JP2000092400A - 放送番組受信予約装置 - Google Patents

放送番組受信予約装置

Info

Publication number
JP2000092400A
JP2000092400A JP10261975A JP26197598A JP2000092400A JP 2000092400 A JP2000092400 A JP 2000092400A JP 10261975 A JP10261975 A JP 10261975A JP 26197598 A JP26197598 A JP 26197598A JP 2000092400 A JP2000092400 A JP 2000092400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
broadcast
program
broadcast program
data
reservation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10261975A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Hamazaki
忠 濱崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP10261975A priority Critical patent/JP2000092400A/ja
Publication of JP2000092400A publication Critical patent/JP2000092400A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 番組表を表示手段に呼び出すことなく、表示
手段に表示させている現在受信中の放送番組と番組名や
ジャンルが一致もしくは類似する放送予定番組を受信予
約可能とする放送番組受信予約装置を提供する。 【解決手段】 放送番組受信装置4は、放送局2から送
られてくる放送電波3を受信しその中から所望の放送番
組を選局して受信する選局受信手段17と、放送番組に
重畳して送信される放送番組データを読み取る放送番組
データ読み取り部13と、所定期間内に放送予定の番組
の情報からなる放送予定番組データを記憶する番組デー
タ記憶部14とを有しており、受信した放送番組は表示
手段5に表示される。コントローラ6の予約入力部を操
作することにより、表示手段5に現在表示されている放
送番組の放送番組データと、番組データ記憶部14に記
憶された放送予定番組データを比較参照し、この放送番
組とジャンル及び番組名の一方が一致ないし類似する放
送予定番組を受信予約可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送電波に重畳し
て送信される放送番組データ及び所定期間内に放送予定
の放送予定番組データを用いて、放送予定番組の受信予
約や現在受信中のチャンネルをロックすることが可能な
放送番組受信予約装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のテレビジョン放送は、非常にチャ
ンネル数が増えていると同時に、その放送電波が地上波
か衛星波かを問わず、番組データ等の情報をデジタルデ
ータで放送電波と共に送信するデジタル放送が徐々に普
及しつつある。このデジタル放送では、映像及び音声か
ら構成される放送番組の放送電波に重畳させて、その番
組の番組情報やある所定期間分の番組表等、さまざまな
デジタル情報が送られてくる。そして、これらの情報に
基づいて、チャンネルをジャンル毎に絞り込んでユーザ
ーにとって検索しやすいようにした技術も種々提案され
ている。
【0003】このような状況から、例えば、特開平6−
236593号公報に記載の記録予約装置のような装
置、すなわち、放送局側から送られてきた番組表をモニ
ター画面に表示させ、その番組表内の所望の番組の欄を
カーソル等で指示することにより、容易にその放送予定
番組の受信予約や録画予約等を行うことが可能な装置が
種々提案されている。
【0004】上述したように番組表を用いて受信予約や
録画予約等を行う装置では、その受信予約や録画予約を
行う際、まずリモコン等のコントローラを用いて所定期
間分(通常は1週間程度分)の番組表をモニター画面に
表示させるための操作を行う。なお、このモニター画面
に表示された番組表は、モニター画面のスペース的な問
題から、当日分の全放送予定番組の一部のみ見える状態
となっており、見えない部分(翌日以降分を含む)はユ
ーザーが画面をスクロールさせることによって見ること
ができる。そして、ユーザーが番組表をモニター画面に
呼び出し、さらにスクロールを行うことによって所望の
放送予定番組を見つけた後、その番組欄をカーソルで指
示することによって、その番組データに基づいて受信予
約や録画予約ができるようになっている。
【0005】なお、番組表中のカーソル指示した番組
が、現在時間において放送されているものの場合は、チ
ャンネルがその放送番組を放送しているものに切り換わ
る。このように、デジタル放送を受信する装置では、番
組表をモニター画面に呼び出し簡単な操作をすることに
より、容易に受信予約や録画予約をしたり、あるいはそ
の番組へのチャンネル切り換えができるようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た装置では、受信予約や録画予約または上述したチャン
ネル切り換えを行う際に、リモコン操作で番組表をモニ
ター画面へ呼び出し、その番組表に書き込まれた膨大な
数の放送予定番組の中から所望の番組を見つける必要が
生じ、その操作が煩わしいものとなっている。
【0007】さらに、例えば、受信予約したい番組が連
続ものの場合、通常は放送する曜日、時間等が毎週同様
となっており、番組表中から検索する作業はそれ程困難
ではないが、放送曜日及び時間等に規則性がなく「毎週
○曜日×時」のような検索方法ができない番組について
は、その検索動作がユーザーにとってかなり煩雑で困難
なものとなる。
【0008】またさらに、現在モニター画面に表示され
ている番組が連続番組となっており、ユーザーが次回放
送分も見逃さないための受信予約を行う場合、上述した
場合と同様、番組表をモニター画面へ表示させて次回放
送分の欄をカーソル等で指示するようになるが、番組表
は通常7日分がモニター画面に表示可能となっているも
のが多い。そのため、この放送当日を1日目と算定し、
この当日分を含めて8日目となる次週の同じ曜日/時間
に放送予定の番組については、番組表に表示されないこ
ととなる。その結果、次回放送分の番組欄をカーソルで
指示することができず、上述した簡単な受信予約方法が
使用できないという問題が生じる場合もある。
【0009】また、放送電波を送る放送局によっては、
番組表を表示させる画面自体を1つのチャンネルに割り
振って送信するものもある。このような場合、受信予約
や録画予約等を行うために番組表のチャンネルを呼び出
して予約操作を完了させた後、再び元のチャンネルで放
送されている放送番組にチャンネルを復帰しようとする
際に、今まで受信していた元のチャンネル番号がわから
なくなって戻れなくなるという問題も生じる。
【0010】本発明の目的は、上述した問題点に鑑み
て、モニター等の表示手段に表示されている放送番組に
ついて、所定期間内に放送予定の番組を表にした番組表
を表示手段へ呼び出すことなく、リモコン等のコントロ
ーラを用いてダイレクトに次回以降の受信予約や録画予
約等を行うことができる放送番組受信予約装置を提供す
ることにある。また、本発明の目的は、表示手段に表示
されている放送番組について、番組表を表示手段へ呼び
出すことなく、今回の放送が終了するまでそのチャンネ
ルにロックをかけ、放送終了後チャンネルロックを解除
させることが可能な放送番組受信予約装置を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した目的に鑑みて、
請求項1記載の放送番組受信予約装置は、放送局から送
られてくる放送電波を受信しその中から所望の放送番組
を選局して受信する選局受信手段と、放送番組に重畳し
て送信されるその放送番組の放送日、放送時間、チャン
ネル、ジャンル及び番組名等の複数の番組情報からなる
放送番組データを読み取る放送番組データ読み取り部
と、放送局から送られてくる所定期間内の放送予定に関
する番組情報からなる放送予定番組データを読み取って
記憶する番組データ記憶部と、を有し、放送予定番組デ
ータに基づいて放送予定番組を受信予約可能な放送番組
受信装置と、この放送番組受信装置で選局された放送番
組を表示する表示手段と、放送番組受信装置の各手段を
制御駆動させるためのコントローラとを備える放送番組
受信予約装置において、表示手段に表示させている現在
受信中の放送番組の放送番組データと放送予定番組デー
タとを比較参照し、この放送番組のジャンル及び番組名
の少なくとも一方の番組情報と一致もしくは類似する番
組情報を有する放送予定番組を受信予約可能にするため
の予約入力部をコントローラに備えている。
【0012】そのため、番組表を表示手段へ呼び出すこ
となく、コントローラの予約入力部によって、現在受信
中の放送番組とジャンルもしくは番組名が一致もしくは
類似する放送予定番組を受信予約可能となる。その結
果、例えば、連続ものの番組の次回以降の受信予約や録
画予約等が容易なものとなる。
【0013】また、番組表を1つのチャンネルとして割
り振っている場合でも、そのチャンネルを呼び出すこと
なく受信予約操作をすることが可能となるので、受信予
約操作を行う場合でも、現在見ている放送番組のチャン
ネルはそのままの状態とすることが可能となる。
【0014】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の放送番組受信予約装置において、放送番組の放送番
組データと放送予定番組データとを参照した際に、放送
予定番組を受信予約できなかった場合、予約入力部で操
作した動作を所定期間有効なものとし、放送局から送ら
れてくる放送予定番組データが更新された際に、再度放
送番組の放送番組データと更新された放送予定番組デー
タとを比較参照し、放送番組のジャンル及び番組名の少
なくとも一方の番組情報と一致もしくは類似する放送予
定番組を受信予約可能としている。
【0015】そのため、ある所定期間内の放送予定を組
み込んだ放送予定番組データ内に、受信予約したい放送
番組の次回放送分がない場合でも、一旦、受信予約のた
めに行った操作が所定期間有効となるため、ある程度時
間が空いて次回分の放送があったとしても受信予約をで
きる可能性の高いものとなる。
【0016】また、請求項3記載の発明は、放送局から
送られてくる放送電波を受信しその中から所望の放送番
組を選局して受信する選局受信手段と、放送番組に重畳
して送信されるその放送番組の放送日、放送時間、チャ
ンネル、ジャンル及び番組名等の複数の番組情報からな
る放送番組データを読み取る放送番組データ読み取り部
と、を有する放送番組受信装置と、この放送番組受信装
置で選局された放送番組を表示する表示手段と、放送番
組受信装置の各手段を制御駆動させるためのコントロー
ラとを備える放送番組受信予約装置において、表示手段
に表示させている現在受信中の放送番組の放送データに
基づき、この放送番組を受信しているチャンネルを当該
放送番組が終了するまでロックし、かつ終了した際にロ
ックを解除できるようにした番組ロック入力部をコント
ローラに設けている。そのため、番組表を表示手段へ呼
び出すことなく、コントローラの番組ロック入力部を用
いて、現在表示されている放送番組を放送しているチャ
ンネルをロックすることが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の放送番組受
信予約装置について、図1から図7に示して説明する。
放送番組受信予約装置1は、図1に示すように、放送局
2から送られてくる放送電波3を受信しその中から所望
の放送番組を選局する放送番組受信装置としてのチュー
ナー4と、このチューナー4で選局された放送番組を表
示する表示手段としてのモニター装置5と、選局操作や
予約操作等、チューナー4の各部を制御駆動させるため
のコントローラとしてのリモコン6と、を備えている。
【0018】放送局2から送られてくる放送電波3は、
図2に示すように、放送番組に関するデータ等、各種デ
ジタルデータを複数のパケットに格納しそれらを連続的
につなげて形成されたトランスポンダ7として送信され
てくるものとなっている。このトランスポンダ7には、
各々無線周波数(RF=Radio Frequency )が割り振ら
れており、チューナー4はその無線周波数を調節するこ
とにより複数送られてくるトランスポンダ7のうちの1
つを受信することが可能となっている。
【0019】各トランスポンダ7には、4〜8チャンネ
ル分の各放送番組の映像データ7a及び音声データ7b
が含まれている。映像データ7aは、4〜8チャンネル
分の放送番組の映像に関するデータを1つのパケットに
格納したものとなっている。なお、1つのチャンネル分
のデータは、その放送番組を標準画面で表示させるため
のデータや、ワイド画面で表示させるためのデータ等、
複数の画面データで構成されている。そして、チューナ
ー4でチャンネル及び画面の形態を選択することによ
り、映像データ7a内の必要なデータが抽出されてモニ
ター装置5へ伝送される。これによって、そのチャンネ
ルで送られている放送番組の映像が、モニター装置5の
ディスプレイ8に出力されることとなる。なお、本実施
の形態では、映像データ7aは、1つのパケット内に格
納されているが、2つないしそれ以上のパケットに分け
て格納されてもよい。
【0020】また、音声データ7bは、4〜8チャンネ
ル分の放送番組の音声に関するデータを1つのパケット
に格納したものとなっている。なお、1つのチャンネル
分のデータは、その放送番組の音声を標準音声で出力さ
せるためのデータや、副音声で出力させるためのデータ
や、他の言語によって出力させるためのデータ等、複数
のデータで構成されている。そして、チューナー4でチ
ャンネル及び音声の形態を選択することにより、音声デ
ータ7b内の必要なデータが抽出されてモニター装置5
へ伝送される。これによって、そのチャンネルで送られ
ている放送番組の音声が、モニター装置5のスピーカー
9に出力されることとなる。なお、音声データ7bも映
像データ7aと同様、本実施の形態では、1つのパケッ
ト内に格納されているが、2つないしそれ以上のパケッ
トに分けて格納されてもよい。
【0021】一方、トランスポンダ7には、このトラン
スポンダ7内の各チャンネル毎の放送番組の番組情報か
らなる放送番組データ7cと、そのトランスポンダ7内
のチャンネルによって放送局2から所定期間内に送られ
る放送予定に関する番組情報からなる放送予定番組デー
タ7dと、放送局2から送られる放送予定番組を表にし
たEPGデータ7eと、現在時間を示したクロックデー
タ7fとが、そのトランスポンダ7内の映像データ7a
及び音声データ7bに重畳された状態で共に含まれてい
る。
【0022】なお、放送番組データ7cは、そのトラン
スポンダ7内に格納された4〜8チャンネル分の各放送
番組の放送日、放送時間、チャンネル、ジャンル、番組
内容及び番組名等の複数の番組情報で構成されている。
この放送番組データ7cでは、例えば、放送時間が途中
で変更になる場合や放送時間が延長される場合等に関し
ては、その都度新しい情報が更新されて送信されてくる
ようになっている。この放送番組データ7cは、トラン
スポンダ7がチューナー4の受信部10にアンテナ11
を介して受信されると、チューナー4のデータ抽出部1
2によってそのトランスポンダ7の中から抽出される。
この抽出された放送番組データ7cは、放送番組データ
読み取り部13に読み取られ記憶保存される。この放送
番組データ読み取り部13に保存された放送番組データ
7cは、リモコン6の操作により、その中の必要な情報
をモニター装置5のディスプレイ8に呼び出すことが可
能となっている。
【0023】また、放送予定番組データ7dは、放送局
2からその周波数に割り当てられたトランスポンダ7に
よって送られる予定の1ヶ月分の放送予定に関する番組
情報で構成されている。この放送予定番組データ7d
は、トランスポンダ7がチューナー4の受信部10にア
ンテナ11を介して受信されると、チューナー4のデー
タ抽出部12によってそのトランスポンダ7の中から抽
出される。そして、その抽出された放送予定番組データ
7dは、番組データ記憶部14に読み取られ記憶され
る。なお、この放送予定番組データ7dのデータの内容
は、1日1回程度、例えば視聴者の受信頻度の低い時間
帯に更新されるものとなっている。この番組データ記憶
部14に保存された放送予定番組データ7dは、リモコ
ン6の操作により、その中の必要な情報をモニター装置
5のディスプレイ8に呼び出すことが可能となってい
る。
【0024】さらに、EPGデータ7eは、放送局2か
ら送られる放送予定番組を表にした番組表で構成され、
他のトランスポンダ7内の放送番組の放送日、放送時
間、チャンネル、ジャンル及び番組名等の番組情報が含
まれている。このEPGデータ7eに書き込まれた情報
も、放送予定番組データ7dと同様、番組データ記憶部
14に記憶される。そのため、チューナー4では、この
EPGデータ7e内の情報に基づいて、他のトランスポ
ンダ7で送られる放送番組についても検索可能なものと
なっている。
【0025】なお、このEPGデータ7e内のデータの
内容も、放送予定番組データ7dと同様、1日1回程
度、視聴者の受信頻度の低い時間帯に更新されるものと
なっている。このように放送局2から種々のデジタルデ
ータを映像データ7a及び音声データ7bに重畳させて
送信された放送電波3に対して、チューナー4を所定の
周波数に調整し、チューナー4でその周波数のトランス
ポンダ7内のチャンネルを選局することによって、所望
の放送番組がモニター装置5に表示されるようになって
いる。
【0026】放送番組受信装置としてのチューナー4
は、無線周波数を合わせることによって放送局2から送
られてくるトランスポンダ7を選択して受信し、そのト
ランスポンダ7内の所望の放送番組に関するデータを抽
出してモニター装置5へ伝送することによって、モニタ
ー装置5に所望の放送番組を出力するものとなってい
る。また、チューナー4は、リモコン6の操作によっ
て、現在モニター装置5に出力されている放送番組の次
回以降の放送分について、モニター5のディスプレイ8
に番組表を呼び出すことなく受信予約できるものとなっ
ている。さらに、チューナー4は、リモコン6の操作に
よって、現在モニター装置5に出力されている放送番組
が終了するまでの間、そのチャンネルにロックをかける
ことができるものとなっている。
【0027】なお、その受信予約を行う方法としては、
以下の通りとなっている。なお、このときのリモコン6
の操作は、ワンタッチ予約入力ボタン15(図4参照)
を押すのみの容易な操作となる。この操作によってワン
タッチ予約入力ボタン15を作動させると、まず現在送
られているトランスポンダ7から、チューナー4がその
放送番組に関するデータを抽出する。そして、このデー
タのうち番組名が、既に記憶保存している放送予定番組
データ7d内にあるかどうかを比較参照する。その結
果、現在受信している放送番組と一致する番組名が、放
送予定番組データ7d内にあれば、それを受信予約する
ようになっている。
【0028】なお、本実施の形態の放送番組受信予約装
置1では、放送局2から送られてくる放送番組データ7
c及び放送予定番組データ7dに基づいて、放送予定番
組の受信予約を行うようにしているので、途中で放送時
間の変更や時間延長がある場合でも、そのデータが送ら
れてくるので、そのデータに基づいて柔軟に対処できる
ものとなっている。また、受信予約した時点では、その
放送番組の次回放送予定分の受信予約ができない場合で
も、その受信予約をするための操作状況はチューナー4
に所定期間メモリーされて有効なものとなる。そのた
め、放送予定番組データ7dが更新された際に、再検索
して自動的に受信予約されるようになっている。このよ
うに、本発明の放送番組受信予約装置1は、リモコン6
によるワンタッチ操作で、トランスポンダ7内の放送予
定番組データ7dに基づいて、確実に放送予定番組を受
信予約可能な装置となっている。
【0029】また、チャンネルロックをかける場合は、
リモコン6のワンタッチの番組ロックボタン16(図4
参照)を作動させることにより、現在受信している放送
番組に関するデータの中から放送時間に関するデータを
抽出し、そのデータに基づいてその放送番組を送ってい
るチャンネルを終了時間までチャンネルロックするよう
になっている。
【0030】上述したような動作を行うチューナー4
は、放送局2から送られてくる放送電波3をアンテナ1
0を介して受信しその中から所望の放送番組を選局して
受信する選局受信手段17を有している。この選局受信
手段17は、周波数切り換え機能を有する受信部10
と、この受信部10で受信した放送電波3のトランスポ
ンダ7の中から必要なデータを随時抽出するデータ抽出
部12とから構成されている。そして、選局受信手段1
7で受信されたトランスポンダ7の中の4〜8チャンネ
ルのうち、データ抽出部12で抽出されたチャンネルの
映像データ7a及び音声データ7bが、選局受信手段1
7からそれぞれ映像検波回路18及び音声検波回路19
を介してモニター装置5に伝送される。これによって、
選局受信装置17で選局された放送番組が、モニター装
置5に出力されるようになっている。
【0031】また、チューナー4は、リモコン6からの
赤外線信号による命令信号を受信する受光部20と、リ
モコン6からの操作により放送予定番組の受信予約が完
了した際に予約完了サインを出力するLED21a及び
予約継続サインを出力するLED21bと、受光部20
に入力された命令信号によりチューナー4の各部を制御
駆動する制御部22とを有している。
【0032】制御部22は、周波数切り換え駆動回路2
3と、選局回路24と、比較回路25と、メモリー26
と、タイマー27と、これらの各部を駆動制御するCP
U28とから構成されている。そして、リモコン6から
受光部20に、チャンネルの選局や放送番組の受信予約
や番組ロック等の指示信号が入力されると、その指示信
号によりCPU28が動作を開始し、CPU28が制御
部22の各部を制御駆動するようになっている。
【0033】周波数切り換え駆動回路23は、CPU2
8によって制御駆動される。この周波数切り換え駆動回
路23は、受信部10の受信周波数を切り換えるための
駆動回路となっている。また、選局回路24も周波数切
り換え駆動回路23と同様にCPU28によって制御駆
動される、この選局回路24は、送られてきたトランス
ポンダ7内の各データのうち、選択されたチャンネルの
放送番組に関するデータを、データ抽出部12に抽出さ
せモニター装置5に出力させるための駆動回路となって
いる。
【0034】また、比較回路25は、放送番組データ読
み取り部13内に記憶保存された放送番組データ7c
と、番組データ記憶部14内に格納された放送予定番組
データ7d及びEPGデータ7eとを比較参照するため
の回路となっている。この比較回路25は、リモコン6
の操作によりチャンネル選択の指示がなされた際、その
指示されたチャンネルのデータが現在受信されているト
ランスポンダ7内にあるかどうか、すなわち放送番組デ
ータ読み取り部13内に記憶保存されているかどうかを
比較して検出する。そして、この検出結果をCPU28
に伝送するようになっている。
【0035】なお、この検出の結果、現在受信されてい
るトランスポンダ7内に選択したチャンネルのデータが
ない場合は、CPU28が、周波数切り換え駆動回路2
3を用いて受信部10の周波数を切り換えるようになっ
ている。なお、トランスポンダ7内のEPGデータ7e
は、チャンネルと周波数とを照合可能とするための参照
テーブルとなっている。そのため、CPU28は、放送
番組データ読み取り部13内に選択されたチャンネルの
データがない場合、番組データ記憶部14内に格納され
たEPGデータ7eを検索する。これによって、CPU
28は、選択されたチャンネルを含むトランスポンダ7
の周波数を検出し受信できるようになっている。なお、
入力したチャンネル番号では放送番組が受信できない場
合、すなわち入力されたチャンネルに割り振られた放送
がない場合は、CPU28からモニター装置5にその旨
を知らせる信号が送信される。これによって、例えば、
「そのチャンネルでは、放送電波を受信できません」等
のメッセージをモニター装置5に表出させることが可能
となっている。
【0036】また、検出の結果、現在受信されているト
ランスポンダ7内に選択されたチャンネルのデータがあ
る場合は、CPU28は、選局回路24を用いてデータ
抽出部12に、そのチャンネルの映像データ7a及び音
声データ7bを抽出させる。これによって、選択された
チャンネルの映像データ7a及び音声データ7bが、そ
れぞれ映像検波回路18及び音声検波回路19を介して
モニター装置5に出力される。
【0037】また、比較回路25は、後述するリモコン
6のワンタッチ予約入力ボタン15を操作することによ
って、現在受信している放送番組の次回の放送予定分を
受信予約する場合は、その現在受信している放送番組に
関するデータのうち番組名が一致するものが、番組デー
タ記憶部14内に記憶保存された放送予定番組データ7
d内にあるかどうかを検出する。そして、この検出結果
をCPU28に伝送するようになっている。
【0038】なお、この検出の結果、現在受信している
放送番組の番組名と一致する番組名が、放送予定番組デ
ータ7d内にない場合は、CPU28は、受信予約がで
きない旨をモニター装置5に表示させるようになってい
る。しかしながら、このとき同時にモニター装置5のデ
ィスプレイ8には、予約検索動作を継続するか否かをユ
ーザーに対して判断させる項目が表示される。この表示
項目にカーソルを合わせて入力すると、現時点では受信
予約ができなくとも、放送予定番組データ7dの更新時
に再検索を行うようにすることが可能となる。これによ
って、放送予定番組データ7dのある所定期間内に、次
回分の放送予定がない放送番組についても、さらに期間
を延長して次回放送予定分を自動的に受信予約すること
が可能となる。
【0039】また、検出の結果、現在受信している放送
番組の番組名と一致する番組名が、放送予定番組データ
7d内にある場合、CPU28は、その番組名と一致す
る放送予定番組を受信予約する。すなわち、CPU28
は、周波数切り換え駆動回路23及び選局回路24が、
その放送番組が始まる数分前に所望の放送予定番組を受
信できる状態に切り換わるようにタイマー27をセット
し、この状態をメモリー26に記憶させる。これによっ
て、放送予定番組データ7d内にある放送予定番組に関
しては、受信予約ができるようになっている。
【0040】また、比較回路25は、後述するリモコン
6の番組ロックボタン16を操作することによって、現
在受信している放送番組のチャンネルをチャンネルロッ
クする場合は、現在受信している放送番組の放送番組デ
ータ7cを検索し、この放送番組の終了時間を読み取
る。そして、CPU28は、この読み取った放送番組の
終了時間となったら、CPU28にタイマー解除の信号
を送るようにタイマー27をセットする。一方で、CP
U28は、このタイマー27に呼び出されるまでの間
は、リモコン6からチャンネルの変更をさせるための信
号が着信されても周波数切り換え駆動回路23及び選局
回路24を駆動しないような設定となる。このため、現
在受信中の放送番組をチャンネルロックによって放送時
間終了時まで確実に受信させ、かつ放送終了後はチャン
ネルロックを解除可能なものとしている。
【0041】また、メモリー26は、CPU28で行わ
れている各部の制御動作、例えば、受信部10の周波数
やデータ抽出部12で抽出させている映像データ7a及
び音声データ7bのチャンネル番号や受信予約の有無等
を記憶格納しておくものとなっている。このメモリー2
6は、チューナー4の電源を切った場合も、その電源を
切る前の状態のデータがメモリーされるようになってい
る。そのため、チューナー4は、電源を切った後、再び
電源を入力すると、電源を切る前の状態に立ち上がるよ
うになっている。
【0042】また、チューナー4の各手段を制御駆動さ
せるためのコントローラとしてのリモコン6は、図4に
示すように、ワンタッチ予約入力ボタン15と、番組ロ
ックボタン16と、番号入力ボタン29a及びカーソル
ボタン29bからなるチャンネル番号入力ボタン29
と、画面切り換え用ボタン30と、音声切り換え用ボタ
ン31と、発光部32と、を有している。また、リモコ
ン6には、図5に示すように、電源バッテリー33と、
各ボタンによって操作された内容に基づいて命令信号を
出力するための命令信号発生部34が内蔵されている。
【0043】ワンタッチ予約入力ボタン15は、リモコ
ン6の表面に形成されたワンタッチ押しボタンで形成さ
れており、ユーザーが現在受信している放送番組の次回
放送分を予約したい場合に、押し操作をすることにより
その放送番組の次回放送分が予約される予約入力部とな
っている。すなわち、ワンタッチ予約入力ボタン15を
作動させ命令信号発生部34から発光部32を介して命
令信号が送信されると、この命令信号がチューナー4に
受信される。すると、チューナー4では、現在受信して
いる放送番組の放送番組データ7cと、番組データ記憶
部14に記憶格納されている放送予定番組データ7dと
を比較参照する。その結果、放送予定番組データ7d内
に現在受信している放送番組の番組名と一致するものが
あれば、その放送予定番組を受信予約するようになって
いる。
【0044】また、番組ロックボタン16は、リモコン
6の表面のワンタッチ予約入力ボタン15の近傍に形成
されたワンタッチ式の押しボタンとなっており、ユーザ
ーが現在受信している放送番組を放送終了まで確実に受
信したい場合に、押し操作をすることによりその放送番
組を行っているチャンネルがロックされる番組ロック入
力部となっている。すなわち、番組ロックボタン16を
作動させ命令信号発生部34から発光部32を介して命
令信号が送信されると、この命令信号がチューナー4に
受信される。すると、チューナー4では、現在受信して
いる放送番組の放送番組データ7cを抽出し、その放送
時間に関するデータに基づきタイマー27を作動させ
る。それと同時に、チューナー4の制御により周波数切
り換え駆動回路23及び選局回路24にロックをかけ
る。なお、放送番組が終了する時間となると、タイマー
27が解除される。その結果、現在受信している放送番
組を放送終了まで確実にチャンネルロックをし、かつ放
送終了後にロックを解除することが可能となる。
【0045】上述したように構成された放送番組受信予
約装置1を用いて、現在受信している放送番組の次回の
放送予定分を受信予約する時の動作について、図6を用
いて以下に説明する。
【0046】本実施の形態の放送番組受信予約装置1で
は、電源をオフにした際にどのチャンネルを受信してい
たかのデータが、チューナー4のメモリー26に記憶さ
れている。そのため、チューナー4及びモニター装置5
の電源をオンにする(ステップS1)と、電源をオフに
した際のチャンネルの放送番組がチューナー4に受信さ
れる。これによって、この放送番組の映像データ7a及
び音声データ7bが映像検波回路18及び音声検波回路
19を介してモニター装置5に出力される(ステップS
2)。
【0047】なお、このときチューナー4に受信されて
いるチャンネルを含むトランスポンダ7は、この放送番
組の映像データ7a及び音声データ7bに、このトラン
スポンダ7で送られる全てのチャンネルの放送番組デー
タ7c、放送予定番組データ7d及び放送局2から放送
される放送番組に関するEPGデータ7e並びにクロッ
クデータ7fを重畳させた状態で、放送局2から送られ
てくる。チューナー4では、このように送られたトラン
スポンダ7を受信した際に、このトランスポンダ7内の
各種デジタルデータのうちの必要な情報を抽出して記憶
保存する(ステップS3)。
【0048】すなわち、チューナー4は、放送番組デー
タ7cの必要情報をデータ抽出部12で抽出し、それを
放送番組データ読み取り部13に格納する。また、チュ
ーナー4は、放送予定番組データ7dの必要情報及びE
PGデータ7eをデータ抽出部12で抽出し、それらを
番組データ記憶部14に格納する。なお、放送局2から
送られてくるトランスポンダ7内の放送予定番組データ
7d及びEPGデータ7eは、1日1回程度の割合で、
そのデータの内容が更新される。チューナー4では、デ
ータ内容に更新がある場合は、その更新したデータを番
組データ記憶部14に格納する(ステップS4)。
【0049】このようにしてモニター装置5に出力され
た放送番組がユーザーの好みに合わない場合、ユーザー
は、リモコン6を操作してチャンネルを切り換えること
が可能である。その場合、ユーザーは、自身の見たい放
送番組を送っているチャンネルのチャンネル番号をリモ
コン6の番号入力ボタン29aを用いて入力するか、あ
るいはモニター装置5のディスプレイ8に、EPGデー
タ7eに基づく番組表を出力させ、その番組表を見なが
ら入力する。すると、チャンネルを切り換える旨の信号
が、リモコン6からチューナー4に送信される。これに
よって、上述したような方法でチャンネルが切り換わり
(ステップS5)、ユーザーの所望の放送番組がモニタ
ー装置5に出力される(ステップS6)。
【0050】なお、このようにして受信した放送番組の
トランスポンダ7が、チャンネル切り換え前のトランス
ポンダ7と異なる場合は、チューナー4は、新たに放送
番組データ7c、放送予定番組データ7d及びEPGデ
ータ7eを取得することとなる(ステップS7)。ま
た、データ更新切り換え時となると、チューナー4は、
その更新された放送予定番組データ7d及びEPGデー
タ7eを取得することとなる(ステップS8)。
【0051】上述したようにモニター装置5のディスプ
レイ8に表示された放送番組の次回の放送予定分を受信
予約する場合、まずユーザーは、リモコン6のワンタッ
チ予約入力ボタン15を押し操作する(ステップS
9)。すると、リモコン6の命令信号発生部34で受信
予約の命令信号を生成され、この命令信号が発光部32
からチューナー4へ送信される(ステップS10)。
【0052】チューナ4は、リモコン6から送信されて
きた受信予約の命令信号を、受光部20で受信しこれを
制御部22のCPU28に伝送する(ステップS1
1)。CPU28は、この受信予約の命令信号に従い比
較回路25を用いて、現在受信している放送番組の放送
番組データ7cと、放送予定番組データ7dとを比較参
照させる(ステップS12)。その結果、現在受信して
いる放送番組の番組名と一致する番組名の放送予定番組
が放送予定番組データ7d内にある場合には、CPU2
8は、その放送予定番組データ7dに基づいて受信予約
するためのタイマー27をセットする(ステップS1
3)。また、同時にCPU28は、受信予約完了サイン
を出力するLED21aを点灯させる(ステップS1
4)。
【0053】なお、比較参照の結果、現在受信している
放送番組の番組名と一致する番組名の放送予定番組が、
放送予定番組データ7d内にない場合は、CPU28
は、受信予約ができない旨をモニター装置5に表示させ
る(ステップS15)。このとき同時に、モニター装置
5のディスプレイ8には、予約検索動作を継続するか否
かをユーザーに対して判断させる項目が表示される(ス
テップS16)。
【0054】そして、ユーザーが表示項目にカーソルを
合わせて「予約検索動作を継続しない」と入力する(N
O)と、今回の受信予約操作では受信予約がされない状
態で、これら一連の動作が終了する(ステップS1
7)。一方、ユーザーが表示項目にカーソルを合わせて
「予約検索動作を継続する」と入力する(YES)と、
この命令が制御部22内のメモリー26に記憶される
(ステップS18)。また、このときCPU28は、予
約継続サインを出力するLED21bを点灯させる(ス
テップS19)。なお、このメモリー26に記憶された
受信予約の検索継続命令は、チューナー4が放送局2か
ら送られてくるトランスポンダ7から更新された放送予
定番組データ7dを取得するごとに、CPU28によっ
て引き出されて上述したステップS10以降の受信予約
動作を開始する(ステップS20)。
【0055】次に、上述したように構成された放送番組
受信予約装置1を用いて、現在受信している放送番組の
チャンネルをチャンネルロックする時の動作について、
図7を用いて以下に説明する。なお、チャンネル切り換
えまでの動作は、上述した受信予約時の動作と同様なの
で省略する。
【0056】モニター装置5のディスプレイ8に表示さ
れた放送番組のチャンネルロックをする場合、まずユー
ザーは、リモコン6の番組ロックボタン16を押し操作
する(ステップS21)。すると、リモコン6の命令信
号発生部34でチャンネルロックの命令信号が生成さ
れ、この命令信号が発光部32からチューナー4へ送信
される(ステップS22)。
【0057】チューナー4は、リモコン6から送信され
てきたチャンネルロックの命令信号を、受光部20で受
信しこれを制御部22のCPU28に伝送する(ステッ
プS23)。CPU28は、このチャンネルロックの命
令信号に従い比較回路25を用いて、現在受信している
放送番組の放送番組データ7cを参照させる(ステップ
S24)。これによって、CPU28は、現在受信して
いる放送番組の終了時間に関するデータを取得する(ス
テップS25)。
【0058】そして、CPU28は、その放送番組を受
信しているチャンネルが放送時間終了時までチャンネル
ロックされるようにタイマー27をセットする(ステッ
プS26)。このタイマー27がセットされている間、
チューナー4はCPU28の制御によりチャンネル変更
に関する命令信号を受け付けないように制御される。そ
して、タイマー27が解除されると、チューナー4は再
び初期状態に復帰する(ステップS27)。
【0059】本実施の形態の放送番組受信予約装置1
は、上述したように構成したが、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能である。例えば、上述した実施
の形態では、現在受信している放送番組の放送番組デー
タ7cと、放送予定番組データ7dとを比較参照するこ
とによって、現在受信している放送番組名と一致する番
組名のものを検出し、この放送番組の次回放送分のみを
受信予約するように構成している。しかしながら、両デ
ータを参照してジャンルが一致するものを検出し、同ジ
ャンルの番組の受信予約をするようにすれば、ジャンル
は同一でも番組名が違う別の番組、例えばゴルフ番組で
違う講師が出演している別の番組を連続して視聴できる
ようになる。また、本実施の形態では、現在受信されて
いる放送番組の、次回のみでなく次回以降の放送予定番
組を何回分受信可能としてもよい。また、リモコン6で
ワンタッチ予約動作をした際に、次回以降何回分を受信
予約させるかをユーザーに選択させるように画面表示さ
せるようにしてもよい。
【0060】また、本実施の形態の放送番組受信予約装
置1は、チャンネルロックをかけると周波数切り換え駆
動回路23及び選局回路24がロックされ、その間全く
チャンネルの変更ができないように構成されているが、
例えば、チャンネル番号が入力された際に一定期間、具
体的には10〜15秒程度チャンネル変更が可能で、そ
の後自動的にロックをかけたチャンネルに戻るように構
成したり、あるいはチャンネル戻りボタンを設けそのボ
タンを押すと自動的にロックをかけたチャンネルに戻る
ように構成してもよい。
【0061】また、本実施の形態では、リモコン6にワ
ンタッチ予約入力ボタン15と番組ロックボタン16と
を設け、それぞれワンタッチで受信予約及びチャンネル
ロックを行うことができるものとしたが、両ボタンは1
つで兼用させてもよい。また、受信予約とチャンネルロ
ックの、どちらか1つのみできるものとしてもよい。
【0062】また、本実施の形態の放送番組受信予約装
置1は、放送予定番組の受信予約及びチャンネルロック
のみを可能とした装置としているが、タイマー27を利
用してビデオの録画予約も可能な装置としてもよい。こ
の場合、ビデオ録画装置は、チューナー4に内蔵させて
もよいし、あるいはタイマー27によって動作を開始す
る外付けタイプのものとしてもよい。
【0063】また、本実施の形態の放送番組受信予約装
置1では、受信予約が完了した際にはLED21aを、
予約継続となった場合にはLED21bをそれぞれ点灯
させるようにして、ユーザーに状況を知らせるように構
成したが、特にこれらはLEDのように視覚に訴えるも
のでなく音声で出力するようにしても良いし、またモニ
ター装置5のディスプレイ8に表示させるようにしても
よい。また、さらにはなくてもよい。
【0064】またさらに、本実施の形態では、受信予約
操作を行ったにもかかわらず受信予約ができなかった場
合、その受信予約に関する検索を継続するか否かについ
てユーザーに選択させる構成となっているが、ユーザー
が最初に受信予約操作を行うだけでその後の検索の継続
を自動的に行わせるように構成してもよい。
【0065】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、コントロ
ーラを用いて、現在受信している放送番組と番組名等が
同様な放送予定番組を受信予約できるので、この放送番
組が連続ものとなっている場合に容易に次回分の予約を
することができる。さらに、モニター装置に番組表を呼
び出さずにその受信している放送番組の次回分の受信予
約ができるので、受信予約する際に現在受信している放
送番組の邪魔とならないばかりか、番組表を呼び出しそ
の中から検索するという手間が省ける。
【0066】また、請求項2記載の発明によれば、受信
予約操作を行った際にその放送番組の次回分の受信予約
をできなかったとしても、その操作が所定期間有効で、
かつ放送局から更新されたデータが送られてくるたびに
再度番組の検索を行うようになっているので、ある程度
期間が空いて次回放送分が送信されてきた場合にも対応
できるものとなる。
【0067】請求項3記載の発明によれば、現在受信中
の放送番組のチャンネルをロックでき、かつ放送時間が
終了するとそのロックが解除するようになっているの
で、例えば、放送番組を見ている最中に、他のチャンネ
ルを見ようとしたり、あるいは他の番組の受信予約を行
う操作を行うために例えば番組表のチャンネルを表示手
段へ呼び出そうとしても、元のチャンネルを忘れてしま
って復帰できなくなったりという不具合を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の放送番組受信予約装置の
全体概略構造を示したブロック図である。
【図2】図1に示した放送番組受信予約装置のチューナ
ー対して放送局から送られる放送電波の内部構造を示し
た模式図である。
【図3】図1に示した放送番組受信予約装置の制御部を
主に示したブロック図である。
【図4】図1に示した放送番組受信予約装置の全体を模
式的に示した斜視図である。
【図5】図4に示した放送番組受信予約装置のリモコン
の内部構造を示したブロック図である。
【図6】本実施の形態の放送番組受信予約装置を用いて
放送予定番組を受信予約を行うときの動作を示したフロ
ーチャート図である。
【図7】本実施の形態の放送番組受信予約装置を用いて
チャンネルロックを行うときの動作を示したフローチャ
ート図である。
【符号の説明】
1 放送番組受信予約装置 2 放送局 3 放送電波 4 チューナー(放送番組受信装置) 5 モニター装置(表示手段) 6 リモコン(コントローラ) 7c 放送番組データ 7d 放送予定番組データ 13 放送番組データ読み取り部 14 番組データ記憶部 15 ワンタッチ予約入力ボタン(予約入力部) 16 番組ロック入力ボタン(番組ロック入力部) 17 選局受信手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送局から送られてくる放送電波を受信
    しその中から所望の放送番組を選局して受信する選局受
    信手段と、上記放送番組に重畳して送信されるその放送
    番組の放送日、放送時間、チャンネル、ジャンル及び番
    組名等の複数の番組情報からなる放送番組データを読み
    取る放送番組データ読み取り部と、上記放送局から送ら
    れてくる所定期間内の放送予定に関する番組情報からな
    る放送予定番組データを読み取って記憶する番組データ
    記憶部と、を有し、上記放送予定番組データに基づいて
    放送予定番組を受信予約可能な放送番組受信装置と、こ
    の放送番組受信装置で選局された上記放送番組を表示す
    る表示手段と、上記放送番組受信装置の各手段を制御駆
    動させるためのコントローラとを備える放送番組受信予
    約装置において、上記表示手段に表示させている現在受
    信中の放送番組の放送番組データと上記放送予定番組デ
    ータとを比較参照し、上記放送番組の上記ジャンル及び
    上記番組名の少なくとも一方の番組情報と一致もしくは
    類似する番組情報を有する放送予定番組を受信予約可能
    にするための予約入力部を上記コントローラに備えたこ
    とを特徴とする放送番組受信予約装置。
  2. 【請求項2】 前記放送番組の前記放送番組データと前
    記放送予定番組データとを参照した際に、前記放送予定
    番組を受信予約できなかった場合、前記予約入力部で操
    作した動作を所定期間有効なものとし、前記放送局から
    送られてくる前記放送予定番組データが更新された際
    に、再度前記放送番組の放送番組データと更新された前
    記放送予定番組データとを比較参照し、前記放送番組の
    前記ジャンル及び前記番組名の少なくとも一方の番組情
    報と一致もしくは類似する番組情報を有する放送予定番
    組を受信予約可能としたことを特徴とする請求項1記載
    の放送番組受信予約装置。
  3. 【請求項3】 放送局から送られてくる放送電波を受信
    しその中から所望の放送番組を選局して受信する選局受
    信手段と、上記放送番組に重畳して送信されるその放送
    番組の放送日、放送時間、チャンネル、ジャンル及び番
    組名等の複数の番組情報からなる放送番組データを読み
    取る放送番組データ読み取り部と、を有する放送番組受
    信装置と、この放送番組受信装置で選局された上記放送
    番組を表示する表示手段と、上記放送番組受信装置の各
    手段を制御駆動させるためのコントローラとを備える放
    送番組受信予約装置において、上記表示手段に表示させ
    ている現在受信中の放送番組の放送番組データに基づ
    き、この放送番組を受信しているチャンネルを当該放送
    番組が終了するまでロックし、かつ終了した際にロック
    を解除できるようにした番組ロック入力部を上記コント
    ローラに設けたことを特徴とする放送番組受信予約装
    置。
JP10261975A 1998-09-16 1998-09-16 放送番組受信予約装置 Pending JP2000092400A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10261975A JP2000092400A (ja) 1998-09-16 1998-09-16 放送番組受信予約装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10261975A JP2000092400A (ja) 1998-09-16 1998-09-16 放送番組受信予約装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000092400A true JP2000092400A (ja) 2000-03-31

Family

ID=17369270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10261975A Pending JP2000092400A (ja) 1998-09-16 1998-09-16 放送番組受信予約装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000092400A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007074056A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd テレビ受信システム及び携帯テレビ受信装置
JP2007102489A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Sharp Corp 番組データ処理装置、番組データ処理方法、制御プログラム、記録媒体、ならびに、番組データ処理装置を備えた録画装置、再生装置、および、情報表示装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007074056A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd テレビ受信システム及び携帯テレビ受信装置
JP2007102489A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Sharp Corp 番組データ処理装置、番組データ処理方法、制御プログラム、記録媒体、ならびに、番組データ処理装置を備えた録画装置、再生装置、および、情報表示装置
JP4619915B2 (ja) * 2005-10-04 2011-01-26 シャープ株式会社 番組データ処理装置、番組データ処理方法、制御プログラム、記録媒体、ならびに、番組データ処理装置を備えた録画装置、再生装置、および、情報表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0164593B1 (ko) 텔레비젼 수상기 및 비디오 카세트 레코더의 동작 및 제어를 통합하는 시스템
JP4018144B2 (ja) 改良型テレビジョン同調システム
US7224409B2 (en) Channel tuning method and television using channel name auto completion function
JP2001197396A (ja) テレビジョンチャンネルのスペクトルをサーフする方法
JPH0983897A (ja) テレビ受信機
JPH05110966A (ja) 自動pipチヤネル探索方法
JP3832516B2 (ja) 選局方法および選局装置
US20060024029A1 (en) Program output control apparatus and method
JP2006333042A (ja) 表示制御装置
JP2003219298A (ja) デジタル放送受信装置
JP2000184299A (ja) テレビジョン放送受信装置
JPH09214870A (ja) 番組受信方法およびテレビジョン受信機
JP2001245244A (ja) 放送信号受信記録システム
JP2000092400A (ja) 放送番組受信予約装置
JPH11112899A (ja) ディジタル放送受信装置
JP2001309253A (ja) テレビ受信機
JP2003018488A (ja) 番組表の表示装置
KR100599158B1 (ko) 빠른 탐색기능을 구비한 방송수신장치 및 그 방법
JPH11284922A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JPH11252473A (ja) 選局装置
JPH11284920A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP3301586B2 (ja) テレビジョン受像機
JP2000196968A (ja) デジタル放送受信機
KR100737868B1 (ko) 채널 네비게이션 방법 및 이를 수행하기 위한 디지털텔레비전
JP2001145041A (ja) 情報処理装置及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070507

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070706

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070730

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070928