JP3169413U - 透水性側溝におけるグレーチング蓋の受け枠固定構造 - Google Patents
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Abstract
Description
この透水性側溝は、山形型材による複数の桟部材が通水間隙を保持して連結された透水蓋体を有し、この透水蓋体をコンクリートによる側溝本体の左右側壁の上部内面に形成された左右の蓋受面間に架設させ、この透水蓋体の上を透水路面層により覆うことにより形成させた暗渠構造になっている。
グレーチング蓋は、水落ち蓋としての機能を有すると共に、これを取り外すと、そこが透水性側溝(暗渠)の開口部となるため、この開口部を通して暗渠内の清掃や点検等を行うことができる管理用枡としての機能も有している。
このように、グレーチング蓋はその装着状態で透水路面層の表面(路面)に露出するため、この上を通過する車両等の荷重がグレーチング蓋に直接的に加わる。
その荷重によってズレ動きが生じないように、受け枠を確実に固定させる必要がある。
このため側壁上部を蓋受面と均一面になるように切除して蓋受面の幅を広く形成させることによりアンカーボルトの立て込みに伴うコンクリートの破損を防止させているが、これでは側壁上部を切除させるといった加工手間がかかるという問題が残る。
複数の桟部材(30)が通水間隙(31)を保持して連結された透水蓋体(3)が側溝本体(1)の左右側壁(12a)、(12b)の上部内面に形成された左右の蓋受面(14)、(14)間に架設され、この透水蓋体(3)の上が透水路面層(2)により覆われている透水性側溝(A)において、
この透水性側溝(A)の途中に配設されるグレーチング蓋(4)を内部に収容支持するための受け枠(5)の固定構造であって、
前記受け枠(5)が前記左右の蓋受面(14)、(14)間に架設され、
この受け枠(5)の前端部及び後端部に前記透水蓋体(3)の下方に延長して端部の桟部材(30a)により上から押えられるストッパ部材(6)、(6)が突設され、
かつ前記端部の桟部材(30a)とそれに隣接した桟部材(30b)との間に形成された通水間隙(31a)の両端部において前記蓋受面(14)と側壁上部内面(15)との隅部に固定用アンカーボルト(7)が斜め上向きに突出するように立て込まれ、
この固定用アンカーボルト(7)に前記端部の桟部材(30a)及び隣接した桟部材(30b)の両端部を押え込む座金(73)を介してナット(75)が締め付け固定されている構成とした。
従って、従来とは異なり、側壁上部を切除して蓋受面の幅を広く形成させるといった加工手間を不要にさせることができる。
即ち、透水蓋体における端部の桟部材とそれに隣接した桟部材との間に形成された通水間隙の両端部において蓋受面と側壁上部内面との隅部に固定用アンカーボルトを斜め上向きに突出するように立て込んでいる。
なお、側溝本体1としてはコンクリートを現場打ち施工して形成したものでも良い。
この実施例では、山形型材による複数の桟部材30を通水間隙31を保持して連結部材32により連結させることで透水蓋体3を形成させ、この透水蓋体3を側溝本体1の左右の蓋受面14,14の間に載置させ、この透水蓋体3の上に透水路面層2を形成した透水性側溝Aに形成されている。
前記通水性舗装路Bは、下地層(不透水層)91の上に通水性表層90が形成されたもので、その路肩部に透水性側溝Aが設置され、この透水性側溝Aの透水路面層2と前記通水性舗装路Bの通水性表層90とが一体に連続して形成されている。
なお、実施例では透水性側溝Aの一側(図3では右側)を通水性舗装路Bの通水性表層90に連続させた施工例を示したが、これに限らず、透水性側溝Aの左右両側を通水性舗装路Bの通水性表層に連続させるように施工することもできる。
尚、通水性舗装路Bを形成せずに、透水蓋体3の上だけに透水路面層2を形成した透水性側溝に本考案を適用することができる。
そして、前記グレーチング蓋4を受け枠5の縦枠部材50,50間に架設させ、前記通し孔44を介してボルト58とナット59により取り付けることで、グレーチング蓋4を受け枠5内に着脱可能に装着させるようにしたものである。
そして、前記ストッパ部材6を透水蓋体3の下方に差し込んだ状態で透水蓋体3を固定させることで、前記ストッパ部材6を介して受け枠5を間接的に固定させるようにしている。
B 通水性舗装路
1 側溝本体
11 底部
12a 側壁
12b 側壁
13 溝水路
14 蓋受面
2 透水路面層
3 透水蓋体
30 桟部材
30a 端部の桟部材
30b 隣接した桟部材
31 通水間隙
31a 通水間隙
32 連結部材
4 グレーチング蓋
41 桟フレーム
42 連結フレーム
43 スリット孔
44 通し孔
5 受け枠
50 縦枠部材
51 方形枠
58 ボルト
59 ナット
6 ストッパ部材
70 下穴
71 スリーブ
72 心棒
73 角形座金
74 ワッシャ
75 ナット
91 下地層
90 通水性表層
Θ 立て込み角度
Claims (1)
- 複数の桟部材(30)が通水間隙(31)を保持して連結された透水蓋体(3)が側溝本体(1)の左右側壁(12a)、(12b)の上部内面に形成された左右の蓋受面(14)、(14)間に架設され、この透水蓋体(3)の上が透水路面層(2)により覆われている透水性側溝(A)において、
この透水性側溝(A)の途中に配設されるグレーチング蓋(4)を内部に収容支持するための受け枠(5)の固定構造であって、
前記受け枠(5)が前記左右の蓋受面(14)、(14)間に架設され、
この受け枠(5)の前端部及び後端部に前記透水蓋体(3)の下方に延長して端部の桟部材(30a)により上から押えられるストッパ部材(6)、(6)が突設され、
かつ前記端部の桟部材(30a)とそれに隣接した桟部材(30b)との間に形成された通水間隙(31a)の両端部において前記蓋受面(14)と側壁上部内面(15)との隅部に固定用アンカーボルト(7)が斜め上向きに突出するように立て込まれ、
この固定用アンカーボルト(7)に前記端部の桟部材(30a)及び隣接した桟部材(30b)の両端部を押え込む座金(73)を介してナット(75)が締め付け固定されていることを特徴とする透水性側溝におけるグレーチング蓋の受け枠固定構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011002752U JP3169413U (ja) | 2011-05-18 | 2011-05-18 | 透水性側溝におけるグレーチング蓋の受け枠固定構造 |
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JP2011002752U JP3169413U (ja) | 2011-05-18 | 2011-05-18 | 透水性側溝におけるグレーチング蓋の受け枠固定構造 |
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JP3169413U true JP3169413U (ja) | 2011-07-28 |
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ID=54880277
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- 2011-05-18 JP JP2011002752U patent/JP3169413U/ja not_active Expired - Lifetime
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