JP3169324B2 - 防水パン設置構造 - Google Patents
防水パン設置構造Info
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- JP3169324B2 JP3169324B2 JP21268295A JP21268295A JP3169324B2 JP 3169324 B2 JP3169324 B2 JP 3169324B2 JP 21268295 A JP21268295 A JP 21268295A JP 21268295 A JP21268295 A JP 21268295A JP 3169324 B2 JP3169324 B2 JP 3169324B2
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Description
造に関し、レベル調整機能を備えた浴室防水パン設置用
支持台を複数用いてなるものである。
室防水パンにあっては、浴室防水パンには貫通孔と、こ
の貫通孔に合致させて取り付けられた雌ねじ部材とが備
えられ、当該雌ねじ部材には頭部に回動用係合部を有す
る雄ねじ状脚部材が螺着され、雄ねじ状脚部材を回動さ
せてレベル調整を行い、次いで浴室防水パン上より前記
貫通孔に水密に閉塞部材を取り付けたものがある。
る。図中、11は浴室防水パンであって、脚部材12を
介してコンクリート基盤13上に配置されている。浴室
防水パン11は、FRPの圧縮成形体であって、その裏
側には強度アップのため図示しない木板が添えられ、こ
の木板を囲んで更にハンドレイアップ等によるFRP樹
脂にて木板と浴室防水パン11とを一体化している。そ
して、この浴室防水パン11には、上部に遊孔を、そし
て下部に雌ねじ部を持つ貫通孔20が形成されている。
部材21がブラケット22を介して浴室防水パン11の
裏側に固定されている。この雌ねじ部材21とブラケッ
ト22間は溶接により一体化されており、ブラケット2
2はビス23にて木板に固定されている。この雌ねじ部
材21に対して雄ねじ状の脚部材12が螺着されるもの
であって、その頭部に回動係合部として一文字溝25が
刻設されている。
部材21に、雄ねじ状脚部材12を螺合した状態でコン
クリート基盤13上に載置され、浴室防水パン11上よ
り貫通孔20内にドライバーを挿入してこれを回動し、
脚部材12の螺合により上下させてレベルを調整するこ
ととなる。そして、全ての脚部材12のレベル調整の後
に、閉塞部材26としてのシール用ボルトが浴室防水パ
ン11上よりの貫通孔20に挿通されて蓋がなされるこ
ととなる。
機能を備えたものでは、浴室防水パンに貫通孔を設ける
必要があるため、レベル調整の後に閉塞部材を水密に取
り付ける必要がある。ところが閉塞部材の水密が十分で
なければ浴室防水パン上の水が漏水してしまう。そのた
め、通常はOリングを介して螺合取り付けがなされる
が、Oリングの経年劣化等の問題が残る。また、閉塞部
材は浴室防水パン上に現出するため意匠上の問題もあ
る。
防水パンはユニットバス側が背丈が低く、洗い場側が背
丈が高いのが通例であり、補強のための木板は夫々の部
位にて別体をなしてハンドレイアップ等にて備えつけら
れるものである。このため、浴室防水パンの成形作業に
手間がかかることになる。
ンとは別体として設置する考えが提案されている(例え
ば、実開昭63−103389号)。この考えは、防水
パンの裏側に金属製のフレ−ムをもって支持台とするも
ので、夫々の部位の背丈の違いに対して屈曲段部を形成
して対処しようとするものである。しかしながら、この
提案は金属製の大きなフレ−ムを工場にて予め製作して
おくこととなるため、その運搬、施工現場への搬入等に
問題が生じることとなる。更に、背丈が少しでも違う浴
室防水パンに対しては同一の形状のフレ−ムは採用不可
能になるため、いくつものフレ−ムをその度に製作しな
くてはならないという不具合があり広く採用されていな
い。
バス側と洗い場側とを別体として作っておき、これを連
結して最終的に防水パンを構成するという考えもある
が、連結に工数がかかったり、連結部からの水漏れのお
それがあったり、更には両側に排水トラップを形成する
必要もあり、全体を一体に成形した防水パンを設置でき
る構造が優れていることは言うまでもない。
従来の技術に鑑みてなされたものであって、浴室防水パ
ンの背丈の異なる部位に対して夫々別体の支持台とし、
この夫々の支持台にレベル調整機能を備えることによっ
てこれらの欠点を取り除いたものである。
コンクリート基盤上に備えられる防水パン設置構造であ
って、前記防水パンは背丈の低いユニットバス側と背丈
の高い洗い場側とを一体成形し、かつ両者の間に更に低
位置に排水トラップを形成したものであり、夫々の側に
別体の支持台が配置され、当該夫々の支持台の両端部に
は雌ねじ部材が取り付けられ、この雌ねじ部材に雄ねじ
状脚部材がレベル調整可能に螺合されたものであって、
夫々の支持台におけるレベル調整を行った後に前記防水
パンを支持台上に載置したことを特徴とする浴室防水パ
ン設置構造にかかるものである。
め、浴室防水パンをコンクリート基盤上にセットするた
めには、先ず、ユニットバス側と洗い場側とに別々の支
持台をコンクリート基盤上に配備し、レベル調整可能と
した脚をもってレベル調整することとなる。そして、こ
の支持台のレベル調整を行った上で防水パンをこの上に
設置する。従って、支持台に備えられた脚部材のレベル
を調整することにより防水パンの高さが調整でき、防水
パンには貫通孔を設ける必要がないため漏水のおそれが
なく、閉塞部材を使用する必要もないため防水パン表面
の意匠を損なうことがないものとなったのである。
側との支持台を一体としていないため、比較的嵩張らな
いことから運搬や取扱に便利であり、更に、防水パンの
夫々の部位の背丈が種々異なっている場合でも一体とさ
れていないが故に全て対応可能となったものである。
尚、防水パンは背丈の低いユニットバス側と背丈の高い
洗い場側と、更にはこの両者の間に更に低位置に排水ト
ラップを全体として一体成形されたものであり、このた
め、水漏れの心配は全くないものである。
する。図1は、本発明の具体例を示すものであって、浴
室防水パン設置用支持台の上に防水パンを設置した側面
図である。図において、1は浴室防水パンを示すもので
あり、ユニットバス側11は背丈が低く構成され、洗い
場側12は背丈が高く構成されておりこれらは一体成形
されたもので、更に、この両者11、12の境には11
よりも更に低い位置に排水トラップ8が一体に形成され
ているものである。図にあって、7は排水トラップ8に
て集められた水の排水口である。
2、3がコンクリート基盤4上に設置されている。図に
あっては、支持台2は支持台3に比べてやや背丈が低い
ものであり、支持台2側には後述するボルト状の脚51
として短い寸法のものが用いられ、支持台3側には比較
的長いボルト状の脚52が用いられている。
トするためには、先ず、支持台2、3をコンクリート基
盤4上に配備し、レベル調整可能とした脚51、52を
もってレベルを調整することとなる。即ち、かかる支持
台2、3には、夫々の支持台の両端部を含め、4〜6個
の雌ねじ部材(ナット)6が取り付けられており、夫々
に雄ねじ状脚部材(ボルト状の脚)51、52が螺合さ
れ、このボルト状の脚脚51、52を回動させてレベル
を合わせることとなる。このように、全てのボルト状の
脚51、52のレベル調整の後に、防水パン1をこの上
に設置すればよく、防水パン1は前記したように全体が
一体成形されているために防水パン1上より漏水するこ
とはない。
体の防水パン設置用支持台を使用するものであり、しか
も浴室防水パンの背丈の異なる部位に夫々別体の支持台
を配置したもので、この支持台に取り付けたレベル調整
可能な装置によって防水パンの高さが、そして、背丈の
異なる部位の支持をも自由に調整できることとなったも
のである。このため、防水パンには貫通孔を設ける必要
がないため、漏水のおそれが全くなく、閉塞部材を使用
する必要もないため防水パン表面の意匠を損なうことが
ないものとなったのである。又、浴室防水パンが種々の
形状が採用され、更に背丈の異なる種類が多く製品化さ
れても、背丈の異なる部位にて分断した支持台を採用す
ることができるため、製品の単一化、コストダウンに大
きく寄与することとなったものである。
浴室用防水パンを設置した側面図である。
た側面図である。
ン、12‥‥洗い場側防水パン、2、3‥‥防水パン設
置用支持台、4‥‥コンクリート基盤、51‥‥ユニッ
トバス側雄ねじ状脚部材、52‥‥洗い場側雄ねじ状脚
部材、6‥‥雌ねじ部材、7‥‥排水口、8‥‥排水ト
ラップ。
Claims (1)
- 【請求項1】 コンクリート基盤上に備えられる防水パ
ン設置構造であって、前記防水パンは背丈の低いユニッ
トバス側と背丈の高い洗い場側とを一体成形し、かつ両
者の間に更に低位置に排水トラップを形成したものであ
り、夫々の側に別体の支持台が配置され、当該夫々の支
持台の両端部には雌ねじ部材が取り付けられ、この雌ね
じ部材に雄ねじ状脚部材がレベル調整可能に螺合された
ものであって、夫々の支持台におけるレベル調整を行っ
た後に前記防水パンを支持台上に載置したことを特徴と
する浴室防水パン設置構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21268295A JP3169324B2 (ja) | 1992-06-25 | 1995-07-28 | 防水パン設置構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21268295A JP3169324B2 (ja) | 1992-06-25 | 1995-07-28 | 防水パン設置構造 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4191699A Division JP2980455B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | レベル調整機能を備えた防水パン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0860722A JPH0860722A (ja) | 1996-03-05 |
JP3169324B2 true JP3169324B2 (ja) | 2001-05-21 |
Family
ID=16626675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21268295A Expired - Fee Related JP3169324B2 (ja) | 1992-06-25 | 1995-07-28 | 防水パン設置構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3169324B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8076122B2 (en) | 2007-07-25 | 2011-12-13 | Chevron U.S.A. Inc. | Process for integrating conversion of hydrocarbonaceous assets and photobiofuels production using an absorption tower |
US8658414B2 (en) | 2008-05-14 | 2014-02-25 | Aston University | Biomass processing |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63103389U (ja) * | 1986-12-23 | 1988-07-05 |
-
1995
- 1995-07-28 JP JP21268295A patent/JP3169324B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8076122B2 (en) | 2007-07-25 | 2011-12-13 | Chevron U.S.A. Inc. | Process for integrating conversion of hydrocarbonaceous assets and photobiofuels production using an absorption tower |
US8658414B2 (en) | 2008-05-14 | 2014-02-25 | Aston University | Biomass processing |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0860722A (ja) | 1996-03-05 |
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