JP3167338U - ペット服 - Google Patents

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Abstract

【課題】犬等のペット用の衣服として、着衣・脱衣が容易なペット服を提供する。【解決手段】ペットの胴部に展開状態で巻かれる巻き布部2と、ペット胴部の腹側において該巻き布部に形成された2箇所の前足挿通部3と、その巻き布部においてペット胴部を巻いた状態での互いに対応する両端縁をペット胴部の上側である背側を通るように着脱可能に接合するスライドファスナー4とを備える。スライドファスナーは巻き布部の前端縁においてペットの首部から尻部の中央を通る背中心線から外れた位置の第1領域にファスナー前端6を有し、そのファスナー前端から前記背中心線に接近するようにペットの尻部側である後方へ延び、その背中心線に達した後はその背中心線と交差して反対側の第2領域に進入して更に後方へ延び、該巻き布部の後端縁に位置するファスナー後端8へ達する。そのスライドファスナーを閉じ又は開けることにより巻き布部をペットの背側で接合し又は切り離す。【選択図】図1

Description

この考案は、ペット、例えば犬に好適なペット服に関する。
ペットとして愛玩する犬に衣服を着せ、室内で遊ばせたり散歩させたりすることがよくある。その衣服(ペット服)として、特許文献1が知られている。
WO2006/090861再公表特許公報
特許文献1の愛玩動物用衣服(ペット服)は、同公報の0023〜0029段落、及び図1〜図3に示されるように、犬の胴部を上から巻くように被う筒状部4(非伸縮性布材7と伸縮性布材8)を備え、この筒状部4の下側面に前足を通す2個の挿通穴6があり、2個の挿通穴6を分断するように着脱連結部13としてスライドファスナー(スライダー14)が前後に延びる。犬の胴部が筒状部4の布材で被われ、頭部と尻部は後ろ足を含めて露出する。
この衣服を犬に着せるには、展開状態の筒状部4を犬の胴部に上から被せるように巻き付け、前足2本をそれぞれの挿通穴6に通してから、胴部の下側で2本の前足の間に手を入れ、展開状態の布端同士を引き寄せ、スライドファスナー(13)の前端を結合し、スライダー14を前端から後端まで引き動かして着衣が完了する。あるいは、犬を仰向けにして上記の手順で着衣する。
しかしながら、展開状態における筒状部4の各挿通穴6は、スライドファスナー(13)を閉じる前であるから位置が定まらず、犬の2本の前足を通すのが容易でない。また前足を通した後、人がかがみ込んで2本の前足の間に手を入れ、スライドファスナー(13)のスライダー14を腹部下面に沿って、前から後ろまで引いていくのもそう簡単ではない。また犬を仰向けにして着衣すれば、スライドファスナー(13)の端部合わせや接合動作が上からできるが、仰向けにすると犬が嫌がって動いたりするから、着衣が余計に大変になる。スライドファスナー(13)を設けない最初から一体の筒状部4とすれば、犬の頭部から被せ、前足を折曲げて後ろへたぐりつつ挿通穴に前足を入れることになるが、犬に無理な姿勢や動きを強制するから、着せるのも大変で犬も嫌がる。
この考案は、犬等のペット用の衣服として、着衣・脱衣の際にペットにも飼い主にも負担が少ないペット服を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段及び考案の効果
この考案は、前足と後ろ足を有する四足の愛玩動物であるペットに着せるペット服であって、
少なくともペット胴部に展開状態で巻かれる巻き布部と、ペット胴部の腹側において該巻き布部に形成された2箇所の前足挿通部と、その巻き布部においてペット胴部を巻いた状態での互いに対応する両端縁をペット胴部の上側である背側を通るように着脱可能に接合するスライドファスナーとを備え、
スライドファスナーは、巻き布部の前端縁においてペットの首部から尻部の中央を通る背中心線から外れた位置の第1領域にファスナー前端を有し、そのファスナー前端から前記背中心線に接近するようにペットの尻部側である後方へ延び、その背中心線に達した後はその背中心線と交差して反対側の第2領域に進入して、若しくはその背中心線に沿って、又はその背中心線から第1領域に戻るようにして後方へ延び、該巻き布部の後端縁に位置するファスナー後端へ達し、そのスライドファスナーを閉じ又は開けることにより前記巻き布部をペットの背側で接合し又は切り離すことを特徴とする。
これにより、スライドファスナー部を開いた展開状態の巻き布部をペットの胴部に巻き付ける際に、ペットの腹側に位置する2箇所の前足挿通部は、巻き布部の展開状態においてもスライドファスナーで分断されているわけではなく、一体の布部に形成されて両者の位置関係も固定的であるから、例えば展開状態の巻き布部を床面に載置し、その状態でペットの前足2本を前足挿通部に通し、その後、巻き布部の両側縁を上側へ持ち上げ、ペットの背側でスライドファスナーを閉じることにより、人がかがみ込んでペットの前足の間を通すようにスライドファスナーを閉じたり、ペットを仰向けにし又は抱かかえたりすることなく、この衣服をペットに簡単に着せること(着衣)ができる。またその衣服を脱がすときも、ペットの背側でスライドファスナーを開き、分断した巻き布部の両側縁を下に移動させれば、ペットの前足を容易に前足挿通部から抜くことができ、脱衣も簡単に行える。
しかも、スライドファスナーの前端はペットの首の直後ではなく、首の真後ろ(背中心線)から左右にずらした位置をファスナー前端とし、後方へ向けてその背中心線に接近するように延びるから、スライドファスナーのスライダーを把持する際にペットの首の真後ろと干渉することがなく、容易にスライドファスナーを開閉することができ、ペットの立場からも首の真後ろ(上面)に人の手が押し付けられたりする負担が少ない。
また本考案において、前記巻き布部をペットの背側で接合し又は切り離す前記スライドファスナーは、その巻き布部の前端縁における前記背中心線から外れた第1領域に位置するファスナー前端から、その背中心線に接近するように後方へ延び、その背中心線に達した後はその背中心線と交差して反対側の第2領域に進入して更に後方に延び、その巻き布部の第2領域の後端縁に位置するファスナー後端へ達する。
これにより、スライドファスナーを開閉する動作が背中心線と交差する斜めの軌跡に沿うこととなり、それに伴いスライドファスナーの長さもその分長くなるから、巻き布部を閉じていく際に巻付け又は締付けが徐々に進行し、スライドファスナーの閉じ操作がよりスムーズに行われ、ペットへの負担もより小さくなる。
また本考案において、前記スライドファスナーは、前記ファスナー前端からファスナー後端に向って前記背中心線と円弧状に交差する曲線に沿って形成される。
これにより、スライドファスナーをその円弧状の曲線に沿って開閉操作することになり、ペットの背側で直線動作より人の自然な動作に近い円弧状の移動により巻き布部を接合・分断することができる。
また本考案において、前記スライドファスナーは、前記ファスナー前端からファスナー後端に向って前記背中心線と円弧状に交差し、かつそのファスナー前端が位置する前記第1領域側に凸となる曲線に沿って形成される。
これにより、人がペットの側方に位置してスライドファスナーを開閉する場合が多いところ、人の肩又は肘を中心とする円運動に近い自然な動作により、スムーズにスライドファスナーを開閉することができる。
また本考案において、前記巻き布部は、ペットの胴部に巻かれる巻き布部本体と、その巻き布部本体の前端側に連続して設けられ、ペットの首部に巻かれるネック部とを備え、前記スライドファスナーは、そのネック部における前記第1領域の前端縁に位置するファスナー前端からそのネック部を通り、前記巻き布部の後端縁に位置するファスナー後端まで延びる。
これにより、ネック部がペットの首部を取り巻き、巻き布部本体がペットの胴部に巻き付けられて、ペットの身体をより安定に包み込むことができ、しかもスライドファスナーの前端はネック部を通っており、ペットの背側においてネック部を含めてスライドファスナーを開閉操作することにより、ネック部がありながらペットに対し簡単に着衣・脱衣をすることができる。
また本考案では、前記ネック部の領域において前記スライドファスナーを開き、そのネック部を前記巻き布部本体側へ折り返すことにより、その折り返し部分が襟になる。
これにより簡単に襟を形成することができ、またスライドファスナーをネック部の先端まで閉じれば、ネック部が立ったハイネックの状態となってペットの首部を取り巻くこととなり、2タイプのネック部の形態を一つの衣服で実現できる。
また本考案において、前記スライドファスナーは、前記ファスナー前端から後方へ向けて移動させる第1スライダーと、前記ファスナー後端から前方へ向けて移動させる第2スライダーとを備えたダブルスライダー方式のものである。
これにより、巻き布部をスライドファスナーで接合したり分断したりする際に、スライドファスナーのファスナー前端及び後端のいずれからでもスライダーを把持して開閉動作が可能であるから、ペットに対する着衣や脱衣をいっそう容易に行い得る。
本考案の実施例1のペット服を犬に着せた形態の前方斜視図。 その後方斜視図。 その正面図。 その右側面図。 その左側面図。 その平面図。 図1〜図6に示すペット服の展開図。 実施例2のペット服の平面図。 その底面図。 図8〜図9のペット服で襟を生じさせた部分正面図。 図10に示す一部を拡大して示す部分正面図。 図8〜図9に示すペット服を犬に着せた状態でダブルファスナー方式を説明する説明図。 実施例3のペット服の装着状態(ただし犬は省略)の平面図。 その右側面図。 その左側面図。 実施例4のペット服の平面図(以下図20まで、いずれも装着状態で犬は省略)。 実施例5のペット服の平面図。 実施例6のペット服の平面図。 実施例7のペット服の平面図。 実施例8のペット服の平面図。 実施例9のペット服の装着状態の右側面図。 その左側面図。 その平面図。 実施例10のペット服の正面図。 実施例11のペット服の正面図。 実施例12のペット服の右側面図。
以下、この考案を実施するための形態を説明する。
図1〜図6に示す実施例1のペット服は、前足と後ろ足を有する四足の愛玩動物、主に犬D(通常は比較的小さい犬)に着せるペット服1である。このペット服1は、少なくともペット胴部に展開状態で巻かれる巻き布部2と、ペット胴部の腹側において巻き布部2に形成された2箇所の前足挿通部3と、その巻き布部2においてペット胴部を巻いた状態での互いに対応する両端縁をペット胴部の上側である背側を通るように着脱可能に接合するスライドファスナー4とを備える。
スライドファスナー4は、巻き布部2の前端縁においてペットの首部から尻部の中央を通る背中心線O(図6)から外れた位置の第1領域5にファスナー前端6(図1、図3、図4)を有し、そのファスナー前端6から背中心線O(図6)に接近するようにペットの尻部側である後方へ延び、その背中心線Oに達した後はその背中心線と交差して反対側の第2領域7に進入して後方へ延び、巻き布部2の後端縁に位置するファスナー後端8へ達している。そのスライドファスナー4を閉じ又は開けることにより、巻き布部2をペットの背側で接合し又は切り離す。
この例でスライドファスナー4は、ファスナー前端6からファスナー後端8に向って背中心線Oと円弧状に交差する曲線に沿って形成され、特にファスナー前端6からファスナー後端に向って背中心線Oと円弧状に交差し、かつそのファスナー前端6が位置する第1領域5側に凸となる曲線に沿って形成されている。
さらに巻き布部2は、ペットの胴部に巻かれる巻き布部本体2aと、その巻き布部本体2aの前端側に連続して設けられ、ペットの首部に巻かれるネック部2bとを備え、上述のスライドファスナー4は、そのネック部2bにおける第1領域5の前端縁に位置するファスナー前端6(図1、図4)からそのネック部2bを通り、巻き布部2の後端縁に位置するファスナー後端8まで延びている。
さらに具体的に各図を参照しながら説明する。スライドファスナー4は、図1、図2、図5に示すように、このペット服1を子犬Dに着せて開放状態から閉じるための始点結合部9と、その始点を結合した状態でネック部2b側へスライド操作されるスライダー10と、周知のものであるため詳しい図示はしないが、スライダー10の移動に従い交互に噛み合う一対のファスナー歯部11とを備える。図7はこのペット服1を展開した状態であり(この図は、実際のペット服1を広げた写真から描写しているため、両側縁のファスナー歯部11は幾何学的な円弧状にはなっていない)、始点結合部9,9が結合された後、スライダー10が円弧状の曲線に沿ってネック部2bの先端まで移動する。一方のファスナー歯部11の内側に沿って帯布部12が設けられ、犬の毛をファスナー歯部11にかみ込まないようにしている。
図8〜図11に示す実施例2のペット服20は、実施例1のペット服1と同様に、巻き布部2、その本体2a、ネック部2b、前足挿通部3、スライドファスナー4を備え、かつスライドファスナー4は、ファスナー前端6から後方へ向けて移動させる第1スライダー13と、ファスナー後端8から前方へ向けて移動させる第2スライダー14とを備えたダブルスライダー方式のものである。スライドファスナー4はネック部2bの先端から巻き布本体2aの後端まで、背中心線Oを横切る円弧状の曲線に沿って形成され、図10に示すように、ネック部2bの領域においてスライドファスナー4を開き、そのネック部2bを巻き布部本体2a側へ折り返すことにより、その折り返し部分を襟にすることができる。また、図11に分解して示すように、犬の毛の噛み込みを防ぐ帯布部12が一方のファスナー歯部11の内側に沿って縫い付けられている。そして、図12に示すように、第1スライダー13が位置する前端からでも、第2スライダー14が位置する後端からでも、双方向から自在にスライドファスナー4を開放することができる。
図13〜図15は、実施例3のペット服30を犬に着せた状態を示している(犬は省略)。図13の平面図に示すように、巻き布部2は、巻き布部本体2aとネック部2bと前足挿通部3を備える。スライドファスナー4の前端6と後端8は、巻き布部本体2aの前端と後端に位置する。スライドファスナー4はネック部2bを除いて、巻き布部本体2aの前端から後端まで、背中心線Oを横切る円弧状の曲線に沿って延びる。ネック部2bにはスライドファスナー4の前端6の延長線上に切れ目16が形成されている。切れ目16にはファスナー歯部11が存在しない。よって、スライドファスナー4のスライダー10をいっぱいまで引いた状態とすれば、切れ目16の隙間が接近して、犬の首部を取り囲む状態となる。なお、このネック部2bの中間にスライドファスナー4の前端6をもってきてもよい。ネック部2bの開口周縁には飾り用のフリル部2cがある。
図16に示す実施例4のペット服40において、スライドファスナー41は、巻き布部の2の前端縁において、背中心線Oから外れた位置の第1領域5にファスナー前端6を有し、そのファスナー前端6から背中心線Oに接近するように後方へ延び、その背中心線Oに達した後は背中心線Oと交差して反対側の第2領域7に進入して、巻き布部2の後端縁に位置するファスナー後端8へ達し、かつ全体として緩やかなS字状の曲線に沿って形成されている。
図17に示す実施例5のペット服50では、スライドファスナー42が背側中心線Oと交差する直線状に形成されている。図18に示す実施例6におけるペット服60のスライドファスナー43は、巻き布部2の前端縁において背中心線Oから外れた位置の第1領域5にファスナー前端6を有し、そのファスナー前端6から背中心線Oに接近するように後方へ延び、その背中心線Oに達した後は背中心線Oと交差して反対側の第2領域7に進入して、巻き布部2の後端縁に位置するファスナー後端8へ達し、全体として第1領域5側に凸ではなく、第2領域7側に凸となる円弧状の曲線に沿って形成される。つまり、円弧状に膨出する向きが、図6等のペット服1とは反対である。
図19に示す実施例7のペット服70のスライドファスナー44は、巻き布部2の前端縁において背中心線Oから外れた位置の第1領域5にファスナー前端6を有し、そのファスナー前端6から背中心線Oに接近するように後方へ延び、その背中心線Oに達した後は背中心線Oと交差することなく、背中心線Oに沿って巻き布部2の後端縁に位置するファスナー後端8へ達している。
図20に示す実施例8のペット服80では、スライドファスナー45が巻き布部2の前端縁において背中心線Oから外れた位置の第1領域5にファスナー前端6を有し、そのファスナー前端6から背中心線Oに接近するように後方へ延び、その背中心線Oに達した後は背中心線Oと交差して反対側の第2領域7へ進入し、その後再び背中心線Oと交差して第1領域5に戻り、最終的に第1領域5のファスナー後端8へ達している。この例では、スライドファスナー45が背中心線Oと2度交差することにより、ファスナー前端6と後端8がいずれも第1領域5側にあり、しかも第2領域7側に凸となる円弧状の曲線に沿って延びている。
図21〜図23に示す実施例9のペット服90は、ネック部2bを有さず、巻き布部2が犬の首部の手前までを被うものである。スライドファスナー4は巻き布部2の前端から後端まで形成されている。あとは図1〜図7に示した実施例1のペット服1と同様である。なお、図16〜図21等において、スライドファスナーのスライダー10は省略した。
図24に示す実施例10のペット服100は、前足挿通部15が比較的短い袖状(筒状)の形態をなしており、その中に犬の前足がそれぞれ通される。いわば袖付(この例では半袖状)のものである。図25に示す実施例11のペット服110は、図24のものより長い袖状(筒状)の前足挿通部17を備え、ここに犬の前足がそれぞれ通される。これはいわば長袖に相当する。その他の部分は図1〜図6と同じである。
図26に示す実施例12のペット服120は、犬の後ろ足を通す2個の後ろ足挿通部18が、前足挿通部17(若しくは3又は15)に加えて設けられる。後ろ足挿通部18は筒状に形成された、いわばズボン、タイツないしパンツに相当する部分であり、それぞれ後ろ足が通される。長い後ろ足挿通部18以外に、2鎖線で示すように短い後ろ足挿通部19でもよい。通常は、長い後ろ足挿通部18に対応するように長い前足挿通部17が形成され、短い後ろ足挿通部19に対応して短い前足挿通部15が配置される。
以上の説明において、既に説明した内容と同じ符号の部分は重複的な説明は省略した。また図8、図12等に示したダブルファスナー方式は、ネック部2bを有する有しないに関わりなく採用できる。さらに、図16〜図20に示したスライドファスナーの種々の形成形態も、ネック部2bの有無に関係なく採用できる。また逐一図示はしないが、以上説明した実施例1〜実施例12のペット服の各形態ないし各部位を組み合わせて更に変形した別のペット服を得ることもできる。
なお、これまで主に犬用のペット服(犬服)を例示したが、必ずしも犬用のペット服に限るものではなく、例えばネコ、サル、ウサギ等、その他の四足の愛玩動物のペット服にこの考案の考え方を適用することができる。
1、20、30、40,50、60、70、80、90、100、110、120 ペット衣服
2 巻き布部
2a 巻き布部本体
2b ネック部
3、15、17 前足挿通部
4、41、42、43、44、45 スライドファスナー
5 第1領域
6 ファスナー前端
7 第2領域
8 ファスナー後端
9 始点結合部
10 スライダー
11 ファスナー歯部
12 帯布部
13 第1スライダー
14 第2スライダー
16 切れ目
18、19 後ろ足挿通部
O 背中心線
D 犬(ペット)

Claims (7)

  1. 前足と後ろ足を有する四足の愛玩動物であるペットに着せるペット服であって、
    少なくともペット胴部に展開状態で巻かれる巻き布部と、ペット胴部の腹側において該巻き布部に形成された2箇所の前足挿通部と、その巻き布部においてペット胴部を巻いた状態での互いに対応する両端縁をペット胴部の上側である背側を通るように着脱可能に接合するスライドファスナーとを備え、
    スライドファスナーは、巻き布部の前端縁においてペットの首部から尻部の中央を通る背中心線から外れた位置の第1領域にファスナー前端を有し、そのファスナー前端から前記背中心線に接近するようにペットの尻部側である後方へ延び、その背中心線に達した後はその背中心線と交差して反対側の第2領域に進入して、若しくはその背中心線に沿って、又はその背中心線から第1領域に戻るようにして後方へ延び、該巻き布部の後端縁に位置するファスナー後端へ達し、そのスライドファスナーを閉じ又は開けることにより巻き布部をペットの背側で接合し又は切り離すことを特徴とするペット服。
  2. 前記巻き布部をペットの背側で接合し又は切り離す前記スライドファスナーは、その巻き布部の前端縁における前記背中心線から外れた第1領域に位置するファスナー前端から、その背中心線に接近するように後方へ延び、その背中心線に達した後はその背中心線と交差して反対側の第2領域に進入して更に後方に延び、その巻き布部の第2領域の後端縁に位置するファスナー後端へ達している請求項1に記載のペット服。
  3. 前記スライドファスナーは、前記ファスナー前端からファスナー後端に向って前記背中心線と円弧状に交差する曲線に沿って形成される請求項2に記載のペット服。
  4. 前記スライドファスナーは、前記ファスナー前端からファスナー後端に向って前記背中心線と円弧状に交差し、かつそのファスナー前端が位置する前記第1領域側に凸となる曲線に沿って形成される請求項3に記載のペット服。
  5. 前記巻き布部は、ペットの胴部に巻かれる巻き布部本体と、その巻き布部本体の前端側に連続して設けられ、ペットの首部に巻かれるネック部とを備え、前記スライドファスナーは、そのネック部における前記第1領域の前端縁に位置するファスナー前端からそのネック部を通り、前記巻き布部の後端縁に位置するファスナー後端まで延びる請求項1ないし4のいずれか1項に記載のペット服。
  6. 前記ネック部の領域において前記スライドファスナーを開き、そのネック部を前記巻き布部本体側へ折り返すことにより、その折り返し部分が襟になる請求項5に記載のペット服。
  7. 前記スライドファスナーは、前記ファスナー前端から後方へ向けて移動させる第1スライダーと、前記ファスナー後端から前方へ向けて移動させる第2スライダーとを備えたダブルスライダー方式のものである請求項1ないし6のいずれか1項に記載のペット服。
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