JP3168482B2 - 水性分散型組成物、および該水性分散型組成物の製造方法 - Google Patents

水性分散型組成物、および該水性分散型組成物の製造方法

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JP3168482B2 JP17986192A JP17986192A JP3168482B2 JP 3168482 B2 JP3168482 B2 JP 3168482B2 JP 17986192 A JP17986192 A JP 17986192A JP 17986192 A JP17986192 A JP 17986192A JP 3168482 B2 JP3168482 B2 JP 3168482B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば建築内外装、自
動車、家電用品、プラスチックなどに対する各種塗装用
組成物、特に耐候性、耐久性の要求される用途におい
て、良好な塗膜性能を発揮し得る水性分散型組成物、及
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】近年、塗
料や接着剤の分野において、公害対策あるいは省資源の
観点より、有機溶剤を使用するものから、水溶性あるい
は水分散性樹脂への転換が試みられている。
【0003】しかしながら、従来の水性分散型樹脂は、
イオン性または非イオン性の界面活性剤を使用した乳化
重合法により製造されており、その結果、重合に使用す
る界面活性剤の影響によって、形成された塗膜の耐候
性、耐水性、耐汚染性が悪化し、また造膜機構の違いか
ら塗膜の光沢が溶剤系に較べて劣るという欠点を有して
いた。
【0004】この欠点を改良するため種々の試みが提案
されている。すなわち、水溶性の高分子化合物、例えば
マレイン化ポリブタジエン、マレイン化アルキッド樹
脂、水溶性アクリル樹脂等を分散安定剤に用いて、水性
媒体中で重合反応を行う方法、また、耐水性、耐候性を
向上させるために、加水分解可能なシリル基を有する水
溶性合成樹脂の水溶液中で該シリル基と反応可能な官能
基を有するビニル単量体を乳化重合することを特徴とす
る乳化重合体の製造方法(特開平2−178301号公
報)が提案されている。
【0005】これらの方法により、確かに耐候性、耐水
性、耐汚染性は向上したものの、いずれの場合も乳化重
合中において、ゲル化を起こしやすいという問題点があ
った。これは、水溶性合成樹脂における加水分解性シリ
ル基が、トリメトキシシリル基、あるいはトリアセトキ
シシリル基である場合に顕著に起こった。また仮に、重
合中にはゲル化を起こさなかったとしても、得られた重
合体は貯蔵安定性に乏いものであるため、保存中にゲル
化を起こすことがあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、シリル基
含有水溶性樹脂の水溶液中で、シリル官能基を有するビ
ニル系単量体を含有する単量体混合物をを乳化重合する
重合方法において、各々の樹脂中の共重合成分としてア
ルキル基の炭素数が8以上の(メタ)アクリル酸アルキ
ルエステルの1種または2種以上を15〜60重量部
(以下、単に「部」という)配合することにより、水性
分散型組成物の合成を安定的に行なうことができ、しか
も得られる組成物は優れた保存安定性を有し、さら前記
組成物によって形成する塗膜は、優れた耐候性、耐水
性、耐汚染性を有していることを見い出し、本発明に至
った。すなわち、本発明の水性分散型組成物は、式;
【化5】 で示されるシリル官能基を含有する水溶性樹脂(A)の
水溶液中で、式;
【化6】 (式中、R,Rは炭素数1〜10までのアルキル
基、アリール基、アラルキル基より選ばれる1価の炭化
水素基、Xはハロゲン原子、アルコキシ基、ヒドロキシ
基、アシロキシ基、アミノキシ基、フェノキシ基、チオ
アルコキシ基、アミノ基より選ばれる基、a,bは0〜
2までの整数、Siに結合するXおよびR,Rがそ
れぞれ2個以上の場合、それらは同一の基であっても異
なる基であってもよい。)で示されるシリル官能基を有
するビニル系単量体を含有する単量体混合物(B)を分
散重合することにより得られる水性分散型組成物であ
り、アルキル基の炭素数が8以上の(メタ)アクリル酸
アルキルエステルの1種または2種以上が、前記シリル
官能基を含有する水溶性樹脂(A)、及び前記単量体混
合物(B)における共重合成分として15〜60部(全
単量体量を100部とする)配合されてなるものであ
る。
【0007】請求項2のように、シリル官能基を含有す
る水溶性樹脂(A)が、カルボキシル基をアンモニアま
たは有機アミン化合物で中和した水溶性樹脂あるいは、
塩基性基を塩酸または酢酸等の酸性化合物で中和して水
溶化した水溶性樹脂であることが好適である。
【0008】また、本発明の水性分散型組成物の製造方
法は、式;
【化7】 で示されるシリル官能基を含有し、アルキル基の炭素数
が8以上の(メタ)アクリル酸アルキルエステルの1種
または2種以上が、共重合成分として15〜60部(全
単量体量を100部とする)配合されてなる水溶性樹脂
(A)の水溶液中で、式;
【化8】 (式中、R,Rは炭素数1〜10までのアルキル
基、アリール基、アラルキル基より選ばれる1価の炭化
水素基、Xはハロゲン原子、アルコキシ基、ヒドロキシ
基、アシロキシ基、アミノキシ基、フェノキシ基、チオ
アルコキシ基、アミノ基より選ばれる基、a,bは0〜
2までの整数、Siに結合するXおよびR,Rがそ
れぞれ2個以上の場合、それらは同一の基であっても異
なる基であってもよい。)で示されるシリル官能基を有
するビニル系単量体を含有し、アルキル基の炭素数が8
以上の(メタ)アクリル酸アルキルエステルの1種また
は2種以上が共重合成分として15〜60部(全単量体
量を100部とする)配合されてなる単量体混合物
(B)を分散重合することを特徴とする方法である。
【0009】[シリル官能基を有する水溶性樹脂(A)
の合成]以下、(A)成分であるシリル官能基を含有す
る水溶性樹脂の合成について説明する。
【0010】本発明における(A)成分は、前述したよ
うにシリル官能基を含み、主鎖が実質的にビニル系重合
体鎖からなり、主鎖及び(または)側鎖に加水分解性基
と結合した珪素原子を1分子中に少なくとも1個、好ま
しくは2〜30個、更に好ましくは2〜10個有するビ
ニル系共重合体である。前記(A)成分は、一般にビニ
ル系単量体とシリル基含有ビニル系単量体との共重合な
どによって得られる。なお、主鎖または側鎖にウレタン
結合またはシロキサン結合などを一部含んでいてもよ
い。
【0011】前記ビニル系共重合体を水溶化する方法と
しては、例えばカルボキシル基を有するビニル系単量
体、あるいは塩基性基を有するビニル系単量体を2〜2
5部(全単量体量を100部とする。以下同様。)、好
ましくは3〜15部配合し、重合前、重合中あるいは重
合後に、アンモニアまたは有機アミン化合物あるいは、
塩酸または酢酸等の酸性化合物により中和する方法が挙
げられる。
【0012】前記水溶性樹脂(A)の合成に用いられ
る、式;
【化9】 (式中、R,Rは炭素数1〜10までのアルキル
基、アリール基、アラルキル基より選ばれる1価の炭化
水素基、Xはハロゲン原子、アルコキシ基、ヒドロキシ
基、アシロキシ基、アミノキシ基、フェノキシ基、チオ
アルコキシ基、アミノ基より選ばれる基、a,bは0〜
2までの整数、Siは結合するXおよびR,Rがそ
れぞれ2個以上の場合、それらは同一の基であっても異
なる基であってもよい。)で示されるシリル基含有ビニ
ル系単量体(C)としては、例えばアルコキシシリル基
含有ビニル系モノマーが挙げられる。
【0013】前記アルコキシシリル基含有ビニル系モノ
マーの具体例としては、例えば、
【化10】
【化11】
【化12】 等が挙げられる。
【0014】これらのアルコキシシリル基などのシリル
官能基を含有するビニル系単量体は、1種単独で使用し
てもよく、または2種以上を併用してもよい。配合割合
としては、1〜50部共重合させるのが好ましく、更に
好ましくは2〜20部共重合させるのがよい。
【0015】シリル官能基を有するビニル系単量体と共
重合させる、アルキル基の炭素数が8以上の(メタ)ア
クリル酸アルキルエステル(D)の例としては、具体的
には、オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキ
シル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレ
ート、ステアリル(メタ)アクリレート等が挙げられ
る。この様なアルキル基の炭素数が8以上の(メタ)ア
クリル酸アルキルエステルは、1種単独で使用してもよ
いし、または2種以上を併用しても構わない。配合割合
としては、15〜60部であり、好ましくは20〜50
部である。15部未満では、加水分解性シリル基の加水
分解安定性が不充分でエマルションの架橋反応が進行し
やすくなるという問題が生じ、60部を超えると加水分
解安定性は良くなるが、エマルション粒子内部の架橋だ
けになり、粒子間での架橋が進行しにくくなるという問
題が生じる。。
【0016】水溶性樹脂(A)成分の必須成分である水
溶性基あるいは水溶性基を生成しうる基を有するビニル
系単量体(E)の例としては、カルボキシル基含有ビニ
ル系単量体が挙げられ、例えば、アクリル酸、メタクリ
ル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、無水
イタコン酸、クロトン酸、フマル酸、シトラコン酸等の
α、β−エチレン性不飽和カルボン酸、スチレンスルホ
ン酸、ビニルスルホン酸等の重合可能な炭素−炭素二重
結合を有する酸;あるいは、それらの塩(アルカリ金属
塩、アンモニウム塩、アミン塩等);無水マレイン酸等
の酸無水物またはそれらと炭素数1〜20の直鎖または
分岐のアルコールとのハーフエステル;ジメチルアミノ
エチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル
(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)
アクリレート等のアミノ基を有する(メタ)アクリレー
ト;(メタ)アクリルアミド、α−エチル(メタ)アク
リルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミ
ド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N−メチルアク
リルアミド、アクリロイルモルホリンあるいは、それら
の塩酸、酢酸塩等が挙げることができる。これらの中で
は、アクリル酸、メタクリル酸が、重合性、水溶性を鑑
みた上で、また分散剤としての機能上、好ましい。
【0017】また、水溶性樹脂(A)においては、酸型
で重合し、その後中和することによって塩とする方法を
採ることが、アルコキシシリル基などの安定化の点で好
ましい。すなわち、カルボキシル基含有ビニル系単量
体、あるいは酸無水物またはハーフエステルを用いるの
が好ましい。さらに好ましくは、(メタ)アクリル酸等
のカルボキシル基含有ビニル系単量体を用いるのがよ
い。これらの単量体は、1種または2種以上併用しても
よく、0.5〜30部共重合させるのが好ましく、1〜
20部共重合させるのがさらに好ましい。0.5部より
少ないと十分に水溶化せず、30部を超えるとエマルシ
ョンの安定性が低下する。
【0018】その他の共重合可能なビニル系単量体
(F)については、特に限定はなく、メチル(メタ)ア
クリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メ
タ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、
ベンジル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メ
タ)アクリレート等のビニル系単量体;トリフルオロエ
チル(メタ)アクリレート、ペンタフルオロプロピル
(メタ)アクリレート、パーフルオロシクロヘキシル
(メタ)アクリレート、2,2,3,3−テトラフルオ
ロプロピルメタクリレート、β−(パーフルオロオクチ
ル)エチル(メタ)アクリレート等のフッソ含有ビニル
系単量体;スチレン、α−メチルスチレン、クロロスチ
レン、4−ヒドロキシスチレン、ビニルトルエン等の芳
香族炭化水素系ビニル単量体;酢酸ビニル、プロピオン
酸ビニル、ジアリルフタレート等のビニルエステルやア
リル化合物;(メタ)アクリロニトリル等のニトリル基
含有ビニル系単量体;グリシジル(メタ)アクリレート
等のエポキシ基含有ビニル系単量体;2−ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチルビニルエ
ーテル、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、ヒド
ロキシスチレン、アロニクス5700(東亜合成化学
(株)製)、PlaccelFA−1、Placcel
FA−4、PlaccelFM−1、PlaccelF
M−4(以上ダイセル化学(株)製)、HE−10、H
E−20、HP−10、HP−20(以上日本触媒化学
(株)製)、ブレンマーPPシリーズ、ブレンマーPE
シリーズ、ブレンマーPEPシリーズ、ブレンマーAP
−400、ブレンマーAE−350、ブレンマーNKH
−5050、ブレンマーGLM(以上日本油脂(株)
製)、水酸基含有ビニル系変性ヒドロキシアルキルビニ
ル系モノマー等の水酸基含有ビニル系単量体;(メタ)
アクリル酸のヒドロキシアルキルエステル類等のα、β
−エチレン性不飽和カルボン酸のヒドロキシアルキルエ
ステル類とリン酸エステル基含有ビニル化合物あるいは
ウレタン結合やシロキサン結合を含む(メタ)アクリレ
ート等のビニル化合物;東亜合成化学(株)製のマクロ
モノマーであるAS−6、AN−6、AA−6、AB−
6、AK−5等の化合物;ビニルメチルエーテル、塩化
ビニル、塩化ビニリデン、クロロプレン、プロピレン、
ブタジエン、N−ビニルイミダゾール、ビニルスルホン
酸等のその他のビニル系単量体等が挙げられる。
【0019】上記単量体を共重合するについては、通常
実施されている重合法、すなわち乳化重合法、懸濁重合
法、溶液重合法等、いずれの方法でも実施することが可
能であるが、操作の簡便性より、好ましくは溶液重合法
が用いられる。
【0020】溶液重合を実施するにあたって使用する溶
剤は、共重合反応生成物を溶解しうるものなら特に限定
はないが、該重合体を水性媒体中に溶解させて重合の分
散安定剤として使用する際、溶剤を回収しなくてもよい
方が操作が簡便であるため、水溶性の有機溶剤の使用が
好ましい。また、溶剤回収を行い、単離した該共重合体
を分散安定剤として用いて重合を行ってもよい。
【0021】使用する溶剤(G)としては、炭素数1〜
10の直鎖及び(または)分岐を持つアルコール系溶
剤、HO−(CHCH−ORで示される(ポ
リ)エチレングリコールモノアルキルエーテル(R
炭素数1〜10の直鎖及び(または)分岐を持つアルキ
ル基、nは1〜5の整数)、RCO−O−(CH
−ORで示される(ポリ)エチレングリコー
ルエーテルエステル(R,Rは炭素数1〜10の直
鎖及び(または)分岐を持つアルキル基、両末端のアル
キル基は、同一であってもよいし、異なっていてもよ
い。nは1〜5の整数)、HO−(CHCH
−ORで示される(ポリ)プロピレングリコ
ールモノアルキルエーテル(Rは炭素数1〜10の直
鎖及び(または)分岐を持つアルキル基、nは1〜5の
整数)、RCO−O−(CHCHCH−O
で示される(ポリ)プロピレングリコールエーテル
エステル(R,Rは炭素数1〜10の直鎖及び(ま
たは)分岐を持つアルキル基、両末端のアルキル基は、
同一であってもよいし、異なっていてもよい。nは1〜
5の整数)等が使用できる。具体的には、例えば、メチ
ルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコー
ル、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、
イソブチルアルコール、ヘキシルアルコール、オクチル
アルコール等のアルコール類;セロソルブ、エチルセロ
ソルブ、ブチルセロソルブ、ジエチレングリコールモノ
エチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエー
テル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロ
ピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリ
コールモノイソブチルエーテル、ジプロピレングリコー
ルモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブ
チルエーテル、ジプロピレングリコールイソブチルエー
テル、トリプロピレングリコールモノエチルエーテル、
トリプロピレングリコールモノブチルエーテル、トリプ
ロピレングリコールモノイソブチルエーテル等のエーテ
ル類;ブチルセロソルブアセテート、ジエチレングリコ
ールモノブチルエーテルアセテート、ジプロピレングリ
コールモノブチルエーテルアセテート、トリプロピレン
グリコールモノブチルエーテルアセテート、トリプロピ
レングリコールモノイソブチルエーテルアセテート等の
グリコールエーテルエステル類等が挙げられる。
【0022】重合開始剤(H)は、通常実施されている
開始剤であれば特に限定はなく、レドックス系開始剤、
アゾ系開始剤、過酸化物を用いればよい。これらの開始
剤の中ではアゾ系開始剤が好ましく、具体的な例を挙げ
ると、例えば、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス
ジメチルパレロニトリル、アゾビスシクロヘキサンカル
ボニトリル、アゾビスメチルブチロニトリル、アゾビス
ジメチルメトキシパレロニトリル等アゾ系ニトリル類;
V−50、VA−041、VA−044、VA−061
(以上和光純薬(株)製)等のアゾアミジン類;VA−
080、VA−086、VA−088(以上和光純薬
(株)製)等のアゾアミド類;アゾジ−tert−オク
タン、アゾジ−tert−ブタン等アゾアルキル類;シ
アノプロピルアゾホルムアミド、アゾビスシアノバレロ
イル酸、ジメチルアゾビスメチルプロピオネート、アゾ
ビスヒドロキシメチルプロピオニトリルなどが挙げられ
る。また、必要に応じて、n−ドデシルメルカプタン、
t−ドデシルメルカプタン、n−ブチルメルカプタン、
γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−メル
カプトプロピルトリエトキシシラン、γ−メルカプトプ
ロピルメチルジメトキシシラン、(CHO)Si−
S−S−Si−(OCH、(CHO)Si−
(CH−S−S−(CH−Si−(OCH
、(CHO)Si−S−Si(OCH
等の連鎖移動剤を用い、分子量調節をしてもよい。
【0023】重合条件に関しては、通常40〜170
℃、好ましくは50〜150℃の重合温度で3〜24時
間、好ましくは4〜20時間の重合が望ましい。
【0024】水溶化は、アンモニアまたは有機アミン化
合物でカルボキシル基を中和処理するのが好ましい。中
和処理に用いるアミン化合物(I)の具体例としては、
例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニ
ア、メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミ
ン、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミ
ン、モノメタノールアミン、ジメタノールアミン、トリ
メタノールアミン、モノエタノールアミン、ジエタノー
ルアミン、トリエタノールアミン、ジメチルエタノール
アミン、ジエチルエタノールアミン等が挙げられる。
【0025】また、塩基性基を有する場合は、塩酸、酢
酸等の酸性化合物で、中和し、4級化を行う。
【0026】中和に用いる塩基性化合物または酸性化合
物の使用量は、カルボキシル基等の対象の基の当量より
少なくてもよいし、当量でもよいし、小過剰でもよい
が、どちらかといえば、当量あるいは小過剰用いるのが
好ましく、重合速度、重合安定性、加水分解性シリル官
能基の安定性の点から、中和処理によりpH5〜pH1
0、好ましくはpH6〜pH8に調製するのがよい。
【0027】(A)成分の数平均分子量としては特に限
定はないが、3,000〜20,000であることが好
ましく、5,000〜15,000であることがさらに
好ましい。数平均分子量が3,000未満である場合、
エマルションの安定性が低下するという問題が生じ易く
なり、20,000を超えると、水溶性樹脂の安定性が
低下するという問題が生じ易くなる。
【0028】[水性分散型組成物の合成]かくして得ら
れた共重合体(A)を分散安定剤として、単量体混合物
を水性媒体中で重合反応を行い、目的とする水性分散型
組成物を得ることができる。重合操作に関しては、通常
の乳化重合の重合操作が採用できる。
【0029】すなわち、必須成分である、式;
【化13】 で示されるシリル基含有ビニル系単量体(J)と、アル
キル基の炭素数が8以上の(メタ)アクリル酸アルキル
エステル(K)と、共重合可能な他のビニル系単量体
(L)とを共重合させて目的とする水性分散型組成物を
合成できる。
【0030】前記(J)成分の具体例としては、上述し
た[シリル基を有する水溶性樹脂(A)の合成]で挙げ
た(C)成分と同じもの等が挙げられる。これらは、1
種を単独で使用してもよいし、または2種以上を併用し
ても構わない。また、(J)成分は、全単量体中1〜5
0部共重合させるのが好ましく、2〜20部共重合させ
るのがさらに好ましい。1部未満であると、耐水性、耐
候性が劣り、50部を超えるとエマルションの安定性が
低下する。
【0031】前記(K)成分の具体例としては、上述し
たオクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル
(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレー
ト、ステアリル(メタ)アクリレート等の(D)成分と
同じものが挙げられる。
【0032】
【0033】これらの単量体は、最終製品の品質に応じ
て、1種または2種以上を適宜選択することができる。
【0034】分散安定剤に用いられる水溶性樹脂の使用
量は、重合する単量体に対して重量比で1/20〜1/
0.3の比率、好ましくは、1/10〜1/1である。
【0035】分散安定剤を溶解する水性媒体は通常水が
使用されるが、分散剤樹脂を有機溶剤に溶解した状態で
使用する場合には、結果として分散剤樹脂量に見合った
量の有機溶剤が系に含まれることになる。また、それ以
外に分散剤樹脂の溶解性を増す等の目的で、水溶性の有
機溶剤を水に対して1/2量以下で加えることも可能で
ある。
【0036】重合開始剤(M)としては、通常ラジカル
重合に用いられる水溶性または油溶性の過酸化物、アゾ
系開始剤、レッドクス開始剤等いずれも使用可能である
が、水溶性の開始剤を使用することが好ましい。水溶性
の開始剤の具体例としては、例えば、過硫酸ナトリウ
ム、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過酸化水
素、tert−ブチルペルオキシド、クメンヒドロペル
オキシド、アゾジイソブチル酸ジアミドのような過酸化
物、過硫酸塩、及びアゾ化合物並びに水相中で水溶性還
元剤によって活性化したレドックス開始剤等が挙げられ
る。
【0037】この様な開始剤の使用量は、モノマー重量
基準で、0.01〜10部、好ましくは0.05〜5部
である。
【0038】また、分散重合する際において、通常乳化
重合に使用するイオン性、非イオン性の界面活性剤を併
用することも可能であるが、耐水性、耐候性などの観点
より少量の使用にとどめるのが好ましい。イオン性、非
イオン性の界面活性剤の具体例としては、例えば、n−
ドデシルスルホン酸カリウム、イソオクチルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、ポリエチ
レングリコールノニルフェニルエーテル等が挙げられ
る。
【0039】重合条件は、重合温度30〜90℃、好ま
しくは40〜80℃の範囲内で重合することができる。
【0040】水性分散型樹脂組成物中の固形分濃度は、
本発明の方法による場合は、20〜70重量%までの範
囲とする。
【0041】固形分濃度が70重量%を超えると、系の
粘度が著しく上昇するため重合反応に伴う発熱を除去す
ることが困難になったり、重合機からの取り出しに長時
間要する等の不都合を生じる。また、固形分濃度が20
重量%未満の場合、重合操作の面では何ら問題は生じな
いものの、1回の重合操作によって生じる樹脂の量が少
なく、経済面から考えた場合、著しく不利となるし、ま
た用途上の要求からも20重量%以下の濃度では、塗膜
の膜厚が薄くなってしまい、性能劣化を起こしたり、塗
装作業性の点で不利となる。
【0042】かくして得られる水性分散型樹脂組成物は
粒子径が0.02〜0.1μmの超微粒子より構成され
ており、その結果として優れた被膜形成能を有してい
る。
【0043】なお、前記水性分散型樹脂組成物の好まし
い数平均分子量というのは特にないが、3,000〜2
0,000であることが好ましく、5,000〜15,
000であることがさらに好ましい。数平均分子量が
3,000未満である場合、エマルションの安定性が低
下するという問題が生じ易くなり、20,000を超え
ると、水溶性樹脂の安定性が低下するという問題が生じ
易くなる。
【0044】前記水性分散型組成物を硬化させる際、硬
化触媒を使用しても使用しなくても構わないが、硬化性
の促進と要求される物性を引き出すために触媒を使用す
ることができる。
【0045】この様な硬化触媒の具体例としては、例え
ば、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫マレート、ジ
オクチル錫ジラウレート、ジオクチル錫マレート、オク
チル酸錫などの有機錫化合物;リン酸、モノメチルホス
フェート、モノエチルホスフェート、モノブチルホスフ
ェート、モノオクチルホスフェート、モノデシルホスフ
ェート、ジメチルホスフェート、ジエチルホスフェー
ト、ジブチルホスフェート、ジオクチルホスフェート、
ジデシルホスフェート等のリン酸またはリン酸エステル
類;プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、シク
ロヘキセンオキサイド、グリシジルメタクリレート、グ
リシドール、アクリルグリシジルエーテル、γ−グリシ
ドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシ
プロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピ
ルメチルジメトキシシラン、(3,4−エポキシシクロ
ヘキシル)エチルトリメトキシシラン、油化シェルエポ
キシ(株)製のカーデュラ(E)、エピコート828、
エピコート1001等のエポキシ化合物とリン酸及び
(または)酸性モノリン酸エステルとの付加反応物;有
機チタネート化合物;有機アルミニウム化合物;有機ジ
ルコニウム化合物;マレイン酸、アジピン酸、アゼライ
ン酸、セバシン酸、イタコン酸、クエン酸、コハク酸、
トリメリット酸、ピロメリット酸、これらの酸無水物、
パラトルエンスルホン酸などの酸性化合物;ヘキシルア
ミン、ジ−2−エチルヘキシルアミン、N,N−ジメチ
ルドデシルアミン、ドデシルアミン等のアミン類;これ
らのアミンと酸性リン酸エステルとの混合物または反応
物;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ性
化合物等が挙げられる。
【0046】これらの硬化触媒のうち、有機錫化合物、
酸性リン酸エステルとアミンの混合物もしくは反応物、
飽和もしくは不飽和多価カルボン酸またはその無水物、
反応性シリコン化合物、有機チタネート化合物、有機ア
ルミニウム化合物またはこれらの混合物が活性も高く好
ましい。更に好ましくは、有機錫化合物、酸性リン酸エ
ステル、酸性リン酸エステルとアミンの混合物もしくは
反応物がよい。
【0047】この様な硬化触媒は、単独で用いてもよ
く、2種以上を併用してもよい。硬化触媒の使用量には
特に限定はないが、水性分散型塗料用硬化性組成物の固
形分100部に対して、通常0.01〜20部、更に好
ましくは0.1〜10部使用する。使用量が20部を超
えると塗膜の外観性が低下する傾向にある。
【0048】得られた水性分散型組成物に、必要に応じ
て通常塗料に用いられる顔料(二酸化チタン、炭酸カル
シウム、炭酸バリウム、カオリン等白色顔料、カーボ
ン、ベンガラ、シアニンブルー等の有色系顔料)や可塑
剤、溶剤、分散剤、増粘剤、消泡剤、防腐剤、紫外線吸
収剤等の通常の塗料用組成分として使用される添加剤を
混合して使用することもさしつかえない。
【0049】また、市販されている水系の塗料ともブレ
ンドすることが可能であり、例えば、アクリル系塗料、
アクリルメラミン系塗料のような熱硬化アクリル塗料、
アルキッド塗料、エポキシ系塗料が挙げられ、これら塗
料の耐候性、耐酸性、耐溶剤性を向上させることができ
る。
【0050】また、架橋剤として、メラミン樹脂、イソ
シアネート化合物を添加し、速硬化性を出すことも可能
である。
【0051】
【実施例】次に、本発明の組成物の調製方法、製造方法
を実施例に基づき説明する。
【0052】製造例1〜8(水溶性樹脂の合成) 撹拌機、温度計、還流冷却管、窒素ガス導入管及び滴下
ロートを備えた反応容器にイソプロピルアルコール60
部を仕込み、窒素ガスを導入しつつ75℃に昇温した
後、下記[表1]、及び[表2]に示す組成の混合物を
滴下ロートにより5時間かけて等速滴下した。混合物の
滴下終了後、75℃で2時間熟成した後、(A−1)〜
(A−4)はアンモニアを8.5部添加した後に冷却
し、(A−5)〜(A−8)は氷酢酸2部を添加した後
に冷却し、数平均分子量5,500の水溶性樹脂を得
た。さらに樹脂溶液にイソプロピルアルコールを加えて
固形分濃度が60%になるようにした。
【0053】
【表1】
【表2】
【0054】実施例1〜6、比較例1〜2(水性分散型樹脂の合成) 撹拌機、温度計、還流冷却管、窒素ガス導入管及び滴下
ロートを備えた反応容器に脱イオン水93部を仕込み、
アスコルビン酸1部、硫酸第1鉄0.1部を添加し、
(製造例1〜8)で得た樹脂溶液(A−1)〜(A−
8)を18.5部を加え、充分撹拌して溶解させた後、
窒素ガスを導入しつつ70℃に昇温した後、下記[表
3]の混合物を滴下ロートにより5時間かけて等速滴下
した。
【0055】混合物の滴下終了後、70℃で2時間熟成
した後冷却し、水性分散液に脱イオン水を加えて固形分
濃度が50%になるように調製した。得られた水性分散
型組成物における各物性についての試験を行った。結果
を[表4]および[表5]に示す。
【0056】
【表3】
【表4】
【表5】
【0057】
【発明の効果】本発明により、水性分散型組成物をゲル
化を起こすことなく容易に製造することができる。
【0058】また、前記方法により製造されてなる組成
物は、優れた貯蔵安定性を有し、保存中にゲル化を起こ
すような心配はない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08F 275/00 C08L 43/04 C08F 2/22 C09D 143/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式; 【化1】 で示されるシリル官能基を含有する水溶性樹脂(A)の
    水溶液中で、 式; 【化2】 (式中、R,Rは炭素数1〜10までのアルキル
    基、アリール基、アラルキル基より選ばれる1価の炭化
    水素基、Xはハロゲン原子、アルコキシ基、ヒドロキシ
    基、アシロキシ基、アミノキシ基、フェノキシ基、チオ
    アルコキシ基、アミノ基より選ばれる基、a,bは0〜
    2までの整数、Siに結合するXおよびR,Rがそ
    れぞれ2個以上の場合、それらは同一の基であっても異
    なる基であってもよい。)で示されるシリル官能基を有
    するビニル系単量体を含有する単量体混合物(B)を分
    散重合することにより得られる水性分散型組成物であ
    り、 アルキル基の炭素数が8以上の(メタ)アクリル酸アル
    キルエステルの1種または2種以上が、前記シリル官能
    基を含有する水溶性樹脂(A)、及び前記単量体混合物
    (B)における共重合成分として15〜60重量部(全
    単量体量を100重量部とする)配合されてなる水性分
    散型組成物。
  2. 【請求項2】シリル官能基を含有する水溶性樹脂(A)
    が、カルボキシル基をアンモニアまたは有機アミン化合
    物で中和した水溶性樹脂、あるいは塩基性基を酸性化合
    物で中和して水溶化した水溶性樹脂であることを特徴と
    する請求項1に記載の水性分散型組成物。
  3. 【請求項3】式; 【化3】 で示されるシリル官能基を含有し、アルキル基の炭素数
    が8以上の(メタ)アクリル酸アルキルエステルの1種
    または2種以上が共重合成分として15〜60重量部
    (全単量体量を100重量部とする)配合されてなる水
    溶性樹脂(A)の水溶液中で、 式; 【化4】 (式中、R,Rは炭素数1〜10までのアルキル
    基、アリール基、アラルキル基より選ばれる1価の炭化
    水素基、Xはハロゲン原子、アルコキシ基、ヒドロキシ
    基、アシロキシ基、アミノキシ基、フェノキシ基、チオ
    アルコキシ基、アミノ基より選ばれる基、a,bは0〜
    2までの整数、Siに結合するXおよびR,Rがそ
    れぞれ2個以上の場合、それらは同一の基であっても異
    なる基であってもよい。)で示されるシリル官能基を有
    するビニル系単量体を含有し、アルキル基の炭素数が8
    以上の(メタ)アクリル酸アルキルエステルの1種また
    は2種以上が共重合成分として15〜60重量部(全単
    量体量を100重量部とする)配合されてなる単量体混
    合物(B)を分散重合することを特徴とする水性分散型
    組成物の製造方法。
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