JP3166983U - 基板の保持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板搬送装置の基板保持ガイドの起因による摩耗による不具合による交換時間の短縮と板状の処理ユニットとの間で基板受け取り不具合が生じないようにする基板の保持装置を提供する。【解決手段】基板搬送装置に装着される複数の基板保持ガイド12は、基板であるウエハWの端部側面を規制する規制面を含むウエハWの外周を半周以上に渡って囲む形態のフレーム部100に取り付けられる本体部101と、ウエハWの裏面を支持する基板裏面支持部15と一体的に連接された裏面支持受け部材14とに分けて構成される。また、基板裏面支持部15はウエハWを支持したときに下方に屈曲可能に形成される。【選択図】図4

Description

本考案は、例えば半導体ウエハや液晶ディスプレイ用のガラス基板(FPD基板)といった基板の搬送をするための基板搬送装置が有する基板保持アームの基板の保持装置に関する。
半導体デバイスやFPD基板の製造プロセスの一つである基板上にレジストパターンを形成する工程は、基板例えば半導体ウエハ(以下、ウエハという。)にレジスト膜を形成し、フォトマスクを用いてこのレジスト膜を露光した後、現像処理を行うことにより所望のパターンを得る一連の工程により行われ、これら一連の工程は従来から塗布、現像装置によって行われている。
例えば、この塗布装置でレジスト液を基板に塗布する前後に冷却処理や加熱処理が行われる。例えばレジスト処理前には一旦基板の冷却処理が行われて次にレジスト塗布処理が行われる。また、現像処理においても現像処理の前後には冷却処理や加熱処理が行われるものである。
これら各処理ユニット間におけるウエハの搬送には、図1に示すように基板搬送装置10が使用されており、基板搬送装置には処理ユニットを搬入出するための基板保持アーム部11が装備されている。この基板搬送装置10は横移動(Y軸)、縦移動(Z軸)、回転移動(θ軸)、と基板保持アーム部11を進退自在に前後させるX軸を有している。
図4に示される基板保持アーム部11は、基板例えばウエハWの外周をその半周以上にわたって囲む形態の例えばアルミニュウム材のフレーム部100を有し、このフレーム部100の内周には例えば4個の基板保持ガイド12が設けられている。各基板保持ガイド12は図5に示すように、ウエハWを水平に支持する基板裏面支持部15と、基板保持ガイド12の両端側に例えば45度の角度の傾斜を有する傾斜部13を有しており、各基板保持ガイド12は2箇所に固定用貫通孔17が開けられており、固定用貫通孔17を貫通する固定ねじ18によってフレーム部100に着脱可能に固定されるようになっている。
ところで、基板保持アーム部11がウエハを受け取る際には、処理ユニット内でのウエハWの位置ずれや基板保持アーム部11の停止位置ずれが原因で基板保持アーム部11に受け取り不具合をすることは既に知られているが、冷却処理や熱処理に用いられる板状のプレートに載置されたウエハWを基板保持アーム部11が受け取る際に異なる原因で受け取りの不具合を発生させることがある。例えば、図2(a),(b)に示されるような構造の温調プレート30は、表面が平面でその面にウエハWを載置させたときに直接ウエハWの裏面と温調プレート30の表面とが接触しない様に複数のプロキシミティギャップ31を有している。図2(b)はウエハWが載置された状態を示すものである。このプロキシミティギャップ31は例えば100μmとされている。
また、この様な構造の板状のプレートの場合には基板保持アーム部11の内径よりも温調プレート30が若干小さな直径であり、図2に示されるプレートの周縁部に切欠き部32を複数有し、その切欠き部32が図3に示されるように、基板保持ガイド12の基板裏面支持部15が接触しない状態で通過できるように構成されている。よって、図3に二点鎖線で示すように、基板保持アーム部11は、温調プレート30で処理が完了したウエハWを下方からすくい上げるように受け取ることができる。
この様な構造の板状のプレートに載置されたままのウエハWを基板保持アーム部11の複数の基板保持ガイドにより同時に水平に持ち上げようとしても温調プレート30とウエハW裏面との間の空気の粘性の作用により吸引力が生じてしまい、基板保持アーム11がウエハWを持ち上げる力でその吸引力が解除されるまで時間がかかり、場合によっては解除された瞬間にウエハWが弾いてしまい基板保持ガイド12から外れてしまう問題も発生することも考えられる。
上記問題を解決するために基板保持アーム部11の受け取り時の上昇速度を遅くして粘性の作用を落としながら受け取りすることや、複数の基板保持ガイド12にはそれぞれ傾斜部13を備えて、例えばウエハWが受け取り時に弾くような現象が生じてウエハWの挙動が大きかった場合にも傾斜部13によりウエハWを中心に向けて落とし込むことにより基板保持ガイド12に収まるように構成されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−243133号公報(図7〜図13)
しかしながら、最近の基板処理装置は高生産性が求められており、処理ユニットの処理の効率化と共に搬送装置の処理スピードも速くして高生産性に対応させる必要がある。そのためには例えば図2に示されるような温調プレート11においても基板の受け取り時の上昇速度も速くしなければならない。また、裏面から基板を支持する基板裏面支持部15のように基板に接触させる部分が処理スピードのアップにより摩擦力が大きくなり、摩耗してしまう時間が早くなってしまう。
本考案はこのような事情の下になされたのであり、その目的は高生産性のシステムおいて処理ユニットと基板搬送装置との間で基板を受け渡す場合も速やかに基板を受け渡すことができると共に摩耗してしまった場合に速やかに交換作業が完了できる構造を有する基板搬送アームに装着される基板の保持装置を提供することにある。
このため本考案は、基板の外周をその半周以上に渡って囲む形態のフレーム部と、前記フレーム部の内周に装着された複数の基板保持ガイドと、前記フレーム部を支持する基板保持アーム部とを備え、前記基板保持ガイドは、基板の周縁部を滑降させて所定位置に案内する傾斜部と、前記傾斜部と連接する基板の端部側面を規制する規制面から離間した位置で基板の裏面を支持する基板裏面支持部と、を有する基板の保持装置において、前記基板保持ガイドは、前記基板裏面支持部と一体的に連接された板状の裏面支持受け部材と、前記傾斜部と規制面とを含む前記フレーム部に取り付けられる本体部とで構成され、前記裏面支持受け部材を前記本体部に固定して構成されていることを特徴とする。
この様に構成することによって、基板保持ガイドは基板の端部側面を横方向に規制させる本体部となるパーツと基板を裏面から支持する基板裏面支持部を備えるパーツとに分けてられ、これらをねじ固定することで一体化させることができる。これにより基板裏面支持部の基板との接触部の摩耗が顕著になった場合は、この部分のパーツだけを交換することが可能であり、処理ユニットに受け渡す際のポジションのずれに影響を及ぼす本体部の交換を伴わないので、交換後の基板搬送装置の位置教示作業を行わなくても良い。
さらに本考案の前記裏面支持受け部材は、前記本体部の下面側に固定される部分の受け部材固定部と、この受け部材固定部から前記基板裏面支持部までの間で下方に屈曲可能に形成された中間部とを有していることを特徴とする。
この様に構成することによって、基板搬送装置は板状のプレートに載置された基板を受け取る場合に基板の弾きを抑制して基板の受け取りを完了できる。この場合、中間部を可撓性部材で形成することができる。
さらに本考案の前記中間部の厚みは、前記基板裏面支持部に向かうに連れて薄くなるように形成されていることを特徴とする。
この様に構成することによって、基板を支持した際に基板裏面支持部に向けて下方側により曲がり易くすることができる。
さらに本考案の前記フレームに装着される複数の前記基板保持ガイドは、前記基板保持アームを動作させる進退方向に対するフレーム部の前進方向の先端または後端のいずれか一方に前記中間部を有する裏面支持受け部材とする方が好ましい。さらに本考案では前記中間部を含む前記裏面支持受け部材の基板裏面支持部は、基板との接触面の高さを前記複数の基板保持ガイドのうち少なくとも一つは高く設定された接触面である方が好ましい。
この様に構成することにより、板状のプレートから基板を受け取る際の基板の弾きを抑制するためには前後のいずれか一方側だけを先に基板裏面を支持して略斜めに持ち上げるようにして基板を受け取ることができるので基板の弾きを抑制できる。
さらに本考案は、前記フレーム部に装着された複数の前記基板保持ガイドにより基板を支持したときに前記中間部が下方に屈曲し基板が水平支持するように形成されている方が好ましい。
この様に構成することにより、受け取られた基板は基板保持ガイドの中間部により自重で下方に曲がりその状態で水平に保ちながら基板の搬送をすることができる。
以上のように構成される本考案の基板保持ガイドを用いることにより、基板保持ガイドの基板支持部の一部に不具合を生じたとしても基板保持ガイド全部を交換せずともよく、また、基板搬送装置の位置調整を行わなくて済むので生産の低下を抑えられる。また、基板を処理する板状の処理プレートに対して基板搬送装置が基板の受渡しを行うときに、基板を受け取る際に発生する可能性のある基板の弾きを抑制することができる。基板の受渡しによって発生する基板支持する部材の摩耗が生じても速やかに交換を行い且つ速やかに生産を開始することができる。
本考案に係る基板保持ガイドを備える基板搬送装置の示す概略斜視図である。 基板保持アーム部が基板を受け取る温調プレートを示す概略平面図(a)及び(a)のX−X´線に沿う断面図(b)である。 基板保持アーム部と温調プレートとの関係を示す概略平面図である。 本考案における基板保持ガイドを装着した基板保持アーム部を示す概略斜視図である。 本考案における基板保持ガイドの詳細を示す平面図である。 本考案における基板保持ガイドの取付状態を示す平面図である。 本考案における基板保持ガイドに取り付される裏面支持受け部材の平面図(a)及び(a)のd−d´線に沿う断面図(b)及びd−d´線に沿う変形例の断面図(c)である。 図6のA−A´線に沿う断面図(a)、B−B´線に沿う断面図(b)及びC−C´線に沿う断面図(c)である。 本考案における基板保持ガイドを備える基板保持アームが温調プレートから基板を受け取る流れを説明する概略側面図である。
以下に、この考案の最良の実施形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本考案に係る半導体ウエハを複数の基板処理ユニットに搬送するための基板搬送装置10の外観である。この基板搬送装置10は、複数の駆動軸を有して横移動自在(Y軸)、回転方向自在(θ軸)、昇降自在(Z軸)、水平方向進退自在(X軸)の動きによりウエハWの受渡しを行うように制御される。ここでは、半導体処理装置全体についての詳細は省略する。図2には、この基板搬送装置10によってウエハWが受け渡される基板処理ユニットのうち受け取り動作をする際に本考案を適用したときに効果のある代表的な温調プレート30について説明する。
基板搬送装置10のX軸にはウエハWを保持して例えば温調プレート30に受渡しを行う基板保持アーム部11が備えられている。この基板保持アーム部11は例えば金属のアルミニュームのフレームでウエハWの外周の半周以上に渡って囲いウエハWの裏面を複数の箇所で支持するための基板保持ガイド12が取り付けられている。なお、本説明ではフレーム先端部両側に2箇所と開口奥側両端に2箇所の4箇所にあるが、開口奥側には1箇所の計3箇所取り付けされる場合もあり搬送装置の使用形態によって選択される。
温調プレート30は、図2(a)に示すように円形であり表面にはウエハWの裏面と温調プレート30との間の距離を例えば100μm程度の隙間で離間させて載置するためのプロキシミティギャップ31がウエハWとプレート表面と接触しないように複数全面にちりばめられて設けられている。図2(b)で矢視X−X´で断面を説明すると、温調プレート30の周縁には例えば4箇所の切欠き部32が設けられている平板状のプレートであって、ウエハWと外形が同じであり基板保持アームのフレームの内円よりも若干小さく構成されている。
この温調プレート30の切欠き部32と基板保持アーム部11の基板保持ガイド12が干渉をせずに通過できるような関係で構成されている。図3は、ウエハWが温調プレート30に載置された状態で基板保持ガイド12が切欠き部32を通過して受け取られる位置関係を示している。ウエハWは二点鎖線で示されており基板保持ガイド12の円弧状端部に沿って規制されて受け取りされる。
次に基板保持ガイド12について説明をする。図4は、ウエハWが基板保持ガイド12によって規制されつつ裏面支持部15によって保持されている状態を示している。図5は基板保持ガイド12の詳細を示す。基板保持ガイド12は、フレーム部100に固定するための固定用貫通孔17が両端2箇所に設けられており、固定用貫通孔17を貫通する固定ねじ18がフレーム部100に設けられたねじ穴17aにねじ結合することにより固定されている。また、基板保持ガイド12は基板非接触部位16を有しウエハWの端面の接触面積を抑えるように構成され、さらにウエハWがずれていた場合には基板非接触部位16両端に設けられる傾斜部13によって受け止めてウエハWを下方に落とし込むように構成されている。これにより、ウエハWはフレーム部100の4箇所に装着された基板保持ガイド12の規制面22よって規制されて保持される。また、基板裏面支持部15は基板保持ガイド12の本体部101から伸びる裏面支持受け部材14の先端に設けられている。
図6、図8はフレーム100に取付けられた状態の基板保持ガイド12を示す図で、基板保持ガイド12を短幅方向の3箇所を矢視A−A´,B−B´とC−C´によって説明をする。また、基板保持ガイド12は、ウエハWの裏面を支持する基板裏面支持部15と一体的に連接された板状の裏面支持受け部材14と傾斜部13と規制面22とを含むフレーム部100に取り付けられる本体部101とで構成され、裏面支持受け部材14を本体部101に固定して構成されている。
次に、基板保持ガイド12と裏面支持受け部材14について詳細に説明する。先ず図8(a)は、基板保持ガイド12をフレーム100に固定する固定ねじ18の部分を示す短幅方向のA−A´線に沿う断面である。本体101はフレーム部100に本体部101の上面よりも固定ねじが飛び出さないザグリ穴を有する固定用貫通孔17を貫通する固定ねじ18をフレーム部100に設けられたねじ穴17aにねじ結合することによって装着される。本体部101には傾斜形状の基板非接触部位16が形成されてウエハWはこの基板非接触部位16には接触しないが、この部分は長手方向に連なっている。また、本体部101下面には図7に示される裏面支持受け部材14(図6中、斜線で区別)が固定接続さている。
裏面支持受け部材14は、図7に示すように本体部101の下面側に固定されて一体的に接続されている。図7(a)は全体の平面図であり、ウエハWを一点支持する場合はT字状となり2点支持の場合はW字状でもある。本願説明にはT字状で説明する。図7(b)はd−d´の矢視の断面図であるが、この基板裏面支持部15の本体側に取り付けする部位が受け部材固定部20と基板裏面支持部15と、この基板裏面支持部15と受け部材固定部20との間をつなぐ下方に屈曲可能に形成される中間部21(図7中、クロス斜線で区別)とにより構成されている。この裏面支持受け部材14は本体部101に固定するための裏面支持部受け部材留め孔19が長手幅の両端側に設けられている。
図8(b)は基板裏面支持部15の中心からのB−B´線に沿う断面図を示す。本体部101は弓なりをしているので、横断面からは基板非接触部位16が長手方向に伸びた先にある傾斜部13と垂直状の規制面22も図示される。本体部101の下方には裏面支持受け部材14が固定されてその部分が細かく図7(b)の如く部位分けされている。なお、ウエハWを支持する基板裏面支持部15は点接触するように球面が好ましい。また接触面15aを別の材質にするように基板裏面支持部15に接着固定させても良い。
図8(c)は本体部101と裏面支持受け部材14を固定している様子を示すC−C´線に沿う断面である。裏面支持受け部材14は、受け部材固定部20の端部の部位に設けられる裏面支持部受け部材留め孔19を貫通する固定ねじ19aを本体部101の傾斜部13の下面部に設けられる固定ねじ穴19bにねじ結合により固定される。固定ねじ19aは下面が平らになるように皿ねじが好ましい。この様にして基板保持アーム部11のフレーム100に基板保持ガイド12が装着され、基板保持ガイド12はウエハWを支持するための裏面支持受け部材14と固定されて一体的に連接されている。
本考案を適用することによって、基板搬送装置10は、ウエハWをプロセス処理する処理ユニットとの間でウエハWの受渡しを行うための教示位置のポジションデータを使って搬送位置決めをされているが、基板支持部15の破損や摩耗などによる裏面支持受け部材14の交換作業を行ったとしても、本体部101は別に固定されているためウエハWの規制位置にずれを生じることがなく生産の停止時間を短くできる。
次に、本考案を基本とした別の構成例を説明する。処理ユニットの例である前述の温調プレート30との受け取り時にウエハWの弾きのない受け取りを可能にするために図7(c)に示す裏面支持受け部材14のd−d´線に沿う断面で中間部21を受け部材固定部20の厚さよりも薄くし、または基板裏面支持部15に向けて徐々に厚みが薄くなるように形成すると共に、中間部21を下方に屈曲可能に形成する。より好ましくは裏面支持受け部材14の少なくともこの中間部21にあたる部分の材質を可撓性部材で構成してもよい。
可撓性を有しない裏面支持受け部材14´と可撓性を有する裏面支持受け部材14とをそれぞれ基板保持アーム部11の進行方向前と後(図中、右側と左側)とに取付けして、これらを装着した基板保持アーム部11で温調プレート30に載置されているウエハWを受け取る様子を順に図9を用いて説明する。
図9(a)は温調プレート30には載置されたウエハ31があり基板保持アーム部11が左から右に向けて進行して温調プレート30と所定の距離をあけて下面に位置させる。
このとき可撓性を有する側(図中左側)の基板裏面支持部15の接触面15aが最も接近している。
図9(b)で基板保持アーム部11を上昇させる。このときに可撓性を有する側の基板裏面支持部15の接触面15aが最初にウエハWの裏面に到達してウエハWを持ち上げるので、ウエハWは一方側で一時的に持ち上がり斜めに浮き上がる。斜めにウエハWが浮き上がることでウエハWと温調プレート30との間の空気の粘性は解除される。ここで、可撓性を有する側の基板裏面支持部15は下方に曲がるので、ウエハWは図9(c)に示されるようにウエハWの自重で曲がった状態を保ちながら他方の基板保持ガイド12に支持されて水平に支持される。
このように構成することにより水平面を有する基板処理プレートに載置されたウエハWを受け取る際においてもウエハWの跳ね上げる挙動を抑えながらウエハWを支持できる。また、基板搬送装置が受け取ったウエハWを水平に保持して他の処理ユニットにも搬送し受渡しができる。
前記実施形態では、ウエハWの保持装置について説明したが、本考案は半導体基板以外にもガラス基板などの種々の平板上の基板搬送装置に適用できるものである。
W ウエハ
10 基板搬送装置
11 基板保持アーム部
12 基板保持ガイド
13 傾斜部
14 裏面支持受け部材
15 基板裏面支持部
15a 接触面
16 基板非接触部位
20 受け部材固定部
21 中間部
22 規制面
100 フレーム部
101 本体部

Claims (7)

  1. 基板の外周をその半周以上に渡って囲む形態のフレーム部と、前記フレーム部の内周に装着された複数の基板保持ガイドと、前記フレーム部を支持する基板保持アーム部とを備え、前記基板保持ガイドは、基板の周縁部を滑降させて所定位置に案内する傾斜部と、前記傾斜部と連接する基板の端部側面を規制する規制面から離間した位置で基板の裏面を支持する基板裏面支持部と、を有する基板の保持装置において、
    前記基板保持ガイドは、前記基板裏面支持部と一体的に連接された板状の裏面支持受け部材と前記傾斜部と規制面とを含む前記フレーム部に取り付けられる本体部とで構成され、前記裏面支持受け部材を前記本体部に固定して構成されている、ことを特徴とする基板の保持装置。
  2. 前記裏面支持受け部材は、前記本体部の下面側に固定される部分の受け部材固定部と、この受け部材固定部から前記基板裏面支持部までの間で下方に屈曲可能に形成された中間部とを有している、ことを特徴とする請求項1に記載の基板の保持装置。
  3. 前記中間部は、可撓性部材で形成されている、ことを特徴とする請求項2に記載の基板の保持装置。
  4. 前記中間部の厚みは、前記基板裏面支持部に向かうに連れて薄くなるように形成されている、ことを特徴とする請求項2または3に記載の基板の保持装置。
  5. 前記フレーム部に装着された複数の前記基板保持ガイドは、前記基板保持アームを動作させる進退方向に対するフレーム部の前進方向の先端または後端のいずれか一方に前記中間部を有する裏面支持受け部材としている、こと特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の基板の保持装置。
  6. 前記中間部を有する前記裏面支持受け部材の基板裏面支持部は、基板との接触面の高さを前記複数の基板保持ガイドのうち少なくとも一つは高く設定された接触面である、ことを特徴とする請求項5に記載の基板の保持装置。
  7. 前記フレーム部に装着された複数の前記基板保持ガイドにより基板を支持したときに前記中間部が下方に屈曲して基板が水平支持するように構成されている、ことを特徴とする請求項5または6に記載の基板の保持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106601656A (zh) * 2015-10-14 2017-04-26 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 机械手
JP2017208451A (ja) * 2016-05-18 2017-11-24 キヤノントッキ株式会社 基板搬送装置

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