JP3169097U - カレンダーが印刷される領域を有する印刷紙 - Google Patents
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Abstract
【課題】卓上カレンダーとするもので、三角柱のいずれかの面に、特定月分のカレンダーが印刷されたことを特徴とするカレンダーが印刷される領域を有する印刷紙を提供する。【解決手段】略矩形状の紙材8にイラスト、図柄、文字、写真を印刷する印刷領域16を備え、前記印刷領域16は、紙材周縁の余白部分との間に配設したマイクロミシン目7により切り離し可能とし、切り離しした印刷領域16を折り曲げることにより三角柱の卓上カレンダーとなし、三角柱のいずれかの面に、特定月分のカレンダーが印刷されたことを特徴とするカレンダーが印刷される。【選択図】図1
Description
本考案は、卓上カレンダーが印刷される領域を有する印刷紙に関するものである。
従来、カレンダーの紙面の一部に企業名や連絡先、その企業が提供するサービスの内容等が記載された広告欄を備えたカレンダーが広く知られている。
この種のカレンダーは、消費者の家庭等で使用されることにより、1年間という長期にわたり、その企業の宣伝広告としての機能を果たすことができるため、多くの企業がこの種のカレンダーを販売促進(以下、「販促」という。)の一手段として利用している。
近年、この種のカレンダーとして、一葉の紙片を折り曲げて三角柱となし、前記三角柱の第1の面に、特定月分のカレンダーが記載されたカレンダー記載領域と、クーポン券が記載されたクーポン券記載領域とを設け、前記三角柱の第2の面を座部として自立可能に構成したクーポン券付カレンダーが本願出願人により考案されている(たとえば、特許文献1,2参照。)。
前記特許文献1に記載のカレンダーが印刷される領域を有する印刷紙では、家庭用で自由にカレンダーを印刷して作成するものではなかった。すなわち、カレンダーを作製する際、一葉の紙片にカレンダーを領域の配置を詳細に決定すると共に、カレンダー領域に特定の月のカレンダーを印刷した後、余白部分を切り取る作業が必要であったため、印刷業者で作製するものであって、家庭で作製できるものではなかった。
そこで、本願考案人は、家庭用の卓上カレンダーを自由に作製できるカレンダーが印刷される領域を有する印刷紙を知見し、本願考案を完成させた。
本願考案は、前記問題を解消するためになされたもので、卓上カレンダーとするもので、三角柱のいずれかの面に、特定月分のカレンダーが印刷されたことを特徴とするカレンダーが印刷される領域を有する印刷紙を提供する。
請求項1に係る本考案は、略矩形状の紙材にイラスト、図柄、文字、写真を印刷する印刷領域を備え、前記印刷領域は、紙材周縁の余白部分との間に配設したマイクロミシン目により切り離し可能とし、切り離しした印刷領域を折り曲げることにより三角柱となし、前記三角柱のいずれかの面に、特定月分のカレンダーが印刷されたことを特徴とするカレンダーが印刷される領域を有する印刷紙を提供することとした。
また、請求項2に係る本考案は、前記印刷領域の略中央位置を左右に横断する第1の折代と、前記第1の折代と前記印刷領域の下辺との間の所定位置を左右に横断する第2の折代と、前記第1の折代と前記印刷領域の上辺との間の所定位置を左右に横断する第3の折代とを備え、前記第1の折代と前記第2の折代との間の領域及び前記第1の折代と前記第3の折代との間の領域のうちの少なくともいずれかの領域に特定月分のカレンダーが印刷される領域を有し、前記印刷領域の上辺又は下辺のいずれか一方に舌片を凸設するためのマイクロミシン目を設けると共に、他方に前記舌片を挿入可能な切込部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のカレンダーが印刷される領域を有する印刷紙である。
また、請求項3に係る本考案は、第1の折代より、特定月分のカレンダーが印刷される領域とは反対の領域の内方に切込み線を設けることにより、第1の折代を折代として三角柱の頂点部より上方に起立させる起立片が形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカレンダーが印刷される領域を有する印刷紙である。
本考案によれば、以下に記載するような効果が生起される。
すなわち、請求項1に係る本考案では、家庭でパソコンにて画像を取込むなどして家庭用プリンター等でカレンダーを自由に印刷して、卓上カレンダーと使用することができる。また、特定のカレンダーに自由に予定欄を印刷することができる。
また、請求項2に係る本考案では、第1の折代と第2の折代と第3の折代とにより三角柱となる卓上カレンダーを容易に作製することができる。また、三角柱の卓上カレンダーのどの部分にでも特定の月のカレンダーを容易に作製することができる。
また、請求項3に係る本考案では、起立片を三角注の頂点より上方に起立させることで、その起立片に伝言などを記載することで、メッセンジャーとしても使用することができる。起立片には、画像や図柄を載せることもできる。
以下、本考案のカレンダーが印刷される領域を有する印刷紙の一実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本実施形態に係るカレンダーが印刷された領域を有する無地の印刷紙を示す説明図であり、図2は、本実施形態に係るカレンダーが印刷される印刷紙を示す説明図であり、図3は、本実施形態に係る印刷紙の使用状態とする卓上カレンダーの構造を示す斜視図であり、図4は、本実施形態に係る起立片を起立させた状態での卓上カレンダーの構造を示す斜視図である。
本実施形態に係る印刷紙は、略矩形状の紙片にイラスト、図柄、文字、写真を印刷する印刷領域16を備え、前記印刷領域16は、紙材周縁の余白部分との間に配設したマイクロミシン目により切り離し可能としている。
印刷紙は、例えば、通常の印刷紙、コピー用紙、インクジェット対応の専用紙等を使用することができる。
すなわち、図1に示すように、この印刷紙1は略矩形状の紙片8よりなる。また、この印刷紙1の印刷領域16は、その略中央位置を左右に横断する第1の折代9と、第1の折代9と紙片8の下辺との間の所定位置を左右に横断する第2の折代10と、第1の折代9と紙片8の上辺との間の所定位置を左右に横断する第3の折代11とを備えている。
印刷領域16は、紙材周縁の余白部分との間に配設したマイクロミシン目を形成することにより切り離し可能としている。すなわち、マイクロミシン目は、印刷紙の周縁部より所定距離だけ内方であって、略矩形状に形成されている。これにより、印刷領域16は矩形状に形成される。
本実施形態では、第1の折代9、第2の折代10、第3の折代11を形成する際、家庭にて切込を入れるなどして形成してもよいし、工場にて紙片8にプレス型抜き加工を施すことによって一括形成するようにしてもよい。なお、プレス型抜き加工としては、例えば、トムソン用刃型を用いたプレス加工等の任意のプレス型抜き加工を用いることができる。
このように、本考案の卓上カレンダー15を構成する紙片8は、印刷処理とプレス処理により製造することができるので、容易、且つ、比較的低コストで多数枚製造することができる。
本実施形態では、この紙片8の印刷領域16に記載するカレンダー情報及び自由使用領域6の各種情報は、家庭用パソコンで自由に作成できると共に、家庭用プリンターで自由に印刷可能としている。
図2は、印刷紙1の印刷領域16に特定の月が印刷されたカレンダーや図柄が印刷された状態を示している。そして、本実施形態に係る印刷紙1は、第1の折代9と第2の折代10との間の紙面が三角柱における第1の面2となり、第1の折代9と第3の折代11との間の紙面が三角柱における第2の面3となり、第2の折代10よりも下側の紙面と第3の折代11よりも上側の紙面とが三角柱における第3の面4となる。
第1の面2には、特定の月のカレンダーを印刷するカレンダー印刷領域5となる。本実施形態では、図2に示すように、2011年の4月分のカレンダーが記載されている。
また、本実施形態では、印刷紙1の第1の面2内のカレンダー印刷領域5に1ヶ月分のカレンダーを記載するように構成しているが、印刷紙1の第1の面2と第2の面3の両方にカレンダー印刷領域5をそれぞれ設けてもよく、それらに例えば2ヶ月分だけのカレンダーを記載するように構成してもよい。
また、多数月分のカレンダーを記載する場合には、印刷紙1の第1の面2と第3の面4のそれぞれに、複数ヶ月分のカレンダー印刷領域5を形成してもよい。
このように構成する場合には、印刷紙1の第1の面2だけにカレンダー印刷領域5を設け、その横の自由使用領域6には企業広告やクーポン券等の情報を記載するようにしてもよい。又は、自由使用領域6には、絵や図柄を自由に印刷してもよいし、メッセンジを挿入してもよい。
第2の面3には、写真の画像を取り込んだり、絵などを挿入したり可能としている。また、第2の面3には、第1の折代よりカレンダー領域とは反対の領域の内方にマイクロミシン目7a(切り込み線)を設けることにより、第1の折代9を折代として三角柱の頂点部より上方に起立させる起立片14を設けている。また、起立片14を起立させやすいように、起立片14の頂部にマイクロミシン目7b(スリットでも可)を入れることにより半円形の切り離し片17を設けている。
また、本実施形態では、紙片8の上辺に切込部13を設け、紙片8の下辺に舌片12を凸設するようにしているが、これに限定するものではなく、紙片8の上辺又は下辺のいずれか一方に舌片12を凸設し、他方に舌片12を挿入可能な切込部13を設けてもよい。
なお、本実施形態に示した舌片12及び切込部13の形状は一例に過ぎず、プレス処理で形成可能であって、印刷紙1の三角柱としての形状を保持できる形状であれば、任意の形状に形成することができる。
このように、一葉の紙片8からの印刷領域16を所定の折代に沿って折り曲げることにより、第1の面2と、第2の面3と、第3の面4とからなる三角柱となし、その三角柱の第1の面2に、特定月分(本実施形態では、1月分)のカレンダーが記載されたカレンダー印刷領域5と、複数枚(本実施形態では、2枚)の自由使用領域6とを設け、三角柱の第2の面3を座部として自立可能に構成している。
そして、この紙片8を折り曲げて三角柱となすときには、マイクロミシン目7に沿って紙片8の不要な部分を切離し、舌片12を切込部13へ挿入することにより、形成した三角柱の形状が崩れることを防止するようにしている。
そして、図2に示すように、前記形成された印刷領域16をこれら第1の折代9、第2の折代10、第3の折代11で所定角度に折り曲げることによって、図3に示した三角柱となるように構成している。
また、第1の折代9を折代として三角柱の頂点部より上方に起立させる起立片14を設けているので、起立片14に写真や図柄を取込むことができる。または、起立片14には、伝言などを記載することで、メッセンジャーとしても使用することができる。
前記起立片14を起立させるには、まず、図1に示す半円形の切り離し片17をマイクロミシン目7bより切り離しして、切り離しした切り離し片17の空いた部分に指を挿入して、マイクロミシン目7aより切り離しして起立片14を三角柱の頂点部より上方に起立させるようにする。
なお、不要な部分として切離す部分には、本実施形態の紙片8を用いて印刷紙1を形成する作り方等の情報を記載するようにしてもよい。
以上の結果、本実施形態における印刷紙1は、家庭でパソコンにて画像を取込むなどして家庭用プリンター等でカレンダーを自由に印刷して、卓上カレンダー15と使用することができる。会社内のプリンターでも印刷して、会社内で卓上カレンダーとしても使用することができる。また、カレンダー印刷領域5などに自由に書き込みして予定欄を印刷することができる。
1 印刷紙
2 第1の面
3 第2の面
4 第3の面
5 カレンダー記載領域
6 自由使用領域
7 7a 7b マイクロミシン目
8 紙片
9 第1の折代
10 第2の折代
11 第3の折代
12 舌片
13 切込部
14 起立片
15 卓上カレンダー
16 印刷領域
17 切り離し片
2 第1の面
3 第2の面
4 第3の面
5 カレンダー記載領域
6 自由使用領域
7 7a 7b マイクロミシン目
8 紙片
9 第1の折代
10 第2の折代
11 第3の折代
12 舌片
13 切込部
14 起立片
15 卓上カレンダー
16 印刷領域
17 切り離し片
Claims (3)
- 略矩形状の紙材にイラスト、図柄、文字、写真を印刷する印刷領域を備え、
前記印刷領域は、紙材周縁の余白部分との間に配設したマイクロミシン目により切り離し可能とし、
切り離しした印刷領域を折り曲げることにより三角柱となし、前記三角柱のいずれかの面に、特定月分のカレンダーが印刷されたことを特徴とするカレンダーが印刷される領域を有する印刷紙。 - 前記印刷領域の略中央位置を左右に横断する第1の折代と、前記第1の折代と前記印刷領域の下辺との間の所定位置を左右に横断する第2の折代と、前記第1の折代と前記印刷領域の上辺との間の所定位置を左右に横断する第3の折代とを備え、
前記第1の折代と前記第2の折代との間の領域及び前記第1の折代と前記第3の折代との間の領域のうちの少なくともいずれかの領域に特定月分のカレンダーが印刷される領域を有し、
前記印刷領域の上辺又は下辺のいずれか一方に舌片を凸設するためのマイクロミシン目を設けると共に、他方に前記舌片を挿入可能な切込部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のカレンダーが印刷される領域を有する印刷紙。 - 第1の折代より、特定月分のカレンダーが印刷される領域とは反対の領域の内方に切込み線を設けることにより、第1の折代を折代として三角柱の頂点部より上方に起立させる起立片が形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカレンダーが印刷される領域を有する印刷紙。
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JP2011002011U JP3169097U (ja) | 2011-04-12 | 2011-04-12 | カレンダーが印刷される領域を有する印刷紙 |
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JP2015089626A (ja) * | 2013-11-05 | 2015-05-11 | Best・Nature株式会社 | カード保持部付きクリアファイル |
JP2016104583A (ja) * | 2016-03-08 | 2016-06-09 | 邦明 辰己 | メモ用紙 |
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- 2011-04-12 JP JP2011002011U patent/JP3169097U/ja not_active Expired - Fee Related
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