JP3170635U - 手提げバッグ - Google Patents
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Abstract
Description
手提げバッグ本体が、帯状の底部と、該底部の幅方向両側から起立して互いに対向する第1の一対の対向壁部と、前記底部の延び方向両側から起立して互いに対向する第2の一対の対向壁部と、により構成され、該手提げバッグ本体の上部に出し入れ開口が形成されている手提げバッグにおいて、
前記手提げバッグ本体が、該手提げバッグ本体の出し入れ開口を通じて使用者の頭部を出し入れできる大きさとされ、
前記手提げバッグ本体の底部に、衝撃を吸収する衝撃吸収板が該底部の延び方向に延びるようにして配置され、
前記第2の一対の対向壁部のうちの少なくとも一方の対向壁部に、内部から外部を確認できる外部確認窓と、前記手提げバッグ本体の内外の通気の移動を可能とする通気孔と、が設けられ、
前記外部確認窓が、前記手提げバッグを使用者が被って該使用者の頭部が該手提げバッグ内に入り込んだとき、該使用者の視認領域に配置されるように設定されている構成とされている。この請求項1の好ましい態様としては、請求項2以下の記載のとおりとなる。
その一方、通常時(災害時でないとき)には、本来の物品の持ち運びを行うことができることは勿論、当該手提げバッグを使用しないときには、コンパクトに折り畳んでどこにでも邪魔にならないように置くことができる。
したがって、物品の持ち運びができることに加えて、特別に保管場所を確保する必要がなく、しかも、タイミングよく且つ的確に使用者の頭部を保護できる手提げバッグを提供できる。
また、これに伴い、衝撃吸収板として、硬質性の高いものをも用いることができることになり(使用者の頭部に沿わせて曲げ使用可)、落下物等から使用者の頭部を、より有効に保護できる。
さらに、手提げバッグ本体を被った状態で持ち手をもって手提げバッグ本体を引き下げることにより、衝撃吸収板を使用者の頭部に沿わせて容易に曲げることができることになり、手提げバッグの持ち手を有効に利用できる。
この手提げバッグ本体2は、本実施形態においては、第1の一対の対向壁部5及び底部4が不織布により形成され、第2の一対の対向壁部6が透明な材質、例えばビニールシートにより形成されている。勿論、第1,第2の一対の対向壁部5、6及び底部4の材料としては、種々のものを用いることができる。
この各持ち手3の両端側には、本実施形態においては、各持ち手3の両端側に対して持ち手延長部9がそれぞれ連続的に設けられている。この一対の持ち手延長部9は、第1の各対向壁部5の内面に取付けられた状態をもって、手提げバッグ本体2の底部4の延び方向に互いに離れるようにしつつ、手提げバッグ本体2の上縁部側から底部4に向かって延びており、その一対の持ち手延長部9が底部4に至ったときには、その一対の持ち手延長部9は、さらに、底部4内面に取付けられた状態をもって幅方向に延びて、相手方対向壁部5における一対の持ち手延長部9と連続することになっている。この場合、第1の一対の対向壁部5及び底部4に対する持ち手延長部9の取付けには、第1の一対の対向壁部5及び底部4が不織布により形成されていることから、縫製が利用されている。
地震等の災害時には、手提げバッグ1を持ち歩く特性を利用して、図4に示すように、その手提げバッグ1を頭部8aに被り、持ち手3を下方に引く。これにより、衝撃吸収板12が、複数の溝16に基づき、使用者8の頭部8aに沿うように曲げられ、その衝撃吸収板12は、落下物から使用者8の頭部8aを保護する。
このとき、衝撃吸収板12は、使用者8の頭部8aを落下物から効果的に保護するべく、手提げバッグ本体2の底部4に向かうほど硬質材料とされていると共に、そのような硬質材料層を含む積層構造の衝撃吸収板12が使用者8の頭部8aに沿って的確に曲がるように複数の溝16の位置が考慮され、さらには、持ち手3を引く力が衝撃吸収板12の延び方向両側に伝達されて衝撃吸収板12が使用者8の頭部8aに沿うように直ちに曲がるように配慮されている。
また、手提げバッグ1を使用しないときは、折り畳んでコンパクトにできる。このため、手に持ち歩くことも、鞄に入れて持ち歩くことも容易に行うことができ、さらには、家庭では、特別に保管場所を確保する必要がなくなる。
(1)第2の一対の対向壁部6の少なくとも一方の壁部を、メッシュ状又は網目状に構成し、それにより、外部確認窓17と通気孔18とを構成すること。
(2)衝撃吸収板12の手提げバッグ本体2の底部4に対する取付けに関しては、底部4に取付けられている限り、その取付け方法はどのようなものでもよく、また、その取付け位置は底部4の内面側でも外面側でもよいこと。
2 手提げバッグ本体
3 持ち手
4 手提げバッグ本体の底部
5 第1の一対の対向壁部
6 第2の一対の対向壁部
7 出し入れ開口
8 使用者
8a 頭部
9 持ち手延長部
10 保持布(保持材)
11 収納空間
12 衝撃吸収板
13 層
14 層
15 層
16 溝
16a 溝
17 外部確認窓
18 通気孔
Claims (8)
- 手提げバッグ本体が、帯状の底部と、該底部の幅方向両側から起立して互いに対向する第1の一対の対向壁部と、前記底部の延び方向両側から起立して互いに対向する第2の一対の対向壁部と、により構成され、該手提げバッグ本体の上部に出し入れ開口が形成されている手提げバッグにおいて、
前記手提げバッグ本体が、該手提げバッグ本体の出し入れ開口を通じて使用者の頭部を出し入れできる大きさとされ、
前記手提げバッグ本体の底部に、衝撃を吸収する衝撃吸収板が該底部の延び方向に延びるようにして配置され、
前記第2の一対の対向壁部のうちの少なくとも一方の対向壁部に、内部から外部を確認できる外部確認窓と、前記手提げバッグ本体の内外の通気の移動を可能とする通気孔と、が設けられ、
前記外部確認窓が、前記手提げバッグを使用者が被って該使用者の頭部が該手提げバッグ内に入り込んだとき、該使用者の視認領域に配置されるように設定されている、
ことを特徴とする手提げバッグ。 - 請求項1において、
前記手提げバッグ本体の底部の内面側に、前記衝撃吸収板が保持されている、
ことを特徴とする手提げバッグ。 - 請求項2において、
前記第1の一対の対向壁部に、前記手提げバッグ本体の出し入れ開口から外側に向けて突出する持ち手がそれぞれ備えられ、
前記衝撃吸収板に、前記手提げバッグ本体の開口側を向いた板面において複数の溝が形成され、
前記各溝が、前記衝撃吸収板の幅方向全体に亘って延びるようにしつつ、該衝撃吸収板の延び方向に間隔をあけて配置されている、
ことを特徴とする手提げバッグ。 - 請求項3において、
前記各持ち手には、該各持ち手から前記底部の延び方向両側に延びて該底部に連結される持ち手延長部がそれぞれ設けられている、
ことを特徴とする手提げバッグ。 - 請求項4において、
前記底部の内底面上に保持材が、該内底面を覆うように配置されていると共に、該底部と保持材とが、該底部の幅方向両側部分において結合され、
前記底部と前記保持材との間に前記衝撃吸収板が収納されている、
ことを特徴とする手提げバッグ。 - 請求項1〜5のいずれか1項において、
前記外部確認窓及び前記通気孔が、前記第2の一対の対向壁部のうちの少なくとも一方の対向壁部をメッシュ状又は網目状に形成することにより構成されている、
ことを特徴とする手提げバッグ。 - 請求項1〜6のいずれか1項において、
前記衝撃吸収板が、複数の層をなす積層構造として形成され、
前記複数の層が、前記手提げバッグの底部に近づくに従って硬質度が高くなるように設定されている、
ことを特徴とする手提げバッグ。 - 請求項7において、
前記衝撃吸収板が、前記底部に向かって順に、ウレタンスポンジ、発泡ポリスチレン、ABS樹脂成形体が配置される積層構造とされている、
ことを特徴とする手提げバッグ。
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WO2021006218A1 (ja) * | 2019-07-05 | 2021-01-14 | アールズビジョン株式会社 | バッグ本体、保護対象物収納バッグ及び精密機器収納バッグ |
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- 2012-07-13 CN CN 201220340587 patent/CN202760402U/zh not_active Expired - Fee Related
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