JP3168650B2 - ガス漏れ警報器とその監視装置 - Google Patents

ガス漏れ警報器とその監視装置

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JP3168650B2 JP34070591A JP34070591A JP3168650B2 JP 3168650 B2 JP3168650 B2 JP 3168650B2 JP 34070591 A JP34070591 A JP 34070591A JP 34070591 A JP34070591 A JP 34070591A JP 3168650 B2 JP3168650 B2 JP 3168650B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス漏れ警報器とその
監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガス漏れ警報器とその監視装置は集合住
宅等で使用するもので、ガス漏れ警報器は各住戸のガス
漏れが発生し易く且つ漏れたガスが検出し易い天井や壁
面に設置し、監視装置は管理人室に設置する。また、各
ガス漏れ警報器はそれぞれ信号線を介して監視装置の信
号受信部に接続している。
【0003】ところで、ガス漏れ警報器は各住戸の住宅
分電盤から分岐配線した商用電源を電源とし、監視装置
は管理人室の分電盤から分岐配線した商用電源を電源と
している。ガス漏れ警報器はメンテナンスの関係上、ベ
ース部とセンサーヘッド部とに分離しており、ベース部
は天井や壁面に適宜方法で取着され、センサーヘッド部
はベース部に着脱自在に係着されるようになっている。
【0004】図3はこのようなガス漏れ警報器Aを天井
Bに取着した状態を示す簡略化した側面図であり、ガス
漏れ警報器Aのベース部A1 は、平たい円柱形の樹脂製
の外郭を備え、円柱形の外郭の上面には商用電源を受電
するための電源端子A11, 11と信号線L2 を介して監
視装置の信号受信部に接続するための信号出力端子A
12, 12とを備えている。また、円柱形の外郭の内部に
は受電した商用電源を所定の直流の駆動電圧に変換する
ための電源回路A13を備え、円柱形の外郭の下面にはセ
ンサーヘッド部A2 を係着するための複数の係止部(図
示せず)を備えている。この複数の係止部には、センサ
ーヘッド部A2 の係止片A21, 21に接触してセンサー
ヘッド部A2 のセンサー回路A22に駆動電圧を供給する
ための駆動電圧供給端子(図示せず)と、センサーヘッ
ド部A2 のセンサー回路A22から出力される有電圧出力
を信号出力端子A12, 12に接続し出力するための係止
片A 23が接触する信号端子(図示せず)とが設けられて
いる。
【0005】センサーヘッド部A2 は丸い鏡餅形の樹脂
製の外郭を備え、丸い鏡餅形の外郭の内部にはガスを検
出するためのセンサーを含んだセンサー回路A22を備え
ている。また、丸い鏡餅形の外郭の上面にはベース部A
1 の下面にセンサーヘッド部A2 を係着したとき、電源
回路A13からの駆動電圧を受電してセンサー回路A22
供給するための係止片A21, 21と、センサー回路A22
からの有電圧出力を信号出力端子A12, 12に給電する
ための係止片A23とが設けられている。なお、センサー
回路A22は、電源回路A13からの駆動電圧を電源として
作動し、ガス漏れが無くガスが検出できない通常時には
DC6Vの電圧を信号出力端子A12, 12間に出力し、
ガス漏れが有りガスが検出できたガス検出時にはDC1
2Vの電圧を信号出力端子A12, 12間に出力するよう
にされている。
【0006】信号線L2 を介して信号出力端子A12,
12に接続される信号受信部(図示せず)を備える監視装
置(図示せず)は、前述のDC6VとDC12Vとを弁
別し各住戸に設置されるそれぞれのガス漏れ警報器Aの
通常時とガス検出時とを識別し、監視装置が備える各住
戸に対応する表示部(図示せず)を、通常時の場合は緑
色に点灯して、ガス検出時の場合は赤色に点灯してそれ
を報知すると共に、信号出力端子A12, 12からの電圧
出力が停止(信号出力端子A12, 12間の電圧が0Vに
成ることを言う)するとそれを弁別して監視装置が備え
る前記表示部を赤色の点滅にしてガス漏れ警報器異常を
報知する、弁別手段を備えている。
【0007】ところで、上述のようなガス漏れ警報器A
とその監視装置にあっては、ガス漏れ警報器Aの電源で
ある商用電源が停電すると信号出力端子A12, 12間の
電圧は0Vに成り、ガス漏れ警報器Aのセンサーヘッド
部A2 がベース部A1 から取り外されても信号出力端子
12, 12間の電圧が0Vに成る。すなわち、ガス漏れ
警報器Aは、商用電源の停電とセンサーヘッド部A2
取り外しとを識別した信号出力を信号出力端子A12,
12から出力できない。また、監視装置は、ガス漏れ警報
器Aの商用電源の停電とセンサーヘッド部A2 の取り外
しとを包含する、ガス漏れ警報器異常として報知するの
みである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、集合住宅に
あっては、各住戸の住宅分電盤の容量不足で頻繁にブレ
ーカーが遮断し、ガス漏れ警報器の信号出力端子の電圧
出力が停止する。すると、監視装置はガス漏れ警報器異
常を報知する。しかし、集合住宅の管理人は、ガス漏れ
警報器異常の報知からは、ブレーカーの遮断によるもの
なのかセンサーヘッド部の取り外しによるものなのか判
断できない。従って、その都度、管理人はガス自殺を図
る者がセンサーヘッド部を取り外した可能性も有るとし
て該住戸に緊急出動しなければならず、多大な心労をし
ていると言う問題点があった。
【0009】本発明は、上記の問題を改善するために成
されたもので、その目的とするところは、ガス漏れ警報
器の商用電源の停電とセンサーヘッド部の取り外しとを
識別可能で適切な処置が速やかに採れるガス漏れ警報器
とその監視装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明によるガス漏れ警報
にあっては、信号線を介して監視装置に接続する信号
出力端子を有するベース部と該ベース部に着脱自在に取
り付くセンサーヘッド部とで構成され、内部に、商用電
源を受電して駆動電圧を出力すると共に商用電源が停電
すると該駆動電圧の出力を速やかに停止する電源回路
と、前記電源回路の出力を受けて通常時には第1の電圧
を前記信号出力端子に出力しガス検出時には第2の電圧
を前記信号出力端子に出力し前記駆動電圧が停止すると
速やかに前記信号出力端子への出力を停止するセンサー
回路とを備え、前記ベース部から前記センサーヘッド部
を取り外すと前記信号出力端子の電圧出力が停止するガ
ス漏れ警報器において、前記駆動電圧の出力が有るとき
は該駆動電圧をチャージし前記駆動電圧の供給が停止す
ると第1所定時間後で且つ第2所定時間内に該チャージ
電圧を前記信号出力端子に出力する停電信号発生回路を
設けたことを特徴とする。
【0011】また、請求項2記載の発明による監視装置
にあっては、請求項1記載のガス漏れ警報器が接続され
る監視装置であって、前記第1の電圧と第2の電圧とを
弁別して通常時とガス検出時とを識別して報知すると共
に前記信号出力端子からの電圧出力が停止するとガス漏
れ警報器異常を報知する弁別手段を設け、同弁別手段
信号出力端子からの電圧出力が一旦停止した後
前記第2所定時間内に電圧出力が有れば前記商用電源の
停電として報知し、第2所定時間内に電圧出力が無け
れば前記センサーヘッド部が前記ベース部から取り外さ
れたとして報知するようなしたことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記のように構成したことにより、請求項1記
載の発明にあっては、商用電源が停電した場合は、ガス
漏れ警報器の信号出力端子の電圧出力が一旦停止した
後、第1所定時間後で且つ第2所定時間内に、停電信号
発生回路のチャージ電圧が前記信号出力端子に出力され
る。センサーヘッド部が取り外された場合は、前記チャ
ージ電圧が前記信号出力端子に出力されず、ガス漏れ警
報器の信号出力端子の電圧出力は停止した状態を継続す
る。
【0013】また、請求項2記載の発明にあっては、弁
別手段によって、ガス漏れ警報器の商用電源が停電した
場合とガス漏れ警報器のセンサーヘッド部が取り外され
た場合とを識別して報知する。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係るガス漏れ警報器とその監
視装置の一実施例を図1及び図2に基づいて詳細に説明
する。
【0015】図1はガス漏れ警報器Aの要部を示す回路
図、図2はガス漏れ警報器Aが信号出力端子A12, 12
間に出力する電圧出力波形を示すタイミング図であり、
図2(a)は商用電源Eが停電した場合のタイミング
図、図2(b)はセンサーヘッド部A2 が取り外された
場合のタイミング図である。なお、ガス漏れ警報器Aの
外観及びベース部A1 へのセンサーヘッド部A2 の係着
機構、並びに、商用電源Eを受電するための電源端子A
11, 11や信号線L2 を介して監視装置Fに接続するた
めの信号出力端子A12, 12、係止片A21, 21, 23
の配設関係は、従来のものと同様なので説明を省略す
る。
【0016】図1に示すように、ガス漏れ警報器Aは、
住戸内の要所の天井や壁面に取着されるベース部A
1 と、ベース部A1 に着脱自在に係着されるセンサーヘ
ッド部A 2 とから構成されている。ベース部A1 は内部
に電源回路A13と停電信号発生回路A14とを備え、セン
サーヘッド部A2 は内部にセンサー回路A22を備えてい
る。
【0017】電源回路A13は、電源端子A11, 11に接
続する電源線L1 を介して商用電源Eを受電して停電信
号発生回路A14の駆動電圧であるDC6V電圧及びセン
サー回路A22の駆動電圧であるDC24V電圧を供給す
ると共に、商用電源Eが停電すると該駆動電圧の供給を
速やかに停止する。センサー回路A22は、DC24Vの
供給を係止片A21, 21を介して受けて動作し、ガス漏
れが無くガスが検出できない通常時には第1の電圧に相
当するDC6Vの電圧を係止片A23を介して信号出力端
子A12, 12間に出力し、ガス漏れが有りガスが検出で
きたガス検出時には第2の電圧に相当するDC12Vの
電圧を係止片A23を介して信号出力端子A12, 12間に
出力する。停電信号発生回路A14は、電源回路A13から
のDC6Vで動作し、電源回路A13からのDC6Vが有
る場合は信号出力端子A12, 12間には何ら電圧出力を
せず、電源回路A13からのDC6Vの供給が停止する
と、後述のようにして図2(a)のタイミング図に示す
ような電圧出力をするものである。
【0018】上述の説明から明らかなように、ガス漏れ
警報器Aが従来のものと異なるのは、停電信号発生回路
14が付加されたことである。従って、停電信号発生回
路A 14の接続関係とその動作を詳細に説明する。
【0019】停電信号発生回路A14の接続関係にあって
は、電源回路A13のDC6V電圧出力端子に抵抗R1,
5 の一方がそれぞれ接続し、抵抗R1 の他方はダイオー
ドD 1 のアノードに接続し、ダイオードD1 のカソード
にはコンデンサC1 の一方と抵抗R2 の一方とが接続
し、コンデンサC1 の他方はアースしている。抵抗R2
の他方はトランジスタQ2 のコレクタに接続し、トラン
ジスタQ2 のベースとコレクタ間には抵抗抵抗R3 が接
続し、トランジスタQ2 のエミッタはダイオードD3
アノードに接続し、ダイオードD3 のカソードは信号出
力端子A12, 12の一方と係止片A23とに接続してい
る。なお、信号出力端子A12, 12の他方はアースして
いる。また、トランジスタQ2 のベースはトランジスタ
1 のコレクタに接続し、トランジスタQ1 のエミッタ
はアースしている。更に、抵抗R5 の他方はダイオード
2 のアノードに接続し、ダイオードD2 のカソードは
抵抗R 4 を介してトランジスタQ1 のベースに接続する
と共にコンデンサC2 の一方と接続し、コンデンサC2
の他方はアースしている。
【0020】このような停電信号発生回路A14は次のよ
うに動作する。すなわち、電源回路A13からのDC6V
の供給が有る場合は、ダイオードD2 のカソードとコン
デンサC2 との接続点は略DC6Vと成り、このDC6
VがトランジスタQ1 のベースに印加する。従って、ト
ランジスタQ1 はオンしトランジスタQ2 のベースの電
位は略アース電位に成り、トランジスタQ2 はオフす
る。従って、コンデンサC1 には、抵抗R1 →ダイオー
ドD1 →コンデンサC1 の経路で電荷がチャージすると
共に、抵抗R1 →ダイオードD1 →抵抗R2 →抵抗R3
→トランジスタQ 1 のコレクタ→トランジスタQ1 のエ
ミッタ→アースの経路で電流が流れる。しかし、〔抵抗
1 ≪抵抗R3 〕とされているので、コンデンサC1
両端電圧は電源回路A13からの供給電圧であるDC6V
と略等しく成る。なお、この場合はトランジスタQ2
オフしているので、抵抗R1 →ダイオードD1 →抵抗R
2 →トランジスタQ2 →ダイオードD3 → 信号出力端
子A12の経路の電流は流れない。
【0021】ここで、商用電源Eが停電して電源回路A
13からの供給電圧であるDC6Vが停止すると、暫くの
期間すなわち第1所定時間に相当する図2(a)に示す
1 期間は、コンデンサC2 にチャージしている電荷の
放電によって、コンデンサC 2 →抵抗R4 →トランジス
タQ1 のベース→トランジスタQ1 のエミッタ→アース
の経路の電流が流れ、トランジスタQ1 はオンしトラン
ジスタQ2 はオフしている。また、このT1 期間には、
抵抗R1 →ダイオードD1 →コンデンサC1 の経路で電
荷がチャージされない状態で、略DC6Vにチャージさ
れたコンデンサC1 の電荷が、コンデンサC1 →抵抗R
2 →抵抗R3 →トランジスタQ1 のコレクタ→トランジ
スタQ1 のエミッタ→アースの経路で放電するものの、
抵抗R3 の値が大きくされているので該放電電流は微弱
なもので、しかもコンデンサC1 の容量は大きくされて
いるのでコンデンサC1 の両端電圧は略DC6Vの電圧
を保っている。
【0022】さて、T1 期間が経過すると、コンデンサ
2 の電荷が、コンデンサC2 →抵抗R4 →トランジス
タQ1 のベース→トランジスタQ1 のエミッタ→アース
の経路で略全て放電してしまい、この経路の電流は流れ
なくなる。すると、トランジスタQ1 はオフしトランジ
スタQ2 はオンする。すると、略DC6Vの電圧を保っ
ているコンデンサC1 の両端電圧は、コンデンサC1
抵抗R2 →トランジスタQ2 →ダイオードD3 → 信号
出力端子A12の経路で信号出力端子A12,A12間に印加
され、コンデンサC1 の電荷が略全て放電するまでの期
間、すなわち図2(a)に示すT2 からT1 をマイナス
した〔T2 −T1 〕の期間、信号出力端子A12,A12
に電圧出力が単一パルス的に成される。そして、商用電
源Eが停電した後T2 期間が経過するとコンデンサC1
の電荷が略全て放電して、信号出力端子A12,A12間の
電圧出力は停止する。
【0023】従って、ガス漏れ警報器A全体では、信号
出力端子A12,A12間の電圧出力の関係は次のようにな
る。すなわち、ベース部A1 にセンサーヘッド部A2
係着され且つ商用電圧Eが供給されておりガス漏れの無
い通常時には、センサー回路A22からDC6Vが信号出
力端子A12,A12間に出力される。また、ベース部A 1
にセンサーヘッド部A2 が係着され且つ商用電圧Eが供
給されておりガス漏れが発生したガス検出時は、センサ
ー回路A22からDC12Vが信号出力端子A12,A12
に出力される。なお、この場合は、停電信号発生回路A
14は信号出力端子A12,A12間に何ら出力しない。ま
た、信号出力端子A12,A12間の電圧がDC12Vに成
ってもダイオードD3 が有るので、停電信号発生回路A
14にこのDC12Vが印加することによる破損もない。
【0024】ベース部A1 にセンサーヘッド部A2 が係
着され且つ商用電圧Eが供給されておりガス漏れの無い
通常時や、ベース部A1 にセンサーヘッド部A2 が係着
され且つ商用電圧Eが供給されておりガス漏れが発生し
たガス検出時に、商用電源Eが停電すると、次のような
電圧が信号出力端子A12,A12間に出力される。すなわ
ち、商用電源Eが停電すると電源回路A13からの駆動電
圧の供給が停止するので、センサー回路A22からのDC
6V或いはDC12Vは速やかに停止する。また、前述
のようにT1 期間は停電信号発生回路A14も電圧出力し
ない。従って、商用電源Eが停電した後T1 期間は、信
号出力端子A12,A12間の電圧は0Vと成る。しかし、
1 時間を経過すると、停電信号発生回路A14は略DC
6VにチャージしているコンデンサC1 の両端電圧を信
号出力端子A12,A12間に出力し、コンデンサC1 が略
完全放電する〔T2 −T1 〕の期間コンデンサC1 の両
端電圧を出力する。なお、この信号出力端子A12,A12
間の単一パルス的な出力電圧波形は、厳密にはコンデン
サと抵抗の放電特性曲線を示す。
【0025】ベース部A1 にセンサーヘッド部A2 が係
着され且つ商用電圧Eが供給されておりガス漏れの無い
通常時や、ベース部A1 にセンサーヘッド部A2 が係着
され且つ商用電圧Eが供給されておりガス漏れが発生し
たガス検出時に、センサーヘッド部A2 が取り外される
と、直ちに、信号出力端子A12,A12間の電圧は0Vと
成り、図2(b)に示すような電圧出力になる。
【0026】従って、ガス漏れ警報器Aは、商用電源E
の停電とセンサーヘッド部A2 の取り外しとを区別した
信号を出力でき、しかも、コンデンサのチャージ電荷を
用いて前記区別した信号を出力するので、特別なバック
アップ電源を内蔵していなくても良いく小型化でき便利
である。
【0027】また、監視装置Fは、ガス漏れ警報器Aの
信号出力端子A12,A12からの出力電圧であるDC6V
とDC12Vとを弁別すると共に、信号出力端子A12,
A12からの出力電圧が一旦停止(0Vに成る)すると、
この停止した時点からT2 期間内に再び信号出力端子A
12,A12間から電圧出力が成されるか否かを監視し、T
2 期間内に再び電圧出力が成されれば商用電源Eの停電
であり、T2 期間内に再び電圧出力が成されなければセ
ンサーヘッド部A2 の取り外しであるとして報知するよ
うなした、停電・取り外し弁別手段をも有する弁別手段
を備えている。従って、監視装置Fは、例えば、監視装
置Fの各住戸に対応する表示部(図示せず)を緑色の点
滅にして商用電源Eの停電を報知し、監視装置Fの各住
戸に対応する表示部を赤色の点滅にしてセンサーヘッド
部A2 の取り外しを報知できる。
【0028】従って、集合住宅の管理人は、監視装置F
によってブレーカーの遮断による報知とセンサーヘッド
部の取り外しによる報知とを識別でき、適切な処置を速
やかに採れるのである。
【0029】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、電源回路A13及び停電信号発生回路A14
ガス漏れ警報器Aのセンサーヘッド部A2 に内蔵しても
良く、商用電源Eの停電時にガス漏れ警報器Aが出力す
る停電信号は、図2(a)に示すような波形ではなく、
ガス漏れ警報器Aと監視装置Fとの間で別途定めたフォ
ーマットの波形であっても良い。
【0030】
【発明の効果】本発明のガス漏れ警報器とその監視装置
は、上記のように構成したものであるから、ガス漏れ警
報器にあっては、特別なバックアップ電源を内蔵してい
なくても、ガス漏れ警報器の商用電源の停電とセンサー
ヘッド部の取り外しとを区別した出力信号を監視装置に
出力できる。また、監視装置はガス漏れ警報器の商用電
源の停電とセンサーヘッド部の取り外しとを区別して報
知できる。従って、管理人が適切な処置を速やかに採れ
且つ管理人の心労を軽減できるガス漏れ警報器とその監
視装置を提供できると言う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のガス漏れ警報器の要部
を示す回路図である。
【図2】本発明に係る一実施例のガス漏れ警報器が信号
出力端子に出力する電圧出力波形を示すタイミング図で
ある。
【図3】ガス漏れ警報器を天井に取着した状態を示す簡
略化した側面図である。
【符号の説明】
A ガス漏れ警報器 A1 ベース部 A12 信号出力端子 A13 電源回路 A14 停電信号発生回路 A2 センサーヘッド部 A22 センサー回路 E 商用電源 F 監視装置 L2 信号線

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号線を介して監視装置に接続する信号
    出力端子を有するベース部と該ベース部に着脱自在に取
    り付くセンサーヘッド部とで構成され、内部に、商用電
    源を受電して駆動電圧を出力すると共に商用電源が停電
    すると該駆動電圧の出力を速やかに停止する電源回路
    と、前記電源回路の出力を受けて通常時には第1の電圧
    を前記信号出力端子に出力しガス検出時には第2の電圧
    を前記信号出力端子に出力し前記駆動電圧が停止すると
    速やかに前記信号出力端子への出力を停止するセンサー
    回路とを備え、前記ベース部から前記センサーヘッド部
    を取り外すと前記信号出力端子の電圧出力が停止するガ
    ス漏れ警報器において、前記駆動電圧の出力が有るとき
    は該駆動電圧をチャージし前記駆動電圧の供給が停止す
    ると第1所定時間後で且つ第2所定時間内に該チャージ
    電圧を前記信号出力端子に出力する停電信号発生回路を
    設けたことを特徴とするガス漏れ警報器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のガス漏れ警報器が接続さ
    れる監視装置であって、前記第1の電圧と第2の電圧と
    を弁別して通常時とガス検出時とを識別して報知すると
    共に前記信号出力端子からの電圧出力が停止するとガス
    漏れ警報器異常を報知する弁別手段を備え、同弁別手段
    に、信号出力端子からの電圧出力が一旦停止した後
    前記第2所定時間内に電圧出力が有れば前記商用電源の
    停電として報知し、第2所定時間内に電圧出力が無け
    れば前記センサーヘッド部が前記ベース部から取り外さ
    れたとして報知する停電・取り外し弁別手段を設けたこ
    とを特徴とする監視装置。
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