JP3167429U - 麦飯石入りキャンディ - Google Patents
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Abstract
【課題】麦飯石の粉末を容易に食することのできる麦飯石入りキャンディを提供する。【解決手段】麦飯石入りキャンディ10は、キャンディ生地20に麦飯石の粉末30を配合してなる。麦飯石の粉末の粒径は、400メッシュ以上1200メッシュ以下とすることが望ましい。また、キャンディ生地100重量部に対して、麦飯石の粉末を0.25重量部以上2.5重量部以下配合することが望ましい。【選択図】図1
Description
本考案は、麦飯石の粉末を配合してなるキャンディに関するものである。
麦飯石は、多孔質でカルシウム、カリウム、マグネシウム、ナトリウム、鉄等のミネラルを多く含み、吸着力が強く、不純物の除去や抗菌効果にすぐれるため、浄水装置などの各種フィルタに利用されている。
また、出願人は、麦飯石のミネラル析出効果と分子レベルで物質を吸着する洗浄効果に着目し、麦飯石の粉末を袋体に入れて水に浸漬し、この液体を皮膚への塗布、皮膚の洗浄、うがい用液等に用いることを提案している(例えば特許文献1参照)。
出願人は、さらに麦飯石の粉末を食することにより、体内環境を整えることを提唱しているが、麦飯石の粉末をそのまま食すると、口内でざらつき感が残り、食感が非常に悪い。また、粉末であるため食する際にこぼしたり、飛散しやすいなど、取り扱いも困難であった。
本考案の目的は、麦飯石の粉末を配合したキャンディを提供することである。
上記課題を解決するために、本考案の麦飯石入りキャンディは、キャンディ生地に麦飯石の粉末を配合してなる
麦飯石の粉末の粒径は、400メッシュ以上1200メッシュ以下とすることが望ましい。
また、キャンディ生地100重量部に対して、麦飯石の粉末を0.25重量部以上2.5重量部以下配合することが望ましい。
本考案の麦飯石入りキャンディによれば、麦飯石の粉末をキャンディ生地に配合しているから、麦飯石の粉末がこぼれたり、飛散することはなく、容易に且つ確実に食することができる。
また、キャンディを舐めることで、キャンディが徐々に口内で溶け出し、キャンディに配合された麦飯石の粉末を徐々に食することができる。従って、麦飯石の粉末の口内や喉での持続時間を長くできるから、麦飯石の粉末を直接食する場合に比して、口内や喉のすぐれた消臭効果、殺菌効果、洗浄効果を得ることができる。
また、キャンディを舐めることで、キャンディが徐々に口内で溶け出し、キャンディに配合された麦飯石の粉末を徐々に食することができる。従って、麦飯石の粉末の口内や喉での持続時間を長くできるから、麦飯石の粉末を直接食する場合に比して、口内や喉のすぐれた消臭効果、殺菌効果、洗浄効果を得ることができる。
麦飯石の粉末の粒径を400メッシュ以上1200メッシュ以下とすることで、キャンディを舐めたときに、麦飯石の粉末のざらつき感を殆んど感じることがない。
さらに、キャンディ生地100重量部に対して、麦飯石の粉末を0.25重量部以上2.5重量部以下配合することで、麦飯石の粉末による良好な口内や喉の殺菌効果、洗浄効果を発揮させることができる。
本考案の麦飯石入りキャンディ(10)は、キャンディ生地(20)に麦飯石の粉末(30)を配合し、成形することにより作製することができる。
本考案において、「麦飯石」とは、多孔質溶解岩であり、具体的には、石英斑岩や花崗斑岩などの一種である多孔質岩石を意味する。
麦飯石の粉末(30)の調製方法は、特に限定されるものではなく、粉砕や破砕等の各種方法により調製することができる。
麦飯石の粉末(30)の粒径は特に限定されるものではないが、目開き400メッシュ以上の篩いを通過するものを用いることが好適である。400メッシュ未満であると、口内でざらつき感を感じることがあるからである。
また、目開き1200メッシュ以下の篩いを通過する粉末(30)を用いることが好適である。1200メッシュを超える微細な粉末であっても効果が低減することはないが、粉体の調製や取扱い等の実用性の点から見て1200メッシュ以下とすることが望ましい。
また、目開き1200メッシュ以下の篩いを通過する粉末(30)を用いることが好適である。1200メッシュを超える微細な粉末であっても効果が低減することはないが、粉体の調製や取扱い等の実用性の点から見て1200メッシュ以下とすることが望ましい。
なお、麦飯石の粉末(30)は、キャンディに配合して食した際に口内のざらつき感はなく、また、粉体の調製や取り扱い等の点から、目開き800メッシュの篩いを通過する粒径のものを用いることが最も望ましい。
キャンディ生地(20)は、キャンディ(10)の基体をなす材料であり、主原料として、水飴、砂糖などの糖類やこれらの混合物を例示できる。
水飴として、酵素糖化水飴、酸糖化水飴、麦芽水飴を例示でき、これらを混合して用いることもできる。
砂糖として、白双糖、中双糖、グラニュー糖などの粗目糖、上白糖、中白糖、三温糖などの車糖、粗糖(原料糖)、黒砂糖、紅糖などを例示でき、これらを混合して用いることもできる。粗目糖、車糖などの精製糖は、甘みが強いが、風味が弱いので、黒砂糖を入れてキャンディに味わいを出すようにすることが望ましい。
その他、副原料として、香料、酸味料、増粘剤、着色料を添加したり、ビタミン、カルシウム、その他の栄養素を添加することもできる。さらに、生薬原料、その他成分を添加してもよい。
キャンディ生地(20)は、例えば、水飴と砂糖を加熱混合し、煮詰めたものを冷却することによりペースト状とする。このペースト状のキャンディ生地(20)に、麦飯石の粉末(30)を所定量添加する。
なお、麦飯石の粉末(30)の配合量は、所望に応じて決定することができるが、麦飯石の粉末(30)の舌触りや食感、良好な口内や喉の殺菌効果、洗浄効果を得るために、キャンディ生地100重量部に対して、麦飯石の粉末を0.25重量部以上2.5重量部以下とすることが望ましい。
ペースト状のキャンディ生地(20)に麦飯石の粉末(30)を添加した後、均一に混合し、冷却、成形を行なうことで、図1に示すように、キャンディ生地(20)中に多数の麦飯石の粉末(30)が分散した麦飯石入りキャンディ(10)を作製することができる。
麦飯石入りキャンディ(10)の成形は、型に入れて行なったり、棒状に成形した後、切断することにより行なうことができる。勿論、これら成形方法に限定されるものではない。
作製される麦飯石入りキャンディ(10)の形状は、球形、扁平球形、扁平楕円体形、円柱形、立方体形、直方体形など所望に応じて決定することができる。
麦飯石入りキャンディ(10)の大きさも特に限定されるものではないが、重さ約1g〜5g程度が好適であり、球形の場合、直径約1cm〜2cm程度が食する際に好適である。
なお、麦飯石入りキャンディ(10)の硬さは、キャンディ生地(20)の原料選定や煮詰めるときの温度を変えることで適宜調整することができる。
得られた麦飯石入りキャンディ(10)を口に含んで舐めることにより、キャンディ生地(20)が口内で溶け出し、麦飯石の粉末(30)がキャンディ生地(20)と共に口内、喉などで消臭効果、殺菌効果、洗浄効果を発揮する。
<実施例>
グラニュー糖55重量%、黒さ等20重量%、水飴(水分含有量約30重量%)25重量%からなるキャンディ生地の原料に水を加え、150℃まで加熱混合しながら、全体重量が約90%となるまで煮詰め、60℃〜70℃まで冷却して、ペースト状のキャンディ生地を得た。
得られたペースト状のキャンディ生地2kg(100重量部)に800メッシュの麦飯石の粉末10g(0.5重量部)を添加し、均等に混ぜ合わせた後、1粒当たり1gとなるように成形することで、図1に示すような麦飯石入りキャンディ(10)を約2000個作製した。
グラニュー糖55重量%、黒さ等20重量%、水飴(水分含有量約30重量%)25重量%からなるキャンディ生地の原料に水を加え、150℃まで加熱混合しながら、全体重量が約90%となるまで煮詰め、60℃〜70℃まで冷却して、ペースト状のキャンディ生地を得た。
得られたペースト状のキャンディ生地2kg(100重量部)に800メッシュの麦飯石の粉末10g(0.5重量部)を添加し、均等に混ぜ合わせた後、1粒当たり1gとなるように成形することで、図1に示すような麦飯石入りキャンディ(10)を約2000個作製した。
作製された麦飯石入りキャンディ(10)を複数人に試食してもらったところ、麦飯石の粉末(30)による口内のざらつき感は感じられず、口臭が低減したり、喉の調子が良くなったとの感想を得た。
本考案は、麦飯石の粉末を容易に食することのできる麦飯石入りキャンディとして有用である。
(10) 麦飯石入りキャンディ
(20) キャンディ生地
(30) 麦飯石の粉末
(20) キャンディ生地
(30) 麦飯石の粉末
Claims (6)
- キャンディ生地に麦飯石の粉末を配合してなる麦飯石入りキャンディ。
- 麦飯石の粉末の粒径は、400メッシュ以上である請求項1に記載の麦飯石入りキャンディ。
- 麦飯石の粉末の粒径は、1200メッシュ以下である請求項1又は請求項2に記載の麦飯石入りキャンディ。
- 麦飯石の粉末の粒径は、800メッシュである請求項1に記載の麦飯石入りキャンディ。
- キャンディ生地100重量部に対して、麦飯石の粉末を0.25重量部以上配合してなる請求項1乃至請求項4の何れかに記載の麦飯石入りキャンディ。
- キャンディ生地100重量部に対して、麦飯石の粉末を2.5重量部以下配合してなる請求項1乃至請求項5の何れかに記載の麦飯石入りキャンディ。
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JP2011000671U JP3167429U (ja) | 2011-02-09 | 2011-02-09 | 麦飯石入りキャンディ |
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