JP3167075B2 - 録音装置付きフォークリフト音声システム - Google Patents

録音装置付きフォークリフト音声システム

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JP3167075B2
JP3167075B2 JP09058694A JP9058694A JP3167075B2 JP 3167075 B2 JP3167075 B2 JP 3167075B2 JP 09058694 A JP09058694 A JP 09058694A JP 9058694 A JP9058694 A JP 9058694A JP 3167075 B2 JP3167075 B2 JP 3167075B2
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実 岡田
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日本輸送機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォークリフト車によ
る入出庫作業を、音声信号を交信することにより行うフ
ォークリフト音声システムに係り、特に、録音機能を有
したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、倉庫や配送センターで入出庫管理
を行うために、コンピュータ端末を用いた無線LANシ
ステムを採用すると、設備費が割り高につくことから、
コスト低減のため、安価な音声通話方式を採用すること
がある。この音声通話方式は、音声信号を無線により交
信するものであり、この方式には、作業者が送受話器を
携帯する、つまり作業者が送受話用のヘッドマウントや
イヤホーン等を着用する携帯型と、送受話器を車に搭載
した車載型がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯型
の場合は、作業者がヘッドマウント等を着用する必要が
生じ、この着用したヘッドマウント等が作業時に邪魔に
なり、作業者に嫌われることが多かった。また、車載型
では、作業者がフォークリフトを離れた時にセンター側
で呼んでも応答がなく、情報のやり取りができなくなる
ことがあり、不便であつた。本発明は、上述した問題点
を解決するためになされたものであり、無線LANシス
テムのように設備費が高価にならず、また、安価な音声
通話方式でありながら、作業者がヘッドマウント等を着
用する必要がなく、また、作業者がフォークリフトを離
れた時にでも、センター側からの呼び出しに応答して録
音装置が働き音声情報を録音することができ、センター
側からフォークリフト側に何時でも情報を送信すること
ができる録音装置付きフォークリフト音声システムを提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、センター側の親機とフォークリフト車に搭
載した子機との間で入出庫に係る情報を音声信号にて無
線交信して入出庫作業を行うフォークリフト音声通話シ
ステムにおいて、フォークリフト側子機に接続され、
音可能な状態を指示する録音ボタンを有し、センター側
親機より受信した音声情報を録音・再生する録再生手段
と、前記録音ボタンが操作されていることによって、
ンター側親機からの呼び出しに応答して、子機からセン
ター側親機へメッセージを送信し、その後、該センター
側親機からの音声情報を録音するように前記録再生手段
を制御する録音制御手段とを備えたものである。
【0005】
【作用】上記構成を有するフォークリフト音声通話シス
テムによれば、作業者がフォークリフト車に乗っている
時は、センター側親機からの呼び出しをフォークリフト
側子機が受けて、作業者はセンター側親機から送話され
る入出庫情報等を通常の無線による音声通話にて受取る
ことができる。また、作業者がフォークリフト車から離
れる時に録音ボタンを操作しておくと、センター側親機
からの呼び出しに応答して、子機からのメッセージがセ
ンター側の親機へ送信され、親機側のオペレータはこの
メッセージを聞いて、作業者がフォークリフト車から離
れていることを知った上で、必要な情報を録再生手段に
音声として自動録音させる。作業者はフォークリフト車
に戻った時に録音された音声情報を再生して聞くことが
できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1はフォークリフト音声通話シス
テムの全体構成を示す。事務所(センター)1には、音
声通話のための送受話器3を備えた親機2が置かれ、倉
庫5には、前記親機2と回線6で接続された中継機7が
置かれ、かつ、フォークリフト車8が位置する。このフ
ォークリフト車8は、入出庫に係る情報を音声信号にて
無線交信して、倉庫5内の不図示のラックに対して荷物
9の入出庫作業を行うものである。フォークリフト車8
には音声通話のための送受話機能を有した子機10が搭
載され、前記中継機7と子機10との間は、各々のアン
テナ11,12を介して無線電波により結合されてい
る。かくして、親機2と子機10とは無線による音声信
号での交信が可能とされている。
【0007】図2は前記フォークリフト車8に搭載され
た子機10のブロック構成を示す。子機10は、中継機
7とアンテナ11,12を介して無線にて音声情報を送
受信する送受信回路13と、送受話を制御する通話回路
14とを備え、この通話回路14には、電源回路15、
スピーカ16、マイク17、親機2からの音声情報を録
再生する録音装置18、子機10より送信されるメッセ
ージを記憶させるメッセージ記憶メモリ19、送話先を
指定するためのダイヤルスイッチ20、録音ボタン21
及び再生ボタン22等が接続されている。通話回路14
は、録音ボタン21が操作されている時は、親機2から
の呼び出しに対して親機2からの音声情報を自動的に留
守録音するよう録音装置18を制御する機能を有してい
る。
【0008】上記構成において、入出庫に係る音声情報
の交信動作を説明する。事務所1にいる親機2のオペレ
ータが送受話器3を操作して、倉庫5内の所望のフォー
クリフト車8の子機10に対して呼び出し信号を送出す
ると、これを受信した子機10は呼び出し音をスピーカ
16から発生する。フォークリフト車8の作業者はこの
呼び出し音を聞いて応答することで送受話が可能にな
り、スピーカ16から音声での入出庫情報を聞いて所定
の作業を行うことができ、また、作業者はマイク17に
より音声にて親機2のオペレータに対して返答すること
ができる。
【0009】作業者がフォークリフト車8を離れる時に
は、録音ボタン21を押して留守録音モードを設定して
おくことで、親機2からの呼び出しに応答してメッセー
ジ記憶メモリ19の内容が親機2に対して送信され、親
機2のオペレータはこのメッセージ応答を聞いて、音声
情報を送信することで、録音装置18はその内容を自動
録音する。作業者がフォークリフト車8に戻った時に、
再生ボタン22を操作して録音装置18を再生動作させ
て録音内容を聞くことができる。なお、留守録音された
場合には、そのことが不図示の表示パネルに表示される
ようになっている。
【0010】本実施例によれば、作業者がフォークリフ
ト車8を離れる時に、従来の携帯型の音声通話システム
のようにヘッドマウント等を装着する必要がなく、何時
でも親機2からフォークリフト車8に音声情報を送るこ
とができる。また、ヘッドマウント等を装着する必要が
ないので、それらが作業の邪魔になるようなことがなく
なる。
【0011】なお、本発明は上記実施例構成に限られず
種々の変形が可能であり、例えば、通話回路14は、親
機2からの呼び出しに対して応答せずに所定回数の呼び
出し信号受信後に、自動的にメッセージ記憶メモリ19
の内容を親機2に対して送信し、親機2からの音声情報
を録音装置18にて自動録音するよう制御する機能を持
たせてもよい。この機能を持たせると、上記のように作
業者がフォークリフト車8を離れる時に、留守録音モー
ドをいちいち設定しておかなくとも、親機2からの音声
情報を録音することができる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明の録音装置付きフォ
ークリフト音声システムによれば、センター側とフォー
クリフト車側の間で入出庫に係る情報を音声にて通話す
るに際して、作業者がフォークリフト車から離れている
時でもセンター側からの呼び出しに応答して、フォーク
リフト車では録音装置が働き、センター側からの音声情
報を自動録音することができ、作業者がフォークリフト
車に戻った時に、その録音内容を再生して聞くことがで
きる。従って、携帯型システムのようにヘッドマウント
やイヤホーン等の機器装着による煩わしさや、車載型シ
ステムのように作業者がフォークリフト車から離れた時
にセンター側から情報を送れないといったことが解消さ
れ、何時でもセンター側から情報を送ることができる。
しかも、無線LANに比べて安価なシステムを実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による録音装置付きフォーク
リフト音声システムの全体構成図である。
【図2】同システムにおける子機のブロック構成図であ
る。
【符号の説明】
1 事務所 2 親機 8 フォークリフト車 10 子機 14 通話回路 18 録音装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センター側の親機とフォークリフト車に
    搭載した子機との間で入出庫に係る情報を音声信号にて
    無線交信して入出庫作業を行うフォークリフト音声通話
    システムにおいて、 フォークリフト側子機に接続され、録音可能な状態を指
    示する録音ボタンを有し、センター側親機より受信した
    音声情報を録音・再生する録再生手段と、前記録音ボタンが操作されていることによって、 センタ
    ー側親機からの呼び出しに応答して、子機からセンター
    側親機へメッセージを送信し、その後、該センター側親
    機からの音声情報を録音するように前記録再生手段を制
    御する録音制御手段とを備えたことを特徴とする録音装
    置付きフォークリフト音声システム。
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