には連続点灯しているように見えるが、虫は点滅光により定位が混乱させられ、光源に誘引されることがなくなる。
点滅の間隔は、交互に配置した光源のうち例えば一方の光源が消えてから他方の光源が次に点灯するまでの時間をゼロにすれば、人間の目には連続的な光として認識されるが、人間が感知できない20Hzより短い間隔をおいてから次に点灯させてもよい。このようにすれば、人に不快感を生じさせることなく、虫に対する忌避効果を高めることができる。
このように、複数の光源18のうち任意に設定した一の組み合わせの光源18が消灯してから、他の組み合わせの光源18が次に点灯するまでの時間間隔がゼロまたは20Hz以上の時間間隔となるように順次点滅させれば、消灯してから次に点灯するまでの時間間隔は人に不快感を感じさせないほど短い。このため、人に不快感を感じさせることなく優れた防虫効果を発揮することができる。
(実施例)
次に、本発明の実施例について図2を参照しながら説明する。図2は、光源制御部20による点滅パターンの一例を示したものである。なお、図で示したものは一例に過ぎず、人に不快感を感じさせない点滅光の組み合わせを限定するものではない。
図2(1)のパターン1は、1のON状態、2のOFF状態、3のON状態をこの順番で繰り返すものである。隣り合う光源18は、2のOFF状態(全部消灯)を挟んで交互に点滅する。例えば点滅開始時点(0秒)で1(ON状態)、所定の時間経過した時点(例えば0.07秒後)で2(OFF状態)、さらに所定の時間経過した時点(例えば0.14秒後)で3(ON状態)、・・・という具合に各光源18の点灯状態を切り替える。この場合、点滅周期は0.21秒(点灯時間0.07秒、消灯時間0.14秒)となる。このようにすれば、光源全体として人の目に連続的な光として認識させることができる。したがって、人に不快感を与えることなく、防虫効果を発揮することができる。
図2(2)のパターン2は、隣り合う光源18を交互に点滅させ、1~3の状態を繰り返すものである。例えば点滅開始時点(0秒)で1の状態、所定の時間経過した時点(例えば0.07秒後)で2の状態、さらに所定の時間経過した時点(例えば0.14秒後)で3の状態(1と同じ状態)、・・・という具合に各光源18の点灯状態を切り替える。この場合、点滅周期は0.14秒(点灯時間0.07秒、消灯時間0.07秒)となる。このようにすれば、光源全体として人の目に連続的な光として認識させることができる。したがって、人に不快感を与えることなく、防虫効果を発揮することができる。
図2(3)のパターン3は、全ての光源18を同時に点滅させ、1~3の状態を繰り返すものである。例えば点滅開始時点(0秒)で1のON状態(全部点灯)、所定の時間経過した時点(例えば0.07秒後)で2の状態(全部消灯)、さらに所定の時間経過した時点(例えば0.14秒後)で3のON状態(全部点灯)、・・・という具合に各光源18の点灯状態を切り替える。この場合、点滅周期は0.14秒(点灯時間0.07秒、消灯時間0.07秒)となる。このような点滅パターンでも、光源全体として人の目に連続的な光として認識させることができれば、人に不快感を与えることなく、防虫効果を発揮することができる。
上記の実施の形態で説明した光源18の数、光源18の配置位置、点滅パターンなどは一例であり、本発明はこの例に限定するものではなく、それぞれ任意に設定可能である。光源18に用いるLED素子は、光源支持部16の基板に必ずしも格子点状に配置する必要はなく、任意の形状に配置することが可能である。また、光源18はLED素子に限定するものではなく、例えば蛍光ランプなどのその他の種類の光源を用いたり、複数種類の光源を組み合わせて用いてもよい。
上記の実施の形態においては、光源18から出射する光が下向きになるように指向性を持たせているが、アーム14と光源支持部16との接続部を回動自在な関節構造としてもよい。このようにすれば、光源支持部16の角度を調整することで、光源18から出射する光の向きを変えることができる。
また、上記の実施の形態においては、防虫対象領域Aを光源支持部16の下側に設定した場合を例にとり説明したが、本発明はこれに限るものではなく、例えば光源支持部16の上側、横側などに設定してもよい。防虫対象領域Aを光源支持部16の上側に設定する場合は、光源18から出射する光が上向きになるように光源支持部16の向きを設定し、防虫対象領域Aを光源支持部16の横側に設定する場合は、光源18から出射する光が横向きになるように光源支持部16の向きを設定すればよい。
また、上記の実施の形態において、光源支持部15の基板の下面側をアクリルなどの透光性、耐候性のカバーで覆ってもよい。このカバーに、光源18の光を拡散し得るような材質を用いたり、または、光を拡散させるような形状のものを用いてもよい。
また、上記の実施の形態において、各光源18を点滅制御する際に、完全な消灯状態を作り出さなくてもよい。光源18の発光輝度を周期的に増減させて、あたかも点滅しているかのように制御してもよい。このようにしても、上記と同様の作用効果を奏することができる。
(防虫方法)
次に、本発明に係る防虫方法の実施の形態について説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る防虫方法は、虫に対する忌避効果のある点滅光Fを防虫対象領域Aに対して照射することにより防虫対象領域Aを防虫する方法である。防虫対象領域Aに向けて所定の周波数で点滅光Fを照射する複数の光源18を、所定の組み合わせで順次点滅させることにより、複数の光源18全体として人の目に連続的な光として認識させる。本実施の形態によれば、上記の点滅式防虫照明装置10と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、光源18からの光が目に入っても人に不快感を与えることなく、防虫効果を発揮することができる。
以上説明したように、本発明に係る点滅式防虫照明装置によれば、虫に対する忌避効果のある点滅光を防虫対象領域に対して照射する防虫照明装置であって、防虫対象領域から見た正面視で所定の間隔をおいて近接して配置され、それぞれ防虫対象領域に向けて所定の周波数で点滅光を照射する複数の光源と、複数の光源を所定の組み合わせで順次点滅させることにより、複数の光源全体として人の目に連続的な光として認識させるように光源を制御する光源制御手段とを備えるので、光源からの光が目に入っても人に不快感を与えることなく、防虫効果を発揮することができる。
また、本発明に係る他の点滅式防虫照明装置によれば、複数の光源は、20Hz以の周波数で点滅光を照射するものであるので、個々の光源からは人に不快感を感じさせるおそれがある20Hz未満の周波数の点滅光が照射されても、光源全体としては人の目に連続的な光として認識させることができる。
また、本発明に係る他の点滅式防虫照明装置によれば、複数の光源は正面視で格子点状に配置され、光源制御手段は、隣り合う光源を交互に点滅させることにより、隣り合う光源全体として人の目に連続的な光として認識させるように光源を制御するので、格子点状に配置された光源からの照明を用いて、人に不快感を与えることなく、防虫効果を発揮することができる。
また、本発明に係る他の点滅式防虫照明装置によれば、光源制御手段は、一の組み合わせの光源が消灯してから他の組み合わせの光源が次に点灯するまでの時間間隔がゼロまたは20Hz以上の時間間隔で順次点滅させるので、消灯してから次に点灯するまでの時間間隔は人に不快感を感じさせないほど短い。このため、人に不快感を感じさせることなく、優れた防虫効果を発揮することができる。
また、本発明に係る防虫方法によれば、虫に対する忌避効果のある点滅光を防虫対象領域に対して照射することにより防虫対象領域を防虫する方法であって、防虫対象領域から見た正面視で所定の間隔をおいて近接して配置され、それぞれ防虫対象領域に向けて所定の周波数で点滅光を照射する複数の光源を、所定の組み合わせで順次点滅させることにより、複数の光源全体として人の目に連続的な光として認識させるようにしたので、光源からの光が目に入っても人に不快感を与えることなく、防虫効果を発揮することができる。
以上のように、本発明に係る点滅式防虫照明装置および防虫方法は、点滅照明によって虫を忌避するのに有用であり、特に、点滅照明が人の目に入っても不快感を与えることなく防虫効果を発揮するのに適している。
10 点滅式防虫照明装置
12 支柱
14 アーム
16 光源支持部
18 光源
20 光源制御部(光源制御手段)
A 防虫対象領域
F 点滅光

Claims (4)

  1. 虫に対する忌避効果のある点滅光を防虫対象領域に対して照射する防虫照明装置であって、
    防虫対象領域から見た正面視で所定の間隔をおいて近接して配置され、それぞれ防虫対象領域に向けて所定の周波数で点滅光を照射する複数の光源と、
    複数の光源を所定の組み合わせで順次点滅させるように光源を制御する光源制御手段とを備え
    複数の光源は正面視で格子点状に配置され、光源制御手段は、隣り合う光源を交互に点滅させるように光源を制御することを特徴とする点滅式防虫照明装置。
  2. 複数の光源は、20Hz以の周波数で点滅光を照射するものであることを特徴とする請求項1に記載の点滅式防虫照明装置。
  3. 光源制御手段は、一の組み合わせの光源が消灯してから他の組み合わせの光源が次に点灯するまでの時間間隔がゼロまたは0.05秒よりも短い時間間隔で順次点滅させることを特徴とする請求項1または2に記載の点滅式防虫照明装置。
  4. 虫に対する忌避効果のある点滅光を防虫対象領域に対して照射することにより防虫対象領域を防虫する方法であって、
    防虫対象領域から見た正面視で所定の間隔をおいて格子点状に近接して配置され、それぞれ防虫対象領域に向けて所定の周波数で点滅光を照射する複数の光源において、隣り合う光源を交互に点滅させるようにしたことを特徴とする防虫方法。
JP2018110873A 2018-06-11 2018-06-11 点滅式防虫照明装置および防虫方法 Active JP7199840B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018110873A JP7199840B2 (ja) 2018-06-11 2018-06-11 点滅式防虫照明装置および防虫方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018110873A JP7199840B2 (ja) 2018-06-11 2018-06-11 点滅式防虫照明装置および防虫方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019213459A JP2019213459A (ja) 2019-12-19
JP7199840B2 true JP7199840B2 (ja) 2023-01-06

Family

ID=68917864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018110873A Active JP7199840B2 (ja) 2018-06-11 2018-06-11 点滅式防虫照明装置および防虫方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7199840B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004000093A (ja) 2002-05-31 2004-01-08 Toshiba Lighting & Technology Corp 発光装置および照明装置
WO2011115123A1 (ja) 2010-03-16 2011-09-22 シャープ株式会社 植物の照明栽培方法、防虫用照明装置、および防虫用照明システム
WO2015113818A1 (en) 2014-01-29 2015-08-06 Koninklijke Philips N.V. Lighting system for insect control

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004000093A (ja) 2002-05-31 2004-01-08 Toshiba Lighting & Technology Corp 発光装置および照明装置
WO2011115123A1 (ja) 2010-03-16 2011-09-22 シャープ株式会社 植物の照明栽培方法、防虫用照明装置、および防虫用照明システム
WO2015113818A1 (en) 2014-01-29 2015-08-06 Koninklijke Philips N.V. Lighting system for insect control

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
椎崎良輔、平田均、立石清、上原信知、釜野勝、鈴江光良,LEDの点滅周波数と虫の誘引行動,電気関係学会四国支部連合大会講演論文集,2008年09月15日,Vol. 2008,pp. ROMBUNNO.6-1
霜田政美,光と色を利用した害虫防除技術の新展開 光防除技術開発の最近の進展,植物防疫,日本,一般社団法人日本植物防疫協会,2018年03月01日,Vol. 72, No. 3,pp. 79 - 84

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019213459A (ja) 2019-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10973217B2 (en) LED insect light trap with light transmissive glue board
US20170295772A1 (en) Led insect light trap with light transmissive glue board
US7550935B2 (en) Methods and apparatus for downloading lighting programs
US6965205B2 (en) Light emitting diode based products
EP1428415B1 (en) Light emitting diode based products
US20080112154A1 (en) Standalone flame simulator
US20050285547A1 (en) Light emitting diode based products
US10100987B1 (en) Lamp with directional, independently variable light sources
JP2008542903A (ja) セキュリティ照明システムおよび方法並びにそのための制御ユニット
TW202145890A (zh) 具有模擬火焰及電力昆蟲滅除器之太陽能驅動發光元件
WO2007045879A1 (en) Insect lure
JP3170872U (ja) 鳥獣忌避装置
WO2013132230A1 (en) Insect disablement device and method
JP6433734B2 (ja) 低誘引性照明装置
JP7199840B2 (ja) 点滅式防虫照明装置および防虫方法
CN111050546B (zh) 低诱虫发光装置、显示装置、低诱虫发光方法及显示方法
KR101097893B1 (ko) Led 조명을 이용한 해충 방제기
JP6153109B2 (ja) 害虫駆除用照明装置
KR101681702B1 (ko) 해충 포획 장치
KR200410911Y1 (ko) 취침전등 겸 해충 퇴치기.
JP2014027892A (ja) 害鳥忌避装置
JP2017121207A (ja) 防虫灯
WO2020022007A1 (ja) 照明器具、照明システム及び制御方法
JP2021182542A (ja) 照明装置
CN107623967B (zh) 一种智能驱虫室外照明系统及用于该系统的照明单元

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220809

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20220809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7199840

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150