JP6854014B2 - リュックサック - Google Patents

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Description

本発明は、リュックサックに関する。
従来、外出の際に背負って使用するリュックサックは、丸味のある袋型の収納部を有するリュックサック本体と、リュックサック本体の背当て壁部の上縁部に連結されたショルダーベルトと、を備えている(例えば、特許文献1参照)。
そして、転倒した際に、装着者の怪我を防止するためにガス膨張バッグ部を備えたエアバッグ式のリュックサック等も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2017−42472号公報 特開2006−141567号公報
しかし、特許文献2に記載のガス膨張によって転倒時のケガを防止するエアバッグ式のリュックサックは、オートバイ等の二輪車搭乗中の転倒に作用するものであり、歩行中の転倒や、他者や飛来物による背後からの衝突には対応できず保護性能が低かった。また、収容した荷物の保護性能も低かった。さらに、リュックサックは背負って使用するため、切創による盗難被害や悪戯に遭いやすいという問題もあった。
そこで、本発明は、野球観戦に出掛ける際に使用して野球観戦の楽しみを増幅できる。しかも、リュックサック装着者及び収納した荷物を安全に保護可能で、しかも、防犯性に優れるリュックサックの提供を目的とする。
本発明に係るリュックサックは、装着者の背部に当接する背当て壁部と、該背当て壁部と所定間隔をもって配設された後方の表て壁部と、上記背当て壁部と表て壁部を連結して収納空間を形成する左右側壁部・底壁部・上壁部とを、備えたリュックサックであって、上記表て壁部は、野球のキャッチャー用プロテクターのプロテクター本体を流用し、さらに、上記背当て壁部は、野球のキャッチャ−用プロテクターのプロテクター本体から、上方突出状の左右保護突片部を削除したボディ部を流用している。
また、装着者の背部に当接する背当て壁部と、該背当て壁部と所定間隔をもって配設された後方の表て壁部と、上記背当て壁部と表て壁部を連結して収納空間を形成する左右側壁部・底壁部・上壁部とを、備えたリュックサックであって、上記表て壁部は、野球のキャッチャー用プロテクターのプロテクター本体の凹凸成形用金型にて成形した凹凸状外面模様を有する擬似プロテクター本体であり、上記背当て壁部は、上記擬似プロテクター本体から、上方突出状の左右保護突片部を削除したプロテクター本体擬似ボディ部である。
また、上記表て壁部に設けられている上方突出状の左右突片部にショルダーベルトを連結するように構成した。
また、上記表て壁部に設けられている上方突出状の左右突片部に、上記キャッチャー用プロテクターの肩パッド、又は、擬似肩パッドを、縫着した。
本発明によれば、装着者が歩行中や自転車搭乗中に転倒した場合、或いは、他者や他の物体が背後から衝突してきた場合に、衝撃を吸収(緩和)して、装着者のケガを防止できる。また、収容している荷物の損傷も防止できる。カッターナイフやカミソリ等の刃物にて、切り裂かれても(切創されても)、リュックサック内部まで開口する虞れが低く、荷物(収納物)の盗難被害を防止できる。また、荷物の窃盗を計画している不審者等の賊に、プロテクターの丈夫なイメージを想起させて、窃盗を諦めさせる賊忌避効果を得ることができる。野球観戦に出掛ける際に使用すれば、観戦の楽しみが増幅でき、また、各野球チーム独自の表て壁部の凹凸模様として応援を楽しむこともできる。野球が好きな人に対して購買意欲を高めることができる。野球用プロテクターを流用して、又は、成形用金型を流用して、安価にリュックサックを製作できる。
また、野球用プロテクターを製作するための素材や中間品を活用できて、量産効果も発揮できる。さらに、野球用プロテクターを製造している工場の製造設備及び製造ラインを活用できる。
本発明のリュックサックの実施の一形態を示す装着状態の斜視図である。 装着状態の平面図である。 側面図である。 正面図である。 背面図である。 リュックサック本体の一例を示す断面側面図である。 リュックサック本体の他例を示す断面側面図である。 キャッチャー用プロテクターの一例を示す正面図である。
以下、図示の実施形態に基づき本発明を詳説する。
本発明に係るリュックサックは、図1乃至図6に示すように、荷物を収納するリュックサック本体1と、リュックサック本体1に連結された左右一対のショルダーベルト5,5と、を備えている。
リュックサック本体1は、装着者Mの背部Mbに当接する背当て壁部3と所定間隔をもって略平行状に配設された(後方の)表て壁部2と、この背当て壁部3と表て壁部2を前後に連結して、収納空間15を形成する左右側壁部4,4と底壁部7と上壁部6を、有する。つまり、背当て壁部3を表て壁部2、及び、左右側壁部4と底壁部7と上壁部6をもって、収納部10が形成される。
このように、収納部10は、前後厚さ寸法が、左右幅寸法と上下寸法に比較して、小さい(薄い)箱型である。
そして、図8と図4とを比較すれば明らかなように、(図8に示した)野球のキャッチャ−用プロテクター9のプロテクター本体90を、図4に示した、本発明に係るリュックサックにおいて、表て壁部2に、流用する。
さらに、図5に示した背当て壁部3は、図8に示した野球のキャッチャ−用プロテクター9のプロテクター本体90から上方突出状の左右保護突片部92,92を削除したプロテクター本体ボディ部91を流用している。
具体的には、図8のプロテクター本体90から突片部92,92を削除すると共に、削除端縁を流線形とし、縁巻部材38を取着(縫着)する(図5参照)。図8に示した縁巻部材98の大半部分を残すと共に、突片部92,92の切断(削除)端縁等に、新たな縁巻部材38を縫着する(図5,図6参照)。
ところで、本発明に於て、「野球」のキャッチャ−用プロテクター9等に用いた「野球」とは、軟式野球,硬式野球,ソフトボールを含む。なお、少年軟式野球や少年ソフトボールに用いるプロテクター9のプロテクター本体90が、その剛性や重量や装着感等から(リュックサック用としての)本発明に好適である。
本発明に係るリュックサックに流用されるべき野球のキャッチャ−用プロテクター9、及び、プロテクター本体90等について、説明する。
図8に示すように、プロテクター9は、キャッチャーの胸部乃至前腹部を保護するためのボディ部91と、ボディ部91の上部に一体に連設されキャッチャーの鎖骨部乃至その近傍の肩部を保護する左右一対の保護突片部92,92と、を有するプロテクター本体90を備え、さらに、各保護突片部92の左右外方側縁部92dに揺動自在に縫着された肩パッド93を備えている。また、保護突片部92の先端部には、装着用肩ベルト95の上端部が連結している。
プロテクター本体90(ボディ部91及び一対の突片部92,92)の表て面は、凹凸状に形成されている。競技用の球や他選手と接触した際に衝撃を吸収可能な凸部9eと、凸部9eと凸部9eの間に形成される溝状の凹部9fとを有している。
プロテクター本体90は、表皮96と、裏生地と、表皮96と裏生地の間に配設される芯材と、を有し、さらに、表皮96と裏生地の外周縁部を全周に渡って縫着した縁巻部材98を有している。
肩パッド93は、表皮97と、裏生地と、表皮97と裏生地の間に配設される芯材と、を備え、さらに、表皮97と裏生地の外周縁部を全周に渡って縫着した縁巻部材99を有している。
そして、以上説明したように、野球のキャッチャ−用プロテクター9のプロテクター本体90を、そのまま、又は、突片部92,92を削除して、表て壁部2・背当て壁部3に、流用しているため、図6又は図7の実施形態の表て壁部2・背当て壁部3の構造・形状・材質等の説明と、従来から使用されてきた図8に示したプロテクター本体90の構造・形状・材質等の説明を、同時に行う。
即ち、図8,図6,図7に示すように、プロテクター本体90の凸部9eと凹部9fが、表て壁部2では、同一形状のままで、凸部20eと凹部20fとなる。かつ、突片部92,92を削除したプロテクター本体90のボディ部91に設けられていた凸部9eと凹部9fが、背当て壁部3では、同一形状のままで、凸部3eと凹部3fとなる。このように、図6,図7に示した表皮51,54は、図8の表皮96が、そのまま適用されることとなる。
図6又は図7に示すように、表て壁部2において、芯材52が表皮51と裏生地53との間に配設され、しかも、図6では、表皮51と、板状の発泡樹脂製芯材52の素材と、裏生地53を積層した状態下で、凹凸成形用金型にて加熱押圧し、(加熱圧縮成形にて)一体構造とした場合を例示する。
図7では、熱可塑性樹脂の表皮51のみを、凹凸形成用金型にて加熱押圧し、(加熱圧縮成形にて)凹凸形状として、凹部51gを(裏面側に)形成し、その凹部51gを位置決め用として、凹部51gにブロック状の発泡樹脂製芯材52の素材を内装し、一点鎖線にて示すように縫着糸12にて強固に表皮51と裏生地53を縫着する。
他方、背当て壁部3についても同様である。つまり、図6では、表皮54と、板状の発泡樹脂製芯材55の素材と、裏生地56を積層して、凹凸成形用金型にて加熱圧縮成形し、一体構造とする。
図7では、熱可塑性樹脂の表皮54のみを、凹凸形成用金型にて加熱押圧し、(加熱圧縮成形にて)凹凸形状として、裏面側に形成した凹部54gを位置決め用として、ブロック状の発泡樹脂製芯材55の素材を内装し、一点鎖線にて示すように縫着糸12にて、強固に表皮54と裏生地56を縫着する。
ところで、図6,図7に於て、芯材52,55は一層構造の場合を例示した。しかしながら、芯材52,55としては、複数層構造とすることも望ましい。つまり、芯材52,55は、(図示省略するが)低反発発泡材と剛性樹脂板と衝撃吸収材等を積層した構造として、衝撃吸収性、耐衝撃性、剛性、弾発力等が相違した複数層構造とすることも、望ましい。
ところで、本発明の一つの特徴とするところは、プロテクター本体90を表て壁部2に「流用」した構成であるが、「流用」とは、元のプロテクター本体90の95重量%以上を使用するものと定義する。また、本発明において、プロテクター本体90のボディ部91を背当て壁部3に「流用」しているが、ここで「流用」とは、元のボディ部91の95重量%以上を使用するものと定義する。
以上述べた本発明の実施形態にあっては、図6,図7に示した表皮51,54は、図8のプロテクター本体90の表皮96そのものである。さらに、芯材52,55は、(図示省略したが)図8のプロテクター本体90の芯材そのものである。従って、本発明に係るリュックサックは、プロテクター9と同等の衝撃吸収性(耐衝撃性)及び耐久性を具備する。
ところで、図3〜図7に示した実施形態では、表て壁部2及び背当て壁部3に、プロテクター本体90を、そのまま、又は、突片部92を削除して、流用した構成であるが、(図示省略するが、)背当て壁部3は、別の構成・材質として、表て壁部2のみにプロテクター本体90を流用した構成とするも自由である。
その場合にあっては、リュックサックを背負った人に対して、背後からの衝撃力に対して、十分に保護の役目を果たすことが可能であり、背当て壁部3は、人の背中が汗で蒸れることを防止しやすい素材としたり、背中への感触に優れた素材とすることもできる利点がある。
さらに、別の実施形態としては、表て壁部2と背当て壁部3に流用すべきプロテクター9のプロテクター本体90を、同一種類のものとせずに、異なる種類のものであっても良い。
次に、本発明の、さらに他の実施形態につき説明する。
前述のリュックサックにあっては、表て壁部2が野球のキャッチャ−用プロテクター9のプロテクター本体90を流用しており、元のプロテクター本体90の95重量%以上をそのまま使用していた。また、背当て壁部3については、プロテクター本体90のボディ部91を流用しており、元のボディ部91の95重量%以上を使用していた。
本発明の、さらに他の実施形態につき説明すれば、表て壁部2は、野球のキャッチャ−用プロテクター9のプロテクター本体90の凹凸(模様)形成用金型にて成形した外面模様の表皮51を有する擬似プロテクター本体から成る。即ち、擬似プロテクター本体を、図面をもって示せば、図1,図2,図4と同様となる。
しかしながら、この擬似プロテクター本体は、図8に示した元のプロテクター9のプロテクター本体90の構成材(素材)の50重量%以上95重量%未満を使用している。
言い換えれば、本発明の擬似プロテクター本体の「擬似」とは、外観模様を模倣した元のプロテクター9の50重量%以上95重量%を使用するものと定義する。
また、図1〜図8を、そのまま使用して、さらに別の実施形態について以下説明すると、背当て壁部3は、上述の擬似プロテクター本体から、上方突出状の左右保護突片部92,92を削除したプロテクター本体擬似ボディ部である。
また、図1〜図6に示すように、表て壁部2に設けられている左右突片部22,22の先端部22aは、ショルダーベルト5の上端部5aに連結されて、左右突片部22,22は使用状態下で、装着者Mの肩部に当接して、比較的幅広の弯曲状突片部は、低面圧をもって肩部に当接するので、重い収容物を収納部10に入れていても、肩部に負担を掛けない利点がある。
なお、収納部10の後方下端縁1gに、ショルダーベルト5の下端部5bが連結される(図3参照)。
さらに、図1,図2,図4に示すように、表て壁部2に設けられている左右突片部22,22には、図8に示すキャッチャ−用プロテクター9の肩パッド93が耳片部23として縫着される。なお、この肩パッド93の代わりに、擬似肩パッドを縫着しても良い。ここで、擬似とは、図8の肩パッド93の素材(構造材)の50重量%以上95重量%未満をもって構成する。
なお、(具体的には)突片部22の外方側縁部22d(縁巻部材28)に耳片部23を縫着する。図4,図5では、その縫着部位を一点鎖線にて示す。
ここで、リュックサック本体1の収納部10は、一方の側壁部4の上部から上壁部6を介して他方の側壁部4の上部まで線状のファスナ部Fが設けられ、ファスナ部Fに沿って移動するスライダーKによってファスナ部Fが開閉する。ファスナ部Fによって収納部10が上方開口箱形状となって荷物の出し入れを可能としている。ファスナ部Fは、チャック部やジッパー部とも呼ばれる。
図1と図2に示すように、装着者Mがリュックサック本体1を背負った装着状態において、左右一対の突片部22,22が上壁部6に設けたファスナ部Fの左右両側領域を上方から目隠し状に覆い(包囲し)、さらに、耳片部23が垂下状姿勢となって、側壁部4の上部のファスナ部Fを左右外方から目隠し状に覆うため、スリや悪戯をする不審者等の賊が、スライダーKの操作を諦める賊忌避効果が得られる。仮に、スライダーKが操作されても、ファスナ部Fは、僅かに(手を入れることが困難な大きさに)開口させることしかできず窃盗や悪戯を防止できる。しかも、使用者が荷物の出し入れをする際は、リュックサック本体1の非装着状態で、突片部22が可撓性で自由に揺動するため(図3参照)、ファスナ部Fを全開にすることが容易である。
なお、側壁部4に設けられるファスナ部Fは、収納空間15の上下寸法H(図6参照)の10%以上40%未満の寸法をもって、側壁部4の上部に形成するのが好ましい。10%未満であると、大きな荷物の出し入れが困難で使い勝手が悪くなる。40%を越えると、耳片部23で目隠しできない範囲が長くなってファスナ部Fが露出して、賊忌避効果や盗難防止効果が低下する。
背当て壁部3は、凸部3eを有している。凸部3eが装着者Mの背部Mbに断面側面視で点状に接触することとなり、さらに、プロテクター9の凹部9fを模した凹部3fと装着者Mの背部Mbの間に、左右方向及び上下方向の通気路(通気溝)が形成され、蒸れを防止でき、快適に長時間装着できる。
また、背当て壁部3は、プロテクター9のボディ部91を流用又は模しているため、表て壁部2と同様に、衝撃吸収性に優れ、装着者Mの背部Mbを保護でき、かつ、リュックサックを背負った際のフィット感・感触に優れる。
また、表て壁部2と背当て壁部3とで、プロテクター9のボディ部91の2枚分に略対応する衝撃吸収性を得ることができ、装着者を確実に保護できる。
なお、背当て壁部3の表皮54は、装着者Mの背部Mbに当接するため、プロテクター本体90の本体用裏生地(装着者側生地)と同じ材質とするも良い。プロテクター9と同様の装着性を得ることができる。
また、リュックサック本体1の表て壁部2及び背当て壁部3は、プロテクター9のプロテクター本体90そのものの流用、又は、擬似プロテクター本体を用いているためコシが強く、自由状態で、収納部10を略直方体形状の箱型に保持する形状自己保持性を有し、しかも、机上面や床面等の載置面に置いた際に起立状態を保持する自立性を有する。従って、パンフレットや雑誌等の可撓性荷物を変形(クセづけ)させずに、収納及び持ち運びできる。
さらに、収納部10は、平面視矩形状かつ側面視矩形状であるため、平面視丸山形状(かまぼこ形状)や側面視丸山形状の従来のリュックサック収納部と、収納容積(収納断面面積)が同じであるとすると、収納部10の前後寸法(厚み寸法)を小さくできる。
このように、前後方向に小さく(薄く)、かつ、形状自己保持性や自立性を有する収納部10は、野球・ソフトボールのスタンド観戦に最適である。つまり、座席と座席の前後間隔寸法が小さい(狭い)応援スタンドであっても、リュックサック本体1を足元に載置しても窮屈(邪魔)にならず、快適に観戦できる。
また、リュックサック本体1やショルダーベルト5の色(色彩)は、チームカラーやユニホームカラーといった野球チームのイメージカラーとするのが望ましい。購入予定者に対して、購買意欲を高めることができる。
なお、本発明は設計変更可能であって、凸部20e,3e及び凹部20f,3fの形状や配置は自由である。例えば、図示省略するが、突片部22において、左右方向に並設されると共に上下方向に列設された複数の凸部20eと、上下方向及び左右方向に沿って形成された凹部20fとを有する形状とするも良い。また、図示省略するが、表て壁部2及び背当て壁部3夫々に、手提げ用持ち手部材を縫着するのも好ましい。
そして、芯材52,55の材質及び構造について説明すれば、野球のプロテクター本体90又はボディ部91(図8参照)を流用した実施形態では、プロテクター本体90に広く使用されている衝撃吸収性を有するポリウレタン系発泡樹脂、ウレタン系発泡樹脂、低発泡ポリエチレン、ポリエチレン系発泡樹脂、低発泡ポリプロピレン、ポリエチレン、EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂)発泡体、エラストマー等の弾性変形可能な軟質又は硬質の発泡体等を、積層した構造となる。
また、表皮51,54、裏生地53,56、縁巻部材28,38、耳用表て生地、耳用裏生地、耳用縁巻部材29は、プロテクター9に用いられ縫着(縫製)が可能な可撓性を有する布状の生地材であれば良く、生地材としては、例えば、人工皮革(合成皮革)、天然皮革、ポリエステル系やナイロン系等の合成樹脂繊維製の織布又は編布、天然素材の織布又は編布等自由である。
以上述べたように、本願発明のリュックサックは、装着者Mの背部Mbに当接する背当て壁部3と、該背当て壁部3と所定間隔をもって配設された後方の表て壁部2と、上記背当て壁部3と表て壁部2を連結して収納空間15を形成する左右側壁部4,4・底壁部7・上壁部6とを、備えたリュックサックであって、上記表て壁部2は野球のキャッチャ−用プロテクター9のプロテクター本体90を流用した構成であるので、装着者Mが背負った装着状態では、野球のキャッチャ−用プロテクター9を背負っているように見え、野球観戦に出掛ける道中での雰囲気(ワクワク感)が高まる。さらに、装着者Mが歩行中や自転車搭乗中に転倒した場合、或いは、他者や他の物体が背後から衝突してきた場合に、衝撃を吸収(緩和)して、装着者Mのケガを防止できる。また、収容している荷物の損傷を防止できる。カッターナイフやカミソリ等の刃物にて、リュックサック本体1が切り裂き(切創)されても、収納部10内部まで開口する虞れが低く、荷物(収納物)の盗難被害を防止でき防犯性に優れる。また、リュックサック本体1内の荷物の窃盗を計画している不審者等の賊に、プロテクター9の丈夫なイメージを想起させて、窃盗を諦めさせる賊忌避効果を得ることができる。野球が好きな人に対して購買意欲を高めることができる。プロテクター9を製作する材料(素材)や製造設備及び製造ラインを流用でき、製造コストを抑えることができる。
また、装着者Mの背部Mbに当接する背当て壁部3と、該背当て壁部3と所定間隔をもって配設された後方の表て壁部2と、上記背当て壁部3と表て壁部2を連結して収納空間15を形成する左右側壁部4,4・底壁部7・上壁部6とを、備えたリュックサックであって、上記表て壁部2は、野球のキャッチャー用プロテクター9のプロテクター本体90を流用し、さらに、上記背当て壁部3は、野球のキャッチャ−用プロテクター9のプロテクター本体90から、上方突出状の左右保護突片部92,92を削除したボディ部91を流用したので、装着者Mが背負った装着状態では、野球のキャッチャ−用プロテクター9を背負っているように見え、野球観戦に出掛ける道中での雰囲気(ワクワク感)が高まる。さらに、ボディ部91の凹凸によって、背当て壁部3と装着者Mの背中Mbとの間に上下左右方向の通気路(溝)が形成され、エアーが流れて蒸れを防止できて、長時間、快適に使用できる。
さらに、装着者Mが歩行中や自転車搭乗中に転倒した場合、或いは、他者や他の物体が背後から衝突してきた場合に、衝撃を吸収(緩和)して、装着者Mのケガを防止できる。また、収容している荷物の損傷を防止できる。カッターナイフやカミソリ等の刃物にて、リュックサック本体1が切り裂き(切創)されても、収納部10内部まで開口する虞れが低く、荷物(収納物)の盗難被害を防止でき防犯性に優れる。また、リュックサック本体1内の荷物の窃盗を計画している不審者等の賊に、プロテクター9の丈夫なイメージを想起させて、窃盗を諦めさせる賊忌避効果を得ることができる。野球が好きな人に対して購買意欲を高めることができる。プロテクター9を製作する材料(素材)や製造設備及び製造ラインを流用でき、製造コストを抑えることができる。
また、装着者Mの背部Mbに当接する背当て壁部3と、該背当て壁部3と所定間隔をもって配設された後方の表て壁部2と、上記背当て壁部3と表て壁部2を連結して収納空間15を形成する左右側壁部4,4・底壁部7・上壁部6とを、備えたリュックサックであって、上記表て壁部2は、野球のキャッチャー用プロテクター9のプロテクター本体90の凹凸成形用金型にて成形した凹凸状外面模様の表皮51を有する擬似プロテクター本体であるので、比較的に多数製造される野球のキャッチャー用プロテクター9の製造工程で用いられる(高価で製造が容易でない)凹凸成形用金型を、リュックサックの表皮51の製作に活用でき、野球ファンには興味を引く、外面模様が安価に、かつ、高品質なものとして、製造可能となる。擬似プロテクター本体は、リュックサックとしての軽量化、柔軟性の改善、コストダウン等の要求に簡単に対応することができて好ましい。
また、本発明は、装着者Mの背部Mbに当接する背当て壁部3と、該背当て壁部3と所定間隔をもって配設された後方の表て壁部2と、上記背当て壁部3と表て壁部2を連結して収納空間15を形成する左右側壁部4,4・底壁部7・上壁部6とを、備えたリュックサックであって、上記表て壁部2は、野球のキャッチャー用プロテクター9のプロテクター本体90の凹凸成形用金型にて成形した凹凸状外面模様を有する擬似プロテクター本体であり、上記背当て壁部3は、上記擬似プロテクター本体から、上方突出状の左右保護突片部92,92を削除したプロテクター本体擬似ボディ部であるので、比較的に多数製造される野球のキャッチャー用プロテクター9の製造工程で用いられる(高価で製造が容易でない)凹凸成形用金型を、リュックサックの表皮51の製作に活用でき、野球ファンには興味を引く、外面模様が安価に、かつ、高品質なものとして、製造可能となる。擬似プロテクター本体は、リュックサックとしての軽量化、柔軟性の改善、コストダウン等の要求に簡単に対応することができて好ましい。しかも、背当て壁部3も、このような擬似プロテクター本体を利用するため、同様の効果が得られ、さらに、背当て壁部3に形成された凹凸によって、装着者Mの背中Mbとの間に上下左右方向への通気路(溝)が形成され、エアーが流れて蒸れも防止できて、長時間、快適に使用できる。
さらに、装着者Mが歩行中や自転車搭乗中に転倒した場合、或いは、他者や他の物体が背後から衝突してきた場合に、衝撃を吸収(緩和)して、装着者Mのケガを防止できる。また、収容している荷物の損傷を防止できる。カッターナイフやカミソリ等の刃物にて、リュックサック本体1が切り裂き(切創)されても、収納部10内部まで開口する虞れが低く、荷物(収納物)の盗難被害を防止でき防犯性に優れる。また、リュックサック本体1内の荷物の窃盗を計画している不審者等の賊に、プロテクター9の丈夫なイメージを想起させて、窃盗を諦めさせる賊忌避効果を得ることができる。野球が好きな人に対して購買意欲を高めることができる。プロテクター9を製作する材料(素材)や製造設備及び製造ラインを流用でき、製造コストを抑えることができる。
また、上記表て壁部2に設けられている上方突出状の左右突片部22,22にショルダーベルト5を連結するように構成したので、装着者Mがリュックサック本体1を背負った装着状態において、ファスナ部Fの左右両側領域を上方から目隠し状に覆い(包囲して)、スリや悪戯をする不審者等の賊がファスナ部Fを開けようとするのを防げて防犯性に優れる。仮に、スライダーKが操作されても、ファスナ部Fを全開にできず、荷物を出しにくい、又は、手を入れにくいため、窃盗や悪戯を防止できる。さらに、比較的幅の広い突片部22,22が装着者Mの肩に当たって、接触面圧が低く、楽に長時間装着(使用)できる。
また、上記表て壁部2に設けられている上方突出状の左右突片部22,22に、上記キャッチャー用プロテクター9の肩パッド93、又は、擬似肩パッドを、縫着したので、プロテクター9の雰囲気をより高めて、プロテクター9の丈夫なイメージを想起させて、窃盗を諦めさせる忌避効果を得ることができる。また、装着状態において、側壁部4の上部のファスナ部Fを左右外方から目隠しでき、盗難や悪戯を防止できる。さらに、装着者Mの背負っているリュックサックが、野球プロテクターであるという外観が一瞬で判り、野球観戦に出掛ける際の雰囲気(ワクワク感)が一層高まる。
2 表て壁部
3 背当て壁部
4 側壁部
5 ショルダーベルト
6 上壁部
7 底壁部
9 キャッチャー用プロテクター
15 収納空間
22 突片
90 プロテクター本体
91 ボディ部
92 (保護)突片部
93 肩パッド
M 装着者
Mb 背部

Claims (4)

  1. 装着者(M)の背部(Mb)に当接する背当て壁部(3)と、該背当て壁部(3)と所定間隔をもって配設された後方の表て壁部(2)と、上記背当て壁部(3)と表て壁部(2)を連結して収納空間(15)を形成する左右側壁部(4)(4)・底壁部(7)・上壁部(6)とを、備えたリュックサックであって、
    上記表て壁部(2)は野球のキャッチャー用プロテクター(9)のプロテクター本体(90)を流用し、さらに、上記背当て壁部(3)は、野球のキャッチャ−用プロテクター(9)のプロテクター本体(90)から、上方突出状の左右保護突片部(92)(92)を削除したボディ部(91)を流用したことを特徴とするリュックサック。
  2. 装着者(M)の背部(Mb)に当接する背当て壁部(3)と、該背当て壁部(3)と所定間隔をもって配設された後方の表て壁部(2)と、上記背当て壁部(3)と表て壁部(2)を連結して収納空間(15)を形成する左右側壁部(4)(4)・底壁部(7)・上壁部(6)とを、備えたリュックサックであって、
    上記表て壁部(2)は、野球のキャッチャー用プロテクター(9)のプロテクター本体(90)の凹凸成形用金型にて成形した凹凸状外面模様を有する擬似プロテクター本体であり、
    上記背当て壁部(3)は、上記擬似プロテクター本体から、上方突出状の左右保護突片部(92)(92)を削除したプロテクター本体擬似ボディ部であることを特徴とするリュックサック。
  3. 上記表て壁部(2)に設けられている上方突出状の左右突片部(22)(22)にショルダーベルト(5)を連結するように構成した請求項1又は2記載のリュックサック。
  4. 上記表て壁部(2)に設けられている上方突出状の左右突片部(22)(22)に、上記キャッチャー用プロテクター(9)の肩パッド(93)、又は、擬似肩パッドを、縫着した請求項1又は2記載のリュックサック。
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