JP3166949B2 - 記録予約装置及び記録予約方法 - Google Patents

記録予約装置及び記録予約方法

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JP3166949B2
JP3166949B2 JP5295293A JP5295293A JP3166949B2 JP 3166949 B2 JP3166949 B2 JP 3166949B2 JP 5295293 A JP5295293 A JP 5295293A JP 5295293 A JP5295293 A JP 5295293A JP 3166949 B2 JP3166949 B2 JP 3166949B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1、図5、図6、図9及
び図10) 作用(図1、図5、図6、図9及び図10) 実施例 (1)第1実施例(図1〜図8) (1−1)全体構成 (1−2)制御装置の構成 (1−3)第1実施例の動作 (1−4)第1実施例の効果 (2)第2実施例(図9〜図11) (3)他の実施例(図9、図12〜図14) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は記録予約装置及び記録予
約方法に関し、例えばビデオテープレコーダ(VTR)
の記録予約装置及び記録予約方法に適用して好適なもの
である。
【0003】
【従来の技術】従来ビデオテープレコーダには、所望の
番組を内蔵するタイマを用いて予約録画することのでき
る、いわゆるタイマ予約機能を有するものがある。通常
この種のビデオテープレコーダにおいては、例えば新聞
等のテレビ番組欄を見ながら、録画を希望する番組の日
付、開始時間、終了時間及びチヤンネル等を所定の入力
キーを押圧操作して入力して予約するようになされ、こ
の結果当該ビデオテープレコーダは入力された日付け及
び開始時間がタイマの日付け及び開始時間と一致したと
きに予約されたチヤンネルで放送されているテレビ番組
の録画を開始し、この後当該内蔵するタイマの時間が終
了時間として予め入力された時間と一致したときに録画
を終了するようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ビデオテー
プレコーダは上述のように内蔵するタイマに合わせて録
画を開始すると共に録画を終了するため、例えば野球番
組の放送時間が延長されたときのように録画予約した番
組(以下これを録画予約番組と呼ぶ)の放送開始時刻が
遅れた場合には当該録画予約番組を正確に録画できない
問題があつた。このため予約録画をした場合には、所望
の番組が確実に録画されているか否かを確認するため
に、ある程度録画された番組を見なければならず、この
ような予約録画後の確認作業が煩わしい問題があつた。
さらにタイマ予約においては、日にち、開始時間、終了
時間及びチヤンネル等の入力情報が多くスイツチ操作が
煩雑であり、かつ間違え易い問題があつた。
【0005】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、使い勝手を一段と向上させ得る記録予約装置及び記
録予約が容易にできる記録予約方法を提案しようとする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所定の記録手段59に対して、記
録開始時間として予め設定された時間に記録を開始させ
ると共に、記録終了時間として予め設定された時間に記
録を終了させる記録予約装置53の記録予約方法におい
て、第1の軸で時間を表し、かつ第2の軸でチヤンネル
を表したマトリクス状の番組表52A、及び外部操作に
応じて当該番組表52A上を自在に移動できる所定のポ
インタ52Bを可視表示する第1のステツプと、ポイン
タ52Bが指す番組表52A上の位置に応じた時刻をポ
インタ52Bの近傍に表示する第2のステツプと、外部
操作に応じて、ポインタ52Bの近傍に表示された時刻
を記録開始時間又は記録終了時間として記録予約装置5
3が取り込み設定する第3のステツプとを設けるように
した。
【0007】また本発明においては、所定の記録手段に
対して、記録開始時間として予め設定された時間に記録
を開始させると共に、記録終了時間として予め設定され
た時間に記録を終了させる記録予約装置において、第1
の軸で時間を表し、かつ第2の軸でチヤンネルを表した
マトリクス状の番組表52A、及び外部操作に応じて当
該番組表52A上を自在に移動できる所定のポインタ5
2Bを可視表示させる第1の表示制御手段54,56
と、ポインタ52Bが指す番組表52A上の位置に応じ
た時刻をポインタ52Bの近傍に表示させる第2の表示
制御手段54,56と、外部操作に応じて、ポインタ5
2Bの近傍に表示された時刻を、記録開始時間又は記録
終了時間として取り込み設定する設定手段56とを設け
るようにした。
【0008】
【0009】
【0010】
【作用】ポインタ52Bが指す番組表52A上の位置に
応じた時刻をポインタ52Bの近傍に表示し、外部操作
に応じて、当該時刻を記録開始時間又は記録終了時間と
して取り込むようにしたことにより、記録開始時間及び
記録終了時間の設定を容易化させることができる。
【0011】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0012】(1)第1実施例 (1−1)全体構成 図1において、1は全体として録画予約装置を示し、テ
レビ電波送出側(図示せず)は、各テレビ番組の放送
日、開始時間及びチヤンネル等の番組データと、各テレ
ビ番組の放送時間の変更情報と、当該各番組の開始時及
び終了時に録画開始及び録画終了のタイミングをとるた
めの録画開始データ及び録画終了データ(図示せず)と
をテレビ電波に重畳して送信する。ビデオテープレコー
ダ2は、当該テレビ電波をアンテナ3を介してチユーナ
4の高周波増幅回路5において受信し、高周波増幅回路
5はこれを受信信号S1として混合回路6に送出する。
【0013】このとき混合回路6には、局部発振回路
7、分周器8、位相比較回路9及びローパスフイルタ回
路10からなるPLL(phase-locked loop )構成の選
局部11から局部発振信号S2が供給されるようになさ
れ、かくして混合回路6は受信信号S1及び局部発振信
号S2を混合することにより指定されたチヤンネルに応
じた中間周波信号S3を形成し、これを中間周波増幅回
路12を介して音声検波回路13及び映像検波回路14
に送出する。音声検波回路13は、中間周波信号S3か
ら音声データ成分を抽出してこれを音声信号S4として
記録回路15に送出すると共に、映像検波回路14は中
間周波信号S3から映像データ成分を抽出してこれを映
像信号S5として同期分離回路16及び記録回路15に
送出する。
【0014】記録回路15は、当該音声信号S4及び映
像信号S5をスイツチ17を介してテレビジヨン等の表
示装置18に送出し、これにより音声信号S4に基づく
音声を放音させると共に、映像信号S5に基づく映像を
表示させる。このとき同期分離回路16は映像信号S5
から番組データ及び録画開始データ並びに録画終了デー
タを抽出してこれらを番組情報信号S6として制御回路
19に送出する。
【0015】制御回路19は、番組情報信号S6に基づ
き番組データを順次記憶すると共に、必要に応じて当該
番組データを番組記憶データ信号S7としてグラフイツ
ク制御回路20に送出して当該番組データに基づく番組
表のキヤラクタを発生させ、これを番組表信号S8とし
てスイツチ17を介して表示装置18に送出して表示さ
せる。さらに制御回路19は、この状態において操作キ
ー21が操作されて表示された番組表の中から録画番組
が選定されると当該番組の放送日、チヤンネル及び放送
開始時間等のデータ(以下これを録画番組データと呼
ぶ)を記憶すると共に、当該録画番組データを録画予約
制御信号S9としてタイマ部22に送出して録画番組の
放送開始時間から僅かに早い時間(例えば1分程度)に
タイマ(図示せず)をセツトするようになされている。
【0016】タイマ部22は、タイマがセツトされた時
間と一致すると、記録回路15に電源オンオフ信号S1
0を送出して当該ビデオテープレコーダ2全体の電源を
入れ、これにより当該記録回路15及び制御回路19等
の各回路を始動させる。かくして制御回路19は、この
ときテレビ電波送出側から送出された放送時間の変更情
報と記憶している録画番組データとを比較して録画番組
の放送開始時間に変更がないか否かを確認し、変更がな
い場合には選局部11の分周回路8に制御信号S11を
送出して録画番組のチヤンネルを選局させ、これに対し
て変更があつた場合にはタイマ部22に録画予約制御信
号S9を送出してタイマを変更後の時間にセツトし直
す。
【0017】さらに制御回路19においては、録画番組
の放送開始時間に変更がない場合には録画開始データの
入力に応じて録画予約制御信号S9をタイマ部22に送
出することにより録画制御信号S12を録画回路15に
送出させて録画を開始させると共に、この後録画終了デ
ータの入力に応じて録画予約制御信号S9をタイマ部2
2に送出することにより記録制御信号S12を記録回路
15に送出させて録画を終了させるようになされてい
る。
【0018】実施例の場合、番組データ及び放送番組の
放送時間の変更情報並びに録画開始信号及び録画終了信
号は図2(A)に示すように映像信号のうち垂直帰線消
去期間aの等化パルスの前期間bに、図2(B)に示す
ようにデイジタル化された状態で重畳されて送出される
ようになさている。この場合各番組データは、図3に示
すように、放送日ごとに、チヤンネルごとの各放送予定
番組の開始時間及び番組名が時間の早い順から順次配列
された状態でデイジタル化され、1週間分の番組データ
が一括して送出されるようになされている。また変更情
報は、図4に示すように、各番組の放送1分前の僅かな
時間T1内に送出されると共に、続く所定時間T2内に
変更があつた場合の変更後の放送開始時間が送出される
ようになされている。
【0019】さらに録画開始データ及び録画終了データ
においては、放送時間に変更がない場合には、例えば10
時からの1時間番組では10時から所定時間T4だけ録画
開始信号が送出されると共に、11時から所定時間T5だ
け録画終了信号が送出されるようになされている。この
ときグラフイツク制御回路20は、番組記憶データ信号
に基づいて図5に示すような番組表30を形成するよう
になされている。番組表30は、放送日毎に縦軸に時間
をとり、横軸にチヤンネルをとつたマトリクス状に形成
され、10時間程度の範囲で4チヤンネル分の番組が表示
される。
【0020】この場合番組表30のうちの1つの番組名
上には操作キー21(図1)の操作に応じて移動する録
画予約番組を指定するための橙色の番組選択マーカ31
が表示されると共に、図6に示すように、当該番組選択
マーカ31の移動に合わせて当該番組表30の表示範囲
も移動するようになされ、かくして当該番組選択マーカ
31の表示位置を移動させながら所望の番組を指定する
だけで当該番組の録画予約をすることができるようにな
されている。
【0021】(1−2)制御装置の構成 ここで実施例の場合、制御回路19はCPU40、RA
M(random access memory)41及びROM(read onl
y memory)42を含むマイクロコンピユータ構成でな
り、当該CPU40は図7に示す番組予約処理手順RT
0に従つて録画予約番組を設定する。すなわちCPU4
0はステツプSP1において同期分離回路16から供給
される番組情報信号S6に基づく番組データをRAM4
1に取り込むとステツプSP2に進んで画面切り換えキ
ー21Aが操作されたか否かを判断する。
【0022】CPU40は、このステツプSP2におい
て否定結果を得るとステツプSP3に進んでスイツチ1
7を録画回路15側に設定した後ステツプSP2に戻
り、この後ステツプSP2及びステツプSP3を繰り返
しながら画面切り換えキー21Aが操作されるのを待ち
受ける。これに対してCPU40は、ステツプSP2に
おいて肯定結果を得るとステツプSP4に進んでスイツ
チ17に切り換え信号S13(図1)を送出して当該ス
イツチ17をグラフイツク制御回路20側に切り換える
と共に、ステツプSP5に進んで前ページキー21Bが
操作されたか否かを判断する。
【0023】CPU40は、このステツプSP5におい
て肯定結果を得るとステツプSP6に進んで表示装置1
8に表示されている番組表30(図5及び図6)に対し
て前日分の番組データをRAM41から引き出してグラ
フイツク制御回路20に送出することにより当該前日の
番組表30を表示装置18に表示させ、これに対して当
該ステツプSP5において否定結果を得るとステツプS
P7に進んで後ページキー21Cが操作されたか否かを
判断する。CPU40、はこのステツプSP7において
肯定結果を得るとステツプSP8に進んで表示装置18
に表示されている番組表30に対して後日分の番組デー
タをRAM41から引き出してグラフイツク制御回路2
0に送出することにより当該後日の番組表30を表示装
置18に表示させ、これに対して当該ステツプSP7に
おいて否定結果を得るとステツプSP9に進んで移動キ
ー21D〜21Gのいずれかが操作されたか否かを判断
する。
【0024】CPU40は、このステツプSP9におい
て肯定結果を得るとステツプSP10に進み、当該ステ
ツプSP10において上移動キー21D、下移動キー2
1E、右移動キー21F及び左移動キー21Gの操作に
応じて番組選択マーカ31の表示位置をそれぞれ画面の
上、下、右及び左に順次移動させると共に、これに伴
い、番組表30の表示範囲を順次移動させる。これに対
してCPU40は、このステツプSP9において否定結
果を得るとステツプSP11に進んで予約キー21Hが
操作されたか否かを判断する。
【0025】CPU40はこのステツプSP11におい
て否定結果を得るとステツプSP5に戻り、これに対し
て肯定結果を得るとステツプSP12に進んでこのとき
番組選択マーカ31の指す番組が録画予約されたと判断
して番組選択マーカ31の色を緑色に変えた後、続くス
テツプSP13において当該選択された番組の日付及び
放送開始時間をタイマ部22に送出してタイマを設定
し、この後続くステツプSP14において当該選択され
た番組のチヤンネルをRAM41に記憶した後ステツプ
SP15においてこの番組予約処理手順RT0を終了す
る。さらにCPU40は、この後タイマ部22が設定さ
れた時間に起動して当該ビデオテープレコーダ2の電源
を投入すると、図8に示す録画処理手順RT1を実行し
て、ステツプSP20において内蔵する時計43(図
1)に基づいて予約番組の開始時間の1分前になるのを
待ち受ける。
【0026】CPU40は、このステツプSP20にお
いて予約番組の開始時間の1分前になつたことを確認す
るとステツプSP21に進んでチユーナ部4の電源を入
れ、続くステツプSP22において選局データ信号S1
1を選局部11に送出することにより、RAM41に記
憶している録画予約番組のチヤンネルを選局させる。続
いてCPU40は、ステツプSP23に進んでRAM4
1から当該録画予定番組の番組データを抽出した後ステ
ツプSP24に進んで映像信号に重畳されている変更情
報から当該録画予約番組の放送開始時間に変更があつた
か否かを判断する。
【0027】CPUは、このステツプSP24において
肯定結果を得ると変更情報に基づく当該録画予約番組の
変更後の放送開始時間をRAM41に記憶すると共に、
ステツプSP25に進んで当該変更後の放送開始時間に
タイマ部22のタイマを設定し直した後ステツプSP2
0に戻り、この後変更後の当該録画予約番組の放送開始
時間の1分前になるのを待ち受ける。これに対してCP
Uは、このステツプSP24において否定結果を得ると
ステツプSP27に進んで録画開始データの入力を待ち
受けると共に、当該録画開始データの入力と共にタイマ
部22に録画制御信号S12を送出させ、これにより記
録回路15に録画を開始させる。
【0028】この後CPU40は、ステツプSP28に
進んで録画終了データが入力するのを待ち受け、当該録
画終了データが入力するとステツプSP29に進んでタ
イマ部22に録画制御信号S12を送出させ、これによ
り録画回路15に録画を停止させる。さらにCPU40
は、ステツプSP30に進んで録画予約制御信号S9を
タイマ部22に送出することにより電源オンオフ信号S
10を出力させて当該ビデオテープレコーダ2の電源を
切り、続くステツプSP31において当該録画予約処理
手順RT1を終了する。
【0029】(1−3)第1実施例の動作 以上の構成において、CPU40は同期分離回路16か
ら送出される番組データを順次RAM41に取り込む
(ステツプSP1)と共に、画面切り換えキー21Aの
操作に応じて(ステツプSP2及びSP3)当該番組デ
ータに基づく番組表30を表示装置18に表示させる
(ステツプSP4)。この状態で前又は後ページキー2
1B又は21Cが操作されると、CPU40はこれに応
動して番組表30を前日又は後日のものに切り換える
(ステツプSP5〜SP8)と共に、移動キー21D〜
21Gが操作されるとこれに応動して番組選択マーカ3
1及び番組表30の表示範囲を移動させる(ステツプS
P9及びSP10)。
【0030】この結果、CPU40は番組が選択されて
予約キー21Hが操作される(ステツプSP11)と、
番組選択マーカ31を橙色から緑色に変化させる(ステ
ツプSP12)と共に、当該選定された録画番組データ
をタイマ部22に送出してタイマをセツト(ステツプS
P13)し、かつ当該録画予約番組の放送日、チヤンネ
ル及び放送開始時間をRAM41に記憶しておく(ステ
ツプSP14)。この後セツトした時間にタイマ部22
が起動して当該ビデオテープレコーダ2全体の電源を投
入するとCPU40は立ち上がり、当該CPU40は録
画予約番組の放送開始時間の1分前になると(ステツプ
SP20)チユーナ4の電源を投入する(ステツプSP
21)と共に当該チユーナ4に録画予約番組のチヤンネ
ルに設定させる(ステツプSP22)。
【0031】さらにCPU40は、RAM41に記憶し
ている録画予約番組の放送開始時間を引き出して(ステ
ツプSP23)、このときテレビ電波に重畳されて供給
される変更情報に基づき当該録画予約番組の放送開始時
間に変更があつたか否かを確認し(ステツプSP2
4)、変更があつた場合には当該変更された新しい放送
開始時間にタイマを再セツトする(ステツプSP2
5)。これに対して変更がなかつた場合には、CPU4
0は録画開始データの入力を待ち受け(ステツプSP2
6)、当該録画開始データが入力するとタイマ部22に
録画制御信号S10を出力させる(ステツプSP27)
ことにより、録画回路15に録画を開始させる(ステツ
プSP28)。
【0032】続いてCPU40は、録画終了データの入
力を待ち受け(ステツプSP29)ると共に、当該録画
終了データが入力するとタイマ部22に録画制御信号S
10を出力させる(ステツプSP30)ことにより、記
録回路15に録画を終了させ(ステツプSP31)、こ
の後タイマ部22に電源オンオフ信号S12を出力させ
て(ステツプSP32)当該ビデオテープレコーダ2の
電源を切る。
【0033】(1−4)第1実施例の効果 以上の構成によれば、CPU40がテレビ電波送出側か
ら送出される番組データに基づく番組表30のキヤラク
タをグラフイツク制御回路20に形成させてこれを表示
装置18に表示させると共に、このとき選定された録画
番組の放送予定日、放送開始時間にタイマ回路22のタ
イマをセツトし、この後当該タイマ回路22がセツトさ
れた時間に当該ビデオテープレコーダ2の電源を投入す
ると、RAM41に記憶している録画予約番組データと
このときテレビ電波に重畳されている変更情報とを比較
してデータに変更がある場合にはタイマをセツトし直す
と共に、変更がない場合にはチユーナ4に選局信号S1
1を送出して録画予約された番組のチヤンネルを選局さ
せ、この後録画開始データ及び録画終了データの入力に
応じて録画を開始させ又は録画を終了させるようにした
ことにより、放送開始時間及び放送終了時間等の入力を
必要とせずに所望の放送番組を容易に録画予約し得ると
共に、当該放送番組を放送開始時刻の変更によらずに正
確かつ確実に録画することができ、かくして使い勝手を
一段と向上し得る記録予約装置を実現できる。
【0034】(2)第2実施例 図9において、50は全体として第2実施例による録画
予約装置を示し、テレビジヨン等の表示装置51に表示
された録画予約画面52を見ながら録画番組を予約する
ようになさている。すなわち記録予約装置50において
は、予約データ入力装置53のグラツフイツク制御回路
54が初期状態において縦軸に時間をとりかつ横軸にチ
ヤンネルをとつたマトリクス状の録画予約表52A及び
ポインタ52B等のキヤラクタを発生し、これをキヤラ
クタ信号S20として表示装置52に送出して表示させ
る。
【0035】このときマウス55はユーザの操作に応じ
た指令信号S21を制御回路56に送出すると共に、当
該制御回路56は指令信号S21に基づき制御信号S2
2をグラツフイツク制御回路54に送出してポインタ5
2Bの表示位置を移動させ、又は録画予約画面52を切
り換えさせる。さらに制御回路56は、このときマウス
55が操作されて録画日、録画開始時間及び録画終了時
間が指定されると、これらのデータを録画番組データ信
号S23としてタイマ部57に送出してタイマ(図示せ
ず)をセツトすると共に、このとき指定された録画チヤ
ンネルを記憶する。
【0036】タイマ部57は、セツトされた開始時間又
は終了時間になると制御回路56にタイマ情報信号S2
4を送出する。かくして制御回路56は、タイマ情報信
号S24が供給されるとこれに基づいて赤外線送出回路
58に発信信号S25を送出し、当該赤外線送信回路5
8は当該発信信号S25に基づき赤外線でなる空中伝送
信号S26を発信させてビデオテープレコーダ59に録
画を開始させ、又は録画を終了させる。
【0037】実施例の場合、録画予約画面52では録画
予約表52Aの下部に録画日を示す日付52C、当該録
画日の日付を変更するための日付変更キヤラクタ群52
D及び録画予定表52Aに表示されたチヤンネルを他の
周波数帯域の放送番組のチヤンネルに変更するためのチ
ヤンネル変更キヤラクタ群52Eが表示され、ポインタ
52Bを日付変更マーク群52Dの前進キヤラクタ52
DX又は後進キヤラクタ52DY上に位置させた後マウ
ス55の入力キー55Aを押圧操作することによつて録
画予定日の日付を前進又は後進させ得ると共に、ポイン
タ52Bをチヤンネル変更キヤラクタ群52EのUHF
キヤラクタ52EX又はBSキヤラクタ52EY上に位
置させた後マウス55の入力キー55Aを押圧操作する
ことにより録画予約表52Aの表示チヤンネルをUHF
(ultra high frequency)帯域のチヤンネル又は衛星放
送帯域のチヤンネルに変更させ得るようになされてい
る。
【0038】ここで制御回路56は、CPU60、RA
M61及びROM62を含むマイクロコンピユータ構成
でなり、当該CPU60はマスウ54の操作に合わせ
て、当該マウス55が前後方向に操作されたときにはグ
ラフイツク制御回路54に制御信号S22を送出するこ
とにより録画予約画面52に表示されているポインタ5
2Bを画面の上下方向に移動させ、これに対してマウス
55が左右方向に操作されたときには当該ポインタ52
Bを画面の左右方向に移動させるようになされている。
【0039】このときCPU60は、ポインタ52Bが
録画予約表52A内に位置するときには制御信号S22
を出力することにより、順次当該ポインタ52Bの近傍
に当該ポインタ52Bの示す時間を5分単位で表示さ
せ、これにより録画予約時に録画開始時間を大まかに指
定できるようになさている。さらにCPU60は、この
状態でマウス55の入力キー55Aが押圧操作されると
グラフイツク制御回路54に制御信号S22を送出し
て、録画予約画面52を図10に示すような副録画予約
画面70に切り換えさせる。
【0040】この場合CPU60は、副録画予約画面7
0ではマウス55の入力キー55Aが押圧操作されたと
きにポインタ52Bが位置していたチヤンネルの当該ポ
インタ52Bが示していた時間から後3時間程度の範囲
を大きく拡大して表示させ、画面上部にそのときのチヤ
ンネルを表示させるようになされている。また副録画予
約画面70では、CPU60はポインタ52Bが録画予
約画面52の表示時と同様にマウス55の操作に合わせ
て移動するように表示させると共に、当該ポインタ52
Bの近傍に当該ポインタ52Bの示す時間を1分単位で
表示させ、これにより録画開始時刻を1分単位で指定で
きるようになされている。
【0041】かくしてCPU60は、この状態でマウス
55の入力キー55Aが押圧操作されると、このときの
日付、チヤンネル及びこのときポインタ52Bが示して
いた時刻(以下これを録画開始時刻と呼ぶ)をRAM6
1に取り込むと共に、この後マウス55が操作されてポ
インタ52Bを移動させた後再びマウス55の入力キー
55Aが押圧操作されると、このときポインタ52Bが
示していた時刻を録画終了時刻としてRAM61に取り
込むようになされている。この後CPU60は、制御信
号S22を出力することにより表示画面を録画予約画面
52に戻すと共に、当該録画予約画面52上のRAM6
1に取り込んだ録画開始時刻及び録画終了時刻間の領域
(以下これを指定時間領域52Fと呼ぶ)の色を例えば
橙色等に変色させてその時間内の録画予約がなされたこ
とを分かりやすく表示させる。
【0042】さらにCPU60は、RAM61に取り込
んだ録画予定日及び録画開始時刻並びに録画終了時刻を
録画番組データ信号S23としてタイマ部57に送出し
てタイマをセツトすると共に、この後タイマ部57から
タイマ情報信号S24が供給されると送信信号S25を
赤外線送信回路58に送出して空中伝送信号S26を発
信させることにより、ビデオテープレコーダ59の電源
を入れるようになされている。このときCPU60は、
続いて送信信号S25を赤外線送信回路58に送出して
空中伝送信号S26を発信させることによりビデオテー
プレコーダ59の選局チヤンネルをRAM61に記憶し
ているチヤンネルに設定させると共に録画を開始させる
ようになされている。
【0043】かくしてCPU60は、この後タイマ部5
7のタイマが記憶している録画終了時間になつて当該タ
イマ部57からタイマ情報信号S24が供給されると、
送信信号S25を赤外線送信回路58に送出して空中伝
送信号S26を発信させ、これによりビデオテープレコ
ーダ59に録画を停止させると共に、当該ビデオテープ
レコーダ59の電源を切るようになされている。さらに
CPU60は予約キー80が押圧操作されるとこれに応
動して制御信号S22を出力することにより表示装置5
1に録画予約画面52を表示させ、これにより予約状況
を容易に確認できるようになされている。
【0044】またこの実施例の場合、予約データ入力装
置53においては、例えば当該ビデオテープレコーダ5
9及びラジオ(図示せず)等の外部装置に対してその電
源をオン又はオフさせるだけのタイマ機能を有する。す
なわちCPU60は、ケース(図示せず)表面に配設さ
れた表示切換えスイツチ85が押圧操作されるとグラフ
イツク制御回路54に制御信号S22を送出して、図1
1に示すようなタイマ設定画面100を表示させるよう
になされている。このタイマ設定画面100では、画面
の中段部に横方向に時間軸をとつた棒状の設定部100
Aとポインタ100Bとがそれぞれ表示され、CPU6
0はこの状態でマウス55が操作されるとポインタ10
0Bを設定部100Aの範囲内で順次移動させると共
に、このときポインタ100Bが示している時刻をその
近傍に順次表示させるようになされている。
【0045】さらにCPU60は、この状態でマウス5
5の入力キー55Aが押圧操作されると、このときポイ
ンタ100Bが示していた時間を、タイマ機能によるリ
モートコントロール対象の装置(以下これをタイマ操作
対象装置と呼ぶ)の電源を入れる時刻(以下これを電源
オン時刻と呼ぶ)としてRAM61に取り込むと共に、
この後マウス55が操作されてポインタ100Bの表示
位置が移動されるなどした後再びマウス55の入力キー
55Aが押圧操作されると、このときポインタ100B
が示して時刻をタイマ操作対象装置の電源を切る時刻
(以下これを電源オフ時刻と呼ぶ)として当該時刻をR
AM61に取り込むようになされている。さらにCPU
60は、グラフイツク制御装置54に制御信号S22を
送出することにより設定部100A内の指定された電源
オン時刻及び電源オフ時刻間の領域を例えば緑色等に変
色させてその時刻間にタイマ予約がなされたことを見や
すく表示させると共に、タイマ部57に録画番組データ
信号S23を送出してタイマをRAM61に取り込んだ
電源オン時刻及び電源オフ時刻にセツトするようになさ
れている。
【0046】かくしてCPU60は、この後タイマ部5
7から電源オン時刻になつたというタイマ情報信号S2
4が供給されると、赤外線送信回路58に送信信号S2
5を送出して空中伝送信号S26を送出させ、これによ
りタイマ操作対象装置の電源を投入するようになされて
いる。さらにCPU60は、この後タイマ部57から電
源オフ時刻になつたというタイマ情報信号S24が供給
されると、赤外線送信回路56に送信信号S25を送出
して空中伝送信号S26を送出させ、これにより当該タ
イマ操作対象装置の電源を切るようになされている。
【0047】以上の構成において、グラフイツク制御回
路54は表示装置51にマトリクス状の録画予約表52
A及びポインタ52Bを含む録画予約画面52を表示さ
せる。このときCPU60は、マウス55が前後左右に
操作されるとこれに合わせてポインタ52Bを表示画面
の上下左右に移動させる。この場合CPU60は、マウ
ス55が操作されてポインタ52Bが録画予約表52A
内に移動すると、ポインタ52Bの表示位置に応じて当
該ポインタ52Bの示す時刻を当該ポインタ52Bの近
傍に5分単位で表示させると共に、このときマウス55
の入力キー55Aが押圧操作されると表示画面を副録画
予約画面70に切り換えると共に、ポインタ52Bの示
す時刻を1分単位で表示させる。
【0048】さらにCPU60はこの状態でマウス55
の入力キー55Aが押圧操作されるとこのときポインタ
52Bが示していた時刻を録画開始時刻として記憶する
と共に、この後再びマウス55の入力キー55Aが押圧
操作されるとこのときポインタ52Bが示していた時刻
を録画終了時刻として記憶した後、当該記憶した録画開
始時刻及び録画終了時刻をタイマ部57に送出してこれ
を記憶させる。この後CPU60は、当該タイマ部57
からタイマ情報信号S24が供給されるとこれに応動し
て送信信号S25を赤外線送出回路58に送出して空中
伝送信号S26を発信させることによりビデオテープレ
コーダ59の電源を入れると共に当該ビデオテープレコ
ーダ59にRAM61に記憶しているチヤンネルを選局
させて録画を開始させる。
【0049】さらにCPU60は、この後タイマ部57
からタイマ情報信号S24が供給されると赤外線送信回
路58に送信信号S25を送出させることによりビデオ
テープレコーダ59の録画を終了させ、かつ当該ビデオ
テープレコーダ59の電源を切らせる。
【0050】以上の構成によれば、録画予約画面52を
一方の軸に時間をとり、かつ他方の軸にチヤンネルをと
つたマトリクス状の録画予約表52A及びポインタ52
Bで構成すると共に、制御回路56がマスウ55から送
出されるユーザの操作に応じた操作信号S21に基づい
て当該ポインタ52Bを移動させ、この結果指定された
予約録画の日付、録画開始時刻及び録画終了時刻にタイ
マ部57のタイマをセツトし、この後当該タイマ部57
から供給されるタイマ情報信号S24に基づいて赤外線
送出回路58に送信信号S25を送出すると共に、ビデ
オテープレコーダ59が当該赤外線送出回路58から送
出される空中伝送信号S26に基づいて電源を入れて指
定されたチヤンネルを選局した後録画を開始すると共
に、この後当該空中伝送信号S26に基づいて録画を停
止した後電源を切るようにしたことにより、容易に録画
予約をすることができ、かくして使い勝手を一段と向上
させ得る録画及び録音予約装置を実現できる。
【0051】(3)他の実施例 なお上述の第1及び第2実施例においては、本発明をビ
デオテープレコーダ2及び58の予約録画に適用する場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他例
えばラジオ放送の予約録音に適用する等種々の記録装置
の予約記録手段として適用できる。
【0052】また上述の第1実施例においては、ビデオ
テープレコーダ2内部に同期分離回路16お呼び制御回
路19等を収納するようにした場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、同期分離回路、制御回路、操作
キー及びグラフイツク制御回路等の予約録画達成手段と
ビデオテープレコーダとを第2実施例のように別体とし
て形成し、電源のオンオフや録画開始及び終了等の制御
を赤外線等の空中伝送信号を用いてビデオテープレコー
ダに指示するようにすれば良い。
【0053】さらに上述の第1実施例においては、番組
データ及び変更情報並びに録画開始信号及び録画終了信
号を映像信号の垂直帰線消去期間a(図2)のうち等化
パルス前期間bにデイジタル化して重畳するようにした
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他
番組データ及び変更情報並びに録画開始信号及び録画終
了信号の送信手段としては種々の方法を適用出来る。
【0054】さらに上述の第1実施例においては、番組
データを映像信号の垂直帰線消去期間a(図2)のうち
等化パルス前期間bにデイジタル化して重畳するように
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例
えばテレビ電波送出側が1週間分の番組データだけを深
夜に送信してこれをCPU40がRAM41に記憶して
おいて予約録画に利用するようにしても良く、若しくは
番組データを音声多重の原理のように副音声で送出する
ようにしても良い。
【0055】さらには、番組データの供給手段としては
放送電波以外にフロツピイデイスク、ICカード、電話
回線及び光デイスク等種々の手段を適用できる。
【0056】さらに上述の第1実施例においては、タイ
マ部22がビデオテープレコーダ2内部に内蔵された場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、タイマを
外付け型にしてチユーナ部4からデイジタル信号を送出
することにより、当該外付け型にされたタイマとやり取
りするようにしても良い。
【0057】さらに上述の第1実施例においては、録画
予約番組を選択する手段として橙色に表示された番組選
択マーカ31を移動キー21D〜21Gを操作して移動
させるようにした場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、番組選択マーカ31としてはこの他矢印等種
々のキヤラクタを適用でき、かつ当該番組選択マーカ3
1の操作手段としてはこの他マウス等種々の操作手段を
適用できる。
【0058】さらに上述の第1実施例においては、番組
表30を10時間程度の範囲で4チヤンネル分だけ表示す
るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、例えば1日分全部の番組表30を表示するように
しても良く、この他番組表の表示方法としてはこの他種
々の方法を適用できる。
【0059】さらに上述の第2実施例においては、本発
明による予約データ入力装置53とビデオテープレコー
ダ59とを別体に形成するようにした場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、要は、番組予約表52A
を一方の軸に時間をとり、かつ他方の軸にチヤンネルを
とるように表示するのであれば、当該予約データ入力装
置53とビデオテープレコーダ59とを一体形成するよ
うにしても良い。
【0060】さらに上述の第2の実施例においては、空
中伝送信号S26として赤外線を用いた場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、空中伝送信号S26と
してはこの他電波等種々のものを適用できる。
【0061】さらに上述の第2実施例においては、操作
手段としてマウス55を用いるようにした場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、操作手段として図9
に示すようにリモートコントローラ90を用いるように
しても良く、操作手段としてはこの他種々のものを適用
できる。
【0062】さらに上述の第1実施例においては、操作
手段として操作キー21を用いるようにした場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、操作手段として第
2実施例に示すようにマウスを用いるようにしても良
く、若しくはリモートコントローラ等を用いるようにし
ても良い。
【0063】さらに上述の第2実施例においては、録画
予約番組の放送予定日、放送開始時間及び放送終了時間
等のデータをタイマ部57に記憶させてCPU61が当
該タイマ部57から供給されるタイマ情報S24に基づ
いてビデオテープレコーダ59に録画を開始させ又は録
画を終了させるようにした場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、予約データ入力装置53が録画予約
データをビデオテープレコーダ59に直接送出して録画
予約するようにしても良く、この場合にはタイマ部57
はなくても良い。
【0064】さらに上述の第2実施例においては、予約
データ入力装置53及び表示装置51を別体に形成する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は表
示したマトリクス状の番組表52A上の録画開始時間及
び録画終了時間に相当する位置をそれぞれ指定すること
により録画予約ができるのであれば予約データ入力装置
53及び表示装置51を一体形成しても良く、この場合
例えば予約データ入力装置53のケース表面に液晶表示
板等を配設して入力ペン等で録画開始時間及び録画終了
時間を指定することにより録画予約できるようにしても
良い。
【0065】さらに上述の第2実施例においては、録画
予約画面52においてポインタ52Bが録画予約表52
A内に位置するときには順次当該ポインタ52Bの近傍
に当該ポインタ52Bの示す時間を5分単位で表示させ
るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、ポインタ52Bの近傍に表示する時間としてはこ
の他10分単位等種々の値を適用できる。さらにこの他
の方法として図12に示すように、時間軸に大まか(例
えば1時間毎)に時刻を表示するだけでポインタ52B
の近傍に当該ポインタ52Bの示す時間を表示しないよ
うにしても良く、これだけでも例えば5〜10分単位の
時間設定であれば実用上十分に使用できる。
【0066】さらに上述の第2実施例においては、副録
画予約画面70において録画予約の際、指定時間領域5
2Fの色を例えば橙色等に変色させてその時間内の録画
予約がなされたことを分かりやすく表示するようにした
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば
図13に示すように、録画予約の操作終了後に録画日、
録画チヤンネル、録画開始時刻及び録画終了時刻等をメ
セツセージとして表示するようにしても良い。
【0067】さらに上述の第2実施例においては、タイ
マ設定画面100の設定部100Aを棒状に、画面の中
段部に表示するようにした場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、例えば図14に示すように、設定部
110Aをタイマ設定画面110の中央に円形状に表示
するようにしても良く、設定部100Aの表示方法とし
てはこの他種々の方法を適用できる。
【0068】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、記録予約
装置の記録予約方法において、第1の軸で時間を表し、
かつ第2の軸でチヤンネルを表したマトリクス状の番組
表、及び外部操作に応じて当該番組表上を自在に移動で
きるポインタを可視表示する第1のステツプと、ポイン
タが指す番組表上の位置に応じた時刻をポインタの近傍
に表示する第2のステツプと、外部操作に応じて、ポイ
ンタの近傍に表示された時刻を記録開始時間又は記録終
了時間として記録予約装置が取り込む第3のステツプと
を設けるようにしたことにより、記録開始時間及び記録
終了時間の設定を容易化させることができ、かくして記
録予約装置の使い勝手を一段と向上させ得る記録予約方
法を実現できる。また本発明によれば、所定の記録手段
に対して、記録開始時間として予め設定された時間に記
録を開始させると共に、記録終了時間として予め設定さ
れた時間に記録を終了させる記録予約装置において、第
1の軸で時間を表し、かつ第2の軸でチヤンネルを表し
たマトリクス状の番組表、及び外部操作に応じて当該番
組表上を自在に移動できる所定のポインタを可視表示さ
せる第1の表示制御手段と、ポインタが指す番組表上の
位置に応じた時刻をポインタの近傍に表示させる第2の
表示制御手段と、外部操作に応じて、ポインタの近傍に
表示された時刻を、記録開始時間又は記録終了時間とし
て取り込み設定する設定手段とを設けるようにしたこと
により、記録開始時間及び記録終了時間の設定を容易化
させることができ、かくして使い勝手を一段と向上させ
得る記録予約装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による録画予約装置の第1実施例を示す
ブロツク図である。
【図2】番組データ等の伝送方法の説明に供する波形図
である。
【図3】デイジタル化された番組データのフオーマツト
を示す平面図である。
【図4】変更情報及び録画開始信号並びに録画終了信号
の送出のタイミングの説明に供するタイムチヤートであ
る。
【図5】第1実施例の記録予約装置の表示装置に表示さ
れる番組表を表す略線図である。
【図6】番組選択マーカの移動に伴う番組表の表示範囲
の説明に供する略線図である。
【図7】番組予約処理手順を示すフローチヤートであ
る。
【図8】録画処理手順を示すフローチヤートである。
【図9】本発明による記録予約装置の第2実施例を示す
ブロツク図である。
【図10】副録画予約画面を示す略線図である。
【図11】タイマ設定画面を示す略線図である。
【図12】録画予約画面の他の実施例を示す略線的な平
面図である。
【図13】副録画予約画面の他の実施例を示す略線的な
平面図である。
【図14】タイマ設定画面の他の実施例を示す略線図で
ある。
【符号の説明】
1、50……記録予約装置、4……チユーナ部、16…
…同期分離回路、18、51……表示装置、20、54
……グラフイツク制御回路、22、57……タイマ部、
40、60……CPU、41、61……RAM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/02 H04N 5/782 - 5/783

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の記録手段に対して、記録開始時間と
    して予め設定された時間に記録を開始させると共に、記
    録終了時間として予め設定された時間に記録を終了させ
    る記録予約装置の記録予約方法において、 第1の軸で時間を表し、かつ第2の軸でチヤンネルを表
    したマトリクス状の番組表、及び外部操作に応じて当該
    番組表上を自在に移動できるポインタを可視表示する第
    1のステツプと、 上記ポインタが指す上記番組表上の位置に応じた時刻を
    上記ポインタの近傍に表示する第2のステツプと、 外部操作に応じて、上記ポインタの近傍に表示された上
    記時刻を、上記記録開始時間又は上記記録終了時間とし
    て上記記録予約装置が取り込み設定する第3のステツプ
    を具えることを特徴とする記録予約方法
  2. 【請求項2】所定の記録手段に対して、記録開始時間と
    して予め設定された時間に記録を開始させると共に、記
    録終了時間として予め設定された時間に記録を終了させ
    る記録予約装置において、 第1の軸で時間を表し、かつ第2の軸でチヤンネルを表
    したマトリクス状の番組表、及び外部操作に応じて当該
    番組表上を自在に移動できる所定のポインタを可視表示
    させる第1の表示制御手段と、 上記ポインタが指す上記番組表上の位置に応じた時刻を
    上記ポインタの近傍に表示させる第2の表示制御手段
    と、 外部操作に応じて、上記ポインタの近傍に表示された上
    記時刻を、上記記録開始時間又は上記記録終了時間とし
    て取り込み設定する設定手段と を具えることを特徴とす
    る記録予約装置。
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