JP3167052U - 被包装物の保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】被包装物を安定して保持し、衝撃を緩和して被包装物の損傷を防止し、開梱時に被包装物の全面が見えるようにし、また、形状を簡素化して簡単にセットできる被包装物の保持具を提供する。【解決手段】保持具3は基板部材11と透明部材12とからなり、基板部材11は一つの平行する側縁に一側折曲げ部13・14を備え、他の平行する側縁に他側折曲げ部16を備える。さらに、透明部材12は一つの平行する側縁を一側折曲げ部13・14に固定し、透明部材12の他の平行する側縁の隙間19・20から被包装物2を挿入して基板部材11と透明部材12との間に収納し、一側折曲げ部13・14および他側折曲げ部16を折曲げた状態で包装箱1に入れて一側折曲げ部13・14および他側折曲げ部16を包装箱1の内面に当接させ、基板部材11と透明部材12との間に保持した被包装物2が動かないように保持する。【選択図】図2

Description

この考案は被包装物の保持具に係り、特に、包装箱内に梱包された被包装物が動かないように安定して保持することができる被包装物の保持具に関する。
例えば、CDやDVDなどの比較的小さな商品を被包装物として、これら被包装物を梱包する場合には、包装箱内で被梱包物が動いて損傷することを防止するために梱包材を使用している。従来の梱包材には、インシュレーション・ボードを使用して断面L字状又はコの字状の板状に成形し、被梱包物の縁部や隅部等を保持するように構成した梱包材であって、この梱包材は被梱包物の上面又は下面を覆う部分の隅部を45度にカットした形状にすることで、コーナを完全に覆うことができ、使用後の焼却時に有毒ガス等の発生防止を図ったものがある。(特許文献1)
実開平5−54341号公報
ところが、前記特許文献1の梱包材による梱包は、被梱包物の縁部や隅部を板紙状の梱包材で覆っているだけなので、包装箱内にセットすると、被梱包物は薄い梱包材を挟んで包装箱の内面に接することになる。
よって、前記特許文献1の梱包材による梱包では、十分な緩衝性を持たせて被包装物を梱包することができないため、包装箱内で安定して被包装物を保持することができず、外部からの衝撃を緩和することができない問題がある。また、前記特許文献1の梱包材による梱包では、被梱包物の縁部や隅部を板紙状の梱包材で覆っているので、被包装物が梱包材で部分的に覆われてしまい、包装箱を開けたときに梱包を解いた者に被梱包物の全面を見せることができない問題がある。また、前記特許文献1の板紙状の梱包材は、内部に緩衝用の空間ができるように折り畳んで緩衝性を持たせようとすると、形状が複雑になるとともに包装箱内にセットするのに手間がかかる問題がある。
この考案は、包装箱内に梱包された被包装物を安定して保持することができ、外部からの衝撃を緩和して被包装物の損傷を防止することができ、包装箱の開梱時に被包装物の全面が見えるようにすることができ、また、形状を簡素化して簡単にセットすることができるようにすることを目的とする。
この考案は、包装箱で梱包した被包装物を保持する被包装物の保持具において、前記保持具は前記被包装物を載せる略四角板形状の基板部材と前記基板部材の一側面に配設されて前記被包装物を押さえる略四角箔形状の透明部材とからなり、前記基板部材は一つの平行する側縁に一側折曲げ部を備えるとともに他の平行する側縁に他側折曲げ部を備え、前記透明部材は一つの平行する側縁を前記一側折曲げ部および他側折曲げ部のいずれか一方に固定し、前記透明部材の他の平行する側縁の隙間から前記被包装物を挿入して前記基板部材と透明部材との間に収納し、前記一側折曲げ部および他側折曲げ部を折曲げた状態で前記包装箱に入れて前記一側折曲げ部および他側折曲げ部を前記包装箱の内面に当接させ、前記基板部材と透明部材との間に保持した被包装物が動かないように保持することを特徴とする。
この考案の被包装物の保持具は、透明部材の固定されない他の平行する側縁の隙間から被包装物を挿入基板部材と透明部材との間に収納し、折曲げた一側折曲げ部および他側折曲げ部を包装箱の内面に当接させ、基板部材と透明部材との間に保持した被包装物が動かないように保持しているので、包装箱内に梱包された被包装物を安定して保持することができ、外部からの衝撃を緩和して被包装物の損傷を防止することができ、包装箱の開梱時に被包装物の全面が見えるように保持することができる。また、保持具は、基板部材と透明部材との間に被包装物を収納して一側折曲げ部および他側折曲げ部を折り曲げる構造なので、形状を簡素化することができ、包装箱内に簡単にセットすることができる。
図1は実施例1の保持具の展開図である。(実施例1) 図2は被包装物を保持した保持具を包装箱に入れる状態の斜視図である。(実施例1) 図3は実施例1の変形例を示す保持具の展開図である。(変形例) 図4は被包装物を保持した保持具を包装箱に入れる状態の斜視図である。(変形例) 図5は実施例2の保持具の展開図である。(実施例2) 図6は被包装物を保持した保持具を包装箱に入れる状態の斜視図である。(実施例2) 図7は実施例2の変形例を示す保持具の展開図である。(変形例) 図8は被包装物を保持した保持具を包装箱に入れる状態の斜視図である。(変形例) 図9は実施例3の保持具の展開図である。(実施例3) 図10は被包装物を保持した保持具を包装箱に入れる状態の斜視図である。(実施例3)
以下図面に基づいて、この考案の実施例を詳細た説明する。
図1・図2は、この考案の実施例1を示すものである。図2において、1は包装箱、2は被包装物、3は保持具である。前記包装箱1は、略長四角板形状の底部4と上部5とを有し、底部4と上部5との一つの側縁どうしを略細長四角板形状の連結部6で連結している。底部4は、残りの3つの側縁をコ字状の底部側周壁7で囲んでいる。上部5は、残りの3つの側縁をコ字状の上部側周壁8で囲んでいる。底部側周壁7は、上部側周壁8が被さるように、上部側周壁8よりもわずかに小さく形成されている。連結部6の長手方向両端と底部側周壁7および上部側周壁8の各端とは、連絡部9・10で連絡されている。
前記被包装物2は、例えばCDやDVDなどの比較的小さな商品であり、略四角厚板形状を有している。被包装物2を保持する前記保持具3は、図1に示すように、被包装物2を載せる基板部材11と、被包装物2を押さえる透明部材12とからなる。基板部材11は、包装箱1の底部4と略同形で二つの平行する側縁を有する略長四角板形状に形成される。透明部材12は、基板部材11よりも若干長い二つの平行する側縁を有する略長四角箔形状に形成され、基板部材11の一側面に配設される。
前記基板部材11は、一つの平行する側縁に一側折曲げ部13・14を備えるとともに、他の平行する側縁に他側折曲げ部15・16を備えている。一側折曲げ部13・14の高さH1および他側折曲げ部15・16の幅方向の高さH2は、包装箱1内に被包装物2が保持された保持具3を収容するために、図2に示すように、それぞれ底部側周壁7の高さH3から被包装物2の高さH4を引いた高さ(H1=H2=(H3−H4))とする。
前記透明部材12は、一つの平行する側縁を基板部材11の一側折曲げ部13・14および他側折曲げ部15・16のいずれか一方に固定している。実施例1においては、透明部材12の一つの平行する側縁を、基板部材11の一側折曲げ部13・14の固定部17・18に接着剤により固定している。透明部材12は、一つの平行する側縁を基板部材11の一側折曲げ部13・14に固定することで、他の平行する側縁に隙間19・20を形成し、基板部材11と透明部材12との間に収納部21を形成している。
保持具3は、図2に示すように、透明部材12の一つの平行する側縁の隙間19・20から被包装物2を挿入して基板部材11と透明部材12との間の収納部21に収納し、一側折曲げ部13・14および他側折曲げ部15・16を透明部材12が配設された一側面に対して反対の他側面側に立ち下がるように折曲げる。
保持具3は、一側折曲げ部13・14および他側折曲げ部15・16を折曲げた状態で包装箱1に入れて、底部4に上部5を被せて閉じると、一側折曲げ部13・14および他側折曲げ部15・16の各下端が包装箱1の底部4の内面に当接する。また、保持具3に保持された被包装物2の上面は、透明部材12を介して包装箱1の上部5の内面に当接する。これにより、保持具3は、包装箱1内で動きを阻止され、基板部材11と透明部材12との間に保持した被包装物2が動かないように保持する。
このように、被包装物2の保持具3は、透明部材12の固定されない他の平行する側縁の隙間19・20から被包装物2を挿入して基板部材11と透明部材12との間に収納し、折曲げた一側折曲げ部13・14および他側折曲げ部15・16を包装箱1の内面に当接させ、基板部材11と透明部材12との間に保持した被包装物2が動かないように保持しているので、包装箱1内に梱包された被包装物2を安定して保持することができ、外部からの衝撃を緩和して被包装物2の損傷を防止することができ、包装箱1の開梱時に被包装物2の全面が見えるように保持することができる。また、保持具3は、基板部材11と透明部材12との間に被包装物2を収納して一側折曲げ部13・14および他側折曲げ部15・16を折り曲げる構造なので、形状を簡素化することができ、包装箱1内に簡単にセットすることができる。
図3・図4は、実施例1の変形例を示すものである。変形例の保持具3は、図3に示すように、透明部材12の他の平行する側縁を基板部材11の他の平行する側縁よりも若干長い略長四角箔形状に形成して基板部材11の一側面に配設し、透明部材12の他の平行する側縁を基板部材11の他側折曲げ部15・16の固定部22・23に接着剤により固定している。透明部材12は、他の平行する側縁を基板部材11の他側折曲げ部15・16に固定することで、一つの平行する側縁に隙間24・25を形成し、基板部材11と透明部材12との間に収納部21を形成している。
この保持具3は、図4に示すように、透明部材12の他の平行する側縁の隙間24・25から被包装物2を挿入して基板部材11と透明部材12との間の収納部21に収納し、一側折曲げ部13・14および他側折曲げ部15・16を透明部材12が配設された一側面に対して反対の他側面側に折曲げる。保持具3は、この状態で包装箱1に入れて底部4に上部5を被せて閉じることで、包装箱1内で動きを阻止され、基板部材11と透明部材12との間に保持した被包装物2が動かないように保持することができ、また、形状を簡素化することができ、包装箱2内に簡単にセットすることができる。
図5・図6は、実施例2を示すものである。図6において、101は包装箱、102は被包装物、103は保持具である。前記包装箱101は、略長四角板形状で平行する底部104と上部105とを有し、底部104と上部105との互いに平行する一つの側縁どうしを略細長四角板形状の一側部106と他側部107とでそれぞれ連結して四角筒形状に形成している。上部105には、他の平行する側縁に蓋部108・109をそれぞれ形成するとともに、中央に開口部110を形成して内面に透明部材111を固定している。上部105に形成した蓋部108・109は、底部104の他の平行する側縁の内側に差し込まれて閉じられる。
包装箱101は、一側部106の上端に上部105と同形状の開閉部112を連設し、開閉部112の先端に係止片113を突設している。また、包装箱101は、上部105の他側部107と連結する部分に前記係止片113を挿入して係止する係止溝114を設けている。
この包装箱101に梱包する略四角厚板形状の被包装物102を保持する保持具103は、図5に示すように、被包装物102を載せる基板部材115と、被包装物102を押さえる透明部材116とからなる。基板部材115は、包装箱101の底部104と略同形で二つの平行する側縁を有する略長四角板形状に形成される。透明部材116は、基板部材115よりも若干長い二つの平行する側縁を有する略長四角箔形状に形成され、基板部材115の一側面に配設される。
前記基板部材115は、一つの平行する側縁に一側折曲げ部117・118を備えるとともに、他の平行する側縁に他側折曲げ部119・120を備えている。他側折曲げ部119・120の高さH1は、包装箱101内に被包装物102が保持された保持具103を収容するために、図6に示すように、一側部106・他側部107の高さH2から一側折曲げ部117・118の折曲げた高さH3を引いた高さ(H1=H2−H3)とする。
前記透明部材116は、一つの平行する側縁を基板部材115の一側折曲げ部117・118および他側折曲げ部119・120のいずれか一方に固定している。実施例2においては、透明部材116の一つの平行する側縁を、基板部材115の一側折曲げ部117・118の固定部121・122に接着剤により固定している。透明部材116は、一つの平行する側縁を基板部材115の一側折曲げ部117・118に固定することで、他の平行する側縁に隙間123・124を形成し、基板部材115と透明部材116との間に収納部125を形成している。
保持具103は、図6に示すように、透明部材116の一つの平行する側縁の隙間123・124から被包装物102を挿入して基板部材115と透明部材116との間の収納部125に収納し、透明部材116の一つの平行する側縁が固定された一側折曲げ部117・118を透明部材116が配設された基板部材115の一側面に対して反対の他側面側に近づけるように折曲げ、透明部材116の他の平行する側縁が固定されていない他側折曲げ部119・120を透明部材116が配設された基板部材115の一側面側に立ち上がるように折曲げる。
保持具103は、一側折曲げ部117・118および他側折曲げ部119・120を折曲げた状態で蓋部108あるいは蓋部109を開けて包装箱101内に入れて、開いた蓋部108あるいは蓋部109を閉じると、一側折曲げ部117・118が底部104の内面に弾性当接するとともに一側折曲げ部117・118の復元力で他側折曲げ部119・120が上部105の内面に当接する。これにより、保持具103は、包装箱101内で動きを阻止され、基板部材115と透明部材116との間に保持した被包装物102が動かないように保持する。
このように、被包装物102の保持具103は、透明部材116の他の平行する側縁の隙間123・124から被包装物102を挿入して基板部材115と透明部材116との間に収納し、折曲げた一側折曲げ部117・118および他側折曲げ部119・120を包装箱101の内面に当接させ、基板部材115と透明部材116との間に保持した被包装物102が動かないように保持しているので、包装箱101内に梱包された被包装物102を安定して保持することができ、外部からの衝撃を緩和して被包装物102の損傷を防止することができ、包装箱101の開梱時に被包装物102の全面が見えるように保持することができる。また、保持具103は、基板部材115と透明部材116との間に被包装物102を収納して一側折曲げ部117・118および他側折曲げ部119・120を折り曲げる構造なので、形状を簡素化することができ、包装箱101内に簡単にセットすることができる。
図7・図8は、実施例2の変形例を示すものである。変形例の保持具3は、図7に示すように、透明部材116の他の平行する側縁を基板部材115の他の平行する側縁よりも若干長い略長四角箔形状に形成して基板部材115の一側面に配設し、透明部材116の他の平行する側縁を基板部材115の他側折曲げ部119・120の固定部126・127に接着剤により固定している。透明部材116は、他の平行する側縁を基板部材115の他側折曲げ部119・120に固定することで、一つの平行する側縁に隙間128・129を形成し、基板部材115と透明部材116との間に収納部125を形成している。
この保持具103は、図8に示すように、透明部材116の他の平行する側縁の隙間128・129から被包装物102を挿入して基板部材115と透明部材116との間に収納し、透明部材116の他の平行する側縁が固定された他側折曲げ部119・120を透明部材116が配設された基板部材115の一側面に対して反対の他側面側に近づけるように折曲げ、透明部材116の一つの平行する側縁が固定されていない一側折曲げ部117・118を透明部材116が配設された基板部材115の一側面側に立ち上がるように折曲げる。保持具103は、この状態で包装箱101に入れて開いた蓋部108あるいは蓋部109を閉じることで、包装箱101内で動きを阻止され、基板部材115と透明部材116との間に保持した被包装物102が動かないように保持することができ、また、形状を簡素化することができ、包装箱102内に簡単にセットすることができる。
図9・図10は、この考案の実施例3を示すものである。図10において、201は包装箱、202は被包装物、203は保持具である。前記包装箱201は、略長四角板形状の底部204と上部205とを有し、底部204と上部205との一つの側縁どうしを略細長四角板形状の連結部206で連結している。底部204は、残りの3つの側縁をコ字状の底部側周壁207で囲んでいる。上部205は、残りの3つの側縁をコ字状の上部側周壁208で囲んでいる。底部側周壁207は、上部側周壁208が被さるように、上部側周壁208よりもわずかに小さく形成されている。連結部206の長手方向両端と底部側周壁207および上部側周壁208の各端とは、連絡部209・210で連絡されている。
前記被包装物202は、CDやDVDなどの略四角厚板形状を有している。被包装物202を保持する前記保持具203は、図9に示すように、被包装物202を載せる基板部材211と、被包装物202を押さえる透明部材212とからなる。基板部材211は、包装箱201の底部204と略同形で二つの平行する側縁を有する略長四角板形状に形成される。透明部材212は、基板部材211よりも若干長い二つの平行する側縁を有する略長四角箔形状に形成され、基板部材211の一側面に配設される。
前記基板部材211は、一つの平行する側縁に一側折曲げ部213・214を備えるとともに、他の平行する側縁に他側折曲げ部215・216を備えている。他側折曲げ部215・216には、それぞれ基板部材211側に突出する一対の他側突出部217・218を形成している。他側突出部217・218は、基板部材211に切込みを入れることで、基板部材211から切り出されて他側折曲げ部215・216に一体的に形成される。一側折曲げ部213・214の幅方向の高さH1は、他側突出部217・218の幅方向の高さH2と同じ高さ(H1=H2)とする。また、他側突出部217・218を含む他側折曲げ部215・216の幅方向の高さH3は、包装箱201内に被包装物202が保持された保持具203を収容するために、図9に示すように、底部側周壁207の高さH4と同じ高さ(H3=H4)とする。
前記透明部材212は、一つの平行する側縁を基板部材211の一側折曲げ部213・214および他側折曲げ部215・216のいずれか一方に固定している。実施例3においては、透明部材212の一つの平行する側縁を、基板部材211の一側折曲げ部213・214の固定部219・220に接着剤により固定している。透明部材212は、一つの平行する側縁を基板部材211の一側折曲げ部213・214に固定することで、他の平行する側縁に隙間221・222を形成し、基板部材211と透明部材212との間に収納部223を形成している。
保持具3は、図10に示すように、透明部材212の一つの平行する側縁の隙間221・222から被包装物202を挿入して基板部材211と透明部材212との間の収納部223に収納し、透明部材212の一つの平行する側縁が固定された一側折曲げ部213・214を透明部材212が配設された基板部材211の一側面に対して反対の他側面側に立ち下がるように折曲げ、透明部材212の他の平行する側縁が固定されていない他側折曲げ部215・216を透明部材212が配設された基板部材211の一側面側に立ち上がるように折曲げることで他側突出部217・218を他側面側に立ち下げる。
保持具203は、一側折曲げ部213・214および他側折曲げ部215・216を折曲げた状態で包装箱201に入れて、底部104に上部105を被せて閉じると、一側折曲げ部213・214および他側突出部217・218の各下端が包装箱201の底部204の内面に当接し、他側折曲げ部215・216も各上端が包装箱201の上部205の内面に当接する。これにより、保持具203は、包装箱201内で動きを阻止され、基板部材211と透明部材212との間に保持した被包装物202が動かないように保持する。
このように、被包装物202の保持具203は、透明部材212の固定されない他の平行する側縁の隙間221・222から被包装物202を挿入して基板部材211と透明部材212との間に収納し、折曲げた一側折曲げ部213・214、他側折曲げ部215・216、他側突出部217・218を包装箱201の内面に当接させ、基板部材211と透明部材212との間に保持した被包装物202が動かないように保持しているので、包装箱201内に梱包された被包装物2を安定して保持することができ、外部からの衝撃を緩和して被包装物202の損傷を防止することができ、包装箱201の開梱時に被包装物202の全面が見えるように保持することができる。また、保持具203は、基板部材211と透明部材215との間に被包装物202を収納して一側折曲げ部213・214および他側折曲げ部215・216を折り曲げる構造なので、形状を簡素化することができ、包装箱201内に簡単にセットすることができる。
なお、この考案は、上述実施例に限定されることなく、種々応用改変が可能である。例えば、図1に示す保持具3において、基板部材11や透明部材12にスリットを形成することで柔軟度を高め、収納部21に収納した被包装物2に作用する振動の吸収力を向上させることができる。また、図1に示す保持具3において、基板部材11の中間に透明部材12の中間を一つの平行する側縁と平行に固着することで収納部21を分割し、複数の被包装物2を収納可能とすることができる。さらに、図1に示す保持具3において、基板部材11の中間に一つの平行する側縁と平行に2つのスリットを形成し、この2つのスリットに透明部材12の中間を潜らせて固定することで収納部21を分割し、複数の被包装物2を収納可能とすることができる。
この考案の被包装物の保持具は、被包装物が動かないように安定して保持し、被包装物の損傷を防止し、被包装物の全面が見えるように保持することができるものであり、各種の商品の梱包に適用することができる。
1 包装箱
2 被包装物
3 保持具
4 底部
5 上部
6 連結部
7 底部側周壁
8 上部側周壁
9・10 連絡部
11 基板部材
12 透明部材
13・14 一側折曲げ部
15・16 他側折曲げ部
17・18 固定部
19・20 隙間
21 収納部

Claims (3)

  1. 包装箱で梱包した被包装物を保持する被包装物の保持具において、前記保持具は前記被包装物を載せる略四角板形状の基板部材と前記基板部材の一側面に配設されて前記被包装物を押さえる略四角箔形状の透明部材とからなり、前記基板部材は一つの平行する側縁に一側折曲げ部を備えるとともに他の平行する側縁に他側折曲げ部を備え、前記透明部材は一つの平行する側縁を前記一側折曲げ部および他側折曲げ部のいずれか一方に固定し、前記透明部材の他の平行する側縁の隙間から前記被包装物を挿入して前記基板部材と透明部材との間に収納し、前記一側折曲げ部および他側折曲げ部を折曲げた状態で前記包装箱に入れて前記一側折曲げ部および他側折曲げ部を前記包装箱の内面に当接させ、前記基板部材と透明部材との間に保持した被包装物が動かないように保持することを特徴とする被包装物の保持具。
  2. 前記一側折曲げ部および他側折曲げ部は、前記透明部材が配設された前記基板部材の一側面に対して反対の他側面側に折曲げることを特徴とする請求項1に記載の被包装物の保持具。
  3. 前記一側折曲げ部および他側折曲げ部は、前記透明部材の一つの平行する側縁が固定されたいずれか一方を前記基板部材の一側面に対して反対の他側面側に折曲げ、前記透明部材の他の対向する側縁が固定されていない他方を前記基板部材の一側面側に折曲げることを特徴とする請求項1に記載の被包装物の保持具。
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