JP2000069436A - 文字放送受信装置 - Google Patents

文字放送受信装置

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JP2000069436A
JP2000069436A JP10230480A JP23048098A JP2000069436A JP 2000069436 A JP2000069436 A JP 2000069436A JP 10230480 A JP10230480 A JP 10230480A JP 23048098 A JP23048098 A JP 23048098A JP 2000069436 A JP2000069436 A JP 2000069436A
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program
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signal
broadcast
analog
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JP10230480A
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Inventor
Masahiko Yamazaki
昌彦 山崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信可能な全ての放送サービスの放送番組情
報を同時に視聴できるようにする。 【解決手段】 文字放送デコーダ部17において、アナ
ログ放送選局部14の映像信号出力から文字放送データ
を抽出し、デジタル放送選局部12のデータ出力から文
字放送データを抽出する。各々選局された文字放送デー
タはバッファメモリ17dに一時的に記憶され、このう
ちの番組情報は逐次番組情報メモリ17jに転送して記
憶される。タイマー部18の定期的な指示により選局部
12、14のチャンネルが順に切換えられて全チャンネ
ルの番組情報が取得され、番組表提示部17kにて番組
表が作成され、画像メモリ17hに転送され、以後、切
替混合部15を介して受像管16で表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字放送受信装置
に関し、特に文字放送を利用してテレビジョン番組の番
組表を作成し表示することのできる文字放送受信装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、地上波テレビジョン放送局
は、テレビジョン信号中に、文字や図形で構成される画
像情報を多重して伝送する文字放送を行っている。文字
放送では、各種の情報番組を放送しており、その中には
自局の番組に関する番組情報を提供しているものもあ
る。従来の自局の番組に関する情報番組の一例を図5に
示す。図5に示す例では、番組の放送時間20、番組タ
イトル21、番組のジャンル22(ドラマ、スポーツ、
バラエティ等)番組内容23等の情報が紹介される。
【0003】但し、各放送局による番組情報は、自局の
番組に関するものしか提供していない。このため、他局
の番組情報を見るためには、一度チャンネルを変えて他
局のテレビジョン放送を受信し、その後に文字放送によ
る番組情報を見ることになる。このため、複数の放送局
の番組情報を同時に見ることができず、不便であった。
【0004】テレビジョン番組に関する情報は新聞の番
組欄や番組情報雑誌等から得ることもできる。しかしな
がら、テレビジョン放送の番組を見るために、わざわざ
新聞の番組欄を見なければならないのは非常に不便であ
る。また、新聞の番組欄や番組情報雑誌等では、放送局
側による放送時間の変更や番組内容の変更について知る
ことができない。この場合、VTR(ビデオテープレコ
ーダ)による予約録画を行っていたとき、指定した時間
帯に予定されていた番組が放送されず、他の番組を録画
してしまう等の問題が発生する。
【0005】また、衛星テレビジョン放送にあっては、
番組情報専用のチャンネルを設けて随時番組内容等の情
報を提供している。この場合においても、他のチャンネ
ルあるいは地上波放送を視聴していると、衛星放送の放
送時間の変更や番組内容の変更があってもこれを把握す
ることは困難であり、VTRの予約録画において同様の
問題が生じる。
【0006】さらに、次世代の地上波テレビジョン放送
としてデジタル放送が予定されており、その普及まで過
渡的にアナログ放送との共存が考えられている。この地
上波デジタルテレビジョン放送にあっても、何らかの方
法で番組情報が提供される予定であり、地上波アナログ
放送、衛星放送と同様の問題が生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の文字放送受信装置では、各放送局による番組情報が
自局の番組に関するものしか提供しておらず、また衛星
放送、次世代デジタルテレビジョン放送等の他の放送サ
ービスについては何ら手立てを施していないため、他局
の番組情報を見るためには、一度所望の放送サービスを
選択し、チャンネルを変えて任意のテレビジョン放送を
受信し、その後に番組情報の内容を見ることになり、複
数の放送局、放送サービスの番組情報を同時に見ること
ができず、不便であった。
【0008】また、自他局共に、放送局側による放送時
間の変更や番組内容の変更について知ることができない
ため、VTRによる予約録画を行っていたとき、指定し
た時間帯に予定されていた番組が放送されず、他の番組
を録画してしまう等の問題が発生する。
【0009】本発明は、上記の問題を解決し、受信可能
な全ての放送サービスにおける放送番組情報を同時に視
聴することができ、しかも各放送局の放送時間の変更、
番組内容の変更に応じて番組情報を更新することのでき
る文字放送受信装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、複数のチャンネルのアナログテレビジョ
ン放送信号を受信するアナログテレビジョン信号受信装
置及び少なくとも1チャンネルからなるデジタルテレビ
ジョン放送信号を受信するデジタルテレビジョン信号受
信装置とを備えるテレビジョン受信システムに用いられ
る文字放送受信装置において、アナログテレビジョン信
号受信装置及びデジタルテレビジョン信号受信装置それ
ぞれに対して複数チャンネルを選局させる選局手段と、
アナログテレビジョン信号受信装置で受信された各チャ
ンネルのアナログテレビジョン信号から文字信号を取り
出す文字信号抽出手段と、この手段で抽出された各チャ
ンネルの文字信号から番組に関する番組情報信号を選択
するアナログ放送番組情報信号選択手段と、デジタルテ
レビジョン信号受信装置で受信された各チャンネル中の
番組に関する番組情報信号を選択するデジタル放送番組
情報信号選択手段と、アナログ放送番組情報信号選択手
段及びデジタル放送番組情報信号選択手段で選択された
各番組情報信号を記憶する番組情報信号記憶手段と、こ
の手段に記憶された複数放送番組の番組情報信号に基づ
いて番組表を作成する番組表作成手段と、この手段で作
成された番組表を映像信号として出力する番組表出力手
段とを具備して構成される。
【0011】この構成によれば、アナログ放送の複数チ
ャンネルの放送番組だけでなく、デジタル放送の複数チ
ャンネルの放送番組の番組情報を取得し、同じ番組表で
同時に表示するようにしているので、受信装置を切換え
ることなくアナログ放送番組、デジタル放送番組を確認
できるようになり、番組選択が容易となる。
【0012】上記構成において、選局手段は、アナログ
テレビジョン信号受信装置及びデジタルテレビジョン信
号受信装置それぞれの一部あるいは全部の電源がオフさ
れていても、常時もしくは一定時間毎に少なくとも選局
手段と、文字信号抽出手段と、アナログ放送番組情報信
号選択手段またはデジタル放送番組情報信号選択手段
と、番組情報信号記憶手段のそれぞれの電源をオンにし
て複数チャンネルの選局を行い、それぞれの番組情報信
号の取得に供するものとする。
【0013】この構成によれば、視聴されていない期間
にアナログ放送、デジタル放送の複数チャンネルの番組
情報を取得しているので、視聴者が受像機の電源をオン
にしてすぐに番組表の表示を指示したとしても、待ち時
間なしに番組表を表示できるようになる。
【0014】デジタルテレビジョン放送受信装置として
は、衛星放送、地上波放送、ケーブル放送におけるデジ
タルテレビジョン放送信号が考えられる。選局手段は、
タイマーを備え、タイマーにセットされた時間間隔で複
数チャンネルの選局を行うものとする。
【0015】この構成によれば、定期的に番組情報の内
容が更新されるようになり、予定されていた番組の延
長、シフト、中止等の番組変更を視聴者に提示すること
ができるようになる。
【0016】番組表作成手段は、アナログ放送番組情報
とデジタル放送番組情報を合わせた番組表と別々の番組
表とを視聴者の指示に応じて選択的に作成するようにし
てもよい。例えば、表示画面がせまい場合には、画面内
の番組表に多くの文字を乗せると見づらくなる。このた
め、視聴者の選択により、アナログ放送番組とデジタル
放送番組とで選択的に表示できるようにすれば、視聴者
は見やすい番組表で内容を確認できるようになる。
【0017】上記構成において、アナログ放送番組情報
信号及びデジタル放送番組情報信号は、信号形式が共通
化されているので、番組表の作成を簡単に行なうことが
できる。
【0018】上記構成において、番組表作成手段は、デ
ジタル放送番組情報信号をアナログ放送番組情報信号の
形式に変換し、あるいはアナログ放送番組情報信号をデ
ジタル放送番組情報信号の形式に変換して番組表を作成
するようにしている。
【0019】この構成によれば、例えば、アナログ放送
用テレビ番組表が248ドット(横)×408ライン
(縦)、全16色表示であり、デジタル放送用テレビ番
組表が720ドット(横)×480ライン(縦)、全2
56色であったとすると、デジタル放送用テレビ番組表
に対して表示エリア変換、減色等の処理を施すことでア
ナログ放送用テレビ番組表と同時に表示することが可能
になり、アナログ放送用テレビ番組表をデジタル放送用
テレビ番組表の形式に変換できることにより、デジタル
放送でアナログ放送用テレビ番組表を伝送することに有
効であり、これにより番組表作成に要する時間を短縮で
きるほか、アナログ放送の翌日分の番組情報を送信する
こと等も可能になる。
【0020】上記構成において、番組表作成手段は、定
期的に番組表を更新するようにしている。さらに、番組
表を用いて録画予約する番組を指定することにより、外
部に接続される録画装置を録画制御してその指定番組を
録画させる録画装置制御手段を備えるようにしている。
【0021】この構成によれば、定期的に番組情報の内
容が更新されるようになり、録画予約されていた番組に
延長、シフト、中止等の番組変更が生じても、この変更
に対応して確実に予約番組に対する録画処理を実行する
ことが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。尚、以下の説明で
は、本発明に関係しない音声系を省略して述べることに
する。図1は本発明に係る文字放送受信装置を用いたテ
レビジョン放送受信装置の構成を示すもので、アンテナ
11で受信された衛星デジタル放送信号はデジタル放送
選局部12に入力され、アンテナ13で受信された地上
波アナログ放送信号はアナログ放送選局部14に入力さ
れる。デジタル放送選局部12、アナログ放送選局部1
4は、いずれもユーザの指定に応じたチャンネルのテレ
ビジョン信号を選局するもので、各々の映像出力は切替
混合部15に送られ、ユーザの指定に応じて選択的に受
像管16に送られて画面表示される。
【0023】ここで、上記デジタル放送選局部12は、
衛星放送の内の番組情報を含むデータ信号を映像信号と
は別に取り出すことができる。このデータ信号は本発明
に係る文字放送デコーダ部17に送られる。また、アナ
ログ放送選局部13で選局された映像信号も文字放送デ
コーダ部17に送られる。
【0024】次に、文字放送デコーダ部17の具体的構
成について図2を参照して説明する。上記文字放送デコ
ーダ部17において、アナログ放送選局部14からの映
像信号は、入力端子17aを介して波形整形回路17b
に入力され、ここでデジタル信号に変換された後、デー
タ取込回路17cに供給される。このデータ取込回路1
7cは、デジタル信号から文字放送データを抽出するも
ので、ここで抽出された文字放送データはバッファメモ
リ17dに一時的に記憶される。尚、データ取込回路1
7cにおけるデータ抽出のタイミング制御及びデータ取
込回路17cからバッファメモリ17dへのデータ転送
制御は、マイクロコンピュータ17eによって行われ
る。
【0025】マイクロコンピュータ17eには、入力装
置17fが接続されている。この入力装置17fはテン
キー等による指定入力を行なうキーを備えたリモコン等
である。マイクロコンピュータ17eは、入力装置17
fからの指示により、バッファメモリ17dに記憶され
た文字放送データをパターンデータあるいは図形データ
等の映像信号に変換するもので、ここで生成された映像
信号は表示制御回路17gを経て表示用の画像メモリ1
7hに転送される。表示制御回路17gは、画像メモリ
17hに書き込まれた表示用データを読み出して例えば
R,G,B方式による映像信号に変換するもので、その
映像信号は出力端子17iを介して上記受像管16に送
られる。
【0026】また、マイクロコンピュータ17eは、バ
ッファメモリ17dにテレビ番組に関する情報が含まれ
る場合に、この情報を番組情報メモリ17jに転送して
記憶する。これがタイマー部18の定期的な指示による
アナログ放送選局部14のチャンネル切替により、複数
チャンネルの番組情報が取得される。尚、この番組情報
には、番組の識別ID、番組の開始日時、終了日時及び
チャンネルを含む情報が含まれている。複数チャンネル
の番組情報は番組表提示部17kに供給され、番組表が
作成される。この番組表を示す情報は、画像メモリ17
hに転送され、以後、切替混合部15を介して受像管1
6で表示される。
【0027】また、デジタル放送受信時において、デジ
タル放送選局部12から出力されるデータ信号は、入力
端子17l及び波形整形回路17mを介してデータ取込
回路17cに入力される。そして、バッファメモリ17
dに一時的に記憶される。このバッファメモリ17dに
記憶されたデータの中にデジタル放送によるテレビ番組
に関する番組情報が含まれる場合、マイクロコンピュー
タ17eは、この番組情報を番組情報メモリ17jに転
送して記憶する。この番組情報メモリ17jに記憶され
たデジタル放送の番組情報は、番組表提示部17kに供
給されて、番組表作成に供される。
【0028】次に、上記構成により、番組表作成及び表
示を行なう動作を図3のフローチャートを参照して説明
する。まず、主電源をONにして受信を開始すると(ス
テップS101)、デジタル放送選局部12、アナログ
放送選局部14及び文字放送デコーダ部17のそれぞれ
の電源がONに設定される(ステップS102)。そし
て、アナログ放送選局部14で選局が行われ(ステップ
S103)、文字放送デコーダ部17の波形整形回路1
7b及びデータ取込回路17cで文字放送データ抽出処
理が行なわれ、文字放送データがバッファメモリ17d
に記憶される(ステップS104)。このバッファメモ
リ17dに記憶された文字放送データの中に番組情報が
含まれる場合に、この番組情報が選択され(ステップS
105)、番組情報メモリ17jに書き込まれる(ステ
ップS106)。
【0029】以上のステップS103〜S106までの
動作がアナログ放送の複数ないし全チャンネルについて
行われたか否かを判断し(ステップS107)、複数な
いし全チャンネルについて行われた場合はステップS1
08に進み、終了していない場合はステップS103に
戻る。ステップS108では、アンテナ11でデジタル
放送が受信されたか否かの判定が行なわれ、受信されて
いる場合には、デジタル放送選局部12で選局が行なわ
れ(ステップS109)、文字放送デコーダ部17の波
形整形回路17m及びデータ取込回路17cで文字放送
データ抽出処理が行なわれ、文字放送データがバッファ
メモリ17dに記憶される(ステップS110)。この
バッファメモリ17dに記憶された文字放送データの中
に番組情報が含まれる場合に、この番組情報が選択され
(ステップS111)、番組情報メモリ17jに書き込
まれる(ステップS112)。
【0030】以上のステップS109〜S112までの
動作がデジタル放送の複数ないし全チャンネルについて
行われたか否かを判断し(ステップS119)、複数な
いし全チャンネルについて行われたか場合はステップS
113に進み、終了していない場合はステップS109
に戻る。
【0031】番組情報メモリ17jに記憶されたアナロ
グ放送及びデジタル放送の番組情報は、番組表提示部1
7kに転送されることにより、番組表作成に供され(ス
テップS113)、以後、画像メモリ17hに書き込ま
れる(ステップS114)。
【0032】ところで、番組表作成後に放送時間や番組
内容が変更されることがある。このため適当な時間毎に
自動的に番組表の情報を作成し直す必要がある。そこで
番組表の書き替えが必要かどうか判断され(ステップS
115)、書き替える場合はステップS103の処理に
戻される。書き替えない場合には、テレビジョン受像機
本体の電源がON状態に設定され(ステップS11
6)、番組表が選択されると、画像メモリ17hから番
組表のデータが読み出され(ステップS117)、受像
管16に番組表が表示される(ステップS118)。こ
れにより、放送時間や番組内容の変更に対応した番組表
が作成される。また、放送時間や番組内容が変更された
場合には、その旨を受像管16に表示する。もしくは音
声を発する等の手段を用いて視聴者に知らせる機能を持
たせることも可能である。
【0033】上記の処理動作により、受像管16には、
図4に示す如くデジタル放送及びアナログ放送のそれぞ
れに対する複数の放送局の番組に関するデータが一度に
表示されることになる。なお、この番組表で表示される
情報は、放送局、放送時間、番組タイトル、ジャンル
(ドラマ、映画、スポーツ、バラエティ等)及び簡単な
番組内容である。
【0034】ところで、テレビ番組に関する文字放送の
形式は、各放送局ごとに異なっているが、この形式を共
通化すれば番組表の作成を簡単に行なうことができる。
また、アナログ放送に比べてデジタル放送は、映像や音
声以外の伝送可能なデータ量が多く、伝送形式も異な
る。そのため従来よりアナログ放送の文字放送形式に互
換性を持たせることで番組表の作成が容易になる。例え
ば、アナログ放送用テレビ番組表が248ドット(横)
×408ライン(縦)、全16色表示であり、デジタル
放送用テレビ番組表が720ドット(横)×480ライ
ン(縦)、全256色であったとすると、デジタル放送
用テレビ番組表に対して表示エリア変換、減色等の処理
を施すことでアナログ放送用テレビ番組表と同時に表示
することが可能になる。
【0035】さらに、デジタル放送は、映像や音声以外
の伝送可能なデータ量が多いだけでなく、また将来的に
チャンネル数も多くなることが予想されることから、例
えばデジタル放送でアナログ放送用テレビ番組表を伝送
することも有効である。これにより番組表作成に要する
時間を短縮できるほか、アナログ放送の翌日分の番組情
報を送信すること等も可能になる。
【0036】また、近年、地上波デジタル放送が予定さ
れているが、その普及までの移行期間にはデジタル放送
とアナログ放送との共存が考えられている。そのために
も上記の番組表形式の共通化及び互換性、デジタル放送
の利用は有効であると考えられる。
【0037】次に、番組表を利用して、視聴者が番組を
視聴する方法を説明する。視聴者は、入力装置17fに
より、図4に示す番組表上のカーソルを操作、もしくは
放送局及び時間を指定することで、番組を選択する。そ
して、マイクロコンピュータ17eは、指定された番組
を番組表提示部17kで識別し、指定されたチャンネ
ル、放送時間帯を認識し、放送時間に合わせて選局す
る。これにより視聴者は番組表を利用して希望する番組
を視聴することができる。
【0038】ここで、番組表から選択した番組に関する
詳細情報を表示したい場合は、番組情報メモリ17jか
ら詳細情報を読み出し表示することも可能である。ま
た、視聴者は、上記図4に示す番組表から、入力装置1
7fによりカーソルを操作して予約録画する番組を指定
し、録画制御部19を介して外部のVTRを制御するこ
とも可能である。この場合、マイクロコンピュータ17
eは、指定された番組を番組表提示部17kで識別さ
せ、指定されたチャンネル、放送時間帯等の情報を録画
制御部19に転送する。そして、録画制御部19は、転
送された情報を基に、外部のVTRを動作制御して番組
の録画処理を実行させる。さらに、番組表に変更があっ
た場合にも、番組表提示部17kで番組表の更新が行な
われ、更新された番組に関する情報が録画制御部19に
転送される。このため、放送時間や番組内容の変更に対
応した予約録画を行なうことができる。
【0039】以上のように上記実施の形態によれば、ア
ナログ放送の複数ないし全チャンネルの放送番組だけで
なく、デジタル放送の複数ないし全チャンネルの放送番
組の番組情報を取得し、同じ番組表で同時に表示するよ
うにしているので、受信装置を切換えることなくアナロ
グ放送番組、デジタル放送番組を確認できるようにな
り、番組選択が容易となる。また、タイマー部18によ
りデジタル放送選局部12及びアナログ放送選局部14
のチャンネル切替を定期的に行なっているので、アナロ
グ放送及びデジタル放送の複数ないし全チャンネルの番
組情報を更新することもできる。
【0040】尚、上記実施の形態では、主電源をONし
たときに全ての機能部がONするものとしたが、主電源
がOFFの状態でも、例えばタイマーによる制御で常時
もしくは一定時間毎に少なくともデジタル放送選局部1
2あるいはアナログ放送選局部14と、波形整形回路1
7b,17mと、データ取込回路17cと、バッファメ
モリ17dとのそれぞれの電源をONにして複数ないし
全チャンネルの選局を行い、それぞれの番組情報信号の
取得に供するようにしてもよい。
【0041】さらに、視聴者がアナログ放送視聴時にデ
ジタル放送選局部12のチャンネル切替を自動的に行な
って、デジタル放送の複数ないし全チャンネルの番組情
報を更新したり、視聴者がデジタル放送視聴時にアナロ
グ放送選局部14のチャンネル切替を自動的に行なっ
て、アナログ放送の複数ないし全チャンネルの番組情報
を更新するようにしてもよい。これによれば、視聴者の
番組視聴を妨げることなく番組表の更新を行なうことが
可能になる。
【0042】この構成によれば、視聴されていない期間
にアナログ放送、デジタル放送の複数ないし全チャンネ
ルの番組情報を取得しているので、視聴者が受像機の電
源をONにしてすぐに番組表の表示を指示したとして
も、待ち時間なしに番組表を表示できるようになる。
【0043】上記構成で受信可能なデジタル放送として
は、衛星放送、次世代の地上波放送、ケーブル放送にお
けるデジタルテレビジョン放送信号が考えられる。ま
た、番組表作成としては、アナログ放送番組情報とデジ
タル放送番組情報を合わせた番組表と別々の番組表とを
視聴者の指示に応じて選択的に作成するようにしてもよ
い。例えば、表示画面がせまい場合には、画面内の番組
表に多くの文字を乗せると見づらくなる。このため、視
聴者の選択により、アナログ放送番組とデジタル放送番
組とで選択的に表示できるようにすれば、視聴者は見や
すい番組表で内容を確認できるようになる。
【0044】なお、番組表は放送局毎や時間帯毎の表示
を行なっても構わないし、カーソルで指定した範囲だけ
を表示してもよい。また、ジャンル毎に表示してもよい
し、特定のタイトル、例えば「経済」というタイトルの
付いた番組毎を表示してもよい。
【0045】また、番組表提示部17kは、デジタル放
送番組情報信号をアナログ放送番組情報信号の形式に変
換し、あるいはアナログ放送番組情報信号をデジタル放
送番組情報信号の形式に変換して番組表を作成するよう
にしているので、例えば、アナログ放送用テレビ番組表
が248ドット(横)×408ライン(縦)、全16色
表示であり、デジタル放送用テレビ番組表が720ドッ
ト(横)×480ライン(縦)、全256色であったと
すると、デジタル放送用テレビ番組表に対して表示エリ
ア変換、減色等の処理を施すことでアナログ放送用テレ
ビ番組表と同時に表示することが可能になり、アナログ
放送用テレビ番組表をデジタル放送用テレビ番組表の形
式に変換できることにより、デジタル放送でアナログ放
送用テレビ番組表を伝送することに有効であり、これに
より番組表作成に要する時間を短縮できるほか、アナロ
グ放送の翌日分の番組情報を送信すること等も可能にな
る。
【0046】なお、アナログ放送番組情報信号及びデジ
タル放送番組情報信号は、送信側でそれぞれの信号形式
が共通化されているものであっても適用可能である。さ
らに、番組表提示部17kは、定期的に番組表を更新し
ており、録画制御部19は、更新された番組表から入力
装置17fにより録画予約する番組が指定された場合
に、VTRを録画制御して指定番組を録画するようにし
ているので、録画予約されていた番組に延長、シフト、
中止等の番組変更が生じても、この変更に対応して確実
に予約番組に対する録画処理を実行することが可能とな
る。
【0047】その他、テレビジョン放送受信装置の構成
や、アナログ放送用テレビ番組表及びデジタル放送用テ
レビ番組表の表示形式や変換形式などについても、この
発明を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、受信
可能な全ての放送サービスにおける放送番組情報を同時
に視聴することができ、しかも各放送局の放送時間の変
更、番組内容の変更に応じて番組情報を更新することの
できる文字放送受信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る文字放送受信装置の一実施の形
態が適用されるテレビジョン放送受信装置の構成を示す
ブロック構成図。
【図2】上記図1に示す文字放送デコーダ部の具体的構
成を示すブロック構成図。
【図3】上記図1及び図2の動作を説明するために示す
フローチャート。
【図4】上記図1の受像管に表示される番組表の一例を
示す図。
【図5】従来の番組に関する情報番組の一例を示す図。
【符号の説明】
11,13…アンテナ、 12…デジタル放送選局部、 14…アナログ放送選局部、 15…切替混合部、 16…受像管、 17…文字放送デコーダ部、 18…タイマー部、 19…録画制御部、 17b,17m…波形整形回路、 17c…データ取込回路、 17d…バッファメモリ、 17e…マイクロコンピュータ、 17f…入力装置、 17g…表示制御回路、 17h…画像メモリ、 17j…番組情報メモリ、 17k…番組表提示部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のチャンネルのアナログテレビジョ
    ン放送信号を受信するアナログテレビジョン信号受信装
    置及び少なくとも1チャンネルからなるデジタルテレビ
    ジョン放送信号を受信するデジタルテレビジョン信号受
    信装置とを備えるテレビジョン受信システムに用いられ
    る文字放送受信装置において、 前記アナログテレビジョン信号受信装置及びデジタルテ
    レビジョン信号受信装置それぞれに対して複数チャンネ
    ルを選局させる選局手段と、 前記アナログテレビジョン信号受信装置で受信された各
    チャンネルのアナログテレビジョン信号から文字信号を
    取り出す文字信号抽出手段と、 この手段で抽出された各チャンネルの文字信号から番組
    に関する番組情報信号を選択するアナログ放送番組情報
    信号選択手段と、 前記デジタルテレビジョン信号受信装置で受信された各
    チャンネル中の番組に関する番組情報信号を選択するデ
    ジタル放送番組情報信号選択手段と、 前記アナログ放送番組情報信号選択手段及びデジタル放
    送番組情報信号選択手段で選択された各番組情報信号を
    記憶する番組情報信号記憶手段と、 この手段に記憶された複数放送番組の番組情報信号に基
    づいて番組表を作成する番組表作成手段と、 この手段で作成された番組表を映像信号として出力する
    番組表出力手段とを具備する文字放送受信装置。
  2. 【請求項2】 前記選局手段は、前記アナログテレビジ
    ョン信号受信装置及びデジタルテレビジョン信号受信装
    置それぞれの一部あるいは全部の電源がオフされていて
    も、常時もしくは一定時間毎に少なくとも前記選局手段
    と、前記文字信号抽出手段と、前記アナログ放送番組情
    報信号選択手段または前記デジタル放送番組情報信号選
    択手段と、前記番組情報信号記憶手段とのそれぞれの電
    源をオンにして複数チャンネルの選局を行い、それぞれ
    の番組情報信号の取得に供することを特徴とする請求項
    1記載の文字放送受信装置。
  3. 【請求項3】 前記デジタルテレビジョン放送受信装置
    は、衛星放送、地上波放送、ケーブル放送の少なくとも
    いずれかにおけるデジタルテレビジョン放送信号を受信
    することを特徴とする請求項1記載の文字放送受信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記選局手段は、タイマーを備え、タイ
    マーにセットされた時間間隔で複数チャンネルの選局を
    行うことを特徴とする請求項1記載の文字放送受信装
    置。
  5. 【請求項5】 前記番組表作成手段は、前記アナログ放
    送番組情報と前記デジタル放送番組情報を合わせた番組
    表と別々の番組表とを視聴者の指示に応じて選択的に作
    成することを特徴とする請求項1記載の文字放送受信装
    置。
  6. 【請求項6】 前記アナログ放送番組情報信号及びデジ
    タル放送番組情報信号は、信号形式が共通化されている
    ことを特徴とする請求項1記載の文字放送受信装置。
  7. 【請求項7】 前記番組表作成手段は、前記デジタル放
    送番組情報信号を前記アナログ放送番組情報信号の形式
    に変換し、あるいは前記アナログ放送番組情報信号を前
    記デジタル放送番組情報信号の形式に変換して番組表を
    作成することを特徴とする請求項1記載の文字放送受信
    装置。
  8. 【請求項8】 前記番組表作成手段は、定期的に前記番
    組表を更新することを特徴とする請求項1記載の文字放
    送受信装置。
  9. 【請求項9】 さらに、前記番組表を用いて録画予約す
    る番組を指定することにより、外部に接続される録画装
    置を録画制御してその指定番組を録画させる録画装置制
    御手段とを備えてなることを特徴とする請求項1記載の
    文字放送受信装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100382510B1 (ko) * 2001-01-08 2003-05-09 엘지전자 주식회사 티브이의 부가정보 표시방법
JP2006509472A (ja) * 2002-12-06 2006-03-16 トムソン ライセンシング スタンバイモードにおけるチューナパワー損失削減
KR100631240B1 (ko) 2004-12-17 2006-10-02 엘지전자 주식회사 유럽식 방송 환경에서 방송 채널 편집 최적화 방법 및 장치
CN105657476A (zh) * 2015-10-22 2016-06-08 乐视致新电子科技(天津)有限公司 节目单的获取方法、服务器、客户端及获取系统

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