JP3167824B2 - 送風ファンの成形方法及びその装置 - Google Patents
送風ファンの成形方法及びその装置Info
- Publication number
- JP3167824B2 JP3167824B2 JP07338193A JP7338193A JP3167824B2 JP 3167824 B2 JP3167824 B2 JP 3167824B2 JP 07338193 A JP07338193 A JP 07338193A JP 7338193 A JP7338193 A JP 7338193A JP 3167824 B2 JP3167824 B2 JP 3167824B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- blower fan
- mold
- adjusting
- balance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファンボスにバランス
調整部を一体に設けるようにした送風ファンの成形方法
及びその装置に関する。
調整部を一体に設けるようにした送風ファンの成形方法
及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば換気扇において、送風ファンの着
脱操作の容易化を図ったものとして、次のような構成の
ものがある。このものは、モータの駆動軸における先端
部の外周部に係合溝を形成する一方、送風ファンにおけ
るファンボスの内側中央部に前記駆動軸に嵌合する筒部
を一体に設け、この筒部に二股状をなすばね部材を保持
させると共に、このばね部材の一端部に、筒部の一方側
に位置させて操作部材を取り付け、さらに、ファンボス
に、筒部に対して前記操作部材とは反対側に位置させ
て、ばね部材を拡開させるためのテーパ面を有する拡開
部を一体に設けた構成となっている。
脱操作の容易化を図ったものとして、次のような構成の
ものがある。このものは、モータの駆動軸における先端
部の外周部に係合溝を形成する一方、送風ファンにおけ
るファンボスの内側中央部に前記駆動軸に嵌合する筒部
を一体に設け、この筒部に二股状をなすばね部材を保持
させると共に、このばね部材の一端部に、筒部の一方側
に位置させて操作部材を取り付け、さらに、ファンボス
に、筒部に対して前記操作部材とは反対側に位置させ
て、ばね部材を拡開させるためのテーパ面を有する拡開
部を一体に設けた構成となっている。
【0003】そして、この構成のものの場合、送風ファ
ンの筒部を駆動軸に嵌合させてばね部材を駆動軸の係合
溝に係合させることにより、送風ファンを駆動軸に抜け
止め状態に装着し、一方、操作部材を押圧操作してばね
部材を拡開部側へ移動させることにより、ばね部材が拡
開部のテーパ面により拡開されて係合溝から外れる構成
となっている。
ンの筒部を駆動軸に嵌合させてばね部材を駆動軸の係合
溝に係合させることにより、送風ファンを駆動軸に抜け
止め状態に装着し、一方、操作部材を押圧操作してばね
部材を拡開部側へ移動させることにより、ばね部材が拡
開部のテーパ面により拡開されて係合溝から外れる構成
となっている。
【0004】ところで、このような構成の送風ファンに
おいては、ファンボス中央部における筒部の一方側に位
置させて操作部材を取り付けて使用するため、その操作
部材側が重くなり、重量のバランスがくずれるという事
情があり、バランス調整を行う必要がある。そこで、従
来では、筒部に対して操作部材とは反対側に位置する拡
開部の容量(重量)によってバランスを調整するように
しており、従って拡開部がバランス調整部を兼ねた構成
となっている。
おいては、ファンボス中央部における筒部の一方側に位
置させて操作部材を取り付けて使用するため、その操作
部材側が重くなり、重量のバランスがくずれるという事
情があり、バランス調整を行う必要がある。そこで、従
来では、筒部に対して操作部材とは反対側に位置する拡
開部の容量(重量)によってバランスを調整するように
しており、従って拡開部がバランス調整部を兼ねた構成
となっている。
【0005】しかして、従来において、送風ファンのバ
ランス調整を行うについては、送風ファンを成形するた
めの成形型を製作した後、その成形型にて一度成形を行
い、成形した送風ファンのバランス試験を行う。そし
て、バランスが悪ければ、成形型において、拡開部(バ
ランス調整部)を成形する成形部を削って型の修正を行
い、その後、再度成形を行ってバランス試験を行う。バ
ランス調整が完了するまで、この工程を繰り返して行う
ようにしていた。
ランス調整を行うについては、送風ファンを成形するた
めの成形型を製作した後、その成形型にて一度成形を行
い、成形した送風ファンのバランス試験を行う。そし
て、バランスが悪ければ、成形型において、拡開部(バ
ランス調整部)を成形する成形部を削って型の修正を行
い、その後、再度成形を行ってバランス試験を行う。バ
ランス調整が完了するまで、この工程を繰り返して行う
ようにしていた。
【0006】ここで、型の修正を行う際に、成形型を削
るようにしているのは、次のような理由による。すなわ
ち、型の修正を行う場合、成形型に不足分を足すこと、
換言すれば成形型の突出量を大きくすることも考えられ
るが、成形型の突出量を大きくすることは難しく、成形
型を削る方が対処し易いからである。
るようにしているのは、次のような理由による。すなわ
ち、型の修正を行う場合、成形型に不足分を足すこと、
換言すれば成形型の突出量を大きくすることも考えられ
るが、成形型の突出量を大きくすることは難しく、成形
型を削る方が対処し易いからである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た方法では、送風ファンのバランス調整が完了するまで
に、成形及び型修正を何度も繰り返さなければならない
場合がある。特に、型の修正には時間が多くかかるた
め、バランス調整が完了するまでの日程が多くかかると
共に、成形型の費用も高くなってしまうという問題点が
あった。
た方法では、送風ファンのバランス調整が完了するまで
に、成形及び型修正を何度も繰り返さなければならない
場合がある。特に、型の修正には時間が多くかかるた
め、バランス調整が完了するまでの日程が多くかかると
共に、成形型の費用も高くなってしまうという問題点が
あった。
【0008】また、型の修正を行うには、型を削る量を
予測する必要があり、このため、成形した送風ファンに
粘土等を貼り付けてバランスを調整し、その状態で評価
試験を行う必要があった。
予測する必要があり、このため、成形した送風ファンに
粘土等を貼り付けてバランスを調整し、その状態で評価
試験を行う必要があった。
【0009】さらに、成形を行う季節や成形条件等が変
わることによってバランスがずれることがあり、このよ
うな場合には、やはり型の修正が必要となり、容易に対
応することができないという問題点もあった。
わることによってバランスがずれることがあり、このよ
うな場合には、やはり型の修正が必要となり、容易に対
応することができないという問題点もあった。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、送風ファンのバランス調整を容易
にかつ短時間で行うことができると共に、成形型の費用
も抑えることができる送風ファンの成形方法及びその装
置を提供するにある。
であり、その目的は、送風ファンのバランス調整を容易
にかつ短時間で行うことができると共に、成形型の費用
も抑えることができる送風ファンの成形方法及びその装
置を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、外周
部に複数枚の羽根が突設されるファンボスの中央部に、
係合溝を有する駆動軸に嵌合される筒部を一体に設け、
この筒部に前記駆動軸の係合溝に対して係脱するばね部
材を保持させると共に、前記筒部の一方側に位置させて
前記係合溝に対しばね部材を係脱操作するための操作部
材を取り付け、前記ファンボスに、前記筒部に対して前
記操作部材とは反対側に位置させてバランス調整部を一
体に設けるようにした送風ファンを成形する方法におい
て、前記バランス調整部を成形するための入れ子型と、
この入れ子型の位置を調整する調整手段とを備え、この
調整手段により入れ子型の位置を調整することによっ
て、前記バランス調整部を成形するための成形空間の容
量を変化させるようにしたところに特徴を有する。
部に複数枚の羽根が突設されるファンボスの中央部に、
係合溝を有する駆動軸に嵌合される筒部を一体に設け、
この筒部に前記駆動軸の係合溝に対して係脱するばね部
材を保持させると共に、前記筒部の一方側に位置させて
前記係合溝に対しばね部材を係脱操作するための操作部
材を取り付け、前記ファンボスに、前記筒部に対して前
記操作部材とは反対側に位置させてバランス調整部を一
体に設けるようにした送風ファンを成形する方法におい
て、前記バランス調整部を成形するための入れ子型と、
この入れ子型の位置を調整する調整手段とを備え、この
調整手段により入れ子型の位置を調整することによっ
て、前記バランス調整部を成形するための成形空間の容
量を変化させるようにしたところに特徴を有する。
【0012】請求項2の発明は、外周部に複数枚の羽根
が突設されるファンボスの中央部に、係合溝を有する駆
動軸に嵌合される筒部を一体に設け、この筒部に前記駆
動軸の係合溝に対して係脱するばね部材を保持させると
共に、前記筒部の一方側に位置させて前記係合溝に対し
ばね部材を係脱操作するための操作部材を取り付け、前
記ファンボスに、前記筒部に対して前記操作部材とは反
対側に位置させてバランス調整部を一体に設けるように
した送風ファンを成形する装置において、成形型に、前
記バランス調整部を成形するための入れ子型を設けると
共に、この入れ子型の位置を調整することにより前記バ
ランス調整部を成形するための成形空間の容量を変化さ
せる調整手段を設けたところに特徴を有する。
が突設されるファンボスの中央部に、係合溝を有する駆
動軸に嵌合される筒部を一体に設け、この筒部に前記駆
動軸の係合溝に対して係脱するばね部材を保持させると
共に、前記筒部の一方側に位置させて前記係合溝に対し
ばね部材を係脱操作するための操作部材を取り付け、前
記ファンボスに、前記筒部に対して前記操作部材とは反
対側に位置させてバランス調整部を一体に設けるように
した送風ファンを成形する装置において、成形型に、前
記バランス調整部を成形するための入れ子型を設けると
共に、この入れ子型の位置を調整することにより前記バ
ランス調整部を成形するための成形空間の容量を変化さ
せる調整手段を設けたところに特徴を有する。
【0013】上記した請求項2の発明において、調整手
段を、成形型と入れ子型との間に着脱可能に配置される
複数個のスペーサにより構成するか(請求項3の発
明)、或いは、入れ子型に形成したねじ穴と、成形型に
保持されて前記ねじ穴に螺進退可能に螺合されるねじに
より構成すると良い(請求項4の発明)。また、入れ子
型は、成形後に成形品を成形型から押し出すノックを兼
用する構成とすることもできる(請求項5の発明)。
段を、成形型と入れ子型との間に着脱可能に配置される
複数個のスペーサにより構成するか(請求項3の発
明)、或いは、入れ子型に形成したねじ穴と、成形型に
保持されて前記ねじ穴に螺進退可能に螺合されるねじに
より構成すると良い(請求項4の発明)。また、入れ子
型は、成形後に成形品を成形型から押し出すノックを兼
用する構成とすることもできる(請求項5の発明)。
【0014】
【作用】上記した発明によれば、調整手段により入れ子
型の位置を調整することによって、バランス調整部を成
形するための成形空間の容量を調整し、これにより成形
後のバランス調整部の容量(重量)を調整することがで
きる。従って、バランス調整のための型の修正を、成形
する場所において容易に行うことができるようになる。
型の位置を調整することによって、バランス調整部を成
形するための成形空間の容量を調整し、これにより成形
後のバランス調整部の容量(重量)を調整することがで
きる。従って、バランス調整のための型の修正を、成形
する場所において容易に行うことができるようになる。
【0015】入れ子型の位置を調整する調整手段を複数
個のスペーサにより構成した場合には、スペーサの使用
個数を調整することによって入れ子型の位置を調整す
る。また、調整手段を、入れ子型に形成したねじ穴と、
成形型に保持されてねじ穴に螺進退可能に螺合されるね
じにより構成した場合には、ねじとねじ穴との螺合量を
調整することによって入れ子型の位置を調整する。入れ
子型をノックと兼用させた場合には、その分構成を簡素
にできる。
個のスペーサにより構成した場合には、スペーサの使用
個数を調整することによって入れ子型の位置を調整す
る。また、調整手段を、入れ子型に形成したねじ穴と、
成形型に保持されてねじ穴に螺進退可能に螺合されるね
じにより構成した場合には、ねじとねじ穴との螺合量を
調整することによって入れ子型の位置を調整する。入れ
子型をノックと兼用させた場合には、その分構成を簡素
にできる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を、換気扇に使用される送風フ
ァンを成形する場合に適用した第1実施例につき、図1
ないし図6を参照しながら説明する。まず、換気扇の概
略構成を示す図6において、1は外枠、2は外枠1内に
配設されたモータであり、このモータ2には、合成樹脂
製の送風ファン3が後述するようにして着脱可能に取り
付けられている。そして、周知のように、送風ファン3
がモータ2により回転されると、室内の空気が室外側に
排出されるようになっている。なお、外枠1の室内側に
はベルマウス4が取り付けられ、また、室外側には風圧
開放式のシャッタ5が回動可能に取り付けられている。
ァンを成形する場合に適用した第1実施例につき、図1
ないし図6を参照しながら説明する。まず、換気扇の概
略構成を示す図6において、1は外枠、2は外枠1内に
配設されたモータであり、このモータ2には、合成樹脂
製の送風ファン3が後述するようにして着脱可能に取り
付けられている。そして、周知のように、送風ファン3
がモータ2により回転されると、室内の空気が室外側に
排出されるようになっている。なお、外枠1の室内側に
はベルマウス4が取り付けられ、また、室外側には風圧
開放式のシャッタ5が回動可能に取り付けられている。
【0017】上記送風ファン3は、図2及び図3にも示
すように、円筒状をなすファンボス6の外周部に複数枚
の羽根7を放射状に突設してなるもので、ファンボス6
の内側中央部には、モータ2の駆動軸8に嵌合される嵌
合孔9aを有する段付円筒状の筒部9が後方に向けて突
設されている。この筒部9の後端面には係合凹部10が
4箇所に形成されていて、送風ファン3を駆動軸8に装
着した状態で、2箇所の係合凹部10が駆動軸8に固着
されたピン11の両端部に係合し、これら係合凹部10
とピン11との係合により、駆動軸8から送風ファン3
への回転伝達が行われる構成となっている。上記駆動軸
8の先端部には、テーパ部8aが形成されていると共
に、外周部に係合溝12が環状に形成されている。
すように、円筒状をなすファンボス6の外周部に複数枚
の羽根7を放射状に突設してなるもので、ファンボス6
の内側中央部には、モータ2の駆動軸8に嵌合される嵌
合孔9aを有する段付円筒状の筒部9が後方に向けて突
設されている。この筒部9の後端面には係合凹部10が
4箇所に形成されていて、送風ファン3を駆動軸8に装
着した状態で、2箇所の係合凹部10が駆動軸8に固着
されたピン11の両端部に係合し、これら係合凹部10
とピン11との係合により、駆動軸8から送風ファン3
への回転伝達が行われる構成となっている。上記駆動軸
8の先端部には、テーパ部8aが形成されていると共
に、外周部に係合溝12が環状に形成されている。
【0018】上記筒部9には、図2及び図3中上下方向
に貫通する挿通孔13が形成されていて、この挿通孔1
3に、上記係合溝12に係脱する二股状をなすばね部材
14が挿通されている。このばね部材14の基端部(図
2及び図3において上端部)には、操作部材15が設け
られており、この操作部材15は、ファンボス6の周壁
部に形成された孔16を通して一部が外側へ突出してい
る。
に貫通する挿通孔13が形成されていて、この挿通孔1
3に、上記係合溝12に係脱する二股状をなすばね部材
14が挿通されている。このばね部材14の基端部(図
2及び図3において上端部)には、操作部材15が設け
られており、この操作部材15は、ファンボス6の周壁
部に形成された孔16を通して一部が外側へ突出してい
る。
【0019】これらばね部材14及び操作部材15は、
孔16からの挿入によりファンボス6内に配設されてお
り、操作部材15は、筒部9の一方側(図2及び図3に
おいて上方側)に位置されている。なお、操作部材15
には弾性爪15aが一体成形により設けられていて、こ
の弾性爪15aがファンボス6の内周部に突設された係
止部17に係合することにより、操作部材15の外側へ
の抜け止めがなされている。ばね部材14は、挿通孔1
3内で両ばね線部14aが拡縮方向に変位できるように
構成されていて、両ばね線部14aの縮小方向のばね力
により駆動軸8の係合溝12に係合する構成となってい
る。
孔16からの挿入によりファンボス6内に配設されてお
り、操作部材15は、筒部9の一方側(図2及び図3に
おいて上方側)に位置されている。なお、操作部材15
には弾性爪15aが一体成形により設けられていて、こ
の弾性爪15aがファンボス6の内周部に突設された係
止部17に係合することにより、操作部材15の外側へ
の抜け止めがなされている。ばね部材14は、挿通孔1
3内で両ばね線部14aが拡縮方向に変位できるように
構成されていて、両ばね線部14aの縮小方向のばね力
により駆動軸8の係合溝12に係合する構成となってい
る。
【0020】そして、ファンボス6の内側には、筒部9
に対して操作部材15とは反対側、この場合操作部材1
5と対向する部位に位置させて、ばね部材14を拡開さ
せるための拡開部を兼ねる山形状をなすバランス調整部
18を一体に設けている。このバランス調整部18の筒
部9側には、図4及び図5にも示すように、凸部19を
形成すると共にこの凸部19の両側にテーパ面20を形
成しており、両テーパ面20にはばね部材14における
両ばね線部14aの先端部が摺接している。また、バラ
ンス調整部18において、ファンボス6の周壁部側には
調整用凹部21を形成している。
に対して操作部材15とは反対側、この場合操作部材1
5と対向する部位に位置させて、ばね部材14を拡開さ
せるための拡開部を兼ねる山形状をなすバランス調整部
18を一体に設けている。このバランス調整部18の筒
部9側には、図4及び図5にも示すように、凸部19を
形成すると共にこの凸部19の両側にテーパ面20を形
成しており、両テーパ面20にはばね部材14における
両ばね線部14aの先端部が摺接している。また、バラ
ンス調整部18において、ファンボス6の周壁部側には
調整用凹部21を形成している。
【0021】ここで、このような構成の送風ファン3を
駆動軸8に対して着脱する際の作用を説明する。まず、
送風ファン3を駆動軸8に装着するには、ファンボス6
を持って筒部9の嵌合孔9aを駆動軸8に嵌合し、筒部
9先端部の係合凹部10を駆動軸8のピン11に係合さ
せるように押し込む。すると、駆動軸8先端部のテーパ
部8aがばね部材14の両ばね線部14aを拡開しなが
らそれらの間に相対的に侵入し、両ばね線部14aが係
合溝12に対応したところで該係合溝12に係合し、こ
れにより送風ファン3が駆動軸8に抜け止め状態に装着
される。
駆動軸8に対して着脱する際の作用を説明する。まず、
送風ファン3を駆動軸8に装着するには、ファンボス6
を持って筒部9の嵌合孔9aを駆動軸8に嵌合し、筒部
9先端部の係合凹部10を駆動軸8のピン11に係合さ
せるように押し込む。すると、駆動軸8先端部のテーパ
部8aがばね部材14の両ばね線部14aを拡開しなが
らそれらの間に相対的に侵入し、両ばね線部14aが係
合溝12に対応したところで該係合溝12に係合し、こ
れにより送風ファン3が駆動軸8に抜け止め状態に装着
される。
【0022】また、送風ファン3を駆動軸8から外す場
合には、操作部材15を図2及び図3中矢印A方向へ押
圧操作してばね部材14を同矢印A方向へ移動させる。
すると、ばね部材14の両ばね線部14aの先端部がテ
ーパ面20を摺動することにより図2中矢印Bで示す方
向に拡開され、これに伴い両ばね線部14aが係合溝1
2から外れる。このように操作部材15を押圧した状態
で、ファンボス6を持って駆動軸8から引き抜くことに
より、送風ファン3を駆動軸8から外すことができる。
合には、操作部材15を図2及び図3中矢印A方向へ押
圧操作してばね部材14を同矢印A方向へ移動させる。
すると、ばね部材14の両ばね線部14aの先端部がテ
ーパ面20を摺動することにより図2中矢印Bで示す方
向に拡開され、これに伴い両ばね線部14aが係合溝1
2から外れる。このように操作部材15を押圧した状態
で、ファンボス6を持って駆動軸8から引き抜くことに
より、送風ファン3を駆動軸8から外すことができる。
【0023】ちなみに、操作部材15の押圧が解除され
ると、ばね部材14の縮小方向へのばね力によりばね部
材14の両先端部がテーパ面20を摺動し、これに伴い
ばね部材14及び操作部材15は元の位置に戻される。
ると、ばね部材14の縮小方向へのばね力によりばね部
材14の両先端部がテーパ面20を摺動し、これに伴い
ばね部材14及び操作部材15は元の位置に戻される。
【0024】さて、このような構成の送風ファン3を成
形する場合について、図1も参照して説明する。この図
1は、送風ファン3におけるバランス調整部18部分を
成形する構造を示している。送風ファン3は、基本的に
は、成形型を構成する固定型22と可動型23との間に
成形用の空間であるキャビティ24を形成し、このキャ
ビティ24に合成樹脂の湯を注入し、これを硬化させる
ことによって成形される。
形する場合について、図1も参照して説明する。この図
1は、送風ファン3におけるバランス調整部18部分を
成形する構造を示している。送風ファン3は、基本的に
は、成形型を構成する固定型22と可動型23との間に
成形用の空間であるキャビティ24を形成し、このキャ
ビティ24に合成樹脂の湯を注入し、これを硬化させる
ことによって成形される。
【0025】ここで、上記キャビティ24において、上
記バランス調整部18を成形するための成形空間25
は、固定型22と、可動型23と、入れ子型26とによ
って形成するようにしており、特に入れ子型26は、調
整用凹部21を形成するように構成されている。
記バランス調整部18を成形するための成形空間25
は、固定型22と、可動型23と、入れ子型26とによ
って形成するようにしており、特に入れ子型26は、調
整用凹部21を形成するように構成されている。
【0026】入れ子型26は、可動型23に形成された
収納凹部27に、図1中矢印C方向に移動可能に収納さ
れており、この入れ子型26の基端部と収納凹部27の
底部との間には、入れ子型26の位置を調整するための
調整手段を構成する複数個のスペーサ28を着脱可能に
配置している。
収納凹部27に、図1中矢印C方向に移動可能に収納さ
れており、この入れ子型26の基端部と収納凹部27の
底部との間には、入れ子型26の位置を調整するための
調整手段を構成する複数個のスペーサ28を着脱可能に
配置している。
【0027】しかして、例えば図1に示すように、スペ
ーサ28を3個配置することによって、入れ子型26を
図1に示す位置に固定し、これにて送風ファン3の成形
を行う。
ーサ28を3個配置することによって、入れ子型26を
図1に示す位置に固定し、これにて送風ファン3の成形
を行う。
【0028】そして、成形した送風ファン3のバランス
試験を行い、バランス調整部18側が軽くてバランスが
悪い場合には、スペーサ28の個数を例えば1個減らし
て、入れ子型26の位置を調整することにより、バラン
ス調整部18を成形するための成形空間25の容量を大
きくする。この状態で送風ファン3の成形を行うと、バ
ランス調整部18における調整用凹部21の深さが浅く
なり、この結果、バランス調整部18の容量が大きくな
るから、バランス調整部18側の重量が重くなり、送風
ファン3のバランスを調整することができるようにな
る。
試験を行い、バランス調整部18側が軽くてバランスが
悪い場合には、スペーサ28の個数を例えば1個減らし
て、入れ子型26の位置を調整することにより、バラン
ス調整部18を成形するための成形空間25の容量を大
きくする。この状態で送風ファン3の成形を行うと、バ
ランス調整部18における調整用凹部21の深さが浅く
なり、この結果、バランス調整部18の容量が大きくな
るから、バランス調整部18側の重量が重くなり、送風
ファン3のバランスを調整することができるようにな
る。
【0029】このような本実施例によれば、スペーサ2
8の使用個数を調整して入れ子型26の位置を調整する
ことによって、バランス調整部18を成形するための成
形空間25の容量を調整し、これにより成形後のバラン
ス調整部18の容量(重量)を調整することができる。
8の使用個数を調整して入れ子型26の位置を調整する
ことによって、バランス調整部18を成形するための成
形空間25の容量を調整し、これにより成形後のバラン
ス調整部18の容量(重量)を調整することができる。
【0030】従って、バランス調整のための型の修正
を、成形する場所において容易に行うことができるか
ら、バランス調整が完了するまでの日程を大幅に少なく
できると共に、成形型の費用も抑えることができる。ま
た、成形するごとに送風ファン3のバランス調整ができ
るから、粘土等を貼り付けたりすることなく、評価試験
を行うことができる。さらに、成形を行う季節や成形条
件等が変わることによってバランスがずれることがあっ
た場合でも、入れ子型26の位置を調整することによっ
て容易に対応できるようになる。
を、成形する場所において容易に行うことができるか
ら、バランス調整が完了するまでの日程を大幅に少なく
できると共に、成形型の費用も抑えることができる。ま
た、成形するごとに送風ファン3のバランス調整ができ
るから、粘土等を貼り付けたりすることなく、評価試験
を行うことができる。さらに、成形を行う季節や成形条
件等が変わることによってバランスがずれることがあっ
た場合でも、入れ子型26の位置を調整することによっ
て容易に対応できるようになる。
【0031】図7は本発明の第2実施例を示したもので
あり、上記した第1実施例とは次の点が異なっている。
すなわち、入れ子型26に矢印C方向に延びるねじ穴2
9を形成すると共に、可動型23にねじ30を取り付け
保持し、このねじ30をねじ穴29に螺進退可能に螺合
させる。これらねじ穴29とねじ30とにより、入れ子
型26の位置を調整するための調整手段31を構成して
いる。
あり、上記した第1実施例とは次の点が異なっている。
すなわち、入れ子型26に矢印C方向に延びるねじ穴2
9を形成すると共に、可動型23にねじ30を取り付け
保持し、このねじ30をねじ穴29に螺進退可能に螺合
させる。これらねじ穴29とねじ30とにより、入れ子
型26の位置を調整するための調整手段31を構成して
いる。
【0032】この第2実施例においては、ねじ30を回
すことにより、このねじ30とねじ穴29との螺合量が
変化し、この螺合量の変化により入れ子型26の矢印C
方向の位置を無段調整することができ、ひいてはバラン
ス調整部18を成形するための成形空間25の容量を調
整することができる。この第2実施例では、第1実施例
に比べて、細かなバランス調整が可能となる利点があ
る。
すことにより、このねじ30とねじ穴29との螺合量が
変化し、この螺合量の変化により入れ子型26の矢印C
方向の位置を無段調整することができ、ひいてはバラン
ス調整部18を成形するための成形空間25の容量を調
整することができる。この第2実施例では、第1実施例
に比べて、細かなバランス調整が可能となる利点があ
る。
【0033】また、図8は本発明の第3実施例を示した
ものであり、上記した第1及び第2実施例とは次の点が
異なっている。すなわち、入れ子型32は、ノック33
の一部を構成していて、ノック本体34とは分離されて
いる。ノック33は、可動型23に形成された挿通孔3
5に矢印C方向に移動可能に挿通されていて、成形後に
矢印D方向へ突出されることにより、入れ子型32の先
端部で成形品を押し出す構成となっている。
ものであり、上記した第1及び第2実施例とは次の点が
異なっている。すなわち、入れ子型32は、ノック33
の一部を構成していて、ノック本体34とは分離されて
いる。ノック33は、可動型23に形成された挿通孔3
5に矢印C方向に移動可能に挿通されていて、成形後に
矢印D方向へ突出されることにより、入れ子型32の先
端部で成形品を押し出す構成となっている。
【0034】入れ子型32には矢印C方向に延びるねじ
穴36が形成され、このねじ穴36に、ノック本体34
に頭部37aが回転可能に取り付けられたねじ37が螺
合されていて、ノック本体34と入れ子型32とが一体
化されている。入れ子型32とノック本体34間に位置
するねじ37の中間部には、外周部に多数の溝が形成さ
れた回転操作部材38が固着されている。可動型23に
は、回転操作部材38に対向する部位に孔39が形成さ
れている。ここで、ねじ孔36とねじ37とにより、入
れ子型26の位置を調整するための調整手段40を構成
している。
穴36が形成され、このねじ穴36に、ノック本体34
に頭部37aが回転可能に取り付けられたねじ37が螺
合されていて、ノック本体34と入れ子型32とが一体
化されている。入れ子型32とノック本体34間に位置
するねじ37の中間部には、外周部に多数の溝が形成さ
れた回転操作部材38が固着されている。可動型23に
は、回転操作部材38に対向する部位に孔39が形成さ
れている。ここで、ねじ孔36とねじ37とにより、入
れ子型26の位置を調整するための調整手段40を構成
している。
【0035】この第3実施例においては、孔39を通し
てマイナスのドライバ41等により回転操作部材38を
回転操作することにより、ねじ37を回転させる。この
ねじ37の回転により、ねじ37とねじ穴36との螺合
量が変化し、この螺合量の変化により入れ子型32の矢
印C方向の位置を調整することができ、ひいてはバラン
ス調整部18を成形するための成形空間25の容量を調
整することができるようになる。
てマイナスのドライバ41等により回転操作部材38を
回転操作することにより、ねじ37を回転させる。この
ねじ37の回転により、ねじ37とねじ穴36との螺合
量が変化し、この螺合量の変化により入れ子型32の矢
印C方向の位置を調整することができ、ひいてはバラン
ス調整部18を成形するための成形空間25の容量を調
整することができるようになる。
【0036】このような第3実施例においては、第1実
施例と同様な作用効果を得ることができることに加え、
入れ子型32をノック33と兼用させているので、その
分構成を簡素にできる利点がある。
施例と同様な作用効果を得ることができることに加え、
入れ子型32をノック33と兼用させているので、その
分構成を簡素にできる利点がある。
【0037】なお、上記した各実施例では、バランス調
整部18としては、ばね部材14を拡開させるための拡
開部を兼ねる構成としたが、拡開部とは別に設けるよう
にしても良い。また、バランス調整部は、操作部材15
と対向する位置、すなわち操作部材15に対して180
度ずれた位置に1個設ける構成としたが、操作部材15
に対し180度ずれた位置を中心にして複数個設ける構
成としても良く、要するに、バランス調整部は、筒部9
に対して操作部材15とは反対側に位置していれば良い
ものである。
整部18としては、ばね部材14を拡開させるための拡
開部を兼ねる構成としたが、拡開部とは別に設けるよう
にしても良い。また、バランス調整部は、操作部材15
と対向する位置、すなわち操作部材15に対して180
度ずれた位置に1個設ける構成としたが、操作部材15
に対し180度ずれた位置を中心にして複数個設ける構
成としても良く、要するに、バランス調整部は、筒部9
に対して操作部材15とは反対側に位置していれば良い
ものである。
【0038】さらに、本発明は、ばね部材14を係合溝
12に対し係脱操作するための操作部材としては、ばね
部材14に一体的に設けるものに限られず、例えばばね
部材14を拡開させる拡開部を備えた部材をファンボス
6に移動可能に取り付け、この部材を操作部材とした場
合にも適用することができる。
12に対し係脱操作するための操作部材としては、ばね
部材14に一体的に設けるものに限られず、例えばばね
部材14を拡開させる拡開部を備えた部材をファンボス
6に移動可能に取り付け、この部材を操作部材とした場
合にも適用することができる。
【0039】
【発明の効果】以上の記述にて明らかなように、本発明
によれば、ファンボスにバランス調整部を一体に設ける
ようにした送風ファンを成形する成形方法及びその装置
において、調整手段により入れ子型の位置を調整するこ
とによって、バランス調整部を成形するための成形空間
の容量を調整し、これにより成形後のバランス調整部の
容量(重量)を調整することができる。
によれば、ファンボスにバランス調整部を一体に設ける
ようにした送風ファンを成形する成形方法及びその装置
において、調整手段により入れ子型の位置を調整するこ
とによって、バランス調整部を成形するための成形空間
の容量を調整し、これにより成形後のバランス調整部の
容量(重量)を調整することができる。
【0040】従って、バランス調整のための型の修正
を、成形する場所において容易に行うことができるか
ら、バランス調整が完了するまでの日程を大幅に少なく
できると共に、成形型の費用も抑えることができる。ま
た、成形するごとに送風ファンのバランス調整ができる
から、粘土等を貼り付けたりすることなく、評価試験を
行うことができ、さらに、成形を行う季節や成形条件等
が変わることによってバランスがずれることがあった場
合でも、入れ子型の位置を調整することによって容易に
対応できるという優れた効果を奏する。
を、成形する場所において容易に行うことができるか
ら、バランス調整が完了するまでの日程を大幅に少なく
できると共に、成形型の費用も抑えることができる。ま
た、成形するごとに送風ファンのバランス調整ができる
から、粘土等を貼り付けたりすることなく、評価試験を
行うことができ、さらに、成形を行う季節や成形条件等
が変わることによってバランスがずれることがあった場
合でも、入れ子型の位置を調整することによって容易に
対応できるという優れた効果を奏する。
【図1】本発明の第1実施例を示すもので、成形装置の
要部の断面図
要部の断面図
【図2】送風ファンの中央部分の背面図
【図3】送風ファンを駆動軸に装着した状態の要部の縦
断側面図
断側面図
【図4】バランス調整部部分の斜視図
【図5】バランス調整部部分の縦断側面図
【図6】換気扇の概略構成を示す縦断側面図
【図7】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図8】本発明の第3実施例を示す図1相当図
3は送風ファン、6はファンボス、7は羽根、8は駆動
軸、9は筒部、12は係合溝、14はばね部材、15は
操作部材、18はバランス調整部、21は調整用凹部、
22は固定型(成形型)、23は可動型(成形型)、2
4はキャビティ、25は成形空間、26は入れ子型、2
8はスペーサ(調整手段)、29はねじ穴、30はね
じ、31は調整手段、32は入れ子型、33はノック、
40は調整手段である。
軸、9は筒部、12は係合溝、14はばね部材、15は
操作部材、18はバランス調整部、21は調整用凹部、
22は固定型(成形型)、23は可動型(成形型)、2
4はキャビティ、25は成形空間、26は入れ子型、2
8はスペーサ(調整手段)、29はねじ穴、30はね
じ、31は調整手段、32は入れ子型、33はノック、
40は調整手段である。
Claims (5)
- 【請求項1】 外周部に複数枚の羽根が突設されるファ
ンボスの中央部に、係合溝を有する駆動軸に嵌合される
筒部を一体に設け、この筒部に前記駆動軸の係合溝に対
して係脱するばね部材を保持させると共に、前記筒部の
一方側に位置させて前記係合溝に対しばね部材を係脱操
作するための操作部材を取り付け、前記ファンボスに、
前記筒部に対して前記操作部材とは反対側に位置させて
バランス調整部を一体に設けるようにした送風ファンを
成形する方法において、 前記バランス調整部を成形するための入れ子型と、この
入れ子型の位置を調整する調整手段とを備え、この調整
手段により入れ子型の位置を調整することによって、前
記バランス調整部を成形するための成形空間の容量を変
化させるようにしたことを特徴とする送風ファンの成形
方法。 - 【請求項2】 外周部に複数枚の羽根が突設されるファ
ンボスの中央部に、係合溝を有する駆動軸に嵌合される
筒部を一体に設け、この筒部に前記駆動軸の係合溝に対
して係脱するばね部材を保持させると共に、前記筒部の
一方側に位置させて前記係合溝に対しばね部材を係脱操
作するための操作部材を取り付け、前記ファンボスに、
前記筒部に対して前記操作部材とは反対側に位置させて
バランス調整部を一体に設けるようにした送風ファンを
成形する装置において、 成形型に、前記バランス調整部を成形するための入れ子
型を設けると共に、この入れ子型の位置を調整すること
により前記バランス調整部を成形するための成形空間の
容量を変化させる調整手段を設けたことを特徴とする送
風ファンの成形装置。 - 【請求項3】 調整手段は、成形型と入れ子型との間に
着脱可能に配置される複数個のスペーサにより構成され
ていることを特徴とする請求項2記載の送風ファンの成
形装置。 - 【請求項4】 調整手段は、入れ子型に形成されたねじ
穴と、成形型に保持されて前記ねじ穴に螺進退可能に螺
合されたねじにより構成されていることを特徴とする請
求項2記載の送風ファンの成形装置。 - 【請求項5】 入れ子型は、成形後に成形品を成形型か
ら押し出すノックを兼用していることを特徴とする請求
項2記載の送風ファンの成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07338193A JP3167824B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 送風ファンの成形方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07338193A JP3167824B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 送風ファンの成形方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06280790A JPH06280790A (ja) | 1994-10-04 |
JP3167824B2 true JP3167824B2 (ja) | 2001-05-21 |
Family
ID=13516561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07338193A Expired - Fee Related JP3167824B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 送風ファンの成形方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3167824B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3701769B2 (ja) * | 1997-04-22 | 2005-10-05 | 本田技研工業株式会社 | 合成樹脂製吸気マニホールド |
JP7290416B2 (ja) * | 2018-12-21 | 2023-06-13 | 古河産機システムズ株式会社 | インペラおよびこれを備えるポンプ並びにインペラの製造方法 |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP07338193A patent/JP3167824B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06280790A (ja) | 1994-10-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5639326A (en) | Tire mold and tire molding process | |
JP4747093B2 (ja) | タイヤの加硫モールド | |
CA2295263A1 (en) | Molding die assembly for rubber members and rubber member produced thereby | |
JPH0733074B2 (ja) | 容器および取手の組合わせを製造する方法 | |
JP3167824B2 (ja) | 送風ファンの成形方法及びその装置 | |
CN108188834B (zh) | 一种具有检测功能的稳定模具打孔机 | |
US5152540A (en) | Tubular member deformable into a bellows for sealing a reciprocating rod | |
JP2006505429A (ja) | タイヤモールドおよびタイヤモールドの製造方法 | |
JPH1073162A (ja) | ブーツ及びその成形・脱型方法 | |
WO2022269940A1 (ja) | タイヤ成形用金型及びタイヤ製造方法 | |
JPH0550530A (ja) | 空調用吹出口装置の二重射出成形方法 | |
US6776939B2 (en) | Method for making an expanded shoe sole | |
JP2008201305A (ja) | ワイパーブレードの防水カバー及びその製造方法 | |
JP5379915B2 (ja) | タイヤトレッド特徴部を製造する装置及び方法 | |
JP4074326B2 (ja) | 樹脂製ジョイントブーツの製造方法 | |
CN218111561U (zh) | 一种塑料根管注塑成型模具 | |
JP2000254981A (ja) | 支持体の製造 | |
CN218748441U (zh) | 空心预制构件生产用内模胀缩控制结构、芯模及模具 | |
CN221233004U (zh) | 一种用于生产智能马桶盖板的模具 | |
JP2005508771A (ja) | タイヤ用金型 | |
JPS644310A (en) | Sectional-type mold for molding tire | |
JPH03264308A (ja) | タイヤ金型 | |
CN110418708B (zh) | 具有可拆卸地附接的薄片的带有可互换件的轮胎模具 | |
JPH0349859Y2 (ja) | ||
EP1882536B1 (en) | Die for manufacturing an eccentric for connection of furniture parts and eccentric obtained with said die |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |