JP2552393Y2 - 衛生設備室用据付架台 - Google Patents
衛生設備室用据付架台Info
- Publication number
- JP2552393Y2 JP2552393Y2 JP7822192U JP7822192U JP2552393Y2 JP 2552393 Y2 JP2552393 Y2 JP 2552393Y2 JP 7822192 U JP7822192 U JP 7822192U JP 7822192 U JP7822192 U JP 7822192U JP 2552393 Y2 JP2552393 Y2 JP 2552393Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- equipment room
- sanitary equipment
- mounting base
- locking rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はユニットバスルーム等の
衛生設備室を据え付けるための架台に関する。
衛生設備室を据え付けるための架台に関する。
【０００２】詳しくは、衛生設備室を木造住宅に設置す
る場合に好適に使用される衛生設備室用据付架台に関す
る。
る場合に好適に使用される衛生設備室用据付架台に関す
る。
【０００３】
【従来の技術】衛生設備室を木造住宅の２階に設置する
場合などには、第３，４図に示す据付架台１０が用いら
れている。この据付架台１０は、方形枠状の枠体１２
と、該枠体１２の４隅部から立設された吊支杆１４と、
該吊支杆１４の上端から枠体１２の外方に延設された係
止杆１６とを備えている。なお、枠体１２は、縦方向に
延びる縦杆部１２ａと、横方向に延びる横杆部１２ｂと
を備えており、縦杆部１２ａは吊支杆１４の高さ方向の
途中部分に溶接されている。横杆部１２ｂは、吊支杆１
４の下端部分に溶接により連結されている。係止杆１６
は、コ字形断面形状の本体部１６ａと、この本体部１６
ａの側辺部から側外方に延設されたフランジ部１６ｂと
を備えている。従来、この係止杆１６は、吊支杆１４に
対し溶接のみにより固着されている。
場合などには、第３，４図に示す据付架台１０が用いら
れている。この据付架台１０は、方形枠状の枠体１２
と、該枠体１２の４隅部から立設された吊支杆１４と、
該吊支杆１４の上端から枠体１２の外方に延設された係
止杆１６とを備えている。なお、枠体１２は、縦方向に
延びる縦杆部１２ａと、横方向に延びる横杆部１２ｂと
を備えており、縦杆部１２ａは吊支杆１４の高さ方向の
途中部分に溶接されている。横杆部１２ｂは、吊支杆１
４の下端部分に溶接により連結されている。係止杆１６
は、コ字形断面形状の本体部１６ａと、この本体部１６
ａの側辺部から側外方に延設されたフランジ部１６ｂと
を備えている。従来、この係止杆１６は、吊支杆１４に
対し溶接のみにより固着されている。
【０００４】この据付架台１０は、第４図に示す如く、
係止杆１６を土台１８に載せるようにして架設される。
そして、この据付架台１０の上側に衛生設備室２０が第
３図の如く載置される。２２は衛生設備室２０の床面部
分を合成する防水パンである。
係止杆１６を土台１８に載せるようにして架設される。
そして、この据付架台１０の上側に衛生設備室２０が第
３図の如く載置される。２２は衛生設備室２０の床面部
分を合成する防水パンである。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の据付架台１
０にあっては、係止杆１６が吊支杆１４に対し溶接のみ
により固着されている。従って、この係止杆１６が吊支
杆１４から絶対に離脱しないようにする必要があり、溶
接には万全の注意が必要となり、しかも極めて注意深い
品質管理を行なう必要があり、据付架台１０の製作コス
トが嵩む原因となっていた。
０にあっては、係止杆１６が吊支杆１４に対し溶接のみ
により固着されている。従って、この係止杆１６が吊支
杆１４から絶対に離脱しないようにする必要があり、溶
接には万全の注意が必要となり、しかも極めて注意深い
品質管理を行なう必要があり、据付架台１０の製作コス
トが嵩む原因となっていた。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案の据付架台は、係
止杆を吊支杆に対し溶接だけでなく、さらにリベット又
はボルトによって連結するようにしたものである。
止杆を吊支杆に対し溶接だけでなく、さらにリベット又
はボルトによって連結するようにしたものである。
【０００７】
【作用】かかる本考案の衛生設備室用据付架台にあって
は、係止杆の吊支杆に対する固着の信頼性が極めて高
い。
は、係止杆の吊支杆に対する固着の信頼性が極めて高
い。
【０００８】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第１図は本考案の実施例に係る据付架台の係止杆と
吊支杆との連結部分を示す側面図、第２図は同分解斜視
図である。
る。第１図は本考案の実施例に係る据付架台の係止杆と
吊支杆との連結部分を示す側面図、第２図は同分解斜視
図である。
【０００９】本実施例にあっては、吊支杆１４の上端に
対し係止杆１６が溶接及びリベット２４によって固着さ
れている。即ち、係止杆１６の側面部と吊支杆１４の上
部側面部には、それぞれリベット孔２６，２８が穿設さ
れており、リベット２４がこれらリベット孔２６，２８
に挿通されている。更に、第１図の矢印Ａで示す係止杆
１６と吊支杆１４との重なり合い部分に隅肉溶接が施さ
れている。３２は係止杆１６に対し固着されたナット、
３０はこのナット３２にボルト等を差し込むための開口
を示す。この据付架台のその他の構成は前記従来の据付
架台と同様である。
対し係止杆１６が溶接及びリベット２４によって固着さ
れている。即ち、係止杆１６の側面部と吊支杆１４の上
部側面部には、それぞれリベット孔２６，２８が穿設さ
れており、リベット２４がこれらリベット孔２６，２８
に挿通されている。更に、第１図の矢印Ａで示す係止杆
１６と吊支杆１４との重なり合い部分に隅肉溶接が施さ
れている。３２は係止杆１６に対し固着されたナット、
３０はこのナット３２にボルト等を差し込むための開口
を示す。この据付架台のその他の構成は前記従来の据付
架台と同様である。
【００１０】このように構成された衛生設備室用据付架
台にあっては、吊支杆１４と係止杆１６との連結の信頼
性が極めて高い。従って、吊支杆１４と係止杆１６との
連結作業が簡易になり、また品質管理も容易となる。そ
の結果、据付架台の製作コストを低減することが可能で
ある。
台にあっては、吊支杆１４と係止杆１６との連結の信頼
性が極めて高い。従って、吊支杆１４と係止杆１６との
連結作業が簡易になり、また品質管理も容易となる。そ
の結果、据付架台の製作コストを低減することが可能で
ある。
【００１１】なお、本実施例にあっては、吊支杆１４の
下端に折返片１４ａを設けており、縦杆部１２ａをこの
折返片１４ａに支承させうるようになっている。この結
果、縦杆部１２ａと吊支杆１４との連結の安定性も極め
て高い。
下端に折返片１４ａを設けており、縦杆部１２ａをこの
折返片１４ａに支承させうるようになっている。この結
果、縦杆部１２ａと吊支杆１４との連結の安定性も極め
て高い。
【００１２】上記実施例ではリベット２４を採用してい
るが、このリベットの代りにボルトを用いても同様の作
用効果を得ることができる。
るが、このリベットの代りにボルトを用いても同様の作
用効果を得ることができる。
【００１３】
【考案の効果】以上の通り、本考案の据付架台は、吊支
杆と係止杆との連結強度が極めて高いと共に、連結の信
頼性も極めて高い。また、溶接及び品質管理が容易であ
り、製作コストが低い。
杆と係止杆との連結強度が極めて高いと共に、連結の信
頼性も極めて高い。また、溶接及び品質管理が容易であ
り、製作コストが低い。
【図１】実施例に係る据付架台の要部側面図である。
【図２】実施例に係る据付架台の要部分解斜視図であ
る。
る。
【図３】従来例に係る据付架台の使用例を示す分解斜視
図である。
図である。
【図４】従来の据付架台を示す側面図である。
１０ 据付架台 １２ 枠体 １４ 吊支杆 １６ 係止杆 ２４ リベット
Claims (1)
- 【請求項１】 衛生設備室を支承する枠体と、該枠体の
隅部から立設された吊支杆と、該吊支杆の上端に固着さ
れ前記枠体の外方へ延設された係止杆とを有する衛生設
備室用据付架台において、 前記係止杆を前記吊支杆に対しリベット又はボルトと、
溶接とによって固着したことを特徴とする衛生設備室用
据付架台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7822192U JP2552393Y2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 衛生設備室用据付架台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7822192U JP2552393Y2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 衛生設備室用据付架台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0644979U JPH0644979U (ja) | 1994-06-14 |
| JP2552393Y2 true JP2552393Y2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=13656001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7822192U Expired - Lifetime JP2552393Y2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 衛生設備室用据付架台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2552393Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-13 JP JP7822192U patent/JP2552393Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0644979U (ja) | 1994-06-14 |
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