JP2980455B2 - レベル調整機能を備えた防水パン - Google Patents
レベル調整機能を備えた防水パンInfo
- Publication number
- JP2980455B2 JP2980455B2 JP4191699A JP19169992A JP2980455B2 JP 2980455 B2 JP2980455 B2 JP 2980455B2 JP 4191699 A JP4191699 A JP 4191699A JP 19169992 A JP19169992 A JP 19169992A JP 2980455 B2 JP2980455 B2 JP 2980455B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waterproof pan
- hole
- head
- closing member
- female screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
の防水パンに関し、レベル調整機能を備えた防水パンに
係るものである。
ト等の下地の上に支持台を用意しこの上に防水パンをセ
ットし、更にこの上にユニットバスが配置されることと
なる。しかるに通常は支持台に複数の支持脚が備えられ
ているが、下地に凹凸(不陸)部があった場合には支持
脚に調整機能がないため、凹凸部を削ったり埋めたりす
ることが行われ、更には調整用プレ−トを挟んだりして
いた。
の不陸調整を伴うことができる防水パンについて研究を
行い、防水パンとは別体のレベル調整のできる支持台を
用意し、この支持台のレベル調整を行った上で防水パン
をこの上に設置するような構造のものを鋭意研究してい
る。
す側面図である。図において、1は防水パンを示し、こ
の防水パン1に対して支持台2、3がコンクリ−ト基盤
4上に設置されている。図にあっては、支持台2は支持
台3に比べてやや背丈が低いものがあり、この支持台2
側の防水パン1上にはユニットバス(図示せず)が配置
され、支持台3側の防水パン1上は洗い場となるもので
ある。
4上にセットするためには、先ず、支持台2、3をコン
クリ−ト基盤4上に配備し、レベル調整可能とした脚5
をもってレベルを調整することとなる。かかる支持台
2、3には、一般には4〜6本のボルト状の脚5が備え
られ、支持台2、3に取り付けられたナット6との間で
螺合されており、脚5を回動させてレベルを合わせるこ
ととなる。図にあって、7は防水パン1上を流れる水の
排水口である。
は別体の支持台を配備する方法は、一面で特徴があり注
目されてはいるが、場合によっては課題もあることが指
摘されている。即ち、防水パン以外に支持台を製作する
ことによるコストアップ、運送、保管更に備付けのため
に新たな作業の発生をまねくこととなる。又、防水パン
の形状によっては、支持台の大きさ、レベル調整の程度
等が異なることとなり、支持台の製作と共に防水パンと
の取り合いを考慮しなくてはならない点があった。
上に防水パンがセットされるため、比較的背丈が高くな
る。このため、天井の高さを或程度以上に確保するため
に、防水パンの高さが規制されている場合にあっては、
この種の支持台を使用することができない場合があり、
更なる特殊な構造の支持台を備付けなくてはならないと
いう不具合も生じていた。
きる支持脚を備える提案がなされてはいるが、これらに
も課題が残っており十分なものではなかった。
状況に鑑みてなされたものであって、低コストでかつ備
え付けが簡単な、しかもメンテナンスの容易な防水パン
を提供することを目的としている。
コンクリ−ト基盤上に備えられる防水パンであって、防
水パンには閉塞部材の頭部を収容する大径の遊孔と閉塞
部材の雄ねじ部との螺着用雌ねじ部を備えた貫通孔と、
この貫通孔に合致させて取り付けられたレベル調整用雌
ねじ部材とが備えられ、当該雌ねじ部材には頭部に回動
用係合部を有する雄ねじ状脚部材が螺着され、雄ねじ状
脚部材を回動させてレベル調整を行い、次いで前記貫通
孔に対し、大径の頭部と雄ねじ部とこの頭部の周囲に形
成された溝とこの溝内に嵌め込まれたO−リングとから
なる閉塞部材を防水パン上から挿入し、前記雌ねじ部に
閉塞部材の雄ねじ部を螺着して遊孔内に閉塞部材の頭部
を嵌め込み、かつ前記O−リングを遊孔面に接触させた
ことを特徴とするレベル調整機能を備えた防水パンにか
かるものである。
十字溝を形成して回動係合部とし、防水パンの貫通孔に
例えばドライバ−等を挿入し、この溝とドライバ−先端
を係合させ、これを回動することによって脚部材のレベ
ル調整ができるものである。
自体にレベル調整機能を備えたものであり、これを防水
パン上より調整することができるようになしたものであ
る。従って、防水パンとは別体の支持台を製作する必要
もなく、防水パンの備え付けの作業は迅速に行うことが
できることとなったのである。
基盤上に置いてゆくだけで施工の準備ができ、防水パン
に直接備えられた脚部材のレベルを調整するだけでその
まま防水パンの高さが調整されることとなり、しかも防
水パン上に作業者がのりながらレベル調整ができること
となったので、作業工数は著しく短縮されることとなっ
たのである。
の方法であると再度のレベル調整は不可能であるが、実
際問題としてレベルの再調整が必要なケ−スはかなり存
在する。本発明はこの点でも十分対処できるものであっ
て、貫通孔に螺着される閉塞部材は貫通部の雌ねじ部に
螺着されているため、この取り外しができるものであ
り、このため、メンテナンスの上でも優れたものとなっ
たものである。
防水パン上の水が漏水しないよう水密にする必要があ
り、このため、閉塞部材は大径の頭部と雄ねじ部とこの
頭部の周囲に形成された溝とこの溝内に嵌め込まれた止
水用のO−リングとからなるもので、更に、防水パンの
表面より閉塞部材が飛び出さないようにその頭部が貫通
孔内に収納される構造としたものであって、閉塞部材に
つまづくことのないように安全性をを高めたものであ
る。
1は本発明の防水パンの側面図であり、図2はその主要
部の分解図である。図中、11は本発明の防水パンであ
って、脚部材12を介してコンクリ−ト基盤13上に配
置されている。
って、その裏側に強度アップのための木板14が添えら
れ、この木板14を囲んで更にハンドレイアップ等によ
るFRP樹脂15にて木板14と防水パン11とを一体
化している。このハンドレイアップによるFRP樹脂1
5は、場合によっては後述するブラケット22をも覆う
ような形成することもでき、錆等の発生に備えることも
可能である。
が形成され、木板14にはこの肉盛部16に対して、こ
れが嵌り合う孔17が形成されて両者を嵌合させるもの
である。かかる肉盛部16には、上部に大径の遊孔18
をそして下部に雌ねじ部19をもつ貫通孔20が形成さ
れている。かかる雌ねじ部材19は、通常はナットが肉
盛部16に埋め込まれることとなる。この雌ねじ部材1
9は閉塞部材螺着用雌ねじ部であって、後述する閉塞部
材の雄ねじ部との螺着に供される。この木板14は強度
アップを主眼としているものであり、この見地からする
と、防水パン11の全ての貫通孔20にわたる大きさで
あるのが好ましい。
部材21がブラケット22を介して防水パン11の裏側
に固定されている。この雌ねじ部材21とブラケット2
2間は溶接により一体化されており、ブラケット22は
ビス23にて木板14にに固定されている。かかる雌ね
じ部材21はレベル調整用雌ねじ部材であって、この雌
ねじ部材21に対して、雄ねじ状の脚部材(ボルト)1
2が螺着されるものであって、その頭部に回動係合部と
して、一文字溝25が刻設されている。
21に、雄ねじ状脚部材12を螺合した状態でコンクリ
−ト基盤13上に載置され、防水パン11上より貫通孔
20内にドライバ−を挿入してこれを回動し、脚部材1
2の螺合により上下させてレベルを調整することとな
る。この脚部材12には予め緩み止め用ロック剤等を塗
布しておけば、レベル調整がなされた状態を保持するこ
ととなる。
整の後に、閉塞部材26としてのシ−ル用ボルトが防水
パン11上よりの貫通孔20に挿入されて蓋がなされる
こととなる。このシ−ル用ボルト26は、頭部27の下
側に溝28が形成されてO−リング29が嵌め込まれて
遊孔18の内周面に接触してシ−ルされつつ雄ねじ部3
0と前記の雌ねじ部19が螺合されて水密に取り付けら
れ、頭部27によって貫通孔20に蓋がされることとな
り、しかもその頭部27は貫通孔20の遊孔18内にす
っぽりと収納されるものである。尚、閉塞部材26は、
貫通孔20に螺合された際、接着剤等によって接着され
ることも可能である。
接的に、しかも防水パン上よりレベル調整可能な装置を
取り付けたため、全体としてコストが安くなり、その設
置現場での作業性もよくなったものであり、しかもレベ
ル調整の範囲(ストロ−ク)もかなり広範となり、更に
は、閉塞部材と貫通孔とは防水効果が完全で、しかも螺
脱が可能となったことによりメンテナンスの点でも優れ
ており、その実用上の価値は高い。
面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 コンクリ−ト基盤上に備えられる防水パ
ンであって、防水パンには閉塞部材の頭部を収容する大
径の遊孔と閉塞部材の雄ねじ部との螺着用雌ねじ部を備
えた貫通孔と、この貫通孔に合致させて取り付けられた
レベル調整用雌ねじ部材とが備えられ、当該雌ねじ部材
には頭部に回動用係合部を有する雄ねじ状脚部材が螺着
され、雄ねじ状脚部材を回動させてレベル調整を行い、
次いで前記貫通孔に対し、大径の頭部と雄ねじ部とこの
頭部の周囲に形成された溝とこの溝内に嵌め込まれたO
−リングとからなる閉塞部材を防水パン上から挿入し、
前記雌ねじ部に閉塞部材の雄ねじ部を螺着して遊孔内に
閉塞部材の頭部を嵌め込み、かつ前記O−リングを遊孔
面に接触させたことを特徴とするレベル調整機能を備え
た防水パン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4191699A JP2980455B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | レベル調整機能を備えた防水パン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4191699A JP2980455B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | レベル調整機能を備えた防水パン |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21268295A Division JP3169324B2 (ja) | 1992-06-25 | 1995-07-28 | 防水パン設置構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0610385A JPH0610385A (ja) | 1994-01-18 |
JP2980455B2 true JP2980455B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=16279010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4191699A Expired - Lifetime JP2980455B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | レベル調整機能を備えた防水パン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2980455B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5374147U (ja) * | 1976-11-24 | 1978-06-21 | ||
JPS5562679U (ja) * | 1978-10-02 | 1980-04-28 | ||
JPS6013167A (ja) * | 1983-06-30 | 1985-01-23 | 株式会社ブリヂストン | 防水床構造 |
JPH0417461U (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-13 |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP4191699A patent/JP2980455B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0610385A (ja) | 1994-01-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20010008600A1 (en) | Method and means for mounting a toilet stool | |
JP2980455B2 (ja) | レベル調整機能を備えた防水パン | |
JPH0860722A (ja) | レベル調整機能を備えた防水パン | |
JPH094003A (ja) | レベル調整機能を備えた防水パン | |
JPH094004A (ja) | 防水パン設置用支持台 | |
CN214832916U (zh) | 一种高度可调节的井盖 | |
JPS6324183Y2 (ja) | ||
JP2009172193A (ja) | 浴槽の架台 | |
JPH077490Y2 (ja) | 浴室設備の取り付け構造 | |
CN211059608U (zh) | 集成装置的安装结构 | |
CN219324044U (zh) | 一种活性炭吸附罐 | |
CN211648495U (zh) | 一种液下排污泵上部连接结构 | |
JP2582644Y2 (ja) | 防水床材の高さ調節構造 | |
CN220545277U (zh) | 一种机柜安装调节座 | |
JP3575237B2 (ja) | 地下埋設設備における制御盤の取り付け構造 | |
KR200253754Y1 (ko) | 앵커볼트 덮개 | |
JPH0516301Y2 (ja) | ||
JP3541536B2 (ja) | 浴室用防水床部の支持構造 | |
JP2507576Y2 (ja) | 便器とロ―タンクの固定構造 | |
JPS6340538Y2 (ja) | ||
JP2005264678A (ja) | 浴室床取付構造及び取付方法 | |
JPS606081Y2 (ja) | 大型機器の支持装置 | |
JP2004036724A (ja) | 高さ調整用脚金具およびそれを用いた被設置物の設置方法 | |
JPH0625550Y2 (ja) | 二重床用支持脚 | |
JPH09268585A (ja) | 鉄蓋用の受枠 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080917 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080917 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090917 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090917 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100917 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100917 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110917 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120917 Year of fee payment: 13 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120917 Year of fee payment: 13 |